JP2004201926A

JP2004201926A - 足裏マッサージ機

Info

Publication number: JP2004201926A
Application number: JP2002374499A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiro Takagi; 勝弘高木
Original assignee: Marutaka Co Ltd
Current assignee: Marutaka Co Ltd
Priority date: 2002-12-25
Filing date: 2002-12-25
Publication date: 2004-07-22

Abstract

【課題】足裏マッサージ機に於て、被治療者が足裏に体感音響刺激を受け、音楽臨場感を体感しながら、厭きのこない効果的なマッサージを受けられるようにする。
【解決手段】本発明は、音楽ソース２８をローパスフィルタ２９及び低周波増幅器３０を介して加振器２７に接続し、該加振器２７を足載せ台２２に取り付け、該音楽ソース２８から発信される音楽信号から前記ローパスフィルタ２９によって低周波信号を抽出し、該低周波信号を前記低周波増幅器３０で増幅し、該増幅された低周波信号によって前記加振器２７を振動させることにより、前記足載せ台２２を振動させ、該足載せ台２２の振動によって足裏をマッサージするように構成した足裏マッサージ機を提供する。
【選択図】図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、足裏マッサージ機に関するものであり、特に、音楽信号に基づき体感音響刺激を与えて足裏のマッサージを行う足裏マッサージ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の此種足裏マッサージ機として種々のマッサージ機が知られており、例えば、足裏に振動を与えるもの、足裏を叩くもの、足裏を押すもの、又は、足裏を揉むもの等、その種類も多い。
【０００３】
その一例を図３乃至図５に従って説明する（特許文献１参照。）。図３に於て、Ａは足裏に振動を与える足裏マッサージ機であり、該足裏マッサージ機Ａは筐体１の上面に傾斜面２を設け、該傾斜面２に左右の足型３，４を形成し、該足型３，４に夫々２個の加振器５，６，７，８が装着され、更に、前記筐体１の上面に前記足型３の加振器５，６をオン・オフする第１のスイッチ９及び前記足型４の加振器７，８をオン・オフする第２のスイッチ１０が装着され、更に、周波数、振幅及び発振回数を調整する第１、第２、第３の調節ツマミ１１，１２，１３が装着されている。
【０００４】
又、図４及び図５に示す如く、前記筐体１の内部に発振装置１４が装着され、この発振装置１４には外部電源に接続されるプラグ１５が接続されると共に、前記加振器５，６，７，８、第１、第２のスイッチ９、１０及び第１、第２、第３の調節ツマミ１１、１２，１３が接続され、更に、標準の周波数、振幅及び発振回数等を記憶し、更に、一旦設定された周波数、振幅及び発振回数等を記憶するメモリ１６が接続されている。
【０００５】
而して、前記足裏マッサージ機Ａに於て、第１、第２、第３の調節ツマミ１１，１２，１３を任意の値に設定し、足を前記足型３，４に合わせて載せ、前記第１、第２のスイッチ９，１０をオンすると、設定された周波数、振幅及び発振回数で前記加振器５，６，７，８が振動し足裏がマッサージされる。
【０００６】
そして、前記設定は変更可能であり、又、設定された値は前記メモリ１６に記憶することにより、該メモリ１６に記憶された値によって前記加振器５，６，７，８を振動させることも可能である。
【０００７】
【特許文献１】
特開２０００−１３５２６３号公報（第２−４頁、第１−３図）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の足裏マッサージ機は筐体の上面に形成された足型に加振器が装着され、該加振器によって一定の振動が発生し、足裏のマッサージが行なわれるものである。
【０００９】
然しながら、前記足裏マッサージ機は設定を変えるまでは一定の振動が持続されるため、マッサージが単調であり、被治療者が厭きてしまうという問題があった。
【００１０】
又、一般に知られているその他の足裏マッサージ機も同様に持続的に一定のマッサージを行うので同様に厭きがくるという問題がある。
そこで、足裏マッサージ機に於て、被治療者が足裏に体感音響刺激を受け、音楽臨場感を体感しながら、厭きのこない効果的なマッサージを受けられるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、音楽ソースをローパスフィルタ及び低周波増幅器を介して加振器に接続し、該加振器を足載せ台に取り付け、該音楽ソースから発信される音楽信号から前記ローパスフィルタによって低周波信号を抽出し、該低周波信号を前記低周波増幅器で増幅し、該増幅された低周波信号によって前記加振器を振動させることにより、前記足載せ台を振動させ、該足載せ台の振動によって足裏をマッサージするように構成した足裏マッサージ機、
及び、上記足載せ台上面に足裏の経絡を刺激するための突部を設けた足裏マッサージ機、
及び、上記足載せ台上面にラバーソールを設けた足裏マッサージ機、
及び、上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため突部を設けた足裏マッサージ機、
及び、上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため足裏形状に合わせて複数の大小の突起を突出させた足裏マッサージ機、
並びに、上記音楽ソースにスピーカーを接続し、上記加振器を振動させる時、該スピーカーによって音楽を出力する足裏マッサージ機を提供するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図１及び図２に従って詳述する。図１に於て、２１は足裏マッサージ機であり、該足裏マッサージ機２１は足載せ台２２の上部が傾斜板２３で形成されると共に、該傾斜板２３上面に左右の足型状のラバーソール２４，２５が設けられ、且つ、該ラバーソール２４，２５上に被治療者の足裏の経絡を刺激するため足裏形状に合わせて複数の大小の突起２６，２６…が突出しており、更に、前記ラバーソール２４，２５の下方に位置する前記傾斜板２３の下面に加振器２７が固着されている。
【００１３】
図２に於て、２８は音楽ソースであり、該音楽ソース２８はマッサージに利用して効果的な、例えば１００Ｈｚ以下の低音の低周波信号を抽出するローパスフィルタ（ＬＰＦ）２９、及び、低周波増幅器３０を介して前記加振器２７に接続され、更に、前記音楽ソース２８にはパワーアンプ３１が接続されており、該パワーアンプ３１は左右のスピーカー３２，３３に接続されている。
【００１４】
而して、前記足裏マッサージ機２１に於て、被治療者が前記ラバーソール２４，２５に足を載せた後、前記音楽ソース２８から音楽信号を出力させると、前記ローパスフィルタ２９が、該音楽信号から低周波信号を抽出し、該低周波信号を前記低周波増幅器３０で増幅して前記加振器２７に入力する。更に、該加振器２７は入力された信号に基づき振動して、該振動を前記傾斜板２３を介して前記ラバーソール２４，２５に伝達する。この時、該ラバーソール２４，２５の振動の強弱は前記低周波増幅器３０等を調節することにより行うことができる。
【００１５】
そして、該ラバーソール２４，２５及び該ラバーソール２４，２５に突設する突起２６，２６…が被治療者の足裏の経絡を刺激してマッサージが行われると共に、該ラバーソール２４，２５及び該ラバーソール２４，２５に突設する突起２６，２６…による振動は音楽信号に基づいた振動であるため被治療者に体感音響刺激を体感させることができ、厭きのこない効果的なマッサージを行うことができる。
【００１６】
又、同時に、前記音楽ソース２８から出力される音楽信号を前記パワーアンプ３１を介して前記スピーカー３２，３３から出力すると被治療者は該スピーカー３２，３３から流れる音楽を聴きながら、該音楽の低音部に基づく、前述の体感音響刺激を受け、所謂、音楽臨場感を体感しながら、マッサージを受けることができ、リラクゼーション効果を得ることができる。
【００１７】
尚、前記足裏マッサージ機２１に於ては、前記傾斜板２３にラバーソール２４，２５を設けたが、該ラバーソール２４，２５に代えて前記傾斜板２３に直接足裏の経絡を刺激する適宜形状の突部を設けてもよく、又、前記ラバーソール２４，２５に突設する大小の複数の突起２６，２６…に代えて、該ラバーソール２４，２５に適宜形状の突部を設けても良い。その場合においても、前記足裏マッサージ機２１と略同様の効果を得ることが可能である。
【００１８】
又、前記スピーカー３２，３３からの音楽の出力は被治療者によって任意に選択することができる。更に、該スピーカー３２，３３に代えてイヤホンを用いることも可能であり、然る時も、同様の効果が期待できると共に、音を外部に漏らさないという利点がある。
【００１９】
更に又、前記加振器２７の振動源は前記音楽ソース２８から出力される音楽信号に限定されることなく、該音楽信号に代えて、例えば、リラクゼーション効果のある振動信号を振動源とすることも可能であり、然る時も、リラクゼーション効果のある厭きのこない効果的なマッサージを受けることができる。
【００２０】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【００２１】
【発明の効果】
本発明は上記一実施の形態に詳述したように、請求項１記載の発明は、音楽ソースをローパスフィルタ及び低周波増幅器を介して加振器に接続し、該加振器を足載せ台に取り付け、該音楽ソースから発信される音楽信号から前記ローパスフィルタによって低周波信号を抽出し、該低周波信号を前記低周波増幅器で増幅し、該増幅された低周波信号によって前記加振器を振動させることにより、前記足載せ台を振動させ、該足載せ台の振動によって足裏をマッサージするように構成したので、被治療者は、足裏に体感音響刺激を受け、厭きのこない効果的なマッサージを受けることができる。
【００２２】
又、請求項２記載の発明は、上記足載せ台上面に足裏の経絡を刺激するための突部を設けたので、請求項１記載の発明の効果に加え、足裏の経絡を効率よくマッサージすることが可能である。
【００２３】
更に、請求項３記載の発明は、上記足載せ台上面にラバーソールを設けたので、請求項１又は２記載の発明の効果に加え、該ラバーソールが足裏に接触することにより、該ラバーソールが緩衝材となり、該ラバーソールが足裏に良好な感触を与えることができる。
【００２４】
更に又、請求項４記載の発明は、上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため突部を設けたので、請求項３記載の発明の効果に加え、足裏の経絡を効率よくマッサージすることが可能である。
【００２５】
そして、請求項５記載の発明は、上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため足裏形状に合わせて複数の大小の突起を突出させたので、請求項３又は４記載の発明の効果に加え、足裏にある複数の経絡を効率よくマッサージすることができる。
【００２６】
又、請求項６記載の発明は、上記音楽ソースにスピーカーを接続し、上記加振器を振動させる時、該スピーカーによって音楽を出力するため、請求項１，２，３，４又は５記載の発明の効果に加え、被治療者は該音楽を聴きながら体感音響刺激を受けることにより、音楽臨場感を体感しながら効果的なリラクゼーション効果が得られる等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態を示し、足裏マッサージ機の斜視図。
【図２】本発明の一実施の形態を示し、足裏マッサージ機の電気回路図。
【図３】従来例を示し、足裏マッサージ機の平面図。
【図４】従来例を示し、足裏マッサージ機の側面断面図。
【図５】従来例を示し、足裏マッサージ機の電気回路図。
【符号の説明】
２１足裏マッサージ機
２２足載せ台
２４，２５ラバーソール
２６突起
２７加振器
２９ローパスフィルタ
３０低周波増幅器
２８音楽ソース
３１パワーアンプ
３２，３３スピーカー

Claims

音楽ソースをローパスフィルタ及び低周波増幅器を介して加振器に接続し、該加振器を足載せ台に取り付け、該音楽ソースから発信される音楽信号から前記ローパスフィルタによって低周波信号を抽出し、該低周波信号を前記低周波増幅器で増幅し、該増幅された低周波信号によって前記加振器を振動させることにより、前記足載せ台を振動させ、該足載せ台の振動によって足裏をマッサージするように構成したことを特徴とする足裏マッサージ機。
上記足載せ台上面に足裏の経絡を刺激するための突部を設けたことを特徴とする請求項１記載の足裏マッサージ機。
上記足載せ台上面にラバーソールを設けたことを特徴とする請求項１又は２記載の足裏マッサージ機。
上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため突部を設けたことを特徴とする請求項３記載の足裏マッサージ機。
上記ラバーソール上面に足裏の経絡を刺激するため足裏形状に合わせて複数の大小の突起を突出させたことを特徴とする請求項３又は４記載の足裏マッサージ機。
上記音楽ソースにスピーカーを接続し、上記加振器を振動させる時、該スピーカーによって音楽を出力することを特徴とする請求項１，２，３，４又は５記載の足裏マッサージ機。