JP2004208058A - 撮像装置及び撮像プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単に付属の機能を有効活用して、より美しい画像を撮影することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】デジタルカメラには、接写・夜景モードボタンを備えた操作部24と、制御部21と、時計27とが設けられている。制御部21は、デジタルカメラが撮影を行うときが昼か夜かを時計27の時刻から判断し、昼の場合には接写・夜景モードボタンを接写優先設定に、夜の場合には夜景優先設定に設定する。すなわち、接写・夜景モードボタンは、昼の場合には1回押すと接写モード、2回押すと夜景モードを設定できる接写優先設定のボタンとなる。また、接写・夜景モードボタンは、夜の場合には1回押すと夜景モード、2回押すと接写モードを設定できる夜景優先設定のボタンとなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラや銀塩カメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像を撮影する撮像装置としては、画像をフィルムに保存する銀塩カメラや電子データとして保存するデジタルカメラ等がある。現在、これらカメラには、より美しい画像を撮影するために、付属の機能が複数搭載されている。例えば、暗い夜や暗室等で撮影するためのストロボ機能や、夜景モードや接写モード等、撮影される状況に応じて選択可能な撮影モードの設定機能等である(例えば特許文献1)。また、特許文献1にもあるように、初心者から上級者まで幅広く使用できるカメラでは、自動焦点機能や自動露光調節機能だけでなく、ホワイトバランスや露光等の調節を手動で行える機能も搭載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−299801号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、カメラに詳しくないユーザにとっては、ホワイトバランスや露光等を調節する機能は、どのようなときに行うべきかわからず、全く使用されないこともあった。従って、カメラに詳しくないユーザは、より美しい画像を得るためにカメラに付属している機能を有効に使用することができなかった。
【0005】
また、初心者でも容易により美しい画像を得ることができるように、カメラに搭載されている付属の機能が多い場合には、多用されると考えられる機能の幾つかをボタンの押下だけで設定できるようにしているカメラもある。例えば、ボタンを押下する回数により、例えば接写モード、風景モード、夜景モード等の複数のモードに設定変更可能なカメラである。しかし、例えば夜景モードは、夜だけであり、昼間は使用しない。従って、この夜景モードに設定する機能は、昼間は他のモードを設定するために邪魔であるが、夜はより簡単に使用できる状態であることが望ましい。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するためになされ、その目的は、より簡単に付属の機能を有効活用して、より美しい画像を撮影することができる撮像装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明における撮像装置は、画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置において、前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記操作部の機能を変更する制御部を備えた。
【0008】
これによれば、画像が撮像される際の環境条件に応じて画像をより美しく撮影するために用いられる機能が選択され易いように、操作部の機能を変更することが可能である。このため、ユーザは、その条件下での画像をより美しく撮影することができる機能を簡単に用いることができるので、付属の機能を有効に活用して、より美しい画像を簡単に撮影することができる。なお、ここで「画像が撮影される際の環境条件」とは、周囲の明るさ、紫外線量及び色温度等の条件だけでなく、被写体の明度、撮影される画像内における輝度の高低差等も含む。また、「画像の撮像条件」とは、撮像手段により設定可能な焦点距離、露光時間だけでなく、所定の色を弱めるといったいわゆる色フィルタも含む。
【0009】
この撮像装置は、前記操作部は、少なくとも1つの機能変更ボタンを備えており、前記機能変更ボタンは、押される回数により異なる複数の前記撮像条件を設定できるボタンであり、前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記機能変更ボタンの所定の撮影条件を設定するために押される回数を変更する。
【0010】
これによれば、画像を撮影する際の環境条件に適した撮影条件に設定する機能を、少ない回数で選択できるように変更することができる。従って、ユーザは、そのときの環境条件に応じた撮影条件に簡単にかつ短時間で設定することができる。なお、「異なる複数の撮影条件を設定できるボタン」には、押すことにより、特定の撮影条件を設定及び解除するだけのボタンも含むものとする。
【0011】
この撮像装置は、前記操作部の機能が変更されたことを示す機能表示手段が設けられている。
これによれば、機能表示手段により、ユーザは、機能変更ボタンの機能が変更されたことを容易に知ることができる。このため、ユーザが機能変更ボタンの機能が変更されたことを気が付かずに、変更前と同じ操作を行って、所望の撮影条件を容易に設定できないというおそれを少なくすることができる。
【0012】
この撮像装置は、前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件を前記画像が撮像される時に基づいて判断する。
これによれば、例えば周囲の明るさ、紫外線量及び色温度等の環境条件は、画像を撮影する時に基づいて判断されている。すなわち、撮像装置に通常、設けられている内部時計からの情報に基づいて環境条件を判断することができるので、撮影装置に環境条件を検出するための特別の検出手段を別途設ける必要がない。なお、「画像を撮影する時」とは、時刻のみならず、月日及び年も含む。また、「撮影される時」とは、シャッタが押される瞬間だけではなく、例えば撮影するためにカメラの電源を投入してから切断するまでといった長時間も意味する。
【0013】
この撮像装置は、前記制御部は、前記画像が撮像される環境条件によって前記操作部の機能が変更されないように設定可能としている。
これによれば、ユーザは、画像が撮像される環境条件によって操作部の機能が変更しないように設定することができる。従って、例えば、その撮像装置の機能を多用してその設定操作に慣れているユーザにとっては、操作部の機能が常に同じであるほうが、使用し易く、容易に撮像条件の設定をすることができる。従って、これらのユーザにとっても、容易に付属の機能を使用することができ、より美しい画像を短時間で簡単に撮影することができる。
【0014】
この撮像装置は、前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件を判断し、この判断された前記環境条件に適する調節可能な撮像条件をユーザに提示する。
【0015】
これによれば、撮像装置に詳しくないユーザであっても、その画像を撮影するときに、より美しく撮像することができ調節可能な撮像条件を知ることができる。従って、付属の機能を多用して、その撮影条件に設定して、その条件下でより美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0016】
本発明における撮像装置は、画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置において、前記画像が撮像される際の環境条件を判断し、この判断された前記環境条件に適する撮像条件をユーザに提示する制御部を備えた。
【0017】
これによれば、撮像装置に詳しくないユーザであっても、その画像を撮影するときに、より美しく撮像することができ調節可能な撮像条件を知ることができる。従って、付属の機能を多用して、その撮影条件に設定して、その条件下でより美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0018】
本発明における撮像プログラムによれば、画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置のコンピュータに、前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記操作部の機能を変更させる。
【0019】
これによれば、画像が撮像される際の環境条件に応じて画像をより美しく撮影するために用いられる機能が選択され易いように、操作部の機能が変更される。このため、ユーザは、その条件下での画像をより美しく撮影することができる機能を簡単に用いることができるので、付属の機能を有効に活用して、より美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0020】
本発明における撮像プログラムによれば、画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置のコンピュータに、前記画像が撮像される際の環境条件に適合する撮像条件をユーザに提示する。
【0021】
これによれば、撮像装置に詳しくないユーザであっても、その画像を撮影するときに、より美しく撮像することができ調節可能な撮像条件を知ることができる。従って、付属の機能を多用して、その撮影条件に設定して、その条件下でより美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した撮像装置の第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
【0023】
図1に示すように、撮像装置としてのデジタルカメラ10は、撮像手段としての光学駆動部11と、機能表示手段としてのモニタ部12とを有している。光学駆動部11は、レンズや焦点を合わせるための駆動機構等が収められている。モニタ部12は、例えば液晶ディスプレイにより構成されている。このモニタ部12には、光学駆動部11を用いて撮像される動画や静止画の画像やメニュー画面等が出力表示される。
【0024】
また、デジタルカメラ10は、電源ボタン14、シャッターボタン15、ストロボボタン16、接写・夜景モードボタン17、メニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19を有している。電源ボタン14は、電源の投入又は切断を行う場合に押されるボタンである。シャッターボタン15は、光学駆動部11を介して画像として撮影される被写体の静止画像を電子データとして作成するためのボタンである。ストロボボタン16は、シャッターボタン15が押されるときに光(フラッシュ)を発生するように設定するため及びこの設定を解除するために押されるボタンである。
【0025】
接写・夜景モードボタン17は、接写モード、夜景モード及びこれらのモード解除を選択するためのボタンである。接写モードとは、光学駆動部11から0.1m〜0.5mの距離にある被写体を撮影するときのモードであり、近接した位置に焦点を合わして撮影することができる。また、夜景モードとは、夜景を美しく取るためのモードであり、撮影感度を高くして露光時間を長くして撮影することができる。このボタン17は、画像を撮像する際の環境条件に基づいて、接写モード及び夜景モードの撮影条件を設定するために押される回数が変更される機能変更ボタンとして機能する。すなわち、接写・夜景モードボタン17は、昼に画像を撮影するときには、1回押されると直ちに接写モードに設定可能な接写優先設定のボタンになり、夜に画像を撮影するときには、1回押されると直ちに夜景モードに設定可能な夜景優先設定のボタンになる。なお、接写優先設定の場合には、接写モードに設定した後、再度接写・夜景モードボタン17が1回押されると夜景モードに設定した後、再度この状態から更に1回押されるとこれらのモードが解除される。また、夜景優先設定の場合には、夜景モードの設定から接写・夜景モードボタン17が1回押されると接写モードの設定になり、この状態から更に1回押されるとこれらのモードが解除される。
【0026】
メニューボタン18は、撮影条件の調節を行うために、撮影条件のメニューを表示するために押されるボタンである。例えばメニューボタン18を押す回数に応じて、ホワイトバランス、露光時間、撮影感度等などの撮影条件のメニューが順次表示される。選択・キャンセルボタン19は、メニューボタン18が押されて表示されたメニュー項目についての設定条件を指定することにより、その指定された条件に設定する選択ボタンである。また、この選択・キャンセルボタン19は、モニタ部12に表示された後述するメッセージ33を電源が切断されるまで再表示しないようにするキャンセルボタンでもある。
【0027】
更に、デジタルカメラ10には、フラッシュメモリ20が脱着可能に内蔵されている。このフラッシュメモリ20は、シャッターボタン15が押下されて生成される静止画の画像データが記憶される。また、同フラッシュメモリ20は、図示しないプリンタ等に装着可能であって、画像データに基づく画像をプリンタにより紙等に印刷することができる。
【0028】
次に、このデジタルカメラ10の電気的構成について説明する。
図2に示すように、デジタルカメラ10は、制御部21、画像入力部22、モニタ駆動部23、上述した各種ボタン14〜19からなる操作部24、電源25、内蔵メモリ26、時計27及び外部記憶用インターフェイス部28を備えている。
【0029】
制御部21は、コンピュータとして機能し、各部(画像入力部22〜外部記憶用インターフェイス部28)との間でデータの送受信を行う。制御部21は、図示しないCPU、ROM、EEPROM及びRAM等を有するコンピュータである。ROMには、初期設定処理プログラムや変更推奨処理プログラムなどの各種プログラムが内蔵されている。初期設定処理プログラムは、電源が投入された時刻に応じて、接写・夜景モードボタン17を接写優先設定とするか又は夜景優先設定とするかを決定するプログラムである。本実施形態では、電源が投入された時刻が所定時刻(例えば18時〜6時)のときに接写・夜景モードボタン17を夜景優先設定とし、それ以外の場合には接写優先設定とする。また、変更推奨処理プログラムは、画像を撮影するときの環境条件下でより美しい画像を撮影できる撮影条件をユーザに提示するプログラムである。また、ROMには、図3に示されるように、前記変更推奨処理プログラムを実行する際に使用される複数の検出条件31、各検出条件31に対応する推奨設定32及びメッセージ33が記憶されている。検出条件31は、変更推奨処理が行われるか否かの判断基準となる条件である。また、推奨設定32は、対応する検出条件31の条件下で設定されるとより美しい画像を撮像できるという撮影条件の設定である。更に、メッセージ33は、ユーザに推奨設定32の設定を促すためにモニタ部12に表示されるものであり、推奨設定32とともに推奨設定32に設定する理由が含まれている。また、このメッセージ33には、この推奨設定32をキャンセルする場合には選択・キャンセルボタン19を押すことを促すフレーズが含まれている。
【0030】
EEPROMは、書き換え可能な不揮発性メモリであって、設定不変フラグが記憶されている。設定不変フラグは、接写・夜景モードボタン17が、常に接写優先設定とするか否かを示すフラグである。この設定不変フラグは、メニューボタン18により設定するか否かの項目をモニタ部12に表示させて、選択・キャンセルボタン19により何れか一方を選択することにより「0」又は「1」に設定される。設定不変フラグが、「0」に設定されている場合には夜景優先設定に変更可能とされる。また、この設定不変フラグが、「1」に設定される場合にはどのようなときであっても夜景優先設定に変更されずに、常に接写優先設定とされる。
【0031】
RAMは、現在の撮影条件の設定と、条件推奨フラグ34とが記憶されている。条件推奨フラグ34は、図5に示す変更推奨処理を行うか否かを判断するフラグであり、図3に示すように、上述した各検出条件31に対応して複数設けられている。各条件推奨フラグ34は、電源が投入されたときにはすべて「0」に設定されているが、メッセージ33を表示した後に選択・キャンセルボタン19がすぐに押されたことにより「1」に設定される。制御部21は、この条件推奨フラグ34が「0」に設定されている検出条件31について、所定時間毎(例えば10分毎)にデジタルカメラ10の環境条件が該当する状態となっているか否かを判断する。従って、モニタ部12に表示したメッセージ33をユーザが選択・キャンセルボタン19を押してキャンセルすると、電源がオフになるまで、その検出条件31に対応するメッセージ33は表示されないことになる。
【0032】
一方、画像入力部22は、上記光学駆動部11と撮像素子30とを含んで構成されている。光学駆動部11は、制御部21の指示信号により光学系の焦点を調節し、適切な画像を撮像するために用いられる。撮像素子30は、光の強弱を電圧に変換して蓄電するフォトダイオードを格子状に並べ画像を電気信号に変換する。本実施形態では、撮像素子30として電荷結合素子(CCD)を用いる。光学駆動部11に入射した光は撮像素子30によってデータに変換され、制御部21に出力される。従って、上述した制御部21は、撮像素子30からの出力に基づいてRGB信号を生成し、このRGB信号のデータを内蔵メモリ26に順次記憶保持しながら、その画像をモニタ部12に出力する。
【0033】
モニタ駆動部23は、上記モニタ部12に画像やメニュー画面等を出力表示するために、モニタ部12を構成する液晶の各画素を発光駆動させるための駆動部である。操作部24は、上述した電源ボタン14、シャッターボタン15、ストロボボタン16、接写・夜景モードボタン17、メニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19を含んで構成されている。各ボタン14〜19が押されると、その情報が制御部21に供給されて制御部21のRAMに記憶され、制御部21は各ボタン14〜19が押された状態に応じて各種処理を実行する。電源25は、デジタルカメラ10の各部を稼動させるために、各部(制御部21〜外部記憶用インターフェイス部28)に所定の電圧を供給する。内蔵メモリ26は、撮像素子30より継続して順次入力される画像を一時的に保存しモニタ部12に動画として表示するためのものである。
【0034】
時計27は、微少電流が電源25から常に供給されていて、現在の日時を記憶している。外部記憶用インターフェイス部28は、制御部21と、デジタルカメラ10内に挿入された上記フラッシュメモリ20とを電気的に接続する部分である。このため、制御部21は、この外部記憶用インターフェイス部28を介して、フラッシュメモリ20に画像データを記憶させることができる。
【0035】
次に、本実施形態のデジタルカメラ10の作用について説明する。
ユーザがデジタルカメラ10の電源ボタン14を押すと、電源25から制御部21、モニタ駆動部23及び内蔵メモリ26等に電気が供給される。これにより、デジタルカメラ10の制御部21は、まず初期設定処理を行う。
【0036】
初期設定処理において制御部21は、図4に示すように、まず、推奨設定処理を行うか否かを示す条件推奨フラグをすべて「0」にする(ステップS10)。続いて、設定不変フラグが「1」となっているか否かを判断する(ステップS11)。設定不変フラグが「0」となっている場合(ステップS11にてNO)には、制御部21は、時計27から現在の時刻を取得し、現在の時刻が、18時〜6時の所定時刻となっているか否かを判断する(ステップS12)。制御部21は、現在の時刻が所定時刻であると判断すると(ステップS12にてYES)、接写・夜景モードボタン17を夜景優先設定に設定する(ステップS13)。続けて、制御部21は、モニタ部12に接写・夜景モードボタン17が「夜景モードボタン」であることを表示する文字35を表示する(ステップS14)。なお、この文字35は、接写・夜景モードボタン17の近傍に表示されている。そして、夜景優先設定となると、接写・夜景モードボタン17が、1回押されると夜景モードの設定になり、この状態で更に1回押されると接写モードの設定になり、この状態から更に1回押されるとモードが解除されるようになる。
【0037】
一方、設定不変フラグが「1」となっている場合(ステップS11にてYES)又は現在の時刻が所定時刻でない場合(ステップS12にてNO)には、接写優先設定に設定する。そして、接写優先設定となると、接写・夜景モードボタン17が、1回押されると接写モードの設定になり、この状態で更に1回押されると夜景モードの設定になり、この状態から更に1回押されるとモードが解除される。すなわち、接写・夜景モードボタン17が押されると、押される回数により設定されるモードは異なってはいるが、接写モード又は夜景モードが設定できる。なお、接写・夜景モードボタン17が押されて夜景モードが設定されると、図6に示すようにモニタ部12の画面上に夜景モードを示すマーク37が表示されるようになる。
【0038】
初期設定処理が完了すると、制御部21は、光学駆動部11を介して撮像素子30が受光する光に基づいて、動画の画像データを作成し、それを一時的に内蔵メモリ26に記憶させながら、この動画をモニタ部12に表示する。なお、接写・夜景モードボタン17が夜景優先設定に設定されている場合には、「夜景モードボタン」の文字35が図6に示すように画像に重ねて表示される。従って、モニタ部12に表示されている文字35に基づいて、ユーザは接写・夜景モードボタン17が夜景優先設定に変更されていることを容易に気が付くことができる。
【0039】
その後、ストロボボタン16が1回押されると、制御部21は、シャッターボタン15が押されたときにフラッシュを発する設定を行う。このとき、制御部21は、図7(c)に示すようにモニタ部12にストロボ発光のマーク36を表示する。なお、モニタ部12にマーク36が表示された状態からストロボボタン16が再度押されると、ストロボを発光する設定が解除される。
【0040】
更に、メニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19が押されることにより、ホワイトバランス、露光時間、撮影感度等の調節が行われる。なお、ホワイトバランス、露光時間、撮影感度などが調節されて、撮像条件が通常と異なる設定となっている場合には、モニタ部12にその設定が表示される。例えば、ホワイトバランスがすでに+3に設定されている場合には、図7(b)及び(c)に示すようにモニタ部12に「WB+3」が表示される。
【0041】
一方、本実施形態のデジタルカメラ10の制御部21は、所定時間毎(例えば10分毎)に、図5で示すように変更推奨処理を行う。この変更推奨処理において、制御部21は、まず、条件推奨フラグ34が「0」に設定されている検出条件31をRAMから抽出し、抽出した検出条件31の内容をROMから取得する。続けて、制御部21は、この検出条件31の内容に該当する状態となっているか否かを判断する(ステップS21)。すなわち、電源が投入された直後は、図4のステップS10においてすべての検出条件31の条件推奨フラグ34が「0」に設定されているので、検出条件31のすべての項目について、現在、該当する条件があるか否かが判断される。そして、制御部21は、検出条件31に該当するものがあった場合(ステップS21にてYES)には、その検出条件31の推奨設定32がすでに行われているか否かを現在の撮影条件から判断する(ステップS22)。このとき、推奨設定32になっていない場合(ステップS22にてNO)には、モニタ部12に、それに対応するメッセージ33を表示する(ステップS23)。
【0042】
例えば、月日が4月〜9月であるという検出条件31が検出された場合(ステップS21にてYES)には、RAMに記憶されている現在の設定条件から「+3のホワイトバランス」となっているか否かが判断される(ステップS22)。このとき、ユーザがメニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19を適宜押すことによりホワイトバランスが+3に設定していた場合(ステップS22にてYES)には、ステップS29に移る。
【0043】
一方、ホワイトバランスが+3に設定されていない場合(ステップS22にてNO)には、これに対応するメッセージ33が図7(a)に示すように表示される(ステップS23)。そして、モニタ部12にメッセージ33が表示された状態で、ユーザが選択・キャンセルボタン19が押すと、制御部21は、選択・キャンセルボタン19が押されたと判断する(ステップS24にてYES)。これにより、制御部21は、この設定条件は不要であるとして、メッセージ33をモニタ部12から削除し(ステップS25)、この検出条件31に対応する条件推奨フラグ34を「1」に設定し(ステップS26)、ステップS29に移る。これ以降、制御部21は、これにより電源が切断されるまで、再び同じ検出条件31の判断を行わず、それに対するメッセージ33をモニタ部12に表示しない。
【0044】
また、ユーザが推奨設定32の設定を行おうとして、選択・キャンセルボタン19を押さずに、ストロボボタン16、接写・夜景モードボタン17及びメニューボタン18の何れかを押したとする。この場合、制御部21は、選択・キャンセルボタン19以外の他のボタン16〜18が押されたと判断して(ステップS27にてYES)、メッセージ33をモニタ部12から削除して(ステップS28)、ステップS29に移る。
【0045】
そして、制御部21は、条件推奨フラグ34が「0」となっている他の検出条件31がまだ他にあるか否かを判断する(ステップS29)。続けて、同制御部21が、他の検出条件31がある場合(ステップS29にてYES)には、ステップS21〜S28の変更推奨処理を繰り返して行う。例えば、他の部分に比べて輝度が非常に高い部分があるという検出条件31がある場合には、図7(a)に示すようなメッセージ33を表示して、その検出条件31に適合した撮影条件を推奨するメッセージ33をモニタ部12に表示して、その設定にすることをユーザに促す。
【0046】
その後、シャッターボタン15が押されると、デジタルカメラ10の制御部21は、RAMに記憶されている撮影条件に設定されて、画像を取得する。すなわち、制御部21は、静止画像のデータを生成し、この静止画像のデータをフラッシュメモリ20に記憶する。
【0047】
本実施形態のデジタルカメラ10によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、現在の時刻に基づいて夜であると制御部21が判断した場合(ステップS12にてYES)には、接写・夜景モードボタン17を夜景優先設定に変更する(ステップS13)。すなわち、夜景優先設定の場合には、接写・夜景モードボタン17を1回押すことにより夜景モードを設定できるので、夜という環境条件に適した撮影条件(夜景モード)に、簡単にかつ短時間で設定することができる。また、夜景モードよりも接写モードに設定する機会が多い昼であると制御部21が判断した場合(ステップS13)には、接写優先設定とされる。これにより、接写モードに容易にかつ短時間で設定することができるので、接写を取る機会が多い昼の場合には、接写に適した撮影条件(接写モード)に、簡単にかつ短時間で設定することができる。従って、ユーザは、その環境条件に適した撮影条件を容易に設定でき、付属の機能を多用して、より美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0048】
(2)本実施形態では、夜景モードとするには、接写優先設定とされた昼の場合には、接写・夜景モードボタン17を2回押下する必要があるが、夜景優先設定とされた夜には、1回押下せばよい。すなわち、接写・夜景モードボタン17で設定できる機能は同じであるが、接写・夜景モードボタン17を押下する回数に応じて設定できる機能の順番を変更させている。従って、より少ない回数を押すことで撮影条件を設定できるので、簡単にかつ短時間により美しい画像を撮影できる設定にすることができる。
【0049】
(3)本実施形態では、通常、接写優先設定となっている接写・夜景モードボタン17が夜景優先設定となっている場合には、モニタ部12に「夜景モードボタン」という文字35を表示させ、機能が通常と異なっていることを表示した。このため、ユーザが、接写・夜景モードボタン17の設定が変更されたことに気が付き易い。従って、例えば、接写・夜景モードボタン17が夜景優先モードとなっているのに、夜景モードにするために接写・夜景モードボタン17を2回押すというような誤操作を行って、所望の撮影条件に容易に設定できないというおそれを少なくすることができる。
【0050】
(4)本実施形態では、現在の時刻に基づいて、周囲の明るさ、すなわち夜であるか又は昼であるかを判断した。すなわち、内蔵されている時計27の情報に基づいて環境条件を判断しているので、デジタルカメラ10に環境条件を検出するための特別な検出手段を別途設ける必要がない。
【0051】
(5)本実施形態では、初期設定処理において、夜であるか又昼であるか等、周囲の明るさに応じて接写・夜景モードボタン17の機能が変更される。すなわち、「周囲の明るさ」は画像に大きく影響するが、撮影条件を設定することにより調節可能であるため、これらの環境条件の下で撮影条件を適宜設定して、より美しい画像を撮影することができる。
【0052】
(6)本実施形態では、ユーザによりメニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19が押されて設定不変フラグが「1」と設定された場合には、画像が撮像される環境条件によって接写・夜景モードボタン17の機能が変更されない。従って、例えば、デジタルカメラ10の機能を多用したりしているユーザにとっては、接写・夜景モードボタン17の機能が常に同じであるほうが使用し易く、容易に撮像条件の設定をすることができる。
【0053】
(7)本実施形態の制御部21は、内部に記憶されている検出条件31が検出された場合に、その環境条件に最適な推奨設定32をモニタ部12に表示して、ユーザに提示する(ステップS23)。従って、デジタルカメラ10に詳しくないユーザであっても、デジタルカメラ10に付属の機能を多用して、その推奨設定32に設定して、容易により美しい画像を得ることができる。
【0054】
(8)本実施形態では、接写・夜景モードボタン17が接写優先設定又は夜景優先設定の何れかに決定されるのは初期設定のときである。従って、電源が切断されるまでは、接写・夜景モードボタン17の機能は常に同じ機能であり、使用中に機能が変更することがないので、ユーザが、直前に使用した撮像条件に再び設定しようとして同じ操作をすれば、同じ撮像条件に容易に設定することができる。
【0055】
(9)本実施形態では、操作部24は、押すことによって撮影条件を変更できる接写・夜景モードボタン17を備えている。すなわち、接写・夜景モードボタン17を押すという簡単な操作により、容易に、環境条件に応じた撮影条件に設定することができる。
【0056】
(10)本実施形態では、選択・キャンセルボタン19を押すことにより、条件推奨フラグ34を「1」に設定し、この「1」の条件推奨フラグ34の検出条件31を判別しないようにした。従って、そのような設定をしたくないユーザに対して、メッセージ33を再度表示させないようにするので、メッセージ33が不要なユーザにとっては、そのメッセージ33が邪魔になることが少ない。また、制御部21に加わる負荷の低減も行うことができる。
【0057】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した撮像装置の第2実施形態を図8及び図9に従って説明する。ただし、以下の実施形態において、上述の実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0058】
図8及び図9に示すように、本実施形態における撮像装置としてのデジタルカメラ40は、上記実施形態と同様に、電源ボタン14、シャッターボタン15、ストロボボタン16を備えている。また、このデジタルカメラ40は、モニタ部12の周囲に、メニューボタン18、ホワイトバランス調節ボタン41、撮影感度調節ボタン42、接写モードボタン43、選択ボタン44、逆光補正・夜景モードボタン45,露出調節ボタン46及び画像再生ボタン47が配設されている。ホワイトバランス調節ボタン41及び撮影感度調節ボタン42は、それぞれホワイトバランス及び撮影感度を調節するためのボタンである。接写モードボタン43は、接写モードの設定及び解除を行うボタンである。選択ボタン44は、上記第1実施形態の選択・キャンセルボタン19と形状は異なるが、同様な処理を行うボタンである。すなわち、メニューボタン18が押されて表示されたメニューから項目を指定することにより、その指定された条件に設定する選択ボタンであるとともに、メッセージ33を再表示しないためのするキャンセルボタンでもある。
【0059】
逆光補正・夜景モードボタン45は、昼間と判断される時間(例えば6時〜18時)は、逆光補正を行うボタンとして機能し、夜間と判断される時間(例えば18時〜6時)は、夜景モードを設定又は解除するボタンとして機能する。また、逆光補正・夜景モードボタン45が逆光補正を行うボタンとして機能する場合には、図9(a)に示すようにモニタ部12に「逆光補正」の文字51が表示される。同逆光補正・夜景モードボタン45が夜景モードを設定するボタンとして機能する場合には、図9(b)に示すように、モニタ部12に「夜景モード」の文字52が表示される。
【0060】
また、露出調節ボタン46は、露出時間を調節するためのボタンである。画像再生ボタン47は、撮像した静止画像をモニタ部12に再生表示するためのボタンである。
【0061】
本実施形態においても、上記実施形態と同様に、デジタルカメラ40の制御部21は、電源が投入されると初期設定処理を行う。この場合、制御部21は、時計27から取得した現在の日時に応じて逆光補正・夜景モードボタン45を、逆光補正を行うボタンとするか夜景モードを設定するボタンとするかを決定する。そして、制御部21は、決定した機能に応じて、モニタ部12に「逆光補正」の文字51又は「夜景モード」の文字52を表示する。
【0062】
従って、本実施形態においても、上記実施形態の(3)〜(10)の効果と同様な効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(11)本実施形態においては、逆光補正・夜景モードボタン45は、昼には、逆光を補正するボタンとして、夜には夜景を撮影するボタンとして機能する。すなわち、夜という環境条件に適した撮影条件(夜景モード)に、簡単にかつ短時間で設定することができる。また、逆光になることが夜よりも多い昼には、逆光補正を容易にかつ短時間で行って、昼という環境条件により適した撮影条件に設定することができる。従って、ユーザは、付属の機能を多用して、より美しい画像を簡単に撮影することができる。
【0063】
(12)本実施形態においては、夜に使用される夜景モードの設定と、昼に多く使用される逆光補正との切り換えを1つのボタンで行った。すなわち、一方が多用されるときには、他方の機能はあまり使用されない。従って、一方が使用されるときには、他方の機能が邪魔にならず、逆光補正・夜景モードボタン45の機能をより簡単に使用することができる。
【0064】
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○機能が変更されるボタンが行う機能は、接写・夜景モードボタン17及び逆光補正・夜景モードボタン45以外の機能であること。例えば、連写モード設定が使用時間に応じてパノラマ設定に変更されるなどであってもよい。また、機能が変更されるボタンは、1つではなく、複数あってもよい。
【0065】
○制御部21が、初期設定処理において、接写・夜景モードボタン17及び逆光補正・夜景モードボタン45を切り換える時間を適宜変更すること。例えば、ユーザにより設定可能にしてもよい。この場合には、ユーザの任意の基準によりボタンの機能の変更を行うことができる。また、撮影場所の地域などの情報を入力することにより、地域、月日及び時刻から、制御部21が接写・夜景モードボタン17及び逆光補正・夜景モードボタン45の機能を変更する時間を適宜変更するようにしてもよい。
【0066】
○接写・夜景モードボタン17及び逆光補正・夜景モードボタン45が通常とは異なる設定に変更されたことを、モニタ部12に示さずに、他の手段によって示すこと。例えば、接写・夜景モードボタン17の近傍に付された接写モードマーク及び夜景モードマークの一方を点灯可能として、これにより表示させるようにしてもよい。
【0067】
○周囲の明るさが暗い場合には、初期設定処理で常にフラッシュが発光されるように設定し、ストロボボタン16を1回押すことによりストロボが発光しないように設定してもよい。すなわち、異なる複数の撮影条件を設定するボタンとして、特定の撮影条件を設定及び解除するために、ボタンを押下する回数を変更するようにしてもよい。
【0068】
○検出条件31を検出したときに推奨設定32に強制的に設定すること。なお、この推奨設定32に強制的に設定する場合には、初期設定処理において行うようにしてもよい。
【0069】
○メニューボタン18及び選択・キャンセルボタン19を用いて、変更推奨処理を行わないようにすること。このようにすることで、撮像装置に詳しいユーザは、モニタ部12にメッセージ33が表示されることなく、自由に撮像条件を設定して、所望の画像を得ることができる。
【0070】
○時計27からの現在の時刻に基づいて、夜又は昼など「周囲の明るさ」を判断して、操作部24の接写・夜景モードボタン17の機能を変更した。操作部24の機能が変更される基準は、例えば、画像が青くなる紫外線の量が多い時期や色温度が下がる時期など、画像に影響し、デジタルカメラ10によって調節可能な条件であれば、何でも良い。
【0071】
○デジタルカメラ10に他の検出手段を設けて、この検出手段の出力信号に応じて操作部24の機能を変更してもよい。例えば、デジタルカメラ10に照度計を設けて、時刻ではなく照度から接写・夜景モードボタン17の機能を変更してもよい。
【0072】
○デジタルカメラに代わりに、銀塩カメラや携帯電話のカメラにおいても、環境条件に応じて操作部の機能を変更すること。なお、銀塩カメラが、モニタ部12を備える場合には、これから撮像される画像の様子をユーザが容易に知ることができるので、撮像する前に画像の調節を行って、より所望の画像に近い画像を得ることができる。
【0073】
○推奨設定32を促すメッセージ33を表示させたときに、その推奨設定32にすぐに変更できる特定のボタンを設けること。
○動画を撮像する環境条件に応じて操作部の機能を変更すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるデジタルカメラの外観斜視図。
【図2】図1のデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図。
【図3】変更推奨処理に使用される制御部のデータ構成図。
【図4】第1実施形態の初期設定処理の流れ図。
【図5】同じく本実施形態の変更推奨処理の流れ図。
【図6】夜景優先設定のモニタ部を示すデジタルカメラの正面図。
【図7】接写優先設定のモニタ部を示すデジタルカメラの正面図。
【図8】第2実施形態におけるデジタルカメラの外観斜視図。
【図9】図8のモニタ部を示すデジタルカメラの正面図。
【符号の説明】
10…撮像装置としてのデジタルカメラ、11…撮像手段としての光学駆動部、21…制御部、24…操作部。

Claims (9)

  1. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像の撮像条件の設定を行う操作部と
    を備えた撮像装置において、
    前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記操作部の機能を変更する制御部を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記操作部は、少なくとも1つの機能変更ボタンを備えており、
    前記機能変更ボタンは、押される回数により異なる複数の前記撮像条件を設定できるボタンであり、
    前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記機能変更ボタンの所定の撮影条件を設定するために押される回数を変更することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の撮像装置において、
    前記操作部の機能が変更されたことを示す機能表示手段が設けられていることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の撮像装置において、
    前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件を前記画像が撮像される時に基づいて判断することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の撮像装置において、
    前記制御部は、前記画像が撮像される環境条件によって前記操作部の機能が変更されないように設定可能としていることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の撮像装置において、
    前記制御部は、前記画像が撮像される際の環境条件を判断し、
    この判断された前記環境条件に適する調節可能な撮像条件をユーザに提示することを特徴とする撮像装置。
  7. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像の撮像条件の設定を行う操作部と
    を備えた撮像装置において、
    前記画像が撮像される際の環境条件を判断し、
    この判断された前記環境条件に適する撮像条件をユーザに提示する制御部を備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置のコンピュータに、
    前記画像が撮像される際の環境条件に基づいて、前記操作部の機能を変更させることを実現させるための撮像プログラム。
  9. 画像を撮像する撮像手段と、前記画像の撮像条件の設定を行う操作部とを備えた撮像装置のコンピュータに、
    前記画像が撮像される際の環境条件に適合する撮像条件をユーザに提示することを実現させるための撮像プログラム。
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