JP2004194835A - 注射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】注射後、血液や薬剤がシリンダ内に残留することを防止することができ、且つ、簡易しかも順調に使用済みの注射器の注射針を薬剤推進用のプランジャ内に吸い込んで収容することができる注射器を提供する。
【解決手段】シリンダ20と、中空棒状のプランジャ50と、摺動可能に取付けられている注射針手段40とを備えている注射器であって、前記シリンダは、第1の内凸縁24に脱着可能に係止されている環状の注射針保持手段30が設けられており、一端部413と、他端部411とを有するチューブ状の注射針固着具41と、一端421が注射針固着具41に固定され、他端422が注出口231を挿通してシリンダ外へ露出している注射針42とからなり、そして、プランジャ50のシリンダ内に挿入される一端541に、プランジャ50を密封して該プランジャ内を大気圧より低い圧力に保持しているプラグ手段56が脱着可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は注射器に関し、もっと詳しくは、使用済みの注射器の注射針を薬剤推進用のプランジャ内に収容することができる注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1及び図2に示すように、米国特許第5176640号に開示されている注射器10は、主として、その軸方向上にほぼ対向している注出口111付きの一端部と注入口112付きの他端部とを有する円筒形のシリンダ11と、前記注出口111外に設けられている保持具12と、前記保持具12に保持されていると共に、その一端132が前記シリンダ11内に挿入され、他端133が前記保持具12外に露出している注射針13と、前記注入口112から前記シリンダ11内に挿入されていて前記軸方向に沿って摺動する中空棒状の薬剤推進用のプランジャ14とを備えている。また、前記プランジャ14の前記シリンダ11内に挿入されている一端部141に、該プランジャ14を密封して該プランジャ14内を真空状態に保持しているゴムリング16と、前記ゴムリング16に嵌入されているプラグ15とが設けられている。また、前記プランジャ14内に、その軸方向に沿って前記プラグ15及び前記ゴムリング16のリング内に挿入されている連結ロッド172を有するピストン17が摺動可能に設けられている。なお、前記連結ロッド172の内表面に係止リブ171が形成されており、前記注射針13の前記一端132に前記係止リブ171と係止する凹溝131が形成されている。
【0003】
このように、前記プランジャ14を押して前記シリンダ11内の薬剤の注射を完了した後、進んで前記プランジャ14を前記注射針の方へ押すと、前記注射針13の前記一端132で前記ゴムリング16を刺し通してから、前記注射針13の凹溝131を前記ピストン17の係止リブ171に係止させる。この場合、前記プランジャ内の圧力が外気より小であるため、プランジャ内外の差圧によって前記ピストン17を前記プランジャ内のもっと奥の方へ吸い込むので、前記ピストン17に係止されている前記注射針13を前記ピストン17と共に前記プランジャ内に持ち込ませることができる。このようにして、使用済みの注射器10は注射針13を前記プランジャ14内に収容し、注射針の誤刺しによる感染を防止することができる。しかしながら、このような注射器10は、注射済みの寸前であるが、注射がまだ完全に終わらない時、前記注射針13で既に前記ゴムリング16を刺し通したので、薬剤や血液が前記シリンダ11内に残る欠点がある。また、前記注射針13があまり緊密に前記保持具12に保持される場合、前記注射針13は前記リブ171と前記凹溝131との係止によって前記ピストン17と共に前記プランジャ14内に持ち込まれない可能性がある。逆に、前記保持具12の前記注射針13に対する保持が十分でなく、例えば前記注射針13と前記保持具12との間に隙間がある場合、注射中、前記注射針13は前記シリンダ11内に没入したり、前記保持具12から離れる可能性もある。
【0004】
【発明の課題】
上記に鑑みて、本発明の目的は、注射後、血液や薬剤がシリンダ内に残留することを防止することができ、簡易にしかも順調に使用済みの注射針をプランジャ内に吸い込むことができる注射器を提供しようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、その軸方向上にほぼ対向している注入口と注出口とが開けてある円筒形のシリンダと、前記注入口から前記シリンダ内に挿入されていて前記軸方向に沿って摺動する中空棒状の薬剤推進用のプランジャと、前記シリンダ内の前記注出口近くに摺動可能に取付けられている注射針手段とを備えている注射器であって、前記シリンダは、前記シリンダ内の前記注出口近くの内周面に第1の内凸縁が形成され、且つ、前記第1の内凸縁に脱着可能に係止されている環状の注射針保持手段が設けられており、また、前記注射針手段は、前記環状の注射針保持手段の環内に挿入しており、且つ更に進んで挿通することができるようにそこに係止されている一端部と、前記シリンダ内の前記注出口近くに脱着可能に係止されている他端部とを有するチューブ状の注射針固着具と、中空体であってその一端が前記注射針固着具に固定され、他端が前記注出口を挿通して前記シリンダ外へ露出している注射針とからなり、そして、前記プランジャの前記シリンダ内に挿入される一端に、前記プランジャを密封して該プランジャ内を大気圧より低い圧力に保持しているプラグ手段が脱着可能に設けられていることを特徴とする注射器を提供する。
【0006】
このように構成されている注射器は、前記シリンダ内の薬剤の注射を完了した後、進んで前記プランジャを前記注出口の方へ押して、前記プラグ手段を前記注射針固着具と一体的に結合しながら、前記プランジャで前記注射針保持手段を前記注出口の方へ押して前記注射針固着具を進んで前記注射針保持手段の環内を挿通し、該注射針保持手段との係止を解除すると同時に、前記プラグ手段を前記プランジャから外すことにより、前記プランジャの圧力が外部の圧力より小であるので、前記注射針手段を前記プラグ手段と共に前記プランジャ内に吸い込むことができる。このように、前記シリンダ内の薬剤の注射を完了した後でも、進んで前記プランジャを前記注出口の方へ押して、前記プラグ手段を前記注射針固着具と一体に結合しなければ、前記注射針手段を前記プランジャ内に吸い込むことができないので、前記シリンダ内の薬剤を完全に押出して、薬剤や血液が前記シリンダ内に残ることを防止することができる。
【0007】
また、前記注射針固着具の前記他端部が前記シリンダ内の前記注出口近くに脱着可能に係止されており、且つ、該注射針固着具の前記一端部が前記注射針保持手段の環内に挿入していることによって、前記シリンダ内の第1の内凸縁に係止されているので、注射中、前記注射針が前記シリンダ内に没入したり、前記注射針保持手段から離れることを防止することができる。そして、前記プランジャで前記注射針保持手段を前記注出口の方へ押して前記注射針固着具を進んで前記注射針保持手段の環内を挿通し、該注射針保持手段との係止を解除すると同時に、前記プラグ手段を前記プランジャから外すことにより、順調に前記注射針手段を前記プラグ手段と共に前記プランジャ内に吸い込むことができる。
【0008】
【発明の実施形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の注射器の好ましい実施形態を説明する。先ず、図3及び図4を参照しながら、本発明に係る注射器の第1の実施形態を説明する。図示のように、本実施形態における注射器は、主として、その軸方向上にほぼ対向している注入口232と注出口231とが開けてある円筒形のシリンダ20と、前記注入口232から前記シリンダ20内に挿入されていて前記軸方向に沿って摺動する中空棒状のプランジャ50と、前記シリンダ20内の前記注出口231近くに摺動可能に取付けられている注射針手段40とを備えている。また、前記シリンダ20は、それぞれ前記注入口232が開けてある大径部22と前記注出口231が開けてある小径部21とからなる。前記小径部21は、前記大径部22から徐々に先細に延長した第1のセクション212と、前記注出口231を先頭にするように該第1のセクション212の先頭から更にほぼ均一に伸びたる第2のセクション211とからなる。且つ、前記第1のセクション212と前記第2のセクション211との間の内表面には肩部213が形成されている。また、前記大径部22内の前記注出口近くの内周面に第1の内凸縁24が形成されている。そして、前記小径部21内の前記注出口近くの内周面に、複数のリブ234がそれぞれ軸方向に沿って設けられてそれらの間に外気と前記シリンダ20とを連通する隙間236を形成している。なお、前記小径部21の外周面にも複数の係止リブ235が軸方向に沿って延伸するように形成されている。
そして、前記大径部22に、前記第1の内凸縁24に脱着可能に係止されている環状の注射針保持手段30が設けられている。この環状の注射針保持手段30は、前記注出口231に面する第1の側面33と前記プランジャ50に面する第2の側面34と前記第1及び第2の側面33,34の間に介在している内外2周面36,35とがあり、該外周面35に、前記第1の内凸縁24と嵌合している第1の環状凹溝350が形成され、該内周面36に第2の環状凹溝32が形成されている。
また、前記注射針手段40は、前記環状の注射針保持手段の環内に挿入しており、且つ更に進んで挿通することができるようにそこに係止されている一端部413と、前記シリンダ20内の前記注出口231近くに脱着可能に係止されている他端部411とを有するチューブ状の注射針固着具41と、中空体であってその一端421が前記注射針固着具41に固定され、他端が前記注出口231を挿通して前記シリンダ20外へ露出している注射針42と、前記注出口231外に露出している前記注射針42を覆うように、前記小径部21に外嵌しているカバー43とからなる。前記注射針固着具41の外周面に、前記第2の環状凹溝32内に嵌入しているフランジ414が形成されている。また、前記カバー43の内周面に、前記小径部21の複数の係止リブ235と互いに係合する複数のリブ431が軸方向に沿って設けられている。なお、前記注射針手段40における前記注射針固着具41の前記一端部413が進んで前記注射針保持手段30を挿通する際、前記注射針保持手段30に前記挿通に従って変形し易くさせるべく、前記注射針保持手段30の第1の側面33に、環状の凹溝39が形成されている。
また、前記プランジャ50は、前後順に、前記シリンダ20内に挿入される一端部541を有する第1の管体51と、該第1の管体51より大きい管径を持つ第2の管体52と、前記シリンダ20の大径部22の管径より大きい管径を持つ第3の管体53とから一体になる。且つ、前記プランジャ50内の前記第1の管体51と前記第2の管体52との間に肩部55が形成されている。そして、前記第1の管体51の先頭、即ち前記プランジャ50の前記シリンダ20内に挿入される一端541に、前記プランジャ50を密封して該プランジャ50内を大気圧より低い圧力に保持しているプラグ手段56が脱着可能に設けられている。
この実施形態では、前記プラグ手段56は、中央部が窪んでいるベル状であり、その窪んだ部分561が前記注出口231の方へ向かうように前記第1の管体51の先頭の管口に挿入係止されているが、図20及び図21に示すように、前記プラグ手段56を前記第1の管体51の管口内に塞いでもよい。また、該窪んだ部分561の開口端縁564に前記注射針固着具41の前記一端部413を受入れて保持する階段部563が形成され、この階段部563の前記注射針固着具41の前記一端部413と周りから接触する内表面に環状溝565が形成されている。前記注射針固着具41の前記一端部413に前記プラグ手段56に挿入する突体412が形成されており、該突体412上に前記環状溝565と係止する突起415が形成されている(図5参照)。
【0009】
そして、前記プランジャ50の第1の管体51の前記一端部541の外周面544に、環状のフック546及び突縁547が形成されている。前記環状のフック546及び突縁547により前記シリンダ20の大径部22内に軸方向に沿って摺動可能なシールリング59を前記第1の管体の外周面544に外嵌固定している。また、前記第2の管体52の内周面の前記第3の管体53近くに、前記第3の管体53内に徐々に互いに近寄るように傾斜延伸した突体58が形成されている。前記第2の管体52の外周面の前記第3の管体53近くに、係止用突縁545が形成されており、前記シリンダ20内の前記注入口232近くに前記係止用突縁545を止める第2の内凸縁25が形成されている。なお、前記プランジャ50の他端部542に、前記第3の管体53の外周面と螺着しているキャップ57が設けられている。
【0010】
薬剤を注射しようとする場合、前記プランジャ50を押して前記シリンダ内20に軸方向に沿って前記注射針保持手段30の方へ摺動させることにより、前記シリンダ20内の薬剤を押出して前記注射針42を経由して注出すればよい。そして、図4及び図5に示すように、前記プランジャ50における前記シールリング59を前記注射針保持手段30の前記第2の側面34に接触すると、前記第2の管体52の外周面における前記係止用突縁545が前記シリンダ内の前記第2の内凸縁25に止められることにより、薬剤の注射が完了することを知ることができる。それと同時に、図5及び図6に示すように、進んで前記プランジャ50を前記注出口231の方へ押して、前記注射針固着具41の前記突体412に挿入させ、該突体412上の前記突起415を前記環状溝565に係止させることにより、前記プラグ手段50を前記注射針固着具41と一体的に結合しながら、前記プランジャ50で前記注射針保持手段30を前記注出口231の方へ押して前記注射針固着具41を進んで前記注射針保持手段30の環内を挿通し、前記注射針保持手段30を前記シリンダ20の前記第1の内凸縁24及び前記注射針固着具41のフランジ414から外させることにより、前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との係止を解除すると同時に、前記注射針固着具41で前記プラグ手段56を押して前記プランジャ50の先頭からプランジャ内へ外す。この場合、前記プランジャ内の圧力が外部の圧力より小であるので、図7に示すように、プランジャ内外の差圧によって、前記プラグ手段56をプランジャ50内のもっと奥の方へ吸い込むと共に、前記注射針固着具41及び前記注射針42を前記第2の管体52内の肩部55又は突体58に止められるまで、前記プランジャ内に吸い込んで収容することができる。このようにして、使用済みの注射器は注射針42を前記プランジャ50内に収容し、注射針の誤刺しによる感染を防止することができる。
【0011】
次に、図8及び図9に示すのは本発明の第2の実施形態である。図示のように、本実施形態における注射器の前記第1の実施形態と異なる点は第2のセクション211内に、その一端部62が前記注射針固着具41の前記他端部411に圧縮されて附勢しながら、他端部61が前記注出口231近くに当てている弾性附勢部材60が設けられていることにある。本実施形態における注射器の他の構造は前記第1の実施形態と同様なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
【0012】
それにより、注射が完了した後、前記プランジャ50で前記注射針保持手段30を前記注出口231の方へ押して前記注射針固着具41を進んで前記注射針保持手段30の環内を挿通し、前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との係止を解除し、前記プラグ手段56を前記プランジャ50の先頭からプランジャ内へ外すと同時に、前記弾性附勢部材60の圧縮も解除する。この場合、前記弾性附勢部材60はその弾性回復力で前記注射針固着具41を前記注入口232の方へを押すのみならず、前記プランジャ50内の圧力が外部より小であるので、前記弾性回復力及び前記プランジャ50内外の差圧によって、前記プラグ手段56をプランジャ50内のもっと奥の方へ吸い込むと共に、前記注射針固着具41及び前記注射針42を前記プランジャ50内に持ち込んで収容することができる。
【0013】
次に、図10、図11及び図12に示すのは本発明の第3の実施形態である。図示のように、本実施形態における注射器の前記第1の実施形態と異なる点は、前記シリンダ20の内壁と前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との間の空間Pに圧縮用の流体が収容されており、前記第2のセクション211内の肩部213に、前記注射針固着具41の前記他端部411に当てて前記圧縮用の流体を収容している空間Pを気密に密封したシール材70が設けられており、前記注射針固着具41の前記他端部411の前記注射針42の周りに、前記空間Pと連通している切欠416が形成されていることにある。前記シール材70は、それぞれ前記注射針42の他端421が挿通している通孔711,712が開けてある弾性体のパッキンピース71とリング72とからなる。また、前記注射針保持手段30の前記注射針固着具41の外周面を囲む面積を広めるべく、その前記凹溝39の内周縁側の部分391を前記注射針固着具41の外周面に沿って延伸させている。このようにして、前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との係止を解除した後でも、前記リング72と前記凹溝39の内周縁側の部分391とで前記空間Pを気密の状態を保持することができる。なお、本実施形態における注射器の他の構造は前記第1の実施形態と同様なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
【0014】
それにより、注射が完了した後、前記プランジャ50で前記注射針保持手段30を前記注出口231の方へ押して前記注射針固着具41を進んで前記注射針保持手段30の環内を挿通し、前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との係止を解除してから、進んで前記プランジャ50で前記注射針保持手段30をを前記注出口231の方へ押することにより、前記注射針保持手段30で前記空間Pを圧縮すると同時に、前記プラグ手段56を前記プランジャ50の先頭からプランジャ内へ外す。この場合、前記プランジャ50内の圧力が外部より小である他に、圧縮された前記空間(P)内の圧力が大きくなるので、前記プランジャ内外の差圧及び前記空間の圧力によって、前記プラグ手段56をプランジャ50内のもっと奥の方へ吸い込むと共に、前記注射針固着具41及び前記注射針42を前記プランジャ50内に持ち込んで収容することができる。
【0015】
次に、図13及び図14に示すのは本発明の第4の実施形態である。図示のように、本実施形態における注射器は、前記第3の実施形態とほぼ同様に構成されているが、前記第3の実施形態と異なる点は、前記第2のセクション211内に、その一端部62が前記シール材70の前記パッキンピースに圧縮されて附勢しながら、他端部61が前記注出口231近くに当てている弾性附勢部材60が設けられていることにある。なお、本実施形態における注射器の他の構造は前記第3の実施形態と同様なので、同一の符号を附してその説明を省略する。それにより、注射が完了した後、前記プランジャ50で前記注射針保持手段30を前記注出口231の方へ押して前記注射針固着具41を進んで前記注射針保持手段30の環内を挿通し、前記注射針保持手段30と前記注射針固着具41との係止を解除してから、プランジャ内外の差圧ばかりでなく、前記第3の実施形態のような圧力及び前記弾性附勢部材60の弾性回復力によって、前記プラグ手段56をプランジャ50内のもっと奥の方へ吸い込むと共に、前記注射針固着具41及び前記注射針42を前記プランジャ50内に持ち込んで収容することができる。
【0016】
次に、図15、図16、図17及び図18に示すのはそれぞれ本発明の第5、6、7、8の実施形態である。これらの実施形態における前記第1、2、3及び4の実施形態と同様に構成されているが、例えば注射容量が1ccである極めて小さい注射器に適用するために、これらの実施形態におけるシリンダ20と、注射針保持手段30と、注射針手段40と、プランジャ50と、弾性附勢手段60と、シール材70との寸法は前記第1、2、3及び4の実施形態のものより小さくなる。また、前記シールリング59に代えて、前記プランジャ50の外周面544に複数の環状フランジ5441が直径方向に張り出ている。このように、これらの環状フランジ5441は前記シリンダ20の大径部22の内管壁に沿って気密に摺動することができる。
【0017】
また、図19に示すのは、本発明の第9の実施形態である。本実施形態における注射器の前記第5の実施形態と異なる点は、注射針保持手段30の第2の側面34に、前記プランジャ50の一端541と前記注射針保持手段30との間に形成された隙間に挿入する環状凸縁341が突出するように形成されていることにある。このように、薬剤が前記プランジャ50と前記注射針保持手段30との間に残ることを防止することができる。
【0018】
【発明の効果】
上記のように、本発明に係る注射器は、前記シリンダ内の薬剤の注射を完了した後、進んで前記プランジャを前記注出口の方へ押して、前記プラグ手段を前記注射針固着具と一体的に結合しながら、前記プランジャで前記注射針保持手段を前記注出口の方へ押して前記注射針固着具を進んで前記注射針保持手段の環内を挿通し、該注射針保持手段との係止を解除すると同時に、前記プラグ手段を前記プランジャの先頭からプランジャ内へ外すことにより、前記プランジャの圧力が外部の圧力より小であるので、前記プラグ手段をもっと奥の方へ吸い込むと共に、前記注射針手段を前記プランジャ内に持ち込むことができる。このように、前記シリンダ内の薬剤の注射を完了した後でも、進んで前記プランジャを前記注出口の方へ押して、前記プラグ手段を前記注射針固着具と一体に結合しなければ、前記注射針手段を前記プランジャ内に吸い込ませることができないので、前記シリンダ内の薬剤を完全に押出して、薬剤や血液が前記シリンダ内に残ることを防止することができる。
【0019】
また、前記注射針固着具の前記他端部が前記シリンダ内の前記注出口近くに脱着可能に係止されており、且つ、該注射針固着具の前記一端部が前記注射針保持手段の環内に挿入していることによって、前記シリンダ内の第1の内凸縁に係止されているので、注射中、前記注射針が前記シリンダ内に没入したり、前記注射針保持手段から離れることを防止することができる。そして、前記プランジャで前記注射針保持手段を前記注出口の方へ押して前記注射針固着具を進んで前記注射針保持手段の環内を挿通し、該注射針保持手段との係止を解除すると同時に、前記プラグ手段を前記プランジャの先頭からプランジャ内へ外すことにより、順調に前記注射針手段を前記プラグ手段と共に前記プランジャ内に吸い込ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の注射器の使用状態を示す断面図
【図2】前記従来の注射器における注射針をプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【図3】本発明の第1の実施形態における注射器を示す分解図
【図4】前記第1の実施形態における注射器の使用状態を示す断面図
【図5】前記第1の実施形態におけるプラグ手段と注射針手段とを一体に結合した状態を示す部分断面図
【図6】前記第1の実施形態における注射針保持手段と注射針固着具との係止を解除した状態を示す部分断面図
【図7】前記第1の実施形態におけるプラグ手段と注射針手段とをプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【図8】本発明の第2の実施形態における注射器を示す断面図
【図9】前記第2の実施形態におけるプラグ手段と注射針手段とをプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【図10】本発明の第3の実施形態における注射器を示す断面図
【図11】前記第3の実施形態におけるプランジャで注射針保持手段を押した状態を示す断面図
【図12】前記第3の実施形態におけるプラグ手段と注射針手段とをプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【図13】本発明の第4の実施形態における注射器を示す断面図
【図14】前記第4の実施形態におけるプラグ手段と注射針手段とをプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【図15】本発明の第5の実施形態における注射器を示す断面図
【図16】本発明の第6の実施形態における注射器を示す部分断面図
【図17】本発明の第7の実施形態における注射器を示す部分断面図
【図18】本発明の第8の実施形態における注射器を示す部分断面図
【図19】本発明の第9の実施形態における注射器を示す断面図
【図20】前記第1の実施形態の変形例を示す断面図
【図21】前記変形例におけるプラグ手段と注射針手段とをプランジャ内に吸い込んだ状態を示す断面図
【主要符号の説明】
20...シリンダ
21...小径部
211...第2のセクション
212...第1のセクション
213...肩部
22...大径部
231...注出口
232...注入口
234...リブ
235...係止リブ
236...隙間
24...第1の内凸縁
25...第2の内凸縁
30...注射針保持手段
32...第2の環状凹溝
33...第1の側面
34...第2の側面
341...環状凸縁
35...外周面
350...第1の環状凹溝
36...内周面
39...凹溝
40...注射針手段
41...注射針固着具
411...注射針固着具の他端部
412...突体
413...注射針固着具の一端部
414...フランジ
415...突起
42...注射針
421...注射針の一端
422...注射針の他端
43...カバー
431...リブ
50...プランジャ
51...第1の管体
52...第2の管体
53...第3の管体
541...プランジャの一端
542...プランジャの他端
544...プランジャの外周面
5441...環状フランジ
545...係止用突縁
546...フック
547...突縁
55...肩部
56...プラグ手段
561...窪んだ部分
563...階段部
564...開口端縁
565...環状溝
57...キャップ
58...突体
60...弾性附勢部材
61...弾性附勢部材の他端部
62...弾性附勢部材の一端部
70...シール材
71...プレート
711...通孔
72...リング
712...通孔

Claims (17)

  1. その軸方向上にほぼ対向している注入口(232)と注出口(231)とが開けてある円筒形のシリンダ(20)と、前記注入口(232)から前記シリンダ(20)内に挿入されていて前記軸方向に沿って摺動する中空棒状の薬剤推進用のプランジャ(50)と、前記シリンダ(20)内の前記注出口(231)近くに摺動可能に取付けられている注射針手段(40)とを備えている注射器であって、
    前記シリンダ(20)は、前記シリンダ(20)内の前記注出口(231)近くの内周面に第1の内凸縁(24)が形成され、且つ、前記第1の内凸縁(24)に脱着可能に係止されている環状の注射針保持手段(30)が設けられており、
    また、前記注射針手段(40)は、前記環状の注射針保持手段(30)の環内に挿入しており、且つ更に進んで挿通することができるようにそこに係止されている一端部(413)と、前記シリンダ(20)内の前記注出口(231)近くに脱着可能に係止されている他端部(411)とを有するチューブ状の注射針固着具(41)と、中空体であってその一端(421)が前記注射針固着具(41)に固定され、他端(422)が前記注出口(231)を挿通して前記シリンダ(231)外へ露出している注射針(42)とからなり、
    そして、前記プランジャ(50)の前記シリンダ(20)内に挿入される一端(541)に、前記プランジャ(50)を密封して該プランジャ(50)内を大気圧より低い圧力に保持しているプラグ手段(56)が脱着可能に設けられていることを特徴とする注射器。
  2. 前記シリンダは、それぞれ前記注入口(232)が開けてある大径部(22)と前記注出口(231)が開けてある小径部(21)とからなり、
    前記小径部(21)は、前記大径部(22)から徐々に先細に延長した第1のセクション(212)と、前記注出口(231)を先頭にするように該第1のセクション(212)の先頭から更にほぼ均一に伸びたる第2のセクション(211)とからなり、且つ、前記第1のセクション(212)と前記第2のセクション(211)との間の内表面には肩部(213)が形成されており、
    前記環状の注射針保持手段(30)は、前記大径部(22)に設けられており、且つ、前記注出口(231)に面する第1の側面(33)と前記プランじゃ(50)に面する第2の側面(34)と前記第1及び第2の側面の間に介在している内外2周面(36,35)とがあり、該外周面(35)に、前記第1の内凸縁(24)と嵌合している第1の環状凹溝(350)が形成され、該内周面(36)に第2の環状凹溝(32)が形成されており、
    前記注射針固着具(41)の外周面に、前記第2の環状凹溝(32)内に嵌入しているフランジ(414)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  3. 前記シリンダ(20)の内壁と前記注射針保持手段(30)と前記注射針固着具(41)との間の空間(P)に圧縮用の流体が収容されており、
    前記第2のセクション(211)内の肩部(213)に、前記注射針固着具(41)の前記他端部(411)に当てて前記圧縮用の流体を収容している空間(P)を気密に密封したシール材(70)が設けられており、
    前記注射針固着具41の前記他端部(411)の前記注射針(42)の周りに、前記空間(P)と連通している切欠(416)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
  4. 前記シール材(70)は、前記注射針(42)の他端(422)が挿通している通孔(711,721)が開けてある弾性体であることを特徴とする請求項3に記載の注射器。
  5. 前記第2のセクション(211)内に、その一端部(62)が前記注射針固着具(41)の前記他端部(411)に圧縮されて附勢しながら、他端部(61)が前記注出口(231)近くに当てている弾性附勢部材(60)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
  6. 前記第2のセクション(211)内に、その一端部(62)が前記シール材(70)に圧縮されて附勢しながら、他端部(61)が前記注出口(231)近くに当てている弾性附勢部材(60)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の注射器。
  7. 前記注射針手段における前記注射針固着具(41)の前記一端部(413)が進んで前記注射針保持手段(30)を挿通する際、前記注射針保持手段(30)に前記挿通に従って変形し易くさせるべく、前記注射針保持手段(30)の第1の側面(33)に、環状の凹槽(39)を形成していることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
  8. 前記注射針保持手段の前記注射針固着具(41)の外周面を囲む面積を広めるべく、その前記凹槽(39)の内周縁側の部分(31)を前記注射針固着具(41)の外周面に沿って延伸させていることを特徴とする請求項3に記載の注射器。
  9. 前記プランジャ(50)は、前後順に、前記シリンダ(20)内に挿入される一端部(541)を有する第1の管体(51)と、該第1の管体(51)より大きい管径を持つ第2の管体(52)と、前記シリンダ(20)の大径部(22)の管径より大きい管径を持つ第3の管体(53)とから一体になり、且つ、前記プランジャ(50)内の前記第1の管体(51)と前記第2の管体(52)との間に肩部(55)が形成されており、
    前記プラグ手段(56)は、中央部が窪んでいるベル状であり、その窪んだ部分(561)が前記注出口(231)の方へ向かうように前記第1の管体(51)の先頭の管口に挿入係止されており、
    また、該窪んだ部分の開口端縁(564)に前記注射針固着具(41)の前記一端部(413)を受入れて保持する階段部(563)が形成され、この階段部(563)の前記注射針固着具(41)の前記一端部(413)と周りから接触する内表面に環状溝(565)が形成されており、
    前記注射針固着具(41)の前記一端部(413)に前記プラグ手段(56)に挿入する突体(412)が形成されており、該突体(412)上に前記環状溝(565)と係止する突起(415)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  10. 前記プランジャ(50)の第1の管体(51)の前記一端部(541)の外周面(544)に、環状のフック(546)及び突縁(547)が形成されており、前記環状のフック(546)及び突縁(547)により前記シリンダ(20)の大径部(22)内に軸方向に沿って摺動可能なシールリング59を前記第1の管体(51)の外周面(544)に外嵌固定していることを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  11. 前記第2の管体(52)の内周面の前記第3の管体(53)近くに、前記第3の管体(53)内に徐々に互いに近寄るように傾斜延伸した突体(58)が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  12. 前記第2の管体(20)の外周面の前記第3の管体(53)近くに、係止用突縁(545)が形成されており、前記シリンダ(20)内の前記注入口(232)近くに前記係止用突縁(5450を止める第2の内凸縁(25)が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  13. 前記小径部(21)の注出口(231)近くの内周面に複数のリブ(234)がそれぞれ軸方向に沿って設けられてそれらの間に外気とシリンダ(20)とを連通する隙間(236)を形成していることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  14. 前記小径部(21)の外周面に複数の係止リブ(235)が軸方向に沿って延伸するように形成されており、
    前記注射針手段(40)は、更に、前記注出口(231)外に露出している注射針(42)を覆うように、前記小径部(21)に外嵌しているカバー(43)を有し、
    該カバー(430の内周面に前記小径部(21)の係止リブ(235)と係合する複数のリブ(431)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
  15. 前記プランジャ(50)の他端部(542)に、前記第3の管体(53)の外周面と螺着しているキャップ(57)が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  16. 前記プランジャ(50)の外周面(544)に複数の環状フランジ(5441)が直径方向に張り出ていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  17. 前記注射針保持手段(30)の前記第2の側面(34)に、前記プランジャ(50)の一端(541)と前記注射針保持手段(30)との間に形成された隙間に挿入する環状凸縁(341)が突出するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
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