JP2004194682A - 手術台 - Google Patents

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Takenobu Nishi
健信 西
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Abstract

【課題】手術台のテーブルのX線透過領域を拡大する。
【解決手段】テーブル(3)がコラム(2)に縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)を介して縦方向に往復スライド可能に取り付けられた手術台であって、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のシリンダ(13a,13b)がテーブル(3)のストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のすべてが縮動作してテーブル(3)がストロークの端まで到達した場合におけるテーブル(3)の端から縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)に近接するまでの箇所(A)がX線透過可能に形成される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術台に関する。
【0002】
【従来の技術】
手術台は、縦方向すなわち長手方向に往復スライド可能なテーブルをコラム上に備える。コラム内にはテーブルを縦方向に駆動するためのモータが設けられ、このモータの作動によりテーブルが縦方向にスライドし、所望の位置に停止するようになっている。
【0003】
また、テーブルの一部はX線透過材により形成されている。これにより、テーブルを縦方向の所望位置まで移動させてX線撮影装置によりテーブル上の患者をテーブルの上下からX線で撮影することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のようにモータでテーブルを駆動する方式であると、騒音が大きく、また電気配線から漏電するおそれもある。このような問題を回避するには油圧等液圧シリンダ装置を使用するのが望ましいが、液圧シリンダ装置をコラム上に配置すると上記X線撮影装置によるX線撮影範囲が制限され、また、コラムからずれた手術台の側部に配置すると液圧シリンダ装置が突起となってX線撮影作業等の邪魔になるという問題を生ずる。
【0005】
従って、本発明はそのような問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、テーブル(3)がコラム(2)に縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)を介して縦方向に往復スライド可能に取り付けられた手術台であって、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のシリンダ(13a,13b)がテーブル(3)のストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のすべてが縮動作してテーブル(3)がストロークの端まで到達した場合におけるテーブル(3)の端から縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)に近接するまでの箇所(A)がX線透過可能に形成された手術台を採用する。
【0007】
この請求項1に係る発明によれば、テーブル(3)の縦駆動に液圧シリンダ装置を使用するので、テーブル(3)を静粛に駆動することができ、漏電のおそれもない。また、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のシリンダ(13a,13b)がテーブル(3)のストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)のすべてが縮動作してテーブル(3)がストロークの端まで到達した場合におけるテーブル(3)の端から縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)に近接するまでの箇所(A)がX線透過可能に形成されるので、テーブル(3)上のX線透過領域(A)が縦方向で広がり、術者及び患者にとって便宜であり、負担が軽減される。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の手術台において、コラム(2)に横スライド部(5)が横駆動用液圧シリンダ装置(6)を介し横方向に往復スライド可能に支持され、横スライド部(5)にテーブル(3)が上記縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)を介して縦方向にスライド可能に支持された手術台を採用する。
【0009】
この請求項2に係る発明によれば、テーブル(3)が縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)によって縦方向に往復スライド可能であると同時に、横駆動用液圧シリンダ装置(6)によって横方向にも往復スライド可能であるから、X線撮影装置の状態に応じてテーブル(3)の位置を種々変更し、撮影範囲を拡大することができる。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の手術台において、横駆動用液圧シリンダ装置(6)の液体導管(20)と縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)の液体導管(19a,19b)とを案内する案内部材(22,23,24,24a)が設けられた手術台を採用する。
【0011】
この請求項3に係る発明によれば、横駆動用液圧シリンダ装置(6)や縦駆動用液圧シリンダ装置(7a,7b)の駆動に伴い液体導管(19a,19b,20)がテーブル(3)や横スライド部(5)の動きに引きずられても、或いは縦転用駆動装置や横転用駆動装置の駆動に伴い液体導管(19a,19b,20)がテーブル(3)の傾斜に引きずられても、案内部材(22,23,24,24a)により案内されるので、液体導管(19a,19b,20)同士の縺れが防止され、過度な擦り合いが防止され、他の部位への挟み込みが防止され、テーブル(3)の円滑な移動が保障される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1乃至図3に示すように、この手術台は、床上に置かれる基台1と、基台1から起立するコラム2と、コラム2上に配置される患者支持手段としてのテーブル3とを具備する。
【0014】
基台1下には手術台の移動時に使用されるキャスタ4が取り付けられる。また、基台1内には液圧発生装置である油圧発生装置(図示せず)が収納される。
【0015】
コラム2は基台1上で垂直方向に伸縮可能に組み合わされる複数本のロッド(図示せず)と、ロッドを伸縮させる液圧シリンダ装置である油圧シリンダ装置(図示せず)と、ロッドや油圧シリンダ装置等を囲むテレスコープ式に伸縮可能なカバー2aとを具備する。油圧シリンダ装置の駆動でロッドが伸縮することにより、コラム2は垂直方向に高さを変え、テーブル3は所望の高さの位置へと昇降する。
【0016】
患者支持手段であるテーブル3は、この実施の形態では一枚の板として形成される。しかし、人体の腰、脚、背等に対応して複数箇所に分割し、互いに関節を介して連結するようにしてもよい。その場合テーブル3は各箇所が関節で折り曲げられて種々の形状にセットされる。
【0017】
テーブル3は、図示しないがコラム2に縦転軸と横転軸とを介して連結される。テーブル3とコラム2との間には、縦転軸を支点にしてテーブル3を縦転させる縦転用駆動装置と、横転軸を支点にしてテーブル3を横転させる横転用駆動装置とが設けられる。縦転用駆動装置の作動により、テーブル3は縦転軸を支点にして図2の紙面に平行な面の上で縦転可能であり、また、横転用駆動装置の作動により、テーブル3は横転軸を支点にして図3の紙面に平行な面の上で横転可能である。
【0018】
また、次に述べる構成を採用することにより、テーブル3はコラム2上において縦方向(図2の左右方向)に往復スライド可能であると同時に、横方向(図3の左右方向)にも往復スライド可能である。
【0019】
図4乃至図6に示すように、コラム2の縦横転軸を介する頂部2bには横スライド部5が油圧シリンダ装置である横駆動用液圧シリンダ装置6を介し横方向に往復スライド可能に支持され、横スライド部5にテーブル3が油圧シリンダ装置である縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bを介して縦方向にスライド可能に支持される。
【0020】
横スライド部5は平らな横スライド枠5aを備えており、この横スライド枠5aの下面に横レール8が固定され、横レール8が上記コラムの頂部2bに固定された案内ブロック9にスライド自在に嵌まり込んでいる。また、横駆動用液圧シリンダ装置6がコラム2の頂部2bに固定され、その両側から突出するピストンロッド6aが横スライド枠5aに連結される。横駆動用液圧シリンダ装置6の作動によって、テーブル3は横方向に往復スライド可能であり、横駆動用液圧シリンダ装置6の停止によってテーブル3は横方向の所望の位置に停止可能である。この横スライド部5は場合により省略し、テーブル3を縦方向にのみ移動可能にしてもよい。横レール8と案内ブロック9との間に多数のボールを介在させて摩擦を低減するようにしてもよい。
【0021】
横スライド部5の上部には縦スライド部10が乗っている。縦スライド部10は平らな縦スライド枠10aを備え、この縦スライド枠10aの下面に縦レール11が固定され、縦レール11が横スライド部5の横スライド枠5a上に固定された案内ブロック12にスライド自在に嵌まり込んでいる。また、縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bのシリンダ13a,13bが横スライド部5の横スライド枠5aに固定される。また、縦スライド部10の縦スライド枠10aの上にテーブル3が固定される。縦レール11と案内ブロック12との間には多数のボールを介在させて摩擦を低減するようにしてもよい。
【0022】
縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bのシリンダ13a,13bは、図6に示すように、テーブル3のストロークを分割した本数で平行に配置される。この実施の形態では、二分割されるので二本のシリンダ13a,13bが横スライド部5の横スライド枠5a上に並べられ固定されている。
【0023】
二本のシリンダ13a,13bからは互いに逆向きにピストンロッド14a,14bが突出し、一方のピストンロッド14aの先端が横スライド部5の横スライド枠5aに連結され、他方のピストンロッド14bの先端が縦スライド部10の縦スライド枠10aに連結される。これにより、二組の縦方向液圧シリンダ装置7a,7bの一方又は双方の伸縮作動によって、テーブル3は縦方向に最大で一組の液圧シリンダ装置のストロークの倍の距離だけ往復スライド可能であり、また縦方向液圧シリンダ装置7a,7bのピストンロッド14a,14bの所望位置での停止によってテーブル3は縦方向の所望の位置に停止可能である。
【0024】
図1及び図2は縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bのすべてが縮動作してテーブル3がストロークの一方の端まで到達した状態を示している。テーブル3は、この縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bのすべてが縮動作してテーブル3がストロークの一端まで到達した場合におけるテーブル3の一端から縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bに近接するまでの箇所がX線透過可能に形成される。具体的には、テーブル3の枠等を除く全体がカーボンファイバー等のX線透過材で形成され、上記縦スライド部10の縦スライド枠10aが金属で形成され、従って図1中テーブル面の白抜き部分がX線透過可能な領域Aとなり、縦スライド枠10aに対応する砂目部分がX線透過不能な領域Bとなる。上述したように縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bが二分割され並行に配置されたことから、このX線透過可能な領域Aは、X線透過不能な領域B内へと縦方向で食い込み、拡大することとなっている。
【0025】
このX線透過可能な領域Aは、上述した横駆動用液圧シリンダ装置6によってテーブル3が横方向にも往復スライド可能であることによっても拡大する。すなわち、X線撮影装置に対してテーブル3の位置を横方向で移動させることにより撮影位置を種々変更することが可能である。
【0026】
図4に示すように、横スライド部5が横方向に移動する際、作業者の指15等を横スライド部5のカバー16が挟むことがないようにするため、カバー16の下部16aがカバー16の上部に対してヒンジ17で連結され、カバー16の外側に回動自在になっている。また、カバー16の下部16aが妄りに揺動しないようにマグネット18で横スライド枠5aに吸着されるようになっている。横駆動用液圧シリンダ装置6の作動によって、横スライド枠5aがテーブル3と共に横方向にスライドしようとし、その際カバー16とコラム2の頂部2bとの間に指15等の異物が介在すると、カバー16の下部16aがマグネット18から離反しヒンジ17を支点に上方に回動する。これにより、指15等が保護され、また異物が硬いものである場合は機械の方も保護される。
【0027】
図7に示すように、縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bと横駆動用液圧シリンダ装置6は上記基台1内の液圧発生装置にホースからなる液体導管19a,19b,20でそれぞれ結ばれ、これらの液体導管19a,19b,20が基台1側からコラム2の頂部2bの通穴21を通って各液圧シリンダ装置7a,7b,6に至る。上述したように縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bは横スライド部5と共に横方向に移動し、横スライド部5上を縦方向に移動するので、液体導管19a,19b,20同士が絡み合い縺れたり、他の部位に挟まれたりするおそれがある。また、縦転用駆動装置や横転用駆動装置が設けられる場合は、その駆動に伴い上記液体導管19a,19b,20がテーブル3の傾斜に引きずられて絡み合ったり、他の部位に挟まれたりするおそれがある。
【0028】
これを防止するため、図7に示すように、横駆動用液圧シリンダ装置6の液体導管20と縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bの液体導管19a,19bとを案内する案内部材が横スライド部5に取り付けられる。図7中、符号22で示すものは案内部材である案内棒であり、横スライド部5の横スライド枠5aを横断するように横スライド枠5aに固定され、この案内棒22が横駆動用液圧シリンダ装置6の液体導管20を縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bの液体導管19a,19bと区分けすると共に案内する。
【0029】
また、図4乃至図6に示すように、案内部材である押え板23,24が設けられる。一方の押え板23は横スライド部5の横スライド枠5aに固定され、他の押え板24はコラム2の頂部2bに固定され、上記液体導管19a,19b,20を縦スライド部10の縦スライド枠10a等に接触しないように押さえ付けている。
【0030】
押え板24はコラム2の頂部2bにステー24aを介し固定されるが、このステー24aが上記案内棒22と同様に案内部材として横駆動用液圧シリンダ装置6の液体導管20を縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bの液体導管19a,19bと区分けすると共に案内する。
【0031】
このような案内部材により、横駆動用液圧シリンダ装置6と縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bの駆動に伴い液体導管19a,19b,20がテーブル3や横スライド部5の動きに引きずられても、或いは縦転用駆動装置や横転用駆動装置の駆動に伴い液体導管19a,19b,20がテーブル3の傾斜に引きずられても、液体導管19a,19b,20同士の縺れが防止され、過度な擦り合いが防止され、他の部位への挟み込みが防止され、テーブル3の円滑な移動が保障される。
【0032】
次に、上記構成の手術台の作用について説明する。
【0033】
操作者が図示しない制御装置の縦移動用のカーソルボタンを押すと、縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bが作動し、テーブル3が図2中左右方向にスライドする。テーブル3は所望の縦方向位置までスライドし停止する。一方向へのカーソルボタンを押し続けると、テーブル3は図2に示す左端位置までスライドする。
【0034】
このテーブル3の左端で停止した位置は、縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bのすべてが縮動作してテーブル3がストロークの一端まで到達した場合の位置であり、テーブル3の一端から縦駆動用液圧シリンダ装置7a,7bに近接するまでの箇所がX線透過可能領域Aとなる。すなわち、図示しないX線撮影装置のCアームがコラム2の傍らまで接近してテーブル3上の人体をテーブル3ごと透視撮影することができる。
【0035】
また、操作者が図示しない制御装置の横移動用のカーソルボタンを押すと、横駆動用液圧シリンダ装置6が作動し、テーブル3が図4中左右方向にスライドする。テーブル3は所望の横方向位置までスライドし停止する。これにより、テーブル3をX線撮影装置のCアームに対してずらせることができ、撮影範囲の拡大がもたらされる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、テーブルがコラムに縦駆動用液圧シリンダ装置を介して縦方向に往復スライド可能に取り付けられた手術台であって、縦駆動用液圧シリンダ装置のシリンダがテーブルのストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置のすべてが縮動作してテーブルがストロークの端まで到達した場合におけるテーブルの端から縦駆動用液圧シリンダ装置に近接するまでの箇所がX線透過可能に形成された手術台であり、テーブルの縦駆動に液圧シリンダ装置を使用するので、テーブルを静粛に駆動することができ、漏電のおそれもない。また、縦駆動用液圧シリンダ装置のシリンダがテーブルのストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置のすべてが縮動作してテーブルがストロークの端まで到達した場合におけるテーブルの端から縦駆動用液圧シリンダ装置に近接するまでの箇所がX線透過可能に形成されるので、テーブル上のX線透過範囲が縦方向で広がり、術者及び患者にとって便宜であり、負担が軽減される。
【0037】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の手術台において、コラムに横スライド部が横駆動用液圧シリンダ装置を介し横方向に往復スライド可能に支持され、横スライド部にテーブルが上記縦駆動用液圧シリンダ装置を介して縦方向にスライド可能に支持された手術台であるから、テーブルが縦駆動用液圧シリンダ装置によって縦方向に往復スライド可能であると同時に、横駆動用液圧シリンダ装置によって横方向にも往復スライド可能であり、X線撮影装置の状態に応じてテーブルの位置を種々変更し、撮影範囲を拡大することができる。
【0038】
請求項3に係る発明によれば、請求項2に記載の手術台において、横駆動用液圧シリンダ装置の液体導管と縦駆動用液圧シリンダ装置の液体導管とを案内する案内部材が設けられた手術台であるから、横駆動用液圧シリンダ装置と縦駆動用液圧シリンダ装置の駆動に伴い液体導管がテーブルや横スライド部の動きに引きずられても、或いは縦転用駆動装置や横転用駆動装置の駆動に伴い液体導管がテーブルの傾斜に引きずられても、案内部材により案内されることとなり、液体導管同士の縺れが防止され、過度な擦り合いが防止され、他の部位への挟み込みが防止され、テーブルの円滑な移動が保障される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手術台の平面図である。
【図2】図1に示す手術台の正面図である。
【図3】図1に示す手術台の右側面図である。
【図4】図2中、IV−IV線矢視図である。
【図5】図4中、V−V線矢視図である。
【図6】図4中、VI−VI線矢視図である。
【図7】液圧シリンダ装置の液体導管の配管状態を示す平面図である。
【符号の説明】
2…コラム
3…テーブル
5…横スライド部
6…横駆動用液圧シリンダ装置
7a,7b…縦駆動用液圧シリンダ装置
13a,13b…シリンダ
20,19a,19b…液体導管
22…案内棒
23,24…押さえ板
24a…ステー
A…X線透過可能領域

Claims (3)

  1. テーブルがコラムに縦駆動用液圧シリンダ装置を介して縦方向に往復スライド可能に取り付けられた手術台であって、縦駆動用液圧シリンダ装置のシリンダがテーブルのストロークを分割した本数で平行に配置され、縦駆動用液圧シリンダ装置のすべてが縮動作してテーブルがストロークの端まで到達した場合におけるテーブルの端から縦駆動用液圧シリンダ装置に近接するまでの箇所がX線透過可能に形成されたことを特徴とする手術台。
  2. 請求項1に記載の手術台において、コラムに横スライド部が横駆動用液圧シリンダ装置を介し横方向に往復スライド可能に支持され、横スライド部にテーブルが上記縦駆動用液圧シリンダ装置を介して縦方向にスライド可能に支持されたことを特徴とする手術台。
  3. 請求項2に記載の手術台において、横駆動用液圧シリンダ装置の液体導管と縦駆動用液圧シリンダ装置の液体導管を案内する案内部材が設けられたことを特徴とする手術台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018516711A (ja) * 2015-06-09 2018-06-28 マッケ・ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング 手術台

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