JP2004196740A - 水中油型メークアップ化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の成分(A)〜(D):
(A)着色顔料、
(B)シリコーン油、
(C)有機紫外線吸収剤、
(D)水溶性高分子
を含有し、成分(A)の70重量%以上がアルキルシラン処理顔料であり、かつ全粉体成分のうち70重量%以上がアルキルシラン処理粉体である水中油型メークアップ化粧料。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体及び油剤の分散性及び安定性に優れ、使用感が良好であり、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れた水中油型メークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンデーション、コントロールカラー等の着色剤を含むメークアップ化粧料に求められる性質のひとつに、経時による耐水性がある。耐水性のない化粧料は、発汗などによる化粧くずれを起こしやすく、メークアップ化粧料には好ましくない。一般に、耐水性を改善するためには、粉体、特に酸化鉄等の着色顔料を疎水化処理した疎水化処理粉体が用いられている。疎水化処理粉体としては、例えば特許文献1に、アルキルシラン処理を施された粉体、及びそれらを油中水型化粧料に配合することが記載されている。
【0003】
また、さっぱりとして良好な使用感や、紫外線に対する防御効果等も、メークアップ化粧料の性能に求められる必須要件となってきている。
耐水性を有する化粧料に、さらにさっぱりとした使用感を与える方法として、疎水化処理粉体を水中油型乳化物に使用することや、また油剤としてシリコーン油を用いることが検討されている。しかし、一般に、疎水性粉体は水との親和性が低いため、水中油型乳化物中に均一に分散させるのは困難である。
このため、疎水性粉体の分散性を向上させ、安定に配合すべく、水溶性高分子を配合した化粧料が提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3)。
【0004】
一方、メークアップ化粧料に紫外線防御能を付与する方法としては、有機紫外線吸収剤等の油剤を配合することが一般的である。しかしながら、有機紫外線吸収剤等の油剤は、シリコーン系の油剤との相溶性が悪く、特に、シリコーン油を含む耐水性とさっぱりとした使用感を兼ね備えた水中油型化粧料に、分散性良く配合することは困難である。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−181136号公報
【特許文献1】
特開平9−143031号公報
【特許文献2】
特開平11−12131号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、粉体及び油剤の分散性及び乳化安定性に優れ、使用感が良好であり、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れた水中油型メークアップ化粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、後述の成分(A)〜(D)を用い、成分(A)の着色顔料の70重量%以上が粉体表面をアルキルシラン処理で疎水化したものであり、かつ全粉体の70重量%以上をアルキルシラン処理することで、粉体及び油剤の分散性及び乳化安定性に優れ、使用感が良好であり、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れた水中油型メークアップ化粧料が得られることを見出した。
【0008】
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(D):
(A)着色顔料、
(B)シリコーン油、
(C)有機紫外線吸収剤、
(D)水溶性高分子
を含有し、成分(A)の70重量%以上がアルキルシラン処理顔料であり、かつ全粉体成分のうち70重量%以上がアルキルシラン処理粉体である水中油型メークアップ化粧料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる成分(A)の着色顔料は、70重量%以上がアルキルシラン処理を施した着色顔料である。着色顔料としては、通常化粧料に用いられるものが含まれ、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、黄色酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、酸化アルミニウムコバルト、群青、マンガンバイオレット、カーボンブラック、有機色素等が挙げられる。また、これらの着色顔料を予め物理的作用により複合化したものを用いることもできる。これらのうち、着色力が高く、取扱いが容易である点で、酸化チタン、酸化鉄が好ましい。
【0010】
一方、着色顔料を処理するためのアルキルシランは、次式で表される化合物である。
RR1 n−SiX(3-n)
(式中、Rは炭素数1〜18、好ましくは炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、R1は炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは炭素数1〜3のアルコキシ基又はハロゲン原子(塩素原子等)を示し、nは0〜2の整数を示す)
【0011】
かかるアルキルシランとしては、例えばイソブチルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、ジメチルブチルクロロシラン等が挙げられる。これらのうち、オクチル基を有するものが好ましく、特にオクチルトリエトキシシランが、製造が容易であり、しかも処理後の粉体が十分な撥水性を示すので好ましい。
【0012】
着色顔料をアルキルシランで処理する方法としては、通常行われている気相による反応や有機スラリーによる表面処理方法を用いることができる。
一例としては、まず着色顔料を混合機に投入・撹拌しているところに、あらかじめアルコキシアルキルシラン化合物を有機溶媒単独又は有機溶媒と水との混合液で溶かしたシラン溶液を添加し、十分に混合・混練する。次に、得られた着色顔料混合液を80〜90℃で乾燥し、更に110〜160℃で加熱処理することで、アルコキシアルキルシラン化合物で処理したアルキルシラン処理粉体が得られる。
本発明において、アルキルシランの処理量は、着色顔料に対して0.1〜30重量%、特に0.1〜10重量%であるのが好ましい。
【0013】
本発明においては、特に着色顔料の中でも酸化チタン及び酸化鉄がアルキルシラン処理を施されたアルキルシラン処理酸化チタン及びアルキルシラン処理酸化鉄であるのが好ましい。
【0014】
成分(A)の着色顔料は、アルキルシラン処理顔料を70重量%以上、好ましくは80〜100重量%含有するものである。アルキルシラン処理顔料が70重量%未満では、十分な分散性を得ることができない。
また、着色顔料は、全組成中に0.01〜25重量%、特に0.1〜25重量%、更に1〜20重量%含有されるのが好ましい。
【0015】
本発明において、着色顔料以外の粉体成分としては、通常化粧料に使用可能な粉体、例えばタルク、マイカ等の体質顔料;ポリエチレン粉末、ウレタン樹脂等の有機樹脂粉末などを用いることができる。これらの粉体の一部は、上記着色顔料と同様にアルキルシランで処理されたものを含むものであるが、アルキルシラン処理以外の一般的な化粧料用粉体に施される表面処理、例えばフッ素処理等を行ってもよい。
【0016】
着色顔料を含む全粉体成分のうちのアルキルシラン処理粉体の含有量は、全粉体料の70重量%以上であり、好ましくは80〜100重量%である。アルキルシラン処理粉体の含有量が70重量%未満では、粉体の凝集が目立ち、着色顔料やその他の粉体を十分に分散性することが難しい。
【0017】
本発明において、着色顔料を含む粉体成分は、全組成中に0.5〜40重量%、好ましくは1〜30重量%、特に好ましくは1〜25重量%含有されるのが、粉体の分散性が良好で、乳化安定性に優れた水中油型化粧料が得られるので好ましい。
【0018】
本発明で用いる成分(B)のシリコーン油は、通常の化粧料に用いられるもので、揮発性又は不揮発性の、液状、半固体、又は固体状のシリコーン油が含まれる。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸等が挙げられる。特に液状のシリコーン油が好ましい。
【0019】
成分(B)のシリコーン油は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜50重量%、特に5〜30重量%含有されるのが、粉体の分散性、乳化物の安定性、及び化粧料としての耐水性や使用感の点から好ましい。
【0020】
本発明で用いる成分(C)の有機紫外線吸収剤は、通常の化粧料に用いられるものが含まれ、例えばパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルへキシルエステル、シノキサート、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、オキシベンゾン、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等が挙げられる。
【0021】
成分(C)は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.1〜20重量%、特に1〜10重量%含有されるのが、粉体の分散性、乳化の安定性、及び化粧料の紫外線防御効果の点で好ましい。
また、成分(B)と成分(C)の配合割合(重量比)は、(B):(C)=1:1〜50:1、特に3:1〜50:1、更に5:1〜50:1であるのが、紫外線防御効果に優れ、より乳化安定性が良好な化粧料が得られるので好ましい。
【0022】
本発明で用いる成分(D)の水溶性高分子は、水相を保持する目的で含有される。通常化粧料用として用いられるもので、天然品、半合成品、合成品、これらの誘導体等が含まれる。具体的には、天然高分子の多糖類(グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン等)、ゼラチン、セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、特開平11−12119号に記載の疎水基と親水基を有する多糖誘導体等)、デンプン、ビニル系高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10〜30)共重合体等)、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
【0023】
成分(D)の水溶性高分子は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.01〜10重量%、特に0.01〜3重量%含有させるのが、粉体の分散性、乳化の安定性、化粧料の使用感の点で好ましい。
【0024】
本発明の化粧料には、更に乳化剤として、(E)非イオン界面活性剤を用いるのが、乳化の安定性、及び化粧料としての耐水性や使用感の点から好ましい。例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル、シリコーン系界面活性剤等を用いることができる。
【0025】
これらの非イオン界面活性剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.001〜3重量%、特に0.001〜2重量%、更に0.001〜1重量%含有させるのが、より分散性良好で安定な化粧料が得られるので好ましい。
【0026】
本発明の化粧料には、成分(B)のシリコーン油以外に、通常化粧料に用いられる油性成分を含有させることができる。かかる油性成分としては、液状、半固体状、固体状の、合成及び天然由来等のいずれでも良く、炭化水素油、エステル油、エーテル油、フッ素油等を用いることができる。
これらの油性成分は、1種以上を用いることができ、成分(B)を含む総油性成分として、全組成中に5〜50重量%、特に10〜40重量%含有させるのが好ましい。
【0027】
また、本発明の化粧料は、水を10〜90重量%、特に30〜70重量%含有するのが好ましい。水中油型化粧料の水性連続相には、水以外に、通常化粧料に用いられる水性成分を含有させることができる。例えば、保湿剤、皮膜形成剤、低級アルコール、キレート剤、pH調整剤、防腐剤、薬効成分、香料等が挙げられる。
【0028】
本発明の水中油型メークアップ化粧料は、前記成分を用い、通常の方法に従って水中油型に乳化させることにより、製造することができる。例えば、化粧下地、ファンデーション、頬紅、口紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等として適用することができる。
【0029】
【実施例】
(実施例1〜3、比較例1〜5)
表1に示す組成の水中油型ファンデーションを製造し、下記評価方法にて粉体の分散性、乳化安定性、使用感、紫外線防御効果及び耐水性を評価した。結果を表2に示す。但し、分散性の結果が悪いものは、その他の評価は行わなかった。
【0030】
(製法)
(1)プロペラ攪拌機を用い、室温にて水相成分を精製水に溶解し、混合した。
(2)予め粉体成分を油相成分に加え、ディスパーを用いて強分散させた。
(3)水相(1)をアジホモミキサーに移し換え、50℃にて高速攪拌しながら油相(2)をゆっくり添加し、30分間高速攪拌を行い、水中油型ファンデーションを得た。
【0031】
(評価方法)
(1)分散性:
各ファンデーションを50mLガラス瓶に充填し、25℃で1日放置した後、その外観を肉眼で観察し、以下の基準で評価した。
◎;良好。
○;わずかにムラがある。
△;わずかに凝集・沈降が認められる。
×;凝集・沈降が明確に認められる。
【0032】
(2)安定性:
分散性を評価した後のファンデーションを、40℃で1ヶ月保存し、その後、同様にして分散性を評価した。
【0033】
(3)使用感:
10名の専門パネラーにより、各ファンデーションを使用したときの「さっぱり感」及び「べたつきのなさ」を官能評価し、次の基準で判定した。
◎;9名以上が良好と評価した。
○;7〜8名が良好と評価した。
△;4〜6名が良好と評価した。
×;3名以下が良好と評価した。
【0034】
(4)紫外線防御効果:
SPFアナライザー(Optometrics社)を用いてSPF値を測定し、以下の基準で評価した。
○;SPF値15以上。
△;SPF値10以上15未満。
×;SPF値10未満。
【0035】
(5)耐水性:
人工皮革(ポリウレタンシート10×10cm)のシート表面5×5cm(25cm2)に、ファンデーション80mgを均一になるよう指で塗布し、40℃、湿度50±10%にて1時間乾燥した。その後、シートを接触角測定装置に挿入できる大きさにカッターを用いて等分に分割し、20℃、湿度50±10%の環境下において、イオン交換水1滴をマイクロシリンジの先端から試料面に滴下した。そのときの接触角を1分後に測定し、以下の基準で評価した。
◎;接触角80°以上。
○;接触角60°以上80°未満。
△;接触角40°以上60°未満。
×;接触角40°未満。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
表1の結果より、本発明のファンデーションはいずれも、粉体の分散性及び安定性に優れるとともに、使用感が良好で、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れたものであった。
これに対し、フッ素化合物処理着色顔料のみを用いた比較例1及び水溶性高分子を含まない比較例5は、粉体の分散性が悪く、均一な乳化物が得られなかった。アルキルシラン処理粉体の含有量が70重量%未満の比較例2は、耐水性が著しく低下した。また、シリコーン油を用いない比較例3には、さらっとした使用感が得られず、有機紫外線吸収剤を用いない比較例4は、十分な紫外線防御効果が得られなかった。
【0039】
実施例4
以下に示す組成の液状化粧下地を、実施例1と同様にして製造し、評価を行なった。
(成分)
(1)n−オクチルトリエトキシシラン2重量%処理酸化チタン 2(重量%)
(2)n−オクチルトリエトキシシラン3重量%処理黄酸化鉄 0.02
(3)n−オクチルトリエトキシシラン2重量%処理赤酸化鉄 0.005
(4)n−オクチルトリエトキシシラン2重量%処理タルク 0.075
(5)ジメチルポリシロキサン(6cs) 15
(6)オクタメチルシクロテトラシロキサン 3
(7)ジメチルポリシロキサン(2cs) 5
(8)α−モノイソステアリルグリセリルエーテル 0.5
(9)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 1
(10)水溶性多糖誘導体(特開平11-12119号、製造例1) 0.4
(11)グリセリン 5
(12)精製水 バランス
【0040】
得られた液状下地化粧料は、粉体の分散性が良く、乳化安定性に優れるとともに、化粧料としての使用感が良好で、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れたものであった。
【0041】
実施例5
以下に示す組成の乳化型アイシャドウを、実施例1と同様にして製造し、評価を行なった。
(成分)
(1)n−オクチルトリエトキシシラン2重量%処理マイカ 10(重量%)
(2)n−オクチルトリエトキシシラン3重量%処理雲母チタン 5
(3)n−オクチルトリエトキシシラン2重量%処理酸化チタン 2.95
(4)赤色202号 0.05
(5)ジメチルポリシロキサン(6cs) 10
(6)パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 3
(7)ステアリン酸 3
(8)ミリスチン酸イソプロピル 3
(9)モノラウリン酸プロピレングリコール 3
(10)ジブチルヒドロキシトルエン 0.02
(11)水溶性多糖誘導体(特開平11-12119号、製造例2) 0.3
(12)1,3−ブチレングリコール 5
(13)エチルパラベン 0.2
(14)エデト酸二ナトリウム 0.1
(15)精製水 バランス
【0042】
得られたアイシャドウは、粉体の分散性が良く、乳化安定性に優れるとともに、化粧料としての使用感が良好で、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れたものであった。
【0043】
【発明の効果】
本発明の水中油型メークアップ化粧料は、粉体及び油剤の分散性及び安定性に優れ、使用感が良好であり、紫外線防御効果を有し、しかも耐水性に優れたものである。
Claims (4)
- 次の成分(A)〜(D):
(A)着色顔料、
(B)シリコーン油、
(C)有機紫外線吸収剤、
(D)水溶性高分子
を含有し、成分(A)の70重量%以上がアルキルシラン処理顔料であり、かつ全粉体成分のうち70重量%以上がアルキルシラン処理粉体である水中油型メークアップ化粧料。 - 成分(A)が、アルキルシラン処理酸化チタン及びアルキルシラン処理酸化鉄を含有する請求項1記載の化粧料。
- アルキルシラン処理顔料に用いられるアルキルシランがオクチル基を有するものである請求項1又は2記載の化粧料。
- さらに、(E)非イオン界面活性剤を含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の化粧料。
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JP2002369863A JP2004196740A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 水中油型メークアップ化粧料 |
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---|---|
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Country | Link |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2006265180A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Shiseido Co Ltd | メーキャップ化粧料 |
JP2007169185A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Kao Corp | 水中油型乳化化粧料 |
JP2016222854A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 石原産業株式会社 | 高彩度組成物 |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002369863A patent/JP2004196740A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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