JP2004201470A - 過電流抑制装置 - Google Patents

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Takato Yamaguchi
崇任 山口
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Abstract

【課題】従来はブレーカ遮断を回避するため屋内配線に流れる電流値を検出していたが、突入電流や急激に入力電流が増える場合には有効に機能しなかった。さらに、電流値を検出する場所と入力電流を抑制する機器との距離が離れるため、入力電流を抑制するための信号の伝達が出来ないことがあった。
【解決手段】機器の入力電流値や動作するプログラムの情報などを受信回路13が機器の送信機能から直接受信し、その情報に基づいて変換した出力信号を送信回路7から受信機能を備えた機器に送信し、受信機能を備えた機器は受信した出力信号に従って自己の入力電流を抑制することによって屋内配線のブレーカ1に流れる電流を抑制し、ブレーカ1の遮断を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の機器を同時運転した場合の過電流によるブレーカの遮断を防止する過電流抑制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この様なブレーカの遮断を防止する手段としては、図5に記載された従来の過電流抑制装置、つまりブレーカの遮断を防止する手段を示すものである(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−7848号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般家庭の屋内配線は1個のブレーカに複数のコンセントが並列に接続されているため、前記従来の構成ではブレーカに流れる電流を電流センサで検出するためには電流検出装置をブレーカ近傍に設置せざるを得なかった。そして一般家庭のブレーカは洗面所や玄関裏、階段裏などに一ヶ所に集約して設置されていることが多いため、ブレーカ近傍の電流検出装置から送信された赤外線や電波の信号は居間や台所などに設置した受信機能を備えた機器まで非常に届き難く、有効に機能しないという欠点があった。さらに有線で信号を送る場合にはケーブルの敷設工事の手間がかかり、コストも増大する課題があった。
【0005】
また、前記従来の構成では、屋内配線に流れる電流を検出しているため、突入電流などのように電流が急激に大きく流れる場合には対応できず、ブレーカが遮断してしまうという課題を有していた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の機器が同時に使われてもブレーカの遮断を防止し、且つブレーカの容量最大限の電流を効率よく使用できるようにした過電流抑制装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の過電流抑制装置は、ケーブルまたは赤外線や電波などの信号を受信する受信回路と、前記ケーブルや受信回路から入力された情報を出力信号に変換するマイコンと、出力信号を送信する送信回路とを備え、前記出力信号を受信した機器が自己の入力電流を抑制する。
【0008】
これによって、機器の入力電流値や動作するプログラムの情報をそれぞれの機器から直接過電流抑制装置に入力することができるため、従来のように屋内配線からセンサで検出するよりも正確な電流値を入力することができる。さらに、一般に現在の家庭で使われる機器は、内蔵されたマイコンなどによって入力電流を含めた全ての動作が自動制御されているため、予め入力電流が何秒後に何アンペアになるかが判っていたり、動作中にいつ何アンペアになるかを容易に計算できる。つまり、突入電流などのような急激な大きな電流が今後いつ流れるかという情報も過電流抑制装置に送信することが出来るため、その情報に基づいて過電流抑制装置はブレーカが遮断しないように入力電流が大きくなる直前に受信機能等を備えた機器の入力電流を抑制するなどの措置をとることができる。
【0009】
また、一般に、調理用機器は台所に、テレビやエアコン等の機器は居間やそれぞれの部屋に設置されており、機器から直接情報を入力する本発明の過電流抑制装置は従来のようにブレーカ近傍から出力信号を送信するよりも機器の近くに位置出来るため、出力信号の送受信は容易に、且つ確実に行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、機器に接続するケーブルと、マイコンと、送信回路とからなる通信装置を有することにより、前記機器の入力電流値や動作するプログラムの情報を機器から直接ケーブルを通じて入力し、その情報をマイコンが所定の出力信号に変換し、送信回路から受信機能を備えた機器に送信することができる。受信機能を備え、出力信号を受信した機器は自己の入力電流を抑制することにより、屋内配線のブレーカが遮断することを防止できる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、機器に送信機能を持たせ、受信回路と、マイコンと、送信回路とからなる通信装置を有することにより、前記機器の入力電流値や動作するプログラムの情報を機器から直接過電流抑制装置の受信回路に送信し、その情報をマイコンが所定の出力信号に変換し、送信回路から受信機能を備えた機器に送信することができる。受信機能を備え、出力信号を受信した機器は自己の入力電流を抑制することにより、屋内配線のブレーカが遮断することを防止できる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項2に記載の過電流抑制装置の受信回路に送る出力信号の送信を赤外線または電波にて行なうことにより、ケーブル敷設などの手間が不要になり、さらに機器から離れた任意の場所に過電流抑制装置を設置できる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の過電流抑制装置の送信回路からの出力信号の送信を赤外線または電波、或いは有線にて行なうことにしたもので、過電流抑制装置と同室の機器に出力信号を送る場合は赤外線にて行ない、同室にない場合や赤外線での伝達に不向きな条件がある場合は電波や有線にて行なうことにより確実に受信機能を備えた機器に出力信号を伝えることができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項1から4に記載の受信機能等を高周波加熱装置に備えたもので、高周波発生手段であるマグネトロンの駆動電力を抑制することにより高周波加熱装置の入力電流を抑制することができる。
【0015】
また、ヒーター機能付き高周波加熱装置の場合、受信した出力信号に応じて通電するヒーターを選択し、入力電流を抑制することもできる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項1から5に記載の受信機能等を複数の機器に備えたもので、出力信号を複数の機器が受信し、それぞれの機器が自己の入力電流を抑制することで、ブレーカの容量に対して余裕が生まれ、より多くの機器を同時運転することができる。
【0017】
さらに、受信機能等を備えた機器に予め優先順位を付けておき、例えば、空気調和機の入力電流を抑制し、それでもブレーカの容量に対して余裕がない時は次に高周波加熱装置の入力電流を抑制し、まだ余裕がなければ次は炊飯器の入力電流を抑制するといったようにすることもできる。
【0018】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
(実施例1)
図1から図3は、本発明の第1の実施例を示すものである。
【0020】
図1において、8は商用交流電源、1は屋内に設置されたブレーカで、ブレーカ1には屋内配線を経由して機器2,3,9が並列に接続されている。10aは機器2の入力電流値や動作するプログラムの情報などを送信する送信機能で、10bは機器3の入力電流値や動作するプログラムの情報などを送信する送信機能である。機器9は受信機能11を備えた高周波加熱装置とする。また、12は過電流抑制装置の通信装置で、機器2や機器3から送信された情報を受信する受信回路13と、受信回路13で受信した情報を所定の出力信号に変換するマイコン14と、マイコン14の出力信号を送信する送信回路7とで構成される。
【0021】
まず、機器2を動作すると機器2の送信機能10aは機器2の入力電流の値やどのような入力電流値で制御されて動作するかといった情報を赤外線や電波などで通信装置12の受信回路13に送信する。受信回路13が受信した情報はマイコン14によって所定の出力信号に変換し、送信回路7によって高周波加熱装置9の受信機能11に送信する。同様に、機器3も動作すると機器3の送信機能10bは機器3の入力電流の値やどのような入力電流値で制御されて動作するかといった情報を赤外線や電波などで通信装置12の受信回路13に送信する。マイコン14は受信回路13が受信した情報を所定の出力信号に変換し、送信回路7によって高周波加熱装置9の受信機能11に送信する。受信回路13が受信した機器2と機器3がどのような入力電流値で制御されて動作するかといった情報の例を図2に示す。
【0022】
ここで、ブレーカ1の容量を例えば20アンペアと仮定する。現在の家庭用機器はたいていの場合マイコンを内蔵し、予めマイコンにプログラムされた動作パターンを使用者が選ぶだけになっている。つまり、使用者が機器の動作をさせると同時にその機器の入力電流が何秒後にどのような電流値に制御されるか、いつ大きな電流が流れるかなどの情報がわかり、その情報を高周波加熱装置9に送信する。図3において、機器2機器3の入力電流の和とブレーカ1の容量の20アンペアとの差が高周波加熱装置9に使用できる入力電流であり、その値を超えないように高周波加熱装置9を制御することでブレーカの遮断を防止し、且つ最大限の電流を使用できる。
【0023】
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例を示すものである。
【0024】
図4において、図1との相違点は出力信号の受信機能等を複数の機器に備えたもので、4は機器で、受信機能15を備えた空気調和機とする。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造または同一機能を有し、説明は省略する。
【0025】
マイコン14は受信回路13が受信した機器2および3の情報を所定の出力信号に変換し、送信回路7によって先ず空気調和機4の受信機能15に送信する。空気調和機4は受信した出力信号に基づいて圧縮機の回転数を下げるなどして入力電流を抑制する。ここでさらに他の機器を同時運転されたり、室内の気温が変動して空気調和機4が入力電流を増加させる必要が出た場合、次に高周波加熱装置9の入力電流を抑制するように出力信号を送信回路7から高周波加熱装置9の受信機能11に送信する。高周波加熱装置9は受信した出力信号に基づいて入力電流を抑制する。
【0026】
このように、マイコン14に予め入力電流を抑制する機器の優先順位をプログラムすることで複数の機器が入力電流を抑制し、より多くの機器を同時運転することが可能になり、また、空気調和機4の能力低下による室内温度の変動で不快にならずに済む。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜6に記載の発明によれば、機器の入力電流値や、動作するプログラムの情報などを直接過電流抑制装置に送ることにより、それぞれの機器がいつ、どのような大きさの入力電流になるかが判り、事前に他の機器の入力を抑制するなどの対処ができるため、突入電流のような急激な大きな電流が流れてもブレーカが遮断することがなくなる。
【0028】
さらに、過電流抑制装置は機器の近くに位置できるため、出力信号の送受信は容易に、且つ確実に行なうことが出来、信号伝達のミスによるブレーカ遮断を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるブロック回路図
【図2】本発明の実施例1における機器の入力電流タイムチャート
【図3】本発明の実施例1における高周波加熱装置の入力電流タイムチャート
【図4】本発明の実施例2におけるブロック回路図
【図5】従来の実施例のブロック回路図
【符号の説明】
1 ブレーカ
2、3 機器
4 機器(空気調和機)
5 電流検出装置
6 電流センサ
7 送信回路
8 商用交流電源
9 機器(高周波加熱装置)
10a 送信機能(機器2)
10b 送信機能(機器3)
11 受信機能(機器9)
12 通信装置
13 受信回路
14 マイクロコンピュータ(マイコン)
15 受信機能(機器4)

Claims (6)

  1. 屋内配線に接続した機器に接続するケーブルと、前記ケーブルを経由して入力された前記機器の情報を所定の出力信号に変換するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと言う)と、前記出力信号を送信する送信回路とからなる通信装置を備え、前記出力信号を受信した機器が自己の入力電流を抑制することにより、屋内配線のブレーカが遮断することを防止することを特徴とする過電流抑制装置。
  2. 屋内配線に接続した機器に、前記機器の入力電流値や動作するプログラムの情報などを送信する送信機能を持たせ、前記機器の入力電流値や動作プログラムの情報を受信する受信回路と、前記受信回路を経由して入力された前記機器の入力電流値や動作プログラムの情報を所定の出力信号に変換するマイコンと、前記出力信号を送信する送信回路とからなる通信装置を備え、前記出力信号を受信した機器が自己の入力電流を抑制することにより、屋内配線のブレーカが遮断することを防止することを特徴とする過電流抑制装置。
  3. 機器から受信回路への入力電流値や動作プログラムの情報の送信を赤外線または電波にて行なうことを特徴とした請求項2に記載の過電流抑制装置。
  4. 送信回路からの出力信号の送信を赤外線または電波、或いは有線にて行なうことを特徴とした請求項1または2に記載の過電流抑制装置。
  5. 出力信号の受信機能等を高周波加熱装置に備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の過電流抑制装置。
  6. 前記出力信号の受信機能等を複数の機器に備えてなる請求項1から5に記載の過電流抑制装置。
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