JP2004199236A - 修理見積作成装置、修理見積システム及び修理見積方法 - Google Patents

修理見積作成装置、修理見積システム及び修理見積方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる修理見積システムを提供することを目的とする。
【解決手段】対象物の修理費用に関する修理見積書を要求する見積要求手段10と、要求に応じて修理見積書を作成する見積作成手段20とを備える修理見積システムであって、前記見積要求手段10は、対象物の外観を撮影する外観撮影部11と、前記見積作成手段に、撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信部12とを備え、前記見積作成手段20は、見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信部21と、外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部23と、見積要求に応じて、作成された複数の見積書を返信する見積返信部24とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、修理見積システム、特に、車両のきずやへこみ等の修理にかかる費用に関する見積書を作成し、提供する修理見積システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、ユーザの車両が傷ついたり、へこんだりなどして、車両の修理が必要になった場合、例えば、ユーザはまず、自分が車両を購入したディーラーに足を運ぶ。そして、修理に関する見積を依頼し、提示された見積額をもとに修理を行うかどうか判断する。その後、ユーザは、修理を依頼し、実際の修理を行う。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−73852
【特許文献2】
特開平10−244912
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、車両の傷等の修理に関して、見積を算出するには、修理業者が車両の状況を確認しなければならない。したがって、ユーザは通常、修理業者のもとに足を運ばないと修理にかかる費用がわからない。これは、車両の傷やへこみに対する修理には定価が定まっておらず、その車両ごとに価格が変動することからである。
【0005】
また、ユーザは、このような修理を日常頻繁に行うものではないため、修理業者に対する知識が少なく、どの修理業者に頼むのが自分にとってメリットがあるのか判断しづらい。
【0006】
さらに、ユーザは、複数の修理業者から自分にとってメリット(価格、場所、品質等)となる修理業者に修理を頼むためには、それぞれの修理業者に足を運び、その都度見積を依頼しなければならない。このように、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るためには、非常に時間がかかり、手間もかかってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ユーザがわざわざ修理業者のところまで足を運ばなくても、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる修理見積システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る修理見積作成装置は、見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信部と、受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部と、見積要求に応じて作成された複数の見積書を返信する見積返信部とを備える。
【0009】
このように構成された本発明によれば、見積作成部が、ユーザ等から送られてきた修理対象物の外観画像をもとに、複数の見積条件に従い複数の見積書を作成する。
【0010】
したがって、ユーザは、外観画像を本装置に送信するだけで、複数の見積書を入手することができる。すなわち、ユーザがわざわざ修理業者のところまで足を運ばなくても、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる。
【0011】
よって、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るために、複数の修理工場に足を運ぶのに多くの時間を費やしたり、手間をかけるといった問題を防ぐことができる。
【0012】
本発明の好適な態様では、修理見積作成装置は、受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する修理判定部を含み、前記見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成する。
【0013】
このように構成された本発明によれば、修理判定部にて、まず、受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する。そして、見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成する。
【0014】
よって、見積書を作成する前に、修理が必要かどうかを判定できるため、無駄を省くことができる。
【0015】
本発明の別の好適な態様では、修理見積作成装置は、対象物ごとに、作成する見積書の条件を定めた作成条件を記憶する作成条件記憶部を備え、前記見積作成部は、作成条件に合致する見積書のみ作成する。
【0016】
このように構成された本発明によれば、見積作成部は、作成条件記憶部に予め登録された見積の作成条件に従って見積書を作成する。この作成条件に、ユーザごとの情報、例えば、見積書送付希望、自宅周辺の修理工場の希望、修理価格が所定価格以下の見積書のみ希望などを定めておき、送付される見積書を絞り込むことができる。
【0017】
本発明の好適な態様では、修理見積作成装置における対象物は、車両である。
【0018】
このように構成された本発明によれば、ユーザは、車両の複数の修理見積書を外観画像を送るだけで、入手することが可能である。
【0019】
また、上記課題を解決するために、本発明は、対象物の修理費用に関する修理見積書を要求する見積要求手段と、要求に応じて修理見積書を作成する修理見積作成手段とを備える修理見積システムであって、前記見積要求手段は、対象物の外観を撮影する外観撮影部と、前記見積作成手段に、撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信部と、を備え、前記修理見積作成手段は、見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信部と、受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部と、見積要求に応じて、作成された複数の見積書を返信する見積返信部とを備える。
【0020】
このように構成された本発明によれば、見積作成部が、ユーザ等から送られてきた修理対象物の外観画像をもとに、複数の見積条件に従い複数の見積書を作成する。
【0021】
したがって、ユーザは、外観画像を本装置に送信するだけで、複数の見積書を入手することができる。すなわち、ユーザがわざわざ修理業者のところまで足を運ばなくても、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる。
【0022】
よって、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るために、複数の修理工場に足を運ぶのに多くの時間を費やしたり、手間をかけるといった問題を防ぐことができる。
【0023】
また従来、修理工場側は、修理依頼を増やすためにユーザに対して営業活動をすることは困難であり、ユーザからの依頼を待つしか方法がない場合が多かった。しかし、本発明によれば、センタ等に参加登録さえしておけば、自己の修理工場での見積書をユーザに送付することができるため、経済的かつ効率的にユーザからの修理依頼の機会を増やすことが期待できる。
【0024】
本発明の好適な態様では、前記修理見積作成手段は、受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する修理判定部を含み、前記見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成する。
【0025】
このように構成された本発明によれば、修理判定部にて、まず、受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する。そして、見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成する。
【0026】
よって、見積書を作成する前に、修理が必要かどうかを判定できるため、無駄を省くことができる。
【0027】
本発明の別の好適な態様では、前記修理見積作成手段は、対象物ごとに、作成する見積書の条件を定めた作成条件を記憶する作成条件記憶部を備え、前記見積作成部は、作成条件に合致する見積書のみ作成する。
【0028】
このように構成された本発明によれば、見積作成部は、作成条件記憶部に予め登録された見積の作成条件に従って見積書を作成する。この作成条件に、ユーザごとの情報、例えば、見積書送付希望、自宅周辺の修理工場の希望、修理価格が所定価格以下の見積書のみ希望などを定めておき、送付する見積書を削減することができる。
【0029】
また、ユーザ側は、不要な見積書を受け取らなくて済み、所望の条件に合致した見積書から合い見積もりをすることができるため、絞り込みが容易である。
【0030】
本発明のさらに別の好適な態様では、前記作成条件を更新する更新手段を備える。
【0031】
このように構成された発明によれば、見積の作成条件を適宜変更することができるため、ユーザが送付されてきた見積書が気に入らなければ、さらに作成条件を変更し、再度見積書の送付を希望するなどの臨機応変な対応が可能になる。
【0032】
本発明の好適な態様では、本発明に係る修理見積システムにおける対象物は、車両である。
【0033】
このように構成された本発明によれば、ユーザは、車両の複数の修理見積書を外観画像を送るだけで、入手することが可能である。
【0034】
さらに、上記課題を解決するために、本発明は、対象物の修理費用に関する修理見積書を要求する見積要求工程と、要求に応じて修理見積書を作成する修理見積作成工程とを含む修理見積方法であって、前記見積要求工程は、対象物の外観を撮影する外観撮影ステップと、前記見積作成工程に、撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信ステップと、を備え、前記修理見積作成工程は、見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信ステップと、受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成ステップと、見積要求に応じて、作成された複数の見積書を返信する見積返信ステップとを含むことを特徴とする。
【0035】
このように構成された本発明によれば、見積作成ステップが、ユーザ等から送られてきた修理対象物の外観画像をもとに、複数の見積条件に従い複数の見積書を作成する。
【0036】
したがって、ユーザは、外観画像を本装置に送信するだけで、複数の見積書を入手することができる。すなわち、ユーザがわざわざ修理業者のところまで足を運ばなくても、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる。
【0037】
よって、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るために、複数の修理工場に足を運ぶのに多くの時間を費やしたり、手間をかけるといった問題を防ぐことができる。
【0038】
また従来、修理工場側は、修理依頼を増やすためにユーザに対して営業活動をすることは困難であり、ユーザからの依頼を待つしか方法がない場合が多かった。しかし、本発明によれば、センタ等に参加登録さえしておけば、自己の修理工場での見積書をユーザに送付することができるため、ユーザからの修理依頼の機会を増やすことが期待できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態] 以下、本発明の第1の実施の形態(以下実施形態1という)を、図面に従って説明する。
【0040】
実施形態1は、修理対象を車両として、ユーザは、車両のきずやへこみに関する修理見積書を複数入手できる見積作成システムに関する。
【0041】
図1は、実施形態1におけるシステム構成図であり、図2は、各手段の構成ブロックを示す。そして、図3は、実施形態1における実施フローである。
【0042】
実施形態1における見積作成システムは、見積要求手段10と見積作成手段20とからなり、両手段は、通信回線30で接続されている。
【0043】
見積要求手段10は、車両の外観を撮影する外観撮影部11と、見積作成手段20に撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信部12とを備えている。
【0044】
見積作成手段20は、見積要求とともに、車両の外観を撮影した外観画像を受信する受信部21と、受信した外観画像と予め記憶された車両の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する修理判定部22を備える。
【0045】
さらに、修理判定部22にて修理が必要だと判定された場合に、外観画像をもとに複数の見積条件に従い車両の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部23を備え、見積要求に応じて作成された複数の見積書を見積要求手段10に返信する見積返信部24を備えている。
【0046】
実施形態1では、見積要求手段10を、車両を駐車できるガソリンスタンド、レストラン、コンビニエンスストアなどに設置する。ここで、見積要求手段10は、例えば、パーソナルコンピュータであり、外観撮影部11は、パーソナルコンピュータと通信可能なデジタルカメラなどを利用することができる。
【0047】
また、見積作成手段20は、見積作成サービスを提供するセンタに設置する。そして、見積作成手段20は、見積条件などを記憶するデータベースと連携できるサーバを利用する。サーバ以外その他の見積作成手段を用いてもよい。
【0048】
通信回線30は、電話回線、専用回線などの有線のほか、衛星回線等の無線でもよい。インターネットを介した通信でもいいし、専用網を構築してもよい。
【0049】
さらに、見積条件は、実際に車両の修理を行う修理工場ごとに費用算出条件を定めてもいいし、一つの修理工場でもサービス品質、サービスメニュー、会員用と非会員用などさまざまな条件に応じて、費用算出条件を定めてもよい。
【0050】
続いて、実施形態1における実施フローを図3を用いて説明する。
【0051】
[実施形態1のフロー] まず、車両を外観が撮影できる場所に駐車し、車両の外観を撮影する(S101)。撮影された外観画像を見積要求とともに、見積作成手段20のあるセンタに送信する(S102)。
【0052】
センタでは、受信した外観画像を、修理判定部22にて、予め記憶されている車両外観データベースと比較し、修理が必要かどうかを判定する(S103)。修理が必要だと判定されて場合は、外観画像をもとに複数の見積条件に従い車両の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する(S104)。そして、作成された複数の見積書は、見積要求手段10に返信される(S105)。
【0053】
見積要求手段10に返信された各見積書は、駐車場等に設置のディスプレイに表示したり、プリンタにて印刷して出力する。
【0054】
このように、実施形態1では、ユーザは、修理工場にわざわざ足を運ばなくても、車両の修理に関する見積書を簡単に入手することができる。
【0055】
したがって、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るために、複数の修理工場に足を運ぶのに多くの時間を費やしたり、手間をかけるといった問題を防ぐことができる。
【0056】
また従来、修理工場側は、修理依頼を増やすためにユーザに対して営業活動をすることは困難であり、ユーザからの依頼を待つしか方法がなかった。しかし、本発明によれば、センタ等に参加登録さえしておけば、自己の修理工場での見積書をユーザに送付することができるため、ユーザからの修理依頼の機会を増やすことが期待できる。
【0057】
[第2の実施の形態] 続いて、本発明の第2の実施の形態(以下実施形態2という)を、図面に従って説明する。
【0058】
実施形態2は、見積を作成する車両ごとに、所定の見積条件を定め、その見積条件にしたがって見積を作成する点で実施形態1と異なる。
【0059】
システム構成図は、実施形態1と同様に図1を用いて、各手段の構成ブロックを図4に示す。そして、実施形態2のフロー図を図5に示す。
【0060】
見積作成手段20は、車両ごとに、作成する見積書の条件を定めた作成条件を記憶する作成条件記憶部25を備えている。この作成条件は、例えば、車両を保有するユーザの居住地域を登録しておき、登録された地域に存在する修理工場のみ見積を作成するといった条件を定めることができる。
【0061】
また、ユーザが希望する修理工場やサービスグレード(価格設定、品質など)を予め登録しておき、その条件にあった修理工場の見積のみ作成するように条件を定めてもよい。
【0062】
さらに、予め修理見積システムを利用することを希望するユーザのみ利用できるように作成条件を定め、登録ユーザのみ見積を作成するようにしてもよい。
【0063】
また、この作成条件は、図示しない変更手段を用いて、ユーザが変更したり、センタ側で変更することができる。
【0064】
なお、見積要求手段10、見積作成手段20共に、実施形態1と同様な構成部分の説明は省略する。
【0065】
続いて、実施形態2のフローを図5を用いて説明する。
【0066】
[実施形態2のフロー] まず、車両を外観が撮影できる場所に駐車し、車両の外観を撮影する(S201)。撮影された外観画像を見積要求とともに、見積作成手段20のあるセンタに送信する(S202)。
【0067】
センタでは、受信した外観画像を、修理判定部22にて、予め記憶されている車両外観データベースと比較し、修理が必要かどうかを判定する(S203)。
【0068】
修理が必要だと判定されて場合は、作成条件記憶部25に記憶されている作成条件の中から対象の車両の作成条件を決定する(S204)。ここで、車両の特定は、車両の外観画像や車両のナンバーから予め登録されたデータと照合することで行う。
【0069】
次に、外観画像をもとに、決定した作成条件に合致する見積条件に従い車両の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する(S205)。そして、作成された複数の見積書は、見積要求手段10に返信される(S206)。
【0070】
実施形態2では、修理見積の条件を予め絞ることができるため、不要な見積書を作成する無駄も省け、ユーザは、予め希望にあった見積書から修理工場を選ぶことができるため、効率よく修理工場を決定することができる。
【0071】
なお、修理費用の上限が条件としてあるならば、見積書を作成した後に、設定費用以下の見積書のみユーザに返信するようにしてもよい。
【0072】
[第3の実施の形態] 本発明の第3の実施の形態(以下実施形態3という)を、図面に従って説明する。
【0073】
実施形態3では、見積要求手段の一部の機能を車内のナビゲーションシステムに持たせて、作成された見積書をナビゲーションのディプレイに表示させ、表示された見積書からユーザが選択した修理工場までの経路をナビゲーションで案内するようにしたものである。
【0074】
また、上記の実施の形態では、見積書をセンタにて集中して作成したが、実施形態3では、外観画像を各修理工場に送信して、各修理工場にて独自に見積書を作成して、ユーザに送信するようにした。
【0075】
なお、各部の機能は、上記の実施の形態と同様なため省略し、実施形態3の実施フローを図6に従って説明する。
【0076】
[実施形態3のフロー] まず、対象の車両が、修理見積システム用のカメラの設置された駐車場にいるかどうかを判定する(S301)。該当駐車場に駐車されていれば、カメラにて車両の外観を撮影する(S302)。
【0077】
撮影した画像データをセンターへ送信し(S303)、センターにて、画像データと車両外観データベースを比較し車両を特定する(S304)。
【0078】
その後、画像データと車両外観データベースを比較し、傷・へこみ等があるかを判定する(S305)。
【0079】
傷やへこみがあれば、画像データを各修理工場へ送信し(S306)、各修理工場にて見積書や修理案内を作成する(S307)。
【0080】
作成された見積書や修理案内をユーザの車両へ送信し(S308)、ユーザの車両内のディスプレイに、見積書や修理案内書を表示する(S309)。
【0081】
ユーザは、表示された見積書等から各修理工場を比較検討し、修理するかどうか判断する(S310)。
【0082】
ユーザが修理工場を決定すると(S311)、該当する修理工場までの経路をナビゲーションシステムが案内する(S312)。そして、最終的に修理工場にて修理を実施する(S313)。
【0083】
実施形態3のようにナビゲーションシステムと連携することで、作成された見積書をナビゲーションのディプレイに表示させ、表示された見積書からユーザが選択した修理工場までの経路をナビゲーションで案内することも可能になる。
【0084】
なお、センターに設置されたデータベースに事前にユーザが修理見積書の送付を希望するかどうかを登録しておいたり、希望する修理工場の種類(正規ディーラ、自宅から1km以内等)を登録しておき、修理工場にて作成した見積書をユーザに送付する前に、ユーザに送付するかどうかを判定した後にユーザに送付するようにしてもよい。
【0085】
さらに、見積要求手段10を、レストランなどの駐車場に予め設置せずに、外観を撮影する手段と外観画像をセンタに送信する手段とを備えた個人端末、例えば、撮影機能を内蔵した携帯電話(カメラ付き携帯電話)などを利用してもよい。これにより、ユーザは、どこにいても、例えば、自宅に居ながらにして、複数の修理見積書を入手し、合い見積もりをすることができる。
【0086】
加えて、上記の実施の形態では、修理対象物を車両にしているが、対象物は車両に限定されるものではない。対象物は、外観を見ることで修理の費用を算出できるものであれば何でもよい。例えば、バイク、鞄、靴、洋服、家やビル等の壁、家の屋根などが挙げられる。
【0087】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザがわざわざ修理業者のところまで足を運ばなくても、複数の修理業者から車両の見積を入手することができる。したがって、ユーザがいわゆる合い見積もりを取るために、複数の修理工場に足を運ぶのに多くの時間を費やしたり、手間をかけるといった問題を防ぐことができる。
【0088】
また従来、修理工場側は、修理依頼を増やすためにユーザに対して営業活動をすることは困難であり、ユーザからの依頼を待つしか方法がなかった。しかし、本発明によれば、センタ等に参加登録さえしておけば、自己の修理工場での見積書をユーザに送付することができるため、経済的かつ効率的にユーザからの修理依頼の機会を増やすことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(実施形態1,2,3)におけるシステム構成図である。
【図2】実施形態1における見積作成システムのブロック構成図である。
【図3】実施形態1における実施フロー図である。
【図4】実施形態2,3における見積作成システムのブロック構成図である。
【図5】実施形態2における実施フロー図である。
【図6】実施形態3における実施フロー図である。
【符号の説明】
10 見積要求手段、11 外観撮影部、12 要求送信部、20 見積作成手段、21 受信部、22 修理判定部、23 見積作成部、24 見積返信部、25 作成条件記憶部、30 通信回線。

Claims (10)

  1. 見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信部と、
    受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部と、
    見積要求に応じて作成された複数の見積書を返信する見積返信部と、
    を備えた修理見積作成装置。
  2. 請求項1に記載の修理見積作成装置において、
    受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する修理判定部を含み、
    前記見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成することを特徴とする修理見積作成装置。
  3. 請求項1または2に記載の修理見積作成装置において、
    対象物ごとに、作成する見積書の条件を定めた作成条件を記憶する作成条件記憶部を備え、
    前記見積作成部は、作成条件に合致する見積書のみ作成することを特徴とする修理見積作成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の修理見積作成装置において、
    前記対象物は、車両であることを特徴とする修理見積作成装置。
  5. 対象物の修理費用に関する修理見積書を要求する見積要求手段と、要求に応じて修理見積書を作成する修理見積作成手段とを備える修理見積システムであって、
    前記見積要求手段は、
    対象物の外観を撮影する外観撮影部と、
    前記見積作成手段に、撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信部と、
    を備え、
    前記修理見積作成手段は、
    見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信部と、
    受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成部と、
    見積要求に応じて、作成された複数の見積書を返信する見積返信部と、
    を備えることを特徴とする修理見積システム。
  6. 請求項5に記載の修理見積システムにおいて、
    前記修理見積作成手段は、
    受信した外観画像と、予め記憶された対象物の基準外観画像とを比較して、修理が必要かどうか判定する修理判定部を含み、
    前記見積作成部は、修理判定部で修理が必要だと判定された場合のみ見積書を作成することを特徴とする修理見積システム。
  7. 請求項5または6に記載の修理見積システムにおいて、
    前記修理見積作成手段は、
    対象物ごとに、作成する見積書の条件を定めた作成条件を記憶する作成条件記憶部を備え、
    前記見積作成部は、作成条件に合致する見積書のみ作成することを特徴とする修理見積システム。
  8. 請求項7に記載の車両修理見積システムにおいて、
    前記作成条件を更新する更新手段を備えることを特徴とする修理見積システム。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一つに記載の修理見積システムにおいて、
    前記対象物は、車両であることを特徴とする修理見積システム。
  10. 対象物の修理費用に関する修理見積書を要求する見積要求工程と、要求に応じて修理見積書を作成する修理見積作成工程とを含む修理見積方法であって、
    前記見積要求工程は、
    対象物の外観を撮影する外観撮影ステップと、
    前記見積作成工程に、撮影された外観画像とともに見積要求を送信する要求送信ステップと、
    を備え、
    前記修理見積作成工程は、
    見積要求とともに、対象物の外観を撮影した外観画像を受信する受信ステップと、
    受信した外観画像をもとに、複数の見積条件に従い対象物の修理費用に関する複数の異なる見積書を作成する見積作成ステップと、
    見積要求に応じて、作成された複数の見積書を返信する見積返信ステップと、
    を含むことを特徴とする修理見積方法。
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