JP2004205021A - ダブルカム型ヒンジ - Google Patents

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JP2004205021A
JP2004205021A JP2002383415A JP2002383415A JP2004205021A JP 2004205021 A JP2004205021 A JP 2004205021A JP 2002383415 A JP2002383415 A JP 2002383415A JP 2002383415 A JP2002383415 A JP 2002383415A JP 2004205021 A JP2004205021 A JP 2004205021A
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shaft
cam means
spring
cam
cylindrical case
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JP2002383415A
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Kunio Endo
邦雄 遠藤
Junji Kaneko
純司 金子
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JEWEL DENSHI KK
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JEWEL DENSHI KK
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Abstract

【課題】本発明は、スプリングの両端にカム手段を設けて、接圧荷重を小さくし、耐久性の向上、回転トルクの向上等を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明によるダブルカム型ヒンジは、第1、第2カム手段(20,30)を軸(4)の一端側のみから組込む構成と、軸(4)の両端側から組込むようにした構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダブルカム型ヒンジに関し、特に、スプリングの両端側に一対のカム手段を設けることにより、1個当りのスプリングの接圧荷重を小さくし、強いスプリングを用いてヒンジの回転トルクを向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のヒンジとしては、社外製品であるため、ここでは、その構成を示す特許文献及び非特許文献を示していないが、軸及びスプリングの一端にオスメス型のカム手段が設けられていた。
従って、この1個のカム手段にスプリングの力が加わって、筒状ケースと軸間の相対回転位置決め(例えば、携帯電話機の開閉構造)が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のヒンジは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、軸及び筒状ケースの一端側のみにしかカム手段が設けられていなかったため、スプリングの接圧荷重はこの一方のカム手段に全てかかるため、スプリングを強くすることが難しく、また、カム手段の耐荷重にも小さい寸法(例えば、直径が約6ミリ位の筒状ケース)であるが故に限度があり、携帯電話のフタの開閉構造に十分耐えることは困難であった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、スプリングの両端側に一対のカム手段を設けることにより、1個当りのスプリングの接圧荷重を小さくし、強いスプリングを用いてヒンジの回転トルクを向上させるようにしたダブルカム型ヒンジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるダブルカム型ヒンジは、軸の外周位置にスプリングを介して筒状ケースを設け、前記軸と筒状ケースを相対回転自在とし、前記スプリングの両端位置にオスメス型の第1、第2カム手段を配設したダブルカム型ヒンジにおいて、前記第1、第2カム手段、スプリング及び筒状ケースは、前記軸の一端からのみ組込むようにした構成であり、また、軸の外周位置にスプリングを介して筒状ケースを設け、前記軸と筒状ケースを相対回転自在とし、前記スプリングの両端位置にオスメス型の第1、第2カム手段を配設したダブルカム型ヒンジにおいて、前記第1カム手段は、前記軸の一端側から挿入して組込み、前記第2カム手段は、前記軸の他端側から挿入して組込むようにした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるダブルカム型ヒンジの好適な実施の形態について述べる。
まず、図1は本発明の第1形態を示す分解斜視図である。
図1において、符号1で示されるものはキャップであり、このキャップ1のスリット2には、ストッパ3を一体に有する軸4が挿入固定されている。
【0007】
前記軸4の一端側には、第1カム板5、第1節度板6、筒状ケース7、スプリング8、第2節度板9、第2カム板10及び抜け止め11が順次同じ方向から挿入されている。
【0008】
前記軸4に固定された第1カム手段5と筒状ケース7に固定された第1節度板6とによって第1カム手段20を構成し、この第1カム板5には、180度位置に位置決め用のメス型の凹部5aが形成され、第1節度板6にも、180度位置に位置決め用のオス型の凸部6aが形成されている。
前記凹部5aと凸部6aのオスメス係合によって180度毎の位置決めがなされるように構成されている。
【0009】
前記筒状ケース7に固定された第2節度板9と軸4に固定された第2カム板10とによって第2カム手段30を構成し、第2節度板9のオス型の凸部9aと第2カム板10のメス型の凹部10aとのオスメス係合により、180度毎の位置決めがなされるように構成されている。
【0010】
従って、軸4を回転させると、第1カム板5と第2カム板10が回転し、軸4と筒状ケース7との相対回転及び相対位置決めを行うことができ、スプリング8の接圧荷重は各カム手段20,30に二分されて伝達される。
例えば、前記筒状ケース7側を携帯電話の本体に接続し、軸4側にフタを接続することにより、開閉自在な携帯電話を得ることができる。
図2及び図3は、本発明のヒンジの動作を示しており、図2は各カム手段20,30が位置決めされている状態、すなわち、フタが開か閉の時を示し、図3は、各カム手段20,30が非位置決め時、すなわち、フタが開閉の途中を示している。
【0011】
図4は、図1の他の形態を示すもので、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略すると共に、異なる構成についてのみ説明する。
すなわち、ストッパ3と軸4が別体で構成されて、第1カム手段20が軸4の一端側から挿入して組み込まれ、第2カム手段30が軸4の他端側から挿入して組み込まれている。
【0012】
図1の第1形態も図2の第2形態も、組立後の構成は同一であるが、第1形態では、軸4の一端側から第1、第2カム手段20,30の全てを組込み、第2形態では、第1、第2カム手段20,30を軸4の両端側から組み込んでいる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によるダブルカム型ヒンジは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、軸に設けられたスプリングの両端側に一対のカム手段が設けられているため、スプリングの接圧荷重は各カム手段が半分の状態となり、ヒンジとしての耐久性能が大幅に向上する。
また、接圧荷重が半分となるため、カム材質の選択幅が増え、コストダウンが可能となる。
また、接圧荷重が半分となるため、強いスプリングを使用することができ、ヒンジの回転トルクを上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダブルカム型ヒンジの第1形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の組立後の半断面図である。
【図3】図1の組立後の半断面図である。
【図4】図1の他の第2形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
4 軸
7 筒状ケース
8 スプリング
20 第1カム手段
30 第2カム手段

Claims (2)

  1. 軸(4)の外周位置にスプリング(8)を介して筒状ケース(7)を設け、前記軸(4)と筒状ケース(7)を相対回転自在とし、前記スプリング(8)の両端位置にオスメス型の第1、第2カム手段(20,30)を配設したダブルカム型ヒンジにおいて、
    前記第1、第2カム手段(20,30)、スプリング(8)及び筒状ケース(7)は、前記軸(4)の一端からのみ組込むように構成したことを特徴とするダブルカム型ヒンジ。
  2. 軸(4)の外周位置にスプリング(8)を介して筒状ケース(7)を設け、前記軸(4)と筒状ケース(7)を相対回転自在とし、前記スプリング(8)の両端位置にオスメス型の第1、第2カム手段(20,30)を配設したダブルカム型ヒンジにおいて、
    前記第1カム手段(20)は、前記軸(4)の一端側から挿入して組込み、前記第2カム手段(30)は、前記軸(4)の他端側から挿入して組込むように構成したことを特徴とするダブルカム型ヒンジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010513801A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 アイディン キーヴァンルー 結合可能なコンポーネントセット

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