JP2004203961A - Liquid detergent composition - Google Patents

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JP2004203961A
JP2004203961A JP2002372376A JP2002372376A JP2004203961A JP 2004203961 A JP2004203961 A JP 2004203961A JP 2002372376 A JP2002372376 A JP 2002372376A JP 2002372376 A JP2002372376 A JP 2002372376A JP 2004203961 A JP2004203961 A JP 2004203961A
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liquid detergent
detergent composition
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compound
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Akira Ishikawa
石川  晃
Eiichi Kogure
栄一 小暮
Kazutoshi Ide
一敏 井手
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a liquid detergent composition excellent in deterging power and raw material odor-suppressing effects. <P>SOLUTION: This liquid detergent composition comprises (a) a nonionic surfactant, (b) a specific alkali agent, (c) a compound bearing a carboxylic group and/or a sulfone group, and an amino group and/or an imino group in one molecule and having a molecular weight of at most 200, and (d) water, each in a specific ratio, and has a pH of 7.5-12 as measured at 20°C according to the method prescribed in JIS K 3362, 1998. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。特に好ましくは衣料用液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体洗浄剤は粉末洗浄剤に比べ、粉立ちによる咽がない、汚れ部分に直接塗布できるといった使いやすさの点で優れている。しかし液体洗浄剤を汚れに塗布せずに、単に洗濯水に溶かして洗浄する方法も一般に行われており、この場合液体洗浄剤の洗浄力は粉末洗浄剤に劣る傾向がある。これは、粉末洗浄剤の場合と同様に、アルカリ剤やCa捕捉剤といったビルダー成分を組成物中に充分に配合しようとしたとき、系の安定性に問題が生じるからである。
【0003】
液体洗浄剤では、原料に由来する臭気が粉末洗浄剤に比べてより強く感じられることがある。また、香料を配合することで原料臭を抑制することもできるが、保存中に、配合された香料が劣化して十分な抑制効果が得られないことがある。そのような液体洗浄剤における臭いを抑制する方法として、主に香料によるマスキングという観点から、特許文献1には、特定沸点を有する香料を用いる方法が開示されている。また、特許文献2には、貯蔵中の香料の変敗を抑制する技術が開示されている。
【0004】
また、使用する各種原料を精製するなどして、臭いに起因する物質(福生成物や未反応物等)をできる限り除去するという試みもなされている。
【0005】
しかし、これら従来技術の手法では、香料選択の自由度が低くなったり、原料精製に労力を必要とするため、液体洗浄剤組成物の洗浄力を阻害することなく臭いを抑制できる技術が求められていた。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−140195号公報
【特許文献2】
特開平8−157869号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、洗浄力及び原料臭の抑制効果、特に保存後の原料臭の抑制効果に優れた液体洗浄剤組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)非イオン界面活性剤〔以下、(a)成分という〕1〜60質量%、(b)0.025質量%濃度の水溶液もしくは水分散液のpHが9.5〜12(20℃)であり、且つ該水溶液もしくは水分散液1リットルをpH9(20℃)にするために0.1mol/Lの塩酸水溶液を4ml以上必要とするアルカリ剤〔以下、(b)成分という〕1〜30質量%、(c)分子中にカルボキシル基及び/又はスルホン基と、アミノ基及び/又はイミノ基とを有する分子量200以下の化合物〔以下、(c)成分という〕0.1〜20質量%、並びに(d)水〔以下、(d)成分という〕1〜50質量%を含有し、JIS K 3362:1998記載の方法による20℃で測定するpHが7.5〜12である液体洗浄剤組成物に関する。
【0009】
また、本発明は、上記本発明の液体洗浄剤組成物を容器に充填してなり、前記液体洗浄剤組成物と接する前記容器中の空間が酸素濃度10体積%以下の気体で満たされている容器入り液体洗浄剤に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
<液体洗浄剤組成物>
本発明において、液体とは20℃において流動性があることを意味するが、低液垂れ性、塗布性、といった使い易さの点で、本発明の組成物の20℃の粘度は30〜1000mPa・s以下が好ましく、50〜800mPa・s以下がより好ましく、100〜500mPa・sが更に好ましい。なお、粘度は、B型粘度計(TOKIMEC製、VISCOMETER MODEL BM)を用い、使用するローターは3或いは4、回転数60r/min、測定時間60秒の条件で測定する。
【0011】
洗浄性能及び安全性の点で、本発明の組成物の20℃のpH(JIS K 3362:1998記載の方法による)は8〜11が好ましく、pH8.5〜11がより好ましく、pH9〜11が更に好ましく、pH10〜11が特に好ましい。なお、測定装置は例えばガラス電極式pHメーター(堀場製作所製、D−14)が使用できる。
【0012】
<(a)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物は、(a)成分を1〜60質量%含有する。洗浄性能及び水への溶解性の点で、5〜55質量%が好ましく、10〜50質量%がより好ましく、15〜45質量%が更に好ましい。
【0013】
(a)成分としては、(1)アルキル基の炭素数が8〜20の脂肪族アルコール、アルキル基の炭素数が9〜21の脂肪酸及び脂肪酸アルキルエステル、アルキル基の炭素数が8〜20の脂肪族アミン等の、非共有電子対を持つ原子を1つ以上有する化合物に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドを常法に従い付加させたもの、(2)糖由来のポリオールを親水基とするもの、(3)アミンオキサイドあるいは脂肪酸アミド系のもの等が挙げられる。中でも、ポリアルキレングリコールアルキルエーテルが好ましく、次の一般式(I)及び/又は(II)にて示される非イオン界面活性剤がより好ましく、一般式(II)のタイプを含有することが本組成物の使用性の点から更に好ましい。一般式(I)の化合物/一般式(II)の化合物の質量比は、1/10〜10/1、更に1/2〜5/1であることが、組成物の使用性の点から更に好ましい。
【0014】
1O(EO)lH (I)
〔式中、R1は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜18の一級の分岐アルキル基及び/又は二級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイドであり、lは平均付加モル数として5〜20である。〕
2[(EO)m/(PO)n]H (II)
〔式中、R2は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、mは5〜15、nは1〜5である。EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕。
【0015】
一般式(II)の非イオン界面活性剤の中で、特に下記一般式(III)で示される非イオン界面活性剤を用いることで、エリ・そで口汚れに対する高洗浄力を得ることができる。
【0016】
3O(EO)p(PO)q(EO)rH (III)
〔式中、R3は炭素数8〜20の直鎖のアルキル基又はアルケニル基である。EOはエチレンオキシ基、POはプロピレンオキシ基を示す。p、q及びrは平均付加モル数を表しp>0、q=1〜4、r>0、p+q+r=6〜14、p+r=5〜12である。好ましくはp+q+r=7〜14、p+r=6〜12、q=1〜2である。〕。
【0017】
非イオン界面活性剤としては、上記に示したもの以外に次の一般式(IV)で表されるアルキル多糖界面活性剤、また、次の一般式(V)で表されるアミンオキサイド、更に脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド等が使用できる。
【0018】
4−(OR5)xy (IV)
〔式中、R4は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル基もしくはアルケニル基、R5は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平均値1〜10の数を示す。〕
【0019】
【化1】

Figure 2004203961
【0020】
〔式中、R6は平均炭素数8〜20、好ましくは12〜18のアルキル基、アルケニル基又はR9C(=O)NH(CH2)y−、R9は平均炭素数8〜20、好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、yは1〜5である。またR7、R8はそれぞれCH3、C25又はC24OHである。〕。
【0021】
<(b)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物は、(b)成分を1〜30質量%含有する。洗浄性能、安定性の点で3〜25質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましく、5〜15質量%が更に好ましい。
【0022】
(b)成分としては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等のアルカリ金属珪酸塩、オルトリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩等のポリリン酸塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が挙げられる。
【0023】
(b)成分は洗浄性能、安定性の点で、0.025質量%濃度の水溶液もしくは水分散液のpHが10〜11.5(20℃)であることが好ましい。また、該水溶液もしくは水分散液1リットルをpH9にするために0.1mol/Lの塩酸水溶液を10ml以上必要とする化合物であることが好ましい。このような化合物としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、リン酸三ナトリウム、モノエタノールアミン等が挙げられる。
【0024】
<(c)成分>
本発明の組成物は、(c)成分を0.1〜20質量%含有する。安定性、洗浄性能、泡立ち性の点で1〜15質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましい。
【0025】
洗浄性能、安定性の点で(c)成分の分子量は180以下が好ましく、150以下がより好ましい。
【0026】
洗浄性能、安定性の点でカルボキシル基及び/又はスルホン基、好ましくはカルボキシル基と、アミノ基及び/又はイミノ基、好ましくはアミノ基が同一炭素原子に結合している構造を有する化合物が好ましい。
【0027】
(c)成分としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、システイン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、プロリン、アスパラギン、グルタミン、タウリン等の中性アミノ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸、リジン、ヒスチジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸、及びこれらの塩が挙げられる。中でも洗浄性能の点で中性アミノ酸、酸性アミノ酸が好ましい。特にグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、タウリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン及びこれらの塩がより好ましい。
【0028】
<(d)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物は、(d)成分を1〜50質量%含有する。安定性の点で2〜45質量%が好ましく、3〜40質量%がより好ましい。
【0029】
<その他>
本発明の液体洗浄剤組成物は、低温安定性、塗布性の点で、ハイドロトロープ剤〔以下、(e)成分という〕を1〜30質量%含有することが好ましく、2〜15質量%がより好ましく、3〜10質量%が更に好ましい。
【0030】
(e)成分としては、エタノール、メタノール、プロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数1〜4の低級アルコール、トルエンスルホン酸(塩)、キシレンスルホン酸(塩)、下記一般式(VI)で示される化合物等が挙げられる。
【0031】
X−(Ph)−O(CH2CH2O)s(CH2CHRO)tY (VI)
〔式中、Xは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基もしくはアルケニル基、水酸基又はハロゲン原子であり、Yは水素原子、メチル基又はエチル基であり、Phはフェニレン基であり、Rは水素原子、メチル基又はエチル基であり、sは1〜6、好ましくは1〜3の数であり、tは0〜4、好ましくは0〜2の数であり、s+tは1〜10、好ましくは1〜6の数である。〕。
【0032】
中でも炭素数2〜3の低級アルコール、一般式(VI)で示される化合物、例えばp−トルエンスルホン酸(塩)がより好ましい。
【0033】
本発明の液体洗浄剤組成物には、(1)ポリアクリル酸(塩)、ポリマレイン酸(塩)、カルボキシメチルセルロース、アクリル酸−マレイン酸共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体若しくはその塩、無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体若しくはその塩、及び特開昭59−62614号公報の請求項1〜21(1頁3欄5行〜3頁4欄14行)記載のポリマー等といった有機多価カルボン酸及び/又はその塩0.01〜10質量%、(2)平均分子量5000以上のポリエチレングリコール、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物等の再汚染防止剤及び分散剤0.01〜10質量%、(3)ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤0.01〜10質量%、(4)シリコーン、シリカ等の調泡剤0.01〜2質量%、(5)ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤0.01〜2質量%、(6)着色剤、(7)アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、(8)塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化剤、(9)香料、(10)抗菌防腐剤、(11)陰イオン界面活性剤、(12)陽イオン界面活性剤、(13)両性界面活性剤等を配合することができる。
【0034】
<容器入り液体洗浄剤>
本発明の容器入り液体洗浄剤は、上記本発明の液体洗浄剤組成物を容器に充填してなり、液体洗浄剤組成物と接する前記容器中の空間(以下、容器空間という)が酸素濃度10体積%以下、好ましくは5体積%以下、より好ましくは1体積%以下の気体で満たされている。上記酸素濃度の気体を用いることは、安定性の点で好ましい。安定性、生産性の点で、容器空間の体積は、容器の液体洗浄剤組成物の収容部の体積の1〜20体積%が好ましく、2〜10体積%がより好ましい。
【0035】
容器空間内の酸素濃度を低下させる方法として、ガス充填包装する方法、脱酸素剤を含有させる方法等がある。ガス充填包装に用いるガスとしては、窒素、ヘリウム、ネオン、アルゴン、二酸化炭素等が挙げられるが、経済性の点で窒素、ヘリウム、二酸化炭素が好ましく、窒素がより好ましい。
【0036】
本発明の液体洗浄剤組成物を充填する容器として、ボトル、スタンディングパウチ、ピロー、テトラパック、ピュアパック、ゲーベルトップ型容器、ブリックパック等が挙げられる。容器の材質としては、プラスチック、ガラス、金属、パルプ、及びこれらの複合材料が挙げられる。容器の液体洗浄剤との接触面は液付着改善効果の点で、線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレン及びポリエチレンテレフタレートが好ましい。安定性の点でJIS K 7126、JIS K 7129による容器材質の酸素透過度は100cc/m2・24hrs・atm(25℃、50RH%)以下が好ましく、50cc/m2・24hrs・atm(25℃、50RH%)以下がより好ましく、10cc/m2・24hrs・atm(25℃、50RH%)以下が更に好ましい。
【0037】
使用者の利便性の点で、計量器付き容器、液垂れ防止容器が好ましい。中でも容器の中腹部を両側から押すだけで計量できる計量目盛り付き透明キャップを有する計量器内蔵容器が好ましい。
【0038】
【実施例】
表1に示す液体洗浄剤組成物を調製し、その洗浄力及び臭いについて下記の方法により評価した。結果を表1に示す。
【0039】
〔洗浄力〕
(1)人工汚染布の作成
使用した人工汚染布は10cm×10cmの木綿布に2gの下記組成よりなるモデル汚れを均一に塗布したものである。
【0040】
<モデル汚れ組成>
下記A、B、C、D、Eの合計が100質量%になるようにBの量を調節した。なお、それぞれの%は最終汚垢成分中の割合(質量%)である。
・A:ラウリン酸0.44%、ミリスチン酸3.15%、ペンタデカン酸2.35%、パルミチン酸6.31%、ヘプタデカン酸0.44%、ステアリン酸1.60%、オレイン酸7.91%、トリオレイン13.33%、パルミチン酸n−ヘキサデシル2.22%、スクアレン6.66%の混合物
・C:卵白レシチン液晶物1.98%〔蒸留水80mlにアルギニン塩酸塩11.37g、ヒスチジン4.20g、セリン2.44gを溶解し、濃塩酸でpHを5.0に調整した後、この溶液と卵白レシチンをミキサーで充分に混ぜ合わせて、卵白レシチン液晶物を得たもの。〕
・D:鹿沼赤土 8.11%
・E:カーボンブラック 0.025%
・B:塩化カルシウム(2水塩) 105mgを秤取し、蒸留水に溶かして1000mlとして得た硬水にて合計 100%になるようにバランスをとる。
【0041】
(2)洗浄条件及び評価方法
評価用洗浄剤組成物希釈水溶液1リットルに上記人工汚染布5枚を入れ、ターゴトメーターにて100r/minで次の条件で洗浄した。
【0042】
<洗浄条件>
洗浄時間;10分間
洗浄剤濃度;0.07%
水の硬度;71.2mg CaCO3/リットル(4°DH)
水温;20℃
すすぎ;pH6の水にて5分間
洗浄力は汚染前の原布及び洗浄前後の、550nm における反射率を測色色差計(日本電色(株)製、Z−300 A)にて測定し、次式によって洗浄率(%)を求めた(表中には5枚の洗浄率の平均値を示した。)。
【0043】
【数1】
Figure 2004203961
【0044】
実施例の組成物については、(c)成分の添加による洗浄力への影響は認められず、何れも良好な洗浄率(60%以上)を示した。
【0045】
〔臭い〕
製造直後と保存後(60℃、1ヶ月)の組成物について臭いを確認し、以下の基準で評価した。
評価基準
○:原料臭が殆ど感じられない。
△:原料臭がやや感じられる。
×:原料臭が感じられる。
【0046】
【表1】
Figure 2004203961
【0047】
・非イオン界面活性剤A:炭素数12〜14の1級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの
・非イオン界面活性剤B:炭素数10〜14の1級アルコールにEOを平均7モル、POを平均2モル、EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの
・非イオン界面活性剤C:炭素数12〜14の2級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの
・非イオン界面活性剤D:炭素数10〜14の2級アルコールにEOを平均9モル、POを平均1モルの順にブロック付加させたもの
・脂肪酸:ルナックL−55(花王株式会社製)
・高分子化合物:特開平10−60476号公報の4頁段落0020の合成例1の方法で合成した高分子化合物
・酵素:プロテアーゼ(エバラーゼ16.0L−EX、ノボザイム社製)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid detergent composition. Particularly preferably, it relates to a liquid detergent composition for clothing.
[0002]
[Prior art]
Liquid detergents are superior to powder detergents in terms of ease of use, such as no throat due to dusting and direct application to soiled parts. However, a method of simply dissolving and washing in washing water without applying a liquid detergent to dirt is also generally performed. In this case, the detergency of the liquid detergent tends to be inferior to that of a powder detergent. This is because, similarly to the case of the powder detergent, when a builder component such as an alkali agent and a Ca trapping agent is sufficiently incorporated into the composition, a problem occurs in the stability of the system.
[0003]
In the liquid detergent, the odor derived from the raw material may be felt stronger than in the powder detergent. In addition, although the raw material odor can be suppressed by blending the fragrance, the fragrance blended may deteriorate during storage and a sufficient suppression effect may not be obtained. As a method of suppressing the odor in such a liquid cleaning agent, Patent Document 1 discloses a method of using a fragrance having a specific boiling point, mainly from the viewpoint of masking with a fragrance. Patent Literature 2 discloses a technique for suppressing deterioration of fragrance during storage.
[0004]
Attempts have also been made to remove as much as possible substances (such as by-products and unreacted substances) due to odors by purifying various raw materials to be used.
[0005]
However, in these conventional techniques, the degree of freedom in selecting a fragrance is low, and labor is required for refining raw materials. Therefore, a technique capable of suppressing odor without inhibiting the cleaning power of the liquid detergent composition is required. I was
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-140195 [Patent Document 2]
JP-A-8-157869
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a liquid detergent composition which is excellent in detergency and suppression effect of raw material odor, in particular, suppression effect of raw material odor after storage.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the pH of an aqueous solution or aqueous dispersion having a concentration of 1 to 60% by mass of (a) a nonionic surfactant [hereinafter referred to as a component (a)] and (b) a concentration of 9.5 to 12% is used. (20 ° C.) and an alkali agent that requires 4 ml or more of a 0.1 mol / L hydrochloric acid aqueous solution to make 1 liter of the aqueous solution or the aqueous dispersion have a pH of 9 (20 ° C.) [hereinafter referred to as “component (b) component”. 1 to 30% by mass, (c) a compound having a carboxyl group and / or a sulfone group and an amino group and / or an imino group in the molecule and having a molecular weight of 200 or less [hereinafter referred to as component (c)] It contains 20% by mass and 1 to 50% by mass of (d) water (hereinafter referred to as "component (d)"), and has a pH of 7.5 to 12 measured at 20C by the method described in JIS K 3362: 1998. The present invention relates to a liquid detergent composition.
[0009]
Further, in the present invention, the liquid detergent composition of the present invention is filled in a container, and a space in the container in contact with the liquid detergent composition is filled with a gas having an oxygen concentration of 10% by volume or less. The present invention relates to a liquid detergent in a container.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
<Liquid detergent composition>
In the present invention, a liquid means that the composition has fluidity at 20 ° C., but the viscosity at 20 ° C. of the composition of the present invention is 30 to 1000 mPa. S or less, preferably 50 to 800 mPa · s or less, more preferably 100 to 500 mPa · s. The viscosity is measured using a B-type viscometer (manufactured by TOKIMEC, VISCOMMETER MODEL BM) under the conditions of 3 or 4 rotors, a rotation speed of 60 r / min, and a measurement time of 60 seconds.
[0011]
From the viewpoint of cleaning performance and safety, the pH of the composition of the present invention at 20 ° C. (according to the method described in JIS K 3362: 1998) is preferably from 8 to 11, more preferably from 8.5 to 11, and more preferably from 9 to 11. More preferably, pH 10 to 11 are particularly preferable. In addition, as a measuring device, for example, a glass electrode type pH meter (D-14, manufactured by Horiba, Ltd.) can be used.
[0012]
<(A) component>
The liquid detergent composition of the present invention contains the component (a) in an amount of 1 to 60% by mass. From the viewpoint of washing performance and solubility in water, the content is preferably 5 to 55% by mass, more preferably 10 to 50% by mass, and still more preferably 15 to 45% by mass.
[0013]
As the component (a), (1) an aliphatic alcohol having 8 to 20 carbon atoms in an alkyl group, a fatty acid and a fatty acid alkyl ester having 9 to 21 carbon atoms in an alkyl group, and a fatty acid alkyl ester having 8 to 20 carbon atoms in an alkyl group. A compound obtained by adding ethylene oxide or propylene oxide to a compound having at least one atom having an unshared electron pair according to a conventional method, such as an aliphatic amine; (2) a compound having a sugar-derived polyol as a hydrophilic group; 3) An amine oxide or a fatty acid amide type is exemplified. Among them, a polyalkylene glycol alkyl ether is preferable, a nonionic surfactant represented by the following general formula (I) and / or (II) is more preferable, and the composition of the present invention preferably contains a type of general formula (II). It is more preferable from the viewpoint of usability of the product. The mass ratio of the compound of the general formula (I) / the compound of the general formula (II) is preferably 1/10 to 10/1, more preferably 1/2 to 5/1, from the viewpoint of the usability of the composition. preferable.
[0014]
R 1 O (EO) l H (I)
Wherein R 1 is a primary branched alkyl group and / or a secondary alkyl group having an average carbon number of 8 to 20, preferably 10 to 18. EO is ethylene oxide, and 1 is 5 to 20 as the average number of moles added. ]
R 2 [(EO) m / (PO) n ] H (II)
[Wherein R 2 is a primary alkyl group having an average carbon number of 8 to 20, preferably 10 to 18]. EO indicates ethylene oxide, and PO indicates propylene oxide. m and n are the average number of moles added, m is 5 to 15, and n is 1 to 5. EO and PO may be random addition or block addition. ].
[0015]
By using the nonionic surfactant represented by the following general formula (III) among the nonionic surfactants represented by the general formula (II), a high detergency against erosion and dirt can be obtained.
[0016]
R 3 O (EO) p (PO) q (EO) r H (III)
Wherein R 3 is a linear alkyl or alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms. EO represents an ethyleneoxy group, and PO represents a propyleneoxy group. p, q and r represent the average number of moles added, and p> 0, q = 1 to 4, r> 0, p + q + r = 6 to 14, and p + r = 5 to 12. Preferably, p + q + r = 7 to 14, p + r = 6 to 12, and q = 1 to 2. ].
[0017]
Examples of the nonionic surfactant include an alkyl polysaccharide surfactant represented by the following general formula (IV), an amine oxide represented by the following general formula (V), and a fatty acid other than those described above. Alkanolamide, polyhydroxy fatty acid amide and the like can be used.
[0018]
R 4 - (OR 5) x G y (IV)
[Wherein, R 4 is a linear or branched alkyl or alkenyl group having 8 to 18 carbon atoms, R 5 is an alkylene group having 2 to 4 carbon atoms, and G is derived from a reducing sugar having 5 or 6 carbon atoms. Residues, x indicates the number of average values 0 to 6, and y indicates the number of average values 1 to 10. ]
[0019]
Embedded image
Figure 2004203961
[0020]
[Wherein, R 6 represents an alkyl group or alkenyl group having an average carbon number of 8 to 20, preferably 12 to 18 or R 9 C (= O) NH (CH 2 ) y −, and R 9 represents an average carbon number of 8 to 20. , Preferably 12 to 18 alkyl groups or alkenyl groups, and y is 1 to 5. R 7 and R 8 are CH 3 , C 2 H 5 or C 2 H 4 OH, respectively. ].
[0021]
<(B) component>
The liquid detergent composition of the present invention contains the component (b) in an amount of 1 to 30% by mass. From the viewpoint of cleaning performance and stability, 3 to 25% by mass is preferable, 5 to 20% by mass is more preferable, and 5 to 15% by mass is further preferable.
[0022]
The component (b) includes, for example, alkali metal carbonates such as sodium carbonate and potassium carbonate, alkali metal silicates such as sodium silicate and potassium silicate, and polyphosphates such as orthophosphate, metaphosphate, pyrophosphate and hexametaphosphate. Acid salts, alkanolamines such as monoethanolamine and diethanolamine, disodium hydrogen phosphate, trisodium phosphate and the like.
[0023]
The component (b) preferably has an aqueous solution or aqueous dispersion having a concentration of 0.025% by mass having a pH of 10 to 11.5 (20 ° C.) from the viewpoint of washing performance and stability. In addition, it is preferable that the compound requires 10 ml or more of a 0.1 mol / L hydrochloric acid aqueous solution in order to adjust the pH of one liter of the aqueous solution or the aqueous dispersion to pH 9. Such compounds include sodium carbonate, potassium carbonate, sodium silicate, trisodium phosphate, monoethanolamine and the like.
[0024]
<(C) component>
The composition of the present invention contains the component (c) in an amount of 0.1 to 20% by mass. From the viewpoints of stability, cleaning performance, and foamability, 1 to 15% by mass is preferable, and 3 to 10% by mass is more preferable.
[0025]
From the viewpoint of washing performance and stability, the molecular weight of the component (c) is preferably 180 or less, more preferably 150 or less.
[0026]
In terms of washing performance and stability, a compound having a structure in which a carboxyl group and / or a sulfone group, preferably a carboxyl group, and an amino group and / or an imino group, preferably an amino group are bonded to the same carbon atom is preferable.
[0027]
The component (c) includes neutral amino acids such as glycine, alanine, valine, leucine, isoleucine, serine, threonine, cysteine, methionine, phenylalanine, tyrosine, proline, asparagine, glutamine, and taurine; and acidic amino acids such as aspartic acid and glutamic acid. , Lysine, histidine, arginine and the like, and salts thereof. Among them, neutral amino acids and acidic amino acids are preferred in terms of washing performance. Particularly, glycine, alanine, valine, leucine, isoleucine, serine, threonine, asparagine, glutamine, taurine, aspartic acid, glutamic acid, arginine and salts thereof are more preferable.
[0028]
<(D) component>
The liquid detergent composition of the present invention contains 1 to 50% by mass of the component (d). From the viewpoint of stability, 2 to 45% by mass is preferable, and 3 to 40% by mass is more preferable.
[0029]
<Others>
The liquid detergent composition of the present invention preferably contains 1 to 30% by mass of a hydrotrope agent (hereinafter, referred to as component (e)) from the viewpoint of low-temperature stability and coatability, and 2 to 15% by mass. More preferably, it is 3 to 10% by mass.
[0030]
As the component (e), lower alcohols having 1 to 4 carbon atoms such as ethanol, methanol, propanol, glycerin, ethylene glycol and propylene glycol, toluenesulfonic acid (salt), xylenesulfonic acid (salt), and the following general formula (VI) And the like.
[0031]
X- (Ph) -O (CH 2 CH 2 O) s (CH 2 CHRO) t Y (VI)
Wherein X is a hydrogen atom, an alkyl or alkenyl group having 1 to 4 carbon atoms, a hydroxyl group or a halogen atom, Y is a hydrogen atom, a methyl group or an ethyl group, Ph is a phenylene group, and R is A hydrogen atom, a methyl group or an ethyl group, s is a number of 1 to 6, preferably 1 to 3, t is a number of 0 to 4, preferably 0 to 2, and s + t is 1 to 10, preferably Is a number from 1 to 6. ].
[0032]
Among them, lower alcohols having 2 to 3 carbon atoms, compounds represented by the general formula (VI), for example, p-toluenesulfonic acid (salt) are more preferable.
[0033]
The liquid detergent composition of the present invention includes (1) polyacrylic acid (salt), polymaleic acid (salt), carboxymethylcellulose, acrylic acid-maleic acid copolymer or a salt thereof, and maleic anhydride-diisobutylene copolymer. And maleic anhydride-methylvinyl ether copolymer or salt thereof, maleic anhydride-isobutylene copolymer or salt thereof, maleic anhydride-vinyl acetate copolymer or salt thereof, and JP-A-59-62614. Patent No. 1 to 21 (page 1, column 3, line 5 to page 3, column 4, line 14), such as a polymer or the like, an organic polycarboxylic acid and / or a salt thereof 0.01 to 10% by mass, (2) average Polyethylene glycol having a molecular weight of 5,000 or more, a re-staining inhibitor such as a naphthalene sulfonate formalin condensate and a dispersant 0.01 to 10 mass (3) 0.01 to 10% by mass of a color transfer inhibitor such as polyvinylpyrrolidone, (4) 0.01 to 2% by mass of a foam control agent such as silicone and silica, (5) butylhydroxytoluene, distyrenated cresol, 0.01 to 2% by mass of antioxidants such as sodium sulfite and sodium hydrogen sulfite, (6) coloring agent, (7) enzymes such as amylase, protease, lipase, and cellulase; (8) calcium chloride, calcium sulfate, formic acid; Enzyme stabilizer such as boric acid (boron compound), (9) fragrance, (10) antimicrobial preservative, (11) anionic surfactant, (12) cationic surfactant, (13) amphoteric surfactant Etc. can be blended.
[0034]
<Liquid cleaning agent in container>
The liquid detergent in a container according to the present invention is obtained by filling a container with the liquid detergent composition of the present invention, and a space in the container (hereinafter, referred to as a container space) in contact with the liquid detergent composition has an oxygen concentration of 10%. It is filled with a gas of up to 5% by volume, preferably up to 5% by volume, more preferably up to 1% by volume. It is preferable to use a gas having the above oxygen concentration in terms of stability. In terms of stability and productivity, the volume of the container space is preferably 1 to 20% by volume, more preferably 2 to 10% by volume of the volume of the container of the container for the liquid detergent composition.
[0035]
As a method of reducing the oxygen concentration in the container space, there are a method of gas filling and packaging, a method of including an oxygen scavenger, and the like. Examples of the gas used for the gas-filled packaging include nitrogen, helium, neon, argon, and carbon dioxide. From the viewpoint of economy, nitrogen, helium, and carbon dioxide are preferable, and nitrogen is more preferable.
[0036]
Containers for filling the liquid detergent composition of the present invention include bottles, standing pouches, pillows, tetrapacks, pure packs, goebel top containers, brick packs, and the like. Examples of the material of the container include plastic, glass, metal, pulp, and a composite material thereof. The contact surface of the container with the liquid detergent is preferably linear low-density polyethylene, low-density polyethylene, unstretched polypropylene, stretched nylon, stretched polypropylene, or polyethylene terephthalate from the viewpoint of the effect of improving liquid adhesion. In terms of stability, the oxygen permeability of the container material according to JIS K 7126 and JIS K 7129 is preferably 100 cc / m 2 · 24 hrs · atm (25 ° C., 50 RH%) or less, and 50 cc / m 2 · 24 hrs · atm (25 ° C.) , 50 RH%) or less, more preferably 10 cc / m 2 · 24 hrs · atm (25 ° C., 50 RH%) or less.
[0037]
From the viewpoint of convenience for the user, a container with a measuring instrument and a container for preventing dripping are preferred. Above all, a container with a built-in measuring instrument having a transparent cap with a measuring scale that can measure by simply pressing the middle part of the container from both sides is preferable.
[0038]
【Example】
The liquid detergent compositions shown in Table 1 were prepared, and their cleaning power and odor were evaluated by the following methods. Table 1 shows the results.
[0039]
(Detergency)
(1) Preparation of artificially stained cloth The artificially stained cloth used was obtained by uniformly applying 2 g of a model soil having the following composition to a cotton cloth of 10 cm × 10 cm.
[0040]
<Model dirt composition>
The amount of B was adjusted so that the sum of the following A, B, C, D, and E would be 100% by mass. In addition, each% is a ratio (mass%) in the final dirt component.
A: 0.44% lauric acid, 3.15% myristic acid, 2.35% pentadecanoic acid, 6.31% palmitic acid, 0.44% heptadecanoic acid, 1.60% stearic acid, 7.91% oleic acid, 13.33% triolein, n-hexadecyl palmitate 2.22% C: Egg white lecithin liquid crystal 1.98% [11.37 g of arginine hydrochloride, 4.20 g of histidine and 2.44 g of serine are dissolved in 80 ml of distilled water, and the pH is adjusted to 5.0 with concentrated hydrochloric acid. And egg white lecithin are thoroughly mixed with a mixer to obtain an egg white lecithin liquid crystal. ]
・ D: Kanuma red soil 8.11%
・ E: Carbon black 0.025%
B: weigh out 105 mg of calcium chloride (dihydrate), dissolve in distilled water, and balance to make a total of 100% with hard water obtained as 1000 ml.
[0041]
(2) Cleaning Conditions and Evaluation Method Five artificially stained cloths were placed in 1 liter of a diluted aqueous solution of the cleaning composition for evaluation, and washed with a tergotometer at 100 r / min under the following conditions.
[0042]
<Washing conditions>
Cleaning time: 10 minutes Detergent concentration: 0.07%
Water hardness; 71.2mg CaCO 3 / liter (4 ° DH)
Water temperature; 20 ℃
Rinsing: 5 minutes of detergency with water at pH 6 Measure the reflectance at 550 nm before and after cleaning with a cloth before contamination and a colorimeter (Z-300A, manufactured by Nippon Denshoku Co., Ltd.) The cleaning rate (%) was determined by the following equation (the average value of the cleaning rates of five sheets is shown in the table).
[0043]
(Equation 1)
Figure 2004203961
[0044]
With respect to the compositions of Examples, the addition of the component (c) did not affect the detergency, and all showed good detergency (60% or more).
[0045]
〔smell〕
The odor of the composition immediately after production and after storage (60 ° C., 1 month) was confirmed and evaluated according to the following criteria.
Evaluation criteria :: Raw material odor was hardly felt.
Δ: Smell of raw material is slightly felt.
X: Raw material odor is felt.
[0046]
[Table 1]
Figure 2004203961
[0047]
-Nonionic surfactant A: a primary alcohol having 12 to 14 carbon atoms with an average of 12 moles of EO added-Nonionic surfactant B: a primary alcohol having 10 to 14 carbon atoms with an average of 7 moles of EO , PO having an average of 2 mol and EO having an average of 3 mol added in a block order. Nonionic surfactant C: a secondary alcohol having 12 to 14 carbon atoms having an average of 7 mol of EO added. Nonionic interface Activator D: A secondary alcohol having 10 to 14 carbon atoms in which EO is added in the order of 9 mol on average and PO is added on average in the order of 1 mol. Fatty acid: LUNAC L-55 (manufactured by Kao Corporation)
-High molecular compound: A high molecular compound synthesized by the method of Synthesis Example 1 in paragraph 0020 of page 4 of JP-A-10-60476.-Enzyme: Protease (Evalase 16.0L-EX, manufactured by Novozyme)

Claims (5)

(a)非イオン界面活性剤1〜60質量%、(b)0.025質量%濃度の水溶液もしくは水分散液のpHが9.5〜12(20℃)であり、且つ該水溶液もしくは水分散液1リットルをpH9(20℃)にするために0.1mol/Lの塩酸水溶液を4ml以上必要とするアルカリ剤1〜30質量%、(c)分子中にカルボキシル基及び/又はスルホン基と、アミノ基及び/又はイミノ基とを有する分子量200以下の化合物0.1〜20質量%、並びに(d)水1〜50質量%を含有し、JIS K 3362:1998記載の方法による20℃で測定するpHが7.5〜12である液体洗浄剤組成物。(A) 1 to 60% by mass of a nonionic surfactant, (b) pH of an aqueous solution or aqueous dispersion having a concentration of 0.025% by mass is 9.5 to 12 (20 ° C.), and the aqueous solution or aqueous dispersion is used. 1 to 30% by mass of an alkali agent requiring 4 ml or more of 0.1 mol / L hydrochloric acid aqueous solution to bring 1 liter of the solution to pH 9 (20 ° C.), (c) a carboxyl group and / or a sulfone group in a molecule, It contains 0.1 to 20% by mass of a compound having a molecular weight of 200 or less having an amino group and / or an imino group, and (d) 1 to 50% by mass of water, and is measured at 20 ° C. according to the method described in JIS K 3362: 1998. A liquid detergent composition having a pH of 7.5 to 12. (a)が、一般式(I)の化合物及び/又は一般式(II)の化合物である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
1O(EO)lH (I)
〔式中、R1は平均炭素数8〜20の一級の分岐アルキル基及び/又は二級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイドであり、lは平均付加モル数として5〜20である。〕
2[(EO)m/(PO)n]H (II)
〔式中、R2は平均炭素数8〜20の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、mは5〜15、nは1〜5である。EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕
The liquid detergent composition according to claim 1, wherein (a) is a compound of the general formula (I) and / or a compound of the general formula (II).
R 1 O (EO) l H (I)
[In the formula, R 1 is a primary branched alkyl group having an average carbon number of 8 to 20 and / or a secondary alkyl group. EO is ethylene oxide, and 1 is 5 to 20 as an average number of moles added. ]
R 2 [(EO) m / (PO) n ] H (II)
[Wherein R 2 is a primary alkyl group having an average carbon number of 8 to 20]. EO indicates ethylene oxide, and PO indicates propylene oxide. m and n are average number of moles added, m is 5 to 15, and n is 1 to 5. EO and PO may be random addition or block addition. ]
(b)が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、リン酸三ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンから選ばれる一種以上である請求項1又は2何れか記載の液体洗浄剤組成物。3. The liquid detergent composition according to claim 1, wherein (b) is at least one selected from sodium carbonate, potassium carbonate, sodium silicate, trisodium phosphate, monoethanolamine, and diethanolamine. (c)が、中性アミノ酸及び又は酸性アミノ酸である請求項1〜3何れか記載の液体洗浄剤組成物。The liquid detergent composition according to any one of claims 1 to 3, wherein (c) is a neutral amino acid and / or an acidic amino acid. 請求項1〜4何れか記載の液体洗浄剤組成物を容器に充填してなり、前記液体洗浄剤組成物と接する前記容器中の空間が酸素濃度10体積%以下の気体で満たされている容器入り液体洗浄剤。A container filled with the liquid detergent composition according to any one of claims 1 to 4, wherein a space in the container in contact with the liquid detergent composition is filled with a gas having an oxygen concentration of 10% by volume or less. Liquid detergent containing.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016098017A (en) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社ニイタカ Packing carton of pouch containing liquid detergent and production method of packing carton of pouch containing liquid detergent
FR3036619A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-02 Soc De Courtage Et De Diffusion Codif Int COSMETIC ACTIVE INGREDIENT COMPRISING A FILLED STRUCTURE CLAY, MINERAL SALTS, AMINO ACIDS AND / OR PEPTIDES AND AT LEAST ONE LIPID, AND COMPOSITIONS COMPRISING THE SAME.

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