JP2004199870A - カード型情報記録担体及びその製造方法 - Google Patents

カード型情報記録担体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】読み出し装置のトレイTの中央に容易に載置できる形状を確保しつつ、その形状が損傷や変形を生じにくいカード型情報記録担体を提供する。
【解決手段】このカード型情報記録担体10は、樹脂の一体成型によって、矩形の中心から一定半径以内の中央部分21の板厚が、その外側部分22の板厚よりも大きくなるように形成されている。表裏両面のうち一面は平坦な印刷面30で、他面の中央に記録部40を有する。記録部40側の面には板厚の段差23が円弧状に形成され、この段差23が、書き込み/読み出し装置のトレイに形成された円形凹陥部に嵌まり込むことにより、トレイの中心にカード型情報記録担体10が正しくセットされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯型のカードに光学的手段を用いて大量のデジタル情報を記録したカード型情報記録担体及びその製造方法に関する。
キャッシュカードやクレジットカード大の樹脂製カードに、光学的手段を用いて、大量のデジタル信号情報、例えば各種の個人情報や取引情報、案内情報、或いは映像、音楽、ゲームプログラムなどを記録して携帯できるようにしたものとして、図4に示すようなカード型情報記録担体1が知られている。
このカード型情報記録担体1は、基板2の片面(図中の裏面)を印刷面3としてここに文字や図形を印刷し、その反対面の中央に円形の記録部4を設けたものである。この記録部4に、CD(コンパクト・ディスク、ただしCD−ROMやCD−Rも含む)やDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)と同様の記録方式によってデジタル情報が書き込まれる。書き込まれた情報の再生は、CD用又はDVD用の読み出し装置によって行なわれる。書き込み装置や読み出し装置にこのカード型情報記録担体1をセットして高速回転させるため、カード型情報記録担体1の中央には、書き込み装置や読み出し装置のドライブ軸に嵌装される孔部5が設けられている。
ところで、現在、一般に使用されているCDやDVDは、そのサイズが直径12cmに規格化されているが、音楽用CD等においては直径8cmのいわゆるシングルサイズも利用されている。そのため、CDの読み出し装置は、直径12cmと直径8cmの両方のディスクサイズに対応できるようになっている。
図5は、パーソナル・コンピュータ等に組み込まれるCDの読み出し装置のトレイTを示す。このトレイTは、パーソナル・コンピュータ等の本体(図示せず)から出没するように保持され、このトレイTにディスクが水平に載置されて本体内に収容されると、ディスクの中心に設けられた孔部が自動的に本体内のドライブ軸に嵌装又は吸着される。トレイTの上面には、直径12cmのディスクを載置するための浅い円形凹陥部t1と、その内側に、直径8cmのディスクを載置するための一段深い円形凹陥部t2が形成されている。また、読み取りヘッドをディスクの半径方向に沿って移動させるため、トレイTの中心部付近から本体側にかけて平面視略U字形の切欠部t3が形成されている。この切欠部t3の幅は、通常、4cm〜5cmである。
一方、一般のカード類のサイズは、縦約55mm×横約85mmにほぼ統一されている。そのため、このサイズに合わせて形成したカード型情報記録担体1を前記のようなトレイTに載置すると、図5中に示したように、カード型情報記録担体1が切欠部t3及び内側の深い円形凹陥部t2を跨いで浅い円形凹陥部t1上に置かれることとなる。しかし、この載置状態は安定が悪く、カード型情報記録担体1を載置する向きによっては、トレイTが本体内に収容されるときに位置がずれてドライブ軸にきちんとセットされなかったり、切欠部t3からずり落ちて本体内で斜めに引っ掛かったりするなどのトラブルが生じる。
そこで、従来より、図6及び図7に示すようなカード型情報記録担体1a,1bが提供されている。図示したカード型情報記録担体1a,1bは、いずれも直径12cmのCDを一般のカード大に打ち抜いて形成したもので、図6に示すカード型情報記録担体1aでは中心から四隅方向に向かって約4cmの位置に突起6aが形成され、図7に示すカード型情報記録担体1bでは、中心から半径約4cmの位置に円弧状の突条6bが形成され、これら突起6a及び突条6bが記録部4側の面に突出している。これらの突起6a及び突条6bの位置は直径8cmのディスクの外縁に一致するもので、これらの突起6a又は突条6bを下にしてトレイTの内側の深い円形凹陥部t2の周縁に沿わせて載置することにより、カード型情報記録担体1をトレイTの中央に正しくセットすることができる。
しかしながら、これらの突起6a及び突条6bは、カード型情報記録担体1a,1bの印刷面3側から先端の尖った加工具等で基板2を叩き出して形成していたので、基板2から脱落したり欠けたりするおそれがあった。また、これらの突起6aや突条6bを下にしてカード型情報記録担体1a,1bを押さえつけたりしたような場合に、突起6aや突条6bの位置で基板2が割れてしまうおそれもあった。
また、突起6aを設けたものにあっては、トレイTに載置する際すべての突起6aを円形凹陥部t2の周縁に沿わせず、例えば4本のうちの1本の突起6aをトレイTの切欠部t3に位置させてしまった場合、前記した従来のものと同様、トレイTが本体内に収容されるときに位置がずれてきちんとセットされず、このため4本の突起6aのすべてが円形凹陥部t2の周縁に沿うようにセットの際常に注意を払う必要があるといった煩わしさがあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、読み出し装置のトレイTの中央に容易に載置できる形状を確保しつつ、その形状が損傷や変形を生じにくいように形成したカード型情報記録担体と、その製造方法を提供することを目的としている。
本発明のカード型情報記録担体は、中心から一定半径以内の中央部分の板厚が、前記半径の外側部分の板厚よりも大きくなるように形成されたことを特徴とする。この半径を他の一般的なディスク形記録担体のサイズに合わせることにより、かかる記録担体に対応する書き込み/読み出し装置へのセットが容易になるとともに、中央部分が一様に厚くなって損傷や変形を生じにくくなる。
前記カード型情報記録担体の表裏両面のうち一面を平坦に形成し、他面に板厚の段差を形成することにより、平坦な面を印刷面として利用することができる。
前記カード型情報記録担体は、略矩形の平面形状を有し、中心から各角部までの寸法が4cmを超え6cm以下で、前記半径が4cmであるのが好ましい。これによれば、一般のカード類と同様に携帯して取り扱うことができるとともに、直径12cmと直径8cmのディスクサイズに対応したCDの書き込み/読み出し装置にて再生することができる。
また、本発明のカード型情報記録担体の製造方法は、前記カード型情報記録担体を、樹脂の一体成型によって形成することを特徴とする。これによれば、カード型情報記録担体の基板を構成する樹脂が均質に一体化し、全体の強度が得られるので、損傷や変形の生じにくいカード型情報記録担体を製造することができる。
本発明のカード型情報記録担体によれば、中心から一定半径以内の中央部分の板厚を、その外側部分の板厚より大きくなるように形成し、段差の半径を他の一般的なディスク形記録担体のサイズに合わせることによって、かかる記録担体に対応する書き込み/読み出し装置へのセットが容易になるとともに、その形状に損傷や変形を生じにくくなる。
そして、カード型情報記録担体の表裏両面のうち一面を平坦に形成すれば、その平坦な面を印刷面として利用することができる。
また、本発明のカード型情報記録担体の製造方法によれば、樹脂の一体成型によって基板が均質に一体化して全体の強度が得られるので、損傷や変形の生じにくいカード型情報記録担体を製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明のカード型情報記録担体10の全体形状を示し、図2は同じく縦断面を示している。
このカード型情報記録担体10は、一般のカード類に近似する大きさ、具体的には短辺約56mm×長辺約85mmの矩形に形成された樹脂製の基板20を有している。基板20の角部は角丸に面取り加工され、したがって中心から基板20の各角部までの寸法は約50mmとなっている。
基板20の中央には、直径約15mmの孔部50が表裏を貫通して形成されている。
基板20の片面(図中の裏面)は表面の平坦な印刷面30となされ、この印刷面30に文字や図形等のいわゆる印刷情報が記録されている。
基板20の他面(図中の表面)は、中心から半径4cm以内の中央部分21の板厚がその外側部分22の板厚よりも若干大きく、そのため表面には円弧状の段差23が形成されている。具体的には、中央部分21の板厚は約1.8mm、外側部分22の板厚は約1.2mmで、全体として一般のCDの板厚のおよそ1.5倍になっている。
この面の中央には、中央の孔部50と同心円状に、デジタル情報を書き込むための記録部40が形成されている。記録部40の大きさは、直径が基板20の短辺寸法よりも小さい円形の範囲内である。この記録部40には、CDと同様の記録方式によってデジタル信号情報が書き込まれる。ただし、情報の記録方式は、これに限らず、DVD、MO(マグネット・オプティカル・ディスク)、MD(ミニ・ディスク)など、他の光学的記録方式であってもよい。記録される情報の内容についても、各種の個人情報(例えば医療・健康情報、会員情報、信用情報など)、商取引情報、娯楽情報、広告宣伝情報、各種案内情報、ゲームプログラムなど、その用途に応じて任意に選択でき、情報の種類も、文字データ、画像データ、音楽データなどを自由に組み合わせることができる。
書き込まれた情報を再生するには、例えば前記図5に示したようなCD用の読み出し装置を用いる。このカード型情報記録担体10を、記録部40側の面を下にして読み出し装置のトレイTに載置すると、厚い中央部分21がトレイTの内側に形成された深い円形凹陥部t2に自然に嵌まり込み、薄い外側部分22がトレイTの外側に形成された浅い円形凹陥部t1上に載置されるので、トレイTの中心にカード型情報記録担体10が正しくセットされる。中央部分21の板厚は一様なので、トレイT上にセットする際のカード型情報記録担体10の向きも特に限定されない。カード型情報記録担体10の回転時には円弧状の段差23が深い円形凹陥部t2の周縁に沿うので、回転時の姿勢も安定する。情報を書き込むための書き込み装置にこのカード型情報記録担体10をセットする場合も同様である。
このカード型情報記録担体10は、樹脂の一体成型によって製造される。基板20の樹脂素材は、容易に折れ曲がらない程度の硬度と寸法安定性を備え、必要な光学的特性を有するものであれば特に限定されないが、特に、ポリ・カーボネイトやPMMA(ポリメタクリル酸メチル)等が好適である。かかる樹脂を基板20の材料とし、記録部40を構成するための記録層、反射層、保護層等を積層して一体成型することにより、基板20全体が均質に一体化して、損傷や変形の生じにくいカード型情報記録担体10を得ることができる。
カード型情報記録担体10を前記した寸法に成型する場合には、図3に示すように、まず、外側部分220の直径が12cm、中央部分210の直径が8cmとなる円盤体200の金型を作成し、この金型によって円盤体200を成型すると同時に、中央の記録部40に情報を書き込み、次いで、必要に応じ印刷面300に印刷を行う。そして、この円盤体200を脱型した後、トムソン等の抜き型により、基板20の外形を図中の破線のように打ち抜くようにする。この方法によれば、既存の直径12cmのCDの製造ラインを利用して、カード型情報記録担体10を合理的に製造することができる。
なお、前記した実施の形態は、現在広く普及している直径12cm及び直径8cmのCDと、その書き込み/読み出し装置の規格や形態に合わせて形成したものである。また、カード型情報記録担体10の縦横サイズも、一般のカード類のサイズに近似させている。しかし、カード型情報記録担体10の外形については必ずしも前記のとおりである必要はなく、用途に応じて、多角形を含む他の形状とすることもできる。また、対応させるべき記録方式や他の記録担体の規格等が変われば、このカード型情報記録担体10の外形、中央部分21と外側部分22の板厚、段差23の半径等も変わることとなる。また、カード型情報記録担体10を書き込み/読み出し装置のドライブ軸に保持させるにあたり、ドライブ軸側の保持形態に合わせて中央の孔部50の大きさやその周縁の形状、板厚等を適宜変更してもよい。
光学的手段を用いて、大量のデジタル信号情報、例えば各種の個人情報や取引情報、案内情報、或いは映像、音楽、ゲームプログラムなどを記録して携帯できるようにしたキャッシュカードやクレジットカード、或いは身分証明用カードや販促用の情報カード等として利用できる。
本発明のカード型情報記録担体の実施の形態を示す斜視図である。 前記カード型情報記録担体の長辺方向の縦断面図である。 前記カード型情報記録担体の成型方法を示す斜視図である。 従来のカード型情報記録担体の一例を示す斜視図である。 一般的なCDの読み出し装置のトレイと、このトレイ上に載置されたカード型情報記録担体の状態を示す斜視図である。 従来のカード型情報記録担体の他の例を示す斜視図である。 従来のカード型情報記録担体のさらに他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 カード型情報記録担体
21 中央部分
22 外側部分

Claims (4)

  1. 中心から一定半径以内の中央部分の板厚が、前記半径の外側部分の板厚よりも大きくなるように形成されたことを特徴とするカード型情報記録担体。
  2. 表裏両面のうち一面が平坦に形成され、他面に板厚の段差が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカード型情報記録担体。
  3. 略矩形の平面形状を有し、中心から各角部までの寸法が4cmを超え6cm以下で、前記半径が4cmである、請求項1又は2に記載のカード型情報記録担体。
  4. 請求項1に記載のカード型情報記録担体を、樹脂の一体成型によって形成することを特徴とするカード型情報記録担体の製造方法。
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