JP2004208995A - 競技用審判支援装置、競技結果表示装置及び競技用審判支援システム - Google Patents

競技用審判支援装置、競技結果表示装置及び競技用審判支援システム Download PDF

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一記 喜多
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Abstract

【課題】審判員が競技者の競技動作を判定した得点を決定し、この得点により順位を競う採点型の競技においても審判を支援することのできる競技用審判支援装置等を提供する。
【解決手段】審判知識データベース161には、判定基準データ164が予め記憶されているとともに、競技時において競技者データ163と審判結果データ165が記憶される。すなわち、フリースタイルスキーにおけるモーグルの場合、判定基準データ164としては、「ターン回数:1回(5点) 2回(10点)」、「エア:1m(5点) 1.5m(10点)」「スピード:時速40Km(5点) 50Km(10点)」が記憶されている。また、競技者データ163としては、実際に当該競技者が競技で行った競技者データが記憶される。また、この場合、3要素の合計得点はが25であれば、審判結果データ165には「3要素合計:25」が記憶される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、審判員が競技者の競技動作を判定して得点を決定する採点型の競技における競技用審判支援装置及び競技結果表示制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
従来、競技の審判を支援するための装置として各ランナーの所要時間及び順位を集計するものが提案されている。この装置は、ゴールセンサによりゴールをランナーが通過したことを検出し、このときの時刻(ゴール時刻)を時間管理部が判定する。またゴール位置を通過した後、ランナーに取り付けられたトランスポンダから送信される固有情報を、ゴール係員が手持ちで使用するハンディアンテナ部により受信し、この固有情報をゴール順管理部が受信順(ゴール順)に管理する。そして、集計部が、時間管理部により管理されるゴール時刻に基づいて所要時間を求めるとともに、この所要時間をゴール管理部が管理する固有情報に基づいて各ランナーの所要時間及び順位を集計するものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−147511号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の装置にあっては前述のようにランナーの所要時間及び順位を集計するものであることから、この装置を利用できるのは、ゴールまでの到着順を競うゴール型の競技に対してのみである。一方、競技には、このようにゴールまでの到着順を競う競技のみならず、例えばフリースタイルスキーにおけるモーグルやエアリアル、スノーボードにおけるハーフパイプ、フィギアスケート、体操等審判員が競技者の競技動作を判定して得点を決定し、この得点により順位を競う採点型の競技が数多く存在する。
【0008】
したがって、前述した従来の装置では、ゴールまでの到着順を競うゴール型の競技においては審判を支援することができるにしても、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において審判を支援することができるものではない。
【0009】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、審判員が競技者の競技動作を判定した得点を決定し、この得点により順位を競う採点型の競技においても審判を支援することのできる競技用審判支援装置及び競技結果表示制御装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記課題を解決するために請求項1の発明にかかる競技用審判支援装置にあっては、競技者に保持されている通信端末から送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、この作成した審判結果データを外部に送信する送信手段とを備える。したがって、この送信手段から送信される審判結果データの内容は、競技用審判支援装置によって作成された客観性のあるものとなる。したがって、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、前記審判結果データを用いることにより、客観性のある採点を行うことができ、これにより採点型の競技において審判を支援することができる。
【0012】
また、請求項2の発明にかかる競技用審判支援装置にあっては、前記送信手段は、前記競技者に保持されている前記通信端末に前記審判結果データを送信する。したがって、競技者に保持されている通信端末において、審判結果データを表示することが可能となり、例えば競技開始直前の練習において審判結果データを視認することにより、効果的な直前練習が可能となる。
【0013】
また、請求項3の発明にかかる競技用審判支援装置にあっては、前記送信手段は、前記競技者が行う競技の審判員が所持する審判員端末に前記審判結果データを送信する。したがって、審判員端末に審判結果データを表示させることも可能となり、これにより審判員の主観により左右されやすい採点型の競技において、採点結果に客観性を付与することができる。
【0014】
また、請求項4の発明にかかる競技用審判支援装置にあっては、前記審判結果データ作成手段は、予め記憶手段に記憶されている判定基準データと前記競技者データとを比較し、その比較結果に基づき前記審判結果データを作成する。したがって、作成された審判結果データの客観性が一層高まる。
【0015】
また、請求項5の発明にかかる競技結果表示装置にあっては、競技者が装着する競技用具に配置され、前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信するセンサー装置と、前記競技者に保持され前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信し、この受信した競技者データを外部に送信する通信端末とを備えており、前記通信端末は、前記競技者データを外部に送信した後に、外部から送られてきた前記競技者データに基づく審判結果データを受信する受信手段と、この受信手段により受信された審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段とを備えている。
【0016】
したがって、競技者は競技用具にセンサー装置を配置し、通信端末を保持して競技を行う。すると、センサー装置で検出された競技者データが通信端末により受信された後、外部に送信される。また、通信端末は外部から送信されきた競技者データに基づく審判結果データを受信して、表示手段に表示させる。したがって、競技者は競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができる。また、例えば競技開始直前の練習において審判結果データを視認することにより、効果的な直前練習が可能となる。
【0017】
また、請求項6の発明にかかる競技結果表示装置にあっては、前記センサー装置は、更に前記競技者の身体に配置されている。したがって、競技者の身体の動きを精度よく検出した競技者データを送信することができ、その結果、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、審判結果データの信頼性を高めることができる。
【0018】
また、請求項7の発明にかかる競技用審判支援システムにあっては、競技者が装着する競技用具に配置されるセンサー装置、競技者に保持される通信端末、及び及び競技用審判支援装置で構成され、前記センサー装置は、前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信し、前記通信端末は、前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信する第1の受信手段と、この第1の受信手段により受信した競技者データを外部に送信する送信手段と、前記競技用審判支援装置の送信手段から送信されてくる審判結果データを受信する第2の受信手段と、この第2の受信手段により受信された前記審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、前記競技用審判支援装置は、前記通信端末の送信手段からから送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、この作成した前記審判結果データを前記競技者側装置に送信する送信手段とを備える。
【0019】
したがって、競技者は競技用具にセンサー装置を配置し、通信端末を保持して競技を行う。すると、センサー装置で検出された競技者データが通信端末により受信された後、競技用審判支援装置に送信される。競技用審判支援装置は、競技者データを受信し、この競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成して送信する。すると、競技者側装置の通信端末は、競技用審判支援装置から送信されきた競技者データに基づく審判結果データを受信して、表示手段に表示させる。したがって、競技者は競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができる。よって、競技者が競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができるシステムを確立することができる。また、例えば競技開始直前の練習において審判結果データを視認することにより、効果的な直前練習が可能となるシステムを確立することができる。
【0020】
また、請求項8の発明にかかる競技用審判支援システムにあっては、競技者に配備される競技者側装置、競技審判員が所持する審判員側装置、及びこれら競技者側装置と審判員側装置とデータ送受信可能な競技用審判支援装置とで構成され、前記競技者側装置は、競技者が装着する競技用具に配置され、前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信するセンサー装置と、前記競技者に保持され前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信し、この受信した競技者データを外部に送信する通信端末とを備えており、前記競技用審判支援装置は、前記通信端末から送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、この作成した前記審判結果データを前記審判員側装置に送信する送信手段とを備えており、前記審判員側装置は、前記競技用審判支援装置の送信手段から送信されてくる審判結果データを受信する受信手段と、この受信手段により受信された前記審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段とを備える。
【0021】
したがって、競技者は競技用具にセンサー装置を配置し、通信端末を保持して競技を行う。すると、センサー装置で検出された競技者データが通信端末により受信された後、競技用審判支援装置に送信される。競技用審判支援装置は、競技者データを受信し、この競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成して送信する。すると、競技審判員が所持する審判員側装置は、競技用審判支援装置から送信されきた競技者データに基づく審判結果データを受信して、表示手段に表示させる。したがって、審判員側装置に表示される審判結果データの内容は、競技用審判支援装置によって作成された客観性のあるものとなる。したがって、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、審判員が前記審判結果データを視認することにより、客観性のある採点を行うことができ、これにより採点型の競技において審判員を支援することのできるシステムを確立することができる。
【0022】
また、請求項9の発明にかかる競技用審判支援システムにあっては、前記前記審判結果データ作成手段は、予め記憶手段に記憶されている判定基準データと前記競技者データとを比較し、その比較結果に基づきで前記審判結果データを作成する。したがって、作成された審判結果データの客観性が一層高いシステムを確立することができる。
【0023】
また、請求項10の発明にかかる競技用審判支援システムにあっては、前記センサー装置は、更に前記競技者の身体に配置されている。したがって、競技者の身体の動きを精度よく検出した競技者データを送信することができ、その結果、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、審判結果データの信頼性を高めたシステムを確立することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る競技用審判支援システムは、競技者Pの身体各部や競技用具Tの所定箇所に装着可能な無線センサ装置1、この無線センサ装置1と通信可能であって競技者Pの腕に装着可能な腕時計端末2、同様に無線センサ装置1と通信可能であって競技者Pが携帯可能な携帯電話端末3、及びユーザPC(personal computer)4等を有している。ユーザPC4は、競技者Pの家庭内等に配置され、インターネット5に接続可能である。腕時計端末2及び携帯電話端末3は、無線基地局6、移動体通信網7を介してインターネット5に接続可能である。
【0027】
インターネット5には、審判サーバー8と放送サーバー9とが接続される。審判サーバー8は、後述するフローチャートに示すように、認証ソフト10により会員or参加者認証/課金DB11に接続して認証処理を行い、センサ集計/分析ソフト12により会員の競技/運動センサデータDB13に接続して、データの更新等を行う。この競技/運動センサデータDB13は、競技者や会員の個人毎の個人DBを備え、各個人DBに無線センサ装置1により検出された運動センサデータが格納される。さらに、審判サーバー8は、運動判定/審判補助ソフト14により、前記会員の競技/運動センサデータDB13、及び競技審判情報/採点順位情報DB15と競技ルール/審判知識DB16に接続して後述する処理を実行する。競技審判情報/採点順位情報DB15は、審判員が最終的に判定して決定した審判結果や採点、順位情報を格納するものであり、競技ルール/審判知識DB16については後述する。
【0028】
放送サーバー9は放送局17に接続され、放送局17にはTVカメラ19により撮影されたテレビ画像信号がTV中継車18を介して無線送信される。また、放送局17からはテレビ電波が送信され、このテレビ電波は基地アンテナ20を介して、テレビ受像機21やテレビ受信端末22により受信される。
なお、審判員23は競技審判用通信端末30を所持しており、この競技審判用通信端末30は後述する携帯電話端末3の回路構成と同一である。
【0029】
図2は、各種競技において、競技用具Tに装着される無線センサ装置1の装着例を示すものである。ローラスケート競技(a)の場合はローラ靴23の後面に装着され、スキー競技(b)の場合はいずれか一方のスキー板24の上面に装着される。サーフィン競技(c)の場合はボード25の上面に装着され、スノーボード競技(d)の場合はボード26の上面に装着される。ヘルメットを使用する競技(e)の場合はヘルメット27の側面に装着され、自転車競技(f)の場合、自転車の車体28に装着される。
【0030】
図3は、前記無線センサ装置1と腕時計端末2及び携帯電話端末3の回路構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線センサ装置1には、競技者Pの身体から後述する各種状態を検出するセンサ101、このセンサ101を駆動するセンサ駆動回路102、センサ10からの信号を増幅するセンサAMP.103、この増幅された信号をA/D変換するA/D変換器104、及びこの変換されたデータを記憶するセンサ計測データメモリ105が設けられている。また、これらセンサ駆動回路102からセンサ計測データメモリ105までを制御するセンサ制御部106、通信相手となる外部機器のIDを記憶する外部機器ID部107が設けられている。さらに無線センサ装置1には、電池108からの電源を各部に供給する電源制御部109、各部を制御する制御回路110が設けられているとともに、時計/タイマー111、ROM112、RAM113が設けられている。また、制御回路110には、操作部114が接続されているとともに、入出力I/F115及びブルーツゥース(B2luetooth)などの近接無線を使用する無線リンク部116を介してアンテナ117が接続されている。
【0031】
なお、センサ101、センサ駆動回路102、センサAMP.103、センサ制御部106、外部機器ID部107は、脱着式カード等のセンサユニット118で構成され着脱自在である。よって、このセンサユニット118を交換することにより、後述するように無線センサ装置1のセンサ機能を自在に変化させることができる。
【0032】
腕時計端末2及び携帯電話端末3(競技審判用通信端末30)は同一の回路構成であり、前記無線基地局6と通信を行うための無線電話部201、及び前記無線センサ装置1と通信を行うための無線リンク部202とを備えている。無線電話部201は、一般的な携帯電話と同様に、スピーカ203、マイクロフォン204、音声処理部205、通信制御部206、アンテナ208に接続された送受信部207を有している。無線リンク部202は、ベースバンド制御部209と、アンテナ211に接続されたRF/受送信部210とを有している。また、この腕時計端末2又は携帯電話端末3には、各部を制御する制御部212、操作部213、表示部214、ID/SIM215、ROM216、RAM217が設けられているとともに、無線リンク部202を制御する入出力制御部218が設けられている。
【0033】
さらに制御部212には、通信共用データメモリ119、付加機能データメモリ120、メールソフト付加機能部121、ブラウザ付加機能部122、無線リンク付加機能部123が接続されている。付加機能データメモリ120は、端末位置情報メモリ124、センサ計測情報メモリ125、及びユーザー登録情報メモリ120で構成されている。
【0034】
図4は、前記競技ルール/審判知識DB16における審判知識データベース(審判判定ROM)161の構成を示すものである。この審判知識データベース161には、競技の種類に対応して、判定基準データ164が予め記憶されているとともに、競技時において競技者データ163と審判結果データ165が記憶される。
【0035】
すなわち、フリースタイルスキーにおけるモーグルの場合、採点では「ターン」「エア」「スピード」の3要素が求められ、3要素を合計した満点は30点である。したがって、「モーグル」の判定基準データ164としては、「ターン回数:1回(5点) 2回(10点)」、「エア:1m(5点) 1.5m(10点)」「スピード:時速40Km(5点) 50Km(10点)」が記憶されている。また、競技者データ163としては、実際に当該競技者が競技で行った「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」が記憶される。そして、この場合、3要素の合計得点は、10+5+10=25であるから、審判結果データ165には「3要素合計:25」が記憶されることとなる。
【0036】
また、他の競技種別も同様であって、フリースタイルにおけるエアリアルの場合、採点では「エア」「フォーム」「ランディング」が3要素が求められ、判定基準データ164としては、3要素ごとの配点が記憶され、競技者データ163としては、実際に当該競技者が競技で行った3要素の得点が記憶され、審判結果データ165として、3要素の合計得点が記憶されることとなる。
【0037】
図5〜9は、競技との関係において競技者Pの身体に装着される無線センサ装置1のセンサ機能及び装着部位を示すものである。すなわち、前述したように無線サンサ装置1において、センサ101、センサ駆動回路102、センサAMP.103、センサ制御部106、外部機器ID部107は、脱着式カード等のセンサユニット118で構成され着脱自在である。よって、このセンサユニット118を交換することにより、無線センサ装置1のセンサ機能を自在に変化させることができる。
【0038】
したがって、センサユニット118を交換することにより、図5に示すように「モーグル」場合には、2個の無線センサ装置1を回転角度/回転速度検出機能を有する回転角度/回転速度センサ1Aとし、1個の無線センサ装置1を速度/加速度/高度検出機能を有する速度/加速度/高度検出センサ1Bとする。そして競技者Pの腕に腕時計端末2を装着するともに、1つの回転角度/回転速度センサ1Aを競技者Pが装着するゴーグルに設置し、他の回転角度/回転速度センサ1Aを競技者Pの腰に装着する。さらに、速度/加速度/高度検出センサ1Bをスキー板又はスキー靴に装着する。
【0039】
また、「エアリアル」の場合には、図6に示すように、2個の無線センサ装置1を回転角度/回転速度検出機能を有する回転角度/回転速度センサ1Aとし、1個の無線センサ装置1を回転角速度/加速度検出機能を有する速度/加速度検出センサ1Cとする。そして競技者Pの腕に腕時計端末2を装着するともに、1つの回転角度/回転速度センサ1Aを競技者Pが装着するヘッドギヤ又はヘルメットに設置し、他の回転角度/回転速度センサ1Aを競技者Pの腰に装着する。さらに、速度/加速度検出センサ1Cをスキー板又はスキー靴に装着する。
【0040】
また、「スケートボード」の場合には、図7に示すように、2個の無線センサ装置1をスピン回転角度/回転速度検出機能を有するスピン回転角度/回転速度センサ1Dとし、1個の無線センサ装置1を速度/加速度検出機能を有する速度/加速度検出センサ1Cとする。そして競技者Pの腕に腕時計端末2を装着するともに、1つのスピン回転角度/回転速度センサ1Dを競技者Pが装着するヘッドギヤに設置し、他の回転角度/回転速度センサ1Dを競技者Pの胸に装着する。さらに、速度/加速度検出センサ1Cをスケートボードに装着する。
【0041】
また、図8に示すスノーボードのハーフパイプ競技の場合、半円筒形の専用コースCを使用し、競技者Pが上から滑り降りてスピードをつけ、コースCの縁(リップ)を使ってジャンプや回転を行い、難易度や完成度を競う。5人の審判員が高さ、回転技、着地などの項目別に審査し、その合計得点で順位を決める。したがって、競技者Pは腕に腕時計端末2を装着するともに、無線センサ装置1として高度検出機能や回転角度/回転速度検出機能を有するものを身体に装着する。
【0042】
また、図9に示すスキーのジャンプ競技の場合、競技者Pは2回のジャンプを行い、空中動作の正確性や安定性などを見る「飛型点」と飛んだ距離による「飛行点」の合計点で順位を付ける。飛行点は5人の飛型審判員が20点の持ち点から減点法で採点する。5人の最高点と最低点を除いた3人の得点合計が飛型点になる。飛距離点はK点に着地した場合を60点とし、例えばノーマルヒルがK点から1m毎に2点、ラージヒルでは1.8ずつ加減する。したがって、競技者Pは腕に腕時計端末2を装着するともに、無線センサ装置1として測距機能や回転角度検出機能を発生するものを身体に装着する。
【0043】
なお、以上の説明においては、競技者Pは腕に腕時計端末2を装着することとしたが、腕時計端末2を装着することなく携帯電話端末3を携帯するようにしてもよい。
【0044】
次に、以上の構成にかかる本実施の形態の動作について、図10に示すフローチャートに従って説明する。このフローチャートに従った説明において、競技者は腕時計端末2を腕に装着しているものとする。
すなわち、腕時計端末2がネットワーク(インターネット5)に通信接続し、審判サーバー8にアクセスすると(ステップSA1)、審判サーバー8はネットワークを介して腕時計端末2と通信接続する(ステップSB1)。次に、腕時計端末2が該当サービスのホームページ(HP)にアクセスし、URL要求を送信すると(ステップSA2)、審判サーバー8はアプリケーションを起動して、メニュー画面を送信するとともに、認証データを要求する(ステップSB2)。
【0045】
腕時計端末2は、審判サーバー8から送信されたメニュー画面を表示して、操作部213での操作に応じたサービスを選択するとともに、ユーザ登録情報メモリ126に記憶され、あるいは操作部213での操作により入力された製品ID、会員/競技参加者ID、パスワード等や認証データを審判サーバー8に送信する(ステップSA3)。すると、審判サーバー8はこれら送信データを受信し、会員or参加者認証/課金DB11に接続して認証処理を実行し(ステップSB3)、認証がOKであるか否かを判断する(ステップSB4)。そして、認証がNGである場合には、ステップSB2に戻り、OKである場合には、認証結果を腕時計端末2に送信する(ステップSB5)。
【0046】
一方、腕時計端末2は、無線センサ装置1から送信された各種センサデータ(競技者データ)や運動実績データ等を一時的にセンサ計測情報メモリ125に格納した後、このセンサ計測情報メモリ125に格納した各種センサデータや運動実績データ等を審判サーバー8にアップロードすべく送信する(ステップSA4)。審判サーバー8は、このセンサデータや運動実績データ等を受信し、会員の競技/運動センサデータDBに会員毎に登録されている当該会員の個人DBを更新する(ステップSB6)。
【0047】
さらに、このようにして更新される個人DB登録データを参照し参加競技者等のグループのデータを集計/分析処理し(ステップSB7)、センサ計測/運動実績データ、又は集計/分析データをHTML文書やXML文書で腕時計端末2に送信する(ステップSB8)。腕時計端末2は、これらセンサ計測/運動実績データ等の登録確認データや集計/分析データを受信して、表示部214に表示させる(ステップSA5)。
【0048】
他方、競技審判用通信端末30がネットワーク(インターネット5)に通信接続し、審判サーバー8にアクセスすると(ステップSC1)、審判サーバー8はネットワークを介して競技審判用通信端末30と通信接続する(ステップSB9)。次に、競技審判用通信端末30が該当サービスのホームページ(HP)にアクセスし、URL要求を送信すると(ステップSC2)、審判サーバー8はアプリケーションを起動して、メニュー画面を送信するとともに、認証データを要求する(ステップSB10)。
【0049】
競技審判用通信端末30は、審判サーバー8から送信されたメニュー画面を表示して、操作部213での操作に応じたサービスを選択するとともに、操作部213での操作により入力された利用サービス、参照したい競技者や個人データを選択指定し、予めユーザ登録情報メモリ126に記憶されている認証データを審判サーバー8に送信する(ステップSC3)。すると、審判サーバー8はこれら送信データを受信した認証処理を実行し(ステップSB11)、認証がOKであるか否かを判断する(ステップSB12)。そして、認証がNGである場合には、ステップSB10に戻る。
【0050】
また、認証がOKである場合には、競技/運動センサデータDB13、競技審判情報/採点順位情報DB15にアクセスして、前述のステップSC3で選択された競技者や会員の個人DBを検索して該当する競技者や会員の個人毎のセンサデータを取得する(ステップSB13)。さらに、この取得した個人毎のセンサデータを用いて、自動審判プログラム等に基づき自動解析・判定処理を実行する(ステップSB14)。
【0051】
すなわち、競技/運動センサデータDB13から取得した個人毎のセンサデータ(競技者データ)を、図4の審判知識データベース161に競技者データ163として示したように、「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」として記憶する。さらに、この競技者データ163と判定基準データ164とに基づき、3要素毎に得点を算出するとともに、この3要素の合計点を算出する。
【0052】
しかる後に、当該データ(「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」)を競技者データ163として審判知識データベース161に登録するとともに、分析評価結果(3要素合計;25点)を審判結果データ165として審判知識データベース161に登録する。さらに、この登録した、競技者データ163(「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」)と審判結果データ165(3要素合計;25点)を競技審判用通信端末30に送信する(ステップSB15)。
【0053】
すると、競技審判用通信端末30はこれを受信して表示部214に表示させる。したがって、各審判員は表示部214に表示された客観的な競技者データ(「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」)と審判結果データ(3要素合計;25点)を視認することにより、当該審判員の判定の参考にすることができる。そして、これら客観的な競技者データ(「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」)と審判結果データ(3要素合計;25点)を視認して行われた、競技審判や判定員の最終的な正式審判や判定は、コメント等を付加されて審判サーバー8に送信される(ステップSC5)。
【0054】
審判サーバー8は、判定員等の正式審判や判定等を受信し、競技審判情報/採点順位情報DB15に更新登録する(ステップSB17)。そして、最終的には、競技審判情報/採点順位情報DB15に登録された判定員等の正式審判や判定に加えて、図4に示した競技者データ163(「ターン回数:2回」「エア(踏み切りの高さ):1m」「スピード:時速50Km」)と審判結果データ165(3要素合計;25点)である、競技者センサデータや得点/順位情報等を本人端末や他の競技審判用通信端末にも送信する(ステップSB18)。
【0055】
すると、腕時計端末2及び競技審判用通信端末30は、審判サーバー8から送信されてきた競技者個人のセンサデータと審判判定情報、競技の得点/順位等の登録データを受信し、表示部214の画面に表示する(ステップSA6、ステップSC6)。したがって、競技者が表示部214に表示された情報を視認することにより、センサデータや審判判定情報のみならず、最終的な競技の得点/順位等を自己の腕時計端末2で視認することができる。
【0056】
なお、以上の説明においては、競技者Pは腕に腕時計端末2を装着することとしたが、腕時計端末2を装着することなく携帯電話端末3を携帯した場合には、携帯電話端末3が前述した腕時計端末2と同様の動作を行うこととなる。
【0057】
(無線センサ装置の他の構成例)
【0058】
図11〜14は、無線センサ装置1の他の構成例を示すものである。
(1)圧力センサの構成例(図11)
【0059】
この無線センサ装置1は、圧力センサ機能を有するものであり、(a)に示すように、シリコンダイヤグラム上に薄膜の拡散歪み抵抗171を配置し、(b)に示すように、この拡散歪み抵抗171の歪みの大きさによる電気抵抗をホイ・ストーン・ブリッジ7172で検出する。そして、センサ駆動回路&センスアンプ173によりこれを増幅し、A/D変換回路173でA/D変換した検出圧力のデジタル値をセンサ制御回路175の制御下でセンサ計測データメモリ176に記憶し、無線リンクの送受信177を介してアンテナ178から送信する。
(2)加速度センサの構成例(図12)
【0060】
この無線センサ装置1は、加速度センサ機能を有するものであり、(a)に示すように、ピエゾ圧電素子179を用いる。そして、(b)に示すように、このピエゾ圧電素子179を発振子とする発振回路180を構成し、加速度の変化による発信周波数の変化を、f/v変換回路181とA/D変換回路173とで加速度のデジタル値として得る。この加速度のデジタル値をセンサ制御回路175の制御下でセンサ計測データメモリ176に記憶し、無線リンクの送受信177を介してアンテナ178から送信する。
(3)回転数/回転速度センサの構成例(図13)
【0061】
この無線センサ装置1は、回転数/回転速度センサ機能を有するものであり、(a)に示すように、ロータリエンコーダ182を用いる。ロータリエンコーダ182は、回転シャフト183、この回転シャフト183に固定されたコードホイール184、このコードホイール184の一面側に配置されたスリット板185と受光センサ186、及びコードホイール184の他面側に配置されたLED187で構成される。そして、(b)に示すように、受光センサ186からの信号をアンプ188で増幅して、パルス生成部189でパルス信号に変換し、センサ制御回路でパルス数により回転数を算出し、あるいは時間当たりのパルス数により回転速度を算出する。この算出した回転数や回転速度をセンサ制御回路175の制御下でセンサ計測データメモリ176に記憶し、無線リンクの送受信177を介してアンテナ178から送信する。
(4)速度センサの構成例(図14)
【0062】
この無線センサ装置1は、マイクロ波によるドップラー方式速度センサ機能を有するものであり、(a)に示すように、マイクロ波を送信し、反射マイクロ波を受信するアンテナロータリエンコーダ182を用いる。そして、(b)に示すように、マイクロ波発振器191からのマイクロ波(ft)をサーキュレータ(分波器)192を介してアンテナ190から放射する。また、アンテナ190で受信した反射マイクロ波(ft+fd)を受信して、サーキュレータ192を介してミキサー193に送り、ミキサー193でマイクロ波(ft)とミキシングした後、速度計測部194で所定の演算を行って速度を求める。この求めた速度をセンサ制御回路175の制御下で、無線リンクの送受信177を介してアンテナ178から送信する。
【0063】
(第2の実施の形態)
図15は、本発明の第2実施の形態にかかる競技用審判支援システムにおいて競技者側に配置される装置を示すものである。この実施の形態においては、図2において説明した各競技用具に装着される無線センサ装置1、この無線センサ装置1と近接無線によりリンクされた腕時計端末2、更に腕時計端末2と近接無線によりリンクされた携帯電話端末3とで構成されている。
【0064】
図16は、前記無線センサ装置1と腕時計端末2及び携帯電話端末3の回路構成を示すブロック図である。同図において、無線センサ装置1は、図3に示した無線センサ装置1と同一の構成であるので、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0065】
腕時計端末2には、電池221からの電源を各部に供給する電源制御部222、及び各部を制御する制御部223が設けられているとともに、操作部224、表示部225が設けられている。また、所定周波数のクロックを生成する発振部227、この発振部227からのクロックに基づく現在時刻を生成する時計部228、及び前記無線センサ装置1から送信されてきたデータを記憶するセンサ計測データメモリ229が設けられている。さらに、プログラムメモリ230及びデータメモリ231が設けられている。ROM230には、制御部223が各部を制御するためのプログラムが予め記憶されている。RAM231には、各種データが一時記憶されるとともに、制御部223のワークエリアとして使用される。また、制御部223には、入出力制御部232を介して無線リンク部233が接続されている。無線リンク部233は、ベースバンド制御部234とアンテナ236が接続されたRF/受送信部235とで構成され、この無線リンク部233により腕時計端末2は、携帯電話端末3と近距離無線リンク接続可能に構成されている。
【0066】
前記携帯電話端末3は、前記無線基地局6と通信を行うための無線電話部401、及び前記腕時計端末2と通信を行うための無線リンク部402とを備えている。無線電話部401は、一般的な携帯電話と同様に、スピーカ403、マイクロフォン404、音声処理部405、通信制御部406、アンテナ408に接続された送受信部407を有している。無線リンク部402は、ベースバンド制御部409と、アンテナ411に接続されたRF/受送信部410とを有している。また、この携帯電話端末3には、各部を制御する制御部412、操作部413、表示部414、ID/SIM415、ROM416、RAM417が設けられているとともに、無線リンク部402を制御する入出力制御部418が設けられている。ROM416には、前述の図10(A)に示したフローチャートに従った処理を実行するためのプログラムが格納されている。
【0067】
したがって、この実施の形態においては、競技者は無線センサ装置1を前述したように競技用具等に装着し、腕時計端末2を腕に装着するとともに、携帯電話端末3を携帯して競技あるいは練習を行う。すると、無線センサ装置1で検出された競技者データが腕時計端末2で受信された後、携帯電話端末3送信されて受信される。そして、携帯電話端末3が前述の図10(A)に示したフローチャートに従って処理を実行することにより、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られることとなる。よって、この実施の形態によれば、既存の携帯電話端末に近接無線通信機能を付加することにより、これを有効利用して競技用審判支援システムを達成することができる。
【0068】
なお、実施の形態においては、スキー等の雪上スポーツの例を示したが、これに限らず、スケートボード、サーフィン、水上スキー、ウェイクボード、ハングライダー等、陸上、水上、空中の各種競技、あるいは、フィギアスケートや体操、シンクロナイズドスイミングなどの芸術演技種目、自転車やモーターバイク、ボート、カヌー、馬術などの乗り物を利用する競技など、その他のスポーツや運動に利用することもできる。
【0069】
また、無線センサ装置は、速度や加速度、回転速度、移動速度、移動距離、ジャンプ高度など競技者の運動や物理量などを検出する運動状態センサだけでなく、心拍数や心電図、血圧、体温、乳酸疲労度など生体情報センサ、または、圧力センサや温度センサなど外部環境の物理量や化学量などの環境センサ等を用いて構成してもよい。
【0070】
また、無線センサ装置と腕時計型端末との無線リンクは、Bluetoothなどの近接無線リンク手段、あるいは赤外線や電磁誘導、電磁結合、微弱電波や特定小電力無線、あるいは、PHSや携帯電話の移動体通信網、無線LAN等で構成してもよい。
【0071】
また、無線センサ装置は、競技者が身体に装着する腕時計や眼鏡、ベルト、ヘットギヤ、シューズなどのスポーツウエアや装身具に組み込み、ウェアラブルな無線センサ装置として構成しても、ラケットやスノーボードなどのスポーツ用品や乗り物に取り付けるようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】
【0073】
以上説明したように請求項1にかかる本発明によれば、送信される審判結果データの内容は、競技用審判支援装置によって作成された客観性のあるものであることから、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、前記審判結果データを用いることにより、客観性のある採点を行うことができ、これにより採点型の競技において審判を支援することができる。
【0074】
また、請求項5にかかる発明によれば、競技者は競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができるともに、例えば競技開始直前の練習において審判結果データを視認することにより、効果的な直前練習が可能となる。
【0075】
また、請求項7にかかる発明によれば、競技者は競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができ、競技者が競技終了後、審判結果データを自己が保持する通信端末で視認することができるシステムを確立することができる。また、例えば競技開始直前の練習において審判結果データを視認することにより、効果的な直前練習が可能となるシステムを確立することができる。
【0076】
また、請求項8にかかる発明によれば、審判員側装置に表示される審判結果データの内容は、競技用審判支援装置によって作成された客観性のあるものであることから、競技動作を採点して順位を決定する採点型の競技において、審判員が前記審判結果データを視認することにより、客観性のある採点を行うことができ、これにより採点型の競技において審判員を支援することのできるシステムを確立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】各種競技において、競技用具に装着される無線センサ装置の装着例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態における無線センサ装置と腕時計端末及び携帯電話端末の回路構成を示すブロック図である。
【図4】競技ルール/審判知識DBにおける審判知識データベースの記憶データ構成を示す図である。
【図5】競技との関係において競技者に装着される無線センサ装置のセンサ機能及び装着部位を示す図である。
【図6】競技との関係において競技者に装着される無線センサ装置のセンサ機能及び装着部位を示す図である。
【図7】競技との関係において競技者に装着される無線センサ装置のセンサ機能及び装着部位を示す図である。
【図8】スノーボードのハーフパイプ競技の競技内容を示す図である。
【図9】スキーのジャンプ競技の競技内容を示す図である。
【図10】腕時計端末、審判サーバー、競技審判用通信端末の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】圧力センサの構成例を示すブロック図である。
【図12】加速度センサの構成例を示すブロック図である。
【図13】回転数/回転速度センサの構成例を示すブロック図である。
【図14】速度センサの構成例を示すブロック図である。
【図15】本発明の第2実施の形態にかかる競技用審判支援システムにおいて競技者側に配置される装置を示す図である。
【図16】同実施の形態におかる無線センサ装置と腕時計端末及び携帯電話端末の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 無線センサ装置
1A 回転角度/回転速度センサ
1B 速度/加速度/高度検出センサ
1C 速度/加速度検出センサ
1D スピン回転角度/回転速度センサ
1D 回転角度/回転速度センサ
2 腕時計端末
3 携帯電話端末
5 インターネット
6 無線基地局
7 移動体通信網
8 審判サーバー
9 放送サーバー
15 競技審判情報/採点順位情報DB
16 競技ルール/審判知識DB
30 競技審判用通信端末
161 審判知識データベース
163 競技者データ
164 判定基準データ
165 審判結果データ

Claims (10)

  1. 競技者に保持されている通信端末から送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、
    この作成した審判結果データを外部に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする競技用審判支援装置。
  2. 前記送信手段は、前記競技者に保持されている前記通信端末に前記審判結果データを送信することを特徴とする請求項1記載の競技用審判支援装置。
  3. 前記送信手段は、前記競技者が行う競技の審判員が所持する審判員端末に前記審判結果データを送信することを特徴とする請求項1記載の競技用審判支援装置。
  4. 前記審判結果データ作成手段は、予め記憶手段に記憶されている判定基準データと前記競技者データとを比較し、その比較結果に基づき前記審判結果データを作成することを特徴とする請求項1、2又は3記載の競技用審判支援装置。
  5. 競技者が装着する競技用具に配置され、前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信するセンサー装置と、
    前記競技者に保持され前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信し、この受信した競技者データを外部に送信する通信端末とを備えており、
    前記通信端末は、
    前記競技者データを外部に送信した後に、外部から送信されてきた前記競技者データに基づく審判結果データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えていることを特徴とする競技結果表示装置。
  6. 前記センサー装置は、更に前記競技者の身体に配置されていることを特徴とする請求項5記載の競技結果表示装置。
  7. 競技者が装着する競技用具に配置されるセンサー装置、競技者に保持される通信端末、及び及び競技用審判支援装置で構成され、
    前記センサー装置は、
    前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信し、
    前記通信端末は、
    前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により受信した競技者データを外部に送信する送信手段と、
    前記競技用審判支援装置の送信手段から送信されてくる審判結果データを受信する第2の受信手段と、
    この第2の受信手段により受信された前記審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
    前記競技用審判支援装置は、
    前記通信端末の送信手段からから送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、
    この作成した前記審判結果データを前記競技者側装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする競技用審判支援システム。
  8. 競技者に配備される競技者側装置、競技審判員が所持する審判員側装置、及びこれら競技者側装置と審判員側装置とデータ送受信可能な競技用審判支援装置とで構成され、
    前記競技者側装置は、
    競技者が装着する競技用具に配置され、前記競技者自身又は前記競技用具の動きを検出し競技者データとして送信するセンサー装置と、
    前記競技者に保持され前記センサー装置から送信された前記競技者データを受信し、この受信した競技者データを外部に送信する通信端末とを備えており、
    前記競技用審判支援装置は、
    前記通信端末から送信されてきた競技者別の競技者データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された競技者データと予め記憶されている審判データとに基づき、審判結果データを作成する審判結果データ作成手段と、
    この作成した前記審判結果データを前記審判員側装置に送信する送信手段とを備えており、
    前記審判員側装置は、
    前記競技用審判支援装置の送信手段から送信されてくる審判結果データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された前記審判結果データを表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする競技用審判支援システム。
  9. 前記前記審判結果データ作成手段は、予め記憶手段に記憶されている判定基準データと前記競技者データとを比較し、その比較結果に基づきで前記審判結果データを作成することを特徴とする請求項7又は8記載の競技用審判支援システム。
  10. 前記センサー装置は、更に前記競技者の身体に配置されていることを特徴とする請求項7又は8記載の競技用審判支援システム。
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