JP2004201299A - Dslamにおけるトラフィック管理機能の促進 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)を介してトラフィックフローを管理する方法を提供すること。
【解決手段】一実施形態では、この方法は、DSLAMに届くトラフィックフローを分析する動作を実施することを含み、トラフィックフローのタイプが識別される。トラフィックフローの分析は、開放型システム間相互接続モデルの層4、層5、層6および層7の少なくとも1つにおいて実施される。その後で、トラフィックフロー識別子をトラフィックフローに関連づける動作が実施される。トラフィックフロー識別子は、トラフィックフローのタイプに対応する。その後で、トラフィックフローの識別子で指定される処理を促進する動作が実施される。識別子指定処理の促進は、トラフィックフローのタイプと、トラフィックフローの指定受信者と、トラフィックフローの発信者との少なくとも1つに少なくとも部分的に依存して実施される。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示する内容は、一般にデジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)に関し、より詳細には、DSLAMにおけるトラフィック管理機能を促進することに関する。
様々なタイプの高帯域幅コンテンツ(すなわち、リッチコンテンツ)が、現在、デジタル加入者線(DSL)接続を介してサービス加入者に提供されている。DSL接続経由で高帯域幅コンテンツにアクセスする加入者を、本明細書では一般に、ブロードバンドユーザと呼ぶ。ストリーム映像、マルチキャスト映像、リアルタイム通信、テレビ会議およびネットワークベースのゲーム用アプリケーションが、ブロードバンドユーザに提供されるこのような高帯域幅コンテンツの例である。
新しいタイプの高帯域幅コンテンツが提供され、ブロードバンドユーザ数が増え続けるにつれて、このような高帯域幅コンテンツに対応するトラフィックを搬送するネットワークは、帯域幅の使用およびトラフィックの両方の劇的な増加に対処するために、強化されていく必要がある。帯域幅の使用およびトラフィックのこうした増加は、従来のネットワーク実装の性能に悪影響を与える。インターネットへのサービスプロバイダの比較的高帯域幅の接続が飽和すると、こうした接続を維持し操作するのにコストがかかるようになり、これは従来のネットワーク実装に関連するこのような悪影響の一例である。
DSL接続は、通常現在のダイアルアップ回線より数十倍速いデータレートで供給することができても、多くのブロードバンドユーザの実際のDSL接続では、こうした供給データレートには及ばないことが多い。多くの場合、インターネットサービスプロバイダ(ISP)のネットワークまたはインターネットへのISPのポイントオブプレゼンス(POP)において、「ボトルネック」効果が起こる。こうしたボトルネック効果が、実際のデータレートを支配する。
高帯域幅コンテンツの提供に関する従来のネットワーク実装の制限は、従来のネットワーク実装による高帯域幅コンテンツの供給元である場所に関するものである。従来のネットワーク実装では通常、高帯域幅コンテンツを、集中場所、たとえばISPのネットワーク、インターネットへのおよび/またはコンテンツプロバイダサーバからのISPのPOPなどから供給する。場合によっては、高帯域幅コンテンツへのアクセスを高めるために、キャッシュ機能を提供するように構成されたサーバ(すなわち、キャッシュサーバ)が、ISPのネットワークに実装されてきた。しかし、ISPおよびコンテンツプロバイダは、ブロードバンドユーザのDSLアクセスネットワークの端部から比較的離れていることがあるが、そうすると効果的かつ効率的な形での高帯域幅コンテンツの配信に悪影響を与える。
高帯域幅コンテンツの提供に関する従来のネットワーク実装の別の制限は、DSLAMが開放型システム間相互接続(OSI)モデルの層2および層3(すなわち、それぞれデータリンク層およびネットワーク層)しか認識しないことである。したがって、従来のネットワーク実装におけるDSLAM(すなわち、従来のDSLAM)は、この2つの層に基づいた決定しかできない。この2つの層にのみ基づいて決定を行うことにより、DSLAMを横断するトラフィックを分析し組織化することができる程度が制限され、したがって高帯域幅コンテンツを効果的かつ効率的な形で配信する能力に悪影響を与える。
DSLAMを横断するトラフィックを分析し組織化する方法を向上させるような従来のフロー制御機構も確かに存在する。ただし、このような従来のフロー制御機構は、ブロードバンドユーザのDSLアクセスネットワークの端部から比較的離れた場所(たとえば、ISPのPOPの所またはISPのネットワーク内)に置かれ、したがって高帯域幅コンテンツの配信に悪影響を与える。こうした従来のフロー制御機構のいくつかは、主として事業要件から発展し、DSLAMを横断するトラフィックの分析および組織化にOSIモデルの1つまたは複数の層で対処することができるが、通常は大規模キャリアネットワークをサポートするのに必要な性能および完全な機能を提供することができない。
したがって、従来のネットワーク実装による高帯域幅コンテンツの配信に関連する制限を克服するような形で、DSLAMにおけるトラフィック管理機能を促進するように構成された方法および機器が有益であろう。
本明細書で開示する内容は、アクセスネットワークの端部におけるDSLAMを介したトラフィック管理機能(すなわち、DSLAMにおけるトラフィック管理機能)を促進することに関する。DSLAMはアクセスネットワークの端部に置かれ、DSLAMからサービスを受けるDSL加入者に最も近いので、本明細書で開示するトラフィック管理機能は、DSLAMにあるとき、公共インターネット(すなわち、公衆網の一例)を迂回する形で提供される。公共インターネットを迂回することにより、従来のネットワーク実装と比較して高速、安全かつ信頼できる形で様々なタイプのサーバ機能をDSL加入者に提供することができる。
本明細書で開示するDSLAMにおけるトラフィック管理機能は、トラフィック管理を促進するための分散型手法を表す。トラフィック管理に対するこのような分散型手法では、トラフィック管理機能をアクセスネットワークの端部に移すことによって、ネットワークの拡張性を高める。さらに、トラフィック管理を促進するためのこのような分散型手法では、従来のトラフィック管理手法に関連する欠点なしに、ブロードバンドコンテンツを多数のDSL加入者に提供することを支援する。
図1を参照すると、本明細書で開示する実施形態による通信機器100を示してある。通信機器100は、(複数のトラフィック管理DSLAM102を含む)ネットワークアクセス101、複数のDSL加入者データ処理システム(DPS)104および複数のコンテンツプロバイダサーバ106を含む。複数のDSL加入者データ処理システム(DPS)104は、トラフィック管理DSLAM102のそれぞれからサービスを受ける。トラフィック管理DSLAM102はそれぞれ、アクセスネットワーク101の端部に置かれる。DSLAMは、デジタル加入者線アクセス多重化機能を促進するように構成された機器の一例である。
複数のコンテンツプロバイダサーバ106は、アクセスネットワーク101に接続される。DSL加入者DPS104はそれぞれ、トラフィック管理DSLAM102のそれぞれを介して1つまたは複数のコンテンツプロバイダサーバ106と通信することができる。本明細書で後で詳細に開示するように、トラフィック管理DSLAM102は、アクセスネットワーク101内のトラフィックフローおよび帯域幅容量を超えるような方式で、コンテンツプロバイダサーバ106からDSL加入者DPS104へのコンテンツ(すなわち、1つまたは複数のファイル)の配信を管理するように構成される。
トラフィック管理DSLAM102は、トラフィックフロー処理機能(すなわち、DSLAM内の(DSLAM−hosted)トラフィック管理機能)を提供するように構成されたDSLAMの実施形態を示す。アクセスネットワークの端部でトラフィック管理機能を提供することにより、トラフィック管理機能がアクセスネットワーク101全体に分散される。トラフィック管理をアクセスネットワーク全体においてDSLAM102に分散させることにより、アクセスネットワーク101が拡張可能になり、アクセスネットワーク101におけるトラフィックフローおよび帯域幅容量を拡張するのに寄与する。
図2は、図1に示すトラフィック管理DSLAM102の1つ(すなわち、1つのトラフィック管理DSLAM102)の実施形態を示す。トラフィック管理DSLAM102は、トラフィックアクセスカード108、トラフィック管理カード110、キャッシングカード112、記憶装置アクセスカード114、記憶装置カード116およびディスク空間マネージャカード118を含み、これらはすべてDSLAM内のサーバカードである。トラフィックアクセスカード108、トラフィック管理カード110、キャッシングカード112、記憶装置アクセスカード114、記憶装置カード116およびディスク空間マネージャカード118は、トラフィック管理DSLAM102のバックプレーン120を介して互いに相互接続可能である。このようにして、相互接続を、これら様々なカードのそれぞれの間で行うことができる。
本明細書では、トラフィックアクセスカード108、トラフィック管理カード110、キャッシングカード112、記憶装置アクセスカード114、記憶装置カード116およびディスク空間マネージャカード118はそれぞれ、トラフィック管理DSLAM102のシャーシ(図示せず)の1つまたは複数のスロットに(たとえば、大きさ、消費電力、などによって)差し込まれるカードでよいことが企図され開示される。本明細書ではまた、本明細書で開示する少なくとも1つの実施形態(図示せず)では少なくとも1つのキャッシングカード112、記憶装置アクセスカード114(したがって記憶装置ユニット122)、記憶装置カード116およびディスク空間マネージャカード118が、トラフィック管理DSLAM102から除外されることも企図され開示される。このような除外をする場合、除外されたカードの機能は、DSLAM内の別のサーバカードを介して提供することもでき、適用可能かつ適切な場合には除外することもできる。
図3は、本明細書で開示する実施形態による、DSLAM内のサーバカード122を示す。DSLAM内のサーバカード122は、制御/管理プロセッサ124、および制御/管理プロセッサ124に接続されたサーバ機能回路126を含む。DSLAM内のサーバカード122は、制御バス128およびデータバス130を介して(たとえば、それぞれ制御相互接続およびデータ相互接続によって、トラフィック管理DSLAM102のバックプレーン120を介して)他のDSLAM内のサーバカードと通信する。サーバ機能回路126は、特定のタイプの機能(たとえば、トラフィックアクセス機能、トラフィック管理機能、ファイルキャッシュ機能、ファイル記憶機能および記憶管理機能)を実装するように構成される。本明細書では具体的に示さないが、制御/管理プロセッサ124の機能およびサーバ機能回路126の機能は1つのプロセッサによって(たとえば、制御/管理プロセッサ124を介して)実施できることが本明細書では企図される。
ここで具体的なDSLAM内のサーバカードおよびその関連機能についての説明に移ると、トラフィックアクセスカード108の実施形態を図4に示してある。トラフィックアクセスカード108は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124、および制御/管理プロセッサ124に接続されたトラフィックアクセス回路132(たとえば、高速インターフェース回路)を含む。トラフィックアクセスカード108は、トラフィック管理DSLAM102に到達するトラフィック(すなわち、着信トラフィック)へのアクセスを可能にするように構成される。トラフィック管理DSLAM102に届くトラフィックのすべてまたは選択された一部は、トラフィックアクセスカード108を介してトラフィック管理カード110(図2および5)にアクセス可能である。トラフィックは、(図に示すように)バックプレーン120を介してまたはトラフィックアクセス回路132とトラフィック管理カード110の間に直接接続された並列ケーブルなどのインターフェース(図示せず)を介して、トラフィック管理カード110に提供することができる。必要かつ適切な場合には、トラフィックは、トラフィックアクセスカード108を介して他のDSLAM内のサーバカードにアクセス可能にすることもできる。
トラフィック管理カード110は、本明細書で開示する実施形態によるDSLAMにおけるトラフィック管理機能を促進するように構成される。この目的のために、トラフィックフロー制御がOSIモデルの上位層ならびに下位層において実装される。OSIモデルの上位層とは、OSIモデルの4〜7層(すなわち、それぞれトランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層およびアプリケーション層)を指す。OSIモデルの下位層とは、OSIモデルの1〜3層(すなわち、それぞれ物理層、データリンク層およびネットワーク層)を指す。このようなOSIモデルの上位層に関連する情報および性能に対してトラフィック管理を促進することは有利である。というのは、DSLAMを横断するトラフィックは、従来のトラフィック管理手法によって可能であるよりもはるかに精密に分析され作用を受けることができるからである。
OSIモデル層1(すなわち、物理層)は、ネットワークを介して電気的かつ機械的レベルでビットストリームを伝える。この層は、データを搬送波で送受信するハードウェアを備え、ケーブル、カード、物理的側面の定義を含む。高速イーサネット(登録商標)、RS232および非同期転送モード(ATM)が、物理層の構成要素を有する通信プロトコルである。
OSIモデル層2(すなわち、データリンク層)で、伝送ユニット(たとえば、データパケット)がビットに符号化され復号化される。OSIモデル層2は、伝送プロトコルの知識および管理を提供し、物理層中の誤り、フロー制御およびフレーム同期を扱う。OSIモデル層2は、2つの副層、すなわちメディアアクセス制御(MAC)副層および論理リンク制御(LLC)副層に分けられる。MAC副層は、どのようにしてネットワーク上のデータ処理システムがデータへのアクセス、およびそのデータを伝送する許可を獲得するかを制御する。LLC副層は、フレーム同期、フロー制御および誤り検査を制御する。
OSIモデル層3(すなわち、ネットワーク層)は、交換および経路指定技術を提供し、データをノードからノードへ伝送するための論理経路(すなわち、仮想回路として知られる)を作成する。経路指定および転送、ならびにアドレス指定、ネットワーク間通信、誤り処理、輻輳制御およびパケット順序制御がこの層の機能である。
OSIモデル層4(すなわち、トランスポート層)は、エンドシステム間、すなわちホスト間におけるデータの透過型転送を提供し、エンドツーエンドの誤り回復およびフロー制御に責任があり、したがって完全なデータ転送が行われるようにする。
OSIモデル層5(すなわち、セッション層)は、アプリケーション間の接続を確立し、管理し、終了させる。セッション層は、接続の各端部にあるアプリケーション間の会話、交換、およびダイアログをセットアップし、調整し、終了させる。この層は、セッションおよび接続の調整を促進する。
OSIモデル層6(すなわち、プレゼンテーション層)は、アプリケーションからネットワーク形式への、かつその逆の変換を行うことによって、データ表現(たとえば、暗号化)の違いからの独立性を提供する。プレゼンテーション層は、アプリケーション層が受け入れることができる形にデータを変換する。この層は、ネットワークを超えて送られるデータをフォーマットし暗号化し、互換性の問題から解放する。
OSIモデル層7(すなわち、アプリケーション層)は、アプリケーションおよびエンドユーザ処理をサポートする。通信相手が識別され、サービス品質が識別され、ユーザ認証およびプライバシーが考慮され、データのシンタクスに対するどのような制限も識別される。この層にあるすべてのものはアプリケーション特有である。この層は、ファイル転送、eメール、および他のネットワークソフトウェアサービスのためのアプリケーションサービスを提供する。テルネットおよびファイル転送プロトコルは、その全体がOSIモデル層7に存在するアプリケーションである。層形式のアプリケーションアーキテクチャは、この層の一部である。
OSIの層スタックの上位層においてDSLAMを介してトラフィックフローに関する決定を行うことができることは、アクセスネットワークの入口点で、サービスプロバイダが、それまで他の解決策では可能でなかったほど精密にネットワークを管理する能力を有することを意味する。こうした付加機能により、サービスプロバイダは、搬送するトラフィックのタイプに基づいてサービスを差別化することが可能になり、また、差別化したサービスに基づいて収入を生み出すためのツールが提供される。さらに、この解決策は、類似の解決策のより集中型の手法よりもはるかに拡張性があり、キャリアネットワーク内に既にある製品にこの機能を組み込むことによるコストの節約を得る。
図5は、トラフィック管理カード110の実施形態を示す。トラフィック管理カード110は、(たとえば、トラフィック管理DSLAM102の他の場所に格納された)規則データベースを管理するように、また、トラフィックフロー伝送ユニット(たとえば、セル、パケットなど)のヘッダ中のトラフィックフロー情報に基づいて決定を行うように構成される。サービスプロバイダの管理者は、DSLAMを管理する要素管理システム(図示せず)を介して、またはアクセスネットワーク内の、トラフィック管理カード110への個別の接続を介して特にトラフィック管理機能を管理するように書かれたアプリケーションによって、トラフィック管理カード110と通信することができる。
トラフィック管理カード110は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124、および制御/管理プロセッサ124に接続されたトラフィック管理回路134(たとえば、高速インターフェース回路)を含む。トラフィック管理カード110は、トラフィック管理DSLAM102に届く様々なタイプのトラフィックフローの差別化した処理を促進するように構成される。トラフィック管理DSLAM102に届くトラフィックのすべてのまたは選択された一部は、トラフィックアクセスカード108を介してトラフィック管理カード110にアクセス可能である。トラフィックは、(図に示すように)バックプレーン120を介して、またはトラフィックアクセス回路132とトラフィック管理カード110の間に直接接続された並列ケーブルなどのインターフェース(図示せず)を介してトラフィック管理カード110に対して提供することができる。
トラフィック管理回路134は、トラフィックフロー分析モジュール136、トラフィックフロー処理モジュール138およびトラフィックフロー待ち行列モジュール140を含む。トラフィックフロー分析モジュール136は、制御/管理プロセッサ124とトラフィックフロー処理モジュール138の間に接続される。トラフィックフロー分析モジュール136は、トラフィックフロー情報の判定を可能にするために、トラフィック管理DSLAM102に届くトラフィック(すなわち、トラフィックアクセスカード108によって提供されるトラフィック)の分析を促進する。トラフィックフローのタイプ、トラフィックフローの指定受信者およびトラフィックフローの指定発信者が、トラフィックフロー情報の例である。トラフィック処理モジュール138は、トラフィックフロー分析モジュール136によって識別された情報に依存したトラフィック管理処理の実施を促進する。トラフィックフロー待ち行列モジュール140は、トラフィックフローの区別される伝送を可能にする。
本明細書で開示する少なくとも1つの実施形態によるトラフィック管理機能の促進は、アクセスネットワーク101内の(すなわち、トラフィック管理DSLAM102にはない)フロー制御パラメータ機能、およびトラフィック管理DSLAM102内にある(たとえば、トラフィック管理カード110を介した)トラフィック管理機能に依拠する。フロー制御パラメータ機能は、各トラフィック管理DSLAM102ごとにフロー制御パラメータを維持するフロー制御パラメータサーバによって提供することができる。トラフィック管理機能は、トラフィック管理カード110によって提供することができ、このカードは、各伝送ユニットの検査を通して、カードを通過するパラメータを処理する。伝送ユニットの検査の間使用されるパラメータは、トラフィック管理カード110と、アクセスネットワーク101内の各トラフィック管理DSLAM102ごとに(たとえば、データベース中の)フロー制御パラメータを維持する1つまたは複数のフロー制御パラメータサーバ(図示せず)との間のプロトコルを介して受信される。
1人のDSL加入者に関連する複数のトラフィックフローの管理が、本明細書で開示する実施形態によるトラフィック管理機能の一例である。このような例では、トラフィックは、トラフィック管理DSLAMに届いたときに分析される。トラフィックを分析すると、映像トラフィックフロー、eメールトラフィックフローおよびインターネットトラフィックフローが、あるDSL加入者データ処理システムに向けられたものであると判定される。次いで、データベースがアクセスされ、次のような状態項目(entry)が見つけられる。1.)そのDSL加入者に対して映像タイプの伝送フローが受信されると、そのトラフィックフローの優先度が指定されたレベルまで上がり、そのトラフィックフローに対する帯域幅が1.5Mbitに保証される。2.)そのDSL加入者に対するeメールトラフィックフローの優先度が「ベストエフォート」に設定され、64Kbit以下となる。3.)いずれの方法でも、インターネットフローは影響を受けない(たとえば、トラフィックフローがそれ以上の処理を回避する)。
図6は、DSLAMにおけるトラフィック管理機能を促進する方法200を示す。本明細書で開示する実施形態によるトラフィック管理カード(たとえば、トラフィック管理カード110)は、方法200を実行することができる。動作202が、複数のトラフィックフロー(すなわち、着信トラフィックフロー)を含むトラフィックを受信するために実施される。トラフィックの受信に応答して、トラフィックフロー情報を判定するためにトラフィックフローを分析する動作204が実施される。トラフィックフローのトラフィックフロー情報の判定に応答して、動作206が、トラフィックフロー情報に依存するトラフィックフロー識別子をトラフィックフローに関連づけるために実施される。トラフィックフローのトラフィックフロー伝送ユニット(たとえば、ATMセル)に、トラフィックフロー情報に対応する指定でタグ付けすることが、トラフィックフロー識別子をトラフィックフローに関連づける一例である。トラフィックは、一度分析されるとそれ以上の処理を回避できることが本明細書では企図される。
トラフィックフロー識別子をトラフィックフローに関連づけたことに応答して、トラフィックフロー識別子に対応するトラフィック管理機能(すなわち、識別子で指定されたトラフィックフロー処理)を果たすために、識別子指定トラフィックフロー処理を促進する動作208が実施される。識別子指定トラフィックフロー処理を促進する例には、1つまたは複数の接続(たとえば、帯域幅および/またはサービス品質関連パラメータ)を設定(provision)すること、トラフィックフローの優先度レベルを設定すること、トラフィックフローを指定のトラフィックフロー伝送キューに向けること、(たとえば、規則データベース中で指定された)指定のトラフィックフローの内容の変更または削除を促進すること、特定のQoS保証を維持する機能を実装すること、トラフィックフロー伝送の終了を促進すること、(たとえば、規則データベースで指定されたように)トラフィックフローの宛先を指定受信者から別の受信者に変更(redirect)することを促進すること、DSLAM内の記憶装置にファイルをキャッシュすること、DSLAM内の記憶装置からファイルを供給することなどが含まれる。1つまたは複数の接続を設定すること、トラフィックフローの優先度レベルを設定すること、トラフィックフローを指定のトラフィックフロー伝送キューに向けること、トラフィックフローの内容の変更を促進すること、トラフィックフロー伝送の終了を促進すること、DSLAM内の記憶装置にファイルをキャッシュすること、DSLAM内の記憶装置からファイルを供給することは、本明細書で開示する実施形態によるトラフィック管理処理の例である。
方法200および方法200を実行するように構成された機器は、DSLAMに届く第1のトラフィックフローに対して第1のトラフィック管理処理を実施し、そのDSLAMに届く第2のトラフィックフローに対して第2のトラフィック管理処理を実施することができる。この目的のために、第1のトラフィックフロー処理は第1のトラフィック管理機能を果たし、第2のトラフィックフロー処理は第1のトラフィック管理機能とは異なる第2のトラフィック管理機能を果たす。第1のトラフィックフローおよび第2のトラフィックフローは、それぞれ第1のトラフィック管理処理および第2のトラフィック管理処理を実施する前に分析され、それによって第1のトラフィックフローおよび第2のトラフィックフローのそれぞれのタイプが識別される。第1のトラフィックフローおよび第2のトラフィックフローの分析に応答して、第1のトラフィックフロー識別子が第1のトラフィックフローに関連づけられ、第2のトラフィックフロー識別子が第2のトラフィックフローに関連づけられる。第1のトラフィックフロー識別子および第2のトラフィックフロー識別子は、第1のトラフィックフローおよび第2のトラフィックフローのそれぞれのタイプに対応する。第1のトラフィック管理処理および第2のトラフィック管理処理は、それぞれ第1のトラフィックフローおよび第2のトラフィックフローのタイプに少なくとも部分的に依存した形で実施される。
本明細書で開示する方式でトラフィック管理機能を促進することができるため、従来の(たとえば、より集中型の)手法をはるかに超えてトラフィック管理機能が向上する。こうした従来の手法は一般に、集中方式でトラフィックを処理するために、比較的高速だが高価なプロセッサを使用する。こうした従来の手法では、現実的に分析し、供給し、維持することができる加入者の数およびフローの数が依然として限定される。トラフィック管理機能を本明細書で開示する分散方式で促進することによって、比較的単純かつ費用効果の高い機器(たとえば、プロセッサ)を使用することができる。
上で簡単に説明したように、トラフィック管理DSLAM102でファイルをキャッシュすること、およびトラフィック管理DSLAM102からファイルを供給すること(すなわち、DSLAMにおけるキャッシュ機能)は、本明細書で開示する実施形態によるトラフィック管理処理の例である。トラフィック管理DSLAM102内に置かれた記憶装置(すなわち、DSLAM内の記憶装置)にファイルをキャッシュすることにより、トラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者にファイルを供給するときにファイルを伝送しなければならない距離が劇的に削減される。したがって、トラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者に配信されるコンテンツ(特に高帯域幅のブロードバンドコンテンツ)の質および量が大幅に高まり、配信コストは劇的に削減される。DSLAMにおけるキャッシュ機能は、DSL加入者への高帯域幅を要するコンテンツの供給に関連する帯域幅の使用およびトラフィックの発行に対処する効率的で有効な手段を表す。
上で開示したDSLAM内のキャッシュ機能は、トラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者には、実質的には目に見えない。さらに、このようなDSL加入者のために、それ以上の仮想接続(VC)も操作上の変更も行う必要がない。キャッシュ済みファイルは、最新であると保証することができる。知的な宛先変更を使用することにより、コンテンツを要求するDSL加入者に地理的にかつ/または論理的に最も近いファイルが、あるDSL加入者に最も近いトラフィック管理DSLAMにおけるキャッシュ機能が失敗した場合でも確実に使用されることになる。
本明細書で開示するDSLAMにおけるキャッシュ機能により、コンテンツプロバイダが、従来の解決策で提供されたよりもはるかに効率的かつ費用効果の高い手法でコンテンツを提供し販売することが可能になる。このようなDSLAMにおけるキャッシュ機能は、コンテンツ配付産業の成長を助ける。さらに、こうしたDSLAMにおけるキャッシュ機能は、サービスプロバイダ(たとえば、インターネットのサービスプロバイダ)に、ネットワークへの現在の投資とシームレスに動作する、一層の収入を生み出すサービスを提供する。こうしたDSLAMにおけるキャッシュ機能により、サービスプロバイダは、ネットワークを介してまたはインターネットPOPに高帯域幅コンテンツを逆搬送する必要なく、運営経費の予算を劇的に削減する。
現在、DSL回線は通常、現在のダイアルアップ回線より数十倍速いレートで設定することができる。しかし、DSL加入者の経験ではこうした速度に達しないことが多い。というのは、サービスプロバイダのネットワークまたはインターネットへのポイントオブプレゼンス(POP)において「ボトルネック」効果が起こるからである。トラフィック管理DSLAMでファイルをキャッシュすることにより、ブロードバンドアクセスネットワークに現在課せられているまたは将来課せられるであろうトラフィック量および帯域幅要件を調整する、投資額の低い解決策がサービスプロバイダに提供される。
図7は、キャッシングカード112の実施形態を示す。キャッシングカード112は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124、および制御/管理プロセッサ124に接続されたキャッシュ回路142を含む。キャッシングカード112は、トラフィック管理DSLAM102内でのファイルのキャッシュを促進するように、また、トラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者にこのようなキャッシュ済みファイルを供給するように構成される。キャッシングカード112は、トラフィック管理DSLAM102の別のカード(たとえば、トラフィックアクセスカード108)を介して、またはトラフィック管理DSLAM102のネットワーク終端カードを介してアクセスネットワーク101と通信する。
トラフィック管理カード110によって、規定されたキャッシュ基準を満たすと識別されたファイルを含むトラフィックフローが、キャッシングカード112に向けられる。さらに、キャッシングカード112は、キャッシュ済みファイルに対するすべての更新、ならびに不正確さまたは使用の欠如により「失効した」結果としてどのようなファイルが削除されるべきかを管理する。また、以下で詳細に説明するように、認可されたコンテンツプロバイダは、トラフィック管理DSLAM102からファイルが供給されるようにファイルをキャッシングカードにアップロードすることができる。(図に示すように)バックプレーン120を介して、またはキャッシュ回路142とトラフィック管理カード110またはトラフィックアクセスカード108との間に直接接続された並列ケーブルなどのインターフェース(図示せず)を介して、ファイルをキャッシングカード112に提供することができる。
キャッシュ回路142は、キャッシュ制御モジュール144、記憶モジュール146(すなわち、揮発性記憶装置)およびハードドライブ148(すなわち、不揮発性記憶装置)を含む。キャッシュ回路はハードドライブ148に加えて他の複数のハードドライブ(図示せず)を含むことができることが企図される。ランダムアクセスメモリモジュールが、記憶モジュール146の一例である。キャッシュ制御モジュール144は、制御/管理プロセッサ124と、記憶モジュール146のそれぞれと、ハードドライブ148との間に接続される。
本明細書で開示する少なくとも1つの実施形態では、キャッシングカード112は、最も使われるトラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者によってどのようなコンテンツ(たとえば、トラフィックフロー中のファイル)が定期的にアクセスされているかどうか判定するように、また、そのコンテンツのコピーをDSLAM内の記憶装置(たとえば、揮発性および/または不揮発性記憶装置)にローカルに格納するように構成される。たとえば、ダイナミックRAM(一般にDRAMと呼ばれる)が、最も頻繁にアクセスされるコンテンツをキャッシュするために一般に使用されよう。利用可能なディスク記憶装置空間が、インターネットまたはイントラネットから頻繁にはアクセスされないコンテンツのコピーを保持する「ページングファイル」として使用されよう。インターネットまたはイントラネットからほとんどアクセスされない(または初めてアクセスされた)コンテンツは、DSLAMサービスプロバイダの通常のパイプ接続から取り出されよう。コンテンツは、使われない場合はより新しいコンテンツ用に場所を空けるために一時的にキャッシュされ周期的に削除される。キャッシングカード112はまた、コンテンツの有効性を検証するようにも、コンテンツを最新に保つようにも構成される。
図8は、トラフィック管理DSLAMにおいてファイルをキャッシュすること、およびトラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者(すなわち、DSL加入者データ処理システム)にファイルを供給することを実施する(図6を参照して上で説明した)トラフィック管理機能を促進する方法300の実施形態を示す。動作302が、トラフィック管理DSLAMで、ファイルを含むトラフィックフローを受信するために実施される。トラフィックフローは、トラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者に対して向けられる。トラフィックフローの受信に応答して、ファイルがファイルキャッシュ基準(たとえば、ファイルがy分以内にx回要求された)に従っているかどうか判定するために、トラフィックフローを分析する動作304が実施される。ファイルがファイルキャッシュ基準に従っていないとの判定に応答して、動作306が、アップストリームのネットワークノードからトラフィック管理DSLAMを介してDSL加入者にファイルを供給するために実施される。ファイルがファイルキャッシュ基準に従っている場合、動作308が、ファイル(すなわち、ファイルのコピー)をRAM(すなわち、DSLAM内の揮発性記憶装置)に格納するために実施される。
トラフィック管理DSLAMのRAMにファイルが格納された後で、動作310が、ファイルがRAMに格納された後の指定されたキャッシュ期間内にファイルの受信を要求する各DSL加入者にファイルを供給するために実施される。指定されたキャッシュ期間が経過すると、ファイルがファイル保存基準(たとえば、ファイルがy時間内にx回要求された)に従っているかどうか判定するために、ファイルアクセスを評価する動作312が実施される。ファイルがファイル保存基準に従っていることに応答して、ファイルがファイル保存基準に従い続ける限り、ファイルはRAMに残って次の指定されたキャッシュ期間内でのファイルの受信を要求する各DSL加入者に供給され続ける。
ファイルがファイル保存基準に従っていないことに応答して、動作314が、記憶装置ドライブ(すなわち、DSLAM内の不揮発性記憶装置)にファイルを移動するために実施される。ファイルが記憶装置ドライブに移動された後で、動作316が、ファイル除去基準が満たされている(たとえば、ファイルがB時間内にA回要求されなかった)か評価するために実施される。ファイル除去基準が満たされていることに応答して、動作318が、ファイルを記憶装置ドライブから削除するために実施される。ファイル除去基準が満たされていないことに応答して、ファイルは、ファイル除去基準を満たすまで記憶装置ドライブに残る。
トラフィックフローが受信されたとき、トラフィック管理DSLAMのDSL加入者によって要求されたファイルは、トラフィック管理DSLAMの(たとえば、記憶装置ドライブ上の)不揮発性記憶装置にキャッシュ済みであってよいことが本明細書では企図される。したがって、ファイルがRAM(すなわち、揮発性記憶装置)から供給されなければならない例では、ファイルを不揮発性記憶装置からRAMに移動する動作が実施される。ファイルを第1の場所から第2の場所へコピーしてそのファイルを第2の場所から削除することが、ファイル移動の一例である。
本明細書で開示する少なくとも1つの実施形態では、キャッシングカード112は、コンテンツプロバイダからの要求によってファイルのキャッシュを行うことを促進するように、また、トラフィック管理DSLAM102からサービスを受けるDSL加入者にそのファイルを供給するように構成される。コンテンツプロバイダは、アクセスネットワーク101の端部にある1つまたは複数のトラフィック管理DSLAM102にそのコンテンツをもたせる権限が(たとえば、ハードドライブおよび/またはメモリ空間をリースすることによって)与えられる。この目的のために、サービスプロバイダのコンテンツは、少なくとも1つのトラフィック管理DSLAM102に存在し、配信用のアクセスネットワーク101または公共インターネットの他のどの部分にも依存しない。ファイルのキャッシュに対するこの手法により、コンテンツプロバイダはより高品質のコンテンツをより速くより信頼できる形で提供することが可能になる。
図9は、トラフィック管理DSLAMでコンテンツプロバイダによってファイルがキャッシュされた後で、トラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者(すなわち、DSL加入者のデータ処理システム)へのファイルの供給を実施するために、(図6を参照して上で説明した)トラフィック管理機能を促進する方法350の実施形態を示す。動作352が、トラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者からコンテンツプロバイダのPOPに向けられたトラフィックフローを受信するために実施される。トラフィックフローを受信した後で、トラフィックフロー情報を判定するためにトラフィックフローを分析する動作354が実施され、トラフィックフローが、指定されたファイル(すなわち、コンテンツプロバイダからのコンテンツ)に対する要求を含むことが判定される。トラフィックフローが、指定されたファイルに対する要求を含むと判定された後で、ファイルのキャッシュ可能性(すなわち、ファイルがキャッシュ済みであるかどうか)を判定する動作356が実施される。DSL加入者に供給を行うトラフィック管理DSLAMのDSLAM内記憶装置にファイルがキャッシュされていることに応答して、動作358が、トラフィック管理DSLAMのDSLAM内記憶装置からDSL加入者にそのファイルを供給するために実施される。ファイルがまだキャッシュされていないことに応答して、動作360が、アップストリームのネットワークノードからトラフィック管理DSLAMを介してDSL加入者にそのファイルを供給するために実施される。
本明細書で使用するキャッシュという用語は、特定のタイプのDSLAM内記憶装置(たとえば、揮発性または不揮発性)ではなく、DSLAM内の記憶装置に格納されたファイルに適用されることを理解されたい。本明細書で開示する実施形態によるキャッシュを促進することの利点は、トラフィック管理DSLAM102から供給されるファイルからの方が、特定のタイプのDSLAM内記憶装置からよりもより多く生じる。したがって、本明細書で開示する実施形態によってキャッシュされたファイルは、DSLAM内の揮発性記憶装置から、またはDSLAM内の不揮発性記憶装置から供給することができる。
トラフィック管理機能(たとえば、DSLAMにおけるキャッシュ機能)は、トラフィック管理DSLAM102(図2)にある複数のDSLAM内記憶装置のどれを使っても実装できることが本明細書では企図される。キャッシングカード112、記憶装置カード116および記憶装置122に常駐する記憶装置はそれぞれ、DSLAM内の記憶装置を表す。したがって、ファイルは、キャッシングカード112、記憶装置カード116および記憶装置ユニット122のどの記憶装置にもキャッシュすることができる。
図10は、記憶装置アクセスカード114の実施形態を示す。記憶装置アクセスカード114は、記憶装置ユニット122への、およびそこからのアクセスを促進する。この目的のために、記憶装置アクセスカード114は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124を含む。記憶装置アクセスカード114は、高速インターフェース150を介して記憶装置ユニット122に接続される。高速インターフェース150の例には、ギガビットのイーサネット(登録商標)リンク、高速直列リンクおよび並列データケーブルなどがある。図示した実施形態では、高速インターフェース150は、制御/管理プロセッサ124に直接終端する。別の実施形態(図示せず)では、記憶装置アクセス回路が、制御/管理プロセッサ124と高速インターフェース150の間に接続される。
記憶装置ユニット122は、トラフィック管理DSLAM102と同じ場所に置かれ、アクセスネットワーク101のネットワーク要素である。記憶装置ユニット122はトラフィック管理DSLAM102内に搭載されないので、記憶装置ユニット122に関連する多くの属性、たとえば消費電力、消費熱量およびサイズは、トラフィック管理DSLAM102の設計に直接影響しない。さらに、記憶装置ユニット122はトラフィック管理DSLAM102中に搭載されないので、記憶装置ユニット122は既製の記憶装置でよい。
図11は、記憶装置カード116の実施形態を示す。図に示すように、記憶装置カード116は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124、およびプリント回路基板154に搭載された一連の別個の記憶装置152を含む。プリント回路基板154は、トラフィック管理DSLAM102のシャーシの、1つまたは複数のスロットに搭載されるように構成される。サイズ、消費電力などの属性は、何個のスロットにカードが搭載されるかに影響する。パーソナルコンピュータおよび/またはラップトップコンピュータで使用するために設計されたハードドライブユニットが、別個の記憶装置152の一例である。RAMモジュールは、別個の記憶装置152の別の一例である。
トラフィック管理DSLAM102のバックプレーン120を介した通信を促進することに加えて、制御/管理プロセッサはまた、(図3を参照して上で説明した)制御バス128およびデータバス130を介した別個の記憶装置152への、およびそこからのアクセスを管理する。制御バス128は、別個の記憶装置152のそれぞれと制御/管理プロセッサ124の間に提供される。データバス130は、別個の記憶装置152のそれぞれと制御/管理プロセッサ124の間に接続される。
図12は、ディスク空間管理カード118の実施形態を示す。図に示すように、ディスク空間管理カード118は、(図3を参照して上で説明した)制御/管理プロセッサ124およびディスク空間管理回路156を含む。ディスク空間管理回路156は、許可を受けた当事者(たとえば、許可を受けたDSL加入者、許可を受けたコンテンツプロバイダなど)がDSLAM内の記憶装置(たとえば、キャッシングカード112、記憶装置カード116および記憶装置ユニット122の記憶装置)に格納されたそれぞれのファイルの管理を可能にする機能を促進する。たとえば、コンテンツプロバイダのデータ処理システム上で実行される記憶装置アクセスアプリケーション(図示せず)は、DSLAM内の記憶装置にアクセスするために、コンテンツプロバイダに割り当てられた(たとえば、リースされた)ディスク空間マネージャ118と通信する。ディスク空間管理カード118とコンテンツプロバイダのデータ処理システム上で実行される記憶装置アクセスアプリケーションとの間の通信によって、コンテンツプロバイダは、ファイルを格納し、ファイルを検索し、割り当てられたDSLAM内記憶装置からファイルを削除することができる。
以上の詳細な説明において、その一部をなす添付の図面を参照し、本発明を実施することができる具体的な実施形態を例示の目的で示した。こうした実施形態およびその変形形態を、当業者が本発明を実施することができるよう十分に詳細に説明した。本発明の精神および適用範囲から逸脱することなく、他の適切な実施形態を使用し、論理的、機械的、化学的かつ電気的な変更を行うことができることを理解されたい。たとえば、図面に示す機能ブロックは、本発明の精神および適用範囲から逸脱することなく、どのようなやり方でもさらに組み合わせまたは分割することができよう。不必要に詳細にならないように、当業者に知られている特定の情報は省略して説明した。上記の詳細な説明は、したがって、本明細書で述べた特定の形に限定されることを意図したものではなく、反対に、このような代替形態、変更形態、等価物も、添付の特許請求の範囲の精神および適用範囲内に正当に含むことができるものとして包含することを意図したものである。
本明細書で開示する一実施形態による、複数のトラフィック管理DSLAMを備えるアクセスネットワークを含む通信機器を示す図である。 本明細書で開示する一実施形態による、トラフィック管理DSLAMを示す図である。 本明細書で開示する一実施形態による、DSLAM内のサーバカードを示す図である。 図2に示すトラフィックアクセスカードの一実施形態を示す図である。 図2に示すトラフィック管理カードの一実施形態を示す図である。 本明細書で開示する一実施形態による、DSLAMにおけるトラフィック管理機能を促進する方法を示す図である。 図2に示すキャッシングカードの一実施形態を示す図である。 ファイルをトラフィック管理DSLAMにキャッシュし、トラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者にそのファイルを供給するトラフィック管理機能を促進する一実施形態を示す図である。 コンテンツプロバイダによってファイルがトラフィック管理されたDSLAMにキャッシュされた後で、トラフィック管理DSLAMからサービスを受けるDSL加入者にキャッシュ済みファイルを供給するトラフィック管理機能を促進する方法の一実施形態を示す図である。 図2に示した記憶装置アクセスカードの一実施形態を示す図である。 図2に示した記憶装置カードの一実施形態を示す図である。 図2に示したディスク空間マネージャカードの一実施形態を示す図である。
符号の説明
100 通信機器
101 ネットワークアクセス、アクセスネットワーク
102 トラフィック管理DSLAM、DSLAM
104 DSL加入者データ処理システム(DPS)
106 コンテンツプロバイダサーバ
108 トラフィックアクセスカード、制御/管理プロセッサ
110 トラフィック管理カード
112 キャッシングカード
114 記憶装置アクセスカード
116 記憶装置カード
118 ディスク空間マネージャカード、ディスク空間管理カード
120 バックプレーン
122 記憶装置ユニット、DSLAM内のサーバカード
124 制御/管理プロセッサ
126 サーバ機能回路
128 制御バス
130 データバス
132 トラフィックアクセス回路
134 トラフィック管理回路
136 トラフィックフロー分析モジュール
138 トラフィックフロー処理モジュール
140 トラフィックフロー待ち行列モジュール
142 キャッシュ回路
144 キャッシュ制御モジュール
146 記憶モジュール
148 ハードドライブ
150 高速インターフェース
152 別個の記憶装置
154 プリント回路基板
156 ディスク空間管理回路

Claims (29)

  1. デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)を介してトラフィックフローを管理する方法であって、
    DSLAMに届くトラフィックフローを分析し、前記トラフィックフローのタイプが識別されること、
    前記トラフィックフローの前記タイプに対応するトラフィックフロー識別子を前記トラフィックフローに関連づけること、および
    前記トラフィックフローの、識別子で指定された処理を実施することを含む方法。
  2. 前記分析が、開放型システム間相互接続モデルの層4、層5、層6および層7の少なくとも1つにおいて実施される請求項1に記載の方法。
  3. 前記トラフィックフローが複数の伝送ユニットを含み、
    前記分析が、前記トラフィックフローの前記タイプが識別されることを可能にするために前記伝送ユニットのヘッダを検査することを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記識別子で指定された処理の実施が、サービス品質(QoS)関連伝送属性と帯域幅関連伝送属性の少なくとも一方を設定することを含み、前記設定が、前記トラフィックフロー識別子に少なくとも部分的に依存して実施される請求項1に記載の方法。
  5. 前記識別子で指定された処理の実施が、接続を設定すること、前記トラフィックフローを複数の区別される伝送キューの1つに向けること、および前記トラフィックフローの内容を変更することのうちの少なくとも1つを実施することを含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記識別子で指定された処理の実施が、前記トラフィックフローの前記タイプと、前記トラフィックフローの指定受信者と、前記トラフィックフローの発信者とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に依存して実施される請求項5に記載の方法。
  7. 前記トラフィックフローの指定受信者が前記トラフィックフローの分析に関連して識別され、
    前記識別子で指定された処理の実施が、優先度レベルと前記トラフィックフローが処理される帯域幅のうちの少なくとも一方を変更することを含み、
    前記変更が、前記トラフィックフローの前記タイプと前記指定受信者の少なくとも一方に少なくとも部分的に依存する請求項1に記載の方法。
  8. 前記識別子で指定された処理の実施が、前記トラフィックフローを特定のサービス品質(QoS)保証に関連する伝送キューに向けることを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記識別子で指定された処理の実施が、前記特定のQoS保証を可能にする接続を設定することをさらに含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記トラフィックフローの前記分析が、指定されたコンテンツ構成要素を求めて前記トラフィックフローを探索することを含み、
    前記識別子で指定された処理の実施が、前記トラフィックフロー中の前記コンテンツ構成要素の識別に応答して前記トラフィックフローを終了することを含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記トラフィックフローの前記分析が、指定されたコンテンツ構成要素を求めて前記トラフィックフローを探索することを含み、
    前記識別子で指定された処理の実施が、前記指定されたコンテンツ構成要素を前記トラフィックフローから削除すること、および前記トラフィックフロー中の前記コンテンツ構成要素の識別に応答して前記トラフィックフローを別の受信者に宛先変更することのうちの一方を含む請求項1に記載の方法。
  12. 前記識別子で指定された処理の実施が、前記トラフィックフローに含まれるファイルをDSLAM内の記憶装置に格納することを含む請求項1に記載の方法。
  13. 前記ファイルを前記DSLAM内の記憶装置に格納した後で、前記ファイルを前記DSLAM内の記憶装置から供給することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記トラフィックフローの前記分析が、前記ファイルがファイルキャッシュ基準に従っているかどうか評価することを含み、
    前記DSLAM内の記憶装置への前記ファイルの前記格納が、前記ファイルが前記ファイルキャッシュ基準に従っているとの判定に応答して実施される請求項12に記載の方法。
  15. 着信トラフィックフローへのアクセスを可能にするように構成されたトラフィックアクセス回路と、
    前記トラフィックアクセス回路に結合され、データプロセッサを含むトラフィック管理回路と、
    データプロセッサプログラムとを備える、デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)機能を促進するように構成された機器であって、前記データプロセッサが、
    前記着信トラフィックフローのある特定の1つを分析し、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つのタイプを識別すること、
    前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記タイプに対応するトラフィックフロー識別子を前記着信トラフィックフローの前記特定の1つに関連づけること、および
    前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの、識別子で指定された処理を実施することとを促進することを可能にするように、前記データプロセッサプログラムが構成される機器。
  16. 前記分析が、開放型システム間相互接続モデルの層4、層5、層6および層7のうちの少なくとも1つにおいて実施される請求項15に記載の機器。
  17. 前記着信トラフィックフローの前記特定の1つが複数の伝送ユニットを含み、
    前記データプロセッサが前記分析を促進することを可能にすることが、前記トラフィックフローの前記特定の1つの前記タイプが識別されることを可能にするために前記伝送ユニットの特定の1つのヘッダの検査を前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  18. 前記データプロセッサが前記識別子で指定された処理の実施を促進することを可能にすることが、前記データプロセッサがサービス品質(QoS)関連伝送属性と帯域幅関連伝送属性の少なくとも一方の設定を促進することを可能にすることを含み、前記設定が、前記トラフィックフロー識別子に少なくとも部分的に依存して実施される請求項15に記載の機器。
  19. 前記データプロセッサが前記識別子で指定された処理の実施を促進することを可能にすることが、接続を設定すること、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つを複数の別々の伝送キューの1つに向けること、および前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの内容を変更することのうちの少なくとも1つの実施を前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  20. 前記識別子で指定された処理を実施することが、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記タイプと、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの指定受信者と、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの発信者とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に依存して実施される請求項19に記載の機器。
  21. 前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの指定受信者が前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの分析に関連して識別され、
    前記データプロセッサが前記識別子で指定された処理の実施を促進することを可能にすることが、優先度レベルと前記着信トラフィックフローの前記特定の1つが処理される帯域幅のうちの少なくとも一方の変更を前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含み、
    前記変更が、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記タイプと前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記指定受信者のうちの少なくとも一方に少なくとも部分的に依存する請求項15に記載の機器。
  22. 前記データプロセッサが前記識別子で指定された処理の実施を促進することを可能にすることが、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つを特定のサービス品質(QoS)保証に関連する伝送キューに向けることを前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  23. 前記データプロセッサが前記識別子で指定された処理の実施を促進することを可能にすることが、前記特定のQoS保証を可能にする接続の設定を前記データプロセッサが促進することを可能にすることをさらに含む請求項22に記載の機器。
  24. 前記トラフィックフローの前記分析が、指定されたコンテンツ構成要素を求めて前記着信トラフィックフローの前記特定の1つを探索することを前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含み、
    前記識別子で指定された処理の実施が、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの中の前記コンテンツ構成要素の識別に応答して、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの終了を前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  25. 前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記分析が、指定されたコンテンツ構成要素を求めて前記着信トラフィックフローの前記特定の1つを探索することを前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含み、
    前記識別子で指定された処理の実施が、前記指定されたコンテンツ構成要素を前記着信トラフィックフローの前記特定の1つから削除すること、および前記着信トラフィックフローの前記1つの中の前記コンテンツ構成要素の識別に応答して第1のトラフィックフローを別の受信者に宛先変更することのうちの一方を前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  26. 前記トラフィック管理回路に結合されたDSLAM内の記憶装置を備え、前記データプロセッサプログラムが前記識別子で指定された処理を促進することを可能にすることが、前記着信トラフィックフローの前記特定の1つに含まれるファイルを前記DSLAM内の記憶装置に格納することを前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含む請求項15に記載の機器。
  27. 前記ファイルを前記DSLAM内の記憶装置に格納した後で、前記ファイルを前記DSLAM内の記憶装置から供給することを前記データプロセッサが促進することを可能にするように前記データプロセッサプログラムがさらに構成される請求項26に記載の機器。
  28. 前記データプロセッサが前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記分析を促進することを可能にすることが、前記ファイルがファイルキャッシュ基準に従っているかどうか評価することを前記データプロセッサが促進することを可能にすることを含み、
    前記DSLAM内の記憶装置への前記ファイルの前記格納が、前記ファイルが前記ファイルキャッシュ基準に従っているとの判定に応答して実施される請求項26に記載の機器。
  29. 着信トラフィックフローへのアクセスを可能にするように構成された手段と、
    前記着信トラフィックフローのそれぞれのタイプを判定するために前記着信トラフィックフローを分析するように構成された手段と、
    前記着信トラフィックフローのある特定の1つに対してトラフィック管理処理を実施する手段であって、前記トラフィック管理処理によって行われるトラフィック管理機能が前記着信トラフィックフローの前記特定の1つの前記タイプに少なくとも部分的に依存する手段とを備える、トラフィック管理デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)。
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