JP2004205443A - 目的地情報検索装置、ナビゲーション装置およびプログラム - Google Patents

目的地情報検索装置、ナビゲーション装置およびプログラム Download PDF

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慶範 渡辺
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Abstract

【課題】使用者が電話番号などの一部を正確に記憶していない場合でも、所望の目的地情報を効率良く得ることができる目的地情報検索装置を提供する。
【解決手段】使用者が操作スイッチ群7等の操作により入力した目的地の電話番号の一部にワイルドカードが指定されている場合(S102:YES)、その入力された電話番号のワイルドカード以外の部分が同一の電話番号に関連付けられている施設名を表示装置にリスト表示する(S106)。そして、使用者がその表示装置にリスト表示された複数の施設名の中から使用者が所望の施設名を選択すると(S107)、その選択された施設名の位置座標および周辺地図を表示装置に表示する(S108)。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車載用ナビゲーション装置などにおいて、使用者からの入力に基づき所望の目的地情報を検索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車載用ナビゲーション装置は、操作スイッチやリモートコントロール端末などの入力機器を介して使用者により目的地が入力されると、現在検出している車両位置(車両の現在位置)から上記入力された目的地へ至るまでの最適な経路を演算によって自動的に求め、その求めた経路(案内経路)を使用者に案内するように構成されている。
【0003】
ここで、従来の車載用ナビゲーション装置においては、使用者が目的地を設定するための機能として、施設索引検索、住所索引検索、電話番号索引検索、郵便番号索引検索などの項目別検索機能が備えられている。そして、使用者は、目的地として望む場所を検索する際に、まず、施設を検索するのか、住所を検索するのか、といった検索項目を最初に選択し、その後、それぞれの検索項目に特化した階層構造にて場所を絞り込んでいき、最終的に目的の場所(地点)を探し出して指定するようになっている。
【0004】
例えば、使用者が施設索引検索を選択すると、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置に施設名の文字列が一覧表示され、その一覧表示された施設名の中から、使用者が目的地として望むものを、入力機器を介して選択すると、その選択された施設の位置が目的地として設定される。
【0005】
また例えば、使用者が施設索引検索を選択してから、入力機器を介して所望の施設名の文字列を入力すると、その文字列を含んだ施設名の候補が表示装置に一覧表示され、その一覧表示された候補の中から、使用者が目的地として望む施設名を選択すると、その選択された施設の位置が目的地として設定される、といった構成も考えられる(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−153950号公報(第5頁、図6)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車載用ナビゲーション装置では、例えば電話番号から目的地情報を得る際に、施設や個人宅など目的地の電話番号を正確に入力する必要があり、その目的地の電話番号の一部を間違って記憶している場合には、誤った情報が報知されてしまう。そこで、間違っていると推測する部分の番号を変更して再検索することになるが、所望の目的地情報を得るまで再検索することとなり手間がかかるという問題があった。また、その目的地の電話番号の一部を思い出せないような場合には、その思い出せない部分に推測される番号を当てはめて検索することになるが、所望の目的地情報を得るまで繰り返し再検索することとなり手間がかかるという問題があった。
【0008】
なお、このようなことは車載用ナビゲーション装置における電話番号索引検索に限られず、情報端末において利用者が所望の目的地情報を得るために文字列を入力して検索する場合には同様の問題が生じると考えられる。例えば、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯情報端末を用いる場合であり、また、例えば、文字列を入力して目的地情報を検索する施設索引検索・住所索引検索や、郵便番号を入力して目的地情報を検索する郵便番号検索などを行う場合である。
【0009】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、使用者が文字列の一部を正確に記憶していない場合でも、所望の目的地情報を効率良く得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の目的地情報検索装置は、場所情報記憶手段(14:この欄においては、発明への理解の容易化のため、必要に応じて実施の形態中で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)が、「場所文字列」を一つ以上記憶するとともに、それぞれの「場所文字列」に一つ以上の「他種別場所文字列」を関連付けて記憶している。ここで「場所文字列」とは、場所を直接または間接的に特定する文字列であり、例えば施設名や施設のジャンル名、住所名、電話番号、郵便番号などの文字列が考えられる。この「場所文字列」の種別としては、施設や施設のジャンル、住所、電話番号、郵便番号などの種別が考えられる。また「他種別場所文字列」とは、「場所文字列」が特定する場所を「場所文字列」とは異なる種別にて直接または間接的に特定する文字列である。一例を挙げると、「場所文字列」としての「052−△△△−□□□□(電話番号)」という文字列と「他種別場所文字列」としての「株式会社○○○(施設名)」という文字列とが、同じ場所を示す文字列として場所情報記憶手段が関連付けて記憶するという具合である。次に、場所情報記憶手段に記憶されている文字列群から目的地に関する情報を検索するのに用いる文字列である「検索文字列」(一例として目的地の電話番号)が使用者により入力手段(7,13)を介して入力されると、文字列判定手段(8)が、その検索文字列に不定文字が含まれているか否かを判定する。なお、「不定文字」とは、検索文字列の一部に不定な部分を指定するための文字であり、その具体例としては、記号「?」のような1個以下の任意文字の存在を許容する単文字型のワイルドカードや記号「*」のような任意個数の任意文字の存在を許容する多文字型のワイルドカード、スペースなどが用いられる。ここで、文字列判定手段によってその検索文字列に不定文字が含まれていないと判定された場合には、文字列検索手段(8)が、その検索文字列と同一の場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を場所情報記憶手段から検索する。一方、文字列判定手段によってその検索文字列に不定文字が含まれていると判定された場合には、文字列検索手段が、その検索文字列のうち不定文字を除く部分が含まれている場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を場所情報記憶手段から検索する。この場合、使用者が入力手段を介して入力した検索文字列における不定文字以外の部分が正確であり、且つ使用者が所望の場所文字列が場所情報記憶手段に記憶されていれば、この所望の場所文字列がその検索結果に含まれていることとなる。そして、検索結果報知手段(8,10,17)が、文字列検索手段による検索結果を報知する。なお、上述のように検索結果を報知する方法としては、表示装置に検索結果をリスト表示することや検索結果を音声で報知することなどが考えられる。
【0011】
このように、本発明の目的地情報検索装置は、目的地に関する情報を検索するのに用いる文字列に不定文字があった場合でも、その検索文字列のうち不定文字を除く部分が含まれている場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を検索し、その検索結果を使用者に報知する。したがって、使用者が、電話番号などの文字列の一部を正確に記憶していない場合でも、施設名など所望の目的地情報を効率良く得ることができる。
【0012】
ところで、電話番号索引検索を行う場合に、市外局番を思い出せないことや正確に覚えていないことがある。そこで、請求項2のように、自らの現在の位置を特定する位置特定手段(1,8)と、電話番号の市外局番を含めた地図情報を記憶する地図情報記憶手段(14)と、を備え、検索文字列が電話番号形式であり、且つその市外局番に該当する部分に不定文字が含まれていると文字列判定手段が判定した場合には、文字列検索手段が、位置特定手段によって特定された自らの現在の位置および地図情報記憶手段の地図情報に基づいて自らの現在の位置の市外局番を検索し、その検索された市外局番を場所文字列における市外局番に該当する部分の不定文字と置き換えることが考えられる。ここで、電話番号形式とは、市外局番、市内局番および加入者番号からなる文字列の形式を云い、一例として「052−△△△−□□□□」などがある。このようにすれば、電話番号の市外局番を思い出せない場合や正確に覚えていない場合でも、電話番号索引検索を効果的に実行できる。
【0013】
ところで、目的地情報を検索する場合に、その目的地の近隣に存在するデパートなどの施設の施設名や電話番号、住所などを正確に記憶しているが、その目的地の施設名や電話番号などを正確には記憶していない場合がある。このような場合に目的地情報を得るためには、その近隣の施設の施設名などからその施設の情報を得たのちに、その情報から目的地の情報を検索したり推測したりして得ることとなり、所望の目的地情報を得るまでに手間がかかってしまう。そこで、目的地の近隣の施設の情報に基づいて、目的地の情報を検索することが考えられる。具体的には、請求項3のように、場所情報記憶手段が「場所文字列」を一つ以上記憶するとともに、地図情報記憶手段が、上述の場所文字列が示す場所の位置情報を含めた地図情報を記憶する。次に、場所情報記憶手段に記憶されている文字列群から所望の目的地を検索するために、その目的地の近隣に存在する他の場所文字列が示す場所を特定する文字列である「近隣検索文字列」が使用者により入力手段を介して入力されると、文字列検索手段が、その近隣検索文字列と同一の場所文字列を場所情報記憶手段から検索する。さらに、文字列検索手段が、地図情報に基づいて、「その検索された場所文字列が示す場所」の近隣に存在する「他の場所文字列が示す場所」を検索する。具体的には、「その検索された場所文字列が示す場所」から例えば半径100m以内など所定範囲内に存在する「他の文字列が示す場所」を検索する。なお、これ以外にも「その検索された場所文字列が示す場所」と同じ市内や同じ区内、同じ町内、同じビル内などに存在する「他の文字列が示す場所」を検索するようにしてもよい。そして、検索結果報知手段が、文字列検索手段によって検索された場所を示す場所文字列を検索結果として報知する。このように、使用者が目的地の施設名などを正確には記憶していない場合でも、その目的地の近隣に存在するデパートなどの施設の施設名などを記憶していれば、その目的地の近隣の施設の情報に基づいて所望の目的地情報を効率良く得ることができる。
【0014】
ところで、上述のように目的地情報を検索した場合にその検索結果が例えば100件など多かったときには、その検索結果から所望の目的地を探し出すのが困難である。そこで、上述のような検索に続いて絞り込み検索を行うようにしてもよい。具体的には、請求項4のように、文字列検索手段による検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合に、入力手段を介して検索結果から絞り込み検索を行うのに用いる文字列である「絞り込み検索文字列」が使用者によって入力されたときには、文字列判定手段が、その絞り込み検索文字列の一部に不定文字が含まれているか否かを判定する。なお、この「絞り込み検索文字列」は、上述の「検索文字列」とは異なる種別であることが望ましい。一例を挙げると、目的地の電話番号を検索文字列に用いたのであれば、施設のジャンル名や近隣他の施設名、施設の住所などを絞り込み検索文字列に用いるといった具合である。さらに、文字列検索手段が、文字列判定手段によって絞り込み検索文字列に不定文字が含まれていないと判定された場合にはその絞り込み検索文字列と同一の場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を検索結果から検索し、一方、文字列判定手段によって絞り込み検索文字列に不定文字が含まれていると判定された場合にはその絞り込み検索文字列のうち不定文字を除く部分が含まれている場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を検索結果から検索する。そして、検索結果報知手段が、文字列検索手段による絞り込み検索結果を報知する。このようにすれば、検索された文字列が複数存在する場合でも、異なる検索文字列を使用者に入力手段を介して入力させることにより絞り込み検索を行い、施設名など所望の目的地情報を効率良く得ることができる。
【0015】
ところで、上述のように目的地情報を検索した場合の検索結果や、その検索結果から絞り込み検索を行った場合の絞り込み検索結果(以下、この項では上述の「検索結果」および「絞り込み検索結果」を総称して「検索結果等」と記す。)を、検索結果報知手段が音声などで報知したあとに、使用者がその検索結果等を再び確認したいことがある。そこで、上述の検索結果等を一旦記憶しておくようにすることが考えられる。具体的には、請求項5のように、検索結果記憶手段(9,15)が、文字列検索手段による検索結果等を記憶しておき、使用者が入力手段を介して検索結果等を報知する旨の指示をした場合には、検索結果報知手段が、その検索結果等を検索結果記憶手段から読み出し、その読み出した検索結果等を報知することが考えられる。このようにすれば、使用者がその検索結果を確認したいときに報知させることができる。
【0016】
ところで、場所文字列が選択されたら、その場所文字列が示す場所の位置座標を報知するようにすることが考えられる。具体的には、位置座標記憶手段(14)が、場所文字列が示す場所の位置座標を場所文字列に関連付けて記憶しておき、(イ)文字列検索手段による検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が一箇所である場合には、位置座標報知手段(8,10,17)が、それら文字列が示す場所の位置座標を位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知することが考えられる(請求項6)。このようにすれば、文字列検索後に、さらにその位置座標を報知させるように使用者が入力手段を介して操作する手間が省ける。(ロ)また、文字列検索手段による検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合には、これら場所文字列および他種別場所文字列のうちの何れかが使用者により入力手段を介して選択されると、位置座標報知手段が、その選択された文字列が示す場所の位置座標を位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知することが考えられる(請求項7)。このようにすれば、検索された文字列が複数存在する場合でも、その文字列のうちの一つを使用者に選択させることにより使用者が意図する情報を確実に得ることができる。
【0017】
また、文字列検索手段による検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合に、上述の請求項4のように、文字列検索手段にてその検索結果から絞り込み検索を行った結果、(ハ)その文字列検索手段による絞り込み検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が一箇所である場合には、位置座標報知手段が、それら文字列が示す場所の位置座標を位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知することが考えられる(請求項6)。このようにすれば、文字列検索後に、さらにその位置座標を報知させるように使用者が入力手段を介して操作する手間が省ける。(ニ)また、文字列検索手段による絞り込み検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合には、これら場所文字列および他種別場所文字列のうちの何れかが使用者により入力手段を介して選択されると、位置座標報知手段が、その選択された文字列が示す場所の位置座標を位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知することが考えられる(請求項7)。このようにすれば、検索された文字列が複数存在する場合でも、その文字列のうちの一つを使用者に選択させることにより使用者が意図する情報を確実に得ることができる。
【0018】
なお、位置座標報知手段は、上述の検索結果報知手段と共通に構成してもよい。また、上述のように位置座標を報知する際には、その位置座標を表示装置に表示してもよいし、またその位置座標を音声で報知してもよい。
また、請求項8のように、請求項6または7記載の目的地情報検索装置と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段(14)を備え、位置座標報知手段が、地図情報記憶手段の地図情報に基づいて、選択された場所文字列に関連付けられて記憶されている位置座標の場所を含んだ地図を表示するナビゲーション装置として実現することができる。このようにすれば、位置座標の場所を含んだ目的地近辺の地図を表示することにより使用者が目的地近辺の情報をより詳しく知ることができる。
【0019】
なお、請求項9に示すように、目的地情報検索装置における文字列判定手段および文字列検索手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。したがって、本発明は、プログラムの発明として実現できる。また、このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0021】
まず、図1は、実施例の車載用ナビゲーション装置の構成を表す構成図である。図1に示すように、本実施例の車載用ナビゲーション装置は、車両の現在位置(車両位置)を検出するための位置検出器1と、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体15から地図データ14を読み込むための地図データ入力器6と、使用者が文字などの様々な情報を入力するための操作スイッチ群7と、それらに接続された制御装置8とを備えている。そして更に、制御装置8には、地図データ14以外の情報を記憶した外部メモリ9と、画像を表示するためのCRTや液晶ディスプレイなどからなるカラー型の表示装置10と、外部情報入出力装置11と、使用者が文字などの様々な情報を入力するためのリモートコントロール端末(以下、リモコンという)13からの信号を受信するリモコンセンサ12と、音声出力装置17とが接続されている。
【0022】
位置検出器1としては、周知の地磁気センサ2,ジャイロスコープ3,距離センサ4,及びGPS衛星からの測位用電波を受信するGPS受信機5が設けられている。そして、制御装置8は、CPU,ROM,RAM,及びI/Oインターフェース等を備えた周知をマイクロコンピュータを中心にして構成されており、位置検出器1を成す上記各センサ類2,3,4,5の検出結果に基づいて、車両位置を逐次検出する。これら位置検出器1および制御装置8は位置特定手段に該当する。
【0023】
また、制御装置8は、地図データ入力器6を介し記憶媒体15内の地図データ14を読み込んで、表示装置10に車両位置を含んだ道路地図を表示させると共に、その道路地図上に車両位置を示す車両位置マークを表示させる。そして更に、制御装置8は、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13を操作することにより目的地が設定されると、現在の車両位置からその目的地へ至るまでの最適な経路を、周知のダイクストラ法等に基づく演算により案内経路として求め、その求めた案内経路を上記表示装置10に表示している道路地図上で識別可能に表示することにより、使用者に対して目的地までの経路案内を行う。
【0024】
なお、上記センサ類2〜5は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、制御装置8は、各センサ類2〜5の検出結果を互いに補間しながら車両位置を検出する。また、検出精度によっては、上記センサ類2〜5のうちの一部を設けるようにしても良い。また更に、車両位置を検出するために、ステアリングの回転センサや、各車輪の車輪センサ等を併用しても良い。
【0025】
一方、外部情報入出力装置11は、図示しないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたVICSサービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光ビーコン信号を受信する。この受信した情報は制御装置8へ送られて処理される。また、図示しない携帯電話と接続され、情報センターから情報を取得したり、インターネットに接続しインターネット上のサーバから情報を取得する機能を備える。
【0026】
ここで、記憶媒体15に記憶された地図データ14は、図2に示すように、表示装置10に道路地図を表示させるための表示地図データ、上記案内経路を求めるための経路探索データ、車両位置の検出精度を向上させるための所謂マップマッチング用データ、及び、使用者に所望の目的地を検索させるために用いられる地点検索データ等から構成されている。
【0027】
そして、地点検索データは、場所を特定する複数の文字列(施設名,施設のジャンル名,住所名,電話番号,及び郵便番号など)と、その文字列の意味の種別が、施設,施設のジャンル,住所,電話番号,郵便番号等の予め分類された種別のうちの何れであるかという情報と、その文字列が特定する場所の場所情報とが、互いに対応付けられて記録されたデータ群であり、上記場所情報としては、対応する文字列の特定する場所の座標(位置座標)が記録されている。また、例えば施設を特定する文字列に対しては、その施設の住所や電話番号なども、場所情報として記録されている。なお、上述の「施設のジャンル名」の具体例としては、喫茶店、レストラン、本屋などが挙げられる。
【0028】
ところで、地点検索データは、図3(a)に示すように、文字列の意味の種別毎に分類して作成することが考えられる。なお、図3において、施設索引データは、施設名の文字列に関する情報をグループ化したデータ群であり、住所索引データは、住所名の文字列に関する情報をグループ化したデータ群である。同様に、電話番号索引データは、電話番号の文字列に関する情報をグループ化したデータ群であり、郵便番号索引データは、郵便番号の文字列に関する情報をグループ化したデータ群であり、施設ジャンル索引データは、施設のジャンル名の文字列に関する情報をグループ化したデータ群である。
【0029】
また、図3(b)に示す如く、地点検索データは、文字列の意味の種別毎に分類せずに作成しても良い。つまり、各文字列毎に、その意味の種別を示す種別情報を記録しておけば、上記施設索引データや住所索引データ等のデータ群を特に区別することなく混在させることもできる。なお、記憶媒体15は場所情報記憶手段、地図情報記憶手段および位置座標記憶手段に該当する。
【0030】
一方、音声出力装置17は経路案内や入力要求のための装置側の発話を行う装置であり、音声出力装置17には図示しないスピーカ装置が接続されている。
[電話番号索引検索処理の説明および効果]
次に、上述の車載用ナビゲーション装置が実行する電話番号索引検索処理について、図5の電話番号索引検索処理を説明するフローチャート、および図4(a)の電話番号索引検索の説明図を参照して説明する。なお、以下の説明において、使用者による各種の入力は、操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作によって行われる。また、これら操作スイッチ群7およびリモコン13は入力手段に該当する。
【0031】
最初のステップ101(以下、「ステップ」を単に「S」と記す。)にて、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した電話番号を受け付けると、次のS102では、先のS101で入力された電話番号にワイルドカード(不定文字に相当する。)が含まれているか否かを判断する。ここで、その入力された電話番号にワイルドカードが含まれていなければ(S102:NO)、その入力された電話番号と同一のものを記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引検索データから検索し(S103)、S105に移行する。一方、その入力された電話番号にワイルドカードが含まれていれば(S102:YES、図4(a)を参照。)、その入力された電話番号のワイルドカードを除く部分が同一のものを、記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引検索データから検索し(S104)、S105に移行する。なお、図4(a)の電話番号索引検索の説明図では、入力された電話番号の下一桁に記号「?」が指定されている場合を示している。
【0032】
S105では、先のS103またはS104において複数の電話番号が検索されたか否かを判断する。ここで、複数の電話番号が検索されていれば(S105:YES)、これら複数の電話番号それぞれに関連付けられている施設名を表示装置10にリスト表示する(S106、図4(a)を参照。)。この場合、記憶媒体15に使用者が電話番号を含む所望の目的地情報が記憶されており、且つ使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した電話番号のワイルドカード以外の部分が正確であれば、上述の処理で検索され表示装置10にリスト表示された施設名の中に、使用者が所望の目的地の施設名が含まれていることとなる。
【0033】
そして、表示装置10にリスト表示された複数の施設名の中から使用者が所望の施設名を選択すると(S107)、その選択された施設名に関連付けられている位置座標およびその位置座標の周辺地図を記憶媒体15内の地図データ14から読み出し、表示装置10に表示する(S108)。
【0034】
一方、先のS105において、複数の電話番号が検索されなかった場合には(S105:NO)、S106およびS107の処理をせずにS108へ移行する。その場合のS108においては、次の処理を行う。(イ)検索された電話番号の数が0件であれば、該当する電話番号(目的地情報)が当該車載用ナビゲーション装置に登録されていない旨を表示して処理を終了する。(ロ)また、検索された電話番号の数が1件であれば、その検索された1件の電話番号に関連付けられている位置座標およびその位置座標の周辺の地図を記憶媒体15内の地図データ14から読み出し、表示装置10に表示する。
【0035】
なお、S102の処理が文字列判定手段に該当し、S103、S104およびS105の処理が文字列検索手段に該当する。また、表示装置10は制御装置8と共に検索結果報知手段および位置座標報知手段に該当する。
このように、本実施例の車載用ナビゲーション装置によれば、例えば使用者が電話番号の一部を正確に覚えていなくても、使用者が所望する施設名やその施設の周辺地図など目的地情報を効率良く得ることができる。
【0036】
[市外局番検索処理の説明および効果]
次に、上述の車載用ナビゲーション装置が実行する市外局番検索処理について、図6の市外局番検索処理を説明するフローチャート、および図4(b)の市外局番検索の説明図を参照して説明する。なお、本処理は、その多くの部分が上述の電話番号索引検索処理と共通であるので、同じ符号を用いて説明を省略する。また、以下の説明において、使用者による各種の入力は、操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作によって行われる。
【0037】
最初のS101にて受け付けた、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した電話番号にワイルドカードが含まれていた場合には(S102:YES)、そのワイルドカードが市外局番の位置にあるか否かを判断する(S151)。ここで、ワイルドカードが市外局番の位置ではない場合には(S151:NO)、S104に移行し、その入力された電話番号のワイルドカードを除く部分が同一のものを、記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引検索データから検索する。なお、以後は上述の電話番号索引検索処理(図5)と同様であるのでここでは詳細な説明は省略する。
【0038】
一方、ワイルドカードが市外局番の位置にある場合には(S151:YES)、位置検出器1が逐次検出する車両の位置(S152)に基づき、車両が位置する地域の市外局番を記憶媒体15内の地図データ14から検出する(S153)。そして、市外局番の不定文字部分をその取得した市外局番に置き換え(S154)、続いてS103に移行してその置換後の電話番号と同一のものを記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引検索データから検索する。なお、以後は上述の電話番号索引検索処理(図5)と同様であるのでここでは詳細な説明は省略する。また、S153およびS154の処理が文字列検索手段に該当する。
【0039】
このように、本実施例の車載用ナビゲーション装置によれば、電話番号索引検索を行う際に、電話番号の市外局番を思い出せない場合や正確に覚えていない場合でも、電話番号索引検索を効果的に実行できる。
[近隣施設索引検索処理の説明および効果]
次に、上述の車載用ナビゲーション装置が実行する近隣施設検索処理について、図7の近隣施設検索処理を説明するフローチャートを参照して説明する。なお、本処理は、その多くの部分が上述の電話番号索引検索処理と共通であるので、同じ符号を用いて説明を省略する。また、以下の説明において、使用者による各種の入力は、操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作によって行われる。
【0040】
最初のS101にて、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した電話番号を受け付けると、次のS102では、先のS101で入力された電話番号にワイルドカードが含まれているか否かを判断する。ここで、その入力された電話番号にワイルドカードが含まれていなければ(S102:NO)、S203からS208までの処理をせずにS209へ移行してその電話番号と同一のものを記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引データから検索する。そしてS210(後述)に移行する。一方、その入力された電話番号にワイルドカードが含まれていれば(S102:YES、図4(a)を参照。)、S203に移行する。
【0041】
S203にて、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した「近隣の施設名」を受け付けると、次のS204では、記憶媒体15内の地図データ14に基づいて、その入力された近隣の施設から所定範囲内(本実施例では近隣の施設から半径100m以内に設定)に存在する施設を検索する。そしてS205に移行する。
【0042】
続くS205では、先のS204において施設が検索されたか否かを判断する。ここで、施設が検索されていなければ(S204:NO)、先のS203にて入力された「近隣の施設名」が施設索引データには存在しないと判断してその旨を表示し(S215)、再びS203に戻って新たな「近隣の施設名」の入力を受け付ける。一方、施設が検索されていれば(S204:YES)、S206に移行する。
【0043】
S206では、先のS204において検索された施設が複数であるか否かを判断する。ここで、検索された施設が複数でなく1件である場合には(S206:NO)、S209に移行してその電話番号と同一のものを記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引データから検索する。そしてS210(後述)に移行する。一方、複数の施設が検索されていれば(S206:YES)、これら複数の施設名を表示装置10にリスト表示する(S207)。
【0044】
続くS208にて、表示装置10にリスト表示された複数の施設名の中から使用者が所望の施設名を選択すると(S208)、S209に移行する。この場合のS209では上述したような処理とは異なり、その選択された施設名に関連付けられた電話番号を記憶媒体15内の地点検索データの電話番号索引検索データから検索する。そしてS210に移行する。
【0045】
S210では、先のS209において電話番号が検索されたか否かを判断する。ここで、電話番号が検索されていなければ(S210:NO)、先のS101にて入力された電話番号が電話番号索引データには存在しないと判断してその旨を表示し(S216)、再びS101に戻って新たな電話番号の入力を受け付ける。一方、電話番号が検索されていれば(S210:YES)、S211に移行する。
【0046】
S211では、先のS210において複数の電話番号が検索されたか否かを判断する。ここで、複数の電話番号が検索されていれば(S211:YES)、これら複数の電話番号それぞれに関連付けられている施設名を表示装置10にリスト表示する(S212、図4(a)を参照。)。この場合、使用者が電話番号を含む所望の目的地情報が記憶媒体15に記憶されており、且つ使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した電話番号のワイルドカード以外の部分が正確であれば、上述の処理で検索され表示装置10にリスト表示された施設名の中に、使用者が所望の目的地の施設名が含まれていることとなる。
【0047】
そして、表示装置10にリスト表示された複数の施設名の中から使用者が所望の施設名を選択すると(S213)、その選択された施設名に関連付けられている位置座標およびその位置座標の周辺地図を記憶媒体15内の地図データ14から読み出し、表示装置10に表示する(S214)。
【0048】
一方、先のS211において、検索された施設が複数でなく1件である場合には(S211:NO)、S212およびS213の処理をせずにS214へ移行する。その場合のS214においては、その検索された1件の電話番号に関連付けられている位置座標およびその位置座標の周辺の地図を記憶媒体15内の地図データ14から読み出し、表示装置10に表示する。
【0049】
なお、S204、S205、S206、S209、S210およびS211の処理が文字列検索手段に該当する。
このように、使用者が目的地の施設名などを正確には記憶していない場合でも、その目的地の近隣に存在するデパートなどの施設の施設名などを記憶していれば、その目的地の近隣の施設の情報に基づいて所望の目的地情報を効率良く得ることができる。
【0050】
[別実施例]
(1)上記実施例の電話番号索引検索処理では、図4(a)に示すように、入力された電話番号の下一桁にワイルドカードである記号「?」が指定されているが、これに限られず、電話番号の他の桁にワイルドカードを指定してもよい。また、記号「?」のような1個以下の任意文字の存在を許容する単文字型のワイルドカードだけでなく、例えば記号「*」のような任意個数の任意文字の存在を許容する多文字型のワイルドカード、スペースなど検索文字列の一部に不定な部分を指定するための文字を「不定文字」として用いてもよい。
【0051】
また、上記実施例では、ワイルドカードなど不定文字を用いた検索処理を電話番号索引検索において行っているが、これには限られず、施設索引検索や住所索引検索、郵便番号索引検索、施設ジャンル索引検索などの項目別検索機能においても、不定文字を用いた検索処理を適用してもよい。
(2)上記実施例の電話番号索引検索処理では、図4(a)に示すように、施設名を表示装置10にリスト表示しているが、これに限られず、その施設名の住所や位置座標、電話番号、施設のジャンル名など他の情報をリスト表示するようにしてもよい。
(3)上記実施例の電話番号索引検索処理では、図4(a)に示すように、検索結果を表示装置10にリスト表示しているが、音声出力装置17を用いて検索結果を音声で報知してもよい。なお、音声出力装置17および制御装置8は、検索結果報知手段および位置座標報知手段に該当する。このように音声により使用者に検索結果を報知すれば、使用者は視点を移動させること無く、検索結果を確認できるので、より一層の安全運転を達成できる。
【0052】
また、検索結果を外部メモリ9や記憶媒体15に一旦記憶しておき、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作によりその検索結果を報知する旨の指示をした場合には、そこから読み出して再表示するように構成してもよい。なお、これら外部メモリ9および記憶媒体15は検索結果記憶手段に該当する。このようにすれば、検索結果を表示や音声などで報知したあとに、使用者がその検索結果を再び確認したいときに報知させることができる。
(4)上記実施例の電話番号索引検索処理において、S101にて受け付けた電話番号の市外局番とその他の部分との双方に不定文字が指定されている場合には、市外局番部分の不定文字を、取得した市外局番に置き換える処理(S152〜S154)を実行し、その後電話番号の市外局番以外の部分を不定にした検索処理(S104)を実行するようにしてもよい。
(5)上記実施例の電話番号索引検索処理では、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により電話番号を入力しているが、使用者が音声認識ユニット16を介して音声にて電話番号を入力してもよい。この場合、音声認識ユニット16は入力手段に該当する。このようにすれば、使用者は視点を移動させること無く、車載用ナビゲーション装置に電話番号を入力できるので、より一層の安全運転を達成できる。
(6)上述の実施例の近隣施設索引検索処理では、記憶媒体15内の地図データ14に基づいて、その入力された近隣の施設から所定範囲内(本実施例では近隣の施設から半径100m以内に設定)に存在する施設を検索しているが(図7のS204を参照。)、これには限られず、例えば近隣の施設と同じ市内や同じ区内、同じ町内、同じビル内などに存在する施設を検索するようにしてもよい。
【0053】
また、上述の実施例の近隣施設索引検索処理では、図7のS203のように、施設索引検索を利用して近隣の施設を検索しているが、これには限られず、住所索引検索や郵便番号索引検索など他の項目別検索を利用して近隣の施設を検索するようにしてもよい。
(7)上述の電話番号索引検索処理、市外局番検索処理および近隣施設索引検索処理では、電話番号索引検索において複数の電話番号が検索された場合には、これら複数の電話番号それぞれに関連付けられている施設名を表示装置10にリスト表示し、これら施設名のうちの何れかを使用者が操作スイッチ群7などを介して選択するようにしているが(図5,図6のS105〜S107、および図7のS211〜S213を参照。)、これには限られず、例えば住所など電話番号とは異なる種別の文字列によって絞り込み検索をするようにしてもよい。具体的には、複数の電話番号それぞれに関連付けられている施設名を表示装置10にリスト表示したのちに、使用者が操作スイッチ群7あるいはリモコン13の操作により入力した絞り込み検索用文字列(例えば住所など)を受け付けると、その絞り込み検索用文字列の一部にワイルドカードが含まれているか否かを判定する。ここで、絞り込み検索用文字列にワイルドカードが含まれていないと判定された場合には、その絞り込み検索用文字列と同一の文字列を、記憶媒体15の地点検索データのうち先に検索された複数の電話番号それぞれに関連付けられている文字列群から検索する。一方、絞り込み検索用文字列にワイルドカードが含まれていると判定された場合には、その絞り込み検索用文字列のうちワイルドカードを除く部分が含まれている文字列を、記憶媒体15の地点検索データのうち先に検索された複数の電話番号それぞれに関連付けられている文字列群から検索する。そして、検索された文字列に関連付けられている施設名を表示装置10にリスト表示する。このようにすれば、検索された電話番号が複数存在する場合でも、異なる検索文字列を使用者に入力手段を介して入力させることにより絞り込み検索を行い、施設名など所望の目的地情報を効率良く得ることができる。
(8)上述した図5〜7のフローチャートで示した電話番号索引検索処理、市外局番検索処理および近隣施設索引検索処理、あるいはそれらを含むナビゲーション処理を実行するためのプログラムは、予め制御装置8内に組み込んでおいてもよいし、地図データを格納しているCD−ROMなどに一緒に格納しておき、そこから制御装置8にロードして起動することにより用いることができる。また、例えば情報センターからダウンロードして起動することにより用いることもできる。
(9)上記実施例では、位置検出器1にて検出されるデータに基づき、制御装置8が車両現在位置の誤差を補間しながら車両現在位置を特定した。しかし、現在位置を特定するためには、必ずしも位置検出器1が必要なわけではない。例えば、外部情報入出力装置11を介して路側ビーコンなどから位置情報を取得し、それに基づいて現在位置を特定するようにしてもよい。また、携帯電話やPHS等を車載用ナビゲーション装置に接続し、その携帯電話やPHS等が持つ位置特定機能によって現在地を特定するようにしてもよい。
(10)上記実施例では、本発明を車載用ナビゲーション装置に適用した例を挙げたが、これには限られず、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯情報端末に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車載用ナビゲーション装置の構成を表す構成図である。
【図2】実施例の車載用ナビゲーション装置の記憶媒体に記憶された地図データを説明する説明図である。
【図3】実施例の車載用ナビゲーション装置の記憶媒体に記憶された地点検索データを説明する説明図である。
【図4】(a)は実施例の車載用ナビゲーション装置が実行する電話番号索引検索処理を説明する説明図であり、(b)は実施例の車載用ナビゲーション装置が実行する市外局番検索処理を説明する説明図である。
【図5】実施例の車載用ナビゲーション装置が実行する電話番号索引検索処理を説明するフローチャートである。
【図6】実施例の車載用ナビゲーション装置が実行する市外局番検索処理を説明するフローチャートである。
【図7】実施例の車載用ナビゲーション装置が実行する近隣施設検索処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…位置検出器、2…地磁気センサ、3…ジャイロスコープ、4…距離センサ、
5…GPS受信機、6…地図データ入力器、7…操作スイッチ群、
8…制御装置、9…外部メモリ、10…表示装置、11…外部情報入出力装置、
12…リモコンセンサ、13…リモコン、14…地図データ、15…記憶媒体、
16…音声認識ユニット、17…音声出力装置

Claims (9)

  1. 場所を直接または間接的に特定する文字列(以下、場所文字列と称す。)を一つ以上記憶するとともに、前記場所文字列それぞれに対して、前記場所文字列が特定する場所を前記場所文字列とは異なる種別にて直接または間接的に特定する文字列(以下、他種別場所文字列と称す。)を一つ以上関連付けて記憶する場所情報記憶手段と、
    前記場所情報記憶手段に記憶されている文字列群から所望の目的地を検索するのに用いる文字列(以下、検索文字列と称す。)を使用者が入力するための入力手段と、
    前記入力手段を介して前記検索文字列が入力された場合、その検索文字列の一部に不定な部分を指定するための文字(以下、不定文字と称す。)が含まれているか否かを判定する文字列判定手段と、
    前記文字列判定手段によって前記検索文字列に不定文字が含まれていないと判定された場合にはその検索文字列と同一の場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を前記場所情報記憶手段から検索し、一方、前記文字列判定手段によって前記検索文字列に前記不定文字が含まれていると判定された場合にはその検索文字列のうち前記不定文字を除く部分が含まれている場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を前記場所情報記憶手段から検索する文字列検索手段と、
    前記文字列検索手段による検索結果を報知する検索結果報知手段と、
    を備えることを特徴とする目的地情報検索装置。
  2. 請求項1記載の目的地情報検索装置において、
    自らの現在の位置を特定する位置特定手段と、
    電話番号の市外局番を含めた地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    を備え、
    前記文字列検索手段は、前記検索文字列が電話番号形式であり、且つその市外局番に該当する部分に不定文字が含まれていると前記文字列判定手段が判定した場合には、前記位置特定手段によって特定された自らの現在の位置および前記地図情報記憶手段の地図情報に基づいて自らの現在の位置の市外局番を検索し、その検索された市外局番を前記場所文字列における市外局番に該当する部分の不定文字と置き換えること
    を特徴とする目的地情報検索装置。
  3. 場所を直接または間接的に特定する文字列(以下、場所文字列と称す。)を一つ以上記憶する場所情報記憶手段と、
    前記場所文字列が示す場所の位置情報を含めた地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    前記場所情報記憶手段に記憶されている文字列群から所望の目的地を検索するために、その目的地の近隣に存在する他の場所文字列が示す場所を特定する文字列(以下、近隣検索文字列と称す。)を使用者が入力するための入力手段と、
    前記入力手段を介して前記近隣検索文字列が入力された場合にはその近隣検索文字列と同一の場所文字列を前記場所情報記憶手段から検索し、前記地図情報に基づいて、その検索された場所文字列が示す場所の近隣に存在する他の場所文字列が示す場所を検索する文字列検索手段と、
    前記文字列検索手段による検索結果を報知する検索結果報知手段と、
    を備えることを特徴とする目的地情報検索装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の目的地情報検索装置において、
    前記文字列検索手段による前記検索結果に含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合に、前記入力手段を介して前記検索結果から絞り込み検索を行うのに用いる文字列(以下、絞り込み検索文字列と称す。)が使用者によって入力されたときには、前記文字列判定手段は、その絞り込み検索文字列の一部に不定文字が含まれているか否かを判定し、
    前記文字列検索手段は、前記文字列判定手段によって前記絞り込み検索文字列に不定文字が含まれていないと判定された場合にはその絞り込み検索文字列と同一の場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を前記検索結果から検索し、一方、前記文字列判定手段によって前記絞り込み検索文字列に不定文字が含まれていると判定された場合にはその絞り込み検索文字列のうち前記不定文字を除く部分が含まれている場所文字列およびその場所文字列に関連付けられている他種別場所文字列を前記検索結果から検索し、
    前記検索結果報知手段は、前記文字列検索手段による絞り込み検索結果を報知すること
    を特徴とする目的地情報検索装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の目的地情報検索装置において、
    前記文字列検索手段による前記検索結果または前記絞り込み検索結果の何れか(以下、検索結果等と称す。)を記憶する検索結果記憶手段を備え、
    前記検索結果報知手段は、使用者により前記入力手段を介して前記検索結果等を報知する旨の指示があった場合には、前記検索結果等を前記検索結果記憶手段から読み出し、その読み出した検索結果等を報知することを特徴とする目的地情報検索装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の目的地情報検索装置において、
    前記場所文字列が示す場所の位置座標を前記場所文字列に関連付けて記憶する位置座標記憶手段と、
    前記文字列検索手段による前記検索結果または前記絞り込み検索結果の何れかに含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が一箇所である場合には、それら文字列が示す場所の位置座標を前記位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知する位置座標報知手段と、
    を備えることを特徴とする目的地情報検索装置。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載の目的地情報検索装置において、
    前記場所文字列が示す場所の位置座標を前記場所文字列に関連付けて記憶する位置座標記憶手段と、
    前記文字列検索手段による前記検索結果または前記絞り込み検索結果の何れかに含まれる場所文字列および他種別場所文字列が示す場所が複数箇所である場合には、これら場所文字列および他種別場所文字列のうちの何れかが使用者により前記入力手段を介して選択されると、その選択された文字列が示す場所の位置座標を位置座標記憶手段から読み出し、その読み出した位置座標を報知する位置座標報知手段と、
    を備えることを特徴とする目的地情報検索装置。
  8. 請求項6または7記載の目的地情報検索装置と、
    地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    を備え、
    請求項6または7記載の目的地情報検索装置における位置座標報知手段は、前記地図情報に基づいて、前記位置座標が特定する場所を含んだ地図を報知することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の目的地情報検索装置における文字列判定手段および文字列検索手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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