JP2004194287A - 電力増幅器用適応型アクティブ・バイアス補償技術 - Google Patents
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Abstract
【課題】 TDMA送信機用電力増幅回路を提供する。
【解決手段】 増幅回路(10)は、FET増幅器(14)、FET増幅器(14)の静止ドレイン電流を感知する電流感知抵抗(24)、および感知抵抗(24)の両端に結合されているスイッチ(26)を含む。データ送信バーストが増幅回路(10)によって増幅されているとき、スイッチ信号がスイッチ(26)を閉鎖して、感知抵抗(24)を迂回させるので、感知抵抗(24)は電力を消散せず、増幅回路(10)の効率を低下させることもない。データ送信がデータ・バーストの合間となったとき、スイッチ信号はスイッチ(26)を開放し、感知抵抗(24)間に電圧降下を発生させる。この電圧降下を測定して、FET増幅器(14)の静止ドレイン電流を判定し、ドレイン電流を所望の動作点に維持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 増幅回路(10)は、FET増幅器(14)、FET増幅器(14)の静止ドレイン電流を感知する電流感知抵抗(24)、および感知抵抗(24)の両端に結合されているスイッチ(26)を含む。データ送信バーストが増幅回路(10)によって増幅されているとき、スイッチ信号がスイッチ(26)を閉鎖して、感知抵抗(24)を迂回させるので、感知抵抗(24)は電力を消散せず、増幅回路(10)の効率を低下させることもない。データ送信がデータ・バーストの合間となったとき、スイッチ信号はスイッチ(26)を開放し、感知抵抗(24)間に電圧降下を発生させる。この電圧降下を測定して、FET増幅器(14)の静止ドレイン電流を判定し、ドレイン電流を所望の動作点に維持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、一般的に、増幅器の動作点を常に一定に維持する技術を用いた電力増幅回路に関し、更に特定すれば、電流感知抵抗を用い、増幅回路が静止状態にあるときにこれを電力増幅回路に組み入れて小信号利得を測定し、増幅器の線形性を常に一定に維持するようにした電力増幅回路に関する。
情報を搬送するRF信号を送信する通信システムは、通例では、電力増幅器を用いて送信信号を増幅し、遠方の場所にある受信機が受信し解読できる程の電力を送信信号が有するようにしている。この種のディジタル通信システムは、通例では、非常に複雑でしかも非常に正確な変調波形を有し、正確に割り当てられた無線周波数帯域の割り当て分を最大限利用し、これから最大の収益を得ようとしている。したがって、ディジタル通信システムおよびそれに付随する構成機器の仕様は、通常非常に厳格である。例えば、変動する動作条件および環境において、そしてシステムの寿命が続く限り、正確なスペクトル制御をシステムにおいて維持しなければならない。
電力増幅器は、ディジタル通信システムの中でも最も重要な構成部品の1つである。何故なら、これらは送信信号の線形性、歪みおよびスペクトル制御に直接影響を及ぼすからである。電力増幅器内に非線形性があると、送信するRF信号の信号高調波、相互変調生成物(products)、そしてその他の歪みやスプリアス相当物(counterparts)を招き、他の周波数チャネルに対する干渉信号の原因となる。加えて、電力増幅器は、負荷変動、駆動(ドライブ)、およびデバイスの経年変化等が当該増幅器に影響を及ぼしても、一定の小信号利得(SSG:small signal gain)を維持しなければならない。即ち、一般に用いられている側方拡散金属酸化物半導体(LDMOS:laterally diffused metal oxide semiconductor)トランジスタ増幅器では、増幅器の経年変化や温度変化によって増幅器の静止ドレイン電流(quiescent drain current)が変化すると、SSGが変動する。
電力増幅器のSSG性能は、数年にも及び得る送信回路の寿命の間、一定でなければならないので、当技術分野ではSSGが一定であることを確保するために種々の技術が知られている。例えば、増幅器の静止ドレイン電流のドリフトは、動作初期の10ないし20時間の間に発生することが殆どであるので、増幅器の静止ドレイン電流を増幅器の所望動作点よりも高い値に設定し、こうして数時間の動作の後静止電流を正常の動作状態に移行させることが当技術分野では知られている。しかしながら、電力増幅回路は、静止電流のドリフトが最大となったときには、当該増幅器の寿命の初期においてその所望の動作点から外れて動作するだけでなく、増幅器の静止電流は、その耐用年数(useful life)の終了まで、所望の動作点を過ぎてドリフトし続けることになる。その結果、初期動作においてだけでなく、増幅器寿命の終了まで最適な性能が得られなくなってしまう。
使用開始時に増幅器の「バーンイン(burn in)」を行い、増幅器の動作点を設定するのに先だって、増幅器の静止ドレイン電流を安定させることも、これまでに知られている。しかしながら、これは大量生産環境においては不経済な代案である。何故なら、多くの増幅器を数時間にわたってバーンインする必要があり、生産コストが大幅に上昇するからである。また、「バーンイン」技術は、増幅器の耐用年数の終了まで、SSGのドリフトには作用しない。
増幅回路の中には、アクティブ(能動)DCバイアス補償を用いて、増幅器の寿命の間中SSGを一定に維持するようにしたものがある。例えば、トランジスタ増幅器の出力のドレインまたはコレクタ電源(supply)と直列に、小さい値のセンサ抵抗を組み込んだ電力増幅回路がある。この抵抗は、通例では、増幅回路内のフィードバック・ループ内部にあるカレント(電流)ミラーの一部であり、トランジスタ増幅器のゲート電圧、またはバイポーラを用いる場合にはベース電流を設定し、これによってトランジスタ増幅器の静止ドレイン電流を設定する。代わりに、増幅器は、センサ抵抗間の電圧を測定するアナログ‐ディジタル(A/D)変換器、およびゲート電圧、したがって、トランジスタ増幅器の静止ドレイン電流を設定するマイクロコントローラを用いることができる。
センサ抵抗の値が小さいために、アクティブDCバイアスを用いるこれらの増幅回路は、精度が低いのが通例である。センサ抵抗を大きくすれば精度が改善するが、センサ抵抗において消散される電力のために、動作中の増幅回路の効率が低下する。A/D変換器およびマイクロコントローラを用いて精巧さを高めた手法の場合、電力増幅器が動作している間に静止ドレイン電流を監視し、測定し、制御するのは難しく、しかもそのコストも高い。いずれにしても、センサ抵抗は、増幅器の最大出力電力を低減させ、それにより増幅器の線形性を低下させてしまう。
本発明の教示によれば、TDMA送信機用電力増幅回路が開示される。この増幅回路は、FET増幅器と、この増幅器の静止ドレイン電流を感知する、抵抗のような電流感知素子とを用いている。また、増幅回路は、電流感知抵抗の両端に結合されたスイッチを含む。このスイッチは、TDMAデータ送信バーストが増幅回路によって増幅されているときを特定(識別)するスイッチ信号に応答する。増幅回路によってデータ送信バーストが増幅されている場合、スイッチ信号はスイッチを閉じて、電流感知抵抗を迂回(バイパス)させるので、電流感知抵抗は電力を消散せず、データ送信の間増幅回路の効率や線形性を低下させることもない。データ送信がバーストの合間となったとき、スイッチ信号はスイッチを開き、感知抵抗間に電圧ポテンシャルを供給する。これは、FET増幅器の静止ドレイン電流を示す。感知電圧は、ゲート・サンプルおよびホールド(サンプル/ホールド)回路に印加され、感知電圧は基準電圧と比較される。一実施形態では、感知電圧はサンプル/ホールド回路に印加される前に、そのレベルが変換される。基準電圧と感知電圧との間の差を用いて、FET増幅器のゲート端子に印加されるDCバイアス信号を調節し、所望の動作点における増幅器のドレイン電流またはSSGを常に維持する。
本発明のその他の目的、利点および特徴は、添付図面と関連した、以下の説明および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明の実施形態に関する以下の説明は、MOSFET増幅器のドレイン端子において選択的に静止ドレイン電流の感知を行う電力増幅回路を対象とするが、実際において単なる一例に過ぎず、本発明あるいはその適用範囲または用法を限定する意図は全くない。
図1は、本発明の一実施形態による電力増幅回路10の概略ブロック図である。増幅回路10は、ディジタル通信システム、特に時分割多元接続(TDMA)ディジタル通信システムに付随する送信機に用いることができる。TDMAディジタル通信システムでは、ディジタル・データのパケットが、TDMA符号化システムによって決められるバースト単位で送信される。これは、当業者には十分理解されることである。増幅回路10において、送信機のTDMAディジタル・ベースバンド回路を、参照番号12で表す。TDMA回路12は、送信機がデータを送信しているときを示す信号、および送信機がデータ送信バーストの間の静止状態にあるときを示す信号を、増幅回路10に供給する。
増幅回路10は、電力増幅器14を含み、RF入力ポート16に印加されるRF信号を増幅する。このRF信号上には、ディジタル・データが変調されている。増幅されたRF信号は、RF出力ポート18に出力され送信される。コンデンサC1、C2は、DC遮断(ブロッキング)コンデンサであり、回路10内においてDC信号が伝搬しポート16、18に進入するのを防止する。コンデンサC3、C4は、スイッチング・ノイズを低減するフィルタリング・コンデンサである。この実施形態では、電力増幅器14は、当業者には周知のLDMOS電界効果トランジスタ(FET)増幅器である。しかしながら、他の実施形態では、増幅器14は、金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)、接合型電界効果トランジスタ(JFET)、GaAsFETのような他のFETや、バイポーラ・トランジスタとしてもよい。増幅するRF信号は、FET増幅器14のゲート端子に印加される。すると、FET増幅器14は、対応して、FET増幅器14のドレイン端子における電流を変化させ、信号を増幅する。FET増幅器14のソース端子は、接地に結合されている。インダクタL1、L2がRFチョーク(RFC)として動作し、回路10のポート16、18およびディジタル部分からRF信号を分離するように作用する。
以下に説明するDCバイアス電圧が、インダクタL1を介してFET増幅器14のゲート端子に印加される。本発明によれば、増幅回路10は、データ・バーストが増幅されていないときにのみ、FET増幅器14のドレイン端子において静止電流を感知するので、前述した従来技術の欠点が生ずることはない。静止電流を測定すると、これを用いて、FET増幅器14に印加されるDCバイアスを調節し、DCバイアスの適応的な選択を行うことによって、SSGの安定化を常に可能とし、Vgsのドリフトによる通常の経年変化特性や、温度によるトランジスタのばらつきを効果的に補償する。以下に説明する感知素子は、データ・バーストの合間では迂回されるので、データ送信中にはDC電力分配の損失は発生しない。したがって、最大のDC−RF効率が実現する。
本発明によれば、電流感知素子24、ここでは抵抗、を用いて、FET増幅器14のドレイン電流を示す電圧降下を発生させる。感知素子24の両端間にスイッチ26が設けられており、感知素子24を避けて電流を迂回させる分路として作用する。スイッチ26は、ここの説明の目的に適していれば、いずれのスイッチでも可能であり、例えば、P−チャネルMOSFET、バイポーラ・トランジスタ、または機械的リレーとすることができる。以下で更に詳しく説明するが、スイッチ26は、データ・バーストが回路10によって増幅されている間は閉じており、電流は素子24を避けて通過するので、感知素子24間の電圧降下はない。データ・バーストの合間では、スイッチ26は開いているので、電流は感知素子24を通過し、感知素子24間には、FET増幅器14のドレイン端子における静止電流を示す電圧降下が生ずる。TDMA回路12からの信号がスイッチ26を制御するので、スイッチ26は適正な時点で開放および閉鎖される。
回路10は、オプションの電圧レベル変換器28を含む。これは、回路10が用いるDC電圧電位Vddによって必要となる場合がある。レベル変換器28は、ここに記載する目的に適していれば、いずれの回路でも可能であり、アクティブ・カレント・ミラー回路または抵抗性分圧ネットワーク等とすることができる。レベル変換器28は、感知素子24間の電圧と同等の電圧またはこれに比例する電圧を、接地を基準とした電圧レベルに変換する。即ち、感知素子24がVddのDC供給入力に直接結合されているので、感知素子24における電圧は比較的高く、一実施形態では24ないし28ボルトとなる場合もある。しかしながら、FET増幅器14のゲート端子に印加されるDCバイアスは、比較的低く、一実施形態では3ないし5ボルトになる場合がある。
レベル変換器28からのレベル変換した電圧は、ゲート・サンプル/ホールド回路34に印加される。サンプル/ホールド回路34は、増幅回路10の負(ネガティブ)フィードバックによって、電圧基準源32からの基準電圧に変換電圧をできるだけ近づける。基準電圧は、安定した電源から供給される都合のよいレベルであれば、いずれでも可能であり、一定の静止電流が望ましい場合にはバンドギャップ基準、また温度に対する利得補償が望ましい場合には温度可変電圧を用いることができる。フィードバックによって、感知素子24を通過する電流を規制し、FET増幅器14の静止ドレイン電流を設定する。この実施態様では、TDMA回路12は、更新したバイアス・レベルをDACに転送するために必要なタイミングも与える。これについては以下に説明する。あるいは、サンプル/ホールド回路34内部で適正な順序付け(シーケンシング)を実施することも可能である。
レベル変換した電圧および基準電圧は、サンプル/ホールド回路34内部のコンパレータ(比較器)30に印加される。比較器30は、ここに記載する目的に適していれば、いずれの比較器でもよい。比較器30が出力する論理レベルは、変換電圧と基準電圧との差によって異なり、ディジタル・カウンタ38に印加される。別の実施形態では、カウンタ20をディジタル・ポテンショメータと置換することも可能である。
変換電圧が基準電圧よりも高い場合、比較器30の出力は、TDMA回路12によってディジタル・カウンタ38が減数(デクリメント)されるように構成する。変換電圧が基準電圧よりも低い場合、比較器30の出力は、TDMA回路12によってカウンタ38が増数(インクリメント)されるように構成する。これによって、回路34は、感知素子24間の変換電圧の基準電圧に対する関係に基づいて、FET増幅器14のドレイン端子において所望の静止ドレイン電流が得られるまで、FET増幅器14のゲート端子に印加される電流DCバイアス信号を変化させることができる。
カウンタ38からのカウント値は、ディジタル‐アナログ(DAC)変換器36に印加され、DAC変換器36は、ディジタル・カウント値を、FET増幅器14に対する新たな適正なDCバイアス電圧を表すアナログ信号に変換する。このアナログ信号によって、FET増幅器14は所望の静止ドレイン電流またはSSGを発生することが可能となる。カウント値に対する変化は、RF送信バーストの合間でのみ発生する。送信中の場合、TDMA回路12は、DAC36がDCバイアスを更新するのを禁止する。そうしないと、歪みの原因となる。このように、サンプル/ホールド回路34の一連の動作では、比較器30が最初に基準電圧をレベル変換電圧と比較し、次いで、次のクロック・サイクルにおいてカウンタ38を更新し、次のクロック・サイクルにおいて、DACを更新することにより、DAC36は送信バーストの間でFET増幅器14のゲート電圧を更新することが可能となる。
別の実施形態では、サンプル/ホールド回路34は、例えば、スイッチ・コンデンサ型サンプル/ホールド・デバイスを有するループ・フィルタを用いたアナログ・システムとすることも可能である。
感知素子24が切り換えられて回路内に組み込まれるのはデータ・バーストの合間だけなので、データ送信の間は損失誘発素子としては作用せず、増幅回路の効率に影響を及ぼすデータ送信の間は、電力を消散しない。静止ドレイン電流は非常に小さいので、ドレイン電流を精度高く表すためには、感知素子24に大きな抵抗を設け、その両端に大きな電圧降下が得られるようにすることが望ましい。したがって、抵抗性感知素子24の値は、従来技術において通例用いられている素子よりも大きくすることができる。例えば、公知のシステムでは、通例では600ないし800ミリアンペア範囲である静止電流を感知可能とすることと、ピーク電流が通例では6アンペア範囲となり得る送信バーストの合間における過度の電力消散を回避することとの折衷案として、約0.1オーム以下の値が用いられる。本発明の実施態様では、1ないし10オームというようなはるかに大きい値を容易に用いることができる。抵抗性感知素子24を比較的大きくすることができるため、感知素子24間に得られる電圧降下も大きくなり、所望の静止ドレイン電流を供給する精度が向上する。これによって、感知素子24の回路10におけるノイズに対する感度が低下する。このように、静止電流のアクティブ電流感知を採用した公知の増幅回路におけるよりも、精度の高いドレイン電流の感知が、増幅回路10では達成可能である。
以上の説明は、本発明の実施形態の一例を開示し説明したに過ぎない。かかる説明ならびに添付図面および特許請求の範囲から、当業者は、特許請求の範囲に規定されている本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更、修正および変形が可能であることを容易に認めるであろう。
10 電力増幅回路
12 TDMAディジタル・ベースバンド回路
14 電力増幅器
16 RF入力ポート
18 RF出力ポート
24 電流感知素子
26 スイッチ
28 電圧レベル変換器
30 比較器
32 電圧基準源
34 ゲート・サンプル/ホールド回路
36 ディジタル‐アナログ(DAC)変換器
38 ディジタル・カウンタ
12 TDMAディジタル・ベースバンド回路
14 電力増幅器
16 RF入力ポート
18 RF出力ポート
24 電流感知素子
26 スイッチ
28 電圧レベル変換器
30 比較器
32 電圧基準源
34 ゲート・サンプル/ホールド回路
36 ディジタル‐アナログ(DAC)変換器
38 ディジタル・カウンタ
Claims (10)
- 電力増幅回路であって、
ゲート端子、ドレイン端子、およびソース端子を含むFET増幅器と、
前記FET増幅器のドレイン端子に結合された電流感知素子であって、前記FET増幅器のドレイン電流を示す測定電圧信号を供給する電流感知素子と、
前記感知素子の両端に結合され、スイッチ信号に応答するスイッチであって、前記スイッチ信号が、前記FET増幅器によってデータが増幅されているときに前記スイッチを閉じて前記感知素子を迂回させ、前記FET増幅器によってデータが増幅されていないときに前記スイッチを開放して前記静止ドレイン電流を感知するようにした、スイッチと、
前記感知素子両端間の測定電圧信号および基準電圧信号に応答するサンプルおよびホールド回路であって、前記増幅回路の負フィードバックによって、前記測定電圧信号を基準電圧信号にできるだけ近づけることにより、前記感知素子を通過する電流を規制し、前記FET増幅器の静止ドレイン電流を設定し、更に、前記FET増幅器のゲート端子に印加するDCバイアス電圧を発生するサンプルおよびホールド回路と、
を備えた電力増幅回路。 - 請求項1記載の電力増幅回路において、前記サンプルおよびホールド回路が、前記測定電圧信号を前記基準電圧信号と比較するディジタル比較器と、前記比較器からの比較信号に応答するディジタル・カウンタであって、前記電圧信号間の差に応じて増数または減数するカウンタと、該カウンタからのカウンタ信号に応答するディジタル‐アナログ変換器であって、前記DCバイアス電圧を供給する、ディジタル‐アナログ変換器と、を含む電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、前記サンプルおよびホールド回路が、前記測定電圧信号を前記基準電圧信号と比較するディジタル比較器と、前記比較器からの比較信号に応答するディジタル・ポテンショメータであって、前記DCバイアス電圧を供給する、ディジタル・ポテンショメータとを含む電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、前記サンプルおよびホールド回路がアナログ回路である電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、前記サンプルおよびホールド回路が、前記スイッチ信号に応答して、前記FET増幅器によってデータが増幅されているときに、当該サンプルおよびホールド回路が前記DCバイアス電圧を変化させるのを禁止する電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路であって、更に、電圧レベル変換器を備えており、該電圧レベル変換器が、前記測定電圧信号を、接地を基準とした代用電圧信号に変換する電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、前記電流感知素子が抵抗である電力増幅回路。
- 請求項7記載の電力増幅回路において、前記抵抗の値が、1ないし10オームの範囲である電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、前記スイッチが、P−チャネルMOSFET、バイポーラ接合型トランジスタ、および機械的リレーから成る群から選択される電力増幅回路。
- 請求項1記載の電力増幅回路において、該増幅回路をTDMA送信機と共に用い、前記スイッチ信号が、前記増幅回路がデータ・バーストの合間で動作しているときを示す電力増幅回路。
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