JP2004210406A - 強化包装紙 - Google Patents

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英稔 富井
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Abstract

【課題】包装紙における強化構造目的を達成しながら、同時に緩衝性を向上せしめ、更には無公害焼却処理と完全リサイクル目的を達成する強化包装紙を提供する。
【解決手段】クラフト紙から成る第1紙製シート1とクラフト紙から成る第2紙製シート2とを貼り合わせ、該第1紙製シート1と第2紙製シート2の貼り合わせ界面にクラフト紙から成る縦方向紙製テープ3を間隔を置いて並列に介在すると共に、クラフト紙から成る横方向紙製テープ4を上記縦方向紙製テープ3と交差組みしつつ間隔を置いて並列に介在したクラフト紙から成る強化包装紙。
【選択図】 図3

Description

本発明は貼り合わせシートから成る包装紙、殊に包装品に対し緩衝効果を向上し且つ引き裂き強度を富有させた貼り合わせ包装紙における強化構造に関する。
従来より各種工業製品の包装紙として、強靱で耐湿性に富み、安価であるところからクラフト紙を用いた強化包装紙が多用されている。
この強化包装紙は、二枚のクラフト紙を貼り合わせ、この貼り合わせ界面にPP、PEから成る合成樹脂製メッシュを介在させた貼り合わせ構造、或いは同貼り合わせ界面にPP、PEから成る合成樹脂製フイルムを介在させた貼り合わせ構造を採っている。
然しながらこれら強化包装紙は、合成樹脂製メッシュや合成樹脂フイルムをサンドイッチした貼り合わせ構造であるためリサイクル性に欠ける問題と、焼却処理時に有害ガスを発生する問題を内在しており、その改善が課題となっている。
これに対し出願人は特開2001−172899号に示すように、第1紙製シートと第2紙製シートとを貼り合わせ、該第1,第2紙製シートの貼り合わせ界面に紙製テープを間隔を置いて一方向に並列に介在して第1,第2紙製シートと貼り合わせたクラフト紙から成る強化包装紙を提供している。
この強化包装紙は上記メッシュやフイルムを使用せずに強化目的を達成しつつ、上記従来例における問題点を解決できる利点を有しているが、包装対象物や包装条件によっては更なる強度付加と緩衝性の向上が求められている。
本発明は上記合成樹脂製メッシュや合成樹脂製フイルムを介在させた従来例における問題点を適切に解決しつつ、特開2001−172899号にて提案された強化包装紙の引き裂き強度に対する強化目的を向上しつつ、同時に緩衝性を向上せしめた強化包装紙を提供するものである。
この強化包装紙は第1紙製シートと第2紙製シートを貼り合わせ、第1,第2紙製シートの貼り合わせ界面に縦方向紙製テープと横方向紙製テープとを交差組みして介在した貼り合わせ構造を有する。
即ち第1紙製シートと第2紙製シートとを貼り合わせ、該第1,第2紙製シートの貼り合わせ界面に縦方向紙製テープを間隔を置いて並列に介在すると共に、横方向紙製テープを上記縦方向紙製テープと交差組みしつつ間隔を置いて並列に介在した貼り合わせ構造を有する。
この強化包装紙は無公害焼却処理と完全リサイクル(古紙再生)を可能としつつ、併せて第1,第2紙製シートを格子状に細分する縦方向と横方向の紙製テープの介在と、交差組み部の形成によって包装紙の強化目的を有効に達成し、且つ包装品に対する緩衝効果を向上する。
好ましくは上記並列端の上記縦方向紙製テープ又は/及び横方向紙製テープの耳部端辺を上記第1紙製シートと第2紙製シートの各耳部端辺に一致させて同各テープを介在し、強化包装紙の耳部からの引き裂けを有効に防止する。
適例として上記第1紙製シート又は/及び第2紙製シートはクラフト紙を用いる。即ち一方をクラフト紙にし、他方を透視可能なグラシン紙にするか、両シートをクラフト紙にする。
同様に上記縦方向紙製テープと横方向紙製テープとしてクラフト紙を適用する。従って第1,第2紙製シートと縦横の紙製テープの夫々をクラフト紙とした、全クラフト紙製の強化包装紙を含む。
上記第1,第2紙製シートと縦横の紙製テープはクレープを施さない平紙を用いる。又は上記第1紙製シートと、第2紙製シートと、上記縦方向紙製テープと、横方向紙製テープは夫々クラフト紙にクレープ(縮み皺)を施したクレープ紙を用い、包装品に対する緩衝効果を富有せしめる。
上記強化包装紙は、同包装紙における強化構造目的を達成しながら、同時に緩衝性を向上せしめ、更には無公害焼却処理と完全リサイクル目的を達成できる。総じてクラフト紙の包装紙としての利点を活かした強化包装紙を提供できる。
図1乃至図6に示すように、第1紙製シート1と、第2紙製シート2とを用意し、第1,第2紙製シート1,2間に縦方向紙製テープ3と横方向紙製テープ4を交差組みして介在し三者を接着材を介して貼り合わせ構造にする。紙製とはパルプ又は古紙パルプから抄造した紙を意味する。
上記によって、第1,第2紙製シート1,2の貼り合わせ界面に縦方向紙製テープ3を夫々縦方向に間隔を置いて並列に介在すると共に、横方向紙製テープ4を横方向に間隔を置いて並列に介在して交差組み部5を形成する。
縦方向紙製テープ3の並列間隔は等間隔であり、横方向紙製テープ4の並列間隔も等間隔であり、全体として正格子組みされ、第1,第2紙製シート1,2を正格子に細分する。この格子組み構造により強化目的を達成し、且つ包装品に対する緩衝効果を向上する。
図1A,図2A,図3Bに示すように、上記並列した縦方向と横方向の紙製テープ3,4は全て並列した一方の紙製テープ表面に他方の紙製テープの表面が重なるように平組み状態で交差組みして上記第1,第2紙製シート1,2の貼り合わせ界面に介在する。
他例として図1B,図2B,図4に示すように、上記縦方向紙製テープ3と横方向紙製テープ4は、隣接する一方の縦方向紙製テープ3(横方向紙製テープ4)の上面に横方向紙製テープ4(縦方向紙製テープ3)を重ね、他方の縦方向紙製テープ3(横方向紙製テープ4)の下面に同横方向紙製テープ4(同縦方向紙製テープ3)を重ね、これを交互に繰り返すことによって両テープ3,4を編み組みし、上記第1,第2紙製シート1,2の貼り合わせ界面に介在する。
上記第1,第2紙製シート1,2は格子組み窓において互いに接着し、縦方向紙製テープ3と横方向紙製テープ4は第1,第2紙製シート1,2と接着しつつ、交差組み部5において互いに接着する。
好ましくは図2A,B並びに図3乃至図5に示すように、上記並列端の縦方向紙製テープ3又は/及び横方向紙製テープ4の耳部端辺8又は/及び9を上記第1紙製シート1と第2紙製シート2の各耳部端辺6又は/及び7に一致させて同各テープを介在し、強化包装紙の耳部からの引き裂けを有効に防止する。
図3Aに示すように、上記強化包装紙は巻芯に多重巻きしてロール紙10として販売しユーザーに供され、ユーザーはロール紙10を巻き戻しつつ横方向に切断し、任意の長さの包装紙として使用する。
このロール紙10の場合、図3B,図4に示すように、長尺包装紙の長手方向の耳部端辺6と縦方向紙製テープ3の耳部端辺8とを一致させる。即ち左右並列端の縦方向紙製テープ3を長尺包装紙の長手方向の耳部端辺6に沿って延在させつつ、両耳部端辺6,8を一致させロール紙10の側面(耳部端辺6)に外的衝撃が加わった場合の引き裂けと、使用時における引き裂けを有効に防止する。
又は上記強化包装紙は図5に示すように、一定の縦横寸法を有する矩形の枚葉紙として販売されユーザーに供される。この場合左右並列端の縦方向紙製テープ3の耳部端辺8は包装紙(第1,第2紙製シート)の縦方向の左右耳部端辺6と一致させると共に、上下並列端の横方向紙製テープ4の耳部端辺9は包装紙(第1,第2紙製シート)の横方向の上下耳部端辺7と一致させ、強化包装紙の四辺の耳部からの引き裂けを有効に防止する。実施に応じ縦方向の耳部端辺6,8又は横方向の耳部端辺7,9の一方を一致させる場合を含む。
適例として上記第1紙製シート1又は/及び第2紙製シート2はクラフト紙を用いる。即ち一方をクラフト紙にし、他方を透視可能なグラシン紙にする。又は両シート1,2をクラフト紙にする。
同様に上記縦方向紙製テープ3と横方向紙製テープ4としてクラフト紙を適用する。従って第1,第2紙製シート1,2と縦横の紙製テープ3,4の夫々をクラフト紙とした、全クラフト紙製の強化包装紙を含む。
上記第1,第2紙製シート1,2と縦方向と横方向の紙製テープ3,4とはクレープを施さない平紙を用いる。
又適例として図6に示すように、上記第1紙製シート1と、第2紙製シート2と、上記縦方向紙製テープ3と、横方向紙製テープ4は夫々クラフト紙にクレープ(縮み皺)を施して成るクレープ付き紙製シート及びクレープ付き紙製テープを用い、包装品に対する緩衝効果を富有せしめる。このクレープ紙の皺形状は、既知の方法により上記第1紙製シート1と、第2紙製シート2と、上記縦方向紙製テープ3と、横方向紙製テープ4の抄造時又は抄造後に付与して貼り合わせ構造にする。
抄造後にクレープを施す好ましい例示として、第1,第2紙製シート1,2と縦方向と横方向テープ3,4を前記の如く貼り合わせ構造にした後、この貼り合わせ状態において一時に上記クレープを施す。
図6はこの抄造後であって且つ貼り合わせ構造にした後にクレープを施した場合の包装紙を示し、第1紙製シート1と、第2紙製シート2と、上記縦方向紙製テープ3と、横方向紙製テープ4に施されたクレープは全て同方向、即ち横方向に延びるクレープである。この貼り合わせ後クレープを包装紙は各シートとテープ1,2,3,4の相互の接着が損なわれず健全に維持する。
Aは第1,第2紙製シート間に縦方向紙製テープと横方向紙製テープを編み組みせずに平組みにて交差組みし介在する強化包装紙を貼り合わせ前の状態を以って示す拡大断面図、Bは第1,第2紙製シート間に縦方向紙製テープと横方向紙製テープを編み組みして交差組みし介在する強化包装紙を貼り合わせ前の状態を以って示す拡大断面図。 A,Bは同貼り合わせ後の強化包装紙の構造を示す拡大断面図。 Aはロール紙にした強化包装紙を示す斜視図、Bは縦横紙製テープを平組み状態で交差組みし介在した強化包装紙を一部切欠して示す拡大平面図。 縦横紙製テープを編み組み状態で交差組みし介在した強化包装紙を一部切欠して示す拡大平面図。 枚葉紙にした強化包装紙を一部切欠して示す拡大平面図。 上記ロール紙並びに枚葉紙から成る強化包装紙にクレープを施した状態を一部切欠して示す拡大平面図。
符号の説明
1 第1紙製シート
2 第2紙製シート
3 縦方向紙製テープ
4 横方向紙製テープ
5 交差組み部
6 第1,第2紙製シートの左右耳部端辺
7 第1,第2紙製シートの上下耳部端辺
8 並列端の縦方向紙製テープの耳部端辺
9 並列端の横方向紙製テープの耳部端辺
10 ロール紙

Claims (3)

  1. クラフト紙から成る第1紙製シートとクラフト紙から成る第2紙製シートとを貼り合わせ、該第1,第2紙製シートの貼り合わせ界面にクラフト紙から成る縦方向紙製テープを間隔を置いて並列に介在すると共に、クラフト紙から成る横方向紙製テープを上記縦方向紙製テープと交差組みしつつ間隔を置いて並列に介在したことを特徴とする強化包装紙。
  2. クラフト紙から成る第1紙製シートとグラシン紙から成る第2紙製シートとを貼り合わせ、該第1,第2紙製シートの貼り合わせ界面にクラフト紙から成る縦方向紙製テープを間隔を置いて並列に介在すると共に、クラフト紙から成る横方向紙製テープを上記縦方向紙製テープと交差組みしつつ間隔を置いて並列に介在したことを特徴とする強化包装紙。
  3. 上記並列端の縦方向紙製テープ又は/及び横方向紙製テープの耳部端辺を上記第1紙製シートと第2紙製シートの各耳部端辺に一致させたことを特徴とする請求項1又は2記載の記載の強化包装紙。
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