JP2004213126A - Icカードリーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】接点駆動装置およびその制御回路と、信号線、ソフトウェア等が不要で、接触通信と非接触通信とを電気的にかつ連続的に切り換えて通信することを可能にしたICカードリーダを得る。
【解決手段】ICカード側接点と接触可能な接触端子を介してデータ授受を行う接触通信手段と、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段14と、接触通信手段を制御するコントロール回路10とを備えるICカードリーダ。ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で、コントロール回路10の接触端子につながる信号線23、25を切断するリレー28を有する。グランドにつながる接触端子とグランドとの間に、グランドから接触端子への電流の流入を阻止するダイオードを接続し、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で非接触通信手段によるデータ授受を可能としてもよい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードとの間で接触により、また非接触によりデータの授受を行うことができるICカードリーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カードリーダとの間で、電気接点に接触通信用接点が接触した状態で信号の通信を行う接触通信と、電気接点と接触通信用接点が非接触の状態で信号の通信を行うことができる非接触通信の両方が可能なICカードが、「コンビカード(コンビネーションカード)」と称して知られている。かかるICカードを使用し、接触通信と非接触通信のいずれかまたは両方を行うことができるICカードリーダがある。
【0003】
このようなICカードリーダの従来例を図5に示す。図5において、符号10は、コンビネーションカードであるICカードとの間で、接触、非接触によるデータ通信の仲介と電力供給の運営を行うためのICを示す。このIC10は、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段と、接触通信手段を制御するコントロール回路を構成しており、図示の例ではMC33560が用いられている。IC10は、各種データの入力端子及び出力端子、制御信号の入力端子及び出力端子、電源の入力端子及び電源を外部に配分するための端子、グランドに接続される端子などを有している。符号12は電源端子を示しており、電源端子12から供給される電力は、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段としての、図示されないアンテナ基板を介して非接触IC制御用基板に実装されたIC10の所定の入出力端子に接続されている。
【0004】
図5において、符号14は、内部電源および接触式ICカード用の電源用コイルでを示しており、このコイル14はDC−DCコンバータコイルを構成している。符号16は、IC10の、グランドに接続すべき端子をグランドに接続する信号線を示している。符号18は、ICカード側の接点と接触すべきカードリーダ側の接点と接続するためのコネクタを示している。このコネクタ18は複数の接点を有してなり、このうち三つの接点20、22、24はグランドに接続されている。また、一つの接点は、信号線25を介してIC10の電力配分端子に接続されている。グランドに接続すべきIC10の端子と、グランドに接続すべき上記コネクタ18の接点は、一括してグランドに落とされている。
【0005】
ICカード側の接点と接触端子とを介してデータの授受を行う場合は、接触通信手段、すなわち、上記コネクタ18の接点に接続されていてICカード側の接点と接触可能な接触端子を介して行う。また、ICカード側と非接触でデータの授受を行う場合は、非接触通信手段、すなわち、ICカード側アンテナとカードリーダ側のアンテナコイルとの間の電磁的結合によって行う。
かかるICカードとカードリーダとの間の通信において、カードリーダの接触通信用接点をICカードの接点に接触させたまま、非接触通信を行うと、通信エラーとなる。このため、非接触通信を行う場合は、接触通信用接点あるいは信号線の機械的な遮断が必要となる。
【0006】
このような、非接触通信を行う場合に、接触通信用接点あるいは信号線を、機械的に遮断するための具体的な手段として、現在、次の二つの方法が採用されている。
1.カードリーダ内のICカードを搬送して、カードリーダの接触通信用接点とICカードの接点とを未接続状態にする(例えば、特許文献1参照)。
2.接触通信用接点を可動機構にし、接触通信時にはICカードに接点を接触させて電気的に接続し、非接触通信時にはICカードの接点から接触通信用接点を離間させ電気的接続を遮断する。
【0007】
【特許文献1】特開2001−109849号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の方法によると、ソレノイド、モータ、リレー等の接点駆動装置およびその制御回路と、信号線、ソフトウェア等が必要となる。加えて、上記1.の従来例によれば、カードを搬送することによって非接続状態にするため、接触通信と非接触通信とを切り換えるのに、カード搬送分の時間がかかることになり、接触通信と非接触通信とを連続的に切り換えて通信することはできない。また、切り換え時に不要な音が発生するという難点もある。上記2.の従来例によれば、カードリーダに、接触通信用接点の可動機構を必要とするため、コスト高となり、カードリーダが大型化する難点がある。また、上記可動機構を稼動させるのに時間を要するため、接触通信と非接触通信とを連続的に切り換えて通信することはできない。さらに、切り換え時に不要な音が発生するという難点もある。
【0009】
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、接点駆動装置およびその制御回路と、信号線、ソフトウェア等が不要で、接触通信と非接触通信とを電気的にかつ連続的に切り換えて通信することを可能にしたICカードリーダを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ICカード側接点と接触可能な接触端子を介してデータ授受を行う接触通信手段と、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段と、接触通信手段を制御するコントロール回路とを備えるICカードリーダであって、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で、コントロール回路の接触端子につながる信号線を切断するリレーを有することを特徴とする。
【0011】
接触通信手段によってICカードとデータ授受を行う場合も、非接触通信手段によってICカードとデータ授受を行う場合も、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態にしておいて差支えがなく、コントロール回路の接触端子につながる信号線を、リレーにより必要に応じて遮断し、また、接続すればよい。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、コントロール回路の上記接触端子につながる信号線はグランドにつながる信号線を含み、このグランドにつながる信号線を上記リレーが切断することを特徴とする。
非接触通信手段によってICカードとデータ授受を行う場合、グランドにつながる信号線がグランドにつながったままになっていると、グランドから上記信号線に電流が流入しようとするが、この信号線はリレーが切断するので、グランドから上記信号線への電流の流入を遮断することができる。
【0013】
請求項3記載の発明は、ICカード側接点と接触可能な接触端子を介してデータ授受を行う接触通信手段と、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段と、接触通信手段を制御するコントロール回路とを備えるICカードリーダであって、グランドにつながる接触端子とグランドとの間に、グランドから接触端子への電流の流入を阻止するダイオードが接続され、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で非接触通信手段によるデータ授受が可能であることを特徴とする。
【0014】
接触通信手段によってICカードとデータ授受を行う場合も、非接触通信手段によってICカードとデータの授受を行う場合も、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態にしておいて差支えがない。グランドから接触端子へ流入しようとする電流がダイオードによって阻止され、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態であっても、非接触通信手段によるデータの授受が可能である。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、コントロール回路のグランド端子とグランドとの間に、上記ダイオードとバランスをとるための第2のダイオードが接続されていることを特徴とする。
グランドにつながる接触端子とグランドとの間に接続されたダイオードの両端子間には所定の電圧が生じ、ダイオードを接続することにより、グランドにつながる接触端子の電圧が変動する。この電圧変動とのバランス上、コントロール回路のグランド端子とグランドとの間に第2のダイオードを接続し、コントロール回路のグランド端子の電圧を、上記接触端子の電圧とほぼ同じにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2を参照しながら本発明にかかるICカードリーダの実施の形態について説明する。なお、図1、図2に示す実施の形態において、図5で説明した従来例の構成と同じ構成部分には共通の符号を付した。
【0017】
図1に示す実施の形態において、符号10は、ICカードとの間で、接触、非接触によるデータ通信の仲介と電力供給の運営を行うためのICを示している。IC10は、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段および接触通信手段を制御するコントロール回路を構成している。IC10は、各種データの入力端子及び出力端子、制御信号の入力端子及び出力端子、電源の入力端子及び電源を外部に配分するための端子、グランドに接続される端子などを有している。符号12は電源端子を示しており、電源端子12から供給される電力は、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段としての図示されないアンテナ基板を介して、非接触IC制御用基板に実装されたIC10の所定の入出力端子に接続されている。
【0018】
図1において、符号14は、内部電源および接触式ICカード用の電源用コイルでを示している。このコイル14はDC−DCコンバータコイルを構成している。符号16は、IC10の、グランドに接続すべき端子をグランドに接続する信号線を示している。符号18は、ICカード側の接点と接触すべきカードリーダ側の接点と接続するためのコネクタを示している。このコネクタ18は複数の接点を有してなり、このうち三つの接点20、22、24は、リレー28の接点と信号線23を介して上記信号線16に接続されている。また、一つの接点27は、上記リレー28の別の接点と信号線25を介してIC10の電力配分端子に接続されている。したがって、上記リレー28の接点は、コントロール回路としてのIC10の、ICカード側の接点と接触する接触端子につながる信号線を切断し、また接続するように構成されている。そして、リレー28による上記信号線の切断または接続の切り換えは、リレー28のコイルと直列に接続されたトランジスタ26を、指令信号によってオン・オフさせることにより行うように構成されている。
【0019】
図3は、本発明にかかるICカードリーダ内部の、機械的構成の例を示す。図3において、ICカードリーダ本体の前面側にはICカードを挿入するゲート40が設けられ、ICカードリーダ本体内にはゲート40に続くカード走行路42が形成されている。ICカードはカード走行路42に沿って水平方向に搬送されるようになっていて、カード走行路42を上下から挟んで一対の磁気ヘッド50が配置され、この磁気ヘッド50よりも奥の方に接触通信用接点48が配置されている。カード搬送方向において磁気ヘッド50とほぼ同じ位置には一対の搬送ローラ52が配置されている。カード走行路42のカード搬送方向の要所要所には、複数の発光素子60が所定の相互間隔をおいてカード走行路42の下側に、光を上向きに出射するように配置されている。カード走行路42の上側には、一つ一つの発光素子60に対向させて受光素子70が配置されている。対をなす発光素子60と受光素子70はカード走行路42内のICカードの有無をそれぞれの位置で検出するためのもので、各発光素子70の検出信号から、ICカードの有無およびカード走行路42内のカード位置を検出することができる。
【0020】
接触通信用接点48がICカードの接点に接触している状態においてICカードのアンテナコイルと対向する位置にアンテナコイル46が配置されている。したがって、この機構は、ICカードを移動させなくても、ICカードとの間で、接触式の通信を行うことができるとともに非接触式の通信も行うことを可能にした構成になっている。ゲート40の上面側には、各種情報を表示するための表示用LED72が組み込まれている。カード走行路42の上方には、カード走行路42と平行にメイン基板44が固定されている。
【0021】
図4は、上記の機構を構成する電気部品を含む電気系統の構成例を示す。メイン基板44には、カードリーダ全体を制御するCPU56を中心にして、CPU56との間で信号を授受する通信回路64、別の通信回路66、電源回路80、LED駆動回路68、モータ駆動回路76、受光素子70、アンプ回路74、接触式ICカード回路62が実装されている。上記通信回路64は、サブ回路基板58上に実装されている前述の非接触IC制御基板10を介してアンテナコイル46から送受信する信号を、CPU56との間で中継し、また、各発光素子60駆動するための電源を中継して供給する。別の通信回路66は、コンピュータなどのホストとCPU56との間での信号の授受を中継する。上記電源回路80は、外部電源を、必要な電圧に変換して必要な個所に供給する。
【0022】
LED駆動回路68は、CPU56からの指令によって表示用LED72の動作を制御し、表示用LED72に各種の情報を表示する。モータ駆動回路76は、カード搬送用のモータ78の動作を制御し、カードの取込、停止、排出等の動作を行わせる。受光素子70の受光信号はCPU56に入力され、どの受光素子が受光信号を出力しているかによって、カードがどこにあるかを検出できるようになっている。アンプ回路74は、磁気ヘッド50によってカードの磁気ストライプに記録する信号を増幅し、また、磁気ヘッド50がカードの磁気ストライプを読み取った信号を増幅してCPU56に入力する。接触式ICカード回路62は、接触通信用接点48を介する接触式ICカードとCPU56との間での信号授受を中継する。
【0023】
上記説明した実施の形態において、ICカード側の接点とカードリーダ側の接触端子とを介してデータの授受を行う場合は、接触通信手段、すなわち、上記コネクタ18の接点に接続されていてICカード側の接点と接触可能な接触通信用接点48を介して行う。また、ICカード側と非接触でデータの授受を行う場合は、非接触通信手段、すなわち、ICカード側アンテナとカードリーダ側のアンテナコイル46との間の電磁的結合によって行う。
【0024】
かかるICカードとカードリーダとの間の通信において、カードリーダの接触通信用接点48をICカードの接点に接触させたまま非接触通信を行うと、通信エラーとなることは既に説明した。そこで、図1に示す実施の形態では、非接触通信を行う場合は、CPUから発した指令信号によってトランジスタ26をオフさせ、リレー28の接点をオフにして、コントロール回路であるIC10の、ICカード側接点と接触可能な接触端子につながる信号線23,25を切断するように構成されている。
【0025】
したがって、図1に示す実施の形態によれば、カードリーダの接触通信用接点48をICカードの接点に接触させたまま非接触通信を行っても、ICカード側接点と接触可能な接触端子につながる信号線23,25が電気的に切断されるため、通信エラーとなることを防止できることはもとより、接触通信と非接触通信を瞬時に切り換えることができ、接触通信と非接触通信とを連続的に切り換えて通信することができる。また、機械的な切り換えと異なり、切り換え時に不要な音が発生することもない。接点駆動装置およびその制御回路と、そのための信号線、ソフトウェア等が不要であるという利点もある。
【0026】
次に、図2に示す実施の形態について説明する。この実施の形態が図1に示す実施の形態と異なる点は、図1に示す実施の形態におけるリレー28およびトランジスタ26に代えて、グランドにつながる前記接触端子20、22、24とグランドとの間に、グランドから上記接触端子への電流の流入を阻止するダイオード30が接続されていることである。このダイオード30がなく、図5に示す従来例のように、接触端子20、22、24が直接グランドに接続されているとすれば、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で非接触通信手段によるデータ授受を行おうとすると、通信エラーが生じる。しかし、図2に示す実施の形態によれば、ダイオード30によって、グランドから上記接触端子への電流の流入が阻止されるため、ICカード側接点と上記接触端子とが接触した状態で非接触通信手段によるデータの授受を行っても通信エラーを生ずることがなく、ICカード側接点と接触端子とが接触した状態で非接触通信手段によるデータ授受が可能となる。
【0027】
ところで、グランドにつながる接触端子とグランドとの間に接続されたダイオード30の両端子間には所定の電圧が生じ、ダイオード30を接続することにより、グランドにつながる接触端子の電圧が変動する。そこで図2に示す実施の形態では、この電圧変動とのバランス上、コントロール回路であるIC10のグランド端子とグランドとの間に第2のダイオード32を接続している。第2のダイオード32の両端子間にも、上記ダイオード30の両端子間の電圧に相当する所定の電圧が生じるので、IC10のグランド端子の電圧を、グランドにつながる上記接触端子の電圧とほぼ同じにすることができる。これによって、カードリーダの動作が安定する利点がある。
図2に示す実施の形態は、図1に示す実施の形態におけるトランジスタ26とリレー28に代わる、ダイオード30と第2のダイオード32とを有する以外は、図1に示す実施の形態と同じであるから、同じ構成部分の説明は省略する。
【0028】
図2に示す実施の形態によれば、図1に示す実施の形態と同様の効果を得ることができるほか、リレーやトランジスタに代えてダイオードを接続するだけでよいため、構成の簡略化とコストの低廉化を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1および2記載の発明によれば、カードリーダの接触通信用接点をICカードの接点に接触させたまま、非接触通信を行っても、ICカード側接点と接触可能な接触端子につながる信号線が電気的に切断されるため、通信エラーとなることを防止できることはもとより、接触通信と非接触通信を瞬時に切り換えることができ、接触通信と非接触通信とを連続的に切り換えて通信することができる。また、機械的な切り換えと異なり、切り換え時に不要な音が発生することもない。接点駆動装置およびその制御回路と、そのための信号線、ソフトウェア等が不要であるという利点もある。
【0030】
請求項3記載の発明によれば、請求項1および2記載の発明と同様の効果を得ることができるほか、リレーやトランジスタに代えてダイオードを接続するだけでよいため、構成の簡略化とコストの低廉化を図ることができる。
【0031】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、グランドにつながる接触端子とグランドとの間に、グランドから上記接触端子への電流の流入を阻止するために接続したダイオードとのバランスをとるために、コントロール回路のグランド端子とグランドとの間に第2のダイオードを接続した。そのため、コントロール回路のグランド端子の電圧を、グランドにつながる上記接触端子の電圧とほぼ同じにすることができ、カードリーダの動作が安定する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるICカードリーダの実施の形態を示す回路図である。
【図2】本発明にかかるICカードリーダの別の実施の形態を示す回路図である。
【図3】本発明にかかるICカードリーダの機構部の構成例を示す側面図である。
【図4】本発明にかかるICカードリーダの電気系統の構成例を示すブロック図である。
【図5】従来のICカードリーダの例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 コントロール回路としてのIC
14 非接触通信手段としてのアンテナコイル
16 信号線
23 信号線
25 信号線
28 リレー
30 ダイオード
32 第2のダイオード

Claims (4)

  1. ICカード側接点と接触可能な接触端子を介してデータ授受を行う接触通信手段と、ICカード側アンテナと非接触でデータの授受を行う非接触通信手段と、上記接触通信手段を制御するコントロール回路とを備えるICカードリーダであって、上記ICカード側接点と上記接触端子とが接触した状態で、上記コントロール回路の上記接触端子につながる信号線を切断するリレーを有するICカードリーダ。
  2. 上記コントロール回路の上記接触端子につながる信号線はグランドにつながる信号線を含み、このグランドにつながる信号線を上記リレーが切断する請求項1記載のICカードリーダ。
  3. ICカード側接点と接触可能な接触端子を介してデータ授受を行う接触通信手段と、ICカード側アンテナと非接触でデータ授受を行う非接触通信手段と、上記接触通信手段を制御するコントロール回路とを備えるICカードリーダであって、グランドにつながる上記接触端子とグランドとの間に、グランドから上記接触端子への電流の流入を阻止するダイオードが接続され、上記ICカード側接点と上記接触端子とが接触した状態で上記非接触通信手段によるデータ授受が可能であることを特徴とするICカードリーダ。
  4. 請求項3記載のICカードリーダにおいて、上記コントロール回路のグランド端子とグランドとの間に、上記ダイオードとバランスをとるための第2のダイオードが接続されているICカードリーダ。
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