JP2004195195A

JP2004195195A - Turn-table apparatus and sporting equipment using the same

Info

Publication number: JP2004195195A
Application number: JP2003207888A
Authority: JP
Inventors: Mitsuharu Ariga; 光治有賀
Original assignee: Culture Machine Kk
Current assignee: Culture Machine Kk
Priority date: 2002-10-25
Filing date: 2003-08-19
Publication date: 2004-07-15
Also published as: WO2004037353A1; AU2003268749A1

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a turn-table apparatus having enough strength and durability capable of nicely turning if it puts a heavy thing on the table, and to provide a sporting equipment using this. <P>SOLUTION: The turn-table apparatus has a plurality of crank members 12 which are formed by uniting a center axis 120a of a cylindrical upper axis 12a and a center axis 120b of a cylindrical lower axis 12b to be situated in parallel with a fixed distance d, a fixation stand 14 which supports the lower axes 12b of the plurality of crank members 12 respectively to be rotated, a table 11 which is arranged at the upper side of the fixation stand 14 and supports the upper axes 12a of the plurality of crank members 12 respectively to be rotated, and it is connected with the turning movement of the table 11 to the fixation stand 14 in a rest state, and the plurality of crank members 12 turn at the same period, and it features to support the table 12 without preventing the turning movement of the table 11. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回台装置及びこれを用いた運動器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、台７０を旋回運動させる旋回台装置９３として、図１４に示すような構成のものが知られている。これは、複数のクランク部材９４と、その複数のクランク部材９４をチェーン９５を介して回転させて、台７０を旋回運動させる駆動モータ９６を構成要素とする。
クランク部材９４は、台７０に回転可能に軸着された上部軸９４ａと、基体枠９０に軸着された下部軸９４ｂと、上部軸９４ａと下部軸９４ｂとの軸線が所定の間隔をおいて平行に位置されて固定された状態となるように両者の間に設けられるクランクアーム部９４ｃとから構成され、全体としてクランク状に形成されている。
【０００３】
４個のクランク部材９４には、各上部軸９４ａにスプロケット９７が固定されている。また、台７０に設置された駆動モータ９６の出力軸にもスプロケット９７が固定されている。そして、以上の５つのスプロケット９７にチェーン９５が懸け回されている。これにより、駆動モータ９６を駆動させることで、各上部軸９４ａが同期して回転され、固定された基体枠９０に対して相対的に台７０が旋回運動をする。
つまり、台７０は向きを一定の方向に向けたまま（すなわち、自転することなく）、円運動をする。すなわち台７０上の任意の点は、下部軸９４ｂと上部軸９４ａとの偏位距離を半径とする円運動をする。
【０００４】
このような旋回台装置９３は、様々な用途に使用される。
例えば、台７０に複数のかき出し部材を立設させたきのこ培基のかき出し装置が挙げられる（例えば、特許文献１参照）。これは、瓶口が下方を向くように倒立状態に保持された複数のきのこ栽培瓶内のそれぞれへかき出し部材を挿入し、台の旋回運動によるかき出し部材の移動によって、複数のきのこ栽培瓶内のきのこ培基を一度に掻き出すものである。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−３１６３７８号公報（第１０図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成においてはチェーン９５は伸びて弛みやすく、耐久性に劣っていた。
また、クランク部材９４は、クランク状に折り曲げられた軸で形成されており、かき出し部材程度の重さならば良いが、台７０上に重いもの、例えば人等を載せて旋回運動をするには強度の点で弱かった。
【０００７】
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、台上に重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる十分な強度を持ち、耐久性のある旋回台装置及びこれを用いた運動器具を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
すなわち、本発明の旋回台装置は、円柱状の上部軸の中心軸と円柱状の下部軸の中心軸が所定距離おいて平行に位置するよう、上部軸の下面が下部軸の上面と接合されて、上部軸と下部軸が一体化されて形成された複数のクランク部材と、該複数のクランク部材の下部軸が、それぞれ回転可能に軸支される固定台と、該固定台の上方に配設されて、前記複数のクランク部材の上部軸が、それぞれ回転可能に軸支される台とを有し、静止状態である固定台に対する前記台の旋回運動に連動して、前記複数のクランク部材が同周期で回転し、前記台の旋回運動を妨げることなく前記台を支持することを特徴とする。
これにより、台上に重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることのできる旋回台装置を提供することができる。
【０００９】
また、それぞれ円柱状に形成される上部軸と下部軸が、両者の中心軸が所定距離おいて平行に位置するように、円柱状のクランクアーム部を介して該クランクアーム部の互いの反対側となる端面にそれぞれ接合され、一体化されている複数のクランク部材と、該複数のクランク部材の下部軸が、それぞれ回転可能に軸支される固定台と、該固定台の上方に配設されて、前記複数のクランク部材の上部軸が、それぞれ回転可能に軸支される台とを有し、静止状態である固定台に対する前記台の旋回運動に連動して、前記複数のクランク部材が同周期で回転し、前記台の旋回運動を妨げることなく前記台を支持することを特徴とする。これにより、クランク部材の形状の自由度が増える。
【００１０】
また、前記複数のクランク部材は、３つ以上からなり、一列に並ぶことなく配置されていることを特徴とする。これにより、台を円滑に旋回運動させることができる。
また、本発明による運動器具は、前記旋回台装置が車椅子の座として組み込まれた運動器具であって、該車椅子の車輪の回転が伝達手段によって伝達されて前記台が旋回運動をすることを特徴とする。
【００１１】
また、前記台は、駆動モータによって旋回運動をすることを特徴とし、自動的に台を旋回運動させることができる。
また、前記複数のクランク部材のうち１つのクランク部材の上部軸或いは下部軸が、前記駆動モータのモータ回転軸であることを特徴とする。これにより、簡単な構成によって台を旋回運動させることができる。
【００１２】
また、本発明による運動器具は、前記旋回台装置の前記台に、補助棒が立設され、使用者が前記台上に乗り込んで使用することを特徴とする。これにより、歩行や立つことが困難な人にとって最適な運動器具を提供することができる。
また、前記補助棒には、柔軟性があることを特徴とし、使用者が補助棒に完全に頼ることがなくなり、立つことの訓練に最適な運動器具を提供することができる。
また、前記補助棒に、駆動モータの回転開始、停止用スイッチが配設されていることを特徴とし、これにより、使用者にとって操作の簡単な運動器具を提供することができる。
【００１３】
また、本発明の運動器具は、前記旋回台装置を用いた運動器具であって、前記固定台が、前記台の側方に延長されていることを特徴とする。これによると頭部を延長部分に載せることで、頭部の揺動を抑えることができ、機械的な運動に弱く酔いやすい人であっても、酔いを防いで長時間使用することができる。また、使用者は、頭部と脚を延長部分に、胴体部分を台に載せて仰臥姿勢を採ることで、台の旋回運動に伴って腰部を中心に運動をすることができ、腰痛等の回復にも効果的である。
【００１４】
また、本発明の旋回台装置は、駆動ギアと噛合するクランク用ギアと、該クランク用ギアに、該クランク用ギアの下方から同心に軸支される固定軸と、台の下面の中央から該台に対して直角に延出し、前記クランク用ギアに、該クランク用ギアの上方から前記固定軸と偏心して軸支される旋回軸とを有し、前記駆動ギアの回転運動に伴って、静止状態である前記固定軸に対して前記台が前記旋回軸に支持されて、向きを変えることなく旋回運動をすることを特徴とする。
【００１５】
これによると、クランク用ギアに駆動ギアの回転運動が直接伝達されるので、チェーン等が要らず、耐久性のある旋回台装置を提供できる。また、旋回軸と固定軸とを偏心した状態で軸支するクランク用ギアが回転する構成なので、従来技術で述べたような軸の曲折部分が不必要となると共に、クランク用ギアが旋回軸と固定軸を補強する役目もするので、台上に重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる。
また、前記駆動ギアは、駆動モータによって回転駆動することを特徴とし、簡単な構成によって台を旋回運動させることができる。
【００１６】
また、本発明の運動器具は、旋回台装置の前記台は座であり、使用者が前記台上に腰掛けて使用することを特徴とする。これにより、歩行や立つことの困難な人にとって好適な運動器具を提供することができる。
また、背もたれ及び／又は手すりが設けられていることを特徴とし、歩行や立つことの困難な人にとってより好適な運動器具を提供することができる。
また、背もたれ及び／又は手すりを前記固定台に固定して設けると、背もたれや手すりに凭れ掛かって使用する使用者の頭部の、旋回運動に伴う揺れを抑えることができ、使用者の酔いを防止できる。
【００１７】
また、前記駆動モータの動作の異なるプログラムを複数備え、該プログラムに応じて前記駆動モータの動作を制御する制御装置を有し、操作パネルから制御装置に送信された信号により前記プログラムが選択されて駆動モータの動作が制御されることを特徴とする。これにより、障害の程度に合わせて自動的に台を旋回運動させることができ、使用者の運動機能の回復訓練として最適である。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の旋回台装置を用いた運動器具について、第１、第２及び第３の実施形態を挙げ、添付図面と共に詳細に説明する。
（第１実施形態）
図１は、運動器具に用いられる旋回台装置の側面図であり、図２は図１の旋回台装置を上方から見た際の概略図である。図７は、図１、図２に示した旋回台装置を用いた運動器具の使用状態を示す概略図である。
【００１９】
図１、２に示した旋回台装置１０では、台１１と固定台１４が、４つのクランク部材１２と、駆動モータ１９に連結されたクランク部材である駆動用クランク部材１３とを介して連結されている。そして、静止している固定台１４に対して台１１が相対的に、台１１上に固定された駆動モータ１９の駆動によって旋回運動をする。旋回台装置１０は、台１１の上面が載置面２６として、その上に物が載せられる、或いはその上に物が固定されて使用される。
台１１と固定台１４は、金属、木或いはプラスチック等の剛体から成る。固定台１４は板状に形成され、台１１は箱型に、固定台１４の上方から被せられるように形成されている。そして、台１１の内壁と固定台１４との間には、台１１が旋回運動をしたときに接触しないよう、ある程度の空間が設けられる。
【００２０】
４つのクランク部材１２は同一形状からなり、同一の構造によって台１１と固定台１４に対してそれぞれ回転可能に配設されている。次にその形状と取りつけ構造について図５、６を用いて説明する。図５は、台１１に固定されたベアリング２０と、固定台１４に固定されたベアリング１６と、両者に回転可能に軸支されているクランク部材１２の取付構造を示す断面図である。図６は、クランク部材の形状を示す斜視図である。
クランク部材１２は、図６に示されるように円柱状の下部軸１２ｂ上に、円柱状の上部軸１２ａが下部軸１２ｂからはみ出ることなく完全に載っている状態で両者が一体化されて形成されている。つまり、上部軸１２ａの下面は下部軸１２ｂの上面と、下部軸１２ｂの上面内で接合されている。
【００２１】
上部軸１２ａの直径１２ｈは、下部軸１２ｂの半径１２ｒよりも小さく、また下部軸１２ｂと上部軸１２ａのそれぞれの外周面の一部は、図６の１２ｊにおいて上下に揃っている。さらに、上部軸１２ａの中心軸１２０ａと、下部軸１２ｂの中心軸１２０ｂは、所定の距離ｄをおいて平行になるよう構成されている。
つまり、小径の上部軸１２ａは、大径の下部軸１２ｂに偏心して取り付けられている。
【００２２】
このような形状のクランク部材１２は、図５に示されるように台１１に固定されているベアリング２０に上部軸１２ａを、固定台１４に固定されているベアリング１６に下部軸１２ｂを、それぞれ挿入することにより、台１１と固定台１４との間で回転自在に配設されている。
【００２３】
ベアリング１６は、固定台１４に設けられた凹部１５内に嵌め込まれて固定されている。
下部軸１２ｂの上部側には外周面を一周する溝１７が設けられており（図６参照）、溝１７にはＣ−リング１８が嵌め込まれている。これにより、下部軸１２ｂをベアリング１６内に挿入したクランク部材１２は、下部軸１２ｂの下面１２ｋと、凹部１５の底面１５ａとの間に隙間を設けて保持される。こうして、両者の緩衝が防止され、下部軸１２ｂの回転が凹部の底面１５ａによって妨げられたり、下部軸１２ｂの回転によって底面１５ａが摩耗することがなくなる。
【００２４】
台１１側には、ベアリング２０を、その下面側から保持して台１１に固定すると共に保護するホルダー２１が配設されている。ホルダー２１には、ベアリングと略同一形状の凹部２１ａが設けられ、凹部２１ａの底面には開口部２１ｂが配設されている。そして、ホルダーの凹部２１ａ内に、ベアリング２０が密着して嵌め込まれ、固定されている。このとき、ベアリング２０の上面２０ａは、ホルダー２１の上部開口縁から延出し、鍔状に形成された２つの取付部２２（図２参照）の上面と、略同一平面上に位置するよう設けられている。そして、ベアリング２０の上面２０ａとホルダー２１の取付部２２の上面を同時に台１１の下面に密着させて、台１１にベアリング２０とホルダー２１を固定している。ベアリングの上面２０ａは台１１に接着剤によって固着され、ホルダー２１は、取付部２２に配設された取付孔２３を介してボルトが台１１にねじ込まれることにより、台１１に固定されている。
【００２５】
上部軸１２ａは、ホルダーの開口部２１ｂを通過してベアリング２０内に挿入されている。このとき、上部軸１２ａの上面１２ｕは、ベアリング２０の上面２０ａとホルダー２１の取付部２２の上面よりも、内側に後退する位置にあるので、上部軸の上面１２ｕと台１１の下面との接触を防ぐことができ、上部軸１２ａが良好に回転することができる。
【００２６】
さらに、開口部２１ｂ内にワッシャ２４を配設することにより、ホルダー２１の下面と下部軸１２ｂの上面との間に隙間を設けて下部軸１２ｂの回転によるホルダー２１の摩耗を防いでいる。ワッシャ２４は、ホルダー２１の開口部２１ｂ内に挿入される大きさで、厚さはホルダーの底部２１ｃの厚さよりも厚く形成されている。このワッシャ２４は、ベアリング２０内に上部軸１２ａを挿入する前に上部軸側から嵌められて、下部軸１２ｂの上面とベアリング２０の下面２０ｂによって挟まれて配設されている。
このような取付構造によって、４つのクランク部材１２は、図２のように平面形状が略四角形の台１１と固定台１４の４隅近くに配設され両者を連結する。
【００２７】
次に、駆動モータに連結されたクランク部材である、駆動用クランク部材１３の構成とその取付方法について図を用いて説明する。図３は、駆動用クランク部材の構成を示す断面図である。図４は、駆動用クランク部材の駆動用下部軸とモータ回転軸の嵌合状態を示す断面図である。
駆動モータ１９は、図２に示されるように台１１の隅の上面に固定して配設され、そのモータ回転軸１９ａは台１１を貫通して、台１１の下方に延出されている（図３参照）。このモータ回転軸１９ａの外周面には径方向に突出する凸部１９ｂが、軸線方向に伸びるよう設けられている。
【００２８】
駆動用下部軸１３ｂは円柱状に設けられ、モータ回転軸１９ａが挿入され嵌合する貫通孔１９ｎが軸線方向に形成されている。貫通孔１９ｎに挿入され嵌合したモータ回転軸１９ａの中心軸１９０ａと、駆動用下部軸１３ｂの中心軸１３０ｂは平行に配設され、さらに両者の距離は前述の所定距離ｄ（クランク部材１２の上部軸１２ａの中心軸１２０ａと、下部軸１２ｂの中心軸１２０ｂの距離）に等しく形成されている。
このように凸部１９ｂが設けられたモータ回転軸が、貫通孔１９ｎ内に嵌合することにより、駆動用下部軸１３ｂはモータ回転軸１９ａと一体化して回転することになる。
【００２９】
固定台１４には凹部１５ｂが設けられ、駆動用ベアリング２５が嵌め込まれて固定されている。この駆動用ベアリング２５内に、モータ回転軸１９ａが嵌め合わされた駆動用下部軸１３ｂが挿入される。このとき、モータ回転軸１９ａの下面と駆動用下部軸１３ｂの下面は、それぞれ凹部１５ｂの底面１５ｄと緩衝しないよう底面１５ｄの上方には隙間が設けられている。これにより、モータ回転軸１９ａと駆動用下部軸１３ｂは、凹部１５ｂの底面１５ｄを摩耗させることなく良好に回転することができる。
このように、駆動用クランク部材１３とは、前述のクランク部材の上部軸１２ａに代えて、駆動モータ１９のモータ回転軸１９ａが配設されているものである。
【００３０】
このような構成から成る旋回台装置１０は、図２に示されるように４つのクランク部材１２と駆動用クランク部材１３のクランク方向（下部軸の中心軸に対する上部軸の中心軸の位置）を揃えて組み立てられている。
旋回台装置１０は駆動モータ１９の始動によりモータ回転軸１９ａが回転し、駆動用下部軸１３ｂが回転する。すると、静止状態である固定台１４に対して台１１が駆動用下部軸１３ｂの回転に伴って旋回運動をする。このとき、４つのクランク部材１２は、台１１の旋回運動に伴って駆動用クランク部材１３と連動し、同周期で回転することになる。
台１１の旋回運動は、モータ回転軸１９ａの回転方向、スピード等を調整することにより逆方向に回転させたり、回転速度を減速したり加速させたりすることもできる。
【００３１】
上記構成の旋回台装置１０によると、４つのクランク部材１２が台１１の旋回運動に連動して回転しながら台１１を支持するので、台１１上に重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる。また、クランク部材１２は、柱状の軸が連結して形成されているので、簡単な構成でありながら強度があり、台１１を良好に旋回運動させることができる。さらに、クランク部材１２は、３つ以上設けられて、一列に並ばないように配置されているので、円滑に連動して台１１を旋回運動させることができる。
また、下部軸の径を大きくしたり、下部軸と上部軸の接合面を増やすことで、より強度を増すことができ、さらに、クランク部材を薄くすることで台１１と固定台１４の間を狭くして、旋回台装置をより薄く形成することができる。
【００３２】
さらに、クランク部材１２の数を増やすことで、台１１の載置面２６の面積を増やすことができる。
また、駆動用クランク部材の配設される位置を変えることでも、台１１上に懸けられる荷重に対応することができる。
さらに、上部軸が下部軸よりも径が小さいクランク部材を用いた旋回台装置について述べたが、上部軸が下部軸よりも径が大きいクランク部材を用いてもよい。この際、クランク部材は、各々円柱状に形成される上部軸と下部軸が、両者の中心軸が所定距離おいて平行に位置するよう、上部軸の下面と下部軸の上面とが接合されて一体化されて形成されることは前記クランク部材と同様である。
または１つの旋回台装置において、上部軸が下部軸より径が大きいクランク部材と、上部軸が下部軸より径が小さいクランク部材の両方を混在させて用いてもよい。このとき、複数のクランク部材の上部軸、下部軸のそれぞれ中心軸を一定距離おいて平行にし、クランク方向を同一にして配置することは勿論である。
本発明による旋回台装置１０は、比較的広い載置面２６に重い物を載せて旋回運動をする装置として有効である。この好適な例として、運動器具を挙げ、次に説明する。
【００３３】
図７は運動器具の１例で、前述した旋回台装置１０の台１１上に補助棒２７を垂直に立設させたものである。使用者２８は補助棒２７につかまりながら、旋回運動する台１１の載置面２６上に乗って運動器具２９を使用する。
従来、歩行訓練用としての運動器具は様々にある。例えば、エンドレス状に連結されたベルトをコンベア式に回転させるものが挙げられ、使用者はこの回転するベルト上に乗って歩くことで歩行訓練をする。
特別な機械を利用しないものとしては、平行に設けられた手すりにつかまって少しずつ歩く練習をするものもあり、これらは屋内で容易に歩行訓練ができるので便利である。
【００３４】
しかしながら、上記のような運動器具は、足の上げ下げができる人やある程度歩行が可能な人にとっての歩行訓練には役立つが、立つことが出来ない人や、立つことが限度で足の上げ下げが出来ないような人は使用出来ない。
そして、このような起立が出来ない人や、足の上げ下げが出来ないような人が、適度に身体を動かして筋肉の衰えを防止し、歩行訓練の前段階において利用できる運動器具は従来無かった。
【００３５】
本発明による運動器具２９は、立つことが困難な人や、立つことはできるが足の上げ下げが出来ないような人に対して好適である。使用者は旋回運動する台１１の上に乗って、足に力を入れて踏みこたえたりすることで、筋肉の衰えを防止したり、バランス感覚を鍛えることができる。旋回台装置は薄く、小型に形成されているので、家庭で手軽に運動することができ、このような訓練は、歩行訓練の前段階における機能回復に有効である。
【００３６】
このような使用方法において、補助棒２７は金属、木、プラスチック等の剛体で形成しても良いし、適度に柔軟性のある樹脂等で形成しても良い。剛体の場合は、使用者を確実に支えることができる。適度に柔軟性のある材料で形成した場合は、使用者が補助棒２７に完全に頼ることがなくなるので訓練として最適である。
【００３７】
補助棒２７に、駆動モータ１９の回転開始、停止用のスイッチや、回転スピードを調整するコントロールスイッチを配設すると、使用者２８が手元で簡単に運動器具２９の動作を制御でき便利である。
また、使用者の運動能力に応じた台１１の旋回運動が自動的になされるように、制御装置を設けても良い。制御装置は、モータ回転軸１９ａの回転方向、回転スピード、回転時間等の異なるプログラムを複数備え、これに応じて駆動モータのモータ回転軸の回転を制御するものである。
使用者２８は、補助棒２７に配設され、制御装置に信号を送る操作パネルによって自身の運動能力に応じた訓練メニューを選択する。すると、これに対応したプログラムによってモータ回転軸１９ａの回転スピードや時間等が制御され、台１１がモータ回転軸の回転に応じて旋回運動をする。
【００３８】
また、補助棒が必要ない使用者に対しては、旋回台装置１０そのものを運動器具として有効に利用できる。使用者は旋回運動する台１１に乗ることにより、バランス感覚を養うことができる。
さらに、旋回台装置は、駆動モータ１９の配設されていないものであっても良い。このとき、台１１と固定台１４は、駆動用クランク部材１３を用いず、複数のクランク部材１２のみによって連結される。これを運動器具として利用する場合は、台１１に乗り込んだ使用者が、壁等に手をついて押した反動を利用して、台１１を旋回運動させる。これによると、身体全体を使用して前述の運動器具２９よりもより激しい運動をすることができる。勿論、補助者が、使用者の乗り込んだ台１１を揺らして旋回運動させて使用する方法でも良い。
【００３９】
また、駆動モータを設けない場合は、図８に示すように固定台１４に補助棒４１を取付け、使用者が補助棒４１を動かすことによって台１１を旋回運動させる構成にしてもよい。補助棒４１の下端にはボール部４１ａが設けられており、ボール部４１ａは固定台１４に配設された軸受４２内に回動自在に嵌入されている。そして、補助棒４１は、固定台１４から台１１の貫通孔を通過して上方に延出している。貫通孔は補助棒４１に対してある程度余裕を持って設けられる。
このような構成の運動器具は、台１１上に乗り込んだ使用者が台１１を抉るように補助棒４１を回動させると、台１１がその方向へ押されて移動し、旋回運動をするようになる。これにより、使用者は脚ばかりでなく腕の筋肉の衰えも防止することができる。
また、駆動モータを用いないこれらの運動器具によると、機械的な回転が苦手で、旋回する台に乗ると酔ってしまうような人であっても、障害の程度にあった運動をすることができる。
【００４０】
さらに運動器具として、旋回台装置１０を補助器と組み合わせて使用しても良い。
図９、図１０は、図１に示した旋回台装置１０と補助器３０とを組み合わせて使用する場合の使用方法を示すものである。補助器３０は、人の起立を補助するものであり、鉄等のパイプを所定の形状に曲折させたり結合させたりして、上部に手すり３７を設けてフレーム状に形成したものである。フレームの中央に設けられた空間内に入った使用者２８は、手すり３７に体重をかけることができるので、歩行機能に障害のある人等の補助となることができる。
【００４１】
次に補助器３０の形状を説明する。支持フレーム３３は、金属製パイプを継ぎ合わせて四角形の枠型に形成したもので、その内側では、支持フレーム３３の相対するパイプを繋ぐよう２本のパイプ３２、３２が連結されている（図１０参照）。この２本のパイプ３２、３２と、これによって連結された相対するパイプによって作られた枠内には、旋回台装置１０が旋回運動を妨げられることのない十分な空間Ｃが設けられる。また、支持フレームの４隅からは、４本のパイプ３４が立設している。さらに、２本のパイプ３４の下部の前方側（矢印Ａ方向）からは、Ｌ字型に曲折したパイプ３５、３５が先端を上方に向けて継ぎ合わせられている。そして、２本のパイプ３５と４本のパイプ３４の上部には、これらを接続するように金属製パイプをＵ字型に曲折させて形成した手すり３７が、Ｕ字の曲折部分を前方側（矢印Ａ方向）に向けて水平状態で取り付けられている。
【００４２】
また、２本のパイプ３５、３５の下部にはそれぞれキャスター３６、３６が配設されている。普段は支持フレーム３３が補助器３０の設置面に当接してキャスター３６のストッパー役を成すが、キャスター３６側に補助器３０を傾けることで移動可能となる。
【００４３】
旋回台装置１０は、空間Ｃ内に駆動モータ１９の配設された側を前側（矢印Ａ方向）に向けて配設して使用する。使用者３８は、補助器の後側（矢印Ｂ方向）から台１１に乗り込み、手すり３７に体重を預けながら台１１を旋回運動させて運動を行う。
これによると、補助器３０に適宜、体重をかけることができるので、使用者２８に無理な負担をかけることがなく適度な運動を行うことができる。
さらに、台１１或いは固定台１４に、補助器３０の下部である支持フレーム３３を連結して固定することにより、前記補助器３０と旋回台装置１０が一体化された運動器具としても良い。
補助器３０が一体化された運動器具は、立つことに補助の必要な人にとって有効である。このときも、下部に配設されたキャスターによって運動器具の移動が簡単にできる。
【００４４】
図２１は、駆動モータを用いない旋回台装置を車椅子に適用した運動器具の背面図及び側面図である。この運動器具１１５は、手動で２つの車輪１０４ａ、１０４ｂを回転させることにより移動する通常の車椅子の座席部１０５上に、旋回台装置が固定されているものである。
固定されている旋回台装置は、ユニット化された旋回台装置ユニット１０２である。これは、複数（例えば４隅に１つずつとその中央に１つの計５つ）のクランク部材４１２が、金属プレートでそれぞれ形成されている台４１１と固定台４１４に回転可能に軸支されて、平面形状が四角形の１つのユニットとなっているものである（図２２、図２３参照）。クランク部材４１２の形状とその軸支方法は前述したものと同様であり、台４１１と固定台４１４にそれぞれ固定されたベアリング内に上部軸、下部軸が各々挿入されている。
そして、車椅子の座席部１０５に固定台４１４が固定され、さらに台４１１上には座板２１１が載置、固定されている。
【００４５】
また、１つの車輪１０４ａの回転運動を旋回台装置ユニット１０２に伝達する伝達手段が配設されている。これにより、車輪１０４ａが回転すると、旋回台装置ユニット１０２の台４１１及び座板２１１が車椅子上で旋回運動をする。次にこの伝達手段について図２２、図２３を用いて説明する。図２２は伝達手段の側面図であり、図２３は伝達手段の背面図である。
【００４６】
軸１１６が、台４１１の中央に配設されたクランク部材４１２の下部軸４１２ｂから下部軸４１２ｂと同心に、固定台４１４と座席部１０５を貫通して、座席部１０５の下方へ延出して設けられている。軸１１６は下部軸４１２ｂと一体的に回転可能に設けられ、その下端部にはプーリー１１１が固定されている。
また、座席部１０５の車輪１０４ａ側の下面には、軸１１７が回転可能に軸支されて下方に延出して配設されている。この軸１１７には、上方から順に、同径のプーリー１１０、プーリー１０９が固定されている。軸１１６に固定されているプーリー１１１は、これらプーリー１１０、１０９より大径に形成されている。また、プーリー１１１とプーリー１１０は、車椅子の設置面から略同一の高さに配設されている。
【００４７】
一方、軸１０７ａ（図２２参照）は、車椅子の車体フレームから車輪１０４ａ側に張り出して設けられる支持フレーム１０７に固定されている。軸１０７ａの先端側にはプーリー１０６が回転可能に配設され、車輪１０４ａに係合している。
そして、プーリー１０６とプーリー１０９との間にベルト１０８が掛け渡され、さらにプーリー１１０とプーリー１１１との間にもベルト１１２が掛け渡されている。
【００４８】
上記構成による車椅子形の運動器具１１５において、座板２１１上に腰掛けた使用者２８が、両脇の車輪１０４ａ、１０４ｂを回転させて車椅子を移動させると、車輪１０４ａの回転運動がベルト１０８、１１２を介してクランク部材の下部軸４１２ｂに伝達され、台４１１および座板２１１が旋回運動をする。従って、使用者２８は車椅子を移動させながら、これに伴う座板２１１の旋回運動によって、身体が揺動されて運動をすることができる。このときプーリー１１１は、車輪１０４ａより径の小さいプーリー１０６、１０９、１１０より大きい径を有するので、減速して回転運動を伝達する。このように、プーリーの径の組み合わせにより、使用者２８にとって良好な運動となるよう座板２１１の旋回運動の速度を調節することができる。また、伝達手段としてはこの他にスプロケットとチェーンの組み合わせや、かさ歯車の使用等種々設計変更可能である。
また、旋回台装置ユニット１０２を用いずに形成してもよい。つまり、車椅子形の運動器具において、前述した旋回台装置の台１１を座とし、固定台１４を直接車椅子のフレームに固定して形成しても良い。
【００４９】
図２４は、同一の旋回台装置ユニット１０２を複数利用して形成した椅子形の運動器具１１４である。
１１３は、板状の座席部３１４と４本の脚１０３とから成る椅子であり、前述の旋回台装置ユニット１０２が２つ、固定台４１４が座席部３１４にネジ止めされて固定されている。さらに、２つの旋回台装置ユニット１０２の台４１１上には、一枚の板状のカバー台３１１が載置固定されている。このとき、２つの旋回台装置ユニット１０２の、クランク部材のクランク方向を同一にした状態でカバー台３１１を配設する。また、カバー台３１１は、台４１１と共に旋回運動をしても座席部３１４を充分に覆うことができる大きさに形成される。
さらに、カバー台３１１の一端側には、手すり１０１が固定されている。手すり１０１は棒材からなり、その両端部がカバー台３１１の下面にそれぞれ固定されると共に、中央部分が上方に延設されて、正面形状が略Ｕ字形を成すように曲折して形成されている。
【００５０】
運動器具１１４を使って使用者２８は、手すり１０１によってカバー台３１１を揺動させるという運動をすることができる。この運動は、カバー台３１１の旋回運動範囲が限定されているので、キャスター付きの押し車を押すという運動よりも使用者２８の負担を軽くすることができる。従って、歩くことが困難な人等に有効である。
さらに、カバー台３１１上に人を１人或いは複数人腰掛けさせた状態で、運動器具１１４を使用しても良い。腰掛けている人は、カバー台３１１の旋回運動に対して座った状態の姿勢を保持しようと身体に力を入れるので、筋肉の衰えを防止することができる。従って、椅子形の運動器具１１４によれば、カバー台３１１を揺動させて運動する使用者２８ばかりでなく、腰掛けている人も運動をすることができる。
【００５１】
また、旋回台装置ユニット１０２を多数並べて配設することで、大きな面積のカバー台３１１を有した多人数用の椅子形の運動器具を簡単に形成することができる。
また、運動器具１１４の、複数のクランク部材のうちの１つを駆動モータが連結された駆動用クランク部材としても良い。これによると、手すり１０１につかまって起立している使用者は、自動的に動く手すり１０１によって身体が揺らされるので立つことの訓練に役立つ。
さらに、旋回台装置ユニット１０２を使用せず、椅子形に脚を付設した固定台１４と台１１を用い、両者の間でクランク部材をそれぞれ軸支させて、台１１に手すり１０１を配設した運動器具でも良い。この場合も、１つのクランク部材を駆動用クランク部材として、自動的に台１１が旋回運動をする運動器具としてもよい。
【００５２】
車椅子形の運動器具１１５、椅子形運動器具１１４のいずれも旋回台装置ユニットを用いることで通常の車椅子や椅子を使用して、簡単に作成することができ有利である。
【００５３】
（第２実施形態）
次に、図１１、１２を用いて本発明の他の実施形態である旋回台装置５０を用いた運動器具６１について述べる。図１１は、運動器具の側面図であり、図１２は、運動器具を上方から見た際の概略図である。
図１２に示されるように旋回台装置５０では、台５１と固定台５４が、４つのクランク部材５２と、駆動モータに連結されたクランク部材である駆動用クランク部材５３とを介して連結されている。４つのクランク部材５２は、旋回台装置の４隅に、駆動用クランク部材５３は略中央に配設される。
台５１、固定台５４は、金属、木或いはプラスチック等の剛体が板状に形成されてなる（図１１参照）。
そして、静止している固定台５４に対して台５１が、固定台５４の下面に固定された駆動モータ５９の駆動によって旋回運動をする。
【００５４】
４つのクランク部材５２は同一形状からなり、同一の構造によって台５１と固定台５４に対してそれぞれ回転可能に配設されている。次にその形状と取付構造について説明する。
クランク部材５２は、図１３に示されるようにそれぞれ円柱状に形成される下部軸５２ｂ、上部軸５２ａ及びクランクアーム部５５が一体化されて形成されている。上部軸５２ａ、下部軸５２ｂの径は、クランクアーム部５５の径よりもそれぞれ小さく形成されている。そして、上部軸５２ａの下面はクランクアーム部５５の上面と、クランクアーム部５５の上面内で接合されている。これと同様に、下部軸５２ｂの上面はクランクアーム部５５の下面と、クランクアーム部５５の下面内で接合されている。こうしてクランクアーム部５５は、上部軸５２ａと下部軸５２ｂを連結する役目をしている。また、上部軸の中心軸５２０ａと、下部軸の中心軸５２０ｂは、所定の距離ｓをおいて平行になるよう構成されている。
【００５５】
このような構成からなるクランク部材５２は、上部軸５２ａ、下部軸５２ｂ及びクランクアーム部５５が一体化した１部品として形成されても良いし、それぞれを個別に形成して連結する構成でも良い。連結する構成としては、例えば上部軸５２ａ、下部軸５２ｂの下面或いは上面にそれぞれ凸部を設け、これら凸部と嵌合する凹部をクランクアーム部５５の上面、下面それぞれに設け、凹部と凸部を嵌合させることにより、クランクアーム部に上部軸と下部軸を固定して連結する方法がある。これによると、一定形状の上部軸５２ａと下部軸５２ｂに対して、異なるクランクアーム部５５を組み合わせることで、距離ｓ（上部軸の中心軸と、下部軸の中心軸の距離）を変えて、台５１の旋回範囲を変えることができる。
【００５６】
このような形状のクランク部材５２は、台５１に固定されているベアリング６２に上部軸５２ａを、固定台５４に固定されているベアリング６３に下部軸５２ｂを、それぞれ挿入することにより、台５１と固定台５４との間で回転自在に配設されている。
ベアリング６３は、固定台５４の上面に接合された板状の固定部材６４と共に固定台５４を貫通する貫通孔に嵌め込まれて固定されている。このとき、ベアリング６３の上面と固定部材６４の上面は略同一平面上にあるので、下部軸５２ｂをベアリング６３に挿入した際に、ベアリング６３と固定部材６４の上面と、回転するクランクアーム部５５とが直接接触しないように、ワッシャが下部軸５２ｂ側から嵌め込まれて、これらの間に隙間が設けられている。
【００５７】
ベアリング６２は、台５１の下面に接合された固定部材６５を貫通する貫通孔に嵌合されて固定される。固定部材６５の厚さはベアリング６２の厚さよりも厚く形成され、ベアリング６２の下面は固定部材６５の下面より、内側に後退する位置にある。そして、クランク部材５２は、上部軸５２ａ側からワッシャを嵌め込んだ状態で、ベアリング６２内に上部軸５２ａを挿入して軸支されている。ワッシャは、固定部材６５の貫通孔内で、ベアリング６２とクランクアーム部５５に挟まれることにより、固定部材６５とクランクアーム部５５との間に隙間を設けて両者の緩衝を防いでいる。
また、上部軸５２ａの上面と台５１の下面が緩衝しないように、台５１には下面側から凹部が設けられて、両者の間に隙間が配設されている。
【００５８】
次に、駆動モータ５９に連結されたクランク部材である、駆動用クランク部材５３の構成とその取付方法について図１１、１２を用いて説明する。
駆動モータ５９は、固定台５４の下面の略中央部に固定して配設され、そのモータ回転軸５９ａは、固定台５４を貫通して固定台５４の上方に延出されている。このモータ回転軸５９ａの外周面には、径方向に突出する凸部が、軸線方向に延びるよう設けられている。
駆動用クランクアーム部６６は柱状に形成されており、前述のクランク部材５２の上部軸５２ａと同一形状の駆動用上部軸５３ａが、同様の構成により駆動用クランクアーム部６６に一体化して固定されている。
【００５９】
さらに、駆動用クランクアーム部６６には、その下面側から軸線方向に延びる凹部が形成されており、凹部にはモータ回転軸５９ａが挿入され嵌合している。モータ回転軸には凸部が配設されているので、モータ回転軸と駆動用クランクアーム部は一体化して回転する。
このような構成により、駆動用上部軸５３ａ、駆動用クランクアーム部６６及びモータ回転軸５９ａは、一体化されて駆動用クランク部材５３を形成している。つまり、駆動用クランク部材５３とは、前述のクランク部材５２の下部軸５２ｂに代えて、モータ回転軸５９ａが配設されているものである。
このとき、駆動用上部軸の中心軸と、モータ回転軸の中心軸は平行に配設され、両者の距離は前述の所定距離ｓ（クランク部材５２の上部軸の中心軸５２０ａと、下部軸の中心軸５２０ｂの距離）に等しく形成されている。
【００６０】
このような構成の駆動用クランク部材５３は、前述のクランク部材５２と同様に、台５１に固定された駆動用ベアリング６７内に、駆動用上部軸５３ａを挿入することで回転自在に軸支される。
【００６１】
このような構成からなる旋回台装置５０は、図１１に示されるように４つのクランク部材５２と駆動用クランク部材５３のクランク方向（下部軸の中心軸に対する上部軸の中心軸の位置）を揃えて組み立てられている。
そして、旋回台装置５０は駆動モータ５９の始動によりモータ回転軸５９ａが回転し、これに伴って駆動用クランクアーム部６６、駆動用上部軸５３ａが回転し、台５１が静止状態である固定台５４に対して旋回運動をするようになる。このとき、４つのクランク部材５２は、台５１の旋回運動に伴って、駆動用クランク部材５３と連動し同周期で回転することになる。
【００６２】
旋回台装置５０は、複数のクランク部材５２が旋回運動をする台５１を支持しながら共に回転するよう構成されているので、台５１上に重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる。また、クランク部材５２は、柱状の軸とクランクアーム部が連結して形成されているので、簡単な構成でありながら強度があり、台５１を良好に支持することができる。さらに、クランク部材１２は、３つ以上設けられて、一列に並ばないように配置されているので、円滑に連動して台１１を旋回運動させることができる。
【００６３】
図１１に示す運動器具６１は、この旋回台装置５０を固定フレーム６８上に固定し、台５１上にカバー台６９を載せて形成されたものである。使用者は、カバー台６９の上に腰掛けて運動器具６１を使用する。
固定フレーム６８は、カバー台６９の高さが使用者が座るのに適した高さになるよう旋回台装置５０を支持するもので、旋回台装置５０が載置される本体部４３と脚部３９から成る。本体部４３には、上方に向かって開口する凹部３７が設けられており、凹部３７の開口縁から水平に外側に張り出した板状の取付部３８が配設されている。さらに、４つの脚部３９が本体部の側面から下方に延出するように配設されて本体部４３を支持している。脚部３９下部には運動器具６１を移動可能にするための４つのキャスター３５と、使用の際に運動器具６１全体が設置面上で揺動しないよう固定するストッパー３６とが設けられている。
【００６４】
固定フレーム６８上への旋回台装置５０の固定は、駆動モータ５９を凹部３７内に挿入しながら、本体部４３上に旋回台装置５０を載置し、取付部３８に配設されたネジ孔を介してボルトを固定台５４にねじ込むことで行なわれる。
【００６５】
また、カバー台６９は、板状に形成された金属、木或いはプラスチック等の剛体で、台５１の上面よりも大きい面を持ち、台５１上を覆うよう余裕を持って台５１上に載置される。
【００６６】
このような運動器具６１において使用者は、駆動モータ５９の始動、停止用スイッチや、回転スピードを調整するコントロールスイッチを用いて、台５１の旋回運動を直接制御する。これらスイッチは、カバー台６９に付設されると使用者が操作しやすく便利である。
または、第１実施形態と同様に制御装置４４を設けても良い。運動器具６１においては、カバー台６９の下面の、カバー台を旋回台装置の上に載せた際には旋回台装置の側方に当たる位置に制御装置４４を配設する。制御装置４４は、モータ回転軸の回転スピード、回転時間、回転方向等の異なるプログラムを複数備え、これに応じて駆動モータのモータ回転軸の回転を制御するものである。
駆動モータの始動、停止用のスイッチ、コントロールスイッチ或いは使用者がプログラムを選択するための操作パネル等は、カバー台或いは旋回台装置に付設されて固定されても良いが、使用者が手元で操作可能なように、配線でつながったリモコン型に形成してもよい。もちろんコードレスのリモコンも好適である。
【００６７】
このような構成からなる運動器具６１は、使用者が台５１と共に旋回運動をするカバー台６９を座として、椅子に座るように座って使用する。使用者はカバー台６９の旋回運動に対して、座った状態の姿勢を保とうと身体に力を入れるので、筋肉の衰えを防止することができる。このような運動は、歩行や立つことの困難な人の歩行訓練の前段階として有効である。
また、複数の使用者が一緒にカバー台６９上に乗れるよう、運動器具６１を形成しても良い。
【００６８】
この運動器具６１を身体の不自由な人や高齢者が使用したところ、全く歩けなかった人が何回か使用するうちに、伝い歩きができるようになった。また、４〜５人が一緒に乗って使用できる運動器具の場合、会話をしながら楽しく運動ができるので、寝たきりの状態の人や身体の不自由な高齢者等に好評であった。
【００６９】
図１５に示す運動器具は、図１１に示す運動器具と同様の構成からなり、カバー台６９を、その上で人が仰臥姿勢をとることができる十分な大きさに形成したものである。使用者２８はカバー台６９の上で仰臥、横臥或いは伏臥姿勢になり、台５１を旋回運動させて運動器具を使用する。このとき使用者２８は、カバー台６９の旋回運動に対して姿勢を保とうとして身体に力を入れるので、筋肉の衰えを防止することができ、特に立つことの困難な人にとって好適な運動となる。勿論、カバー台６９を用いず台５１を人が仰臥姿勢をとれる十分な大きさに形成し、台５１上に人が直接乗り込む構成にしてもよい。
【００７０】
仰臥姿勢で使用する運動器具としては、図１６に示すようなものも好適である。これは、図１１に示したものと同様の構成からなる運動器具の固定台５４が、台５１上のカバー台６９の両側方（図の左右方向）に延長され、その延長部分５４ａの高さがカバー台６９の高さと略同一か或いはカバー台６９の高さより所定距離高く形成されているものである。
【００７１】
使用者２８は、頭部２８ａと脚２８ｃを延長部分５４ａに、胴体部分２８ｂをカバー台６９の上に載せて仰臥或いは横臥姿勢で運動器具を使用する。図１５の運動器具は、胴体部分２８ｂだけでなく頭部２８ａもカバー台６９の上に載せて使用するものなので、機械的な回転に弱い人は酔ってしまう場合があった。これに対して図１６に示す運動器具は、頭部２８ａと脚２８ｃが揺動されないので、酔いやすい使用者であっても酔いを防ぐことができ好適である。また、腰部を中心に部分的に揺動させることができるので、腰痛等の治療にも効果的である。
【００７２】
この場合もカバー台６９を用いず、台５１上に直接乗り込む構成にしてもよい。つまり、固定台５４の延長部分５４ａの高さが、台の高さと略同一か或いは台の高さより所定距離高く形成される構成にしてもよい。
また、脚を載せる延長部分５４ａの高さは、台５１又はカバー台６９よりも低く形成して、脚を折り曲げて載せるようにしても良い。
さらに、座った姿勢で或いは仰臥姿勢等で使用する運動器具の固定台５４、台５１又はカバー台６９のいずれかに手すりを設けると、使用者が運動器具から転落することがなく、心理的にも転落の不安が取り除かれ、安心感があって好適である。
【００７３】
図１７に示した運動器具は、図１１に示した運動器具と同様の旋回機構を利用したものであり、固定フレーム７３の上部に固定された固定台５４に手すり７１と背もたれ７２を配設し、台５１を座として一般的な事務用の椅子の形態にしたものである。
図１８は、図１７に示した運動器具に使用される旋回台装置の断面図を示す。この旋回台装置は、図１１で示したものと同様の構成からなるクランク部材５２が、台５１と固定台５４にそれぞれ設けられたベアリングに軸支されて両者を連結している。
固定台５４と台５１の両者の４隅を連結する４つのクランク部材のうち１つは、固定台５４の下面に固定された駆動モータ５９のモータ回転軸が配設されて駆動用クランク部材５３となっている。
そして、背もたれ７２や手すり７１は、台５１の旋回運動を妨げないよう固定台５４に固定され配設される。
【００７４】
また、図１７に示すように、前記実施形態と同様の働きをする制御装置４４が駆動モータ５９の外側面に付設され、モータ回転軸の回転が制御される。
固定フレーム７３は、主要部として脚部８９、軸受筒７４、７５及び高さ調整軸７６を有している。四方に延びる脚部８９の中央には軸受筒７４が立設されており、固定台５４には、その下面中央から垂下するよう軸受筒７５が配設されている。そして、高さ調整軸７６が軸受筒７４、７５に挿入されて、両者を連結している。高さ調整軸７６の側面には、軸線方向に並ぶ複数の凹部７６ａが設けられており、脚部８９側の軸受筒７４には側面に貫通穴７４ａが設けられている。この貫通穴７４ａと１つの凹部７６ａが揃えられ、両者に同時にボルト型の係止部材７７が挿入されることにより、固定台５４がその高さを調整されて固定フレーム７３によって支持される。勿論、凹部７６ａに代えて高さ調整軸７６に貫通穴を設け、係止部材７７を挿入する構成であってもよい。
【００７５】
使用者は、通常の椅子と同様、座である台５１の上に腰掛け、台５１を旋回運動させて運動器具を使用する。この際、使用者は、台５１の旋回運動に抵抗して姿勢を保とうとするので、筋肉を使い運動をすることができる。使用の際には、手すり７１や背もたれ７２に凭れかかることもでき、身体の負担を減らすことができる。背もたれ７２や手すり７１は、台５１に固定されて配設されても良いが、この場合、背もたれ７２の旋回運動に伴って使用者の頭部が揺動され、なかには酔ってしまう人がいた。この点、固定台５４に背もたれ７２や手すり７１を固定すると、頭部の揺動が抑えられるので、酔いを防止することができる。
このような構成による運動器具は、通常は事務用の椅子として使用し、必要に応じて運動器具として使用することができるので、手軽で便利である。
【００７６】
第１実施形態の旋回台装置と第２実施形態の旋回台装置の違いは、クランクアーム部の有無であり、働きは同様なので、実施形態として挙げた運動器具にどちらの機構の旋回台装置を用いてもよい。クランクアーム部を用いた旋回台装置もユニット化可能である。
【００７７】
（第３実施形態）
次に、図１９、２０を用いて本発明の他の実施形態である旋回台装置と、これを用いた運動器具について述べる。図１９は、運動器具７８を側方から見た際の概略図であり、図２０は、図１９に用いられる旋回台装置の旋回機構を説明するための断面図である。
旋回台装置では、図２０に示されるように台１５１から延出する旋回軸７９と、支持フレーム１００に立設する固定軸８０とがクランク用ギア８１を介して連結され、静止状態である固定軸８０に対して台１５１が自転することなく一定方向を向いた状態で旋回運動をするよう構成されている。次にその構成について説明する。
【００７８】
旋回軸７９は図１９に示されるように、台１５１の下面に、台１５１に対して直角に固定される軸受筒１５１ａ内に挿嵌されており、その下端部は軸受筒１５１ａから突出し、上端面は台１５１の下面に当接して軸受筒１５１ａと共に台１５１を支持している。
一方、固定軸８０は、四方に延びる脚部を有した支持フレーム１００の略中央に固定され立設する軸受筒７３ａ内に挿嵌されている。そして、固定軸８０の側面には軸線方向に並ぶ複数の凹部８０ａが設けられており、これらのうちの１つと、軸受筒７３の側面に配設された貫通穴７３ｂに、同時にボルト型の係止部材７７が挿入されることで、固定軸８０は、軸受筒７３ａから突出する上端部の高さが調節されて軸受筒７３ａ内で固定される。勿論、凹部８０ａに代えて貫通穴が設けられていても良い。
また、四方に延びる脚部の下部には、それぞれキャスター３５が配設されている。
【００７９】
さらに、図２０に示されるようにクランク用ギア８１は、ギア部８１ａと軸受部８１ｂとから成り、さらに軸受部８１ｂは、上部軸受部８１ｃと下部軸受部８１ｄとから成る。
上部軸受部８１ｃは、内部にベアリングが２つ、開口部を一致させた状態で重ねて配設されると共に、これらベアリングの他方の開口部が外側に露出して、全体形状がリング状に形成されている。この２つのベアリングのうち一方は、他方に比較して厚さが薄く外径の小さいベアリング８２であり、２つのベアリングが一体化されて、旋回軸７９が挿入される旋回軸用ベアリング８３を形成している。
また、下部軸受部８１ｄも同様の構成からなり、内部には厚さと外径の異なる２つのベアリングによって、固定軸８０が挿入される固定軸用ベアリング８４が形成されている。
【００８０】
そして、上部軸受部８１ｃと下部軸受部８１ｄは、互いの小さい方のベアリングを対向させて密着させた状態で、両者にボルト８５が同時に固定されることにより一体化され、軸受部８１ｂを形成している。このとき、上部軸受部８１ｃと下部軸受部８１ｄは、それぞれに挿入される旋回軸７９と固定軸８０の互いの中心軸が所定距離おいて平行に位置するよう一体化されている。つまり、固定軸８０と旋回軸７９とは軸受部８１ｂにおいて偏心して軸支される。
【００８１】
また、軸受部８１ｂには、上方から旋回軸用ベアリング８３内に旋回軸７９が挿入され、下方から固定軸用ベアリング８４内に固定軸８０が挿入されてそれぞれ軸支される。このとき、旋回軸用ベアリング８３の下面と旋回軸７９の下端面は同一平面上に位置し、固定軸用ベアリング８４の上面と固定軸８０の上端面も同一平面上に位置している。従って、旋回軸７９の下端面は、下部軸受部８１ｄの上面及び固定軸８０の上端面に当接し、軸受筒１５１ａの先端は旋回軸用ベアリング８３の上面に当接している。また、固定軸８０の上端面は旋回軸７９の下端面及び上部軸受部８１ｃの下面に当接し、軸受筒７３ａの先端は固定軸用ベアリング８４の下面に当接している。
【００８２】
また、外周に歯を有するギア部８１ａはリング状に設けられ、下部軸受部８１ｄに軸支される固定軸８０の中心軸が、ギア部８１ａの軸線と一致するようギア部８１ａ内部に下部軸受部８１ｄが嵌合されて両者は一体化している。このとき、ギア部８１ａの下面と下部軸受部の下面は略同一平面上に位置するよう形成される。
また、駆動モータ１５９が軸受筒７３ａを抱き込むＵボルト８６によって軸受筒７３ａの側方に付設され、駆動モータ１５９は駆動ギア８７を回転駆動する。クランク用ギア８１は、そのギア部８１ａが駆動ギア８７と噛合することにより、回転可能に構成されている。
【００８３】
上記構成による旋回台装置は、ギア部８１ａに噛合する駆動ギア８７が回転運動することにより、固定軸８０を中心としてクランク用ギア８１が回転運動する。この際、旋回軸７９は、固定軸８０に対して偏心して配設されているので、静止状態の固定軸８０に対して旋回運動をする。さらに、旋回軸７９は、下端面が下部軸受部８１ｄの上面と固定軸８０に当接すると共に、上端面に台１５１が載置されて台１５１を支持する構成となっている。従って、軸受筒１５１ａ、旋回軸７９及び台１５１は、台１５１の重量或いは台１５１と台１５１上に載置された物の重量により、上部軸受部８１ｃと一体的に運動することなく、一定方向を向いた状態で旋回運動をすることになる。
【００８４】
上記構成による旋回台装置によると、クランク用ギア８１に駆動ギア８７の回転運動が直接伝動されるのでチェーン等が要らず、耐久性のある旋回台装置を提供できる。また、旋回軸７９と固定軸８０とを偏心した状態で軸支するクランク用ギア８１が回転する構成なので、従来技術で述べたような軸の曲折部分が不必要となると共に、クランク用ギア８１が旋回軸７９と固定軸８０を補強する役目もするので、台１５１上に重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる。
また、大きさの異なる２つのベアリングが重ね合わされて旋回軸用、固定軸用ベアリングがそれぞれ形成されているので、重量の重いものが台上に載置されても、良好に力を分散して支持することができる。
【００８５】
上記旋回台装置は、一般の事務用椅子の形態にすることにより、図１７に示したものと同様の運動器具として使用できる。
図１９に示した運動器具７８は台１５１を座として、台１５１に手すり７１と背もたれ７２を固定し設けたものである。これによると、通常は１人用の事務用椅子として使用しながら、随時運動器具として台１５１を旋回運動させることができ、使用者が手軽に運動をすることができる。このとき、前述したように台１５１は、一定方向を向いて旋回運動をするので、台１５１に腰掛けた使用者は、矢印Ｆ方向を向いた状態で運動器具によって揺動されることになる。
また、固定軸８０には複数の凹部８０ａが配設されているので、使用者の身長等に合わせて台１５１の高さを調節することができる。
【００８６】
さらに、台１５１の上面略中央に、圧力スイッチ等からなる人体感知スイッチ８８を配設し、台１５１上に使用者が座ると人体感知スイッチが作動し、駆動モータ１５９が始動して台１５１が旋回運動をするよう構成してもよい。
さらに、前記実施形態と同様の働きをする制御装置４４を駆動モータ１５９の外側面に付設し、モータ回転軸の回転を制御するように構成しても良い。
【００８７】
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
第１実施形態では、下部軸の抜け止めにＣ−リング１８を用いたが、下部軸の溝１７の代わりに突出部を設けても良い。
また、第１実施形態の駆動モータを用いない運動器具において、上部軸を駆動モータのモータ回転軸と連結可能に形成すると、駆動モータの取外しにより必要に応じて台を手動で旋回運動させたり、駆動モータによって自動的に旋回運動させたりすることもでき便利である。
【００８８】
また、第２実施形態において、固定フレームの本体部４３を上下移動可能に設け、カバー台６９の高さを変更できるようにすると、使用者の身長等に合わせることができ便利である。
さらに、カバー台は無くても良く、台５１を座として使用者が直接台５１上に座る構成であってもよい。
【００８９】
さらに本発明の旋回台装置は、展示、陳列、表示、装飾等に使用されるディスプレー装置に利用することができる。
図２５は、ディスプレー装置５０３の側断面図である。ディスプレー装置５０３は、固定台５０１、台５０２、複数のクランク部材５０４、及び駆動モータ（図示せず）とを有し、固定台５０１が壁面５００に沿うように固定される。そして、ディスプレー装置５０３は、静止状態である固定台５０１に対して、台５０２が駆動モータの駆動によって旋回運動をするように設けられる。
ディスプレー装置５０３は、台５０２の表面（上面）５０２ａに陳列用の商品や装飾用の美術品を固定したり、表示用のポスター等を貼付して使用される。これにより、商品、美術品、ポスター等が台５０２の旋回運動に伴って回転することとなり、消費者等、人の目をひくことができる。
ディスプレー装置に使用する旋回台装置は、第１、第２及び第３実施形態のどの旋回台装置を使用してもよいのは勿論である。
【００９０】
【発明の効果】
本発明によれば、重量の重いものを載せても良好に旋回運動をすることができる充分な強度を持ち、耐久性のある旋回台装置を提供できる。さらに、この旋回台装置を用いれば、立つことや脚の上げ下げが困難な人にとって有効な運動器具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る旋回台装置の概略を示す側面図である。
【図２】図１の旋回台装置を上方から見た際の概略図である。
【図３】駆動用クランク部材の取りつけ構造を示す断面図である。
【図４】駆動用クランク部材の構成を示す断面図である。
【図５】クランク部材の取りつけ方法を示す断面図である。
【図６】クランク部材の形状を示す概略図である。
【図７】運動器具の使用状態を示す概略図である。
【図８】補助棒の取りつけ構造を示す断面図である。
【図９】本発明による運動器具の他の使用状態を示す概略図である。
【図１０】図９の運動器具と補助器の位置関係を示す概略図である。
【図１１】本発明による運動器具の他の実施形態の側面図である。
【図１２】図１１の運動器具を上方から見た際の概略図である。
【図１３】図１１の運動器具に使用されるクランク部材の形状を示す断面図である。
【図１４】従来の旋回台装置の構成を示す概略図である。
【図１５】本発明による運動器具の他の実施形態の側面図である。
【図１６】本発明による運動器具の他の実施形態の側面図である。
【図１７】本発明による運動器具の他の実施形態の概略図である。
【図１８】図１７に示す運動器具の旋回機構を説明する断面図である。
【図１９】本発明による運動器具の他の実施形態の概略図である。
【図２０】図１９に示す運動器具の旋回機構を説明する断面図である。
【図２１】車椅子形運動器具の背面図及び側面図である。
【図２２】伝達手段の側面図である。
【図２３】伝達手段の背面図である。
【図２４】椅子形運動器具の概略図である。
【図２５】ディスプレー装置の側断面図である。
【符号の説明】
１０旋回台装置
１１台
１２クランク部材
１２ａ上部軸
１２ｂ下部軸
１３駆動用クランク部材
１４固定台
１９駆動モータ
１６ベアリング
２０ベアリング
２９運動器具[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a swivel table device and an exercise apparatus using the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a swivel device 93 for swiveling the table 70, a structure as shown in FIG. 14 is known. This is made up of a plurality of crank members 94 and a drive motor 96 that rotates the plurality of crank members 94 via a chain 95 to cause the table 70 to pivot.
The crank member 94 includes an upper shaft 94a rotatably mounted on the base 70, a lower shaft 94b mounted on the base frame 90, and an axis of the upper shaft 94a and the lower shaft 94b spaced at a predetermined interval. And a crank arm portion 94c provided therebetween so as to be fixed in a parallel state, and is formed in a crank shape as a whole.
[0003]
The sprocket 97 is fixed to each upper shaft 94a of the four crank members 94. A sprocket 97 is also fixed to an output shaft of a drive motor 96 installed on the base 70. A chain 95 is hung around the five sprockets 97 described above. Thus, by driving the drive motor 96, each of the upper shafts 94 a is rotated in synchronization, and the base 70 makes a revolving motion relative to the fixed base frame 90.
In other words, the table 70 makes a circular motion while keeping its orientation in a fixed direction (that is, without rotating). That is, an arbitrary point on the base 70 makes a circular motion having a radius equal to the deviation distance between the lower shaft 94b and the upper shaft 94a.
[0004]
Such a swivel device 93 is used for various purposes.
For example, there is a mushroom culture-based scraping apparatus in which a plurality of scraping members are erected on a table 70 (for example, see Patent Document 1). This is to insert the extraction member in each of a plurality of mushroom cultivation bottles held in an inverted state so that the bottle mouth faces downward, and by moving the extraction member by the turning motion of the table, the plurality of mushroom cultivation bottles The mushroom culture is scraped out at once.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-316378 (FIG. 10)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above configuration, the chain 95 was easily stretched and loosened, and was inferior in durability.
Further, the crank member 94 is formed by a shaft bent in a crank shape, and it is sufficient that the weight is about the same as the scraping member. It was weak in terms of strength.
[0007]
Therefore, the present invention has been made to solve these problems, and it is an object of the present invention to have sufficient strength to perform a good turning motion even when a heavy object is placed on a table, and to be durable. It is an object of the present invention to provide a revolving turntable device and exercise equipment using the same.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following configuration to achieve the above object.
That is, the swivel device of the present invention is configured such that the lower surface of the upper shaft is joined to the upper surface of the lower shaft such that the central axis of the cylindrical upper shaft and the central axis of the cylindrical lower shaft are located at a predetermined distance in parallel. A plurality of crank members formed by integrating an upper shaft and a lower shaft; a fixed base on which the lower shafts of the plurality of crank members are rotatably supported; and a plurality of fixed members arranged above the fixed base. An upper shaft of each of the plurality of crank members, each of the plurality of crank members having a base rotatably supported, and interlocking with the turning movement of the base relative to a stationary base in a stationary state, the plurality of crank members Rotate in the same cycle and support the table without hindering the swiveling movement of the table.
Accordingly, it is possible to provide a swivel base device capable of performing a good swiveling motion even when a heavy object is placed on the base.
[0009]
Also, the upper and lower shafts, each formed in a columnar shape, are located on opposite sides of the crank arm portion through the columnar crank arm portion so that the center axes of the two are located in parallel at a predetermined distance. A plurality of crank members that are respectively joined to and integrated with the end surfaces, and a lower base of the plurality of crank members, a fixed base that is rotatably supported, and a fixed base disposed above the fixed base. An upper shaft of each of the plurality of crank members is rotatably supported by a corresponding one of the plurality of crank members. It is characterized by rotating periodically and supporting the table without hindering the swiveling movement of the table. This increases the degree of freedom of the shape of the crank member.
[0010]
Further, the plurality of crank members are three or more and are arranged without being arranged in a line. Thus, the table can be smoothly turned.
Further, the exercise equipment according to the present invention is an exercise equipment in which the turntable device is incorporated as a seat of a wheelchair, wherein the rotation of the wheel of the wheelchair is transmitted by a transmission means, and the table makes a turning movement. And
[0011]
Further, the table is characterized in that the table is revolved by a drive motor, and the table can be automatically revolved.
Further, an upper shaft or a lower shaft of one of the plurality of crank members is a motor rotation shaft of the drive motor. Thus, the table can be swiveled with a simple configuration.
[0012]
Further, the exercise apparatus according to the present invention is characterized in that an auxiliary rod is erected on the platform of the swivel platform apparatus, and a user rides on the platform to use. Thereby, it is possible to provide an exercise apparatus optimal for a person who has difficulty walking or standing.
In addition, the auxiliary rod is characterized in that it is flexible, so that the user does not have to rely on the auxiliary rod completely, and it is possible to provide an exercise apparatus optimal for standing training.
Further, a switch for starting and stopping the rotation of the drive motor is provided on the auxiliary rod, whereby an exercise apparatus which is easy for the user to operate can be provided.
[0013]
Further, an exercise apparatus according to the present invention is an exercise apparatus using the swivel table apparatus, wherein the fixed table is extended to the side of the table. According to this, by placing the head on the extension part, the swinging of the head can be suppressed, and even a person who is weak in mechanical motion and easily sick can be used for a long time while preventing sickness. In addition, the user can exercise around the waist with the turning movement of the table by taking the supine posture with the head and legs on the extended part and the torso part on the table, and the lower back pain etc. It is also effective for recovery.
[0014]
Further, the swivel device of the present invention includes a crank gear meshing with a drive gear, a fixed shaft that is concentrically supported by the crank gear from below the crank gear, and The crank gear has a turning shaft that extends at right angles to the table and is eccentrically supported on the fixed shaft from above the crank gear, and is stationary with the rotation of the drive gear. The platform is supported by the turning shaft with respect to the fixed shaft in a state, and makes a turning motion without changing its direction.
[0015]
According to this, since the rotational motion of the drive gear is directly transmitted to the crank gear, a durable turntable device can be provided without the need for a chain or the like. In addition, since the crank gear that supports the rotating shaft and the fixed shaft in an eccentric state is rotated, the bent portion of the shaft as described in the related art is unnecessary, and the crank gear is connected to the rotating shaft. Since it also serves to reinforce the fixed shaft, even if a heavy object is placed on the table, it is possible to perform a favorable turning motion.
Further, the driving gear is driven to rotate by a driving motor, and the base can be turned by a simple configuration.
[0016]
Further, the exercise apparatus according to the present invention is characterized in that the table of the swivel device is a seat, and a user sits on the table to use. Thus, it is possible to provide an exercise apparatus suitable for a person who has difficulty walking or standing.
In addition, a backrest and / or a handrail are provided, so that it is possible to provide exercise equipment more suitable for a person who has difficulty walking or standing.
Further, when a backrest and / or a handrail is fixedly provided on the fixed base, the head of the user leaning on the backrest or the handrail can be prevented from swinging due to the turning motion, and the user's sickness can be reduced. Can be prevented.
[0017]
A control device that controls the operation of the drive motor in accordance with the program, wherein the program is selected by a signal transmitted from the operation panel to the control device; The operation of the drive motor is controlled. Thus, the table can be automatically turned in accordance with the degree of the obstacle, which is most suitable for the recovery training of the motor function of the user.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, exercise equipment using the swivel device according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings with reference to first, second, and third embodiments.
(1st Embodiment)
FIG. 1 is a side view of a swivel device used for exercise equipment, and FIG. 2 is a schematic view of the swivel device of FIG. 1 as viewed from above. FIG. 7 is a schematic diagram illustrating a use state of the exercise equipment using the swivel device illustrated in FIGS. 1 and 2.
[0019]
In the swivel table apparatus 10 shown in FIGS. 1 and 2, the table 11 and the fixed table 14 are connected via four crank members 12 and a driving crank member 13 which is a crank member connected to a driving motor 19. ing. Then, the table 11 makes a revolving motion relative to the stationary fixed table 14 by driving of a drive motor 19 fixed on the table 11. The swivel table device 10 is used with an object placed on the upper surface of the table 11 as a mounting surface 26 or an object fixed thereon.
The base 11 and the fixed base 14 are made of a rigid body such as metal, wood or plastic. The fixed base 14 is formed in a plate shape, and the base 11 is formed in a box shape so as to be covered from above the fixed base 14. Further, a certain space is provided between the inner wall of the base 11 and the fixed base 14 so as not to come into contact when the base 11 makes a turning movement.
[0020]
The four crank members 12 have the same shape and are rotatably disposed with respect to the base 11 and the fixed base 14 by the same structure. Next, the shape and mounting structure will be described with reference to FIGS. FIG. 5 is a cross-sectional view showing a mounting structure of the bearing 20 fixed to the base 11, the bearing 16 fixed to the fixed base 14, and the crank member 12 rotatably supported by both. FIG. 6 is a perspective view showing the shape of the crank member.
As shown in FIG. 6, the crank member 12 is formed by integrating the two members in a state where the cylindrical upper shaft 12 a is completely mounted on the cylindrical lower shaft 12 b without protruding from the lower shaft 12 b. ing. That is, the lower surface of the upper shaft 12a is joined to the upper surface of the lower shaft 12b within the upper surface of the lower shaft 12b.
[0021]
The diameter 12h of the upper shaft 12a is smaller than the radius 12r of the lower shaft 12b, and a part of the outer peripheral surface of each of the lower shaft 12b and the upper shaft 12a is aligned vertically in 12j in FIG. Further, the central axis 120a of the upper shaft 12a and the central axis 120b of the lower shaft 12b are configured to be parallel at a predetermined distance d.
That is, the small-diameter upper shaft 12a is eccentrically attached to the large-diameter lower shaft 12b.
[0022]
In the crank member 12 having such a shape, as shown in FIG. 5, the upper shaft 12a is inserted into the bearing 20 fixed to the base 11, and the lower shaft 12b is inserted into the bearing 16 fixed to the fixed base 14, respectively. Thereby, it is arranged rotatably between the table 11 and the fixed table 14.
[0023]
The bearing 16 is fitted and fixed in a concave portion 15 provided in the fixing base 14.
A groove 17 is provided on the upper side of the lower shaft 12b so as to go around the outer peripheral surface (see FIG. 6), and a C-ring 18 is fitted into the groove 17. As a result, the crank member 12 having the lower shaft 12b inserted into the bearing 16 is held with a gap provided between the lower surface 12k of the lower shaft 12b and the bottom surface 15a of the concave portion 15. In this way, both buffers are prevented, and the rotation of the lower shaft 12b is not hindered by the bottom surface 15a of the recess, and the rotation of the lower shaft 12b does not wear the bottom surface 15a.
[0024]
On the base 11 side, a holder 21 for holding and protecting the bearing 20 from the lower surface side and fixing to the base 11 is provided. The holder 21 is provided with a recess 21a having substantially the same shape as the bearing, and an opening 21b is provided on the bottom surface of the recess 21a. The bearing 20 is tightly fitted and fixed in the recess 21a of the holder. At this time, the upper surface 20a of the bearing 20 is provided so as to extend from the upper opening edge of the holder 21 and to be located substantially on the same plane as the upper surfaces of the two mounting portions 22 (see FIG. 2) formed in a flange shape. ing. The upper surface 20 a of the bearing 20 and the upper surface of the mounting portion 22 of the holder 21 are simultaneously brought into close contact with the lower surface of the base 11, and the bearing 20 and the holder 21 are fixed to the base 11. The upper surface 20a of the bearing is fixed to the base 11 with an adhesive, and the holder 21 is fixed to the base 11 by bolts screwed into the base 11 through mounting holes 23 provided in the mounting part 22.
[0025]
The upper shaft 12a is inserted into the bearing 20 through the opening 21b of the holder. At this time, since the upper surface 12u of the upper shaft 12a is located at a position inwardly receding from the upper surface 20a of the bearing 20 and the upper surface of the mounting portion 22 of the holder 21, contact between the upper surface 12u of the upper shaft and the lower surface of the base 11 is made. Can be prevented, and the upper shaft 12a can rotate favorably.
[0026]
Further, by disposing the washer 24 in the opening 21b, a gap is provided between the lower surface of the holder 21 and the upper surface of the lower shaft 12b to prevent wear of the holder 21 due to rotation of the lower shaft 12b. The washer 24 is sized to be inserted into the opening 21b of the holder 21 and has a thickness greater than the thickness of the bottom 21c of the holder. The washer 24 is fitted from the upper shaft side before the upper shaft 12a is inserted into the bearing 20, and is disposed between the upper surface of the lower shaft 12b and the lower surface 20b of the bearing 20.
With such a mounting structure, the four crank members 12 are arranged near the four corners of the base 11 and the fixed base 14 having a substantially square planar shape as shown in FIG.
[0027]
Next, the configuration of the driving crank member 13, which is a crank member connected to the driving motor, and a method of attaching the driving crank member 13 will be described with reference to the drawings. FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the driving crank member. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a fitted state of the lower drive shaft of the drive crank member and the motor rotation shaft.
The drive motor 19 is fixedly disposed on the upper surface of the corner of the base 11 as shown in FIG. 2, and the motor rotation shaft 19a penetrates the base 11 and extends below the base 11 ( (See FIG. 3). On the outer peripheral surface of the motor rotation shaft 19a, a projection 19b projecting in the radial direction is provided so as to extend in the axial direction.
[0028]
The lower drive shaft 13b is provided in a cylindrical shape, and a through hole 19n into which the motor rotation shaft 19a is inserted and fitted is formed in the axial direction. The central axis 190a of the motor rotary shaft 19a inserted and fitted into the through hole 19n and the central axis 130b of the lower drive shaft 13b are disposed in parallel, and the distance between them is the aforementioned predetermined distance d (for the crank member 12). The distance between the central axis 120a of the upper shaft 12a and the central axis 120b of the lower shaft 12b) is formed.
By fitting the motor rotation shaft provided with the projection 19b into the through hole 19n, the lower drive shaft 13b rotates integrally with the motor rotation shaft 19a.
[0029]
The fixing base 14 is provided with a concave portion 15b, and a driving bearing 25 is fitted and fixed. The lower drive shaft 13b fitted with the motor rotation shaft 19a is inserted into the drive bearing 25. At this time, a gap is provided above the bottom surface 15d so that the lower surface of the motor rotation shaft 19a and the lower surface of the lower drive shaft 13b are not buffered with the bottom surface 15d of the recess 15b. Thereby, the motor rotation shaft 19a and the lower drive shaft 13b can rotate favorably without abrading the bottom surface 15d of the recess 15b.
As described above, the driving crank member 13 is such that the motor rotation shaft 19a of the driving motor 19 is provided in place of the above-described upper shaft 12a of the crank member.
[0030]
As shown in FIG. 2, the swivel device 10 having such a configuration aligns the crank directions (the position of the center axis of the upper shaft with respect to the center axis of the lower shaft) of the four crank members 12 and the driving crank member 13. Is assembled.
When the drive motor 19 starts, the turntable device 10 rotates the motor rotation shaft 19a and the lower drive shaft 13b. Then, the base 11 makes a revolving motion with the rotation of the lower drive shaft 13b with respect to the stationary base 14 in a stationary state. At this time, the four crank members 12 rotate in the same cycle as the driving crank member 13 in conjunction with the turning movement of the base 11.
The turning motion of the table 11 can be rotated in the opposite direction by adjusting the rotation direction and speed of the motor rotation shaft 19a, or the rotation speed can be reduced or accelerated.
[0031]
According to the swivel table apparatus 10 having the above-described configuration, the four crank members 12 support the table 11 while rotating in conjunction with the swiveling motion of the table 11, so that even if a heavy object is placed on the table 11, it can be swirled well. You can exercise. In addition, since the crank member 12 is formed by connecting the columnar shafts, the crank member 12 has a simple structure, is strong, and allows the table 11 to be swirled satisfactorily. Furthermore, since three or more crank members 12 are provided and are arranged so as not to be aligned, the table 11 can be smoothly swung in conjunction with the rotation.
In addition, by increasing the diameter of the lower shaft or increasing the joint surface between the lower shaft and the upper shaft, the strength can be further increased. By making it narrow, the swivel device can be made thinner.
[0032]
Further, by increasing the number of the crank members 12, the area of the mounting surface 26 of the table 11 can be increased.
Further, by changing the position where the driving crank member is disposed, it is possible to cope with the load suspended on the table 11.
Furthermore, although the swivel device uses a crank member in which the upper shaft has a smaller diameter than the lower shaft, a crank member in which the upper shaft has a larger diameter than the lower shaft may be used. At this time, the lower surface of the upper shaft and the upper surface of the lower shaft are joined so that the upper shaft and the lower shaft, each formed in a columnar shape, are positioned parallel to each other with a predetermined distance therebetween. It is the same as the crank member that it is formed integrally.
Alternatively, in one swivel device, a crank member having an upper shaft having a larger diameter than the lower shaft and a crank member having an upper shaft having a smaller diameter than the lower shaft may be used in combination. At this time, it is a matter of course that the central axes of the upper shaft and the lower shaft of the plurality of crank members are parallel to each other at a fixed distance and the crank directions are the same.
The swivel device 10 according to the present invention is effective as a device that performs a swing motion by placing a heavy object on a relatively wide mounting surface 26. A preferable example of this is an exercise equipment, which will be described below.
[0033]
FIG. 7 shows an example of an exercise apparatus in which an auxiliary rod 27 is vertically set on the table 11 of the above-mentioned swivel table apparatus 10. The user 28 uses the exercise equipment 29 while riding on the mounting surface 26 of the table 11 which turns while holding the auxiliary rod 27.
Conventionally, there are various exercise equipments for walking training. For example, there is a type in which a belt connected in an endless manner is rotated in a conveyor manner, and a user performs walking training by walking on the rotating belt.
As a device that does not use a special machine, there is a device in which a user walks little by little while holding the handrails provided in parallel, and these are convenient because walking training can be easily performed indoors.
[0034]
However, exercise equipment as described above is useful for walking training for people who can raise and lower their feet and those who can walk to some extent, but those who can not stand and can lift and lower their feet as long as they can stand. People who do not have it can not use it.
And people who can't stand up or can't raise or lower their feet moderately move their bodies to prevent muscle weakness, and there has been no exercise equipment that can be used in the previous stage of walking training. .
[0035]
The exercise equipment 29 according to the present invention is suitable for people who have difficulty standing or who can stand but cannot raise or lower their feet. The user rides on the table 11 that makes a revolving motion and presses down on the feet with force, thereby preventing muscle weakness and training the sense of balance. Since the swivel device is formed thin and small, it can be easily exercised at home, and such training is effective for function recovery in a stage prior to walking training.
[0036]
In such a method of use, the auxiliary rod 27 may be formed of a rigid body such as metal, wood, plastic, or the like, or may be formed of an appropriately flexible resin or the like. In the case of a rigid body, the user can be reliably supported. When formed of a moderately flexible material, the user does not have to rely on the auxiliary rod 27 completely, which is optimal for training.
[0037]
If a switch for starting and stopping the rotation of the drive motor 19 and a control switch for adjusting the rotation speed are provided on the auxiliary rod 27, the user 28 can easily control the operation of the exercise equipment 29 at hand and is convenient.
Further, a control device may be provided so that the turning movement of the table 11 according to the user's exercise ability is automatically performed. The control device includes a plurality of programs having different rotation directions, rotation speeds, and rotation times of the motor rotation shaft 19a, and controls the rotation of the motor rotation shaft of the drive motor in accordance with the programs.
The user 28 selects a training menu according to his / her athletic ability by an operation panel arranged on the auxiliary rod 27 and sending a signal to the control device. Then, the rotation speed, time, and the like of the motor rotation shaft 19a are controlled by a program corresponding to this, and the table 11 makes a revolving motion in accordance with the rotation of the motor rotation shaft.
[0038]
In addition, for users who do not need the auxiliary rod, the swivel device 10 itself can be effectively used as exercise equipment. The user can cultivate a sense of balance by riding on the table 11 that makes a turning movement.
Further, the swivel device may not be provided with the drive motor 19. At this time, the base 11 and the fixed base 14 are connected only by the plurality of crank members 12 without using the driving crank member 13. When this is used as an exercise device, the user who gets on the table 11 makes the table 11 turn by utilizing the recoil pressed with his or her hand on a wall or the like. According to this, it is possible to exercise more intensely than the above-mentioned exercise equipment 29 using the whole body. Of course, a method may be used in which the assistant swings the table 11 on which the user gets on and makes the table 11 make a turning motion.
[0039]
When a drive motor is not provided, an auxiliary rod 41 may be attached to the fixed base 14 as shown in FIG. 8, and the base 11 may be rotated by moving the auxiliary rod 41 by a user. A ball portion 41 a is provided at the lower end of the auxiliary rod 41, and the ball portion 41 a is rotatably fitted into a bearing 42 provided on the fixed base 14. The auxiliary rod 41 extends upward from the fixed base 14 through the through hole of the base 11. The through hole is provided with some allowance for the auxiliary rod 41.
With the exercise device having such a configuration, when the user who gets on the table 11 rotates the auxiliary rod 41 so as to go through the table 11, the table 11 is pushed in the direction and moves, and makes a revolving motion. become. Thus, the user can prevent not only the leg but also the arm muscle from weakening.
In addition, according to these exercise equipment that does not use a drive motor, even a person who is not good at mechanical rotation and gets drunk when riding on a revolving table, can exercise to the extent of obstacles. it can.
[0040]
Further, as the exercise equipment, the swivel device 10 may be used in combination with an auxiliary device.
FIGS. 9 and 10 show a method of using the swivel device 10 and the auxiliary device 30 shown in FIG. 1 in combination. The assisting device 30 assists the standing of a person, and is formed by bending or connecting a pipe such as iron into a predetermined shape, and providing a handrail 37 on an upper portion to form a frame. The user 28 who has entered the space provided in the center of the frame can apply weight to the handrail 37, and thus can assist a person with a walking function or the like.
[0041]
Next, the shape of the auxiliary device 30 will be described. The support frame 33 is formed by joining metal pipes to form a rectangular frame shape. Inside the support frame 33, two pipes 32, 32 are connected so as to connect the opposite pipes of the support frame 33 (FIG. 10). In the frame formed by the two pipes 32, 32 and the opposing pipes connected by the two pipes 32, 32, a sufficient space C is provided so that the swivel device 10 does not hinder the swiveling motion. In addition, four pipes 34 stand from four corners of the support frame. Further, pipes 35, 35 bent in an L-shape are spliced from the lower front side (in the direction of arrow A) of the two pipes 34, with their tips facing upward. On the upper portions of the two pipes 35 and the four pipes 34, a handrail 37 formed by bending a metal pipe into a U-shape so as to connect them is formed by bending the U-shaped bent portion forward ( It is mounted horizontally (in the direction of arrow A).
[0042]
In addition, casters 36, 36 are disposed below the two pipes 35, 35, respectively. Usually, the support frame 33 comes into contact with the installation surface of the auxiliary device 30 to function as a stopper for the caster 36, but can be moved by tilting the auxiliary device 30 toward the caster 36.
[0043]
The swivel device 10 is used by arranging the drive motor 19 in the space C with the side on which the drive motor 19 is arranged facing forward (in the direction of arrow A). The user 38 gets on the table 11 from the rear side (in the direction of arrow B) of the auxiliary device, and exercises by rotating the table 11 while keeping weight on the handrail 37.
According to this, since the weight can be applied to the auxiliary device 30 as appropriate, it is possible to perform an appropriate exercise without imposing an excessive burden on the user 28.
Furthermore, by connecting and fixing the support frame 33 which is the lower part of the auxiliary device 30 to the table 11 or the fixed table 14, the exercise device in which the auxiliary device 30 and the swivel device 10 are integrated may be used.
The exercise equipment in which the assisting device 30 is integrated is effective for a person who needs assistance in standing. Also at this time, the movement of the exercise equipment can be easily performed by the casters arranged at the lower part.
[0044]
FIG. 21 is a rear view and a side view of an exercise apparatus in which a swivel device that does not use a drive motor is applied to a wheelchair. In this exercise apparatus 115, a swivel device is fixed on a seat portion 105 of a normal wheelchair that moves by manually rotating two wheels 104a and 104b.
The fixed swivel device is the unitized swivel device unit 102. This is because a plurality of crank members 412 (for example, one at each of four corners and one at the center thereof, a total of five) are rotatably supported by a base 411 and a fixed base 414 each formed of a metal plate. , And one unit having a square planar shape (see FIGS. 22 and 23). The shape of the crank member 412 and the method of supporting the same are the same as those described above, and the upper shaft and the lower shaft are inserted into bearings fixed to the base 411 and the fixed base 414, respectively.
A fixed base 414 is fixed to the seat portion 105 of the wheelchair, and a seat plate 211 is placed and fixed on the base 411.
[0045]
Further, transmission means for transmitting the rotational motion of one wheel 104a to the turntable device unit 102 is provided. Thus, when the wheel 104a rotates, the table 411 and the seat plate 211 of the turntable device unit 102 make a turning motion on the wheelchair. Next, this transmitting means will be described with reference to FIGS. FIG. 22 is a side view of the transmission means, and FIG. 23 is a rear view of the transmission means.
[0046]
A shaft 116 extends from the lower shaft 412 b of the crank member 412 disposed at the center of the base 411 to the lower shaft 412 b, passing through the fixed base 414 and the seat part 105 and extending below the seat part 105. Have been. The shaft 116 is provided so as to be rotatable integrally with the lower shaft 412b, and a pulley 111 is fixed to a lower end thereof.
Further, a shaft 117 is rotatably supported on the lower surface of the seat portion 105 on the wheel 104a side and extends downward. A pulley 110 and a pulley 109 having the same diameter are fixed to the shaft 117 in order from the top. The pulley 111 fixed to the shaft 116 has a larger diameter than the pulleys 110 and 109. The pulley 111 and the pulley 110 are disposed at substantially the same height from the installation surface of the wheelchair.
[0047]
On the other hand, the shaft 107a (see FIG. 22) is fixed to a support frame 107 provided to protrude from the body frame of the wheelchair toward the wheel 104a. A pulley 106 is rotatably disposed on the tip side of the shaft 107a, and is engaged with the wheel 104a.
A belt 108 is stretched between the pulley 106 and the pulley 109, and a belt 112 is stretched between the pulley 110 and the pulley 111.
[0048]
In the wheelchair-type exercise equipment 115 having the above configuration, when the user 28 sitting on the seat plate 211 rotates the wheels 104a and 104b on both sides to move the wheelchair, the rotational movement of the wheels 104a is changed to the belts 108 and 112. Is transmitted to the lower shaft 412b of the crank member, and the table 411 and the seat plate 211 make a revolving motion. Accordingly, while moving the wheelchair, the user 28 can exercise while the body is swung by the turning motion of the seat plate 211 accompanying the movement. At this time, since the pulley 111 has a larger diameter than the pulleys 106, 109 and 110 having a smaller diameter than the wheel 104a, the pulley 111 transmits the rotational motion at a reduced speed. As described above, the speed of the turning motion of the seat plate 211 can be adjusted by the combination of the diameters of the pulleys so that the user 28 can exercise well. In addition, the transmission means can be variously changed in design, such as a combination of a sprocket and a chain, or a bevel gear.
Further, the swivel unit 102 may be formed without using the swivel unit unit 102. In other words, in the wheelchair-type exercise equipment, the table 11 of the above-described swivel unit may be used as a seat, and the fixed table 14 may be directly fixed to the frame of the wheelchair.
[0049]
FIG. 24 shows a chair-shaped exercise device 114 formed by using a plurality of the same swivel device units 102.
Reference numeral 113 denotes a chair including a plate-shaped seat portion 314 and four legs 103, and the two turntable device units 102 and the fixed base 414 are fixed to the seat portion 314 by screws. Further, a single plate-shaped cover base 311 is placed and fixed on the bases 411 of the two turntable device units 102. At this time, the cover base 311 is arranged in a state where the crank directions of the crank members of the two swivel base device units 102 are the same. Further, the cover base 311 is formed to have a size that can sufficiently cover the seat portion 314 even when the cover base 311 makes a revolving motion together with the base 411.
Further, a handrail 101 is fixed to one end of the cover base 311. The handrail 101 is made of a bar, and both ends thereof are fixed to the lower surface of the cover base 311, respectively, and the central portion is extended upward, and is formed by bending so that the front shape is substantially U-shaped. I have.
[0050]
Using the exercise equipment 114, the user 28 can perform an exercise of swinging the cover 311 by the handrail 101. This movement can reduce the burden on the user 28 as compared with the movement of pushing a push wheel with casters, since the range of the swivel movement of the cover base 311 is limited. Therefore, it is effective for people who have difficulty walking.
Furthermore, the exercise equipment 114 may be used in a state where one or more persons are seated on the cover 311. The seated person exerts force on the body to maintain a sitting posture against the swiveling motion of the cover base 311, so that the muscle can be prevented from weakening. Therefore, according to the chair-shaped exercise device 114, not only the user 28 who exercises by swinging the cover base 311 but also a person sitting on the floor can exercise.
[0051]
Further, by arranging a large number of the turntable device units 102, it is possible to easily form a chair-type exercise apparatus for a large number of people having a cover stand 311 having a large area.
Further, one of the plurality of crank members of the exercise equipment 114 may be a drive crank member to which a drive motor is connected. According to this, a user who stands by holding the handrail 101 is useful for training in standing because the body is shaken by the handrail 101 that moves automatically.
Further, the handrail 101 was provided on the base 11 by using the fixed base 14 and the base 11 having legs attached in a chair shape without using the swivel base unit 102 and by supporting the crank members between the two. Exercise equipment may be used. Also in this case, a single crank member may be used as a driving crank member, and an exercise device in which the base 11 automatically makes a revolving motion.
[0052]
Both the wheelchair-type exercise equipment 115 and the chair-type exercise equipment 114 can be easily formed using a normal wheelchair or a chair by using the swivel unit, which is advantageous.
[0053]
(2nd Embodiment)
Next, an exercise equipment 61 using a swivel device 50 according to another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 11 is a side view of the exercise equipment, and FIG. 12 is a schematic view when the exercise equipment is viewed from above.
As shown in FIG. 12, in the swivel table device 50, the table 51 and the fixed table 54 are connected via four crank members 52 and a driving crank member 53 which is a crank member connected to a driving motor. I have. The four crank members 52 are disposed at four corners of the swivel device, and the driving crank member 53 is disposed substantially at the center.
The base 51 and the fixed base 54 are formed of a rigid body such as metal, wood or plastic in a plate shape (see FIG. 11).
Then, the base 51 makes a revolving motion with respect to the stationary fixed base 54 by driving of a drive motor 59 fixed to the lower surface of the fixed base 54.
[0054]
The four crank members 52 have the same shape, and are rotatably disposed with respect to the base 51 and the fixed base 54 by the same structure. Next, the shape and the mounting structure will be described.
As shown in FIG. 13, the crank member 52 is formed by integrating a lower shaft 52b, an upper shaft 52a, and a crank arm 55, each of which is formed in a columnar shape. The diameters of the upper shaft 52a and the lower shaft 52b are each smaller than the diameter of the crank arm portion 55. The lower surface of the upper shaft 52a is joined to the upper surface of the crank arm unit 55 and the upper surface of the crank arm unit 55. Similarly, the upper surface of the lower shaft 52b is joined to the lower surface of the crank arm portion 55 and the lower surface of the crank arm portion 55. Thus, the crank arm portion 55 has a function of connecting the upper shaft 52a and the lower shaft 52b. The central axis 520a of the upper axis and the central axis 520b of the lower axis are configured to be parallel at a predetermined distance s.
[0055]
The crank member 52 having such a configuration may be formed as a single component in which the upper shaft 52a, the lower shaft 52b, and the crank arm portion 55 are integrated, or may be configured such that they are individually formed and connected. As a configuration for coupling, for example, convex portions are provided on the lower surface or the upper surface of the upper shaft 52a and the lower shaft 52b, and concave portions to be fitted with these convex portions are provided on the upper surface and the lower surface of the crank arm portion 55, respectively. There is a method in which the upper shaft and the lower shaft are fixedly connected to the crank arm portion by fitting the shafts. According to this, the distance s (the distance between the center axis of the upper shaft and the center axis of the lower shaft) is changed by combining different crank arm parts 55 with the upper shaft 52a and the lower shaft 52b having a fixed shape, The turning range of the table 51 can be changed.
[0056]
The crank member 52 having such a shape is formed by inserting the upper shaft 52a into the bearing 62 fixed to the base 51 and the lower shaft 52b into the bearing 63 fixed to the fixed base 54, respectively. It is disposed so as to be rotatable with the fixed base 54.
The bearing 63 is fixed by being fitted into a through hole passing through the fixing base 54 together with a plate-shaped fixing member 64 joined to the upper surface of the fixing base 54. At this time, since the upper surface of the bearing 63 and the upper surface of the fixing member 64 are substantially on the same plane, when the lower shaft 52b is inserted into the bearing 63, the upper surface of the bearing 63 and the fixing member 64 and the rotating crank arm 55 A washer is fitted from the lower shaft 52b side so as to prevent direct contact with the shaft and a gap is provided between them.
[0057]
The bearing 62 is fitted and fixed in a through-hole penetrating a fixing member 65 joined to the lower surface of the base 51. The thickness of the fixing member 65 is formed to be thicker than the thickness of the bearing 62, and the lower surface of the bearing 62 is located at a position retreating inward from the lower surface of the fixing member 65. The crank member 52 is supported by inserting the upper shaft 52a into the bearing 62 with a washer fitted from the upper shaft 52a side. The washer is sandwiched between the bearing 62 and the crank arm portion 55 in the through hole of the fixing member 65, so that a gap is provided between the fixing member 65 and the crank arm portion 55 to prevent buffering of both.
The base 51 is provided with a recess from the lower surface so that the upper surface of the upper shaft 52a and the lower surface of the base 51 are not buffered, and a gap is provided between the two.
[0058]
Next, the configuration of the driving crank member 53, which is a crank member connected to the driving motor 59, and a method of attaching the driving crank member 53 will be described with reference to FIGS.
The drive motor 59 is fixedly provided at a substantially central portion of the lower surface of the fixed base 54, and the motor rotation shaft 59 a extends through the fixed base 54 and above the fixed base 54. On the outer peripheral surface of the motor rotation shaft 59a, a projection projecting in the radial direction is provided so as to extend in the axial direction.
The driving crank arm portion 66 is formed in a columnar shape, and a driving upper shaft 53a having the same shape as the upper shaft 52a of the above-described crank member 52 is integrally fixed to the driving crank arm portion 66 with a similar configuration. ing.
[0059]
Further, a concave portion extending in the axial direction from the lower surface side of the driving crank arm portion 66 is formed, and the motor rotating shaft 59a is inserted and fitted into the concave portion. Since the motor rotation shaft is provided with a convex portion, the motor rotation shaft and the driving crank arm unit rotate integrally.
With such a configuration, the drive upper shaft 53a, the drive crank arm 66, and the motor rotation shaft 59a are integrated to form the drive crank member 53. In other words, the driving crank member 53 has a motor rotation shaft 59a provided in place of the lower shaft 52b of the crank member 52 described above.
At this time, the central axis of the driving upper shaft and the central axis of the motor rotating shaft are disposed in parallel, and the distance between them is the predetermined distance s (the central shaft 520a of the upper shaft of the crank member 52 and the central shaft 520a of the lower shaft). (The distance of the central axis 520b).
[0060]
The driving crank member 53 having such a configuration is rotatably supported by inserting the driving upper shaft 53a into a driving bearing 67 fixed to the base 51, similarly to the above-described crank member 52. You.
[0061]
In the swivel device 50 having such a configuration, as shown in FIG. 11, the crank directions of the four crank members 52 and the driving crank member 53 (the position of the center axis of the upper shaft with respect to the center axis of the lower shaft) are aligned. Is assembled.
Then, the turning table device 50 rotates the motor rotating shaft 59a by the start of the driving motor 59, and accordingly, the driving crank arm 66 and the driving upper shaft 53a rotate, and the fixed table 51 is in a stationary state. It makes a revolving motion with respect to 54. At this time, the four crank members 52 rotate in the same cycle as the driving crank member 53 in conjunction with the turning movement of the base 51.
[0062]
The swivel table device 50 is configured so that the plurality of crank members 52 rotate together while supporting the table 51 that performs a swiveling motion. Therefore, even when a heavy object is placed on the table 51, the swivel device 50 performs a good swiveling motion. be able to. Further, since the crank member 52 is formed by connecting the columnar shaft and the crank arm portion, the crank member 52 has a simple structure, is strong, and can favorably support the table 51. Furthermore, since three or more crank members 12 are provided and are arranged so as not to be aligned, the table 11 can be smoothly swung in conjunction with the rotation.
[0063]
The exercise equipment 61 shown in FIG. 11 is formed by fixing the swivel table device 50 on a fixed frame 68 and placing a cover table 69 on the table 51. The user uses the exercise equipment 61 while sitting on the cover base 69.
The fixed frame 68 supports the swivel device 50 so that the height of the cover base 69 is a height suitable for the user to sit thereon, and includes a main body 43 on which the swivel device 50 is mounted and a leg portion. It consists of 39. The main body 43 is provided with a concave portion 37 that opens upward, and a plate-shaped mounting portion 38 that extends horizontally outward from the opening edge of the concave portion 37 is provided. Further, four legs 39 are provided so as to extend downward from the side surface of the main body, and support the main body 43. At the lower part of the leg 39, four casters 35 for enabling the exercise equipment 61 to move, and a stopper 36 for fixing the exercise equipment 61 so as not to swing on the installation surface during use are provided.
[0064]
To fix the swivel device 50 on the fixed frame 68, the swivel device 50 is placed on the main body 43 while the drive motor 59 is inserted into the recess 37, and the screw holes provided in the mounting portion 38 are provided. Is carried out by screwing a bolt into the fixing base 54 through the.
[0065]
The cover base 69 is a plate-shaped rigid body such as metal, wood, or plastic, has a surface larger than the upper surface of the base 51, and is placed on the base 51 with a margin so as to cover the base 51. Is done.
[0066]
In such an exercise apparatus 61, the user directly controls the turning movement of the table 51 using a start / stop switch of the drive motor 59 and a control switch for adjusting the rotation speed. When these switches are attached to the cover base 69, the user can easily operate them and is convenient.
Alternatively, the control device 44 may be provided as in the first embodiment. In the exercise equipment 61, the control device 44 is provided on the lower surface of the cover base 69 at a position where the cover base is placed on the side of the swivel unit when the cover base is placed on the swivel unit. The control device 44 includes a plurality of programs having different rotation speeds, rotation times, rotation directions, and the like of the motor rotation shaft, and controls the rotation of the motor rotation shaft of the drive motor in accordance with the programs.
A switch for starting and stopping the drive motor, a control switch, or an operation panel for a user to select a program may be attached to the cover base or the swivel base device and fixed, but the user can operate it at hand. If possible, it may be formed in a remote control type connected by wiring. Of course, a cordless remote controller is also suitable.
[0067]
The exercise apparatus 61 having such a configuration is used in a state where the user sits down on a chair, with the cover stand 69 that swivels together with the stand 51 as a seat. The user exerts his / her power on the body in order to maintain the posture of the sitting position in response to the swiveling movement of the cover base 69, so that the muscle can be prevented from weakening. Such exercise is effective as a pre-stage of walking training for a person who has difficulty walking or standing.
The exercise equipment 61 may be formed so that a plurality of users can ride on the cover base 69 together.
[0068]
When a person with a physical disability or an elderly person used the exercise equipment 61, a person who could not walk at all could use it several times to get along. Also, in the case of exercise equipment that can be used by four to five people riding together, they can enjoy exercising while having a conversation, and thus have been well received by bedridden people and physically challenged elderly people.
[0069]
The exercise device shown in FIG. 15 has the same configuration as the exercise device shown in FIG. 11, and has a cover base 69 formed large enough to allow a person to take a supine position thereon. The user 28 is in a supine, recumbent, or prone position on the cover base 69, and uses the exercise equipment by rotating the base 51. At this time, the user 28 exerts force on the body in order to maintain a posture with respect to the swiveling motion of the cover base 69, so that the muscle can be prevented from weakening. Become. Of course, the table 51 may be formed in a size large enough for a person to take a supine posture without using the cover table 69, and a person may directly ride on the table 51.
[0070]
As the exercise equipment used in the supine position, the one shown in FIG. 16 is also suitable. This is because the stationary table 54 of the exercise equipment having the same configuration as that shown in FIG. 11 is extended to both sides (left and right directions in the figure) of the cover table 69 on the table 51, and the height of the extended portion 54a is increased. Is formed to be substantially the same as the height of the cover base 69 or to be higher than the height of the cover base 69 by a predetermined distance.
[0071]
The user 28 places the head 28a and the leg 28c on the extension portion 54a and places the torso portion 28b on the cover base 69, and uses the exercise equipment in a supine or recumbent position. Since the exercise apparatus shown in FIG. 15 uses not only the torso portion 28b but also the head portion 28a on the cover base 69, a person weak in mechanical rotation may get drunk. On the other hand, the exercise apparatus shown in FIG. 16 is preferable because the head 28a and the leg 28c are not swung, so that even a user who is easily sick can prevent sickness. In addition, since it can be partially swung around the waist, it is also effective for treating back pain and the like.
[0072]
Also in this case, the cover 51 may be directly mounted on the table 51 without using the cover table 69. That is, the height of the extension 54a of the fixed base 54 may be substantially the same as the height of the base or a predetermined height higher than the height of the base.
Further, the height of the extension portion 54a on which the leg is placed may be formed lower than the base 51 or the cover base 69, and the leg may be bent and placed.
Further, when a handrail is provided on any of the fixed base 54, the base 51, and the cover base 69 of the exercise equipment used in the sitting posture or the supine posture, the user does not fall down from the exercise equipment and is psychologically. Also, the anxiety of falling is removed, and there is a sense of security, which is preferable.
[0073]
The exercise equipment shown in FIG. 17 utilizes the same turning mechanism as the exercise equipment shown in FIG. 11, and a handrail 71 and a backrest 72 are arranged on a fixed base 54 fixed on the upper part of a fixed frame 73. , The table 51 is used as a seat in the form of a general office chair.
FIG. 18 is a sectional view of a swivel device used in the exercise apparatus shown in FIG. In this revolving base device, a crank member 52 having the same configuration as that shown in FIG. 11 is supported by bearings provided on a base 51 and a fixed base 54, respectively, and connects the two.
One of the four crank members connecting the four corners of both the fixed base 54 and the base 51 is provided with a motor rotating shaft of a drive motor 59 fixed to the lower surface of the fixed base 54 and a driving crank member 53. It has become.
The backrest 72 and the handrail 71 are fixed to the fixed base 54 so as not to hinder the swiveling movement of the base 51 and are disposed.
[0074]
Further, as shown in FIG. 17, a control device 44 having the same function as in the above-described embodiment is provided on the outer surface of the drive motor 59, and the rotation of the motor rotation shaft is controlled.
The fixed frame 73 has, as main parts, a leg 89, bearing sleeves 74 and 75, and a height adjustment shaft 76. A bearing tube 74 is provided upright at the center of the leg portion 89 extending in all directions, and a bearing tube 75 is disposed on the fixed base 54 so as to hang down from the center of the lower surface thereof. Then, the height adjusting shaft 76 is inserted into the bearing cylinders 74 and 75 to connect them. A plurality of recesses 76a are provided on the side surface of the height adjustment shaft 76 in the axial direction, and the bearing cylinder 74 on the leg portion 89 side is provided with a through hole 74a on the side surface. The through hole 74a and the one concave portion 76a are aligned, and the bolt 54 is simultaneously inserted into both the through hole 74a. Of course, a configuration in which a through hole is provided in the height adjusting shaft 76 instead of the concave portion 76a and the locking member 77 is inserted may be employed.
[0075]
The user, like a normal chair, sits on a table 51 serving as a seat and uses the exercise equipment by rotating the table 51. At this time, since the user tries to maintain the posture by resisting the turning movement of the table 51, the user can exercise using the muscles. At the time of use, it can lean against the handrail 71 and the backrest 72, and the burden on the body can be reduced. The backrest 72 and the handrail 71 may be fixedly provided on the base 51. In this case, the head of the user is swung by the turning movement of the backrest 72, and some people get drunk. In this regard, when the backrest 72 and the handrail 71 are fixed to the fixing base 54, the swing of the head is suppressed, so that sickness can be prevented.
The exercise device having such a configuration is usually used as an office chair, and can be used as an exercise device as needed, so that it is convenient and convenient.
[0076]
The difference between the swivel device according to the first embodiment and the swivel device according to the second embodiment is the presence or absence of a crank arm, and the operation is the same. May be used. A swivel unit using a crank arm can also be unitized.
[0077]
(Third embodiment)
Next, a swivel apparatus according to another embodiment of the present invention and an exercise apparatus using the same will be described with reference to FIGS. FIG. 19 is a schematic view when the exercise equipment 78 is viewed from the side, and FIG. 20 is a cross-sectional view for explaining a turning mechanism of the turning table device used in FIG.
In the swivel base device, as shown in FIG. 20, a swivel shaft 79 extending from the base 151 and a fixed shaft 80 erected on the support frame 100 are connected via a crank gear 81 to fix the stationary state. The table 151 is configured to make a revolving motion in a state in which the table 151 faces a certain direction without rotating with respect to the shaft 80. Next, the configuration will be described.
[0078]
As shown in FIG. 19, the turning shaft 79 is inserted into a bearing tube 151a fixed to the base 151 at a right angle to the base 151, and a lower end portion of the turning shaft 79 projects from the bearing tube 151a. The end surface contacts the lower surface of the base 151 to support the base 151 together with the bearing sleeve 151a.
On the other hand, the fixed shaft 80 is fitted into a bearing cylinder 73a which is fixed and substantially standing at substantially the center of a support frame 100 having legs extending in four directions. A plurality of recesses 80a are provided on the side surface of the fixed shaft 80 in the axial direction, and one of the recesses 80a and a through hole 73b provided on the side surface of the bearing cylinder 73 are simultaneously bolted. By inserting the stop member 77, the height of the upper end projecting from the bearing cylinder 73a is adjusted, and the fixed shaft 80 is fixed in the bearing cylinder 73a. Of course, a through hole may be provided instead of the concave portion 80a.
In addition, casters 35 are provided below the legs extending in all directions.
[0079]
Further, as shown in FIG. 20, the crank gear 81 includes a gear portion 81a and a bearing portion 81b, and the bearing portion 81b includes an upper bearing portion 81c and a lower bearing portion 81d.
The upper bearing portion 81c is provided with two bearings inside, with the openings thereof aligned with each other, and the other openings of these bearings are exposed to the outside, so that the entire shape is formed in a ring shape. Have been. One of the two bearings is a bearing 82 having a smaller thickness and a smaller outer diameter than the other, and the two bearings are integrated to form a swivel shaft bearing 83 into which the swivel shaft 79 is inserted. are doing.
Further, the lower bearing portion 81d has the same configuration, and a fixed shaft bearing 84 into which the fixed shaft 80 is inserted is formed by two bearings having different thicknesses and outer diameters inside.
[0080]
The upper bearing portion 81c and the lower bearing portion 81d are united by simultaneously fixing the bolts 85 to both smaller bearings in a state where the smaller bearings face each other to form a bearing portion 81b. ing. At this time, the upper bearing portion 81c and the lower bearing portion 81d are integrated so that the center axes of the revolving shaft 79 and the fixed shaft 80 inserted into each other are parallel to each other at a predetermined distance. That is, the fixed shaft 80 and the turning shaft 79 are eccentrically supported by the bearing 81b.
[0081]
Further, in the bearing portion 81b, the turning shaft 79 is inserted into the turning shaft bearing 83 from above, and the fixed shaft 80 is inserted into the fixed shaft bearing 84 from below to be supported by the shaft. At this time, the lower surface of the rotating shaft bearing 83 and the lower end surface of the rotating shaft 79 are located on the same plane, and the upper surface of the fixed shaft bearing 84 and the upper end surface of the fixed shaft 80 are also located on the same plane. Accordingly, the lower end surface of the turning shaft 79 contacts the upper surface of the lower bearing portion 81d and the upper end surface of the fixed shaft 80, and the tip of the bearing cylinder 151a contacts the upper surface of the turning shaft bearing 83. The upper end surface of the fixed shaft 80 contacts the lower end surface of the revolving shaft 79 and the lower surface of the upper bearing portion 81c, and the tip of the bearing cylinder 73a contacts the lower surface of the fixed shaft bearing 84.
[0082]
The gear portion 81a having teeth on the outer periphery is provided in a ring shape, and the lower bearing is provided inside the gear portion 81a such that the center axis of the fixed shaft 80 supported by the lower bearing portion 81d coincides with the axis of the gear portion 81a. The part 81d is fitted and the two are integrated. At this time, the lower surface of the gear portion 81a and the lower surface of the lower bearing portion are formed so as to be located on substantially the same plane.
A drive motor 159 is attached to the side of the bearing cylinder 73 a by a U-bolt 86 that embraces the bearing cylinder 73 a, and the drive motor 159 drives the drive gear 87 to rotate. The crank gear 81 is configured to be rotatable when its gear portion 81a meshes with the drive gear 87.
[0083]
In the swivel device having the above-described configuration, the crank gear 81 rotates around the fixed shaft 80 by the rotational movement of the drive gear 87 meshing with the gear portion 81a. At this time, since the turning shaft 79 is disposed eccentrically with respect to the fixed shaft 80, the turning shaft 79 makes a turning motion with respect to the stationary fixed shaft 80. Further, the pivot shaft 79 has a configuration in which a lower end surface thereof is in contact with the upper surface of the lower bearing portion 81d and the fixed shaft 80, and a table 151 is mounted on the upper end surface to support the table 151. Therefore, the bearing cylinder 151a, the turning shaft 79, and the table 151 do not move integrally with the upper bearing portion 81c due to the weight of the table 151 or the weight of the table 151 and the object placed on the table 151, and move in one direction. Makes a turning motion in the state of facing.
[0084]
According to the swivel device having the above-described structure, the rotational motion of the drive gear 87 is directly transmitted to the crank gear 81, so that a chain or the like is not required, and a durable swivel device can be provided. Further, since the crank gear 81 that supports the rotating shaft 79 and the fixed shaft 80 in an eccentric state is rotated, the bent portion of the shaft as described in the related art is unnecessary, and the crank gear 81 is not required. Also serves to reinforce the turning shaft 79 and the fixed shaft 80, so that even when a heavy object is placed on the base 151, the turning motion can be favorably performed.
Also, since two bearings having different sizes are superposed to form the bearings for the revolving shaft and the fixed shaft, respectively, even if a heavy object is placed on the table, the force is dispersed well. Can be supported.
[0085]
The swivel table apparatus can be used as a sports equipment similar to that shown in FIG. 17 by forming it into a general office chair.
The exercise apparatus 78 shown in FIG. 19 is provided with a handrail 71 and a backrest 72 fixedly provided on a base 151 with the base 151 as a seat. According to this, the table 151 can be swirled as an exercise device at any time while being normally used as an office chair for one person, and the user can easily exercise. At this time, as described above, the base 151 makes a turning motion in a fixed direction, so that the user sitting on the base 151 is swung by the exercise equipment in a state facing the arrow F direction.
Further, since the fixed shaft 80 is provided with a plurality of concave portions 80a, the height of the base 151 can be adjusted according to the height or the like of the user.
[0086]
Further, a human body detection switch 88 composed of a pressure switch or the like is disposed substantially at the center of the upper surface of the table 151. When a user sits on the table 151, the human body detection switch is activated, the drive motor 159 is started, and the table 151 is moved. You may comprise so that it may perform a turning motion.
Further, a control device 44 having the same function as the above embodiment may be provided on the outer surface of the drive motor 159 to control the rotation of the motor rotation shaft.
[0087]
As described above, the present invention has been described variously with reference to the preferred embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and it is needless to say that many modifications can be made without departing from the spirit of the invention. That is.
In the first embodiment, the C-ring 18 is used to prevent the lower shaft from coming off, but a protrusion may be provided instead of the groove 17 of the lower shaft.
Further, in the exercise equipment not using the drive motor of the first embodiment, if the upper shaft is formed so as to be connectable to the motor rotation shaft of the drive motor, the base can be manually rotated as necessary by removing the drive motor, It is also convenient that the motor can be automatically turned by the drive motor.
[0088]
Further, in the second embodiment, when the main body 43 of the fixed frame is provided so as to be vertically movable so that the height of the cover base 69 can be changed, it is convenient because it can be adjusted to the height of the user.
Further, the cover table may not be provided, and the user may directly sit on the table 51 using the table 51 as a seat.
[0089]
Further, the swivel device of the present invention can be used for a display device used for display, display, display, decoration, and the like.
FIG. 25 is a side sectional view of the display device 503. The display device 503 includes a fixed base 501, a base 502, a plurality of crank members 504, and a drive motor (not shown). The fixed base 501 is fixed along the wall surface 500. The display device 503 is provided such that the base 502 makes a revolving motion by driving a drive motor with respect to the stationary base 501 in a stationary state.
The display device 503 is used by fixing display merchandise and decorative arts on the surface (upper surface) 502a of the table 502, or attaching a display poster or the like. Accordingly, the product, the artwork, the poster, and the like rotate with the turning motion of the table 502, and the eyes of consumers and the like can be noticed.
Of course, the swivel device used in the display device may be any of the swivel devices of the first, second and third embodiments.
[0090]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it has sufficient intensity | strength which can perform a favorable swiveling motion even if it puts a heavy thing, and a durable turntable apparatus can be provided. Further, by using this swivel table apparatus, it is possible to realize an exercise apparatus that is effective for a person who has difficulty standing or raising and lowering his / her legs.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view schematically showing a swivel device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram when the swivel device of FIG. 1 is viewed from above.
FIG. 3 is a sectional view showing a mounting structure of a driving crank member.
FIG. 4 is a sectional view showing a configuration of a driving crank member.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating a method of mounting a crank member.
FIG. 6 is a schematic view showing a shape of a crank member.
FIG. 7 is a schematic view showing a use state of the exercise equipment.
FIG. 8 is a sectional view showing a mounting structure of an auxiliary rod.
FIG. 9 is a schematic view showing another use state of the exercise equipment according to the present invention.
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating a positional relationship between the exercise equipment and the assisting device of FIG. 9;
FIG. 11 is a side view of another embodiment of the exercise equipment according to the present invention.
12 is a schematic view of the exercise apparatus of FIG. 11 as viewed from above.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a shape of a crank member used in the exercise apparatus of FIG.
FIG. 14 is a schematic diagram showing a configuration of a conventional swivel device.
FIG. 15 is a side view of another embodiment of the exercise equipment according to the present invention.
FIG. 16 is a side view of another embodiment of the exercise equipment according to the present invention.
FIG. 17 is a schematic view of another embodiment of the exercise equipment according to the present invention.
18 is a cross-sectional view illustrating a turning mechanism of the exercise equipment shown in FIG.
FIG. 19 is a schematic view of another embodiment of the exercise equipment according to the present invention.
20 is a cross-sectional view illustrating a turning mechanism of the exercise equipment shown in FIG.
21A and 21B are a rear view and a side view of a wheelchair-type exercise apparatus.
FIG. 22 is a side view of the transmission means.
FIG. 23 is a rear view of the transmission means.
FIG. 24 is a schematic view of a chair-type exercise apparatus.
FIG. 25 is a side sectional view of the display device.
[Explanation of symbols]
10 Turntable device
11 units
12 Crank member
12a Upper shaft
12b Lower shaft
13 Drive crank member
14 Fixed base
19 Drive motor
16 Bearing
20 Bearing
29 Exercise equipment

Claims

The lower surface of the upper shaft is joined to the upper surface of the lower shaft so that the central axis of the cylindrical upper shaft and the central axis of the cylindrical lower shaft are located at a predetermined distance in parallel, and the upper and lower shafts are integrated. A plurality of crank members formed by;
A fixed base on which lower shafts of the plurality of crank members are rotatably supported, respectively.
An upper shaft of the plurality of crank members is disposed above the fixed base, and has a base that is rotatably supported.
A plurality of crank members that rotate in the same cycle in association with a turning movement of the stand with respect to a stationary stand that is stationary, and support the stand without hindering the turning movement of the stand. apparatus.

The upper shaft and the lower shaft, each formed in a columnar shape, are on opposite sides of the crank arm portion via the columnar crank arm portion so that the center axes of the two are located in parallel at a predetermined distance. A plurality of crank members joined to and integrated with the end faces,
A fixed base on which lower shafts of the plurality of crank members are rotatably supported, respectively.
An upper shaft of the plurality of crank members is disposed above the fixed base, and has a base that is rotatably supported.
A plurality of crank members that rotate in the same cycle in association with a turning movement of the stand with respect to a stationary stand that is stationary, and support the stand without hindering the turning movement of the stand. apparatus.

3. The swivel device according to claim 1, wherein the plurality of crank members are three or more, and are arranged without being arranged in a line. 4.

4. An exercise device in which the swivel device according to any one of claims 1 to 3 is incorporated as a seat of a wheelchair, wherein rotation of wheels of the wheelchair is transmitted by a transmission means, and the platform performs a swiveling motion. Exercise equipment characterized by doing.

The swivel device according to any one of claims 1 to 3, wherein the table performs a swiveling motion by a drive motor.

The swivel device according to claim 5, wherein an upper shaft or a lower shaft of one of the plurality of crank members is a motor rotation shaft of the drive motor.

7. An exercise device, wherein an auxiliary rod is provided upright on the platform of the swivel platform apparatus according to claim 1, 2, 3, 5, or 6, so that a user can get on the platform and use it.

The exercise equipment according to claim 7, wherein the auxiliary rod has flexibility.

9. The exercise apparatus according to claim 7, wherein a switch for starting and stopping rotation of a drive motor is provided on the auxiliary rod.

An exercise equipment using the swivel device according to claim 1, 2, 3, 5, or 6, wherein the fixed base is extended to the side of the base.

A crank gear that meshes with the drive gear;
A fixed shaft which is concentrically supported by the crank gear from below the crank gear;
A rotating shaft that extends at a right angle to the base from the center of the lower surface of the base, and the crank gear has a rotating shaft that is eccentrically supported with the fixed shaft from above the crank gear,
The swivel device according to claim 1, wherein the base is supported by the swivel shaft with respect to the stationary shaft in a stationary state in accordance with the rotational movement of the drive gear, and performs a swivel movement without changing its direction.

The swivel device according to claim 11, wherein the drive gear is driven to rotate by a drive motor.

13. The exercise equipment according to claim 1, 2, 3, 5, 5, 6, 11 or 12, wherein the table is a seat, and a user sits on the table to use.

The sports equipment according to claim 13, further comprising a backrest and / or a handrail.

The exercise device according to claim 5, wherein the turntable of the turntable device according to claim 5 is a seat, and a backrest and / or a handrail are fixed to the fixed stand.

A control device for controlling the operation of the drive motor in accordance with the program, wherein the drive motor is selected by a signal transmitted from the operation panel to the control device; The exercise equipment according to claim 5, 6, 7, 8, 9, 9, 10, 13, 14, or 15, wherein an operation of the exercise is controlled.