JP2004206461A - アプリケーションパッケージ装置、アプリケーションパッケージのカスタマイズ方法およびプログラム - Google Patents

アプリケーションパッケージ装置、アプリケーションパッケージのカスタマイズ方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、他のユーザによる使用に不具合を与えることなく、テストとしてのカスタマイズを行って、その後に本番としてのカスタマイズを行うことができるようにする。
【解決手段】まず、カスタマイズ定義部22により、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31か共有カスタマイズ情報データベース32かの何れかに対してカスタマイズ情報を格納する。カスタマイズの実行時に、カスタマイズ実行部23は、ユーザ名および、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索し、成功した場合、検索されたカスタマイズ情報によりカスタマイズ処理を実行する。失敗した場合、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索し、成功した場合、検索されたカスタマイズ情報によりカスタマイズ処理を実行する。失敗した場合、デフォルトとして規定された処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばERPパッケージ(Enterprise Resource Planning Package)など、不特定多数のユーザによる使用が想定されると共に、ユーザ(管理者など)によるカスタマイズが可能なアプリケーションパッケージが実装されたアプリケーションパッケージ装置、そのアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、アプリケーションパッケージには、ユーザによるカスタマイズ機能を備えたものがあり、ユーザがカスタマイズする際には、そのカスタマイズ機能の範囲で表示画面や動作などを目的に応じて変更する。すなわち、アプリケーションパッケージ本体のソースコードを変更することなく、ユーザから入力された変更内容(カスタマイズ情報)を装置に格納することで、ユーザによるカスタマイズを行うものがある。
【0003】
こうした従来のアプリケーションパッケージのカスタマイズ方式として、本出願人により先に出願されている特開2001−147801号公報(特許文献1)のものがある。
このものは、アプリケーションパッケージの業務ルールを記憶するルール記憶部と、入力された業務ルールの変更内容をアプリケーションパッケージのソースコードに変換するソース変換部とを具備し、ユーザが入力した業務ルールの変更を、アプリケーションパッケージのソースコードを書き換える必要なく行うものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−147801号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のアプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ機能(カスタマイズ方法)では、あるユーザが上述のように目的に応じた変更(カスタマイズ)を行うと、そのカスタマイズが他の全てのユーザにまで適用されてしまっていた。
【0006】
また、上述した特許文献1のものは、ユーザがアプリケーションパッケージのソースコードを書き換える必要なく業務ルールを変更することができる好適なものであるが、あるユーザがこの変更(カスタマイズ)を行うとそのカスタマイズは、上述した従来のアプリケーションパッケージと同様に他の全てのユーザにまで適用されてしまっていた。
【0007】
上記の問題は、アプリケーションパッケージを複数の(不特定多数の)ユーザが使用し、そのアプリケーションパッケージの運用を続けながらあるユーザ(カスタマイズ権限を有するユーザ)がカスタマイズを行う際に、例えば以下に示すように、特に大きな不具合をもたらしていた。
○ まず、アプリケーションパッケージによる表示画面や使用される帳票のレイアウトなどを、ユーザが作成してアプリケーションパッケージの運用状態で修正を加えながらテストする際、その修正(カスタマイズ)を行うたびに当該修正が他の全てのユーザにまで適用されると、他のユーザにとっては修正対象である表示画面や帳票のレイアウトなどが不安定なものとなってしまい、操作感を悪化させてしまう。
○ また、例えば生産管理に関するアプリケーションパッケージなど、複数のチームで使用される状況では、そのアプリケーションパッケージを実際に運用しながらカスタマイズを行うことが多くある。この時、上流側で使用するチームがテストでカスタマイズしてしまうと、下流側で使用するチームにまでそのカスタマイズによる変更が適用されてしまう。このため、上流側のチームがテストで何度も画面表示や動作などを変更してしまうと、下流側のチームが使用する際にもその画面表示や動作などが変更されることとなり、使い勝手が不安定になってしまう。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、アプリケーションパッケージを運用しながらカスタマイズしていくに当たっても、他のユーザによる使用に不具合を与えることなく、あるユーザ(カスタマイズ権限を有するユーザ)がテストとしてのカスタマイズ(変更)を行って、その後に本番としてのカスタマイズを行うことができるアプリケーションパッケージが実装されたアプリケーションパッケージ装置、そのアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法およびプログラム(カスタマイズ機能を備えたアプリケーションパッケージのプログラム)を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
請求項1記載の発明は、アプリケーションパッケージが実装されたアプリケーションパッケージ装置であって、アプリケーションパッケージによる処理を行うアプリケーションパッケージ手段と、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納するようユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段と、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納する共有カスタマイズ情報格納手段と、を備え、アプリケーションパッケージ手段は、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段と、共有カスタマイズ情報格納手段とに格納されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、上記したアプリケーションパッケージ手段が、カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいてユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を行うことを特徴とする。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、上記したアプリケーションパッケージ手段が、アプリケーションパッケージとして規定されたアプリケーション処理を行うアプリケーション制御部と、アプリケーションパッケージに対するカスタマイズ情報を定義するカスタマイズ定義部と、予め格納されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージに対するカスタマイズを実行するカスタマイズ実行部と、を備えてなり、上記アプリケーションパッケージ制御部は、カスタマイズ定義の要求を受けるとカスタマイズ定義部を呼び出し、カスタマイズ実行の要求を受けるとカスタマイズ実行部を呼び出すことを特徴とする。
【0012】
また、請求項4記載の発明は、上記したユーザ別カスタマイズ情報格納手段が、アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、上記した共有カスタマイズ情報格納手段が、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、上記したアプリケーションパッケージ手段が、当該アプリケーションパッケージ手段を使用しているユーザ名を、アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、アプリケーションパッケージが実装されたコンピュータにおけるアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法であって、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を、ユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段に格納するユーザ別カスタマイズ情報格納工程と、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を共有カスタマイズ情報格納手段に格納する共有カスタマイズ情報格納工程と、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段または共有カスタマイズ情報格納手段に格納されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ実行工程と、のうち、ユーザ別カスタマイズ情報格納工程と、共有カスタマイズ情報格納工程との少なくとも一方を少なくとも1回行った後、カスタマイズ実行工程を行い、当該カスタマイズ実行工程では、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7記載の発明は、上記したカスタマイズ実行工程では、カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて、アプリケーションパッケージによる処理を行うアプリケーションパッケージ手段がユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項8記載の発明は、上記したユーザ別カスタマイズ情報格納手段が、アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、上記した共有カスタマイズ情報格納手段が、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする。
【0017】
また、請求項9記載の発明は、上記したアプリケーションパッケージ手段が、当該アプリケーションパッケージ手段を使用しているユーザ名を、アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする。
【0018】
また、請求項10記載の発明は、アプリケーションパッケージが実装されたコンピュータに、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を、ユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段に格納するユーザ別カスタマイズ情報格納処理と、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を共有カスタマイズ情報格納手段に格納する共有カスタマイズ情報格納処理と、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段または共有カスタマイズ情報格納手段に格納されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ実行処理と、のうち、ユーザ別カスタマイズ情報格納処理と、共有カスタマイズ情報格納処理との少なくとも一方を少なくとも1回実行させた後、カスタマイズ実行処理を実行させ、当該カスタマイズ実行処理では、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照させることを特徴とする。
【0019】
また、請求項11記載の発明は、上記したカスタマイズ実行処理では、カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて、アプリケーションパッケージのプログラムがユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を実行させることを特徴とする。
【0020】
また、請求項12記載の発明は、上記したユーザ別カスタマイズ情報格納手段が、アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、上記した共有カスタマイズ情報格納手段が、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする。
【0021】
また、請求項13記載の発明は、上記したアプリケーションパッケージのプログラムは、当該アプリケーションパッケージを使用しているユーザ名を、アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする。
【0022】
なお、上記した請求項3記載の記述的手段におけるアプリケーション処理とは、当該アプリケーションパッケージとして規定された機能を実現するための処理であり、例えば生産管理のアプリケーションパッケージであれば生産管理を実現するための処理であり、例えば販売管理のアプリケーションパッケージであれば販売管理を実現するための処理である。
また、上記した請求項2、7、および11記載の記述的手段におけるオブジェクトの名称におけるキーワードとは、例えば、画面名や帳票名などのオブジェクト名である。
また、上記した請求項1、6、および10記載の記述的手段における使用時とは、そのユーザを特定する情報(例えば、IDとパスワードなど)によりログインされて使用されている時(状態)のことである。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るアプリケーションパッケージ装置、アプリケーションパッケージのカスタマイズ方法、およびプログラム(カスタマイズ機能を備えたアプリケーションパッケージのプログラム)の一実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0024】
本発明の実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置は、図1に示すように、キーボードやマウスなどの入力装置10と、プログラム制御により動作するアプリケーションパッケージ部20と、情報を記憶する記憶装置30と、ディスプレイ装置や印刷装置などの出力装置40とを備えて構成されている。
【0025】
入力装置10は、ユーザからのカスタマイズの指示などの入力を受ける。
出力装置40は、アプリケーションパッケージ部20の設定(カスタマイズされた設定状態)により、ディスプレイ装置への画面表示や印刷装置への記録紙出力などにより出力する。
【0026】
アプリケーションパッケージ部20は、アプリケーションパッケージによる処理を行うものであり、アプリケーションパッケージ制御部21と、カスタマイズ定義部22と、カスタマイズ実行部23とを備えてなる。
このアプリケーションパッケージ部20は、物理的には、アプリケーションパッケージ装置のメモリ空間に展開されるアプリケーションパッケージのプログラムによる処理として実現されることとしてよい。
【0027】
アプリケーションパッケージ制御部21は、アプリケーションパッケージ起動時に呼び出され(起動され)、入力装置10から与えられた処理要求を実行し、実行結果を出力装置40に表示する。すなわち、アプリケーションパッケージの起動と同時に起動され、アプリケーションパッケージとして規定されたアプリケーション処理を行う。
このアプリケーション処理は、本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置に実装されたアプリケーションパッケージに規定された機能を実現するための処理であり、このアプリケーションパッケージ装置における中心的な機能を実現するものである。例えば、本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置が生産管理のアプリケーションパッケージを実装したものであれば、このアプリケーション処理は生産管理を実現するための処理であり、本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置が販売管理のアプリケーションパッケージを実装したものであれば、このアプリケーション処理は販売管理を実現するための処理である。
【0028】
カスタマイズ定義部22は、アプリケーションパッケージに対するカスタマイズ情報を定義するものであり、入力装置10からカスタマイズ定義の処理要求が与えられた時、アプリケーションパッケージ制御部21により呼び出され、入力装置10から与えられたカスタマイズ情報をユーザ固有カスタマイズ情報データベース31、または共有カスタマイズ情報データベース32に保存する。
【0029】
カスタマイズ実行部23は、予めユーザ固有カスタマイズ情報データベース31と共有カスタマイズ情報データベース32とに格納されたカスタマイズ情報に基づいて、アプリケーションパッケージに対するカスタマイズを実行するものである。
入力装置10からカスタマイズ実行の処理要求が与えられた時、このカスタマイズ実行部23は、アプリケーションパッケージ制御部21により呼び出され、ユーザ名および、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索し、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に成功した場合、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に失敗した場合、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索し、共有カスタマイズ情報データベース32の検索に成功した場合、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、共有カスタマイズ情報データベース32の検索に失敗した場合、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を実行し、実行結果を出力装置40に表示する。
なお、このカスタマイズ実行部23の起動は、上記した入力装置10からカスタマイズ実行の処理要求が与えられた時に限定されず、アプリケーションパッケージ制御部21への設定により、ユーザのログイン時にアプリケーションパッケージ制御部21から呼び出されることとしてもよい。
【0030】
記憶装置30は、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース(ユーザ別カスタマイズ情報格納手段)31と、共有カスタマイズ情報データベース(共有カスタマイズ情報格納手段)32とを格納する。
ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31は、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納するものであり、ユーザ別に設けられている。すなわち、あるユーザ用に設けられたユーザ固有カスタマイズ情報データベース31は、アプリケーションパッケージ部20がそのユーザ名によりログインされて使用されている時にのみ、カスタマイズ定義部22によるカスタマイズ情報の格納やカスタマイズ実行部23による参照を受ける。
【0031】
このユーザ固有カスタマイズ情報データベース31は、アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能である。
このことにより、一人のユーザがテストとして1つまたは複数のカスタマイズを定義し、アプリケーションパッケージを運用しながらその使用感を確認して最適なものを判断することができる。
【0032】
共有カスタマイズ情報データベース32は、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納するものであり、全てのユーザに共通として設けられている。すなわち、この共有カスタマイズ情報データベース32は、ログインして使用しているユーザ名に関わらずカスタマイズ定義部22によるカスタマイズ情報の格納やカスタマイズ実行部23による参照を受ける。
【0033】
この共有カスタマイズ情報データベース32は、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できない。
このことにより、全てのユーザに共通として格納されたカスタマイズ情報については、定義された1つのカスタマイズに確定させることができる。
【0034】
次に、本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置の動作の概要について説明する。
図1に示すように、カスタマイズ定義部22は、カスタマイズ情報をユーザ固有カスタマイズ情報データベース31、共有カスタマイズ情報データベース32の何れかに保存する。
カスタマイズの実行時に、カスタマイズ実行部23は、ユーザ名および、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索し、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に成功した場合、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行する。ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に失敗した場合、カスタマイズ実行部23は、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索し、共有カスタマイズ情報データベース32の検索に成功した場合、カスタマイズ実行部23は、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行する。共有カスタマイズ情報データベース32の検索に失敗した場合、カスタマイズ実行部23は、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を実行する。
このようにして、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31と共有カスタマイズ情報データベース32とを分けて管理し、アプリケーションパッケージ部20が、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を当該ユーザによる使用時にのみ参照することで、あるユーザ(カスタマイズ権限を有するユーザ)が、他のユーザによる使用に不具合を与えることなく、テストとしてのカスタマイズ(変更)を行って、その後に本番としてのカスタマイズを行うことができる。
【0035】
次に、図1から図4を参照して本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置の動作について説明する。
まず、アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を記憶装置30に格納する際の動作について説明する。
【0036】
ユーザが本実施形態としてのアプリケーションパッケージにログインする際には、例えば図2に示すような画面により、入力装置10からユーザID(ユーザを特定する情報)とパスワードとを入力する。このログイン情報(ユーザIDとパスワードと)により、入力を受けたアプリケーションパッケージ部20は使用するユーザ名を確認する。
【0037】
ログインが正常に行われると、例えば図3に示すようなメニュー画面(初期画面)が出力装置40(ディスプレイ装置)に表示される。ユーザがカスタマイズ情報を定義するには、このメニュー画面により、入力装置10からカスタマイズ定義の要求を入力する。この要求が入力されると、アプリケーションパッケージ制御部21はカスタマイズ定義部22を呼び出す。カスタマイズ定義部22は、出力装置40に所定のカスタマイズ用画面を表示させ、ユーザはその画面に従って所望のカスタマイズを登録する。
【0038】
この登録は、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31か共有カスタマイズ情報データベース32かの何れかに対して行われる。ユーザがこの何れに対して登録するかは、ユーザが選択して入力装置10から登録する一方の指定を入力することにより決定することとしてもよく、「テスト」と「本番中」のモードを設けることとしてもよい。
この2つのモードを設ける場合、テストモードの状態でのカスタマイズ定義では、ユーザにより登録されるカスタマイズ情報がユーザ固有カスタマイズ情報データベース31に格納され、本番中モードの状態でのカスタマイズ定義では、ユーザにより登録されるカスタマイズ情報が共有カスタマイズ情報データベース32に格納されることとしてよい。
【0039】
この2つのモードを用いてカスタマイズ情報の登録を行う場合、登録しようとするユーザはまず、テストモードでカスタマイズ情報を定義し、その定義したカスタマイズが本番用として適当なものであると判断すると、そのカスタマイズを本番中モードで登録する。ここで、そのカスタマイズが本番用として適当でないまたは適当か否か不明と判断した場合には、別なカスタマイズ情報をテストモードで定義し、そのカスタマイズによりしばらく使用した後、本番用として適当と判断した時点で本番中モードにより登録することができる。
テストモードによりカスタマイズ情報をユーザ固有カスタマイズ情報データベース31に格納すると、カスタマイズ実行部23は、そのユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を当該ユーザによる使用時のみしか参照しないため、このテストモードで登録したユーザは、他のユーザの使用に影響を与えることなくカスタマイズのテストを行うことができる。また、テストモードで複数のカスタマイズ情報を定義することにより、ユーザは、その複数のカスタマイズ情報の中から最適なものを、アプリケーションパッケージをその定義したカスタマイズにより使用していく中で判断した後、本番中モードで登録することができる。
【0040】
ユーザは、上述のように、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31か共有カスタマイズ情報データベース32かの少なくとも一方に対して少なくとも1回(任意の回数)のカスタマイズ情報の登録を行うことで、カスタマイズ情報を記憶装置30に格納する。
ユーザがカスタマイズ情報の格納を行わないでメニュー画面から処理メニューを実行させる場合、アプリケーションパッケージ制御部21は、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定されたアプリケーション処理を行うこととなる。
【0041】
次に、カスタマイズ実行時の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
カスタマイズ実行の処理要求が入力されると、アプリケーションパッケージ制御部21は、カスタマイズ実行部23を呼び出し、カスタマイズを実行させる。
なお、上記したカスタマイズ実行部23の呼び出しは、図3に示す画面などによりユーザが入力装置10からカスタマイズ実行の要求を入力することでアプリケーションパッケージ制御部21が行ってもよく、設定により本アプリケーションパッケージへのログイン時にアプリケーションパッケージ制御部21が自動的にこのカスタマイズ実行部23の呼び出しを行うこととしてもよい。
【0042】
まず、カスタマイズ実行部23は、ユーザ名および、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索する(ステップS1、S2)。
ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に成功した場合(ステップS2;YES)、カスタマイズ実行部23は、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、その実行結果を出力装置40に表示する(ステップS3)。
【0043】
ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に失敗した場合(ステップS2;NO)、カスタマイズ実行部23は、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索する(ステップS4、S5)。
共有カスタマイズ情報データベース32の検索に成功した場合(ステップS5;YES)、カスタマイズ実行部23は、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、その実行結果を出力装置40に表示する(ステップS6)。
【0044】
共有カスタマイズ情報データベース32の検索に失敗した場合(ステップS5;NO)、カスタマイズ実行部23は、アプリケーションパッケージのデフォルト処理として規定された処理を実行し、実行結果を出力装置40に表示する(ステップS7)。
【0045】
次に、上述した本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置の動作について、図5の具体例を用いて説明する。
この具体例では、図5に示すように、ユーザAが画面Xのカスタマイズ情報をユーザ固有カスタマイズ情報データベース31に保存し、ユーザBが画面Yのカスタマイズ情報を共有カスタマイズ情報データベース32に保存したとして説明する。
【0046】
ユーザAにより画面Xの表示処理(画面Xへのカスタマイズ)が要求された場合、アプリケーションパッケージ制御部21は、カスタマイズ実行部23を呼び出す。カスタマイズ実行部23は、ユーザ名(A)、画面名(X)をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索する。
ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31にはユーザAにより作成された画面Xのカスタマイズ情報があるため、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索は成功する。カスタマイズ実行部23は、ユーザAによりカスタマイズされた画面Xを出力装置40に表示する。すなわち、表示画面として画面Xを用いるよう、アプリケーションパッケージ制御部21をカスタマイズする。
【0047】
ユーザAにより画面Yの表示処理が要求された場合、アプリケーションパッケージ制御部21はカスタマイズ実行部23を呼び出す。カスタマイズ実行部23は、ユーザ名(A)、画面名(Y)をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索する。ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31にはユーザAにより作成された画面Yのカスタマイズ情報がないため、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索は失敗する。
カスタマイズ実行部23は、画面名(Y)をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索する。共有カスタマイズ情報データベース32にはユーザBにより作成された画面Yのカスタマイズ情報があるため、共有カスタマイズ情報データベース32の検索は成功する。カスタマイズ実行部23は、ユーザBによりカスタマイズされた画面Yを出力装置40に表示する。すなわち、表示画面として画面Yを用いるよう、アプリケーションパッケージ制御部21をカスタマイズする。
【0048】
ユーザAにより画面Zの表示処理が要求された場合、アプリケーションパッケージ制御部21はカスタマイズ実行部23を呼び出す。カスタマイズ実行部23は、ユーザ名(A)、画面名(Z)をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索する。ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31にはユーザAにより作成された画面Zのカスタマイズ情報がないため、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索は失敗する。カスタマイズ実行部23は、画面名(Z)をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索する。共有カスタマイズ情報データベース32には画面Zのカスタマイズ情報がないため、共有カスタマイズ情報データベース32の検索は失敗する。カスタマイズ実行部23は、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された画面Zを出力装置40に表示する。
【0049】
以上のように、本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置によれば、ユーザ固有カスタマイズ情報と共有カスタマイズ情報とを分けて管理し、アプリケーションパッケージ部20が、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を当該ユーザによりログインされて使用される時にのみ参照することで、そのログインしたユーザが、他のユーザによる使用に不具合を与えることなく、テストとしてのカスタマイズを行い、その後に本番としてのカスタマイズを行うことができる。
その理由は、カスタマイズ定義時、カスタマイズ情報をユーザ固有カスタマイズ情報データベース31、共有カスタマイズ情報データベース32の何れかに保存し、カスタマイズ実行時、カスタマイズ実行部23は、ユーザ名および、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーにユーザ固有カスタマイズ情報データベース31を検索し、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31の検索に成功した場合、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、ユーザ固有カスタマイズ情報の検索に失敗した場合、画面名や帳票名などのオブジェクト名をキーに共有カスタマイズ情報データベース32を検索し、共有カスタマイズ情報データベース32の検索に成功した場合、検索されたカスタマイズ情報により示されるカスタマイズ処理を実行し、共有カスタマイズ情報の検索に失敗した場合、アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を実行するためである。
【0050】
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、例えば以下に示すように、種々変形して実施することが可能である。
【0051】
まず、カスタマイズの実行は、ユーザからのカスタマイズ実行の処理要求が入力装置10から入力された場合のみでなく、アプリケーションパッケージ制御部21への設定により、そのアプリケーションパッケージ制御部21がユーザによるログイン時にカスタマイズ実行部23を呼び出し、カスタマイズ実行部23が、ユーザ固有カスタマイズ情報データベース31や共有カスタマイズ情報データベース32に格納されたカスタマイズ情報によりカスタマイズすることとしてもよい。
また、このログイン時にカスタマイズ実行部23を起動させる場合には、共有カスタマイズ情報データベース32に格納されたカスタマイズ情報によりカスタマイズすることとしてもよい。
【0052】
また、本発明に係るアプリケーションパッケージは、一台の装置(スタンドアローン)に実装されるものに限定されず、複数の端末が接続されてなり、不特定多数のユーザが各ユーザの端末などにより操作するシステムに実装されたものであっても同様に適用できる。
この本発明に係るアプリケーションパッケージのカスタマイズ方式を実現するものがアプリケーションパッケージシステムである場合、上述した実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置がそのシステムの1台であってもよい。また、上述した実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置における各機能部(実現のための各技術的手段)は、システムに属する端末などに分散されて備えられていてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るアプリケーションパッケージ装置では、アプリケーションパッケージ手段が、ユーザ別カスタマイズ情報格納手段と、共有カスタマイズ情報格納手段とに格納されたカスタマイズ情報に基づいてアプリケーションパッケージをカスタマイズし、上記のユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照する。
このことにより、ユーザが、他のユーザによる使用に不具合を与えることなくカスタマイズ情報をユーザ別カスタマイズ情報格納手段に格納させ、アプリケーションパッケージを運用しながらそのカスタマイズのテストを行い、その後に本番として他のユーザにも適用されるカスタマイズを行うことができるようにすることができる。
【0054】
また、本発明の各アプリケーションパッケージのカスタマイズ方法および各アプリケーションパッケージのカスタマイズプログラムによっても、上記した本発明に係るアプリケーションパッケージ装置の効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としてのアプリケーションパッケージ装置における構成の概要を示すブロック図である。
【図2】出力装置40(ディスプレイ装置)に表示されるアプリケーションパッケージへのログイン画面の一例を示す図である。
【図3】出力装置40(ディスプレイ装置)に表示されるログイン後の初期画面(メニュー画面)の一例を示す図である。
【図4】カスタマイズ実行時の動作の概要を示すフローチャートである。
【図5】具体例を説明するための記憶装置30における格納状態例を示す図である。
【符号の説明】
10 入力装置(入力手段)
20 アプリケーションパッケージ部(アプリケーションパッケージ手段)
21 アプリケーションパッケージ制御部
22 カスタマイズ定義部
23 カスタマイズ実行部
30 記憶装置
31 ユーザ固有カスタマイズ情報データベース(ユーザ別カスタマイズ情報格納手段)
32 共有カスタマイズ情報データベース(共有カスタマイズ情報格納手段)
40 出力装置(出力手段)

Claims (13)

  1. アプリケーションパッケージが実装されたアプリケーションパッケージ装置であって、
    前記アプリケーションパッケージによる処理を行うアプリケーションパッケージ手段と、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納するようユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段と、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を格納する共有カスタマイズ情報格納手段と、を備え、
    前記アプリケーションパッケージ手段は、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段と、前記共有カスタマイズ情報格納手段とに格納されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照することを特徴とするアプリケーションパッケージ装置。
  2. 前記アプリケーションパッケージ手段は、
    カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて前記共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、
    前記共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、前記アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を行うことを特徴とする請求項1記載のアプリケーションパッケージ装置。
  3. 前記アプリケーションパッケージ手段は、
    前記アプリケーションパッケージとして規定されたアプリケーション処理を行うアプリケーション制御部と、
    前記アプリケーションパッケージに対するカスタマイズ情報を定義するカスタマイズ定義部と、
    予め格納されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージに対するカスタマイズを実行するカスタマイズ実行部と、を備えてなり、
    前記アプリケーションパッケージ制御部は、カスタマイズ定義の要求を受けると前記カスタマイズ定義部を呼び出し、カスタマイズ実行の要求を受けると前記カスタマイズ実行部を呼び出すことを特徴とする請求項1または2記載のアプリケーションパッケージ装置。
  4. 前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段は、前記アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、
    前記共有カスタマイズ情報格納手段は、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のアプリケーションパッケージ装置。
  5. 前記アプリケーションパッケージ手段は、当該アプリケーションパッケージ手段を使用しているユーザ名を、前記アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のアプリケーションパッケージ装置。
  6. アプリケーションパッケージが実装されたコンピュータにおける前記アプリケーションパッケージのカスタマイズ方法であって、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を、ユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段に格納するユーザ別カスタマイズ情報格納工程と、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を共有カスタマイズ情報格納手段に格納する共有カスタマイズ情報格納工程と、
    ユーザ別カスタマイズ情報格納手段または共有カスタマイズ情報格納手段に格納されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ実行工程と、のうち、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納工程と、前記共有カスタマイズ情報格納工程との少なくとも一方を少なくとも1回行った後、前記カスタマイズ実行工程を行い、当該カスタマイズ実行工程では、前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照することを特徴とするアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法。
  7. 前記カスタマイズ実行工程では、
    カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて、前記アプリケーションパッケージによる処理を行うアプリケーションパッケージ手段が前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて前記共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、 前記共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、前記アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を行うことを特徴とする請求項6記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法。
  8. 前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段は、前記アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、
    前記共有カスタマイズ情報格納手段は、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする請求項6または7記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法。
  9. 前記アプリケーションパッケージ手段は、当該アプリケーションパッケージ手段を使用しているユーザ名を、前記アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする請求項6から8の何れか1項に記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズ方法。
  10. アプリケーションパッケージが実装されたコンピュータに、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を、ユーザ別に設けられたユーザ別カスタマイズ情報格納手段に格納するユーザ別カスタマイズ情報格納処理と、
    前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ情報を共有カスタマイズ情報格納手段に格納する共有カスタマイズ情報格納処理と、
    ユーザ別カスタマイズ情報格納手段または共有カスタマイズ情報格納手段に格納されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズするカスタマイズ実行処理と、のうち、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納処理と、前記共有カスタマイズ情報格納処理との少なくとも一方を少なくとも1回実行させた後、前記カスタマイズ実行処理を実行させ、当該カスタマイズ実行処理では、前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を、当該ユーザによる使用時にのみ参照させることを特徴とするアプリケーションパッケージのカスタマイズプログラム。
  11. 前記カスタマイズ実行処理では、
    カスタマイズ実行の要求を受けると、使用しているユーザ名およびオブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて、前記アプリケーションパッケージのプログラムが前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、
    前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、オブジェクトの名称におけるキーワードに基づいて前記共有カスタマイズ情報格納手段を検索し、
    該共有カスタマイズ情報格納手段の検索に成功した場合、当該検索されたカスタマイズ情報に基づいて前記アプリケーションパッケージをカスタマイズし、
    前記共有カスタマイズ情報格納手段の検索に失敗した場合、前記アプリケーションパッケージにデフォルトとして規定された処理を実行させることを特徴とする請求項10記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズプログラム。
  12. 前記ユーザ別カスタマイズ情報格納手段は、前記アプリケーションパッケージにおけるカスタマイズ可能なカスタマイズ項目の1つに対して1つ以上のカスタマイズ情報を格納可能であり、
    前記共有カスタマイズ情報格納手段は、1つのカスタマイズ項目についてカスタマイズ情報を1つまでしか格納できないことを特徴とする請求項10または11記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズプログラム。
  13. 前記アプリケーションパッケージのプログラムは、当該アプリケーションパッケージを使用しているユーザ名を、前記アプリケーションパッケージへのログイン情報により確認することを特徴とする請求項10から12の何れか1項に記載のアプリケーションパッケージのカスタマイズプログラム。
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