JP3064414U - カ―ド形コンパクト・ディスク - Google Patents

カ―ド形コンパクト・ディスク

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Publication number
JP3064414U
JP3064414U JP1999003775U JP377599U JP3064414U JP 3064414 U JP3064414 U JP 3064414U JP 1999003775 U JP1999003775 U JP 1999003775U JP 377599 U JP377599 U JP 377599U JP 3064414 U JP3064414 U JP 3064414U
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JP
Japan
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card
predetermined radius
drive hole
guide
compact disc
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999003775U
Other languages
English (en)
Inventor
健一郎 池内
Original Assignee
マス・キャピタル・マネージメント・インコーポレーション
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 持ち運び易く、通常のCDと同様にデジタル
情報の読み取りができ、外観の良好なカードサイズのコ
ンパクト・ディスクとする。 【解決手段】 カードサイズとしたプレート1にドライ
ブ孔3を形成し、その外周に環状のデジタル情報記録部
2を設ける。ドライブ孔3の中心から所定半径離隔した
位置に、打ち出し成形でないガイド突部5やガイド段差
を形成する。コンピューターのドライブテーブルの小さ
いCDを入れる窪みの内縁に、ガイド突部5などを合わ
せてセットする。各種カードと同様に財布などに入れて
携帯でき、フラットな表面に文字や絵柄などを体裁良く
印刷した、情報記録ディスクとして利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は文字、音、絵などをデジタル情報として記録してあって、所定の装 置によって読み取り可能とした記録媒体に関するものであり、特にデジタル情報 を光学的手段によって読み取り可能としたコンパクト・ディスク(CD)に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
文字、音、写真や絵などの映像等、様々な情報をデジタル化して記録しておく 媒体としてコンパクト・ディスク(以下、CDという。)というものが広く使用 されている。このCDは、ディスクという円盤形のプレートの表面に、中心から 所定半径離隔したところに環状に情報を記録可能なフィルムを貼ってあるもので 、コンピューターやプレーヤーなどの装置にセットして、回転させたCDに当て た光の反射率(光学式)によって情報を読み取るものである。このCDなるもの は既に規格化されており、主に二種類の大きさのCDが使用されている。大きな 方のCDは半径が6cmで、小さな方のCDは半径が4cmで、一般にこれらC Dをセットするコンピューターやプレーヤーのドライブテーブルには、大小二個 のCDがセット可能なように、ふたつの円形の凹部が同心円を描いて凹設されて いる。これら凹部にCDを入れることで中心が定まり、回転ドライブさせれば正 確に情報が読み取れるものである。
【0003】 これらCDは、大きい方も小さい方も形状が円盤形であって、しかも小さいC Dであっても半径は4cmであり、直径となれば8cmとなる。これを背広のポ ケットなどに入れては嵩張る。そして実際には、それほどの多量の情報量を入力 しておく必要のない場合でも、最低8cmの円盤を持ち運ばねばならない。
【0004】 一方、近年身元などの少量の情報を、光レーザー方式や磁気記録などの方式に て入力しておき、簡単に情報を読み取り可能にしたものとして各種カードなるも のが頻繁に採用されている。銀行で使用するバンキングカードやクレジット契約 のために身元照会に利用されるクレジットカードなどがそれである。これら各種 カード類は、大きさが全て同じに統一され、財布や定期入れなどの小間物入れな どにも、規格化されたカードを収納するためのカードポケットが必ず設けられて いるほどである。
【0005】 もし上記したようなCDの機能を持ち、しかもカードサイズのものがあれば、 手頃な容量の情報のみを記録しておき、それをカードとして財布などに入れて持 ち運べたら、極めて簡便である。必要なときに日頃身に付けている財布などから さっと取り出してコンピューターなどで情報を読み取ったり、名刺代わりに相手 に差し出して日頃身につけてもらうことも可能である。このようなカードサイズ のCDとして、国際公開WO99/00765なる考案が開示されている。当該 公報に記載されたカード形CDを図9及び図10に示す。カード形CDは、ドラ イブ孔bから所定半径離れた位置のカードa表面に複数の突起cを打ち出しにて 突設してある。この突起cをコンピューターのドライブテーブルの小さい方の凹 部の内縁に引っかけて位置決めをして、円形の凹部しかないドライブテーブルで も読み取りを可能としている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしここで課題は、カードa表面に打ち出しによって突起cを設けたことで ある。カードa表面に複数個の突起cが出っ張っていると、その突起cが引っ掛 かり易く、特に財布などから出し入れする場合、カードポケットの縁に引っ掛か って入れ難く、財布などを傷つけてしまうことがあった。また打ち出しの小さな 突起であると、引っ掛かった場合に突起が根元から折れてしまうことがあり、頻 繁な使用によって突起cが取れ落ちてしまってCDとして使用不可能になってし まうことがあった。また複数の小さな突起cだけであると、全突起cが正確に凹 部の内側に入ったか確認が難しく、正確に位置決めできてない状態でドライブし てコンピューターを破損してしまうこともあった。
【0007】 また最大の欠点は、打ち出しであるため、突起cが突出した反対側面には打ち 出し成形によって小さな窪みdが出来てしまうことである。これらカード形コン パクト・ディスクは、情報を記録していない側の表面、つまりは突起cが突設し ない表面には住所・指名やデジタル情報内容の宣伝文など多種多様な言葉や絵柄 を印刷したり書き込んだりするのであるが、打ち出しによって一部が窪んでいる と、外観的に良好でない。また打ち出し成形を印刷の後に行わなければ打ち出し によって窪んだ部分dだけが小さく印刷してない部分となって見苦しい。つまり は印刷する場合は、必ず印刷の後に打ち出し成形という手順を踏まなければなら ず、製作工程が面倒である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかるカード形コンパクト・ディスクは、カード形のプレードにド ライブ孔を形成し、そのドライブ孔の中心から所定半径離隔した位置に、打ち出 し成形でない、所定半径の円弧を描くガイドを設けることによって上記の課題を 解決するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
この考案かかるカード形コンパクト・ディスクは、クレジットカード等のカー ドサイズに成形したプレートにドライブ孔が形成してある。このドライブ孔の中 心から所定半径離隔した表面に、環状であって情報を螺旋状に入力可能な反射フ ィルムを貼ったデジタル情報記録部が設けてある。デジタル情報は記録済みでも 未記録であってもよい。この更に外周側であって、ドライブ孔から所定半径離隔 した位置に、円弧形状を描くガイド突部が突設してある。所定半径とは、小さな CDの半径と同じ4cmの円に内周から接するように突設するものであって、少 なくとも二個以上突設する必要がある。
【0010】 カード形コンパクト・ディスクのドライブ孔の中心から所定半径までのプレー ト厚みを厚くして、所定半径位置に円弧状のガイド段差を設けることも可能であ る。
【0011】 以上のようなカード形コンパクト・ディスクに情報を書き込んだり読み込んだ りする場合、コンピューターなどのドライブテーブルにある小さな方のディスク セット窪みに、ガイド突部やガイド段差が嵌まるようにして、コンパクト・ディ スクをセットする。この状態でドライブを開始すれば、カード形コンパクト・デ ィスクも、通常のCDと同じ中心にて回転して、その環状のデジタル情報記録部 に情報を記録したり、そこから読み取ったりすることが可能となる。ガイド突部 や段差は打ち出し成形でないため、反対側表面はフラットであり、外観が良好で ある。
【0012】
【実施例】
以下、図に示す実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。図1〜図3に示 すのはこの発明にかかるカード形コンパクト・ディスクAの、デジタル情報記録 部2が設けられた表面側の斜視図である。カード形に成形したプレート1の中心 にはドライブ孔3が形成されており、そのドライブ孔3を囲むようにドライブ孔 3の中心から所定半径離れて、ドライブ突部4が突設している。その外周を囲む ように環状にデジタル情報記録部2が設けられている。この情報記録部2には数 十メガバイトの情報が記録可能である。その更に外側には、所定半径、つまりは 小さいCDと同半径の位置に円弧形状を描くガイド突部5が突設されている。図 3以降の平面図にて一点鎖線で描いた円は、コンピューターなどのドライブテー ブルにある小さいCDを収納する凹部の大きさを示している。
【0013】 図4及び図5に示すのは、プレート1のドライブ孔3の中心から所定半径だけ 厚みを厚くしたものである。したがって、プレート1表面には、所定半径の円弧 形状のガイド段差7が形成される。
【0014】 以上のようなカード形コンパクト・ディスクAの使用状態を説明すると、持ち 運ぶ場合は、他のカード類と同様に財布8などのカードポケットに収納して持ち 運ぶことが可能で簡便である。(図6)カード形コンパクト・ディスクAの情報 記録部2が無い表面には、通常のカード類と同様に必要な文字や写真などを印刷 、或いは書き込みが可能である。ガイド突部5やガイド段差7は打ち出し成形で ないため、窪みも存在せず、外観的に良好で印刷し易い。コンピューター9のド ライブテーブル10にセットする場合は、ガイド突部5若しくはガイド段差7が ドライブテーブル10の小さい方の円形凹部の内縁11に嵌まるようにセットす る。(図7,図8)ガイド突部5もガイド段差7も円弧形状であって、凹部の内 縁11に収まり易く、位置決めが正確かつ容易である。この状態でドライブテー ブル10を押し入れてドライブを開始すれば、コンピューターは通常のCDと同 様にカード形コンパクト・ディスクAのデジタル情報記録部2から情報を読み取 ることが可能となる。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上のような構成を有し、以下の効果を得ることが可能である。 コンパクト・ディスクを各種カード類と同形・同サイズにしたため、それらと 同じように財布などのカードポケットに入れて持ち運ぶことが可能で、極めて持 ち運びが便利になる。 ガイド突部やガイド段差を設けることによって、カードサイズであってもドラ イブテーブルに正確にセット可能となり、通常のコンパクト・ディスクと同様に 情報の読み取り書き取りが可能となる。 デジタル情報記録部の無い表面には写真や文字を印刷・書き込みが可能で、名 刺代わりのカードとして使用できる。 カードでありながら、商品カタログ、売り出し情報などの多量のデジタル情報 を備えた広告・宣伝用のカードとしても使用できる。 ガイド突部やガイド段差は打ち出し成形でないため、反対側表面には窪みも出 来ず、カードとして外観が良好となり、様々な情報を印刷・書き込むのに支障と ならない。 カード表面に印刷した後には、打ち出しなどの成形の必要がなく、製造工程が 簡易となる。 小さな突起がいくつも出っ張っているのではないため、財布などへの出し入れ も比較的スムーズに行えて、財布などを傷つけることがない。 ガイド突部やガイド段差はともに円弧形状であるため、ドライブテーブルの凹部 の内縁に正確かつ容易に嵌め込み易く、確実なドライブが可能で、コンピュー ターを破損する事故などが起き難い。 ガイド突部やガイド段差は打ち出しでないため、摩耗し難く、折れ落ちるなど ということがないため、頻繁に使用してもコンパクト・ディスクとしての機能が 損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるカード形コンパクト・ディス
クの一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示すカード形コンパクト・ディスクの側
面図である。
【図3】図1に示すカード形コンパクト・ディスクの正
面図である。
【図4】カード形コンパクト・ディスクの他の実施例の
正面図である。
【図5】図4に示すコンパクト・ディスクの側面図であ
る。
【図6】財布に入れた状態の斜視図である。
【図7】ドライブテーブルにセットした状態の平面図で
ある。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】従来のカード形コンパクト・ディスクの正面図
である。
【図10】従来のカード形コンパクト・ディスクの一部
拡大断面図である。
【符号の説明】
A カード形コンパクト・ディスク 1 プレート 2 デジタル情報記録部 3 ドライブ孔 4 ドライブ突部 5 ガイド突部 7 ガイド段差 8 財布 9 コンピューター 10 ドライブテーブル 11 内縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレジットカード等のカードサイズに成
    形したプレートにドライブ孔を開け、そのドライブ孔の
    中心から所定半径離隔したプレートの少なくとも一表面
    に環状のデジタル情報記録部を設け、その更に外周であ
    ってドライブ孔中心から所定半径離隔したプレート表面
    の二個所以上にて、所定半径の円弧形状のガイド突部を
    突設してなるカード形コンパクト・ディスク。
  2. 【請求項2】 クレジットカード等のカードサイズに成
    形したプレートにドライプ孔を開け、そのドライブ孔の
    中心から所定半径離隔したプレートの少なくとも一表面
    に環状のデジタル情報記録部を設け、その更に外周であ
    ってドライブ孔から所定半径に至るまでのプレートの厚
    みを厚くして、所定半径の円弧形状となるガイド段差を
    形成してなるカード形コンパクト・ディスク。
JP1999003775U 1999-05-31 1999-05-31 カ―ド形コンパクト・ディスク Expired - Lifetime JP3064414U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063611A1 (fr) * 2000-02-22 2001-08-30 Chip On Media Inc. Support d'enregistrement de donnees
WO2001071716A1 (en) * 2000-03-24 2001-09-27 Tomoaki Ito Optical disc
JP3489739B2 (ja) 1998-07-29 2004-01-26 日本ビクター株式会社 Cd−rom読取器または同等物に適したクレジットカード型の情報媒体

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