JP2004213376A - マスキング装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

マスキング装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷スプールファイルを分析し、機密箇所をマスキングして印刷を行うことにより、機密保持は守られつつスムーズな運用を可能にするマスキング装置及び制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】マスキング処理対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、前記処理対象の文書に前記キーワードが含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング手段とを備える。好ましくは、キーワード毎のマスク範囲と、職位別の解除条件と、マスクの解除期日の少なくとも1つを記憶するマスク属性記憶手段を更に備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明はプリントサーバシステムの印字データをマスキングするマスキング装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、LAN(Local Area Network)などのネットワークにプリンタ装置を直結することができるプリント・サーバ装置が普及している。そのため、LAN等のネットワークに直結されたプリンタ装置を、複数のクライアント(ワークステーション)が共有で使用する形態が増えつつある。
【0003】
このような、複数の利用者がプリンタ装置を共有する場合、機密を保持する必要がある守秘印刷データを印刷するためには、何等かの手段を用いて印刷データを第三者に見られないような手段を有するシステムが必要であると考えられる。
【0004】
このような手段を有する従来の印刷システムとしては、例えば、特許文献1に記載されているように、クライアントとプリントサーバとがファイルサーバを有するネットワークを介して接続され、クライアントから出力される印刷データがプリントサーバでプリントアウトされるものにおいて、クライアント側からユーザ番号とパスワードを入力し、秘匿データに対するパスワードが一致した場合に、プリントサーバからの印刷データの出力が許可されるものがある。
【0005】
また、特許文献2のように、パスワード入力の他に、印刷の機密保持単位を定義づけるキーワードを登録し、登録内容を元にクライアンから転送された印刷データ中にキーワードが含まれているか否かによって印刷データ出力の制御を行うものもある。
【0006】
さらに、特許文献3のようにプリントサーバの他に、ローカルエリアネットワーク管理者のための管理用端末を用意し、プリントサーバがクライアント側から印刷要求を受け付けた時に、スプールファイルを管理用端末に送り、管理者は管理用端末の画面に表示された印刷内容から出力の承認を判断してプリントサーバからの出力の制御を行うものがある。
【0007】
更に、特許文献4のように、予め固有名詞等のマスク対象のキーワードを登録しておき、電子メールの本文中から登録されたマスク対象を抽出してこれらを「***」等に置換して送信することにより、機密漏洩の可能性を低減させる技術が開示されている。
【0008】
又、部門でのファイルサーバで文書を共有している場合では、文書単位や文書を保管するフォルダ単位で、参照権限や印刷権限を設定することもできる。
【0009】
【特許文献1】
特開平8−107504号公報
【特許文献2】
特開平8−314659号公報
【特許文献3】
特開平8−278860号公報
【特許文献4】
特開2002−149638号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが上述のような従来方式では、すべての印刷ページを印刷させないことが前提になってしまっている。例えば、機密情報が記述が印刷データの一部にしかなかったとしても、印字データすべてが制御されてしまう。例えば、共有フォルダにはいっている文書に全文検索を掛けてヒットしたとしても、該当文書に機密情報が少しでも含まれていれば文書全体を印刷することができなくなる。
【0010】
また、秘匿データの概念がクライアント側で印刷を行う個人によって異なるため、特許文献1の方法では、秘匿データにパスワードを付加して印字することは非常にわずらわしい。さらに、特許文献3の方法では管理者が印刷の承認、不承認を判断するので、管理者によって判断の基準が分かれたり、管理者不在の場合には、いつまで経っても印刷許可が下りずに、出力を待たなければいけないという問題がある。
【0011】
更に、特許文献4のように、機密のキーワードのみにマスキングをした場合では、文章の前後関係から容易にキーワードを予測できる場合が少なくないという問題がある。又、キーワードを予測できないようにするためには、登録すべきキーワードの数が多くなり、登録工数、メンテナンス工数等の多大な負担を強いられるという問題がある。
【0012】
又、ファイルサーバで文書単位やフォルダ単位で権限設定を行う場合には、前者の文書単位の権限設定は設定工数が大きくなり負担が重いという問題がある。又、フォルダ単位で権限設定を行う場合には、ある文書の保管フォルダの選択を誤った場合には本来参照や印刷を許されない者がこの文書へアクセスできてしまうという問題がある。
【0013】
本発明はこのような背景の下になされたもので、上記問題を解決するために、印刷スプールファイルを分析し、機密箇所をマスキングして印刷を行うことにより、機密保持は守られつつスムーズな運用を可能にするネットワーク印刷を実現するマスキング装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のマスキング装置は、以下の構成を備える。即ち、
マスキング処理対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
前記処理対象の文書に前記キーワードが含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング手段と
を備える。
【0015】
また、好ましくは、前記マスキング装置の前記マスキング手段は、句読点で判定される1文のマスキングか、あるいは空白行で挟まれる1段落のマスキングを行うことを特徴とする。
【0016】
また、好ましくは、前記マスキング装置は、前記キーワード毎のマスク範囲と、職位別の解除条件と、マスクの解除期日の少なくとも1つを記憶するマスク属性記憶手段を更に備える。
【0017】
また、好ましくは、前記マスキング装置の前記マスキング手段によるマスク範囲は、文、空白行で挟まれた段落、字下げで始まる段落、話題の変更を示す所定の語句で始まる話題変更段落、文書の節、文書の章、文書全体の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、本発明のマスキング装置の制御方法は、以下の構成を備える。即ち、
マスキング対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶媒体に記憶するキーワード記憶工程と、
印刷処理対象の文書に前記キーワードが前記記憶媒体に含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング工程と
を備える。
【0019】
上記目的を達成するために、本発明のマスキング装置の制御を実現するプログラムは、以下の構成を備える。即ち、
マスキング装置の制御を実現するプログラムであって、
前記プログラムを、
マスキング対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
印刷処理対象の文書に前記キーワードが含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング手段として機能させる。
【0020】
例えば、上記目的を達成するために、本発明のプリントサーバの印字データ監視装置においては、クライアントから送られた印刷データをスプールファイルに書き込むスプーラと前記スプールファイルを分析してマスキング処理を行うマスキング用端末、及びマスキングを定義づけるために、機密情報のキーワードを保持しておくキーワード情報ファイルを有する。
【0021】
そして、前記プリントサーバは、クライアントから印刷要求を受け取った時、スプールファイルをマスキング用端末に送る。
【0022】
マスキング用端末はスプールファイルを受け取ってから、前記キーワード情報ファイルを読み込み、あらかじめ登録してあるキーワードに従い、キーワードに一致する単語が含まれている箇所にマスキング処理を施し、修正されたスプールファイルをプリントサーバに返す。
【0023】
本発明では、キーワードが含まれる文章の前の句読点から句読点の間をマスキングすることと、キーワード前後の空白行に囲まれた範囲をマスキングすることにより、機密の漏洩を防ぐ。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。先ず第一の実施形態について、図1と、図5乃至図10を用いて説明する。第一の実施形態は、マスキング処理用の専用端末でマスキング処理を行う形態である。
【0025】
<第一の実施形態>
まず、本発明の第一の実施形態が適用される印刷システムの一例を図1に示す。
【0026】
図1において、100は通信回線であり、主にローカルエリアネットワークを想定している。
【0027】
130は印刷要求を行うユーザ端末である。
【0028】
120はマスキング処理を行うマスキング用端末として機能するマスク端末である。マスク端末120において、126はキーワードファイル、127はマスク属性ファイル、122はマスキング処理を行うマスク処理部である。
【0029】
110はプリントサーバである。プリントサーバ110において、115はスプールファイル、111はユーザ端末130から送信されたスプールファイルをマスク端末120に転送する転送処理部である。
【0030】
140は印刷装置(プリンタ)である。印刷装置140は、プリントサーバ110に接続されている。
【0031】
尚、説明の便宜上、ユーザ端末130は1つしか記載していないが、実際はほとんどの場合、複数台のユーザ端末が接続される。
【0032】
そして、例えば、あるユーザ端末130のアプリケーションからプリントサーバ110に印刷要求が送られるとプリントサーバ110から印字データがスプールファイル115に書きこまれる。
【0033】
そして、プリントサーバ110は作成されたスプールファイル115内の印字データをマスク端末120に送信する。マスク端末120は、キーワードファイル126より、キーワード情報を読みとり、スプールファイル内を検索して、キーワードに一致する単語が含まれている箇所にマスキング処理を施し、修正されたスプールファイルをプリントサーバ110に返す。プリントサーバ110は修正されたスプールファイルを印刷装置140へ書き込み、印刷が行われる。
【0034】
次に、図5は、図1に示されるプリントサーバ110のハードウェア構成を示す構成図である。
【0035】
図5において、CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25、キーボード26、マウス27、ハードディスク28、CD−ROMドライブ29はそれぞれシステムバス20を介して互いに接続されている。
【0036】
システムバス20は、例えばPCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。又、図5では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやいわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略されている。
【0037】
CPU21はオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づいて四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアの制御を行う。RAM22には、ハードディスク28やCD−ROMドライブ29に装着されたCD−ROMやCD−R等の記録媒体から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU21の制御の下に実行される。
【0038】
より具体的には、RAM22には、オペレーションシステムプログラムの他に、各アプリケーションプログラム、すなわち転送処理部111に対応する転送処理プログラム等の各プログラムがロードされ、変数や配列等の一時データ等も記憶されている。ROM23には、オペレーションシステムと協働してハードディスク等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶される。
【0039】
LANアダプタ24は、CPU21によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働してネットワークを介した外部との通信を行う。ビデオアダプタ25はディスプレイ装置に出力する画像信号を生成し、キーボード26やマウス27は、オペレータがプリントサーバ110への命令を入力する場合に用いられる。
【0040】
ハードディスク28には、オペレーションシステムやアプリケーションプログラムやスプールファイル115が記憶される。これらがCPU21の制御の基にRAM22に適宜読み出されることは既に述べた。
【0041】
CD−ROMドライブ29は、CD−ROMやCD−RやCD−R/W等の記録媒体を装着してアプリケーションプログラムをハードディスク28にインストールするのに用いる。尚、CD−ROMドライブ29の代わりにCD−RドライブやCD−R/WドライブやDVDドライブ、MOドライブ等を用いても良いのは言うまでもない。
【0042】
マスク端末120は、本処理機構を構成するマスク処理部122、キーワードファイル126を備えており、キーボード36を備えている。キーボード36はマスク端末120を操作する命令を入力する他、マスキング処理の為のキーワード入力にも用いる。
【0043】
次に、図6は、図1乃至図4のユーザ端末130やマスク端末120、管理端末150のハードウェア構成を示す構成図である。説明の便宜のため、符号が異なるだけなので説明は省略する。
【0044】
図7はこの発明の第一の実施形態を説明するフローチャートである。
【0045】
本フローチャートで、ステップS701乃至S703は、ユーザ端末130のCPU31の制御の下で実行される。又、ステップS721乃至S728は、プリントサーバ110のCPU21の制御の下で実行される。又、ステップS731乃至S733は、マスク端末120のCPU31の制御の下で実行される。又、ステップS741は、印刷装置140で実行される。
【0046】
まず、クライアント(ユーザ端末130)からアプリケーション等を使用し印刷データを作成し印刷ボタンを押下すると(ステップS701)、処理はステップS702へ進みプリントサーバ110へ印刷データを送信して印刷要求を行う。ステップS721で、プリントサーバ110側は印刷データを受け取り、ステップS722でスプールファイルを作成する。
【0047】
プリントサーバ110は、スプールファイル作成後、ステップS723で機密情報マスキング処理のため作成したスプールファイルをマスク端末120へ送信する。その間、プリントサーバ110は処理を待機する(ステップS724)。
【0048】
マスク端末120は、ステップS731でスプールファイルを受け取ってから、ステップS732でマスキング処理を実行する。マスキング処理の詳細は、後に図8の説明で詳述する。
【0049】
次に、ステップS732でマスキング処理が終了した修正スプールファイルは印刷のためプリントサーバ110へ送信され、尚、且つ、本印刷ジョブ中に何箇所マスキング処理を施したかの結果も、ステップS733でプリントサーバ110へ送信される。
【0050】
ステップS724で、処理を待機していたプリントサーバ110は、ステップS725で修正されたスプールファイルを受け取り、ステップS726で印刷装置140に修正されたスプールファイルを送り、ステップS741で印刷を開始させる。また、ステップS727で、マスク端末120から受信したマスキング箇所のカウント結果を、ステップS728で該当するユーザ端末130に通知し、終了する。
【0051】
図8は図7のステップS732のマスキング処理の詳細である。
【0052】
マスク端末120は、プリントサーバ110からスプールファイルを受信後、ステップS831で、キーワードファイル126より機密情報のキーワードを読み取る。次に、ステップS832でスプールファイル内の文字列を全検索する。機密のキーワードと一致する箇所が見つからない場合(ステップS833でNoの場合)は、マスキング処理数は「0」として、マスキング処理を終了する。
【0053】
一方、機密のキーワードと一致する箇所が見つかった場合(ステップS833でYesの場合)、処理は、ステップS834に進み、そのキーワードが含まれる1文の前の句読点から句読点の間にマスキング処理を施す。次に、ステップS835で、キーワード前後の空白行に囲まれた範囲をマスキングする。その後、スプールファイル全体のマスキング処理数を計算してRAM22に記憶してマスキング処理を終了する。
【0054】
尚、図9の901はキーワードファイルの内部構成図である。
【0055】
機密のキーワードのみのマスキング処理では、文章の前後関係から容易にキーワードを予測できる可能性がある。本発明はその予測を防ぐため、キーワードが含まれる文章すべてにマスキング処理を施す。つまり、キーワードが含まれる1文の前の句読点からキーワードが含まれる文章の句読点の間をマスキングすることと、キーワード前後の空白行に囲まれた範囲をマスキングすることにより、機密の漏洩を防ぐという効果を有する。
【0056】
図10はこの発明の実施結果を説明する一例である。
【0057】
1001のような通達の書類を印刷する際、マスキング処理をする一例である。
【0058】
キーワードファイル126を読み込んで、1001の文書を検索すると、「組織変更」、「人事異動」、「経常利益」の3つの機密キーワードが存在する。
【0059】
マスキング処理の処理ステップに沿って、「組織変更」、「人事異動」、の前後の空白行の範囲をマスキング、「経常利益」の前の句読点から次の句読点の間をマスキングする。
【0060】
1002は本実施例で出力された状態である。
【0061】
尚、第一の実施形態のマスキング処理は黒塗りのビットマップを貼り付けることの例を示したが、マスキングができていれば他の処理法、例えばマスキング部分を空白にしたり、特定の文字(例えば*)で埋める方法で行うことも可能である。
【0062】
以上で第一の実施形態の説明を終わる。第一の実施形態の発明によれば、プリントサーバのマスキング処理装置において、機密が含まれるプリント物をネットワーク上で共同で使用するプリンタで出力するとき、クライアント側ではわずらわしいパスワード入力や文書毎の属性設定を行なわずに、余計な印刷制御を受けることなくプリント出来、尚且つ自動的に機密が守られるネットワークプリントシステムを提供できる。
【0063】
また、マスキングされた状態であれば、他人に見られても問題がないし、文書を印刷した本人は作成中の文書の印刷実行時のレイアウトを確認したり、文書の機密部分以外の内容を確認することができる。
【0064】
<第二の実施形態>
次に第二の実施形態について説明する。まず、第二の実施形態の概要を説明する。
【0065】
第二の実施形態においては、図2に示すように、マスキング処理はプリントサーバ110で実行される。そのため、キーワードはキーワードファイル116としてハードディスク28に記憶され、マスキング処理プログラムはマスク処理部112として同じくハードディスク28に記憶され、RAM22に読み出されてCPU21の制御の下で実行される。
【0066】
第二の実施形態においては、ファイルサーバや特定の端末の部門共有フォルダにある文書を印刷する場合に、特定のキーワードが含まれていたらマスキング処理を行い、その際、スプールデータに含まれている文書の作成者のユーザIDと印刷を要求した者のユーザID等に基づいて、マスキングを行うか否かを判定する。
【0067】
この判定のために、マスク属性ファイル117には、当該プリントサーバ110で使用するユーザ属性テーブル(図14)と、キーワードのランクに応じてマスキングする範囲を定義するマスクランクテーブル(図16)と、文書の作成者との関係に基づいてマスキング処理を解除する条件を定義した印刷ランクテーブル(図15)が含まれている。
【0068】
又、マスキング範囲については、キーワードのマスクランクに応じて多数の方法から適切なマスキング範囲が選択される構成となっている。例えば、文書の構成(章立て)を解析して、特定の章や節をマスキングする方法や、特定の段落及び続行する段落で話題が変わる段落を判定し話題が変わる段落の手前の段落までをマスキングする方法、字下げされて始まる文から次の字下げで始まる文迄を段落とみなして、この段落部分をマスキングする方法も用いる。
【0069】
更に、文書全体、特定の章、特性の節、話題が変わるまで、段落(空白行で挟まれているか字下げによる判定)、キーワードが含まれる文だけをマスキングする方法も用いる。
【0070】
次に、第二の実施形態の詳細を図11乃至図16を用いて説明する。
【0071】
第一の実施形態では、マスキング用端末がマスク端末120であったのに対して、第二の実施形態は、プリントサーバ110がマスク用端末である実施形態である。
【0072】
最初に、図11について説明する。図11のフローチャートにおいては、ステップS1101乃至S1103は、ユーザ端末130のCPU31の制御の下で実行される。又、ステップS1121乃至S1125は、プリントサーバ110のCPU21の制御の下で実行される。又、ステップS1141は印刷装置140で実行される。
【0073】
図11のフローチャートにおいて、ステップS1101は図7のステップS701と同様であり、以下、ステップS1102は図7のステップS702と、ステップS1121は図7のステップS721と、ステップS1122は図7のステップS722と、それぞれ同様であるが、ステップS1121においては、印刷データには印刷データの元の文書の作成者及び作成日時に関する情報が含まれている点が異なる。
【0074】
ステップS1122で、スプールファイルが作成されると、処理はステップS1123に進みマスキング処理が実行される。このマスキング処理の詳細は後ほど図12の説明で詳述する。ステップS1104は図7のステップS726と同様であり、以下、ステップS1141は図7のステップS741と、ステップS1125は図7のステップS728と、ステップS1103は図7のステップS703と、それぞれ同様なので説明を省略する。
【0075】
次に、図12は、図11のステップS1123のマスキング処理の詳細を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいては、マスキング処理S1221乃至S1228は、プリントサーバ110のCPU21の制御の下で実行される。
【0076】
マスキング処理S1221では、マスク属性ファイル117から、ユーザ属性テーブル(図14)と、キーワードのランクに応じてマスキングする範囲を定義するマスクランクテーブル(図16)と、文書の作成者との関係に基づいてマスキング処理を解除する条件を定義した印刷ランクテーブル(図15参照)からマスク属性ファイル167の印刷ランクとマスク解除条件とを、RAM22に読み込むと共に図13に示すキーワードファイル126もRAM22に読み込む。
【0077】
次に、ステップS1222では、RAM22に読み込んだ印刷ランクテーブルとユーザ属性テーブルからマスキング処理の要否を判定する。例えば、印刷を要求したユーザが文書作成者の上長であれば印刷ランクは最高の「5」になるのでマスキング処理は必要なくなり(ステップS1223でNo)、処理を終える。
【0078】
他方、印刷ランクが「4」以下の場合は、キーワードファイル126(図13)の印刷ランクに基づいてキーワード毎のマスキング処理が必要になり(ステップS1223でYes)、処理はS1224に進む。
【0079】
ステップS1224は、図8のステップS831と同様であり、ステップS1225は図8のステップS832と同様であり、ステップS1226は図8のステップS833と同様なので説明を省略する。
【0080】
ステップS1225では、キーワードファイル126(図13)のKeyWordに基づいて、印刷する文書のキーワード文字列の全文検索が実行される。キーワードが全く一致しない(ステップS1226でNoの)場合は、処理を終わる。キーワードが一致する(ステップS1226でYesの)場合は、処理はステップS1227に進み、キーワードファイル116のマスクランクに基づいて、マスクランクテーブル(図16)のマスク適用範囲が読み込まれる。
【0081】
ステップS1228では、図16マスクランクテーブルのマスク適用範囲1602の範囲でマスキング処理が実行される。このうち、マスクランク1と2は前述の第一の実施形態と同様だが、マスクランク3では、段落が字下げの有無で段落範囲が判定される。マスクランク4では、話題の変更箇所の区切りでマスキング範囲が判定される。
【0082】
具体的には段落の最初の語句が「他方」「次に」「さて」「第二に」等の話題の変更を通常意味する語句である場合、これらの語句で挟まれる複数段落がマスキング範囲とされる。マスキング範囲5と6では、文書全体の見出しを解析して、章及び節の開始記号を判定する。例えば、「一.」、「1)」、「▲1▼」の様な文書の見出しになっている場合は、「一.」や「二.」は章の区切りと判定され、「1)」や「2)」は節の区切りと判定される。
【0083】
以上で第二の実施形態の説明を終わる。第二の実施形態によれば、文書単位やフォルダ単位の権限設定を行わなくても、各部門の特性に応じた特定のキーワードとそのキーワードが含まれる文書を参照できる社員ランクを設定しておく手間だけで、機密文書を権限のない社員が印刷することを抑止することができる。
【0084】
又、キーワードの特性に応じて文書作成後所定の期間が経過すれば、マスキング処理を行わないように設定できるので、マスキングが必要なくなった文書をいつまでもマスキングする無駄を生じることもない。
【0085】
又マスキングの範囲も、キーワードに応じて柔軟に適切な範囲で選択することができるので、文書の可読性を必要以上に害することなく、セキュリティと業務効率の維持を両立させることができる。
【0086】
尚、第一の実施形態においても、マスク端末120のハードディスク38にマスク属性ファイル117と同様のマスク属性ファイル127を記憶させ、マスク端末120のマスク処理部122に図12に示す前述のマスキング処理を実行させることで同様の効果を奏することができる。
【0087】
<実施形態3>
次に、図3に示す、第三の実施形態は、マスク処理を各ユーザ端末のマスク処理部132で行うものである。キーワードファイル116とマスク属性ファイル117は、管理端末150から登録・修正される。プリントサーバ110のキーワードファイル116及びマスク属性ファイル117の差分データは、配信処理部113によってユーザ端末130に配信され、キーワードファイル136とマスク属性ファイル137が更新される。
【0088】
この第三の実施形態によれば、ファイルサーバ160に記憶されている文書ファイル165や不図示の他のクライアント端末の共有フォルダから他人が作成した文書を印刷する際にも、第一の実施形態又は第二の実施形態と同様のマスキング処理を行うことができ、同様の効果を奏する。
【0089】
<実施形態4>
最後に、図4に示す、第四の実施形態は、マスク処理をファイルサーバ160のマスク処理部162で行うものである。キーワードファイル116とマスク属性ファイル117は、管理端末150から登録・修正される。プリントサーバ110のキーワードファイル116及びマスク属性ファイル117の差分データは、配信処理部113によってファイルサーバ160に配信され、キーワードファイル166とマスク属性ファイル167が更新される。
【0090】
この第四の実施形態によれば、ファイルサーバ160に記憶されている文書ファイル165や不図示の他のクライアント端末の共有フォルダから他人が作成した文書を印刷する際にも、ファイルの読み出し時に第一の実施形態又は第二の実施形態と同様のマスキング処理を行うことができ、同様の効果を奏する。
【0091】
尚、本発明は上記第一の実施形態乃至第四の実施形態のネットワークプリントシステムに限らず、スタンドアロンの環境、及びコンピュータ、ワードプロセッサ、複写機、ファクシミリなどの紙に出力することが可能な装置であれば各種の装置に適用できる。
【0092】
又、第一の実施形態乃至第四の実施形態において、印刷装置140は通信回線100には直接接続されておらず、プリントサーバ110に接続されているが、これに限るものではない。すなわち、印刷装置140を通信回線100を介してプリントサーバ110と接続し、印刷装置140はプリントサーバ110からだけ印刷データを受信するように設定すれば同様の効果を奏することができる。
【0093】
尚、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0094】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0095】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる記録媒体に書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】
又、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システムあるいは装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RWやCD−R等の記録媒体に格納され、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第一の実施形態によれば、プリントサーバのマスキング処理装置において、機密が含まれるプリント物をネットワーク上で共同で使用するプリンタで出力するとき、クライアント側ではわずらわしいパスワード入力や文書毎の属性設定を行なわずに、余計な印刷制御を受けることなくプリント出来、尚且つ自動的に機密が守られるネットワークプリントシステムを提供できる。
【0099】
又、本発明の第二の実施形態によれば、文書単位やフォルダ単位の権限設定を行わなくても、各部門の特性に応じた特定のキーワードとそのキーワードが含まれる文書を参照できる社員ランクを設定しておく手間だけで、機密文書を権限のない社員が印刷することを抑止することができる。
【0100】
又、キーワードの特性に応じて文書作成後所定の期間が経過すれば、マスキング処理を行わないように設定できるので、マスキングが必要なくなった文書をいつまでもマスキングする無駄を生じることもない。又マスキングの範囲も、キーワードに応じて柔軟に適切な範囲で選択することができるので、文書の可読性を必要以上に害することなく、セキュリティと業務効率の維持を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の第二の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
【図3】本発明の第三の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
【図4】本発明の第四の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態におけるマスク端末及びプリントサーバのハードウェア構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態におけるユーザ端末及びファイルサーバのハードウェア構成を示す図である。
【図7】本発明の第一の実施形態における印刷処理の全体フローチャートである。
【図8】本発明の第一の実施形態におけるマスキング処理の詳細フローチャートである。
【図9】本発明の第一の実施形態におけるキーワードファイルのデータ例を示す図である。
【図10】本発明の第一の実施形態におけるマスキングの前後の文書の変化を示す図である。
【図11】本発明の第二の実施形態における印刷処理の全体フローチャートである。
【図12】本発明の第二の実施形態におけるマスキング処理の詳細フローチャートである。
【図13】本発明の第二の実施形態におけるキーワードファイルのデータ例を示す図である。
【図14】本発明の第二の実施形態におけるユーザ属性テーブルのデータ例を示す図である。
【図15】本発明の第二の実施形態におけるマスクランクテーブルのデータ例を示す図である。
【図16】本発明の第二の実施形態における印刷ランクテーブルのデータ例を示す図である。
【符号の説明】
20 システムバス
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 LANアダプタ
25 ビデオアダプタ
26 キーボード
27 マウス
28 ハードディスク
29 CD−ROMドライブ
30 システムバス
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 LANアダプタ
35 ビデオアダプタ
36 キーボード
37 マウス
38 ハードディスク
39 CD−ROMドライブ
100 通信回線
110 プリントサーバ
111 転送処理部
112 マスク処理部
115 スプールファイル
116 キーワードファイル
117 マスク属性ファイル
120 マスク端末
122 マスク処理部
126 キーワードファイル
127 マスク属性ファイル
130 ユーザ端末
132 マスク処理部
136 キーワードファイル
137 マスク属性ファイル
140 印刷装置
150 管理端末
160 ファイルサーバ
162 マスク処理部
165 文書ファイル
166 キーワードファイル
167 マスク属性ファイル
901 キーワード
1001 マスキング処理前の文書
1002 マスキング処理後の文書
1301 キーワード
1302 印刷ランク
1303 マスクランク
1304 解除条件
1401 ユーザID
1402 氏名
1403 職位
1404 所属部門
1405 上長ID1
1406 上長ID2
1501 印刷ランク
1502 印刷時のマスク解除条件
1601 マスクランク
1602 マスク適用範囲

Claims (6)

  1. マスキング処理対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
    前記処理対象の文書に前記キーワードが含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング手段と
    を備えることを特徴とするマスキング装置。
  2. 前記マスキング手段は、句読点で判定される1文のマスキングか、あるいは空白行で挟まれる1段落のマスキングを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスキング装置。
  3. 前記キーワード毎のマスク範囲と、職位別の解除条件と、マスクの解除期日の少なくとも1つを記憶するマスク属性記憶手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のマスキング装置。
  4. 前記マスキング手段によるマスク範囲は、文、空白行で挟まれた段落、字下げで始まる段落、話題の変更を示す所定の語句で始まる話題変更段落、文書の節、文書の章、文書全体の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマスキング装置。
  5. マスキング対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶媒体に記憶するキーワード記憶工程と、
    印刷処理対象の文書に前記キーワードが前記記憶媒体に含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング工程と
    を備えることを特徴とするマスキング装置の制御方法。
  6. マスキング装置の制御を実現するプログラムであって、
    前記プログラムを、
    マスキング対象となる文書を判定するためのキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
    印刷処理対象の文書に前記キーワードが含まれるか否かを判定すると共に、キーワードが含まれる場合にはマスキング処理を行うマスキング手段として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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