JP2004194932A - Jaw denture - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は顎義歯に関し、特に日常の口腔の手入れ時に簡単にかつ苦痛に感じることなく装着及び取外しができるようにした顎義歯に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、腫瘍等によって上顎骨や頬骨に欠損が生じることがある。また、病気の治療のために、施術によって上顎骨や頬骨を切除する必要が生じることがある。かかる場合、上顎骨や頬骨の欠損に起因して顔面の筋肉や皮膚組織が収縮して傷跡が残り、いわゆる瘢痕収縮が起こることが多く、手術を受けた患者の心理的負担が非常に大きいばかりでなく、開口障害を起こし,日常の会話に不便をきたすことがある。
【0003】
そこで、合成樹脂材料、例えば義歯床用レジンを用いて上顎骨や頬骨の欠損部分及びその欠損空間を補綴する形状の中空状の栓塞子を製作し、栓塞子を義歯床に固定し、上顎骨の欠損箇所から内方の欠損空間内に差し込み、もって瘢痕収縮を軽減するようにした顎義歯が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、参照)。
【0004】
【特許文献1】特公昭51−13956号公報
【特許文献2】特開平02−124157号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の顎義歯では合成樹脂材料、例えば義歯床用レジンを用いて栓塞子を所定形状に成形しているので、日常の口内の手入れ、例えば歯磨きをする際に顎義歯の装着及び取外しが非常に煩雑であるばかりでなく、装着及び取外し時に栓塞子が上顎骨や頬骨の表面の粘膜に触れ、使用者に激痛を与えるという問題があった。また、レジン製の栓塞子では硬くて欠損空間の隅々まで入れにくく、顔面(頬部)の動きや経時的な変化に対応できないという問題があった。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑み、日常の口腔の手入れ時に簡単にかつ苦痛に感じることなく装着及び取外しができるようにした顎義歯を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係る顎義歯は、上顎義歯床に人工歯を設ける一方、上顎義歯床の粘膜側に栓塞子を設けてなる顎義歯において、上記栓塞子は膨張・収縮可能な材料を用いて製作され、その膨張時には上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した中空立体形状をなす一方、上記栓塞子は上記上顎義歯床の粘膜側の受け部に気密的に結合されるとともに、その内部には注入弁によって気体が注入されて保持されるように設けられており、上記注入弁によって上記栓塞子内に気体が注入され保持されることにより上記栓塞子が所定の立体形状に膨らんで上記上顎骨欠損部内方の欠損空間を塞ぎ、上記栓塞子内の気体が上記注入弁から放出されることにより上記栓塞子が収縮して上記上顎骨欠損部内方の欠損空間から抜き取り可能となっていることを特徴とする。
【0008】
本発明の特徴の1つは栓塞子を気体の注入によって膨張し、気体の放出によって収縮するようにした点にある。
【0009】
これにより、栓塞子を収縮させて上顎骨欠損部からその内方の欠損空間に簡単に挿入し抜き取ることができるとともに、栓塞子を膨張させて上顎骨欠損部内方の欠損空間を塞ぐことができる。
【0010】
その結果、瘢痕収縮を確実に防止することができ、又日常の口内の手入れをする際に顎義歯を簡単に取外し装着することができ、しかも装着及び取外しの際に栓塞子が上顎骨や頬骨の表面の粘膜に触れて使用者に激痛を与えることもない。さらには栓塞子が膨張収縮できるので、顔面の動きや経時的な変化にも迅速に対応できる。
【0011】
栓塞子の材料は膨張・収縮可能な材料であればよく、例えば天然ゴム、合成ゴムあるいはプラスチック等の高分子を乳化させた各種ラテックス、ポリエステル等を用いることができる。
【0012】
上顎義歯床及び人工歯は従来公知のものでよい。上顎義歯床の受け部は義歯床の製作時に一体的に形成してもよく、別体に製作して義歯床に固定するようにしてもよい。特に、後者の場合には既に使用中の義歯床に受け部を固定することによって本発明に係る顎義歯とすることができる。
【0013】
注入弁は気体を注入して保持し放出できるものであればどのような構造や方式でもよい。また,この注入弁は栓塞子を上顎骨欠損部内方の欠損空間にセットした状態で栓塞子に気体を注入し又気体を放出させる必要があるので、上顎義歯床又はその受け部に設けるのがよい。
【0014】
また、本発明に係る顎義歯の製造方法は、上顎義歯床に人工歯を設けるとともに上顎義歯床の粘膜側に栓塞子を設けてなる顎義歯を製造するにあたり、上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した模型を製作し、上記模型の表面に膨張・収縮可能な材料を塗布又は付着させ該膨張・収縮可能な材料を上記模型から剥がすことにより、膨張時に上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した中空立体形状をなし収縮時に上記上顎骨欠損部内方の欠損空間から抜き取り可能な栓塞子を製作し、上顎義歯床の受け部に栓塞子を気密的に固定するとともに、上顎義歯床又は受け部に上記栓塞子内部に気体を注入して保持する一方上記栓塞子内の気体を放出する注入弁を設けるようにしたことを特徴とする。
【0015】
欠損空間の模型は例えば公知の印象材を用いて上顎骨欠損部内方の欠損空間の印象を採取し、採取した印象を用いて石膏模型を造型することができる。この模型の段階で、栓塞子が粘膜に触れる箇所や栓塞子の強度が必要な箇所をチェックし、模型を修正するのがよい。
【0016】
膨張・収縮可能な材料は欠損空間の模型の表面に塗布してもよく、膨張・収縮可能な材料の中に模型を浸漬することにより模型の表面に付着させるようにしてもよい。
【0017】
栓塞子は上顎義歯床の受け部に気密的に固定する。固定の方法は受け部及び栓塞子の材料の相性等を考慮して適宜選択すればよい。
【0018】
この場合においても受け部は上顎義歯床に一体的に形成するか又は上顎義歯床に固定するのがよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る顎義歯の好ましい実施形態を示す。図において、顎義歯10は義歯床11に人工歯11を気密的に固定するとともに義歯床11の粘膜側の受け部13に栓塞子14を固定して構成されている。
【0020】
義歯床11はレジンを用いて製作され、人工歯12にはレジン歯又は陶歯が採用されているが、公知のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0021】
栓塞子14は上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した中空立体形状をなし、市販のラテックス(例えば SPECIAL EFFECT SUPPLY CO.社製 商品名 MASK LATEX IUSQt.)を用いて膨張・収縮可能に製作されている。
【0022】
また、義歯床11には注入弁15が取付けられている。この注入弁15は栓塞子14内にエアー(気体)を注入して保持する一方、必要に応じてエアーを放出する構造となっている。例えば、注入弁15には図2に示されるように、筒体20内にロッド21を挿通させ、ロッド21の一端に筒体20の開口を封鎖する弁部22を設け、ロッド21には弁部21を閉鎖方向に付勢するばね部材23を外挿してなる構造を採用することができる。
【0023】
注入弁15は口腔内においてエアーの注入と放出を操作する必要があるので、口腔内で操作し得る部位に設けるのがよい。
【0024】
本例の顎義歯を製作する場合、図3に示されるように、例えばアルジネート印象材を用い、歯槽及び上顎骨欠損居部の印象を採取し(工程S10)、得られた印象から石膏模型を造型する(工程S11)。この模型を用い、人工歯を配列しかつ歯肉を形成した蝋義歯を製作し(工程S12)、蝋義歯を石膏中に埋設し、蝋を溶解させて流出させた後、その空所に例えばメタリックレジンを充填し、例えば電子レンジによってマイクロ波を照射して重合を行わせ、人工歯12を固定した義歯床11を取り出す(工程S13)。なお、義歯の製作は従来と同様であるので、他の方法で製作することもできる。
【0025】
得られた義歯床11の所定の部位、例えば口腔内で操作しやすい部位から受け部13に向けて貫通穴をあけ、貫通穴に注入弁15を固定した後(工程S18)、義歯床11を研磨する。
【0026】
他方、上顎骨欠損部より内方の欠損空間についてもアルジネート印象材を用いて印象を採取し(工程S14)、例えば石膏材料を用い、得られた印象から欠損空間の模型を造型する(工程S15)。この時、栓塞子14が粘膜に触れると痛みを覚える箇所や栓塞子14の補強すべき箇所をチェックし、対応する箇所が凹状又は凸状となるように模型の修正を行う。
【0027】
得られた模型にラテックス(例えば SPECIAL EFFECT SUPPLY CO.社製 商品名 MASK LATEX IUSQt.)を塗布し(工程S16)、ラテックスが固まると、これを模型から剥がし、義歯床11の受け部13に接着する(工程S19)。最後に、注入弁15からエアーを注入し、エアー漏れがないか否かをチェックし、エアー漏れがなければ患者に試用させ、装着時や取外し時、あるいは咬合時に痛みを感じる否かをチェックし、痛みがなければ目的とする顎義歯10が得られた訳である(工程S20)。
【0028】
本例の顎義歯10を装着する場合、栓塞子14を収縮させた状態にして、栓塞子14を上顎骨欠損部から内方の欠損空間に挿入させながら顎義歯10を口腔内に装着する。すると、栓塞子14が収縮した状態であるので、上顎骨欠損部や欠損空間の粘膜に触れることはなく、使用者は痛みをほとんど感じることなく栓塞子14を上顎骨欠損部からその内方の欠損空間に簡単に挿入することができる。
【0029】
顎義歯10がセットできると、注入弁15からエアーを注入する。すると、注入弁15のロッド21がばね部材23のばね力に抗して押されて弁部22が筒体20の開口を開き、エアーが栓塞子14内に注入され、栓塞子14は膨張して上顎骨欠損部内方の欠損空間を塞ぐ。エアーの注入を停止すると、注入弁15のロッド21がばね部材23のばね力によって前方に押され、弁部22が筒体20の開口を封鎖し、栓塞子14内のエアーは保持され、栓塞子14は膨らんだ立体形状を保持されるので、顔面の筋肉や皮膚組織に膨らみを与えるので、瘢痕収縮が軽減されることとなる。
【0030】
顎義歯10を取り外す場合には注入弁15のロッド21を押すと、弁部22が筒体20の開口を開き、栓塞子14内のエアーは外方に放出され、栓塞子14は収縮するので、後は通常のように顎義歯10を口腔外に取り出せばよい。この時、栓塞子14が収縮しているので、取外しの際に上顎骨欠損部や欠損空間の粘膜に触れることはなく、使用者は痛みをほとんど感じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顎義歯の好ましい実施形態を示す正面からの斜視図である。
【図2】上記実施形態における注入弁の構造例を示す断面図である。
【図3】上記実施形態における製造方法の1例を示す図である。
【符号の説明】
10 顎義歯
11 義歯床
12 人工歯
13 受け部
14 栓塞子(ラテックス、バルーン)
15 注入弁(エアーバルブ)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a dental prosthesis, and more particularly to a dental prosthesis that can be easily and painlessly attached and removed during daily oral care.
[0002]
[Prior art]
For example, a defect may occur in the maxilla or cheekbone due to a tumor or the like. In addition, it may be necessary to remove the maxilla and zygomatic bones during the treatment in order to treat the disease. In such cases, facial muscles and skin tissues contract due to defects in the maxilla and zygomatic bones, leaving scars, and so-called scar contractions often occur. Instead, it may cause trismus and inconvenience everyday conversations.
[0003]
Therefore, using a synthetic resin material, for example, a denture base resin, a hollow obturator having a shape to prosthet the defective part of the maxilla and the zygomatic bone and the defective space is manufactured, and the obturator is fixed to the denture base, and the maxillary bone is fixed. There has been proposed a jaw denture which is inserted into a defect space inside from a defect part of the jaw to reduce scar contraction (for example, see Patent Documents 1 and 2).
[0004]
[Patent Document 1] Japanese Patent Publication No. 51-13956 [Patent Document 2] Japanese Patent Application Laid-Open No. 02-124157
[Problems to be solved by the invention]
However, in conventional jaw dentures, the obturator is formed into a predetermined shape using a synthetic resin material, for example, a denture base resin, so that daily oral care, for example, attachment and removal of the jaw denture when brushing teeth, is difficult. Not only is it very complicated, but also there is a problem that the obturator touches the mucous membrane on the surface of the maxilla and cheekbone at the time of attachment and detachment, causing severe pain to the user. Further, the resin obturator is hard and difficult to insert into every corner of the defect space, and there is a problem that it cannot cope with the movement of the face (cheek) or the change over time.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a denture which can be easily attached and detached without any pain during daily care of the oral cavity.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In view of this, the jaw denture according to the present invention provides artificial teeth on the maxillary denture base, and in a jaw denture provided with an obturator on the mucosal side of the maxillary denture base, the obturator uses a material that can expand and contract. It is manufactured and has a hollow three-dimensional shape almost simulating the three-dimensional shape of the defect space inside the maxillary bone defect part at the time of expansion, while the obturator is air-tightly coupled to the receiving part on the mucosal side of the maxillary denture base and The inside of the obturator is provided so that gas is injected and held by an injection valve, and the obturator is formed into a predetermined three-dimensional shape by injecting and holding gas in the obturator by the injection valve. Inflated to close the defect space inside the maxillary bone defect, and the gas in the obturator is released from the injection valve, so that the obturator contracts and can be extracted from the defect space inside the maxillary defect. Become And wherein the Rukoto.
[0008]
One of the features of the present invention is that the obturator expands by injecting gas and contracts by releasing gas.
[0009]
Thereby, the obturator can be contracted and easily inserted and extracted from the defect area of the maxillary bone into the defect space inside, and the obturator can be expanded to close the defect space inside the defect part of the maxillary bone. .
[0010]
As a result, scar shrinkage can be reliably prevented, and the jaw denture can be easily removed and worn at the time of daily oral care, and the obturator may have an upper jaw or cheekbone at the time of wearing and removing. It does not cause severe pain to the user by touching the mucous membrane on the surface. Furthermore, since the obturator can expand and contract, it can quickly respond to facial movements and changes over time.
[0011]
The material of the obturator may be any material that can expand and contract, and for example, various latexes or polyesters in which a polymer such as natural rubber, synthetic rubber, or plastic is emulsified can be used.
[0012]
The maxillary denture base and the artificial tooth may be conventionally known ones. The receiving portion of the upper denture base may be formed integrally when the denture base is manufactured, or may be manufactured separately and fixed to the denture base. In particular, in the latter case, the denture according to the present invention can be obtained by fixing the receiving portion to the denture base that is already in use.
[0013]
The injection valve may be of any structure and type as long as it can inject, hold and release gas. In addition, it is necessary to inject and discharge gas into the obturator with the obturator set in the defect space inside the maxillary bone defect, so this injection valve should be installed in the maxillary denture base or its receiving part. Good.
[0014]
In addition, the method for manufacturing a denture according to the present invention provides a method for manufacturing a denture in which an artificial tooth is provided in a maxillary denture base and an obturator is provided on a mucosal side of the maxillary denture base. By producing a model that roughly imitates the three-dimensional shape of the above, an expandable / contractible material is applied or adhered to the surface of the model, and the expandable / contractible material is peeled off from the model, so that when inflated, the maxillary bone defect is inward Creates an obturator that can be extracted from the defect space inside the above maxillary bone defect when contracting and forms a hollow three-dimensional shape that almost imitates the three-dimensional shape of the defect space, and hermetically secures the obturator to the receiving part of the maxillary denture base In addition, an injection valve for injecting and holding gas into the obturator and releasing gas in the obturator is provided in the upper denture base or the receiving portion.
[0015]
For the model of the defect space, for example, an impression of the defect space inside the maxillary bone defect part is collected using a known impression material, and a plaster model can be modeled using the collected impression. At the stage of this model, it is advisable to check where the obturator touches the mucous membrane and where the strength of the obturator is required, and correct the model.
[0016]
The expandable / contractible material may be applied to the surface of the model in the defective space, or may be attached to the model surface by immersing the model in the expandable / contractible material.
[0017]
The obturator is hermetically secured to the receiving part of the maxillary denture base. The fixing method may be appropriately selected in consideration of the compatibility of the materials of the receiving portion and the obturator.
[0018]
Also in this case, the receiving part is preferably formed integrally with the upper denture base or fixed to the upper denture base.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on specific examples. 1 and 2 show a preferred embodiment of a denture according to the present invention. In the figure, a
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
An
[0023]
The
[0024]
When manufacturing the denture of this example, as shown in FIG. 3, an impression of the alveolar cavity and the maxillary bone defect site is collected using, for example, an alginate impression material (step S10), and a gypsum model is formed from the obtained impression. Molding is performed (step S11). Using this model, an artificial tooth is arranged and a wax denture having gums formed is manufactured (step S12). The wax denture is buried in gypsum, and the wax is dissolved and allowed to flow out. The
[0025]
After drilling a through hole from a predetermined portion of the obtained
[0026]
On the other hand, an impression is also taken using the alginate impression material for the defect space inward of the maxillary bone defect part (step S14), and a model of the defect space is modeled from the obtained impression using, for example, gypsum material (step S15). ). At this time, the place where the
[0027]
Latex (for example, trade name MASK LATEX IUSQt. Manufactured by SPECIAL EFFECT SUPLY CO.) Is applied to the obtained model (step S16). When the latex hardens, this is peeled off from the model and adhered to the receiving
[0028]
When the
[0029]
When the
[0030]
When the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front perspective view showing a preferred embodiment of a jaw denture according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a structural example of an injection valve in the embodiment.
FIG. 3 is a view showing one example of a manufacturing method in the embodiment.
[Explanation of symbols]
10
15 Injection valve (air valve)
Claims (6)
上記栓塞子は膨張・収縮可能な材料を用いて製作され、その膨張時には上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した中空立体形状をなす一方、
上記栓塞子は上記上顎義歯床の粘膜側の受け部に気密的に結合されるとともに、その内部には注入弁によって気体が注入されて保持されるように設けられており、
上記注入弁によって上記栓塞子内に気体が注入され保持されることにより上記栓塞子が所定の立体形状に膨らんで上記上顎骨欠損部内方の欠損空間を塞ぎ、上記栓塞子内の気体が上記注入弁から放出されることにより上記栓塞子が収縮して上記上顎骨欠損部内方の欠損空間から抜き取り可能となっていることを特徴とする顎義歯。While providing artificial teeth in the maxillary denture base, in the jaw denture provided with an obturator on the mucosal side of the maxillary denture base,
The obturator is manufactured using a material that can be expanded and contracted, and at the time of its expansion, while forming a hollow three-dimensional shape that almost mimics the three-dimensional shape of the defect space inside the maxillary bone defect,
The obturator is air-tightly coupled to the receiving portion on the mucosal side of the maxillary denture base, and is provided so that gas is injected and held by an injection valve inside thereof.
By injecting and holding gas into the obturator by the injection valve, the obturator expands in a predetermined three-dimensional shape to close the defect space inside the maxillary bone defect, and the gas in the obturator is injected into the obturator. A jaw denture characterized in that the obturator contracts by being released from a valve and can be extracted from a defect space inside the maxillary bone defect part.
上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した模型を製作し、
上記模型の表面に膨張・収縮可能な材料を塗布又は付着させ該膨張・収縮可能な材料を上記模型から剥がすことにより、膨張時に上顎骨欠損部内方の欠損空間の立体形状をほぼ模した中空立体形状をなし収縮時に上記上顎骨欠損部内方の欠損空間から抜き取り可能な栓塞子を製作し、
上顎義歯床の受け部に栓塞子を気密的に固定するとともに、上顎義歯床又は受け部に上記栓塞子内部に気体を注入して保持する一方上記栓塞子内の気体を放出する注入弁を設けるようにしたことを特徴とする顎義歯の製造方法。In producing a denture with artificial teeth on the maxillary denture base and an obturator on the mucosal side of the maxillary denture base,
Produce a model that almost imitates the three-dimensional shape of the defect space inside the maxillary defect,
By applying or attaching an inflatable / contractible material to the surface of the model and peeling the inflatable / contractible material from the model, a hollow three-dimensional shape that almost simulates the three-dimensional shape of the defect space inside the maxillary bone defect part when inflated is obtained. Produce an obturator that can be pulled out from the defect space inside the maxillary defect at the time of contraction, making the shape,
An obturator is hermetically fixed to the receiving part of the maxillary denture base, and an injection valve for injecting and holding gas into the obturator and releasing gas in the obturator is provided in the maxillary denture base or the receiving part. A method of manufacturing a denture with a prosthesis as described above.
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2535078C1 (en) * | 2013-09-20 | 2014-12-10 | Сергей Дарчоевич Арутюнов | Disconnecting post-operation dentoalveolar prosthesis |
RU2543041C2 (en) * | 2013-05-28 | 2015-02-27 | Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Рязанский государственный медицинский университет имени академика И.П. Павлова Министерства здравоохранения РФ" | Removable resection upper jaw denture with myogymnastic element |
-
2002
- 2002-12-19 JP JP2002367446A patent/JP2004194932A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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