JP2004204662A - Latch pull-back device for door lock - Google Patents

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JP2004204662A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a latch pull-back device for a door lock capable of being built in the other device in addition to the latch pull-back device by rationally disposing each member to effectively use a space in a lock case. <P>SOLUTION: In this latch pull-back device for the door lock, an operating rod provided integrally with a latch and horizontally moved is disposed in an operating rod frame formed at the center in the internal space of the lock case, and the latch pull-back device is built in an upper part or a lower part in the internal space on the basis of the operating rod. The latch pull-back device comprises a latch cam which cooperates with an operating handle shaft and has an engaging part engaged with an engaged part of the operating rod; a cam pressure contact body engaged with the engaged part of the latch cam; and a latch cam spring for energizing the cam pressure contact body. A latch spring is disposed behind the operating rod, and the latch retreats together with the operating rod against the spring force of the latch spring when the latch cam is rotated against the spring force of the latch cam spring by the operating handle shaft. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉錠のラッチ引き戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として特開平10−30368号公報に記載の発明を指摘することができる。この公報に記載の実施例は、錠箱内にラッチ引き戻し装置を構成する各部材をラッチの軸(柄部)方向に、いわば直線的に組み込んでいる。すなわち、ラッチ軸を有するラッチボルトを基準にして、錠箱内の上方空間に第1摺動部材(長板状のL型スライダー片)を配設し、一方、錠箱内の下方空間に第2摺動部材(長板状のL型スライダー片)を配設し、これら上下の摺動部材の後端部にそれぞれ係合するようにカムラッチ(ハンドル軸で回転するハブ)を設け、該カムラッチと上下の摺動部材との間な錠箱に軸支された揺動レバー等を設けている。
【0003】
もちろん、この従来例も錠箱内の各部材を効率良く配設(スペースを有効的に活用する)ことを目的としているが、前述したように、ラッチ引き戻し装置を構成する各部材をラッチボルトの軸(柄部)方向に、いわば直線的に組み込んでいるので、必ずしもスペースを有効的に活用しているものとは断言できない。
したがって、錠箱内にラッチ引き戻し装置(機構)以外にも、その他の装置(機構)、例えばサムターン錠の締め出し防止装置を設けるには無理がある。そこで、もっと、ラッチ引き戻し装置を構成する各部材の配置、組み合わせ、各部材の協働関係を工夫して錠箱内のスペースを有効的に活用することが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、各部材を合理的に配設し、錠箱内の空間を有効的に活用することである。第2の目的は、錠箱内に各部材を簡単に組み込むことができることである。第3の目的は、錠箱にラッチ引き戻し装置の他に、例えばサムターン錠の締め出し防止装置を設けることができることである。その他各部材がスムースに作動することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の扉錠のラッチ引き戻し装置は、錠箱の内部空間の中心部に形成された作動杆枠部内にラッチと一体的に設けられかつ水平動する作動杆を配設し、この作動杆を基準にして前記内部空間の上方か下方の一方にラッチ引き戻し装置を組み込み、このラッチ引き戻し装置は、操作ハンドル軸と協働するラッチカムと、このラッチカムの係合部に一端部側が係合すると共に、該ラッチカムの駆動力により水平移動する仲介スライダーと、この仲介スライダーの他端部と垂直方向に交差するように一端部が軸支され、かつ、該仲介スライダーに設けた突起ピンに枢支端部寄り部位が係合するラッチ用引き戻し揺動アームとから成り、前記引き戻し揺動アームの自由端部はラッチの作動杆の被係合部に係合すると共に、作動杆の後方にはラッチバネを配設し、また、前記内部空間には前記ラッチカムを初期位置に押し戻すラッチカムバネと、カム圧接体とをそれぞれ組み込み、前記ラッチは、操作ハンドル軸によってラッチカムがラッチカムバネのバネ力に抗して回転すると、仲介スライダー及び引き戻し揺動アームが協働し、作動杆と共にラッチバネのバネ力に抗して後退動することを特徴とする。
【0006】
上記構成に於いて、作動杆枠部を基準とし、錠箱5の一方の空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する部材が、一方、錠箱5の他方の空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する部材がそれぞれ組み込まれていることを特徴とする。また、サムターン錠の締め出し防止装置Yは、作動杆に係合するサムターンダルマ用リリース構成部材を備え、該リリース構成部材は、作動杆に形成したレバー逃がし用切欠部の被係合面に先端部の係合爪部が係合するように軸支されたレバーと、このレバーの下端部に先端部側が係合するように設けられ、かつ、水平方向に摺動するロック片解除用のスライダーとから構成されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の扉錠のラッチ引き戻し装置は、錠箱の内部空間の中心部に形成された作動杆枠部内にラッチと一体的に設けられかつ水平動する作動杆を配設し、この作動杆を基準にして前記内部空間の上方か下方の一方にラッチ引き戻し装置を組み込み、このラッチ引き戻し装置は、操作ハンドル軸と協働すると共に、前記作動杆の被係合部と係合する係合部を有するラッチカムと、このラッチカムの被係合部と係合するカム圧接体と、該カム圧接体を付勢するラッチカムバネとから成り、前記作動杆の後方にはラッチバネを配設し、前記ラッチは、操作ハンドル軸によってラッチカムがラッチカムバネのバネ力に抗して回転すると、作動杆と共にラッチバネのバネ力に抗して後退動することを特徴とする。
【0008】
上記構成に於いて、作動杆枠部を基準とし、錠箱5の一方の空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する部材が、一方、錠箱5の他方の空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する部材がそれぞれ組み込まれていることを特徴とする。またサムターン錠の締め出し防止装置Yは、作動杆に係合するサムターンダルマ用リリース構成部材を備え、室内扉の閉戸時、ラッチが戸枠の縁に当って後退すると、作動ギヤを有するリリース構成部材が作動杆の後退動に協働して前記サムターンダルマを回動させ、これによりラッチカム用ロック片の一方の係合部70aが係合解除の方向へ移動することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図7を参照にして本発明の一実施例を説明する。まず、環境部材について簡単に説明する。1は寝室、トイレ等の出入口の戸枠、2はストライクを有する受け金具、3は戸枠の縁(直接的にはストライクも含まれる)、4は水平方向に回動して出入口を開閉する室内扉、5は室内扉の戸先に設けられ、かつ、ラッチカムの駆動力によりラッチが錠箱内に後退するラッチ引き戻し装置Xなどを備えた錠箱、6は錠箱5の一部を構成するフロントである。
【0010】
次に錠箱5について簡単に説明する。錠箱5は、図2で示すように、ケース身5aと、このケース身の一側開口を閉鎖するケース蓋5bとから成る。ここでは、図2を参照にして請求項1(独立項)に関係する構成を説明する。
【0011】
7は長板状の取付け前板で、この取付け前板7は図しない固着具を介して前述したフロント6と合体する。8はフロント6並びに取付け前板7に形成した開口窓を基準にしてケース身5aに対向壁状に形成された隔壁状のラッチ枠部で、このラッチ枠部8は、ケース身5aの中央部先端部(図では左側)に取付け前板7の内壁面からケース身5aの後壁9に向かって水平状態に設けられ、その後端部側は対称的なL型形状となっている。
【0012】
10はラッチ枠部8の後端部に連設する隔壁状の作動杆枠部で、この作動杆枠部10は、上方水平突壁10aと、この上方水平突壁10aに対して所要の収納空間を設けて対向する下方水平突壁10bと、これらの水平突壁10a,10bの後端部に直交して連設する後突壁10cとから成る。
【0013】
11は前記下方水平突壁10bの一部に形成したサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成するリリースレバー用の切欠部である。このリリースレバー用切欠部11の直下方にレバー用固定軸12が形成されている。なお、ここで、「サムターン錠」とは、住宅内部におけるハンドル錠の施錠装置の意味である。また「締め出し防止装置」とは、建物の出入口又はトイレ、寝室などの室内の出入口に設けた室内扉を、扉が開いている時に施錠して、その後に扉を不注意に閉じた際に締め出し事態が発生する場合を防止するための錠を意味する。ハンドル錠のハンドルには、レバーハンドルの他にノブも含まれる。
【0014】
さて、ラッチ枠部8の後端部には、もう一つの収納空間を形成する突壁状の枠部が連設形成されている。本実施例では、作動杆枠部10の前記上方水平突壁10aが一部兼用している。すなわち、13は所要のバネ収納空間14を形成するために上方水平突壁10aと対向状態に設けられた第3の水平突壁である。
【0015】
したがって、本実施例のケース身5aは、内部にラッチ枠部8の後端部に上下方向に複数個の隔壁に相当する水平突壁10a,10b,13を棚状に形成し、これらの水平突壁によって形成された上下関係の収納空間に後述のラッチの作動杆と、ラッチカムバネとをそれぞれ水平状態に組み込んだことを特徴としている。これによりケース身5aの内部空間を有効的に活用している。なお、本実施例ではラッチ枠部8の後端部に連設する複数個の水平突壁10a,10b,13を連続的に形成しているが、一部に切欠部を形成しても良い。
【0016】
次に15は前記第3の水平突壁13の上壁内面に連設形成された筒状嵌合突起で、この筒状嵌合突起15は、第3の水平突壁13の外端面よりも若干外側に突出し、本実施例ではケース蓋5bの上端部の中央部に形成した図示しない合体用嵌合孔と嵌合する。17は同じく前記第3の水平突壁13の上壁及び筒状嵌合突起15の外周壁の一部に連設形成されたラッチカム用の第1ストッパー部である。この第1ストッパー部17は、ケース身5aの上壁18と対向する側に傾斜状のストッパー面51Aと、このストッパー面51Aに角度方向に弧状に連設するガイド面17bとを有している。
【0017】
次に19は第1ストッパー部17のガイド面17bと対向するようにケース身5aの後壁9の内壁面に突設された筒状突起のラッチカム用第2ストッパー部である。このラッチカム用第2ストッパー部19と前記第1ストッパー部17との間に、後述するラッチカム用の嵌合孔20が形成されている。
【0018】
次にケース身5aには、組み込まれる幾つかの部材を水平方向に案内するための水平案内部(水平案内溝、水平長孔など)が形成されている。その一つは、前述した第3の水平突壁13とケース身5aの上壁18の先端部側(左側)との間に形成された仲介スライダー用の第1案内長孔21である。もう一つは、第3の水平突壁13の後端部と作動杆枠部10の上方水平突壁10aの後端部との間に形成されたカム圧接片用の第2案内長孔22である。
【0019】
次に23は仲介スライダー用第1案内長孔21とケース身5aの上壁18の先端部との間に突出形成された引き戻し揺動アーム用枢軸である。そして、ケース身5aの適宜箇所、例えば上部の左右には、メネジを有する複数個の取付け突起24,24が設けられ、その一つ(右側の取付け突起)は、ラッチカム用第3ストッパー部の機能を果す。
【0020】
次に25は本発明の特定要件に直接的には関係はないが、ケース身5aの後壁9の中央部付近に突設されたロック片用の第2枢軸である。なお、ケース蓋5bには、ラッチカム用嵌合孔、合体用嵌合孔、複数個の水平長孔、複数個の取付け用貫通孔が形成されているが、図示及び説明を割愛する。
【0021】
以上が、本発明の主たる部材に関係があるケース身5aの構成である。そこで、本発明の扉錠のラッチ引き戻し装置Xは、錠箱5の内部空間の中心部に形成された作動杆枠部10内にラッチと一体的に設けられ、かつ、水平動する作動杆50を配設し、この作動杆50を基準にして前記内部空間の上方か下方の一方にラッチ引き戻し装置を組み込みこまれている。第1実施例ラッチ引き戻し装置Xは、、図1で示すように上方の内部空間に配設され、操作ハンドル軸と協働するラッチカム30と、このラッチカム30の係合部35に一端部側が係合すると共に、該ラッチカムの駆動力により水平移動する横長状の仲介スライダー40と、この仲介スライダー40の他端部と垂直方向に交差するように一端部が軸支され、かつ、該仲介スライダー40に設けた突起ピン44に枢支端部寄り部位が係合するラッチ用引き戻し揺動アーム46とから成る。そして、前記引き戻し揺動アーム46の自由端部49はラッチ61の作動杆50の被係合部56に係合すると共に、作動杆50の後方にはラッチバネ51を配設し、また、前記上方の内部空間には前記ラッチカム30を初期位置に押し戻すラッチカムバネ65と、カム圧接体66とをそれぞれ組み込み、前記ラッチ61は、操作ハンドル軸によってラッチカム30がラッチカムバネ65のバネ力に抗して回転すると、仲介スライダー40及び引き戻し揺動アーム46が協働し、作動杆50と共にラッチバネ51のバネ力に抗して後退動する。以下、各部材を詳細に説明する。
【0022】
まず、30は操作ハンドル軸(芯軸)31と協働するラッチカムである。ラッチカム30はケース身5a及びケース蓋5bの嵌合孔20に嵌合する。ラッチカム30は操作ハンドルの操作によって回動可能である。普通一般に内外の操作ハンドルが水平状態に位置している場合(初期位置)には、ラッチは錠箱のフロントから突出している。したがって、操作ハンドルを所定角度まで押し下げると、ラッチは錠箱内に後退する。本実施例も同様である。
【0023】
さて、図1及び図3を参照にしてラッチカム30の構成を説明する。32はハンドル軸31が貫通する角軸孔を有する筒状嵌合部(ハブ)、33は筒状嵌合部32の周壁に連設する環状の摺接部、34は環状摺接部33の一部から半径方向に突出形成された魚の尻尾形状のロック片用被係合部、35は同じく環状摺接部33の一部から半径方向に突出形成された一部魚の尻尾形状の仲介スライダー用ラッチカム係合部である。
【0024】
ラッチカム係合部35はロック片用被係合部34に対して反対方向(図では上方)に位置し、操作ハンドル36が初期位置(水平位置)にある時は、ラッチカム用第1ストッハー部17のストッパー面51Aに圧接している。この時同時に前記ロック片用被係合部34は後壁側の第2ストッパー部19に圧接している。
【0025】
次に40はラッチカム30のラッチカム係合部35に一端部側(図1では後端部側)が係合すると共に、該ラッチカムの駆動力により水平移動する横長状仲介スライダーである。この横長状仲介スライダー40は、本実施例では、図1で示すようにケース身5aの上壁18の内壁面に沿うよう配設されている。
【0026】
図4を参照に仲介スライダー40を説明する。仲介スライダー40は、外観上、ピストル形状の枠片部材である。一端部に細い突片部41が形成されているが、この突片部41はケース身の上壁18の内壁面と摺接可能である。42は一端部の上壁部分に形成され、かつ、前述したラッチカム係合部35に遊嵌合状態に係合する矩形状の被係合部(例えば係合孔)である。
【0027】
仲介スライダーの他端部(図1では先端部側)は逆L字状になっている。つまり、他端部は下方に段差状に連設している。この他端部には一対の貫通小孔43が形成され、該貫通小孔43には、突起ピン44が貫通状態に設けられている。突起ピン44と仲介スライダー40とは一体的である。突起ピン44の突出端部は、ケース身5a及びケース蓋5bの第1案内長孔21に係合している。
【0028】
したがって、仲介スライダー40は、該突起ピン44にも案内されて水平移動する。なお、仲介スライダー40がケース身の後壁9側に移動した場合には、その後端部の内側の弧状面45は、ケース身5aの筒状嵌合突起15の外周面に当接可能である。
【0029】
次に46は仲介スライダー40の他端部と交差するように一端部(図1では上端部)が第1の枢軸23に軸支され、かつ、該仲介スライダーに設けた突起ピン44に枢支端部寄り部位が係合するラッチ用引き戻し揺動アームである。
【0030】
図5を参照にして仲介スライダー40と協働する引き戻し揺動アーム46について説明する。47は枢支端部に形成された軸孔、48は長板部、49は一部円形状の自由端部である。軸孔47は前述したように第1の枢軸23に嵌り合う。
【0031】
長板部48はケース身5aの第3水平突壁13及び作動杆枠部の上方水平突壁10aに跨っている。したがって、自由端部49は作動杆枠部10内の先端部側に臨んでいる。本実施例では、引き戻し揺動アーム46の自由端部49は、次に説明する作動杆の側壁の係合溝に係合するように添設されている。
【0032】
次に50は引き戻し揺動アーム46の自由端部49と係合するように作動杆枠部10内にラッチバネ51と共に水平状態に配設されたラッチの作動杆である。この作動杆50はラッチ枠部14内の空間と連通する所要の空間内にラッチバネ17に付勢された状態で組み込まれ、水平方向に摺動自在に移動可能である。図5を参照にしてラッチの作動杆50を説明する。図5で示すように、作動杆50は、端面矩形状の短い角材形状である。
【0033】
しかして、52は作動杆50の先端部に形成されたラッチ軸用の段差状被嵌合溝で、この被嵌合溝52に後述するラッチ軸の鍔状嵌合部が嵌め込まれる。一方、53は作動杆50の後端部の壁面に形成されたラッチバネ用のバネ端収納凹所(バネ端支持部)で、このバネ端収納凹所53と作動杆枠部10の後壁10bとの間にラッチ61を間接的に付勢するラッチバネ51が横状態に組み込まれている。
【0034】
54は作動杆50の底部の後端部寄り一部に横方向に沿って形成され、かつ、切欠部内の前方側に垂直或いは傾斜状の被係合面55を有するレバー逃し用切欠部である。
【0035】
さらに、56は一側壁(図1を基準にすると正面の壁面)の先端部寄り一部に上端部の縁辺から底部付近に至るまで形成されたやや幅広の係合溝で、この幅広係合溝56には、前述したように引き戻し揺動アーム46の自由端部49が余裕(下方に多少の間隙)を持って係合する。
【0036】
次にフロント6を基準にして出没するラッチ61について、図6を参照に説明する。このラッチ61は、係合頭部62と、この係合頭部62に一体的に設けられたラッチ軸63とから成り、前記係合頭部62は、戸枠1の縁部3に当る傾斜状摺接面62aと、この傾斜状摺接面と交差し、閉戸時に受け金具2のストライクに係止される衝止面或いは係合面62bと、この係合面62bと直交する後壁面62cとを有している。
【0037】
また前記ラッチ軸63は、その後端部に環状溝に連設する鍔状嵌合部63aを有している。ラッチ61は、閉戸時に戸枠1の縁部3に当って後退する機能を有するのであれば、その形態や機能を特に限定するものではない。したがって、後退しながら回動する反転ラッチでも良い。本実施例では、ラッチ61はラッチ軸63を介して作動杆50に一体的に合体している。
【0038】
最後に、65は図1で示すように、バネ収納空間14に組み込まれたラッチカムバネで、このラッチカムバネ65は、ケース身5aの第2案内長孔22に案内されるブロック形状のカム圧接体66を介してラッチカム30を初期位置に押し戻す機能を有する。
【0039】
次に図1及び図7を参照にして作用について説明する。図1は仮想線で示す操作ハンドル36が水平状態に位置している場合している。この場合、ラッチ61はラッチバネ51のバネ力により、しかも作動杆50を介してフロント6から突出している。一方、ラッチカム30は、ラッチカムバネ65の比較的強いバネ力により、カム圧接片66を介して反時計方向に回動し、その下方の被係合部34が第2ストッパー部19に当接している。この時、仲介スライダー40は、フロント6側に多少後退し、協働関係にある引き戻し揺動アーム46は、略垂直状態に垂れ下がっている。
【0040】
そこで、図7で示すように、操作ハンドル(例えばレバーハンドル)36を下げる。図7は操作ハンドル36を下げた中途状態の説明図であるが、操作ハンドル36を下げると、操作ハンドル軸31と一体のラッチカム30は、操作ハンドルの回動に伴い、ラッチカムバネ65のバネ力に抗して時計方向に回り始める。
【0041】
したがって、図7の矢印で示すように、仲介スライダー40とカム圧接片66の移動方向が逆になる。すなわち、仲介スライダー40は、その被係合部42がラッチカム30のラッチカム係合部35に係止されているために、ラッチカム30が時計方向に回動すると、第1案内長孔21及びケース身5aの上壁18に案内されて移動する。この時仲介スライダー40の突起ピン(可動ピン)44は錠箱5の水平案内部21に案内されて移動するため、引き戻し揺動アーム46は枢軸23を支点に矢印で示す反時計方向に回動する。したがって、作動杆50はラッチバネ51のバネ力に抗して後退する。
【0042】
しかして、ラッチ61は作動杆50とラッチ軸63を介して一体的に結合しているから、作動杆50が後退すると、錠箱5内へと後退する。
【0043】
したがって、本発明の扉錠のラッチ引き戻し装置Xは、ラッチカム30が操作ハンドル軸31によって回動すると、仲介スライダー40及び引き戻し揺動アーム46が協働してラッチの作動杆50をラッチバネ51のバネ力に抗して後退動させる。
【0044】
ところで、本実施例では、錠箱5の内部空間を有効的に活用するために、図1で示すように、作動杆枠部10を基準とし、錠箱5の上方空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する主たる部材が、一方、錠箱5の下方空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する主たる部材がそれぞれ組み込まれている。
【0045】
そこで、図1を参照にしてサムターン錠の締め出し防止装置Yについて簡単に説明する。この締め出し防止装置Yは、ラッチバネ51のバネ力によって突出するラッチ61と、操作ハンドル36の操作によって回動可能なラッチカム30と、施錠時に該ラッチカム30の回動をロックするロック片70、該ロック片の回動を阻止する駆動腕を有するサムターンダルマ71と、作動杆枠部10の下方に配設されたサムターンダルマ用リリース構成部材72とから成っている。なお、75はクリック機能を有するサムターンダルマバネである。
【0046】
しかして、前記リリース構成部材72は、作動杆50のレバー逃がし用切欠部54の被係合面55に先端部の係合爪部が係合するように軸支されたリリースレバー73と、このリリースレバー73の下端部に先端部側が係合するように設けられ、かつ、水平方向に摺動するスライダー74とから構成されている。
【0047】
このサムターン錠の締め出し防止装置Yの作用に関しては、室内扉4の閉戸時、前記ラッチ61が戸枠1の縁3に当って後退すると、リリース構成部材72のリリースレバー73並びにスライダー74が作動杆50の後退動に協働(連動)して前記サムターンダルマ71の駆動腕71aをロック片70の下方係合部70aから引き離し、これにより、ラッチカム用ロック片70がその復帰バネ76のバネ力により係合解除の方向へ移動(例えば回動)する。
【0048】
【実施例】
本実施例のラッチ61とラッチ用作動杆とは別部材を一体的に連結されているが、ラッチ61のラッチ軸63に引き戻し揺動アーム46の自由端部が係合する係合部(幅広溝)を有するラッチ作動杆を形成しても良い(これも同一発明である)。
【0049】
また本実施例の係合部又は被係合部の関係は逆であっても良い。例えばラッチカム30に形成したラッチカム係合部35は突起であるが、これを被係合部としての溝にし、一方、横長状仲介スライダー40の一端部の形成した係合孔42を、係合突起としての係合部に設計変更しても良い。
【0050】
さらに、仲介スライダーに設けた突起ピン44とラッチ用引き戻し揺動アーム46の枢支端部寄り部位との係合についても、両部材44,46の溝や係合孔の係合関係に設計変更することができるから、このような変更例に関しても、「枢支端部寄り部位が係合している」意味に含まれる。
【0051】
次に図8は仲介スライダー74Aの他の例を示す。前述した仲介スライダー40は、後端部の一対の貫通小孔43に錠箱5の水平案内部に案内される突起ピン44を貫設しているが、少なくとも引き戻し揺動アーム46を揺動させる機能を有するのであれば、図8に示すように仲介スライダー74Aの後端部に一対或いは一つの突起軸44A,44Aを形成しても良い。
【0052】
次に図9〜図14を参照し、本発明の第2実施例について説明する。なお、この第2実施例に於いて、作動杆枠部10A或いは作動杆50Aを基準とし、錠箱5の一方の空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する部材が、一方、錠箱5の他方の空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する部材がそれぞれ組み込まれている点は第1実施例と同一なので、前記第1実施例と同一の部分には、同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0053】
そこで、まず第1実施例と第2実施例との違いを簡単に列挙すると、次のとおりである。(A)ラッチ引き戻し装置Xは、錠箱5の内部空間の中心部に形成された長杆状の作動杆50Aを基準にして内部空間の下方に組み込まれており、一方、サムターン錠の締め出し防止装置Yは、前記作動杆50Aを基準にして内部空間の上方に組み込まれている点、(B)前記ラッチ引き戻し装置Xは、操作ハンドル軸と協働すると共に、前記作動杆50Aの被係合部56Aと係合するラッチカム係合部(上方)35Aを有するラッチカム30Aと、このラッチカム30Aの被係合部(下方)34Aと係合するブロック状カム圧接体66Aと、前記ラッチカム30Aを初期位置に押し戻すことができるように該カム圧接体66Aを付勢するラッチカムバネ65Aとから成る点、(C)ラッチバネ51Aは、作動杆枠部10A内ではなく、前記作動杆の後方と錠箱5の後壁9との間に配設されている点、(D)一方、サムターン錠の締め出し防止装置Yのサムターンダルマ用リリース構成部材は、後述するような違いがある。
【0054】
図9は扉を閉じた状態に於いて、サムターンを施錠方向に廻していない解錠状態を示す。この図9と図1を比較すると明らかなように、第2実施例の作動杆50Aは、第1実施例のそれよりも長く、ラッチ枠8から作動杆枠部10Aを超えてケース身5aの後壁9付近にまで至る長杆状である。
【0055】
図10は作動杆50Aとリリース構成部材72Aの作動ギヤ73Aの一つを示す。この作動杆50Aは、前述したようにラッチ61の後方に水平動自在に配設された水平杆状の作動杆である点は第1実施例と同様であるが、作動杆50Aの全体的な形態は、図10示すように端面矩形状の長い角材形状である。この実施例では作動杆枠部10Aに押しバネ機能を有するラッチバネ51Aに付勢された状態で貫通状態に組み込まれている。
【0056】
図10を基準に説明すると、54Aは第1作動ギヤ73Aの突出係合部73aが係合する作動ギヤ逃がし用切欠部である。この切欠部54Aは作動杆50Aの中央部の手前側上部に形成されている。したがって、55Aは前記第1作動ギヤ73Aの突出係合部73aが係合する切欠部の被係合面である。
【0057】
57は作動杆50Aの後端部の壁面に突出形成されたラッチバネ用のバネ端支持部で、このバネ端支持部57と錠箱5の後壁9との間にラッチ61を間接的に付勢するラッチバネ51Aが横状態に組み込まれている。
【0058】
56Aは作動杆50Aの向こう側の側壁に形成された被係合部(幅広の切欠部)で、この幅広の被係合部56Aには、錠箱5の下方の空間スペースに組み込まれたラッチカム30Aの山形状係合部35Aを有する先端部が突き抜けるように入り込んでいる。58は作動杆50Aの後端部寄りの下部に突設されたストッパーで、このストッパー58は作動杆枠部10Aの垂直部分に当接可能である。
【0059】
ここで、図10を参照にしてリリース構成部材72Aの第1作動ギヤ73Aについて説明する。第1作動ギヤ73Aは、作動杆50Aの被係合面55Aにその突出係合部73aが係合するように固定支軸12Aを介して回動可能に設けられている。第1作動ギヤ73Aのギヤ部73bは、周方向に半分程度程形成されている。したがって、このギヤ部73bと突出係合部73aとを合わせると、第1作動ギヤ73Aは周方向に半分強突起部分があることになる。
【0060】
図9を参照にすると、71Aは錠箱5の後壁寄り上部の内部空間に配設されたギヤ部を有するサムターンダルマである。このサムターンダルマ71Aと前記第1作動ギヤ73Aとの間にリリース構成部材72Aを構成する第2作動ギヤ74Aが回動自在に設けられている。
【0061】
したがって、この第2実施例のリリース構成部材72Aは、作動杆50Aに対して係脱機能を有する第1作動ギヤ73Aと、この第1作動ギヤ73Aとサムターンダルマ71Aとの間に配設され、かつ、仲介伝達機能を有する第2作動ギヤ74Aとから成る。それ故に、これらの作動ギヤ73A,74Aは、第1実施例の腕杆状のレバー32、プレート状のスライダー40を歯車機構に置換している。
【0062】
図11を参照にしてアングル状ロック片70Aを説明する。ロック片70Aは、リリース構成部材72Aやサムターンダルマ71Aと同様に錠箱5の一方側(例えば上部)の内部空間に配設されている。すなわち、ロック片70Aは作動杆50Aの後方に位置するラッチバネ51Aとサムターンダルマ71Aとの間の内部空間に支軸25Aを介して回動(揺動)自在に設けられている。
【0063】
ロック片70Aの形態は、図11で示すように端面U字型状に形成され、かつ、ラッチカム30Aの係合部35Aと係脱する第1係合部70aと、この第1係合部に交差方向に連設し、かつ、サムターンダルマ71Aの駆動腕71aと係合する1対の指状第2係合部70bとを有する。そして、ロック片70Aには支軸25Aを介してクリック機能を有するサムターンタルマバネ75Aが装着されている。
【0064】
上記構成に於いて、図12は、ラッチカム30Aが図示しない操作ハンドルによって時計方向に回動した時の作動態様を示す。この場合はラッチカム30Aの係合部35Aによって作動杆50Aがラッチバネ51Aのバネ力によって戻されるから、図9の状態から図12の状態になる。なお、操作ハンドルから手を放すと、ラッチカム30Aはラッチカムバネ65Aのバネ力によりカム圧接体66Aを介して元の位置へと復帰する。
【0065】
ところで、図13は不注意によりインナーロックの状態になった場合を示す。一方、図14は前記の場合に於いて、室内扉4を閉じた場合の瞬間を示す。この場合作動杆50Aがラッチ61に押され、かつ、ラッチバネ51Aのバネ力に抗して後退すると、第1作動ギヤ73Aは、その突出係合73aが作動杆50Aの被係合面55Aに押されるため、固定軸12Aを支点に反時計方向へと回動する。第1作動ギヤ73Aが反時計方向へと回動すると、第2作動ギヤ74Aは矢印で示すように時計方向に回転する。
【0066】
したがって、サムターンダルマ71Aの駆動腕71aは、ロック片70Aの一つの係合部70aから離れて、他方の係合部70bへと移動する。このように駆動腕71aがサムターンダルマ71Aの回動のより位置を変えると、ロック片70Aも係合解除の方向へと多少回転することから、ラッチカム30Aは自由となり、作動杆50Aはラッチバネ51Aのバネ力に抗して後退する。それ故に、室内扉4の閉戸時、ラッチ61が後退することにより、いわゆるインナーロックは常に解消される(常に図14の状態となる)。
【0067】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような作用・効果がある。
(1)各部材を合理的に配設し、錠箱内の空間を有効的に活用することができる。
(2)錠箱内に各部材を簡単に組み込むことができる。
(3)錠箱にラッチ引き戻し装置の他に、例えばサムターン錠の締め出し防止装置を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図7は、本発明の第1実施例を示す各説明図。図8は仲介スライダーの他の例を示す斜視図。図9乃至図14は、本発明の第2実施例を示す各説明図。
【図1】室内扉の閉戸時における正面から見た説明図。
【図2】ケース身に説明図。
【図3】ラッチカムと操作ハンドル軸の説明図。
【図4】仲介スライダーを中心とする説明図。
【図5】作動杆を中心とする説明図。
【図6】ラッチの平面からの説明図。
【図7】作用(中途状態)の説明図。
【図8】仲介スライダーの他の例を示す斜視図。
【図9】第2実施例の室内扉の閉戸時における正面から見た説明図。
【図10】作動杆を中心とする説明図。
【図11】ロック片の説明図。
【図12】ラッチを引き戻した時に説明図。
【図13】施錠状態の説明図。
【図14】図13に於いて、扉を閉じた時の説明図。
【符号の説明】1…戸枠、2…受け金具、3…縁、4…扉、5…錠箱、5a…ケース身、5b…ケース蓋、6…フロント、7…取付け前板、8…ラッチ枠部、9…ケース身の後壁、10,10A…作動杆枠部、10a…上方水平突壁、10b…下方水平突壁、11…切欠部、12,12A…固定軸、13…第3の水平突壁、14…バネ収納空間、15…嵌合突起、17…ラッチカム用第1ストッパー部、18…ケース身の上壁、19…第2ストッパー部、20…嵌合孔、21…第1案内長孔、22…第2案内長孔、23…枢軸、24…取付け突起、25,25A…枢軸、30,30A…ラッチカム、31…操作ハンドル軸、32…筒状嵌合部、33…摺接部、34,34A…被係合部、35,35A…係合部、36…操作ハンドル、40,74A…仲介スライダー、41…突片部、42…仲介スライダーの被係合部、43…貫通小孔、44…突起ピン、44A…突起軸、45…弧状面、46…引き戻し揺動アーム、47…軸孔、48…長板部、49…自由端部、50,50A…作動杆、51,51A…ラッチバネ、52…被嵌合溝、54,54A…切欠部、55,55A…切欠部の被係合面、56,56A…被係合部、61…ラッチ、62…係合頭部、63…ラッチ軸、65,65A…ラッチカムバネ、66,66A…カム圧接体、70,70A…ロック片、71,71A…サムターンダルマ、72,72A…リリース構成部材、73…レバー、73A…第1作動ギヤ、74…スライダー、74A…第2作動ギヤ、75…サムターンダルマバネ、X…ラッチ引き戻し装置、Y…サムターン錠の締め出し防止装置。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door lock latch pullback device.
[0002]
[Prior art]
The invention described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-30368 can be pointed out as a prior art. In the embodiment described in this publication, the members constituting the latch pull-back device are linearly incorporated in the lock box in the direction of the axis (handle) of the latch. That is, a first sliding member (a long plate-shaped L-shaped slider piece) is provided in an upper space in a lock box with reference to a latch bolt having a latch shaft, while a first slide member is provided in a lower space in the lock box. (2) A sliding member (a long plate-shaped L-shaped slider piece) is provided, and a cam latch (a hub that rotates on a handle shaft) is provided so as to engage with the rear ends of these upper and lower sliding members. And a rocking lever and the like, which is pivotally supported by a lock box between the upper and lower sliding members.
[0003]
Of course, this conventional example also aims at efficiently arranging each member in the lock box (effectively utilizing space). However, as described above, each member constituting the latch retractor is connected to the latch bolt. Since it is linearly assembled in the direction of the shaft (handle), it cannot be asserted that the space is effectively utilized.
Therefore, it is impossible to provide other devices (mechanisms) in the lock box other than the latch pullback device (mechanism), for example, a device for preventing a thumb-turn lock from being locked out. Therefore, it is desired to further utilize the space in the lock box by devising the arrangement and combination of the respective members constituting the latch pullback device and the cooperation of the respective members.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
A first object of the present invention is to arrange each member rationally and to effectively utilize the space in the lock box. A second object is that each member can be easily incorporated into the lock box. A third object is that a lock box can be provided with a lock-out prevention device, for example, a thumb-turn lock, in addition to the latch pull-back device. In addition, each member operates smoothly.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The latch / pull-back device for a door lock according to the present invention is provided with an operating rod which is provided integrally with the latch and moves horizontally in an operating rod frame formed at the center of the internal space of the lock box. A latch retraction device is incorporated in one of the upper and lower portions of the internal space with respect to the reference, and the latch retraction device engages with a latch cam cooperating with an operation handle shaft, and one end side engages with an engagement portion of the latch cam, An intermediary slider that moves horizontally by the driving force of the latch cam, and one end is pivotally supported so as to intersect the other end of the intermediary slider in the vertical direction, and is pivotally connected to a projection pin provided on the intermediary slider. And a free end of the retractable swing arm is engaged with an engaged portion of the operating rod of the latch, and a latch bar is provided behind the operating rod. In the internal space, a latch cam spring for pushing the latch cam back to the initial position and a cam pressing member are respectively incorporated, and the latch is rotated by the operation handle shaft against the spring force of the latch cam spring. The intermediate slider and the pull-back swing arm cooperate with each other to retreat with the operating rod against the spring force of the latch spring.
[0006]
In the above configuration, a member constituting the latch pull-back device X is provided in one space of the lock box 5 on the basis of the operating rod frame portion, and a thumb-turn lock lockout prevention device is provided in the other space of the lock box 5. It is characterized in that the members constituting Y are respectively incorporated. Further, the lock-out prevention device Y for the thumb-turn lock includes a release component for the thumb-turn dharma that engages with the operating rod, and the release component has a tip portion at the engaged surface of the lever escape notch formed on the operating rod. A lever pivotally supported so that the engaging claw portion of the lever is engaged, and a slider for unlocking a lock piece that is provided so that the tip end side engages with the lower end of the lever and slides in the horizontal direction. Characterized by the following.
[0007]
Further, the latch / pull-back device for a door lock according to the present invention is provided with an operating rod integrally provided with the latch and horizontally moving within an operating rod frame formed at the center of the internal space of the lock box. A latch retraction device is incorporated in one of the upper and lower portions of the internal space with respect to the rod, and the latch retraction device cooperates with the operating handle shaft and engages with the engaged portion of the operating rod. A latch cam having a portion, a cam press-contact body engaging with the engaged portion of the latch cam, and a latch cam spring biasing the cam press-contact body. Is characterized in that when the latch cam is rotated by the operation handle shaft against the spring force of the latch cam spring, the latch cam retreats together with the operating rod against the spring force of the latch spring.
[0008]
In the above configuration, a member constituting the latch pull-back device X is provided in one space of the lock box 5 on the basis of the operating rod frame portion, and a thumb-turn lock lockout prevention device is provided in the other space of the lock box 5. It is characterized in that the members constituting Y are respectively incorporated. Further, the thumb-turn lock-out prevention device Y includes a release member for the thumb-turn dharma that engages with the operating rod. When the indoor door is closed, the latch comes into contact with the edge of the door frame, and the release mechanism has an operating gear. The member cooperates with the retreating of the operating rod to rotate the thumb turn damper, whereby one engaging portion 70a of the latch cam lock piece moves in the direction of disengagement.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. First, the environmental members will be briefly described. 1 is a door frame of an entrance such as a bedroom, a toilet, etc., 2 is a bracket having a strike, 3 is an edge of the door frame (including a strike directly), and 4 is turned in a horizontal direction to open and close the entrance. The interior door 5 is provided at the door end of the interior door, and has a lock box provided with a latch retraction device X or the like in which the latch is retracted into the lock box by the driving force of the latch cam. It is the front to do.
[0010]
Next, the lock box 5 will be briefly described. As shown in FIG. 2, the lock box 5 includes a case body 5a and a case lid 5b for closing one side opening of the case body. Here, the configuration related to claim 1 (independent claim) will be described with reference to FIG.
[0011]
Reference numeral 7 denotes a long plate-shaped front mounting plate which is combined with the above-described front 6 via a fixing tool (not shown). Reference numeral 8 denotes a partition-like latch frame portion formed in a wall shape facing the case body 5a with reference to the opening window formed in the front 6 and the front plate 7 for mounting. The latch frame portion 8 is a central portion of the case body 5a. At the front end (left side in the figure), a horizontal state is provided from the inner wall surface of the mounting front plate 7 toward the rear wall 9 of the case body 5a, and the rear end side has a symmetrical L-shape.
[0012]
Reference numeral 10 denotes a partition-like operating rod frame portion provided continuously with the rear end portion of the latch frame portion 8. The operating rod frame portion 10 includes an upper horizontal protruding wall 10a and a necessary storage for the upper horizontal protruding wall 10a. It comprises a lower horizontal protruding wall 10b opposed to a space, and a rear protruding wall 10c which is provided continuously to the rear ends of these horizontal protruding walls 10a and 10b.
[0013]
Reference numeral 11 denotes a cutout for a release lever, which is included in a part of the lower horizontal protruding wall 10b and constitutes a thumb-turn lock lockout prevention device Y. A lever fixed shaft 12 is formed directly below the release lever notch 11. Here, the "thumb lock" means a locking device for a handle lock inside a house. The `` lock-out prevention device '' locks the interior door provided at the entrance of the building or at the entrance of the room such as a toilet or bedroom when the door is open, and then locks the door when the door is inadvertently closed. A lock to prevent a situation from occurring. The handle of the handle lock includes a knob in addition to the lever handle.
[0014]
A protruding wall-shaped frame portion that forms another storage space is formed continuously at the rear end of the latch frame portion 8. In the present embodiment, the upper horizontal protruding wall 10a of the operating rod frame portion 10 also partially functions. That is, reference numeral 13 denotes a third horizontal protruding wall provided to face the upper horizontal protruding wall 10a in order to form a required spring storage space 14.
[0015]
Therefore, the case body 5a of the present embodiment has horizontal protruding walls 10a, 10b, 13 corresponding to a plurality of partition walls in the vertical direction at the rear end of the latch frame 8, and these are formed horizontally. The present invention is characterized in that a latch operating rod and a latch cam spring, which will be described later, are installed in a horizontal state in a storage space in a vertical relationship formed by a protruding wall. This effectively utilizes the internal space of the case body 5a. In the present embodiment, a plurality of horizontal protruding walls 10a, 10b, 13 are continuously formed at the rear end of the latch frame 8, but a cutout may be partially formed. .
[0016]
Next, reference numeral 15 denotes a cylindrical fitting projection formed continuously on the inner surface of the upper wall of the third horizontal protruding wall 13. The cylindrical fitting projection 15 is larger than the outer end surface of the third horizontal protruding wall 13. It protrudes slightly outward, and in this embodiment, fits into a fitting hole (not shown) formed at the center of the upper end of the case lid 5b. Reference numeral 17 denotes a first stopper portion for the latch cam, which is similarly formed on the upper wall of the third horizontal projection wall 13 and a part of the outer peripheral wall of the cylindrical fitting projection 15. The first stopper portion 17 has an inclined stopper surface 51A on the side facing the upper wall 18 of the case body 5a, and a guide surface 17b continuously connected to the stopper surface 51A in an arc shape in an angular direction. .
[0017]
Next, reference numeral 19 denotes a second stopper portion for the latch cam, which is a cylindrical protrusion protruding from the inner wall surface of the rear wall 9 of the case body 5a so as to face the guide surface 17b of the first stopper portion 17. A latch cam fitting hole 20 to be described later is formed between the latch cam second stopper portion 19 and the first stopper portion 17.
[0018]
Next, the case body 5a is formed with a horizontal guide portion (horizontal guide groove, horizontal long hole, etc.) for guiding several members to be incorporated in the horizontal direction. One of them is a first guide elongated hole 21 for the intermediary slider formed between the third horizontal protruding wall 13 and the front end portion (left side) of the upper wall 18 of the case body 5a. The other is a second guide slot 22 for a cam pressure contact piece formed between the rear end of the third horizontal protruding wall 13 and the rear end of the upper horizontal protruding wall 10a of the operating rod frame 10. It is.
[0019]
Next, reference numeral 23 denotes a pivot shaft for a retraction swing arm, which is formed between the first guide slot 21 for the intermediate slider and the tip of the upper wall 18 of the case body 5a. A plurality of mounting projections 24 having female threads are provided at appropriate locations on the case body 5a, for example, on the left and right of the upper part, and one of them (the right mounting projection) functions as a third stopper portion for the latch cam. To fulfill.
[0020]
Next, reference numeral 25 denotes a second pivot for a lock piece protruding in the vicinity of the center of the rear wall 9 of the case body 5a, which is not directly related to the specific requirements of the present invention. The case cover 5b is formed with a latch cam fitting hole, a uniting fitting hole, a plurality of horizontal slots, and a plurality of mounting through holes, but illustration and description thereof are omitted.
[0021]
The above is the configuration of the case body 5a related to the main members of the present invention. Therefore, the latch / pull-back device X of the door lock of the present invention is provided integrally with the latch in the operating rod frame 10 formed at the center of the internal space of the lock box 5, and operates horizontally with the operating rod 50. And a latch retraction device is incorporated in one of the upper and lower portions of the internal space with reference to the operating rod 50. As shown in FIG. 1, the latch retractor X of the first embodiment is disposed in an upper internal space, and one end of a latch cam 30 cooperating with an operation handle shaft and an engaging portion 35 of the latch cam 30 is engaged. And an intermediate slider 40 that is horizontally moved by the driving force of the latch cam, one end of which is axially supported so as to intersect the other end of the intermediate slider 40 in the vertical direction. And a latch pull-back swing arm 46 in which a portion near the pivotal end is engaged with the projection pin 44 provided on the arm. The free end portion 49 of the pull-back swing arm 46 engages with the engaged portion 56 of the operating rod 50 of the latch 61, and a latch spring 51 is disposed behind the operating rod 50. A latch cam spring 65 for pushing the latch cam 30 back to the initial position and a cam pressure contact body 66 are respectively incorporated in the internal space of the latch 61. When the latch cam 30 rotates against the spring force of the latch cam spring 65 by the operating handle shaft, The intermediary slider 40 and the pull-back swing arm 46 cooperate to retreat with the operating rod 50 against the spring force of the latch spring 51. Hereinafter, each member will be described in detail.
[0022]
First, reference numeral 30 denotes a latch cam that cooperates with an operation handle shaft (core shaft) 31. The latch cam 30 is fitted into the fitting hole 20 of the case body 5a and the case lid 5b. The latch cam 30 can be rotated by operating the operation handle. Generally, when the inner and outer operating handles are in a horizontal position (initial position), the latch protrudes from the front of the lock box. Therefore, when the operating handle is pushed down to a predetermined angle, the latch retracts into the lock box. The same applies to the present embodiment.
[0023]
Now, the configuration of the latch cam 30 will be described with reference to FIGS. Reference numeral 32 denotes a cylindrical fitting portion (hub) having a square shaft hole through which the handle shaft 31 penetrates; 33, an annular sliding contact portion continuously provided on the peripheral wall of the cylindrical fitting portion 32; An engagement part for a fish tail-shaped lock piece protruding radially from a part thereof is also used for an intermediate slider of a fish tail shape partially protruded radially from a part of the annular sliding contact part 33. This is a latch cam engaging portion.
[0024]
The latch cam engaging portion 35 is located in the opposite direction (upward in the figure) with respect to the lock piece engaged portion 34, and when the operation handle 36 is at the initial position (horizontal position), the first stocker portion 17 for the latch cam is provided. Is pressed against the stopper surface 51A. At this time, the lock piece engaged portion 34 is simultaneously in pressure contact with the second stopper portion 19 on the rear wall side.
[0025]
Next, reference numeral 40 denotes a horizontally long intermediate slider which is engaged with the latch cam engaging portion 35 of the latch cam 30 at one end (the rear end in FIG. 1) and moves horizontally by the driving force of the latch cam. In this embodiment, the horizontally long intermediate slider 40 is arranged along the inner wall surface of the upper wall 18 of the case body 5a as shown in FIG.
[0026]
The intermediary slider 40 will be described with reference to FIG. The mediation slider 40 is a pistol-shaped frame piece member in appearance. A thin protruding piece 41 is formed at one end, and this protruding piece 41 can slide on the inner wall surface of the upper wall 18 of the case body. Reference numeral 42 denotes a rectangular engaged portion (for example, an engaging hole) which is formed on the upper wall portion of the one end and engages with the latch cam engaging portion 35 in a loosely fitted state.
[0027]
The other end (the tip side in FIG. 1) of the intermediate slider has an inverted L-shape. That is, the other end is continuously provided in a stepped manner downward. A pair of small through holes 43 are formed in the other end portion, and a projection pin 44 is provided in the small through hole 43 in a penetrating state. The projection pin 44 and the intermediate slider 40 are integrated. The protruding end of the projection pin 44 is engaged with the first guide slot 21 of the case body 5a and the case lid 5b.
[0028]
Therefore, the intermediate slider 40 is horizontally guided by the projection pins 44. When the intermediate slider 40 moves to the rear wall 9 side of the case body, the arcuate surface 45 inside the rear end portion can contact the outer peripheral surface of the cylindrical fitting projection 15 of the case body 5a. .
[0029]
Next, one end (upper end in FIG. 1) is pivotally supported by the first pivot shaft 23 so as to intersect with the other end of the intermediate slider 40, and is pivotally supported by the projecting pin 44 provided on the intermediate slider. This is a latch pull-back swing arm that is engaged with a portion near the end.
[0030]
With reference to FIG. 5, the retractable swing arm 46 cooperating with the intermediate slider 40 will be described. Reference numeral 47 denotes a shaft hole formed at the pivot end, reference numeral 48 denotes a long plate portion, and reference numeral 49 denotes a partially circular free end. The shaft hole 47 fits into the first pivot 23 as described above.
[0031]
The long plate portion 48 straddles the third horizontal protruding wall 13 of the case body 5a and the upper horizontal protruding wall 10a of the operating rod frame portion. Therefore, the free end 49 faces the front end side in the operating rod frame 10. In the present embodiment, the free end portion 49 of the pull-back swing arm 46 is provided so as to engage with an engagement groove of a side wall of the operating rod described below.
[0032]
Next, reference numeral 50 denotes an operating rod of a latch disposed in a horizontal state together with a latch spring 51 in the operating rod frame 10 so as to engage with the free end 49 of the pull-back swing arm 46. The operating rod 50 is incorporated in a required space communicating with the space in the latch frame portion 14 while being biased by the latch spring 17, and is slidably movable in the horizontal direction. The operation lever 50 of the latch will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 5, the operating rod 50 has a short rectangular shape having a rectangular end face.
[0033]
Reference numeral 52 denotes a stepped fitting groove for the latch shaft formed at the distal end of the operating rod 50, and a flange-like fitting portion of the latch shaft described later is fitted into the fitting groove 52. On the other hand, reference numeral 53 denotes a spring end storage recess (spring end support portion) for the latch spring formed on the rear end wall surface of the operating rod 50. The spring end storage recess 53 and the rear wall 10b of the operating rod frame 10 are provided. A latch spring 51 for indirectly urging the latch 61 is mounted in a horizontal state.
[0034]
Reference numeral 54 denotes a lever escape notch which is formed along the lateral direction at a portion near the rear end of the bottom of the operating rod 50 and has a vertical or inclined engaging surface 55 on the front side in the notch. .
[0035]
Further, reference numeral 56 denotes a slightly wide engaging groove formed at a portion of the side wall (the front wall surface in reference to FIG. 1) near the front end portion from the edge of the upper end portion to the vicinity of the bottom portion. As described above, the free end portion 49 of the retraction swing arm 46 is engaged with 56 with a margin (a little gap downward).
[0036]
Next, the latch 61 that appears and retracts with reference to the front 6 will be described with reference to FIG. The latch 61 includes an engagement head 62 and a latch shaft 63 provided integrally with the engagement head 62, and the engagement head 62 is inclined with respect to the edge 3 of the door frame 1. A sliding surface 62a, an abutting surface or an engaging surface 62b intersecting with the inclined sliding surface and being locked to the strike of the receiving fitting 2 when the door is closed, and a rear wall surface orthogonal to the engaging surface 62b 62c.
[0037]
Further, the latch shaft 63 has a flange-shaped fitting portion 63a provided at the rear end thereof so as to be continuous with the annular groove. The form and function of the latch 61 are not particularly limited as long as the latch 61 has a function of retreating by hitting the edge 3 of the door frame 1 when the door is closed. Therefore, an inversion latch that rotates while moving backward may be used. In this embodiment, the latch 61 is united with the operating rod 50 via the latch shaft 63.
[0038]
Finally, as shown in FIG. 1, reference numeral 65 denotes a latch cam spring incorporated in the spring accommodating space 14. The latch cam spring 65 engages a block-shaped cam pressure contact body 66 guided by the second guide elongated hole 22 of the case body 5 a. And pushes the latch cam 30 back to the initial position.
[0039]
Next, the operation will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a case where the operation handle 36 indicated by a virtual line is located in a horizontal state. In this case, the latch 61 projects from the front 6 via the operating rod 50 by the spring force of the latch spring 51. On the other hand, the latch cam 30 is rotated counterclockwise through the cam pressure contact piece 66 by the relatively strong spring force of the latch cam spring 65, and the engaged portion 34 below the latch cam 30 contacts the second stopper portion 19. . At this time, the intermediary slider 40 is slightly retracted to the front 6 side, and the cooperating pull-back swing arm 46 hangs down in a substantially vertical state.
[0040]
Then, as shown in FIG. 7, the operation handle (for example, lever handle) 36 is lowered. FIG. 7 is an explanatory view of a halfway state in which the operating handle 36 is lowered. When the operating handle 36 is lowered, the latch cam 30 integrated with the operating handle shaft 31 receives the spring force of the latch cam spring 65 with the rotation of the operating handle. Start turning clockwise in opposition.
[0041]
Therefore, as shown by the arrow in FIG. 7, the movement directions of the intermediate slider 40 and the cam pressure contact piece 66 are reversed. That is, since the engaged portion 42 is locked by the latch cam engaging portion 35 of the latch cam 30, when the latch cam 30 rotates clockwise, the intermediate slider 40 and the first guide slot 21 and the case body are rotated. It moves while being guided by the upper wall 18 of 5a. At this time, the projecting pin (movable pin) 44 of the intermediary slider 40 moves while being guided by the horizontal guide portion 21 of the lock box 5, so that the retraction swing arm 46 pivots about the pivot 23 in the counterclockwise direction indicated by the arrow. I do. Therefore, the operating rod 50 retreats against the spring force of the latch spring 51.
[0042]
Since the latch 61 is integrally connected to the operating rod 50 via the latch shaft 63, when the operating rod 50 is retracted, the latch 61 is retracted into the lock box 5.
[0043]
Therefore, when the latch cam 30 is rotated by the operation handle shaft 31, the intermediary slider 40 and the pull-back swing arm 46 cooperate to move the latch operating rod 50 to the latch spring 51 of the latch spring 51. Retreat against force.
[0044]
By the way, in this embodiment, in order to effectively utilize the internal space of the lock box 5, as shown in FIG. On the other hand, the main member constituting the lock-out prevention device Y for the thumb-turn lock is incorporated in the space below the lock box 5.
[0045]
Thus, the thumb-turn lock-out prevention device Y will be briefly described with reference to FIG. The lock-out prevention device Y includes a latch 61 protruding by a spring force of a latch spring 51, a latch cam 30 rotatable by operation of an operation handle 36, a lock piece 70 for locking the rotation of the latch cam 30 when locked, It is composed of a thumb-turn dharma 71 having a drive arm for preventing rotation of one piece, and a thumb-turn dharma release component 72 disposed below the operating rod frame portion 10. Incidentally, reference numeral 75 denotes a thumb turn damper spring having a click function.
[0046]
The release member 72 includes a release lever 73 that is pivotally supported so that the engagement claw portion at the distal end engages with the engaged surface 55 of the lever escape notch portion 54 of the operating rod 50. A slider 74 is provided so that the tip end side is engaged with the lower end of the release lever 73 and slides horizontally.
[0047]
With respect to the operation of the lock-out prevention device Y for the thumb-turn lock, when the interior door 4 is closed and the latch 61 retreats by hitting the edge 3 of the door frame 1, the release lever 73 and the slider 74 of the release component member 72 operate. The drive arm 71a of the thumb turn darma 71 is pulled away from the lower engaging portion 70a of the lock piece 70 in cooperation (interlocking) with the retreat of the rod 50, whereby the latch cam lock piece 70 is resiliently moved by the spring force of the return spring 76. , Thereby moving (for example, rotating) in the direction of disengagement.
[0048]
【Example】
Although the latch 61 and the latch operating rod of this embodiment are integrally connected to separate members, the latch 61 is pulled back to the latch shaft 63 of the latch 61 and the free end of the swing arm 46 is engaged with the engaging portion (wide portion). A latch operating rod having a groove may be formed (this is also the same invention).
[0049]
Further, the relationship between the engaging portion and the engaged portion in the present embodiment may be reversed. For example, the latch cam engaging portion 35 formed on the latch cam 30 is a projection, but this is used as a groove as an engaged portion, while the engaging hole 42 formed at one end of the horizontally long intermediate slider 40 is engaged with the engaging projection. The design may be changed to the engaging portion as a.
[0050]
Further, the design of the engagement between the projecting pin 44 provided on the intermediate slider and the portion of the latching return swing arm 46 near the pivotal support end is changed to the engagement relationship between the grooves and the engagement holes of both members 44 and 46. Therefore, such a modified example is also included in the meaning that “the part near the pivot end is engaged”.
[0051]
Next, FIG. 8 shows another example of the mediating slider 74A. The above-described intermediate slider 40 has a pair of small through holes 43 at the rear end of which is provided with a projecting pin 44 that is guided by the horizontal guide portion of the lock box 5, and at least pulls back and swings the swing arm 46. If it has a function, a pair or one projection shaft 44A, 44A may be formed at the rear end of the intermediate slider 74A as shown in FIG.
[0052]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the second embodiment, a member constituting the latch pull-back device X is provided in one space of the lock box 5 on the basis of the operating rod frame portion 10A or the operating rod 50A. In this space, the members constituting the lock-out prevention device Y for the thumb-turn lock are the same as in the first embodiment, and the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same or similar reference numerals. And the duplicate description will be omitted.
[0053]
Therefore, the differences between the first embodiment and the second embodiment will be briefly described as follows. (A) The latch pull-back device X is installed below the internal space with reference to a long rod-shaped operating rod 50A formed at the center of the internal space of the lock box 5, while preventing the thumb-turn lock from being locked out. The device Y is installed above the internal space with reference to the operating rod 50A. (B) The latch retraction device X cooperates with an operating handle shaft and engages with the operating rod 50A. A latch cam 30A having a latch cam engaging portion (upper) 35A that engages with the portion 56A, a block-shaped cam pressure contact body 66A that engages with an engaged portion (lower) 34A of the latch cam 30A, and the latch cam 30A in an initial position. And (C) the latch spring 51A, which urges the cam pressure contact body 66A so that the cam pressure contact body 66A can be pushed back. (D) On the other hand, the release component for the thumb-turn dharma of the lock-out prevention device Y for the thumb-turn lock has the following difference between the rear end of the moving rod and the rear wall 9 of the lock box 5. is there.
[0054]
FIG. 9 shows an unlocked state in which the thumb turn is not turned in the locking direction with the door closed. As is apparent from a comparison between FIG. 9 and FIG. 1, the operating rod 50A of the second embodiment is longer than that of the first embodiment, and extends beyond the operating frame 10A from the latch frame 8 to the case body 5a. It has a long rod shape that extends to the vicinity of the rear wall 9.
[0055]
FIG. 10 shows one of the operating gears 73A of the operating rod 50A and the release component 72A. This operating rod 50A is the same as the first embodiment in that it is a horizontal rod-shaped operating rod disposed horizontally behind the latch 61 as described above. As shown in FIG. 10, the shape is a long rectangular shape having a rectangular end face. In this embodiment, the operating rod frame portion 10A is incorporated in a penetrating state while being urged by a latch spring 51A having a pressing spring function.
[0056]
Referring to FIG. 10, reference numeral 54A denotes an operating gear escape cutout with which the protruding engaging portion 73a of the first operating gear 73A is engaged. The cutout 54A is formed in the upper front part of the center of the operating rod 50A. Therefore, 55A is an engaged surface of the notch with which the projecting engaging portion 73a of the first operating gear 73A engages.
[0057]
Reference numeral 57 denotes a spring end support portion for a latch spring protruding from the rear end wall surface of the operating rod 50A. A latch 61 is indirectly attached between the spring end support portion 57 and the rear wall 9 of the lock box 5. A biasing latch spring 51A is incorporated in a horizontal state.
[0058]
Reference numeral 56A denotes an engaged portion (wide notch) formed on a side wall on the other side of the operating rod 50A. The wide engaged portion 56A has a latch cam incorporated in a space below the lock box 5. The distal end portion having the mountain-shaped engagement portion 35A of 30A penetrates and penetrates. Reference numeral 58 denotes a stopper protruding from a lower portion near the rear end of the operating rod 50A. The stopper 58 can abut on a vertical portion of the operating rod frame 10A.
[0059]
Here, the first operation gear 73A of the release component member 72A will be described with reference to FIG. The first operating gear 73A is rotatably provided via the fixed support shaft 12A such that the protruding engaging portion 73a is engaged with the engaged surface 55A of the operating rod 50A. The gear portion 73b of the first operating gear 73A is formed about half in the circumferential direction. Therefore, when the gear portion 73b and the projecting engagement portion 73a are combined, the first operating gear 73A has a half-strongly projecting portion in the circumferential direction.
[0060]
Referring to FIG. 9, reference numeral 71 </ b> A denotes a Samtan dharma having a gear portion disposed in an internal space above the rear wall of the lock box 5. A second operating gear 74A, which constitutes a release component 72A, is rotatably provided between the thumb turn derma 71A and the first operating gear 73A.
[0061]
Accordingly, the release component 72A of the second embodiment is disposed between the first operating gear 73A having the function of engaging and disengaging the operating rod 50A and the first operating gear 73A and the thumb-turn dharma 71A, And a second operating gear 74A having an intermediate transmission function. Therefore, these operating gears 73A and 74A replace the arm-shaped lever 32 and the plate-shaped slider 40 of the first embodiment with a gear mechanism.
[0062]
The angle lock 70A will be described with reference to FIG. The lock piece 70A is disposed in the internal space on one side (for example, the upper part) of the lock box 5, similarly to the release constituent member 72A and the thumb tunder 71A. That is, the lock piece 70A is provided rotatably (swinging) via the support shaft 25A in the internal space between the latch spring 51A and the thumb-turn dharma 71A located behind the operating rod 50A.
[0063]
As shown in FIG. 11, the lock piece 70A is formed in a U-shape end face, and has a first engagement portion 70a which engages with and disengages from the engagement portion 35A of the latch cam 30A. It has a pair of finger-shaped second engaging portions 70b which are continuously provided in the cross direction and which are engaged with the driving arm 71a of the thumb turn darma 71A. A thumb talma spring 75A having a click function is mounted on the lock piece 70A via the support shaft 25A.
[0064]
FIG. 12 shows an operation mode when the latch cam 30A is rotated clockwise by an operation handle (not shown) in the above configuration. In this case, since the operating rod 50A is returned by the spring force of the latch spring 51A by the engagement portion 35A of the latch cam 30A, the state of FIG. 9 is changed to the state of FIG. When the operation handle is released, the latch cam 30A returns to the original position via the cam pressure contact body 66A by the spring force of the latch cam spring 65A.
[0065]
FIG. 13 shows a case where the inner lock state is inadvertently entered. On the other hand, FIG. 14 shows the moment when the indoor door 4 is closed in the above case. In this case, when the operating rod 50A is pushed by the latch 61 and retreats against the spring force of the latch spring 51A, the first operating gear 73A pushes the protruding engagement 73a against the engaged surface 55A of the operating rod 50A. As a result, it rotates counterclockwise about the fixed shaft 12A. When the first operating gear 73A rotates counterclockwise, the second operating gear 74A rotates clockwise as indicated by the arrow.
[0066]
Therefore, the drive arm 71a of the thumb turn darma 71A moves away from one engagement portion 70a of the lock piece 70A and moves to the other engagement portion 70b. When the drive arm 71a changes the position of the rotation of the thumb-turn dharma 71A in this manner, the lock piece 70A also slightly rotates in the direction of disengagement, so that the latch cam 30A is free, and the operating rod 50A is connected to the latch spring 51A. Retreat against spring force. Therefore, when the indoor door 4 is closed, the latch 61 is retracted, so that the so-called inner lock is always released (always in the state of FIG. 14).
[0067]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention has the following operations and effects.
(1) Each member can be rationally arranged, and the space in the lock box can be effectively used.
(2) Each member can be easily incorporated into the lock box.
(3) In addition to the latch pullback device, for example, a lockout prevention device for a thumb-turn lock can be provided in the lock box.
[Brief description of the drawings]
1 to 7 are explanatory views showing a first embodiment of the present invention. FIG. 8 is a perspective view showing another example of the mediating slider. 9 to 14 are explanatory views showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 1 is an explanatory diagram viewed from the front when an indoor door is closed.
FIG. 2 is an explanatory view showing a case body.
FIG. 3 is an explanatory view of a latch cam and an operation handle shaft.
FIG. 4 is an explanatory view centering on an intermediate slider.
FIG. 5 is an explanatory view centering on an operating rod.
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating the latch from a plan view.
FIG. 7 is an explanatory diagram of an operation (intermediate state).
FIG. 8 is a perspective view showing another example of the intermediate slider.
FIG. 9 is an explanatory diagram viewed from the front when the indoor door of the second embodiment is closed.
FIG. 10 is an explanatory view centering on an operating rod.
FIG. 11 is an explanatory view of a lock piece.
FIG. 12 is an explanatory diagram when the latch is pulled back.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a locked state.
FIG. 14 is an explanatory view when the door is closed in FIG. 13;
[Description of Signs] 1 ... door frame, 2 ... receptacle, 3 ... rim, 4 ... door, 5 ... lock box, 5a ... case body, 5b ... case lid, 6 ... front, 7 ... front plate for mounting, 8 ... Latch frame part, 9 ... rear wall of the case body, 10, 10A ... operating rod frame part, 10a ... upper horizontal protruding wall, 10b ... lower horizontal protruding wall, 11 ... notch, 12, 12A ... fixed shaft, 13 ... Reference numeral 3 denotes a horizontal protruding wall, 14: spring storage space, 15: fitting projection, 17: first stopper portion for latch cam, 18: upper wall of the case body, 19: second stopper portion, 20: fitting hole, 21: first. Guide long hole, 22: second guide long hole, 23: pivot, 24: mounting projection, 25, 25A: pivot, 30, 30A: latch cam, 31: operating handle shaft, 32: tubular fitting part, 33: slide Contact part, 34, 34A ... engaged part, 35, 35A ... engagement part, 36 ... operation handle, 40, 7 A: intermediate slider, 41: projecting piece, 42: engaged part of intermediate slider, 43: small through hole, 44: projection pin, 44A: projection shaft, 45: arcuate surface, 46: retraction swing arm, 47 ... Shaft hole, 48 ... Long plate part, 49 ... Free end part, 50,50A ... Working rod, 51,51A ... Latch spring, 52 ... Fitted groove, 54,54A ... Notch part, 55,55A ... Notch part Engaged surface, 56, 56A Engaged part, 61 Latch, 62 Engagement head, 63 Latch shaft, 65, 65A Latch cam spring, 66, 66A Cam pressed body, 70, 70A Lock piece , 71, 71A ... Thumb Turn Dharma, 72, 72A ... Release Constituent Member, 73 ... Lever, 73A ... First Working Gear, 74 ... Slider, 74A ... Second Working Gear, 75 ... Thumb Turn Dharma Spring, X ... Latch Pull Back Device, Y ... Sam Over down the lock foreclosure prevention device.

Claims (6)

錠箱の内部空間の中心部に形成された作動杆枠部内にラッチと一体的に設けられかつ水平動する作動杆を配設し、この作動杆を基準にして前記内部空間の上方か下方の一方にラッチ引き戻し装置を組み込み、このラッチ引き戻し装置は、操作ハンドル軸と協働するラッチカムと、このラッチカムの係合部に一端部側が係合すると共に、該ラッチカムの駆動力により水平移動する仲介スライダーと、この仲介スライダーの他端部と垂直方向に交差するように一端部が軸支され、かつ、該仲介スライダーに設けた突起ピンに枢支端部寄り部位が係合するラッチ用引き戻し揺動アームとから成り、前記引き戻し揺動アームの自由端部はラッチの作動杆の被係合部に係合すると共に、作動杆の後方にはラッチバネを配設し、また、前記内部空間には前記ラッチカムを初期位置に押し戻すラッチカムバネと、カム圧接体とをそれぞれ組み込み、前記ラッチは、操作ハンドル軸によってラッチカムがラッチカムバネのバネ力に抗して回転すると、仲介スライダー及び引き戻し揺動アームが協働し、作動杆と共にラッチバネのバネ力に抗して後退動することを特徴とする扉錠のラッチ引き戻し装置。An operating rod integrally provided with the latch and horizontally moving is disposed in an operating rod frame formed at the center of the inner space of the lock box. A latch pull-back device is incorporated into one of the latch pull-back devices. The latch pull-back device includes a latch cam that cooperates with an operation handle shaft, an intermediate slider that has one end engaged with an engagement portion of the latch cam, and that horizontally moves by a driving force of the latch cam. A latch pull-back swing in which one end is pivotally supported so as to intersect the other end of the intermediate slider in the vertical direction, and a portion near the pivotal end is engaged with a projection pin provided on the intermediate slider. And a free end of the pull-back swing arm engages with an engaged portion of the operating rod of the latch, and a latch spring is disposed behind the operating rod. A latch cam spring that pushes the latch cam back to the initial position, and a cam pressure contact body are respectively incorporated.When the latch cam is rotated against the spring force of the latch cam spring by the operation handle shaft, the intermediate slider and the pullback swing arm cooperate, A latch retraction device for a door lock, wherein the device retreats against a spring force of a latch spring together with an operating rod. 請求項1に於いて、作動杆枠部を基準とし、錠箱5の一方の空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する部材が、一方、錠箱5の他方の空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する部材がそれぞれ組み込まれていることを特徴とする扉錠のラッチ引き戻し装置。2. A lock-back device according to claim 1, wherein the latch box pull-out device is provided in one space of the lock box, and a thumb-turn lock is prevented in the other space of the lock box. A latch / pull-back device for a door lock, wherein members constituting the device Y are incorporated. 請求項2に於いて、サムターン錠の締め出し防止装置Yは、作動杆に係合するサムターンダルマ用リリース構成部材を備え、該リリース構成部材は、作動杆に形成したレバー逃がし用切欠部の被係合面に先端部の係合爪部が係合するように軸支されたレバーと、このレバーの下端部に先端部側が係合するように設けられ、かつ、水平方向に摺動するロック片解除用のスライダーとから構成されていることを特徴とする室内扉のサムターン錠の締め出し防止装置。The lock-out prevention device Y for a thumb-turn lock according to claim 2, further comprising a release component for the thumb-turn dharma engaging with the operating rod, wherein the release component is engaged with a lever escape notch formed in the operating rod. A lever pivotally supported so that the engaging claw portion of the distal end portion engages with the mating surface, and a lock piece provided so that the distal end portion side engages with the lower end portion of the lever and sliding in the horizontal direction An unlocking device for a thumb lock of an indoor door, comprising a release slider. 錠箱の内部空間の中心部に形成された作動杆枠部内にラッチと一体的に設けられかつ水平動する作動杆を配設し、この作動杆を基準にして前記内部空間の上方か下方の一方にラッチ引き戻し装置を組み込み、このラッチ引き戻し装置は、操作ハンドル軸と協働すると共に、前記作動杆の被係合部と係合する係合部を有するラッチカムと、このラッチカムの被係合部と係合するカム圧接体と、該カム圧接体を付勢するラッチカムバネとから成り、前記作動杆の後方にはラッチバネを配設し、前記ラッチは、操作ハンドル軸によってラッチカムがラッチカムバネのバネ力に抗して回転すると、作動杆と共にラッチバネのバネ力に抗して後退動することを特徴とする扉錠のラッチ引き戻し装置。An operating rod integrally provided with the latch and horizontally moving is disposed in an operating rod frame formed at the center of the inner space of the lock box. A latch retraction device is incorporated into one of the latch retraction devices. The latch retraction device cooperates with an operating handle shaft and has an engaging portion that engages with the engaged portion of the operating rod. And a latch cam spring for urging the cam pressure contact body. A latch spring is disposed behind the operating rod, and the latch is operated by the operating handle shaft so that the latch cam receives the spring force of the latch cam spring. A latch retraction device for a door lock characterized in that when rotated in opposition, the lever retracts together with the operating rod against the spring force of the latch spring. 請求項4に於いて、作動杆枠部を基準とし、錠箱5の一方の空間にはラッチ引き戻し装置Xを構成する部材が、一方、錠箱5の他方の空間にはサムターン錠の締め出し防止装置Yを構成する部材がそれぞれ組み込まれていることを特徴とする扉錠のラッチ引き戻し装置。5. The lock pull-out device X is provided in one space of the lock box 5 and the thumb-turn lock is prevented in the other space of the lock box 5 in one space of the lock box 5 based on the operating rod frame. A latch / pull-back device for a door lock, wherein members constituting the device Y are incorporated. 請求項5に於いて、サムターン錠の締め出し防止装置Yは、作動杆に係合するサムターンダルマ用リリース構成部材を備え、室内扉の閉戸時、ラッチが戸枠の縁に当って後退すると、作動ギヤを有するリリース構成部材が作動杆の後退動に協働して前記サムターンダルマを回動させ、これによりラッチカム用ロック片の一方の係合部70aが係合解除の方向へ移動することを特徴とする扉錠のラッチ引き戻し装置。In the fifth aspect, the thumb-turn lockout prevention device Y includes a release member for a thumb-turn dharma that engages with the operating rod, and when the indoor door is closed, when the latch hits the edge of the door frame and retreats, A release component member having an operation gear cooperates with the retreat of the operation rod to rotate the thumb turn derma, whereby one engagement portion 70a of the latch cam lock piece moves in the direction of disengagement. Latch and retract device for door lock.
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