JP2004211462A - 便器システム - Google Patents

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JP2004211462A
JP2004211462A JP2003001284A JP2003001284A JP2004211462A JP 2004211462 A JP2004211462 A JP 2004211462A JP 2003001284 A JP2003001284 A JP 2003001284A JP 2003001284 A JP2003001284 A JP 2003001284A JP 2004211462 A JP2004211462 A JP 2004211462A
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drain pipe
toilet
urolith
distance
doppler sensor
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Application number
JP2003001284A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Isou
一義 異相
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】排水管への尿石付着を確実に防止することができる便器システムを提供する。
【解決手段】カウンター1の前面に小便器2が設置され、小便器2の排水が流入する横引き排水管3が設置されている。排水管3の上面部に測距式ドップラセンサ6が設置されている。ドップラセンサ6の検出距離は、尿石が無いときには排水管3の底面までの距離であるが、尿石Aが付着してくると、この検出距離は尿石の表面(上面)となり、それまでよりも低下する。ドップラセンサ6の検出距離から尿石Aの付着が検出されたときには、制御回路14はバルブ12を所定時間開弁作動させ、排水管3内に薬液を供給し、尿石Aを化学的に除去する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水管内に汚れが蓄積することを防止するよう構成された便器システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
便器からの排水が流通する排水管内においては尿石がこびり付き易い。この尿石は尿中のリン酸イオンに由来するものであるところから、尿石の生成を防止しようとする便器システムとして、特開2002−212998号に、排水中の電気伝導度を計測し、この電気伝導度の計測値が所定値以上になった場合に殺菌水を流すものが記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−212998号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開2002−212998号の便器システムは、尿石の堆積それ自体を検知するものではないから、尿石が付着して洗浄が必要になったときに、確実に殺菌水を流すことができるとは限らない。逆に、尿石がそれ程付着していないのに殺菌水が流れてしまうおそれもある。
【0005】
本発明は、尿石の付着を確実に防止することができる便器システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の便器システムは、便器と、該便器の排水を流すための排水管と、該排水管内の汚れ検知手段と、該汚れ検知手段の検知結果に基づいて該排水管を浄化する浄化手段とを有する便器システムにおいて、該汚れ検知手段は該排水管外に配置され、該排水管内にマイクロ波を照射して該排水管内面の付着物の表面までの距離を検知する測距式ドップラセンサであることを特徴とするものである。
【0007】
かかる便器システムにあっては、排水管内に尿石が付着していない場合には、ドップラセンサの検出距離は排水管内面までの距離である。排水管内面に尿石が付着すると、ドップラセンサの検出距離は尿石表面までとなり、それまでの検出距離よりも小さくなるので、尿石付着が検出される。この尿石付着が検出された場合に浄化手段が作動し、尿石が除去される。
【0008】
この尿石は横引き排水管に堆積し易いので、本発明はこのように排水管が横引きされている場合に適用するのに好適である。
【0009】
この浄化手段は、洗浄薬液を供給し、化学的作用によって尿石を除去するものであってもよく、排水管内に水を噴出して付着物を物理的に押し流すものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0011】
図1(a)は実施の形態に係る便器システムが適用されたトイレカウンターの正面図、図1(b)は図1(a)のB−B線断面図(ただし、排水管部分の断面図)である。図2はこの便器システムの制御ブロック図である。
【0012】
トイレルームの壁面に沿ってカウンター1が設置され、このカウンター1の前面に小便器2が設置されている。このカウンター1内には、該小便器2の排水が流入する横引き排水管3が設置されている。この排水管3は、パイプスペース4側に向って下り勾配となっており、該パイプスペース4内に縦通された排水本管5に接続されている。
【0013】
この横引き排水管3の上面部に適宜の間隔をおいて複数個の測距式ドップラセンサ6が設置されている。この実施の形態では、排水管3は塩化ビニルなどの合成樹脂製であり、この排水管3の上面に合成樹脂製の台座7が接着等の取付手段によって固着され、この台座7の上にドップラセンサ6が設置されている。
【0014】
この測距式ドップラセンサ6は、周波数が僅かに異なる2つのcw(coherent wave)波を用いる2周波cwレーダよりなるものである。2周波の周波数差を数十〜数百以上とすることにより1mm以上の分解能を有したものが本実施の形態では好適である。
【0015】
排水管3の上流端には、尿石を除去する作用を有した薬液を貯留するための薬液タンク10が配管11及びバルブ12を介して接続されている。
【0016】
カウンター1には、各小便器2の使用者を検知するための人体検知センサ13が設置されている。この人体検知センサ13及び前記ドップラセンサ6の検出信号は制御回路14に入力されており、この制御回路14によってバルブ12及び各小便器2に洗浄水を供給するための便器洗浄弁15が制御される。
【0017】
このように構成された便器システムにおいて、小便器2の排水は排水管3を介して排水本管5へ排出される。また、小便器2の使用後には便器洗浄弁15が開弁し、小便器2に洗浄水が供給される。なお、小便器2の使用者が検知されたときに小便器2を予備洗浄してもよい。
【0018】
小便器2の使用に伴って、排水管3の内面に少しずつ尿石が付着してくる。ドップラセンサ6の検出距離は、尿石が無いときには排水管3の底面までの距離であるが、尿石Aが付着してくると、この検出距離は尿石の表面(上面)となり、それまでよりも低下する。なお、排水管3内を排水が流れると、ドップラセンサ6の検出距離は水面までの距離となるので、人体検知センサ13が人体を検知しているとき及び便器洗浄弁15が給水動作した後の所定時間内はドップラセンサ6の検出信号はキャンセルされる。
【0019】
ドップラセンサ6の検出距離から尿石Aの付着が検出されたときには、制御回路14はバルブ12を所定時間開弁作動させ、排水管3内に薬液を供給し、尿石Aを化学的に除去する。なお、バルブ12を開弁させて薬液を流した後、所要時間経過後に便器洗浄弁15を開弁させ、排水管3内に水を流すようにしてもよい。
【0020】
上記実施の形態では尿石Aを薬液によって化学的に除去しているが、排水管3内に水を噴出することにより尿石Aを物理的に押し流すようにしてもよい。
【0021】
図3はそのための設備の一例を示すものであり、水道給水管17から水が逆止弁18、給水弁19を介して蓄圧タンク20内に下部から導入される。この蓄圧タンク20は、内部に空気が密封されている。そのため、この空気圧が水道給水元圧と等しくなるまで水が給水管17から徐々に流入する。この蓄圧タンク20内の蓄圧水は、放水管21のバルブ22を開弁することにより、該放水管21を介して排水管3へ噴出する。なお、放水管21の先端にノズルを設け、水を排水管3内に噴出させてもよい。
【0022】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、便器は洋風便器や和風便器などであってもよい。便器やドップラセンサの数は図示以外としてもよい。本発明は縦引きされた排水管の尿石付着防止に適用されてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると排水管への尿石付着を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係る便器システムが適用されたトイレカウンターの正面図、図1(b)は図1(a)のB−B線断面図(ただし、排水管部分の断面図)である。
【図2】この便器システムの制御ブロック図である。
【図3】別の実施の形態に用いられる水噴出機構の説明図である。
【符号の説明】
1 カウンター
2 小便器
3 排水管
6 ドップラセンサ
10 薬液タンク
12 バルブ
20 蓄圧タンク

Claims (4)

  1. 便器と、該便器の排水を流すための排水管と、該排水管内の汚れ検知手段と、該汚れ検知手段の検知結果に基づいて該排水管を浄化する浄化手段とを有する便器システムにおいて、
    該汚れ検知手段は、該排水管外に配置され、該排水管内にマイクロ波を投射して該排水管内面の付着物の表面までの距離を検知する測距式ドップラセンサであることを特徴とする便器システム。
  2. 請求項1において、該排水管は横引きされており、前記ドップラセンサは該排水管の上面部分に配置されていることを特徴とする便器システム。
  3. 請求項1又は2において、浄化手段は排水管内に洗浄薬液を供給する手段であることを特徴とする便器システム。
  4. 請求項1又は2において、浄化手段は排水管内に水を噴出する手段であることを特徴とする便器システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121276A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Toto Ltd 小便器システム
JP5366036B1 (ja) * 2013-07-18 2013-12-11 Toto株式会社 横引排水配管洗浄ユニットおよび便器システム

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JP2010121276A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Toto Ltd 小便器システム
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