JP2004198031A - 後付け点火装置取付方法、後付け点火装置 - Google Patents

後付け点火装置取付方法、後付け点火装置 Download PDF

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Abstract

【課題】手動点火式のバランス型風呂釜に電池式の点火装置を容易に後付けする。
【解決手段】圧電素子および当該圧電素子から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドルを取り外し、イグナイタトランス部120を取付板130に取り付け、回転ハンドルを通すために予めバランス型風呂釜本体の前板13に開設されている挿通穴14に電池ボックス110の背面を前板13の表側から臨ませ、かつ挿通穴14に取付板130を前板13の裏側から臨ませ、挿通穴14に通した螺子141で、電池ボックス110と取付板130とで前板13を挟持するように取り付ける。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動点火式のバランス型風呂釜に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法および後付け点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図10に示すような手動点火式のバランス型風呂釜10があった。この風呂釜では、ガスコック15を押し下げて点火位置に回した状態で、回転ハンドル11を手動で回すと、口火の点火が行われる。図11に示すように、バランス型風呂釜本体の内側には圧電素子ユニット20が固定され、この圧電素子ユニット20から伸びるシャフト21が風呂釜本体の前板13に開設された挿通穴14を介して前板13の表側に突出する。シャフト21の先端には回転ハンドル11が取り付けられる。回転ハンドル11を回すと、シャフト21が回転し、これに伴って打撃機構が圧電素子を間欠的に叩き、その度に、圧電素子で高電圧が発生する。この高電圧がイグナイタコード22を通じて点火プラグに印加されて火花が発生し、口火が点火するようになっている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
また圧電素子の代りに、電池とイグナイタトランスを用いて高電圧を生成して口火を点火する自動点火式の点火装置を採用したバランス型風呂釜も普及している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−193233号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した手動点火式のバランス型風呂釜では、ガスコックを点火位置に回した状態で、何回も重い回転ハンドルを回さなければならず、特に、高齢者や身体の不自由な人にとっては使い勝手が良くなかった。点火音がうるさいと近隣からの苦情が生じることもあった。
【0006】
このような手動式のバランス型風呂釜を使っている人が自動点火式を望む場合には、点火の使い勝手以外に特に不具合が無く、買い替え時期がまだ先であっても、器具自体を取り替えなければならなかった。このため、使い勝手を我慢して使い続けるか、高額の出費を余儀なくされていた。さらに電池式は、能力が13号のものしかなく、これと現在の器具の号数が異なる場合には、買い替えたいと思ってもガス供給量の問題があり、我慢するしかなかった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、バランス型風呂釜に電池式の点火装置を簡易に後付け可能にすること、およびこれに際して風呂釜に新たな穴をあけないこと、電池交換が容易に行えること、後付けした電気部品が防滴されること、配線が見えないこと、既存のイグナイタコードを再利用することが可能な後付け点火装置およびその取付方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]手動点火式のバランス型風呂釜(10)に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
圧電素子(20)および当該圧電素子(20)から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドル(11)を取り外し、
イグナイタトランス部(120)を前記バランス型風呂釜本体(12)の内部に取り付け、
前記シャフトを通すために予め前記バランス型風呂釜本体(12)の前板(13)に開設されていた挿通穴(14)を、前記前板(13)の表側に電池ボックス(110)を取り付けるための螺子(141)を通すために、およびまたは前記電池ボックス(110)と前記本体(12)内部のイグナイタトランス部(120)との間の電気配線(117)を通すために用いる
ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
【0009】
[2]手動点火式のバランス型風呂釜(10)に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
圧電素子(20)および当該圧電素子(20)から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドル(11)を取り外し、
イグナイタトランス部(120)を取付板(130)に取り付け、
前記回転ハンドル(11)を通すために予め前記バランス型風呂釜本体(12)の前板(13)に開設されている挿通穴(14)に電池ボックス(110)の背面を前記前板(13)の表側から臨ませ、かつ前記挿通穴(14)に前記取付板(130)を前記前板(13)の裏側から臨ませ、前記挿通穴(14)に通した螺子(141)で、前記電池ボックス(110)と前記取付板(130)とで前記前板(13)を挟持するように取り付ける
ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
【0010】
[3]前記電池ボックス(110)の背面から固定ピン(115)を突出させ、前記螺子(141)と固定ピン(115)の両者が前記挿通穴(14)を貫通し得るように前記固定ピン(115)の突出位置と両者の径を設定し、
前記取付板(130)に、取付完了状態で前記固定ピン(115)と係合する箇所に係合穴(132)を設け、かつ前記取付板(130)を、取付完了状態で少なくとも当該取付板(130)の周縁の一辺が前記前板(13)の内縁(A)と接する形状にし、
取付完了状態において、前記取付板(130)の周縁と前記前板(13)の内縁(A)との接触で前記取付板(130)の回動を防止し、前記固定ピン(115)が前記係合穴(132)に係合することで前記取付板(130)に対して電池ボックス(110)が回動することを防止し、もって前記電池ボックス(110)の回動を防止した
ことを特徴とする[2]に記載の後付け点火装置取付方法。
【0011】
[4]前記挿通穴(14)に前記電池ボックス(110)とイグナイタトランス部(120)との間の電気配線(117)をさらに通す
ことを特徴とする[2]または[3]に記載の後付け点火装置取付方法。
【0012】
[5]正極側の電気配線(117)を前記挿通穴(14)に通し、負極側は、前記電池ボックス(110)の背面に設けた電極(116)と前記前板(13)と前記取付板(130)とを介して電気的に接続する
ことを特徴とする[4]に記載の後付け点火装置取付方法。
【0013】
[6]イグナイタトランス部(120)の上方に被さるように防露板(135)が突出した取付板(130)を使用する
ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
【0014】
[7]手動点火式のバランス型風呂釜(10)に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
圧電素子(20)および当該圧電素子(20)から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドル(11)を取り外し、
イグナイタトランス部(120)を前記バランス型風呂釜本体(12)の内部に取り付け、
前記シャフトを通すために予め前記バランス型風呂釜本体(12)の前板(13)に開設されていた挿通穴(14)に前記電池ボックス(110)と前記本体(12)内部のイグナイタトランス部(120)との間の電気配線(117)を通し、
前板取付用の螺子を兼用して電池ボックス(110)を前板(13)の表側に取り付ける
ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
【0015】
[8]通電スイッチ(114)を前記電池ボックス(110)に設けた
ことを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]または[7]に記載の後付け点火装置取付方法。
【0016】
[9]通電スイッチ(114)を、ガスコックを点火位置に回したときにオンになるように前記バランス型風呂釜本体(12)の内部に取り付ける
ことを特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]または[8]に記載の後付け点火装置取付方法。
【0017】
[10][1]または[6]に記載の後付け点火装置取付方法を実施可能に構成された、電池ボックス(110)とイグナイタトランス部(120)もしくはこれらと取付板(130)とを有する
ことを特徴とする後付け点火装置。
【0018】
次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。
まず、点火用の回転ハンドル(11)を取り外し、手動点火式のバランス型風呂釜本体(12)の前板(13)を開き、前板(13)の内側に取り付けられている圧電素子(20)を取り外す。この際、元のイグナイタコード(22)は圧電素子(20)の近傍で切断する。次にイグナイタトランス部(120)をバランス型風呂釜本体(12)の内部のどこか適当な箇所に取り付ける。圧電素子(20)を取り外すと、シャフトが通っていた前板(13)の挿通穴(14)が出現する。この挿通穴(14)に通した螺子(141)で、電池ボックス(110)を前板(13)の表側に取り付ける。また前板(13)の表側に取り付けた電池ボックス(110)と本体(12)内部に取り付けたイグナイタトランス部(120)との間の電気配線(117)を通すために挿通穴(14)を利用する。
【0019】
電池式の点火装置に替えると圧電素子(20)のシャフトが通っていた挿通穴(14)は使用されなくなるので、これを利用して電池ボックス(110)を取り付けたり、前板(13)の表から裏へ電気配線を通すことで、新たに穴をあけずに、点火装置の後付けができる。
【0020】
また取付板(130)を用いてイグナイタトランス部(120)を取り付けてもよい。すなわち、先の挿通穴(14)に電池ボックス(110)の背面を前板(13)の表側から臨ませ、かつイグナイタトランス部(120)を取り付けた取付板(130)を前板(13)の裏側から挿通穴(14)に臨ませ、挿通穴(14)に通した螺子(141)で、電池ボックス(110)と取付板(130)とで、前板(13)を挟持するように取り付ける。
【0021】
これにより、使用しなくなった挿通穴(14)を再利用して取付用の螺子(141)を通すので、新たに穴をあけなくて済む。また電池ボックス(110)を前板(13)の表側に取り付けるので、電池ボックス(110)自体を取り外すことなく電池交換ができる。なお、電池ボックス(110)は、取り付けた状態で蓋が開閉して、電池交換が可能になっている。また電池ボックス(110)の背後に挿通穴(14)が隠れるので、ここからの水滴進入を防止できる。また圧電素子(20)のあった所にイグナイタトランス部(120)が取り付けられるので、元のイグナイタコードが近くまで来ており、これをそのままイグナイタトランス部(120)と点火プラグとの接続に再利用することができる。
【0022】
また以下のようにすることで電池ボックス(110)が回動しないようになる。電池ボックス(110)の背面から固定ピン(115)を突出させ、取付用の螺子(141)と固定ピン(115)の両者が挿通穴(14)を貫通し得るように固定ピン(115)の突出位置と両者の径を設定する。つまり、螺子(141)と固定ピン(115)の両者が同時に挿通穴(14)を通り得るように径を細くしかつ螺子(141)のすぐ近くに固定ピン(115)を立設する。取付板(130)には、取付完了状態で固定ピン(115)と係合する箇所に係合穴(132)を設ける。また取付完了状態で少なくとも取付板(130)の周縁の一辺が前板(13)の内縁(A)と接するように取付板(130)の形状を設定する。
【0023】
取付完了状態において、取付板(130)の周縁と前板(13)の内縁(A)とが接触して取付板(130)の回動が防止され、固定ピン(115)が係合穴(132)に係合することで取付板(130)に対して電池ボックス(110)が回動しなくなる。その結果、螺子(141)1本で取り付けても、電池ボックス(110)が回動せず、正規の向きに保持される。
【0024】
挿通穴(14)に、電池ボックス(110)とイグナイタトランス部(120)との間の電気配線(117)をさらに通す。これにより電気配線用の穴を別途設ける必要がなく、後付け作業がさらに容易になる。また電池ボックス(110)に隠れて電気配線(117)が露出しない。
【0025】
正極側の電気配線(117)を挿通穴(14)に通し、負極側は、電池ボックス(110)の背面に設けた電極(116)と前板(13)と取付板(130)とを介して電気的に接続する。これにより挿通穴(14)を通すべき配線が減り、挿通穴(14)に残る隙間が配線1本分しか無い場合でも電気的接続が可能になる。
【0026】
防露板(135)がイグナイタトランス部(120)の上方に被さるように突出した取付板(130)を使用するものでは、器具本体(12)の天板裏側で生じた結露がイグナイタトランス部(120)の上方から落下してきても、防露板(135)の存在によりイグナイタトランス部(120)が濡れない。
【0027】
このほか、挿通穴(14)に電気配線(117)を通し、前板取付用の螺子(226)を兼用して電池ボックス(110)を前板(13)に表側から取り付けるようにしてもよい。新たな穴をあけずに電池ボックス(110)を取り付けることができる。
【0028】
通電スイッチ(114)を電池ボックス(110)に設けるものでは、別途の箇所に通電スイッチ(114)を取り付ける必要がなく、後付け作業が簡略化される。また電池と通電スイッチ(114)との間の電気配線(117)が露出しない。
【0029】
ガスコックを点火位置に回したときにオンになるように通電スイッチ(114)をバランス型風呂釜本体(12)の内部に取り付けるものでは、通電スイッチ(114)を別途手動操作しなくてもガスコックを点火位置に回すだけで口火が着火するので、操作性が向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態にかかる後付け点火装置100を取り付ける前の風呂釜10は、図10、図11に示すものと同じである。風呂釜10は、浴室内の浴槽脇に設置され、風呂を追焚する機能と、シャワーや水栓から出湯する機能を備えている。風呂釜10は、回転ハンドル11と圧電素子ユニット20による手動式の点火装置を備えている。すなわち、風呂釜本体12の内側に圧電素子ユニット20が固定され、この圧電素子ユニット20から伸びるシャフト21は、風呂釜本体12の前板13に開設された挿通穴14を介して前板13の表側に突出している。シャフト21の先端に回転ハンドル11が取り付けられており、ガスコック15を点火位置に回した状態で、回転ハンドル11を回すと、これに伴って圧電素子ユニット20内部の打撃機構が圧電素子を間欠的に叩き、その度に圧電素子で高電圧が発生する。この高電圧がイグナイタコード22を通じて図示省略の点火プラグに印加され、火花が発生して、口火が点火するようになっている。
【0031】
風呂釜10は、図2に示すように組立・分解が可能であり、後付け点火装置100を取り付けるためには、回転ハンドル11と数本の螺子を外して前板13を取り外し、その後、圧電素子ユニット20を取り外す。この際、圧電素子ユニット20に接続されているイグナイタコード22を圧電素子ユニット20のすぐ近く(図11の点線a)で切断する。回転ハンドル11と圧電素子ユニット20を取り外すことにより、圧電素子ユニット20のシャフト21が通っていた挿通穴14が使用されなくなるので、これを利用して後付け点火装置100を取り付けるようになっている。
【0032】
図1に示すように、後付け点火装置100は、電池ボックス110と、イグナイタトランス部120と、取付板130と、取付螺子141とから構成される。図1に示すように、電池ボックス110を前板13の表側に、イグナイタトランス部120を取り付けた取付板130を前板13の裏側に配置する。そして、電池ボックス110に開設された螺子通し穴113と前板13の挿通穴14を通じて、電池ボックス110の表側から取付螺子141を取付板130の螺子穴に螺合し、電池ボックス110と取付板130とで前板13を挟持して取り付けるようになっている。
【0033】
図3は、電池ボックス110の外形を示している。図3(a)は、電池ボックス110の上面を、図3(b)は、電池ボックス110の正面を、図3(c)は電池ボックス110の側面をそれぞれ示している。電池ボックス110は、電池を収納する本体部111と、開閉可能な蓋部112とから構成される。本体部111の前面中央やや上部には、本体部111を貫通する螺子通し穴113があいている。螺子通し穴113の内径は、ちょうど取付螺子141が通る大きさになっている。
【0034】
蓋部112には、利用者が点火時に操作する通電スイッチ114が設けてある。本体部111の背面には、背面と垂直に固定ピン115が立設されている。固定ピン115は螺子通し穴113のすぐ脇から突出している。また本体部111の背面には、外側にやや弧を描くように曲げられた板ばねからなる電極板116が取り付けてある。電極板116は、電池ボックス110に収容された電池の負極と接続されている。また蓋部112を介して電池の正極と接続された数十センチの長さを有する電線117が本体部111の背面から外部に延びている。電線117の先にはイグナイタトランス部120に接続するためのコネクタ118が取り付けてある。
【0035】
電池ボックス110は、蓋部112を閉じた際に内部に水が浸入しない防水構造になっている。螺子通し穴113は、本体部111を貫通する管で形成してあり、当該部分からの浸水を防止している。また蓋部112は、通電スイッチ114の形状に合わせて膨らんでおり、当該部分は柔軟になっており、その内側に通電スイッチ114が配置されて防水が確保されている。
【0036】
図4は、取付板130を示している。図4(a)は、折り曲げ前の状態を、同図(b)は折り曲げ後の状態を示している。取付板130は同図(b)のように折り曲げた状態で使用される。取付板130には、取付螺子141に対応する雌螺子の形成された螺子穴131が設けてある。また螺子穴131のすぐ横に固定ピン115の挿入される係合穴132が開設されている。
【0037】
螺子穴131のすぐ上には、電線117を逃がすための切欠133が設けてある。螺子穴131から少し離れた下方には、2本の折り曲げ線が水平にあり、同図(b)に示すようにクランク状に折り曲げられる。折り曲げ箇所より下方の部分には、当該部分より一回り小さな四角形が、その上部を除く周囲三辺に細い溝を切って形成されている。溝の内側の部分は、同図(b)に示すように、溝の上部で折り曲げて防露板135が形成される。折り曲げ箇所より下方の矩形板状部分のうちの防露板135を除く枠部分には、イグナイタトランス部120を固定するための取付穴136が開設されている。
【0038】
次に、後付け点火装置100の風呂釜10への取り付け方について説明する。まず、図10に示す元の状態から回転ハンドル11を外し、さらに前板13を取り外す。図11に示すように取り付けられている圧電素子ユニット20から延びるイグナイタコード22を圧電素子ユニット20の近くで切断する(図2の点線aの箇所)。その後、圧電素子ユニット20等を前板13から取り外す。
【0039】
図1および図5に示すように、後付け点火装置100の取り付けに際して、まず、取付板130にイグナイタトランス部120を、取付穴136を用いて螺子止めする。次に、前板13の表側から挿通穴14に電池ボックス110から延びる電線117を通し、電池ボックス110の背面から突出している固定ピン115が挿通穴14を通り、かつ背面側の螺子通し穴113が丁度、挿通穴14を臨むように電池ボックス110を位置合わせする。またイグナイタトランス部120を取り付けた取付板130の螺子穴131が丁度、挿通穴14を臨むように前板13の裏面側で取付板130を位置合わせする。このとき、電線117を取付板130の切欠133に通して、取付板130と前板13に挟み込まれない様に逃がしておく。
【0040】
そして、固定ピン115が取付板130の係合穴132に嵌まるようにして電池ボックス110と取付板130で前板13を表裏から挟み込むようにして手で押さえる。この状態で、電池ボックス110の表側から螺子通し穴113に取付螺子141を通し、挿通穴14を介して取付板130の螺子穴131に螺子を嵌めて、締め込む。これにより、電池ボックス110と取付板130とが前板13を表裏から強く挟み込み、固定される。次に、コネクタ118をイグナイタトランス部120の対応する入力端子に嵌めこみ、先に切断したイグナイタコード22を処理してイグナイタトランス部120に接続する。その後、前板13を元のように閉めて螺子止めして、取り付け作業が完了する。挿通穴14には、電線117と取付螺子141と固定ピン115が通ることになる。なお、取り付けた状態で取付板130の一側縁が前板13の内縁のA面(図1参照)と接するようになっている。
【0041】
電気的には、正極は電線117を通じて接続される。一方、負極は、電極板116、前板13、取付板130、およびイグナイタトランス部120のうち取付板130に螺子止めした取付電極122を介して接続される。取付電極122は、イグナイタトランス部120の負極側の入力端子になっている。なお前板13および取付板130は導電性を有する金属で形成されている。
【0042】
図6は、後付け点火装置100の取り付けた風呂釜10を示している。口火を点火するには、ガスコック15を点火位置に押し回して通電スイッチ114を操作(押下)すればよい。
【0043】
このように、回転ハンドル11や圧電素子ユニット20を取り外して不用になった挿通穴14を利用して取付螺子141や電線117を通して電池ボックス110等を取り付けるので、新たな穴あけ作業を行うことなく、簡単に取り付けることができる。また配線が露出せず、美しい仕上がりになる。さらに取付完了状態において、取付板130の一側縁と前板13の内縁のA面とが接触するので、取付板130の回動が防止され、さらに固定ピン115が係合穴132に係合することで取付板130に対して電池ボックス110が回動しなくなる。その結果、1本の取付螺子141で取り付けても、電池ボックス110および取付板130が回動せずに正規の向きに保持される。
【0044】
このほか、電池ボックス110が前板13の表側にあるので、電池ボックス110自体を取り外すことなく、電池ボックス110の蓋部112を開閉して電池を交換できる。電池ボックス110で挿通穴14が隠れるとともに、螺子通し穴113の開口が取付螺子141で塞がるので、挿通穴14の部分から水滴が風呂釜本体12の中に進入することが防止される。なお、元々、圧電素子ユニット20のあった所とほぼ同じ箇所にイグナイタトランス部120が取り付けられるので、切断したイグナイタコード22の先端がイグナイタトランス部120の近くまで来ており、これをそのままイグナイタトランス部120に接続して再利用することができる。
【0045】
また防露板135がイグナイタトランス部120の上方に被さるように突出しているので、風呂釜本体12の天板裏側で結露が生じ、これが落下しても、防露板135が傘になってイグナイタトランス部120は濡れない。
【0046】
次に、ガスコック15を点火位置に押し回すと自動的に通電スイッチがオンして口火が点火するものについて説明する。図7は、通電スイッチとしてのマイクロスイッチ201をガスコック15の操作に連動して回動する弁機構202の近傍に取り付けた状態を示している。弁機構202はガス通路の途中に設けられている。弁機構202は、消火位置ではバーナへのガス供給を遮断し、点火位置ではパイロットバーナにガスを供給し、点火位置からさらに回した燃焼位置では、パイロットバーナとメインバーナにガスが供給される。
【0047】
弁機構202のシャフト203は、図2に示すように風呂釜本体12の天板を貫通して、その上端にはガスコック15が取り付けられている。ガスコック15を点火位置に押し回すと、弁機構202に設けた突起部分(図示省略)がマイクロスイッチ201から延びる腕片204を押し下げて、マイクロスイッチ201がオンする。マイクロスイッチ201の取り付けには、弁機構202の近傍にある既存の螺子が兼用される。
【0048】
ガスコック15を点火位置に押し回すと、パイロットバーナにガスが供給されるとともに、マイクロスイッチ201がオンになってイグナイタトランス部120に通電され、点火プラグに火花が発生して口火が点火する。その後ガスコック15を燃焼位置に回すと、マイクロスイッチ201はオフになる。またメインバーナにガスが供給され、パイロットバーナから火移りしてメインバーナが点火して燃焼する。このように通電スイッチを手動で操作する必要がなく、片手で口火を点火することができる。
【0049】
図8は、前板13に取り付けられる電池ボックス220の一例を示している。この電池ボックス220は、その前面が開閉可能な前蓋223になっており、螺子222を外すと前蓋223が開いて電池を交換できる。電池ボックス220の上部左右には取付用の螺子穴224がある。螺子穴224は、前板13の左右上端にある螺子穴225に対応する位置に設けてある。前板13を風呂釜本体12に固定するための螺子226で電池ボックス220と前板13の双方を風呂釜本体12に固定する。
【0050】
なお、電池ボックス220を前板13に取り付けると、電池ボックス220の裏側に挿通穴14が隠れるようになっている。また電池ボックス220からイグナイタトランス部120への配線は、挿通穴14を通す。なお通電スイッチは図7に示したように取り付けてある。図9は電池ボックス220の取り付けた風呂釜10を示している。このように、電池ボックスの取り付けを前板13を固定するための螺子を兼用する場合は、回転ハンドル11を外した後の挿通穴14を、電気配線を通すためにだけ利用してもよい。
【0051】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもかまわない。
【0052】
たとえば、電池ボックスの形状やイグナイタトランス部を取り付ける取付板の形状は、実施の形態で例示したものに限らない。また取付螺子141は、電池ボックス110の背面に立設されなくてもよい。取付板130の螺子穴131に雌螺子を形成したが、単なる穴にし、取付螺子141と別途用意したナットで取り付けるようにしてもよい。
【0053】
実施の形態では、前板13の裏側であって挿通穴14を臨む箇所に取付板130を介してイグナイタトランス部120を固定したが、イグナイタトランス部120を器具内の他の箇所に別の方法で取り付けるようにしてもよい。この際、器具に元々ある螺子を流用するとよい。
【0054】
【発明の効果】
本発明にかかる後付け点火装置取付方法および後付け点火装置によれば、手動点火式のときに使用していた回転ハンドルや圧電素子を取り外したことによってもはや使用されなくなった挿通穴に螺子を通して電池ボックスを取り付けたり、電気配線を通すので、新たに穴をあけずに、点火装置の後付けを簡易に行うことができる。また電池ボックスを前板の表側に取り付けるので、電池ボックス自体を取り外すことなく電池交換ができる。
【0055】
また電池ボックスを前板の表側にし、取付板を前板の裏側にして、挿通穴に通した螺子で、これらが前板を挟持するようにして取り付けるものでは、電池ボックスで挿通穴が隠れるので、ここからの水滴の進入を防止できる。また圧電素子のあった所にイグナイタトランス部が取り付けられるのでイグナイタコードがイグナイタトランス部の近くまで来ており、これをそのままイグナイタトランス部と点火プラグとの接続に再利用することができる。
【0056】
また挿通穴にさらに固定ピンを通したものでは、取付板が前板のA面で接しているので取付板が回動することなく、この結果、螺子1本で取り付けても電池ボックスが回動せず、正規の向きに保持される。電池ボックスとイグナイタトランス部との間の電気配線をさらに挿通穴に通したものでは、電気配線用の穴を別途設ける必要がなく、後付け作業がさらに容易になる。また電池ボックスで電気配線が隠れて露出しない。
【0057】
正極側の電気配線を挿通穴に通し、負極側は、電池ボックスの背面に設けた電極と前板と取付板とを介して電気的に接続するものでは、挿通穴を通すべき配線が減り、挿通穴に残る隙間が配線1本分しか確保できない場合でも電気的接続が可能になる。
【0058】
取付板に、イグナイタトランス部の上方に被さるように突出した防露板を付加したものでは、器具本体の天板裏側で生じた結露がイグナイタトランス部の上方から落下してきても、防露板の存在によってイグナイタトランス部が濡れない。
【0059】
通電スイッチを電池ボックスに設けるものでは、別途の箇所に通電スイッチを取り付ける必要がなく、後付け作業が簡略化される。また電池と通電スイッチとの間の電気配線が露出しない。
【0060】
通電スイッチを、ガスコックを点火位置に回したときにオンになるように、バランス型風呂釜本体の内部に取り付けるものでは、通電スイッチを別途手動操作しなくてもガスコックを点火位置に回すだけで口火が着火するので、操作性が向上する。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置の風呂釜への取り付け方を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置が取り付けられる前の風呂釜を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置の電池ボックスを示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置の取付板を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置の風呂釜への取り付け方を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置を取り付けた風呂釜の外観を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る後付け点火装置の通電スイッチをガスコックに連動する弁機構の近傍に取り付けた様子を示す説明図である。
【図8】前板の取付螺子を兼用して取り付ける電池ボックスの一例を示す斜視図である。
【図9】図8に示す電池ボックスを取り付けた風呂釜の外観を示す斜視図である。
【図10】手動点火式のバランス型風呂釜の外観を示す斜視図である。
【図11】手動点火式の回転ハンドルと圧電素子の取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…風呂釜
11…回転ハンドル
12…風呂釜本体
13…前板
14…挿通穴
15…ガスコック
20…圧電素子ユニット
21…シャフト
22…イグナイタコード
100…後付け点火装置
110…電池ボックス
111…本体部
112…蓋部
113…螺子通し穴
114…通電スイッチ
115…固定ピン
116…電極板
117…電線
118…コネクタ
120…イグナイタトランス部
122…取付電極
130…取付板
131…螺子穴
132…係合穴
133…切欠
135…防露板
136…取付穴
141…取付螺子
201…マイクロスイッチ
202…弁機構
203…シャフト
204…腕片
220…電池ボックス
222…螺子
223…前蓋
224…螺子穴
225…螺子穴
226…螺子

Claims (10)

  1. 手動点火式のバランス型風呂釜に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
    圧電素子および当該圧電素子から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドルを取り外し、
    イグナイタトランス部を前記バランス型風呂釜本体の内部に取り付け、
    前記シャフトを通すために予め前記バランス型風呂釜本体の前板に開設されていた挿通穴を、前記前板の表側に電池ボックスを取り付けるための螺子を通すために、およびまたは前記電池ボックスと前記本体内部のイグナイタトランス部との間の電気配線を通すために用いる
    ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
  2. 手動点火式のバランス型風呂釜に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
    圧電素子および当該圧電素子から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドルを取り外し、
    イグナイタトランス部を取付板に取り付け、
    前記回転ハンドルを通すために予め前記バランス型風呂釜本体の前板に開設されている挿通穴に電池ボックスの背面を前記前板の表側から臨ませ、かつ前記挿通穴に前記取付板を前記前板の裏側から臨ませ、前記挿通穴に通した螺子で、前記電池ボックスと前記取付板とで前記前板を挟持するように取り付ける
    ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
  3. 前記電池ボックスの背面から固定ピンを突出させ、
    前記螺子と固定ピンの両者が前記挿通穴を貫通し得るように前記固定ピンの突出位置と両者の径を設定し、
    前記取付板に、取付完了状態で前記固定ピンと係合する箇所に係合穴を設け、かつ前記取付板を、取付完了状態で少なくとも当該取付板の周縁の一辺が前記前板の内縁と接する形状にし、
    取付完了状態において、前記取付板の周縁と前記前板の内縁との接触で前記取付板の回動を防止し、前記固定ピンが前記係合穴に係合することで前記取付板に対して電池ボックスが回動することを防止し、もって前記電池ボックスの回動を防止した
    ことを特徴とする請求項2に記載の後付け点火装置取付方法。
  4. 前記挿通穴に前記電池ボックスとイグナイタトランス部との間の電気配線をさらに通す
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の後付け点火装置取付方法。
  5. 正極側の電気配線を前記挿通穴に通し、負極側は、前記電池ボックスの背面に設けた電極と前記前板と前記取付板とを介して電気的に接続する
    ことを特徴とする請求項4に記載の後付け点火装置取付方法。
  6. イグナイタトランス部の上方に被さるように防露板が突出した取付板を使用する
    ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
  7. 手動点火式のバランス型風呂釜に後から電池式点火装置を取り付ける後付け点火装置取付方法であって、
    圧電素子および当該圧電素子から伸びるシャフトの先端に取り付けられている回転ハンドルを取り外し、
    イグナイタトランス部を前記バランス型風呂釜本体の内部に取り付け、
    前記シャフトを通すために予め前記バランス型風呂釜本体の前板に開設されていた挿通穴に前記電池ボックスと前記本体内部のイグナイタトランス部との間の電気配線を通し、
    前板取付用の螺子を兼用して電池ボックスを前板の表側に取り付ける
    ことを特徴とする後付け点火装置取付方法。
  8. 通電スイッチを前記電池ボックスに設けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の後付け点火装置取付方法。
  9. 通電スイッチを、ガスコックを点火位置に回したときにオンになるように前記バランス型風呂釜本体の内部に取り付ける
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8に記載の後付け点火装置取付方法。
  10. 請求項1または6に記載の後付け点火装置取付方法を実施可能に構成された、電池ボックスとイグナイタトランス部もしくはこれらと取付板とを有する
    ことを特徴とする後付け点火装置。
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