JP2004200830A - ノード選択システム - Google Patents
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Abstract
【課題】最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能なノード選択システムを実現する。
【解決手段】ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムにおいて、識別子広告用無線LAN装置を有する複数のノードと、識別子広告用無線LAN装置から送信されてくる複数のノードの識別子を無線LAN装置で受信して最大電界強度で受信した識別子のノードに接続して処理をさせるコンピュータとを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムにおいて、識別子広告用無線LAN装置を有する複数のノードと、識別子広告用無線LAN装置から送信されてくる複数のノードの識別子を無線LAN装置で受信して最大電界強度で受信した識別子のノードに接続して処理をさせるコンピュータとを設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムに関し、特に最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能なノード選択システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−012984号公報
【特許文献2】
特開2002−026928号公報
【特許文献3】
特開2002−287944号公報
【0004】
図7はこのような従来のノード選択システムの一例を示す構成ブロック図である。図7において1は可動性を有するPDA(Personal Digital(Data) Assistants)やノート型のパーソナルコンピュータ等のコンピュータ、2,3,5及び7はプリンタ等のLAN(Local Area Network)等の有線のネットワークの特定の位置に設置されているノード、4及び6は複数のネットワーク間を接続するルータである。
【0005】
コンピュータ1及びノード7は図7中”NT03”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード2及び3は図7中”NT01”に示すネットワークにそれぞれ接続される。また、ノード5は図7中”NT02”に示すネットワークに接続される。
【0006】
さらに、図7中”NT01”及び”NT02”に示すネットワークはルータ4によって相互に接続され、図7中”NT01”及び”NT03”に示すネットワークもまたルータ6によって相互に接続される。
【0007】
ここで、図7に示す従来例の動作を図8及び図9を用いて説明する。図8はコンピュータ1による印刷等の処置を行う場合の流れを説明するフロー図、図9はコンピュータ1による印刷等の処理を説明する説明図である。
【0008】
図8中”S001”においてコンピュータ1の使用者はコンピュータ1を接続したネットワークの近傍に使用したいノード(この場合はプリンタ)が存在するか否かを判断する。
【0009】
もし、近傍に使用したいノード(プリンタ)が存在する場合には、図8中”S002”において当該近傍のノードのIPアドレスやホスト名等の識別子を確認し、図8中”S003”において確認した識別子のノードに接続し、図8中”S004”において接続したノードに対して印刷等の処理を行わせる。
【0010】
例えば、コンピュータ1が接続された図9中”NT03”に示すネットワークと同一のネットワークに接続されているノード7の識別子が確認できれば、図9中”MA11”に示すようにコンピュータ1でノード7に接続して印刷等の処理を行わせる。
【0011】
この結果、コンピュータ1を動的に移動させた場合であっても、各ノードの識別子を確認し接続して処置させることが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7に示すような従来例ではたとえコンピュータ1の近傍、例えば、目の前に使用したいノードがあったとしても当該ノードの識別子を知らなければ当該ノードには接続できないと言った問題点があった。
【0013】
このため、図7に示す従来例ではコンピュータ1の使用者がネットワークに設置されている各ノードの物理的な位置とその識別子を記憶し、或いは、表等に記録しておき当該記憶や表等を参照しながら適切なノードを選択し接続して必要な処理を行わせなければならず、ノードの接続処理が煩雑であり、各ノードの物理的な位置とその識別子の関係を正確に保つ手間がかかると言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能なノード選択システムを実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムにおいて、
識別子広告用無線LAN装置を有する複数のノードと、前記識別子広告用無線LAN装置から送信されてくる複数の前記ノードの識別子を無線LAN装置で受信して最大電界強度で受信した識別子のノードに前記ネットワークを介して接続して処理をさせるコンピュータとを備えたことにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0015】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で複数の前記識別子広告用無線LAN装置からの識別子を受信した場合に、識別子受信時の電界強度を確認し、最大電界強度で受信した識別子を選択し、最大電界強度で受信した識別子のノードに対して前記ネットワークを介して接続し、接続したノードに対して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0016】
請求項3記載の発明は、
請求項2記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードに前記ネットワークを介して接続して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。また、常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに内蔵されていることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0018】
請求項5記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに外付けされていることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。また、既存のプリンタをそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【0019】
請求項6記載の発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置を介して最大電界強度で受信されるノードに接続して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0020】
請求項7記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
プリンタであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0021】
請求項8記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
スキャナであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0022】
請求項9記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
ビデオプロジェクターであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0023】
請求項10記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
ハードディスクであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るノード選択システムの一実施例を示す構成ブロック図である。
【0025】
図1において8は可動性を有するPDAやノート型のパーソナルコンピュータ等であって無線LAN装置を内蔵したコンピュータ、9,10及び12は識別子広告用無線LAN装置を内蔵したプリンタ等であってネットワークの特定の位置に設置されているノード、11及び13は複数のネットワーク間を接続するルータ、14はプリンタ等のネットワークの特定の位置に設置されているノード、15は外付け型の識別子広告用無線LAN装置である。
【0026】
コンピュータ8及びノード14は図1中”NT23”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード14には外付け型の識別子広告用無線LAN装置15が接続される。また、ノード9及び10は図1中”NT21”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード12は図1中”NT22”に示すネットワークに接続される。
【0027】
さらに、図1中”NT21”及び”NT22”に示すネットワークはルータ11によって相互に接続され、図1中”NT21”及び”NT23”に示すネットワークもまたルータ13によって相互に接続される。
【0028】
ここで、図1に示す実施例の動作を図2,図3,図4,図5及び図6を用いて説明する。図2は各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置の動作を示すフロー図、図3はコンピュータ8の動作を説明するフロー図、図4,図5及び図6は最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【0029】
図2中”S101”において各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置は常時自らのノードの識別子を無線LANで送信して広告する。
【0030】
一方、図3中”S201”においてコンピュータ8は内蔵されている無線LAN装置で各ノードからの識別子を受信したか否かを判断する。
【0031】
もし、識別子を受信した場合には図3中”S202”においてコンピュータ8は識別子受信時の電界強度を確認し、図3中”S203”において最大電界強度で受信した識別子を選択する。
【0032】
例えば、図4中”CM31”に示すようにノード10に内蔵された識別子広告用無線LAN装置から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認する。
【0033】
同様に、図5中”CM41”に示すようにノード14に外付けされた識別子広告用無線LAN装置15から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認し、図6中”CM51”に示すようにノード12に内蔵された識別子広告用無線LAN装置から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認する。
【0034】
そして、識別子受信時の電界強度は図5中”CM41”に示す時点が最大、言い換えれば、ノード14(外付けの識別子広告用無線LAN装置15を含む)がコンピュータ8に最も近い位置に存在することになるので、当該ノード14を選択する。
【0035】
そして、図3中”S204”においてコンピュータ8は最大電界強度で受信した識別子のノードに対しネットワーク(図1中”NT23”に示す有線のネットワーク)を介して接続し、図3中”S205”において接続したノードに対して印刷等の処理を行わせる。
【0036】
例えば、コンピュータ8はネットワークを介してノード14に接続して印刷等の処理を行わせる。
【0037】
この結果、コンピュータ8が各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置から送信される識別子を受信し、最大電界強度で受信した識別子のノードに接続して処理をさせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0038】
すなわち、従来例のように使用者がネットワークに設置されている各ノードの物理的な位置とその識別子を記憶し、或いは、表等に記録しておき当該記憶や表等を参照しながら適切なノードを選択する必要性はなくなる。
【0039】
なお、図1に示す実施例ではコンピュータ8は最大電界強度で受信した識別子のノードにネットワークを介して接続して処理を行わせているが、定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードにネットワークを介して接続して処理を行わせても構わない。
【0040】
この場合には、定期的に識別子を取り込み常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0041】
また、図1に示す実施例ではコンピュータ8は内蔵された無線LAN装置で識別子を受信し、有線のネットワークを用いて選択したノードに対して接続して印刷等の処理を行わせているが、無線LAN装置を用いて選択したノードに対して接続して印刷等の処理を行わせても構わない。
【0042】
また、図1に示す実施例のように外付け型の識別子広告用無線LAN装置15を外付けすることにより、既存のプリンタ(ノード14)をそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【0043】
また、図1に示す実施例ではノードとしてネットワークの特定の位置に設置されているプリンタを例示しているが、勿論、ノードとしてSAN(Storage AreaNetwork)を構築するハードディスク、スキャナ、ビデオプロジェクター、電子的に情報を取り込むことができるホワイトボード等の電子データをやり取りすることが可能な機器であれば構わない。
【0044】
また、図1に示す実施例ではルータ11及び13が例示されているが、ルータ自体は、ノード選択システムにおいては必須の構成要素ではない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9及び請求項10の発明によれば、コンピュータが各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置から送信される識別子を受信し、最大電界強度で受信した識別子のノードにネットワークを介して接続して処理をさせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0046】
また、請求項3の発明によれば、定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードに接続して処理を行わせることにより、常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0047】
また、請求項5の発明によれば、外付け型の識別子広告用無線LAN装置を外付けすることにより、既存のプリンタをそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノード選択システムの一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置の動作を示すフロー図である。
【図3】コンピュータの動作を説明するフロー図である。
【図4】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図5】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図6】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図7】従来のノード選択システムの一例を示す構成ブロック図である。
【図8】コンピュータによる印刷等の処置を行う場合の流れを説明するフロー図である。
【図9】コンピュータによる印刷等の処理を説明する説明図である。
【符号の説明】
1,8 コンピュータ
2,3,5,7,9,10,12,14 ノード
4,6,11,13 ルータ
15 無線LAN装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムに関し、特に最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能なノード選択システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−012984号公報
【特許文献2】
特開2002−026928号公報
【特許文献3】
特開2002−287944号公報
【0004】
図7はこのような従来のノード選択システムの一例を示す構成ブロック図である。図7において1は可動性を有するPDA(Personal Digital(Data) Assistants)やノート型のパーソナルコンピュータ等のコンピュータ、2,3,5及び7はプリンタ等のLAN(Local Area Network)等の有線のネットワークの特定の位置に設置されているノード、4及び6は複数のネットワーク間を接続するルータである。
【0005】
コンピュータ1及びノード7は図7中”NT03”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード2及び3は図7中”NT01”に示すネットワークにそれぞれ接続される。また、ノード5は図7中”NT02”に示すネットワークに接続される。
【0006】
さらに、図7中”NT01”及び”NT02”に示すネットワークはルータ4によって相互に接続され、図7中”NT01”及び”NT03”に示すネットワークもまたルータ6によって相互に接続される。
【0007】
ここで、図7に示す従来例の動作を図8及び図9を用いて説明する。図8はコンピュータ1による印刷等の処置を行う場合の流れを説明するフロー図、図9はコンピュータ1による印刷等の処理を説明する説明図である。
【0008】
図8中”S001”においてコンピュータ1の使用者はコンピュータ1を接続したネットワークの近傍に使用したいノード(この場合はプリンタ)が存在するか否かを判断する。
【0009】
もし、近傍に使用したいノード(プリンタ)が存在する場合には、図8中”S002”において当該近傍のノードのIPアドレスやホスト名等の識別子を確認し、図8中”S003”において確認した識別子のノードに接続し、図8中”S004”において接続したノードに対して印刷等の処理を行わせる。
【0010】
例えば、コンピュータ1が接続された図9中”NT03”に示すネットワークと同一のネットワークに接続されているノード7の識別子が確認できれば、図9中”MA11”に示すようにコンピュータ1でノード7に接続して印刷等の処理を行わせる。
【0011】
この結果、コンピュータ1を動的に移動させた場合であっても、各ノードの識別子を確認し接続して処置させることが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7に示すような従来例ではたとえコンピュータ1の近傍、例えば、目の前に使用したいノードがあったとしても当該ノードの識別子を知らなければ当該ノードには接続できないと言った問題点があった。
【0013】
このため、図7に示す従来例ではコンピュータ1の使用者がネットワークに設置されている各ノードの物理的な位置とその識別子を記憶し、或いは、表等に記録しておき当該記憶や表等を参照しながら適切なノードを選択し接続して必要な処理を行わせなければならず、ノードの接続処理が煩雑であり、各ノードの物理的な位置とその識別子の関係を正確に保つ手間がかかると言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能なノード選択システムを実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムにおいて、
識別子広告用無線LAN装置を有する複数のノードと、前記識別子広告用無線LAN装置から送信されてくる複数の前記ノードの識別子を無線LAN装置で受信して最大電界強度で受信した識別子のノードに前記ネットワークを介して接続して処理をさせるコンピュータとを備えたことにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0015】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で複数の前記識別子広告用無線LAN装置からの識別子を受信した場合に、識別子受信時の電界強度を確認し、最大電界強度で受信した識別子を選択し、最大電界強度で受信した識別子のノードに対して前記ネットワークを介して接続し、接続したノードに対して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0016】
請求項3記載の発明は、
請求項2記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードに前記ネットワークを介して接続して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。また、常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに内蔵されていることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0018】
請求項5記載の発明は、
請求項1記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに外付けされていることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。また、既存のプリンタをそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【0019】
請求項6記載の発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
前記コンピュータが、
前記無線LAN装置を介して最大電界強度で受信されるノードに接続して処理を行わせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0020】
請求項7記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
プリンタであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0021】
請求項8記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
スキャナであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0022】
請求項9記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
ビデオプロジェクターであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0023】
請求項10記載の発明は、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明であるノード選択システムにおいて、
複数の前記ノードの一が、
ハードディスクであることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るノード選択システムの一実施例を示す構成ブロック図である。
【0025】
図1において8は可動性を有するPDAやノート型のパーソナルコンピュータ等であって無線LAN装置を内蔵したコンピュータ、9,10及び12は識別子広告用無線LAN装置を内蔵したプリンタ等であってネットワークの特定の位置に設置されているノード、11及び13は複数のネットワーク間を接続するルータ、14はプリンタ等のネットワークの特定の位置に設置されているノード、15は外付け型の識別子広告用無線LAN装置である。
【0026】
コンピュータ8及びノード14は図1中”NT23”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード14には外付け型の識別子広告用無線LAN装置15が接続される。また、ノード9及び10は図1中”NT21”に示すネットワークにそれぞれ接続され、ノード12は図1中”NT22”に示すネットワークに接続される。
【0027】
さらに、図1中”NT21”及び”NT22”に示すネットワークはルータ11によって相互に接続され、図1中”NT21”及び”NT23”に示すネットワークもまたルータ13によって相互に接続される。
【0028】
ここで、図1に示す実施例の動作を図2,図3,図4,図5及び図6を用いて説明する。図2は各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置の動作を示すフロー図、図3はコンピュータ8の動作を説明するフロー図、図4,図5及び図6は最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【0029】
図2中”S101”において各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置は常時自らのノードの識別子を無線LANで送信して広告する。
【0030】
一方、図3中”S201”においてコンピュータ8は内蔵されている無線LAN装置で各ノードからの識別子を受信したか否かを判断する。
【0031】
もし、識別子を受信した場合には図3中”S202”においてコンピュータ8は識別子受信時の電界強度を確認し、図3中”S203”において最大電界強度で受信した識別子を選択する。
【0032】
例えば、図4中”CM31”に示すようにノード10に内蔵された識別子広告用無線LAN装置から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認する。
【0033】
同様に、図5中”CM41”に示すようにノード14に外付けされた識別子広告用無線LAN装置15から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認し、図6中”CM51”に示すようにノード12に内蔵された識別子広告用無線LAN装置から識別子を受信した場合には識別子受信時の電界強度を確認する。
【0034】
そして、識別子受信時の電界強度は図5中”CM41”に示す時点が最大、言い換えれば、ノード14(外付けの識別子広告用無線LAN装置15を含む)がコンピュータ8に最も近い位置に存在することになるので、当該ノード14を選択する。
【0035】
そして、図3中”S204”においてコンピュータ8は最大電界強度で受信した識別子のノードに対しネットワーク(図1中”NT23”に示す有線のネットワーク)を介して接続し、図3中”S205”において接続したノードに対して印刷等の処理を行わせる。
【0036】
例えば、コンピュータ8はネットワークを介してノード14に接続して印刷等の処理を行わせる。
【0037】
この結果、コンピュータ8が各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置から送信される識別子を受信し、最大電界強度で受信した識別子のノードに接続して処理をさせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0038】
すなわち、従来例のように使用者がネットワークに設置されている各ノードの物理的な位置とその識別子を記憶し、或いは、表等に記録しておき当該記憶や表等を参照しながら適切なノードを選択する必要性はなくなる。
【0039】
なお、図1に示す実施例ではコンピュータ8は最大電界強度で受信した識別子のノードにネットワークを介して接続して処理を行わせているが、定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードにネットワークを介して接続して処理を行わせても構わない。
【0040】
この場合には、定期的に識別子を取り込み常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0041】
また、図1に示す実施例ではコンピュータ8は内蔵された無線LAN装置で識別子を受信し、有線のネットワークを用いて選択したノードに対して接続して印刷等の処理を行わせているが、無線LAN装置を用いて選択したノードに対して接続して印刷等の処理を行わせても構わない。
【0042】
また、図1に示す実施例のように外付け型の識別子広告用無線LAN装置15を外付けすることにより、既存のプリンタ(ノード14)をそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【0043】
また、図1に示す実施例ではノードとしてネットワークの特定の位置に設置されているプリンタを例示しているが、勿論、ノードとしてSAN(Storage AreaNetwork)を構築するハードディスク、スキャナ、ビデオプロジェクター、電子的に情報を取り込むことができるホワイトボード等の電子データをやり取りすることが可能な機器であれば構わない。
【0044】
また、図1に示す実施例ではルータ11及び13が例示されているが、ルータ自体は、ノード選択システムにおいては必須の構成要素ではない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9及び請求項10の発明によれば、コンピュータが各ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置から送信される識別子を受信し、最大電界強度で受信した識別子のノードにネットワークを介して接続して処理をさせることにより、最短距離に位置するノードを自動的に選択することが可能になる。
【0046】
また、請求項3の発明によれば、定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードに接続して処理を行わせることにより、常に最短距離に位置するノードを自動的に選択することができる。
【0047】
また、請求項5の発明によれば、外付け型の識別子広告用無線LAN装置を外付けすることにより、既存のプリンタをそのままノード選択システムに組み込むことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノード選択システムの一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】ノードに外付け若しくは内蔵された識別子広告用無線LAN装置の動作を示すフロー図である。
【図3】コンピュータの動作を説明するフロー図である。
【図4】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図5】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図6】最短距離に位置するノードを自動的に選択する動作を説明する説明図である。
【図7】従来のノード選択システムの一例を示す構成ブロック図である。
【図8】コンピュータによる印刷等の処置を行う場合の流れを説明するフロー図である。
【図9】コンピュータによる印刷等の処理を説明する説明図である。
【符号の説明】
1,8 コンピュータ
2,3,5,7,9,10,12,14 ノード
4,6,11,13 ルータ
15 無線LAN装置
Claims (10)
- ネットワークに接続された複数のノード内の一を選択するノード選択システムにおいて、
識別子広告用無線LAN装置を有する複数のノードと、
前記識別子広告用無線LAN装置から送信されてくる複数の前記ノードの識別子を無線LAN装置で受信して最大電界強度で受信した識別子のノードに前記ネットワークを介して接続して処理をさせるコンピュータと
を備えたことを特徴とするノード選択システム。 - 前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で複数の前記識別子広告用無線LAN装置からの識別子を受信した場合に、
識別子受信時の電界強度を確認し、
最大電界強度で受信した識別子を選択し、
最大電界強度で受信した識別子のノードに対して前記ネットワークを介して接続し、
接続したノードに対して処理を行わせることを特徴とする
請求項1記載のノード選択システム。 - 前記コンピュータが、
前記無線LAN装置で定期的に識別子を受信し続けて最大電界強度で受信されるノードが変動した場合には、最大電界強度で受信される最新のノードに前記ネットワークを介して接続して処理を行わせることを特徴とする
請求項2記載のノード選択システム。 - 前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに内蔵されていることを特徴とする
請求項1記載のノード選択システム。 - 前記識別子広告用無線LAN装置が、
複数の前記ノードに外付けされていることを特徴とする
請求項1記載のノード選択システム。 - 前記コンピュータが、
前記無線LAN装置を介して最大電界強度で受信されるノードに接続して処理を行わせることを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のノード選択システム。 - 複数の前記ノードの一が、
プリンタであることを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のノード選択システム。 - 複数の前記ノードの一が、
スキャナであることを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のノード選択システム。 - 複数の前記ノードの一が、
ビデオプロジェクターであることを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のノード選択システム。 - 複数の前記ノードの一が、
ハードディスクであることを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のノード選択システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002364678A JP2004200830A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | ノード選択システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002364678A JP2004200830A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | ノード選択システム |
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004200830A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7522929B2 (en) | 2004-09-30 | 2009-04-21 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Communication apparatus configured to perform communication with a vicinal communication apparatus |
US7684376B2 (en) | 2005-01-11 | 2010-03-23 | Seiko Epson Corporation | Search method for radio LAN terminal, search system for radio LAN terminal using the search method, and computer readable medium having search program for radio LAN terminal |
JP2010514283A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | インテル・コーポレーション | ネットワーク送信をサービスするポータルの選択方法 |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002364678A patent/JP2004200830A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7684376B2 (en) | 2005-01-11 | 2010-03-23 | Seiko Epson Corporation | Search method for radio LAN terminal, search system for radio LAN terminal using the search method, and computer readable medium having search program for radio LAN terminal |
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