JP2004193827A - 動画像再生装置 - Google Patents
動画像再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004193827A JP2004193827A JP2002357506A JP2002357506A JP2004193827A JP 2004193827 A JP2004193827 A JP 2004193827A JP 2002357506 A JP2002357506 A JP 2002357506A JP 2002357506 A JP2002357506 A JP 2002357506A JP 2004193827 A JP2004193827 A JP 2004193827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving image
- image data
- reproducing apparatus
- data
- operator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【目的】動画データ(コンテンツ)保持者の権利を守ることができ、操作者が慌てることなく、自分の好みのシーンを記録することができ、柔軟で使い易い動画再生装置を提供すること。
【構成】サーバから配信される動画ストリームデータを受信する手段と、配信される該動画データを表示する手段と、動画データを記憶する手段を備える動画再生装置において、操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶することを指示する手段を含んで動画像再生装置を構成する。ここで、動画データの記録容量に制限を持つ。又、操作された瞬間より数秒前からの該動画データを、定めた時間の間、該記憶手段に記憶する。
【選択図】 図1
【構成】サーバから配信される動画ストリームデータを受信する手段と、配信される該動画データを表示する手段と、動画データを記憶する手段を備える動画再生装置において、操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶することを指示する手段を含んで動画像再生装置を構成する。ここで、動画データの記録容量に制限を持つ。又、操作された瞬間より数秒前からの該動画データを、定めた時間の間、該記憶手段に記憶する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやイントラネットにおいて動画ストリームデータをサーバから受信して該動画データを表示器に表示する動画再生装置(端末)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ADSL等の普及により家庭等で動画配信システムが始まり出している。又、ホットスポットと言われる802.11b等を利用することにより、出先においても或る程度の高速の通信スピードを確保できるため、動画配信システムが注目されている。
【0003】
又、携帯電話にも動画を見ることができるものが商品として出てきている。
【0004】
今後も動画配信システムと共々その動画データを受信し動画を見るための動画再生装置(端末)の発展が期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現状の動画配信システムでは、配信される動画データ(コンテンツ)の著作権の問題等により、配信されたデータは受信装置に蓄えることはできない。そのため、ごく少量の動画データからなる無料のダイジェスト版等をコンテンツとして配信している。
【0006】
ユーザの便宜を図るために、数回の再生を許すコンテンツも存在するが、例えば一度見た映画やスポーツシーン等は必ずしも全てを見たい訳ではないことが多い。
【0007】
又、全てのコンテンツを再生装置に蓄えるためには大きな記憶手段が必要となり、現在では、PCカードやCF、メモリースティック等あるが、まだまだ高価である。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、動画データ(コンテンツ)保持者の権利を守ることができ、操作者が慌てることなく、自分の好みのシーンを記録することができ、柔軟で使い易い動画再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、サーバから配信される動画ストリームデータを受信する手段と、配信される該動画データを表示する手段と、動画データを記憶する手段を備える動画再生装置において、操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶することを指示する手段を持つことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明を最も良く表わしているブロック図であり、1は動画データを受信する受信手段であり、有線であればイーサネットやモデム等であり、無線であれば、PHSや802.11b等の手段である。
【0012】
2は表示手段であり、机上であればCRTや携帯機器であれば液晶等である。5は制御手段であり、本装置を制御する手段である。7はリングバッファとして使用し動画データを記憶する手段である。
【0013】
一般的に、動画再生装置は、受信手段1により動画データを受信し、表示装置2にその動画データを表示するように、制御手段5が制御を行うことにより達成する。
【0014】
しかしながら、本発明においては、通常時はリングバッファ記憶手段7に動画データを記憶させておく。この詳細については後述する。
【0015】
又、一般的には、動画データは大容量データになるので、生データのままではなく、サーバ側で圧縮することが通常行われる。MPEG4等の圧縮方法が有名である。
【0016】
再生装置側では、圧縮された動画データを伸長して表示を行う。本発明では、発明の本質ではないので、この圧縮並びに伸長手段については省略してある。
【0017】
3は本発明の特徴である操作手段である。操作者は、今表示されている動画データを記憶させたいと思った時に本手段を操作する。操作されたことを制御手段5が検知し、表示手段2に表示しつつ、リングバッファ7の動画データを先ずは記憶手段1にコピーし、すかさず現在表示しつつ動画データを引き続き記憶手段4に動画データを記憶する。当然であるが、記憶は伸長する前の受信手段1で受信したままのデータ(圧縮データ)を用いるのがそのデータ量から得策である。
【0018】
通常、操作者は、表示画面を見ていて、記憶させることを操作するので、何らかの遅れが必ず存在する。そのため、受信手段1から受け取った動画データは、数秒間の指示の遅れをカバーするために、リングバッファ記憶手段7に遅れ分に相当する動画データを記憶しつつ表示手段2に表示を行う。
【0019】
このことにより、操作手段3が操作されたとき、既にリングバッファ記憶手段7に記憶されている「操作の遅れ」に相当する動画データを記憶手段4に記憶し、その動画データに続き、現受信データを記憶することで、操作者が所望の動画データの記憶が実現される。
【0020】
図2は図1の制御手段5のフローチャートである。
【0021】
21で受信データを取り込む。22でN秒分のリングバッファへデータを書き込む。23で(データが圧縮されていれば伸長し) 表示を行う。24で操作手段(以降ボタン)が操作されているかチェックし、ボタンが押されていなければ21へ、ボタンが押されていれば、29でリングバッファに記録されている動画データを記録手段にコピーする。そして、25で現時点の動画データを受信し、26では、22で述べたリングバッファの内容を読み出し、記憶手段に書き込みつつそれに続けて現時点の受信データを書き込んでいく。
【0022】
27で記憶手段の容量が既定値を超えたかチェックする。既定値を超えた場合は、もう記憶をすることはなく終了する。既定値に達していないときは、28に進み、28で定まった秒数が経過したかをチェックし、経過してなければ、データの取り込みを続ける必要があるため、25へ、経過していれば、終了する。
【0023】
図3はリングバッファの構成を図示したものであり、全体のバッファ容量は、N秒分のデータを記録可能なサイズを確保する。スタートポインターとエンドポインターを設けて動画データを溜めていくときは、エンドポインターからストアーし、動画データを読むときは、スタートポインターから動画データを読み込んでいく。各ポインターは、バッファーの終わりが来たら、バッファーの先頭を指すように制御する。
【0024】
又、動画データをどんど溜めてていくとエンドポインターがスタートポインターを追い越すことになる。その際は、古い動画データに新しい動画データを上書きすることにする。そして、スタートポインターをエンドポインターより1バイト進めたアドレスにすることによりこのことは実現できる。
【0025】
本リングバッファの管理の仕方は、最も一般的なリングバッファの管理の仕方であり、リングバッファの管理の仕方については、何の新規性もない。
【0026】
図4は請求項6を示すフローチャートであり、図2の28を図4に変更することを示している。このことにより、請求項6の内容を実現できる。即ち、図2では、定められた或る一定時間の間動画データを記憶手段に蓄えたが、本請求項では、記録開始ボタンを再び押すことで記憶手段への記録を停止するものである。
【0027】
このことにより、操作者が記録手段の容量が許す範囲内においては、記録の終了を操作者が指定することが可能となり、使い易いシステムを提供することができる。
【0028】
又、本発明では詳しい説明を省略したが、ボタンの2度押しで動画データの記録のスタート、ストップを指示するのではなく、ボタンを押すことでスタートし、ボタンを押し続けることで記録を続け、ボタンを離すことで記録を停止することも可能である。容易に実現できるため、実現方法は省略する。
【0029】
図5は請求項4の説明であり、操作者にボタンを押してから何秒間前のデータから記録をするかを設定する画面例であり、操作者が秒数を選ぶことにより、その秒数からリングバッファーのサイズを計算し、リングバッファーを確保する。このことにより、ユーザに柔軟性を与えることができる。
【0030】
しかしながら、リングバッファのための記憶手段と、動画データを蓄える記憶手段を同一にすることにより、効率的な記憶手段の使用が実現できる。
【0031】
今まで述べたように、リングバッファの大きさを操作者が指定する秒数により決定することになるため、リングバッファのためだけに記憶手段を割り当てるのは無駄が出ることになる。
【0032】
図6は請求項5の説明であり、図1の記憶手段4と図1のリングバッファ記憶手段7を同一の記憶手段にすることにより、記憶手段の効率的な使用が可能となる。
【0033】
図7は一般的なマイクロコンピュータのブロック図であり、CPU、ROM、RAM、キー、表示器等で構成されている。本発明は、制御手段をプログラムとしてROMに実現し、プログラムのためのワークエリアや指定秒数を覚えるためにRAMを使用し操作手段をキーとし、表示器に表示することにが可能である。即ち、本発明は、一般のマイクロコンピュータシステムとソフトウェアで実現することが可能であるため、容易に実現することが可能である。
【0034】
又、本発明では、詳しい記述は省くが、本発明の操作手段については、図8に示すように、一般的なボタンやキーを用いるのが一般的ではあるが、しかしながら、表示器上に表示されるメニューやアイコンを用いることも可能であり、本請求項の範囲である。
【0035】
又、請求項2に関することであるが、動画データを記録する記録容量については、本発明では、具体的な数値は述べていない。
【0036】
記録容量が大きければ、動画データが全て記録できてしまうことになり、好ましくない。
【0037】
本発明の明確にしたい点は、記録容量に制限をつけることが重要な点である。又、本発明の説明では、記録された動画データを再生する説明は記述していない。
【0038】
しかしながら、記憶手段に記録されている動画データを再生する方法は、既に一般的に公知となった方法により容易に実現できる。このため、説明は省略した。
【0039】
ところが、記録された断片の動画データを再生する場合、例えば、動画受信中でない場合に本発明の特徴であるボタンを押し下げたタイミングで記録された断片の動画データの再生が始める操作は提案できる。
【0040】
又、記録された断片の動画データは、幾つかの異なった時間に記録される場合も存在する。その際は、すぐに再生を始めるのではなく、例えば、一覧表の形式で表示し、操作者に選択させて再生することも使い易さを提供する。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、動画配信システムにおいて、操作者の気に入った部分の動画を再生可能としつつ、動画データの全てを記録されることがないため、動画データ(コンテンツ)保持者の権利も守ることが実現できる。
【0042】
又、人間の操作の遅れについての工夫も盛り込んであるため、操作者が慌てることなく、自分の好みのシーンを記録することができ、柔軟で使い易い動画再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を最も良く表わしたブロック図である。
【図2】本発明を実現するフローチャートである。
【図3】リングバッファを示す図である。
【図4】操作ボタンの判別フローの一部を示す図である。
【図5】アイコンの表示例を示す図である。
【図6】メモリ手段のメモリーの使い方の例を示す図である。
【図7】一般的なマイクロコンピュータシステムの構成図である。
【図8】本発明に係る動画再生装置の外観図である。
【符号の説明】
1 受信手段
2 表示手段
3 操作手段
4 MPEG
5 制御手段
7 リングバッファ記憶手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやイントラネットにおいて動画ストリームデータをサーバから受信して該動画データを表示器に表示する動画再生装置(端末)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ADSL等の普及により家庭等で動画配信システムが始まり出している。又、ホットスポットと言われる802.11b等を利用することにより、出先においても或る程度の高速の通信スピードを確保できるため、動画配信システムが注目されている。
【0003】
又、携帯電話にも動画を見ることができるものが商品として出てきている。
【0004】
今後も動画配信システムと共々その動画データを受信し動画を見るための動画再生装置(端末)の発展が期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現状の動画配信システムでは、配信される動画データ(コンテンツ)の著作権の問題等により、配信されたデータは受信装置に蓄えることはできない。そのため、ごく少量の動画データからなる無料のダイジェスト版等をコンテンツとして配信している。
【0006】
ユーザの便宜を図るために、数回の再生を許すコンテンツも存在するが、例えば一度見た映画やスポーツシーン等は必ずしも全てを見たい訳ではないことが多い。
【0007】
又、全てのコンテンツを再生装置に蓄えるためには大きな記憶手段が必要となり、現在では、PCカードやCF、メモリースティック等あるが、まだまだ高価である。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、動画データ(コンテンツ)保持者の権利を守ることができ、操作者が慌てることなく、自分の好みのシーンを記録することができ、柔軟で使い易い動画再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、サーバから配信される動画ストリームデータを受信する手段と、配信される該動画データを表示する手段と、動画データを記憶する手段を備える動画再生装置において、操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶することを指示する手段を持つことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明を最も良く表わしているブロック図であり、1は動画データを受信する受信手段であり、有線であればイーサネットやモデム等であり、無線であれば、PHSや802.11b等の手段である。
【0012】
2は表示手段であり、机上であればCRTや携帯機器であれば液晶等である。5は制御手段であり、本装置を制御する手段である。7はリングバッファとして使用し動画データを記憶する手段である。
【0013】
一般的に、動画再生装置は、受信手段1により動画データを受信し、表示装置2にその動画データを表示するように、制御手段5が制御を行うことにより達成する。
【0014】
しかしながら、本発明においては、通常時はリングバッファ記憶手段7に動画データを記憶させておく。この詳細については後述する。
【0015】
又、一般的には、動画データは大容量データになるので、生データのままではなく、サーバ側で圧縮することが通常行われる。MPEG4等の圧縮方法が有名である。
【0016】
再生装置側では、圧縮された動画データを伸長して表示を行う。本発明では、発明の本質ではないので、この圧縮並びに伸長手段については省略してある。
【0017】
3は本発明の特徴である操作手段である。操作者は、今表示されている動画データを記憶させたいと思った時に本手段を操作する。操作されたことを制御手段5が検知し、表示手段2に表示しつつ、リングバッファ7の動画データを先ずは記憶手段1にコピーし、すかさず現在表示しつつ動画データを引き続き記憶手段4に動画データを記憶する。当然であるが、記憶は伸長する前の受信手段1で受信したままのデータ(圧縮データ)を用いるのがそのデータ量から得策である。
【0018】
通常、操作者は、表示画面を見ていて、記憶させることを操作するので、何らかの遅れが必ず存在する。そのため、受信手段1から受け取った動画データは、数秒間の指示の遅れをカバーするために、リングバッファ記憶手段7に遅れ分に相当する動画データを記憶しつつ表示手段2に表示を行う。
【0019】
このことにより、操作手段3が操作されたとき、既にリングバッファ記憶手段7に記憶されている「操作の遅れ」に相当する動画データを記憶手段4に記憶し、その動画データに続き、現受信データを記憶することで、操作者が所望の動画データの記憶が実現される。
【0020】
図2は図1の制御手段5のフローチャートである。
【0021】
21で受信データを取り込む。22でN秒分のリングバッファへデータを書き込む。23で(データが圧縮されていれば伸長し) 表示を行う。24で操作手段(以降ボタン)が操作されているかチェックし、ボタンが押されていなければ21へ、ボタンが押されていれば、29でリングバッファに記録されている動画データを記録手段にコピーする。そして、25で現時点の動画データを受信し、26では、22で述べたリングバッファの内容を読み出し、記憶手段に書き込みつつそれに続けて現時点の受信データを書き込んでいく。
【0022】
27で記憶手段の容量が既定値を超えたかチェックする。既定値を超えた場合は、もう記憶をすることはなく終了する。既定値に達していないときは、28に進み、28で定まった秒数が経過したかをチェックし、経過してなければ、データの取り込みを続ける必要があるため、25へ、経過していれば、終了する。
【0023】
図3はリングバッファの構成を図示したものであり、全体のバッファ容量は、N秒分のデータを記録可能なサイズを確保する。スタートポインターとエンドポインターを設けて動画データを溜めていくときは、エンドポインターからストアーし、動画データを読むときは、スタートポインターから動画データを読み込んでいく。各ポインターは、バッファーの終わりが来たら、バッファーの先頭を指すように制御する。
【0024】
又、動画データをどんど溜めてていくとエンドポインターがスタートポインターを追い越すことになる。その際は、古い動画データに新しい動画データを上書きすることにする。そして、スタートポインターをエンドポインターより1バイト進めたアドレスにすることによりこのことは実現できる。
【0025】
本リングバッファの管理の仕方は、最も一般的なリングバッファの管理の仕方であり、リングバッファの管理の仕方については、何の新規性もない。
【0026】
図4は請求項6を示すフローチャートであり、図2の28を図4に変更することを示している。このことにより、請求項6の内容を実現できる。即ち、図2では、定められた或る一定時間の間動画データを記憶手段に蓄えたが、本請求項では、記録開始ボタンを再び押すことで記憶手段への記録を停止するものである。
【0027】
このことにより、操作者が記録手段の容量が許す範囲内においては、記録の終了を操作者が指定することが可能となり、使い易いシステムを提供することができる。
【0028】
又、本発明では詳しい説明を省略したが、ボタンの2度押しで動画データの記録のスタート、ストップを指示するのではなく、ボタンを押すことでスタートし、ボタンを押し続けることで記録を続け、ボタンを離すことで記録を停止することも可能である。容易に実現できるため、実現方法は省略する。
【0029】
図5は請求項4の説明であり、操作者にボタンを押してから何秒間前のデータから記録をするかを設定する画面例であり、操作者が秒数を選ぶことにより、その秒数からリングバッファーのサイズを計算し、リングバッファーを確保する。このことにより、ユーザに柔軟性を与えることができる。
【0030】
しかしながら、リングバッファのための記憶手段と、動画データを蓄える記憶手段を同一にすることにより、効率的な記憶手段の使用が実現できる。
【0031】
今まで述べたように、リングバッファの大きさを操作者が指定する秒数により決定することになるため、リングバッファのためだけに記憶手段を割り当てるのは無駄が出ることになる。
【0032】
図6は請求項5の説明であり、図1の記憶手段4と図1のリングバッファ記憶手段7を同一の記憶手段にすることにより、記憶手段の効率的な使用が可能となる。
【0033】
図7は一般的なマイクロコンピュータのブロック図であり、CPU、ROM、RAM、キー、表示器等で構成されている。本発明は、制御手段をプログラムとしてROMに実現し、プログラムのためのワークエリアや指定秒数を覚えるためにRAMを使用し操作手段をキーとし、表示器に表示することにが可能である。即ち、本発明は、一般のマイクロコンピュータシステムとソフトウェアで実現することが可能であるため、容易に実現することが可能である。
【0034】
又、本発明では、詳しい記述は省くが、本発明の操作手段については、図8に示すように、一般的なボタンやキーを用いるのが一般的ではあるが、しかしながら、表示器上に表示されるメニューやアイコンを用いることも可能であり、本請求項の範囲である。
【0035】
又、請求項2に関することであるが、動画データを記録する記録容量については、本発明では、具体的な数値は述べていない。
【0036】
記録容量が大きければ、動画データが全て記録できてしまうことになり、好ましくない。
【0037】
本発明の明確にしたい点は、記録容量に制限をつけることが重要な点である。又、本発明の説明では、記録された動画データを再生する説明は記述していない。
【0038】
しかしながら、記憶手段に記録されている動画データを再生する方法は、既に一般的に公知となった方法により容易に実現できる。このため、説明は省略した。
【0039】
ところが、記録された断片の動画データを再生する場合、例えば、動画受信中でない場合に本発明の特徴であるボタンを押し下げたタイミングで記録された断片の動画データの再生が始める操作は提案できる。
【0040】
又、記録された断片の動画データは、幾つかの異なった時間に記録される場合も存在する。その際は、すぐに再生を始めるのではなく、例えば、一覧表の形式で表示し、操作者に選択させて再生することも使い易さを提供する。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、動画配信システムにおいて、操作者の気に入った部分の動画を再生可能としつつ、動画データの全てを記録されることがないため、動画データ(コンテンツ)保持者の権利も守ることが実現できる。
【0042】
又、人間の操作の遅れについての工夫も盛り込んであるため、操作者が慌てることなく、自分の好みのシーンを記録することができ、柔軟で使い易い動画再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を最も良く表わしたブロック図である。
【図2】本発明を実現するフローチャートである。
【図3】リングバッファを示す図である。
【図4】操作ボタンの判別フローの一部を示す図である。
【図5】アイコンの表示例を示す図である。
【図6】メモリ手段のメモリーの使い方の例を示す図である。
【図7】一般的なマイクロコンピュータシステムの構成図である。
【図8】本発明に係る動画再生装置の外観図である。
【符号の説明】
1 受信手段
2 表示手段
3 操作手段
4 MPEG
5 制御手段
7 リングバッファ記憶手段
Claims (6)
- サーバから配信される動画ストリームデータを受信する手段と、配信される該動画データを表示する手段と、動画データを記憶する手段を備える動画再生装置において、
操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶することを指示する手段を持つことを特徴とする動画像再生装置。 - 動画データの記録容量に制限を持つことを特徴とする請求項1記載の動画像再生装置。
- 操作された瞬間より数秒前からの該動画データを、定めた時間の間、該記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2記載の動画像再生装置。
- 操作者に操作された瞬間より数秒前からの該動画データを該記憶手段に記憶する際の数秒を操作者に指定可能としたことを特徴とする請求項1記載の動画像再生装置。
- 操作以前の秒数を指定させるために必要となる記憶手段を、動画データを記憶する手段と同一の記憶手段とし、指定秒数の増減により全体の動画データ記憶容量もそれに従って増減することを特徴とする請求項4記載の動画像再生装置。
- 記憶を開始する手段と同一の操作を行うことにより記録を終了させることを特徴とする請求項1記載動画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357506A JP2004193827A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 動画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357506A JP2004193827A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 動画像再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004193827A true JP2004193827A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32757488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002357506A Pending JP2004193827A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 動画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004193827A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10529384B2 (en) | 2016-02-17 | 2020-01-07 | Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited | Video recording method and apparatus for mobile terminal |
WO2022113326A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 株式会社コロプラ | ゲーム方法、コンピュータ可読媒体、および情報端末装置 |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002357506A patent/JP2004193827A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10529384B2 (en) | 2016-02-17 | 2020-01-07 | Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited | Video recording method and apparatus for mobile terminal |
US10796726B2 (en) | 2016-02-17 | 2020-10-06 | Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited | Video recording method and apparatus for mobile terminal |
WO2022113326A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 株式会社コロプラ | ゲーム方法、コンピュータ可読媒体、および情報端末装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004288197A (ja) | スクリーンエリアインセット内にデータ表現を提示するためのインターフェース | |
KR20050056208A (ko) | 데이터 관리 방법 | |
JP4697953B2 (ja) | 画像表示装置及び画像表示方法 | |
US8600214B2 (en) | Portable terminal and method for managing videos therein | |
JP4690301B2 (ja) | テレビ放送受信出力装置及びプログラム | |
JP3870123B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2004222043A (ja) | 情報処理装置およびデータ転送方法 | |
JP4578831B2 (ja) | 映像信号及び/または音声信号を記録/再生できるディスプレイ装置及びその運用方法 | |
JP2007074158A (ja) | 再生システム及び同システムを利用した再生方法 | |
JP2004193827A (ja) | 動画像再生装置 | |
JP2006352485A (ja) | 情報記録再生装置及びテレビジョン受像機 | |
JPWO2007123014A1 (ja) | 画像出力装置 | |
KR100667025B1 (ko) | 멀티미디어 컨텐츠 공유기능을 갖는 디지털 텔레비전 | |
JP4267012B2 (ja) | 携帯端末付き映像記録装置、及び映像記録装置 | |
JP4828007B2 (ja) | 録画システム | |
US20060103888A1 (en) | Image data decoding apparatus and method | |
JP4100939B2 (ja) | 放送視聴記録再生装置 | |
JP2007067949A (ja) | 画像再生システム、画像再生装置、撮像装置及び情報処理装置 | |
JP3869826B2 (ja) | 携帯端末付き映像記録装置 | |
US20110199538A1 (en) | Digital photo-frame anywhere | |
JP2009171049A (ja) | インターネットテレビジョン装置 | |
JP4121725B2 (ja) | 携帯型視聴装置 | |
JP4052812B2 (ja) | ビデオ装置 | |
KR100772368B1 (ko) | 영상 신호 및/또는 오디오 신호를 기록 및 재생할 수 있는디스플레이 장치 및 그 운영 방법 | |
JP2003202946A (ja) | コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、コンテンツ提供方法のプログラム及びコンテンツ提供方法のプログラムを記録した記録媒体 |