JP2004201832A - 仏壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ容易に、しかも極めて迅速に仏具を使用位置と収納位置に移動して便利に使用する。
【解決手段】仏壇は、前面を開口して、両側を側板4で、底を底板5で、上を上板6で閉塞している台座2を備える。台座2の前面開口部7には、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋3を設けている。この前蓋3は、左右の中央部分を回転中心として水平面内で回転できるように、軸受9を介して台座2に連結している。さらに、前蓋3の裏面には、仏具Bを使用できる姿勢で載置できる仏具棚8を設けている。前蓋3は、裏面を台座2の前面に位置させる姿勢と、裏面を台座2の内部に移動させる姿勢とに回転されて、裏面を台座2の前面に位置させる姿勢で、仏具棚8の仏具Bを台座2の外部に表出し、裏面を台座2の内部に移動させる姿勢で仏具棚8の仏具Bを台座2内に収納する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仏壇の改良に関し、とくに仏具の収納と配列とを簡単にできる仏壇に関する。
【0002】
【従来の技術】
仏壇には多数の仏具が一緒に使用される。仏具は、仏壇本体の内部に置いて使用され、さらに仏壇の外部においても使用される。仏壇の外部で使用される仏具は、仏壇の前に棚を設けてここに置かれる。仏壇の外部で使用される仏具は、使用しないときに収納される。これ等の仏具は、たとえば仏壇の下部に設けている台座に設けた収納部に収納される。台座の収納部は、前面の開口部に引き違い戸を開閉できるようにしている。引き違い戸は、収納部の前面のみを開口するので、奥に収納するのが難しく、現実に出し入れできる領域が狭くなる。台座は極めて奥行きが深いので、前部のみに収納すると実質的に使用できる領域が極めて狭くなる。
【0003】
この弊害を解消するために、台座に水平面内で回転できるように外箱を設け、この外箱の前後に引き違い戸を設けた仏壇が開発されている(特許文献1参照)。この仏壇は、図1に示すように、台座30の四隅に柱31を設けて柱31の間を開口している。外箱32は、柱31の内側で回転できる幅と奥行きにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭61−220618号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示す仏壇は、外箱32の前後を開口してこの開口部に引き違い戸33を設けており、前後を反転して両方の引き違い戸33を開いて仏具を出し入れできる。このため、外箱の前後に仏具を便利に出し入れできる。しかしながら、この構造の仏壇は、従来の仏壇と同じように、仏具を使用するときには仏具を外箱から出して所定の位置に配置し、仏具を使用しないときには、外箱の引き違い戸を開いて、仏具を台座に設けている外箱に収納する必要がある。このため、仏具を使用するときと、使用しないときに、外箱に出し入れするのに手間がかかる欠点がある。さらに、外箱の前後を開口して、ここに引き違い戸を設けているので、外箱の前後の近傍には仏具を便利に出し入れできるが、外箱の中央部分には仏具を便利に出し入れできない。とくに、仏壇の台座は奥行きが相当に深いので、外箱の前後を開口しても、中央部分には仏具を便利に出し入れできない欠点がある。
【0006】
本発明は、さらにこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、仏具を使用位置に取り出したり、あるいは収納位置に収納することなく、簡単かつ容易に、しかも極めて迅速に使用位置と収納位置に移動して便利に使用できる仏壇を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の仏壇は、前面を開口している前面開口部7に、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋3を設けている。この前蓋3は、左右の中央部分を回転中心として水平面内で回転できるように軸受9を介して仏壇に連結している。さらに、前蓋3の裏面には、仏具Bを使用できる姿勢で載置できる仏具棚8を設けている。前蓋3は、裏面を仏壇の前面に位置させる姿勢と、裏面を仏壇の内部に移動させる姿勢とに回転されて、裏面を仏壇の前面に位置させる姿勢で、仏具棚8の仏具Bを仏壇の外部に表出し、裏面を仏壇の内部に移動させる姿勢で仏具棚8の仏具Bを仏壇内に収納する。
【0008】
本発明の請求項2の仏壇は、本体1とこの本体1を載せている台座2とを備える。台座2は、前面を開口して、両側を側板4で、底を底板5で、上を上板6で閉塞しており、前面開口部7に、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋3を設けている。この前蓋3は、左右の中央部分を回転中心として水平面内で回転できるように軸受9を介して台座2に連結している。さらに、前蓋3の裏面には、仏具Bを使用できる姿勢で載置できる仏具棚8を設けている。前蓋3は、裏面を台座2の前面に位置させる姿勢と、裏面を台座2の内部に移動させる姿勢とに回転されて、裏面を台座2の前面に位置させる姿勢で、仏具棚8の仏具Bを台座2の外部に表出し、裏面を台座2の内部に移動させる姿勢で仏具棚8の仏具Bを台座2内に収納する。
【0009】
前蓋3は、裏面に複数段の仏具棚8を備えることができる。仏壇の前面開口部7に連結される前蓋3は、仏具棚8として、前蓋3の下部に設けている多段棚22を備えることができる。台座2の前面開口部7に連結される前蓋3は、仏具棚8として、前蓋3の上下のほぼ中央部に設けた上棚20と、この上棚20の下方に設けた多段棚22とを備えることができる。
【0010】
軸受9は、前蓋3の上縁と下縁に固定している回転軸10と、この回転軸10を回転できるように支持する軸孔11とで構成し、前蓋3の回転軸10を仏壇又は台座2の軸孔11に入れて前蓋3を回転できるように仏壇又は台座2に連結することができる。さらに、軸受9は、回転軸10の周囲であって、前蓋3と仏壇、又は前蓋3と台座2との間に複数のボール16を所定の間隔で配設することができる。
【0011】
さらに、本発明の仏壇は、仏壇又は台座2の内部であって、回転される前蓋3と仏具棚8とが接触しない位置に内部棚23を設けることができる。さらに、本発明の仏壇は、台座2の上に脱着できるように仏壇の本体1を載せることができる。さらに、本発明の仏壇は、台座2を、その上の仏壇の本体1と一体構造とすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための仏壇を例示するものであって、本発明は仏壇を下記のものに特定しない。
【0013】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0014】
図2と図3に示す仏壇は、台座2と、この台座2の上にある仏壇の本体1とからなる。仏壇の本体1は、仏壇の本体1と別に製作された台座2の上に脱着できるように載せており、あるいは台座2と一体構造として分離できないようにしている。仏壇の本体1は、種々の宗派の適した形態に製作される。
【0015】
台座2は、前面を開口して、両側を側板4で、底を底板5で、上を上板6で閉塞している。仏壇の本体1と台座2を一体構造とする仏壇は、仏壇の本体1の底板を台座2の上板6に併用する。台座2は、前面開口部7に水平面内で回転できるように前蓋3を設けている。前蓋3は、前面開口部7を閉塞できるように、その外形を台座2の前面開口部7の内形にほぼ等しく、正確にはわずかに小さくしている。前蓋3は、図4と図5に示すように、左右の中央を回転中心として水平面内で回転できるように軸受9を介して台座2に連結されている。
【0016】
図5は、前蓋3を回転できるように台座2に連結する軸受9を示す。この図の軸受9は、前蓋3の上縁と下縁に固定される回転軸10と、台座2に設けられてこの回転軸10を回転できるように支持する軸孔11からなる。回転軸10は、これに直交する固定片12を固定している。回転軸10は、固定片12を貫通しており、貫通部分が溶接されて固定片12に固定される。固定片12は、前蓋3の上縁面又は下縁面にねじ込まれる止ネジ13を貫通させるネジ孔12Aを有し、このネジ孔12Aに止ネジ13をねじ込んで、固定片12を前蓋3に固定している。回転軸10は、固定片12の一方に突出している一端部を、前蓋3に設けている連結孔14に挿入し、他端部を台座2に設けている軸孔11に挿入している。
【0017】
台座2は、回転軸10を回転できるように挿入して支持する軸孔11を設けている。軸孔11は、台座2に垂直方向に延長して設けられる。軸孔11は、台座2に垂直孔を開けて設けることができ、あるいは、この垂直孔に金属筒やプラスチック筒の支持筒15を固定して設けることができ。支持筒15を固定する構造は、回転軸10をスムーズに回転できると共に、軸孔11の変形を防止できる。
【0018】
さらに、図5の軸受9は、回転軸10の周囲であって、前蓋3と台座2との間に複数のボール16を所定の間隔で配設している。ボール16は、ホルダー17で所定の位置に配設される。ホルダー17は、ボール16を回転できるが抜けないように保持する貫通孔17Aを所定のピッチで設けており、この貫通孔17Aにボール16を入れている。さらに、図の軸受9は、ボール16をよりスムーズに転動させるために、すなわち前蓋3をスムーズに回転させるために、ボール16の上下にリングプレート18を配設している。リングプレート18は、中心孔18Aに回転軸10を挿通して、抜けないように回転軸10に連結している。この構造によると、前蓋3を極めてスムーズに回転できる。とくに、前蓋3の荷重をリングプレート18とボール16で支持しながら前蓋3を回転できるので、前蓋3が重くなってもスムーズに回転できる。ボール16は、前蓋3の下側にのみ設けることができる。前蓋3の下に配設されるボール16が前蓋3の荷重を支持してスムーズに回転させるからである。ただ、前蓋の上下にボールを配設して、前蓋をスムーズに回転することもできる。
【0019】
以上の軸受9は、前蓋3の上下縁に回転軸10を設けて、この回転軸10を支承する軸孔11を台座2に設けている。ただ、軸受は、図示しないが、前蓋の上下端に軸孔を設けて、この軸孔に挿入する回転軸を台座の上板と底板に設けることもできる。さらに、軸受は、前蓋の下縁に回転軸を、上縁に軸孔を設けて、台座の底板に軸孔を、上板に回転軸を設けることも、これとは反対に、前蓋の上縁に回転軸を、下縁に軸孔を設けて、台座の上板に軸孔を、底板に回転軸を設けることもできる。
【0020】
前蓋3は、図2に示すようにその裏面に、仏具Bを使用できる姿勢で載置できる仏具棚8を設けている。この図の仏壇は、前蓋3の裏面に複数段の仏具棚8を設けている。図の前蓋3に設けている仏具棚8は、前蓋3の上下のほぼ中央部に設けている上棚20と、前蓋3の下部に設けている下棚21と、上棚20の下方で下棚21の上方に設けている多段棚22とを有する。図の前蓋3は、多段棚22を前蓋3の一方の側部、図2おいて左半分に設けている。多段棚22を設けない右側は、大きな木魚や輪などを下棚21に載置できるようにしている。
【0021】
この台座2は、図2と図3に示すように、前蓋3の裏面を台座2の前面とする姿勢と、裏面を台座2の内部に移動させる姿勢とに前蓋3を回転させる。仏具Bを使用するときは、図2に示すように、裏面を前面とする姿勢に前蓋3を回転させる。この状態で、前蓋3の仏具棚8に載せた仏具Bを台座2の外部に表出できる。仏具Bを収納するときは、前蓋3を180度回転させて、前蓋3の裏面を台座2の内部に移動させる。この姿勢で、仏具棚8の仏具Bは、台座2の内部に収納される。
【0022】
さらに、図6の水平断面図に示す台座2は、台座2の内部に内部棚23を設けている。この内部棚23は、前蓋3の回転を阻害しないように、回転される前蓋3と仏具棚8とが接触しない位置、すなわち台座2の奥部に設けられる。内部棚23には、前蓋3を図の鎖線で示す位置、すなわち前蓋3が台座2の前面開口部7を閉塞しない位置として、仏具等を出し入れできる。前蓋3が台座2の前面開口部7を閉塞しない位置は、たとえば完全に前面開口部7を閉塞する姿勢から約90度回転させる姿勢である。内部に内部棚23を設けている台座2は、頻繁には使用しない仏具等の収納に便利に使用できる。
【0023】
さらに、本発明の仏壇は、図7ないし図9に示す構造とすることもできる。これらの図に示す仏壇は、仏壇の前面を開口している前面開口部7に、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋3を設けている。仏壇は、前面開口部7の両側を側板24で、下を下板25で、上を上板26で閉塞している。図に示す仏壇は、下部に収納部40を設けているので、この収納部40を除く前面に前面開口部7を設けている。ただ、仏壇は、収納部を設けることなく、前面のほぼ全面を前面開口部として前蓋を配設することもできる。収納部40の詳細については後述する。
【0024】
仏壇は、前面開口部7に水平面内で回転できるように前蓋3を設けている。この前蓋3は、前面開口部7を閉塞できるように、その外形を仏壇の前面開口部7の内形にほぼ等しく、正確にはわずかに小さくしている。前蓋3は、左右の中央を回転中心として水平面内で回転できるように、軸受9を介して仏壇に連結している。軸受9には、前述の図5に示す構造のものが使用できる。前蓋3は、上下の端縁が軸受9を介して仏壇の下板25と上板26に連結される。図の前蓋3は、垂直板3Aの上下端に水平板3Bを固定しており、上下の水平板3Bが仏壇の下板25と上板26とに平行の姿勢となるように配設している。
【0025】
前蓋3は、図8と図9に示すように、裏面の中央部から上部にかけての壁面を、掛け軸やご本尊、写真等の崇拝物Sを配置できる掲示面19とし、裏面の下部に仏具Bを使用できる姿勢で載置できる仏具棚8を設けている。この前蓋3は、裏面の下部に複数段の仏具棚8を設けている。図の仏具棚8は、上下2段からなる多段棚22を有する。これらの多段棚22は、間に配設された2本の柱28を介して、互いに平行な姿勢で所定の間隔に固定されている。上下2段の多段棚22は、下側の棚を上側の棚よりも前方に突出させて段差を設けている。このように、段差のある多段棚22は、図9に示すように、背の高い仏具等であっても他の棚に接触することなく載置できる特長がある。ただ、多段棚は、必ずしも上下2段とする必要はなく、3段以上とすることもできる。さらに、多段棚は、必ずしも全てに段差を設ける必要はなく、たとえば、3段以上の多段棚においては、最下段の棚を上側の棚よりも前方に突出させて、上側の棚の突出量を等しくすることもできる。さらに、図に示す前蓋3は、裏面の上端部であって、水平板3Bの前面に装飾板29を固定して外観を良くしている。さらに、前蓋の裏面は、宗派に適した最適な形態に製作することができる。
【0026】
前蓋3は、図7ないし図9に示すように、裏面を仏壇の前面とする姿勢と、裏面を仏壇の内部に移動させる姿勢とに回転される。仏壇を使用するときは、図9に示すように、裏面を仏壇の前面とする姿勢に前蓋3を回転させる。この状態で、前蓋3の掲示面19に掲示した崇拝物Sと仏具棚8に載せた仏具Bとが表出される。崇拝物Sと仏具Bとを収納するときは、前蓋3を180度回転させて、前蓋3の裏面を台座2の内部に移動させる。この姿勢で、仏具棚8の仏具Bは、台座2の内部に収納される。この構造の仏壇は、使用しないときには、前蓋3の前面で仏壇の前面開口部7を閉塞して、いいかえると裏面の崇拝物Sや仏具B等が表出しない状態として、外観をよくできるとともに、崇拝物等が色あせたりするのを有効に防止できる。使用するときには、前蓋を反転して極めて簡単に裏面の崇拝物Sや仏具B等を表出できる。この構造の仏壇は、とくに、全体の大きさが制限されて小さく製作される仏壇に適している。全体の大きさが小さい仏壇は、たとえば、マンションやアパート等の居住スペースが狭い都市型の仏壇として使用され、あるいは、ペット用の仏壇として使用される。
【0027】
さらに、図9に示す仏壇は、内部に内部棚23を設けている。この内部棚23は、前蓋3の回転を阻害しないように、回転される前蓋3の仏具棚8やこの仏壇棚8に載置した仏具Bが接触しない位置、すなわち仏壇の奥部に設けられる。この内部棚23には、前蓋3が仏壇の前面開口部7を閉塞しない位置、たとえば前蓋3を約90度回転させる姿勢として、仏具B等を出し入れできる。
【0028】
さらに、図に示す仏壇は、下部に収納部40を備える。図に示す収納部40は、下板25と底板27との間に設けられた空間に、出し入れできるように引き出し41を配設している。この引き出し41は、内部に仏具B等を収納する状態で収納部40に出し入れして便利に使用できる。さらに、図9に示す引き出し40は、上面開口部を閉塞蓋42で閉塞している。この構造の引き出し40は、仏壇から引き出した状態で閉塞蓋42の上面に仏具B等を載せて、仏具棚として使用できる特長がある。仏具Bを収納するときには、閉塞蓋42を外して内部に収納し、引き出し41を仏壇の収納部40に収納する。
【0029】
【発明の効果】
本発明の仏壇は、仏具を使用するときに前蓋を180度回転して、複数の仏具を一緒に使用位置に配置することができ、また仏具を使用しないときには、前蓋を180度回転して、全ての仏具を一緒に収納できる。このため、仏具を使用するときに台座から取り出して所定の位置に配置する必要がなく、また使用しないときには、多数の仏具を台座内等の収納位置に収納する必要がない。このため、簡単かつ容易に、しかも極めて迅速に仏具を使用位置と収納位置に移動して、非常に便利に使用できる特長がある。それは、本発明の仏壇が、仏壇又は台座の前面開口部に、水平面内で回転できる前蓋を設け、この前蓋の裏面に、仏具を使用できる姿勢で載置できる仏具棚を設けており、前蓋を裏面が前面に位置する姿勢と、裏面が内部に移動する位置とに回転して、裏面を前面に位置させる姿勢では、仏具棚の仏具を外部に表出し、裏面を内部に移動させる姿勢では仏具棚の仏具を内部に収納するようにしているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の仏壇の台座の斜視図
【図2】本発明の一実施例にかかる仏壇であって仏具を使用する状態を示す正面図
【図3】本発明の一実施例にかかる仏壇であって仏具を収納する状態を示す正面図
【図4】図1に示す仏壇の台座の垂直断面図であって図6のA−A線断面に相当する図
【図5】台座と前蓋との連結構造を示す一部拡大断面図
【図6】図4に示す台座のA−A線断面図
【図7】本発明の他の実施例にかかる仏壇の正面図
【図8】図7に示す仏壇の前蓋を反転した使用状態を示す正面図
【図9】図8に示す仏壇の垂直断面図
【符号の説明】
1…本体
2…台座
3…前蓋 3A…垂直板 3B…水平板
4…側板
5…底板
6…上板
7…前面開口部
8…仏具棚
9…軸受
10…回転軸
11…軸孔
12…固定片 12A…ネジ孔
13…止ネジ
14…連結孔
15…支持筒
16…ボール
17…ホルダー 17A…貫通孔
18…リングプレート 18A…中心孔
19…掲示面
20…上棚
21…下棚
22…多段棚
23…内部棚
24…側板
25…下板
26…上板
27…底板
28…柱
29…装飾板
30…台座
31…柱
32…外箱
33…引き違い戸
40…収納部
41…引き出し
42…閉塞蓋
B…仏具
S…崇拝物

Claims (10)

  1. 前面を開口している前面開口部(7)に、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋(3)を設けており、この前蓋(3)は左右の中央部分を回転中心として水平面内で回転できるように軸受(9)を介して仏壇に連結されており、さらに前蓋(3)の裏面には、仏具(B)を使用できる姿勢で載置できる仏具棚(8)を設けており、
    前蓋(3)が裏面を仏壇の前面に位置させる姿勢と、裏面を仏壇の内部に移動させる姿勢とに回転され、裏面を仏壇の前面に位置させる姿勢で、仏具棚(8)の仏具(B)を仏壇の外部に表出し、裏面を仏壇の内部に移動させる姿勢で仏具棚(8)の仏具(B)を仏壇内に収納するようにしてなる仏壇。
  2. 仏壇が、本体(1)とこの本体(1)を載せている台座(2)とを備え、台座(2)は、前面を開口して、両側を側板(4)で底を底板(5)で上を上板(6)で閉塞しており、この台座(2)の前面開口部(7)に、開口部を閉塞できるように回転自在に前蓋(3)を設けており、この前蓋(3)は左右の中央部分を回転中心として水平面内で回転できるように軸受(9)を介して台座(2)に連結されており、さらに前蓋(3)の裏面には、仏具(B)を使用できる姿勢で載置できる仏具棚(8)を設けており、
    前蓋(3)が裏面を台座(2)の前面に位置させる姿勢と、裏面を台座(2)の内部に移動させる姿勢とに回転され、裏面を台座(2)の前面に位置させる姿勢で、仏具棚(8)の仏具(B)を台座(2)の外部に表出し、裏面を台座(2)の内部に移動させる姿勢で仏具棚(8)の仏具(B)を台座(2)内に収納するようにしてなる仏壇。
  3. 前蓋(3)の裏面に複数段の仏具棚(8)を設けている請求項1又は2に記載される仏壇。
  4. 仏具棚(8)が前蓋(3)の下部に設けている多段棚(22)を有する請求項1に記載される仏壇。
  5. 仏具棚(8)が前蓋(3)の上下のほぼ中央部に設けている上棚(20)と、この上棚(20)の下方に設けている多段棚(22)とを有する請求項2に記載される仏壇。
  6. 軸受(9)が、前蓋(3)の上縁と下縁に固定している回転軸(10)と、この回転軸(10)を回転できるように支持する軸孔(11)とからなり、前蓋(3)の回転軸(10)を仏壇又は台座(2)の軸孔(11)に入れて前蓋(3)を回転できるように仏壇又は台座(2)に連結している請求項1又は2に記載される仏壇。
  7. 回転軸(10)の周囲であって、前蓋(3)と仏壇、又は前蓋(3)と台座(2)との間に複数のボール(16)を所定の間隔で配設している請求項6に記載される仏壇。
  8. 仏壇又は台座(2)の内部であって、回転される前蓋(3)と仏具棚(8)とが接触しない位置に内部棚(23)を設けている請求項1又は2に記載される仏壇。
  9. 台座(2)の上に脱着できるように仏壇の本体(1)を載せている請求項2に記載される仏壇。
  10. 台座(2)が上の仏壇の本体(1)と一体構造である請求項2に記載される仏壇。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020174914A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 興隆 平 仏壇

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