JP2004193657A - カメラシステムおよびカメラ装置ならびに画像受信装置 - Google Patents
カメラシステムおよびカメラ装置ならびに画像受信装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】カメラ装置と画像受信装置間で通信中の暗号鍵と画像データを盗み見られないようにしたカメラシステムにおけるカメラ装置を提供する。
【解決手段】撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段11と、カメラ手段11から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段12と、符号化した画像データを暗号化する暗号化手段13と、暗号化に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段14と、前記暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する第一データ通信部15および第二データ通信部16を設けたカメラ装置1において、暗号化手段13で暗号化した画像データをダ第一データ通信手段15を用いて送信し、暗号化手段13で画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵を暗号鍵管理手段14から取得して第二データ通信手段16から送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段11と、カメラ手段11から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段12と、符号化した画像データを暗号化する暗号化手段13と、暗号化に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段14と、前記暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する第一データ通信部15および第二データ通信部16を設けたカメラ装置1において、暗号化手段13で暗号化した画像データをダ第一データ通信手段15を用いて送信し、暗号化手段13で画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵を暗号鍵管理手段14から取得して第二データ通信手段16から送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮符号化した画像データを暗号化し伝送路に送信するカメラ装置と、受信した画像データを復号化し表示する画像受信装置が、ネットワークを介して接続されるカメラシステムに係り、画像データと暗号鍵等の情報をそれぞれ別の通信手段を用いて送受信することを特徴とするカメラシステムおよびカメラ装置ならびに画像受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ装置が撮像した映像を圧縮符号化してインターネットを経由してパーソナルコンピュータ(PC)等に送信するWEBカメラや、圧縮符号化した画像データをカメラ装置に搭載したハードディスク装置等の記録媒体に記録しておき、後でUSBやLAN経由でPC等へ送信することが可能なカメラ装置が使われ始めている。
【0003】
図16、図17を用いて、カメラ装置が暗号化した画像データを送信し、画像受信装置が受信して表示する従来のカメラシステムの一例について説明する。図16はカメラ装置の一例を示す図である。
【0004】
カメラ装置1´は、映像を撮像し画像データを生成するカメラ部11´と、画像データを圧縮符号化する符号化部12´と、符号化部12´で符号化した画像データを暗号化する暗号化部13´と、暗号化部13´で暗号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部14´と、暗号化部13´で暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データをイーサネット(登録商標)や電話回線などの伝送路を介して送受信するデータ通信部15´と、カメラ装置1´全体を制御する制御部17´とを有して構成される。
【0005】
図17は、画像受信装置の一例を示す図であり、画像受信装置3´は、カメラ装置1´とデータを送受信するデータ通信部31´と、カメラ装置1´から受信した暗号化された画像データを復号化する復号化部32´と、復号化部32´で暗号化された画像データを復号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部34´と、復号化部32´で復号化した画像データをディスプレイ等に表示処理を行う表示部35´と、画像受信装置3´全体を制御する制御部36´とを有して構成される。
【0006】
カメラ装置1´と画像受信装置3´はネットワークに接続している。カメラ装置1´は、画像受信装置3´とネットワークを介した接続完了後、画像データを暗号化部13´で暗号化する際に使用する暗号鍵を暗号鍵管理部14´からデータ通信部15´を介して画像受信装置3´へ送信する。その後、カメラ部11´で取得した画像データを符号化部12´で圧縮符号化した後、暗号鍵管理部14´から暗号鍵を取得し暗号化部13´で画像データを暗号化し、データ通信部15´を介して画像受信装置3´に送信する。
【0007】
画像受信装置3´のデータ受信部(データ通信部)31´は、カメラ装置1´と通信接続後、暗号鍵を受信すると暗号鍵管理部34´に送信する。次に、カメラ装置1´から画像データを受信すると、復号化部32´は暗号鍵管理部34´から暗号鍵を取得し暗号化された画像データを再生し、更に復号化して表示部35´で表示出力する。
【0008】
このように、従来はカメラ装置1´で暗号化した画像データを画像受信装置3´へ送信し、予め送信しておいた暗号鍵を使用して受信した画像データを復号化することで、通信中の画像データを第三者が盗み見て内容を確認することを防止していた(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−341632号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、カメラ装置と画像受信装置間で通信中の暗号鍵と画像データを全て盗み見ることで第三者に内容を確認されるという問題が発生する。
【0011】
そこで、本発明の目的は、カメラ装置と画像受信装置間で通信中の暗号鍵と画像データを盗み見られないようにして第三者に通信中の画像データの内容を確認させないカメラ装置、画像受信装置、およびそれらで構成するカメラシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかるカメラ装置は、撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを暗号化する暗号化手段と、暗号化に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段と、前記暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段とを設けることで、画像データや制御データを二種類以上の別の伝送路で送受信することが可能である。
【0013】
本発明にかかるカメラ装置は、前記カメラ装置で、画像データや制御データを、無線の伝送路と有線の伝送路で送信することが可能になる。
【0014】
本発明にかかるカメラ装置は、一方の前記通信手段では暗号化した画像データを送信し、もう一方の前記通信手段では暗号化に使用する暗号鍵を送信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0015】
本発明にかかる画像受信装置は、前記通信手段では暗号化した画像データを受信し、もう一方の前記通信手段では暗号化に使用する暗号鍵を受信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0016】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えた通信手段と前記画像受信装置に備えた通信手段との間で、画像データの送受信を行い、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で暗号鍵を送受信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0017】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で送受信する暗号鍵を前記カメラ装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記カメラ装置が前記画像受信装置に送信するように動作することで、カメラ装置別に異なる暗号鍵を設定することが可能になり画像受信装置が予めカメラ装置毎に暗号鍵を管理しなくてもよい。
【0018】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で送受信する暗号鍵を前記画像受信装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記画像受信装置が前記カメラ装置に送信するように動作することで、カメラ装置は暗号鍵を持つ必要はない。
【0019】
本発明にかかるカメラ装置は、撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、前記カメラ手段から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを分割するデータ分離手段と、前記画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段と、を設け、前記データ分離手段で分割した画像データを、前記通信手段と、もう一方の前記通信手段に分けて別々に送信することで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0020】
本発明にかかるカメラ装置は、前記第8の請求項記載のカメラ装置で、画像データや制御データを、無線の伝送路と有線の伝送路で送信することが可能になる。
【0021】
本発明にかかる画像受信装置は、画像データを復号化する復号化手段と、画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段と、前記通信手段ともう一方の前記通信手段で別々に受信した分割された画像データを前記復号化手段が復号化可能なフォーマットに合成するデータ合成手段とを設けることで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路から受信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0022】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置と前記画像受信装置との間で、前記カメラ装置が分割した画像データを別々の伝送路で送受信し、前記画像受信装置で復号化可能なフォーマットに合成し復号化するように動作することで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路で送受信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態にかかるカメラ装置と画像受信装置をネットワークを介して接続したカメラシステムの構成を図3を用いて説明する。第一の実施の形態にかかるカメラシステムは、カメラ装置1と画像受信装置3を、第一の通信ネットワーク51と、第二の通信ネットワーク52を介して接続して構成される。
【0024】
第一の通信ネットワーク51は、カメラ装置1の第一データ通信部と画像受信装置3の第一データ通信部とを接続する通信ネットワークであり、例えば無線通信ネットワークを用いることができる。同様に、第二の通信ネットワーク52は、カメラ装置1の第二データ通信部と画像受信装置3の第二データ通信部とを接続する通信ネットワークであり、例えば有線通信ネットワークを用いることができる。
【0025】
カメラ装置1と画像受信装置3を接続する第一の通信ネットワーク51と第二の通信ネットワーク52の二つの通信ネットワークは、それぞれ無線通信ネットワーク同士、有線通信ネットワーク同士、無線通信ネットワークと有線通信ネットワークとの組合せ、もしくは有線通信ネットワークと無線通信ネットワークとの組合せであってもよい。
【0026】
上記カメラシステムを構成する本発明にかかるカメラ装置1の第一の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明にかかるカメラ装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。
【0027】
カメラ装置1は、映像を撮像し画像データを生成するカメラ部11と、画像データを圧縮し符号化する符号化部12と、符号化部12で圧縮し符号化した画像データを暗号化する暗号化部13と、暗号化部13で暗号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部14と、暗号化部13で暗号化した画像データをイーサネットや電話回線などの伝送路を介して送受信する第一データ通信部15と、暗号化部13で画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵や通信先と通信制御する制御データをイーサネットや電話回線などの伝送路を介して送受信する第二データ通信部16と、カメラ装置1全体を制御する制御部17とを有して構成される。
【0028】
図2を用いて、上記カメラシステムを構成する本発明にかかる画像受信装置3の構成の概要を説明する。画像受信装置3は、カメラ装置1が送信する暗号化された画像データを受信する第一データ通信部31と、カメラ装置1から受信した暗号化された画像データを復号化し伸張する復号化部32と、カメラ装置1が送信する画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵や通信先と通信制御する制御データを送受信する第二データ通信部33と、復号化部32で暗号化された画像データを復号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部34と、復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示する処理を行う表示部35と、画像受信装置3全体を制御する制御部36とを有して構成される。
【0029】
図4〜図8を用いて、カメラ装置1から画像受信装置3に暗号化した画像データを異なる二つの通信ネットワークを介して送信し、画像受信装置3が受信した暗号鍵を用いて画像データを復号する動作シーケンスおよび各部の処理を説明する。
【0030】
図4は、カメラ装置1から画像受信装置3へ、暗号化した画像データの送信を行なう動作シーケンス図であり、図5は、画像受信装置3の制御部36における接続処理開始時のフローチャートであり、図6は、カメラ装置1の制御部17における接続処理開始時の制御処理を示すフローチャートである。図7は、カメラ装置1の制御部17における画像送信開始処理時の制御処理を示すフローチャートであり、図8は、画像受信装置3の制御部36における画像送信開始処理時の制御処理を示すフローチャートである。
【0031】
第一の実施の形態においては、図3に示したように、カメラ装置1と、画像受信装置3は、第一通信ネットワーク51および第二通信ネットワーク52の二つの通信ネットワークを介して互いに接続されている。
【0032】
画像を受信しようとする画像受信装置3の制御部が、第一データ通信部31にカメラ装置1と第一通信ネットワーク51を介して接続処理を行なうよう接続処理を要求する(S301)と、画像受信装置3は、カメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して第一データ通信部15と第一データ通信部31間のデータ通信開始要求を行う(S1)。
【0033】
カメラ装置1は、第一データ通信部15がデータ通信開始要求を受けたかどうか監視し(S101)、データ通信開始要求を受けるとカメラ装置1は、第一データ通信ネットワーク51を介した接続処理を行い(S102)、通信接続を完了すると第一データ通信部接続完了通知を画像受信装置3に送信する(S2)。
【0034】
画像受信装置3は、ステップS301の後第一データ通信部の接続完了を監視し(S302)、第一データ通信部間(15−31)の接続が完了すると、画像受信装置3は、第2通信ネットワーク接続処理を要求し(S303)、カメラ装置1に対し第二通信ネットワーク52を介して第二データ通信部16と第二データ通信部33間の第二データ通信部開始要求を行う(S3)。カメラ装置1は、第二データ通信部16に第二データ通信部設像要求を受信すると、第二通信ネットワーク接続処理を実行し(S103,104)、第二データ通信部間(16−33)の接続が完了すると、第二データ通信部接続完了通知を画像受信装置3に送信する(S4)。画像受信装置3の第二データ通信部33は、ステップS303の後第一データ通信部の接続完了を監視する(S304)。
【0035】
第二データ通信部接続完了通知を受信すると、画像受信装置3は第二データ通信部33に暗号鍵処理要求を行ない(S305)、カメラ装置1に対し第二通信ネットワーク52を介して暗号鍵送信要求を行う(S5)。暗号鍵送信要求を受信したカメラ装置1は、暗号鍵送信処理を行ない(S105,S106)、第二通信ネットワーク52を介して暗号鍵を画像受信装置3へ送信する(S6)。
【0036】
画像受信装置3は、ステップS305の処理の後暗号鍵受信処理を行ない(S306)、暗号鍵を保存する(S307)。
【0037】
画像受信装置3の第一データ通信部31は、画像送信要求処理を行ない(S311)、カメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して画像送信開始要求を送信する(S7)。
【0038】
画像送信開始要求を受けたカメラ装置1は、暗号鍵を用いて画像の暗号化処理を行い画像送信開始処理を行い(S110〜)、第一通信ネットワーク51を介して画像データを画像受信装置3へ送信する(S8)。
【0039】
画像受信装置3は、第一データ通信ネットワーク51を介して受信した画像データを復号化する処理を行なう(S313〜)。
【0040】
画像受信装置3がカメラ装置1と接続するときの画像受信装置3を制御する制御部36の制御について図5を用いて説明する。制御部36は、第一データ通信部31に対しカメラ装置1と接続処理を行うように制御する(S301)。次に、第一データ通信部31経由でカメラ装置1から通信接続完了したことを受信すると(S302)、第二データ通信部33に対しカメラ装置1と接続処理を行うように制御する(S303)。第二データ通信部33経由でカメラ装置1から通信接続完了したことを受信すると(S804)、第二データ通信部33からカメラ装置1に対し暗号鍵送信要求を送信する(S305)。第二データ通信部33経由で暗号鍵を受信すると(S306)、暗号鍵を暗号鍵管理部34に保存する(S307)。
【0041】
次いで、カメラ装置1が画像受信装置3と接続するときのカメラ装置1を制御する制御部17の制御について図6を用いて説明する。制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から通信開始要求を受信すると(S101)、第一データ通信部15に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S102)。次に、第二データ通信部16経由で画像受信装置3から通信開始要求を受信すると(S103)、第二データ通信部16に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S104)。次に、第二データ通信部16経由で画像受信装置3から暗号鍵の送信要求を受信すると(S105)、第二データ通信部16経由で画像受信装置3へ暗号鍵を送信する(S106)。
【0042】
さらにカメラ装置1が画像受信装置3と接続後、暗号化した画像データを送信するときの、カメラ装置1の制御部17の制御について図7を用いて説明する。制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から画像送信要求を受信すると(S111)、カメラ部11に対し映像取得開始するよう制御する(S112)。次に、符号化部12に対しカメラ部11が取得した映像を圧縮符号化するように制御する(S113)。次に、暗号化部13に対し暗号鍵管理部14から圧縮符号化した画像データを暗号化するための暗号鍵を取得すように制御する(S114)。次に、暗号化部13に対し符号化部12で生成した圧縮符号化した画像データを、暗号鍵を用いて暗号化するように制御する(S115)。次に、第一データ通信部15に対し暗号化部13で暗号化した画像データを画像受信装置3へ送信するように制御する(S116)。
【0043】
画像受信装置3がカメラ装置1から、暗号化した画像データを受信するときの、画像受信装置3の制御部36の制御について図8を用いて説明する。制御部36は、第一データ通信部31を介してカメラ装置1に対し画像送信開始要求コマンドを送信する(S311)。その後、第一データ通信部31経由で画像データを受信し始めると(S312)、復号化部32に対し暗号鍵管理部34から暗号鍵を取得し、受信した暗号化された画像データを復号化するように制御する(S313)。次に、表示部35に対し復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示するよう制御する(S314)。
【0044】
以上のようにカメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して接続され、画像データを暗号化する暗号鍵を第二通信ネットワーク52経由で送受信し、暗号化された画像データを第一通信ネットワーク51経由で送受信することによって、いずれか一方のネットワークを第三者に盗み見られても、画像データが確認されることを防ぐことが可能になる。
【0045】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる伝送路でデータ送受信を行うようにしているが、一方のネットワークが、イーサネットやISDN回線、CATV回線等で接続する有線ネットワーク、他方のネットワークが携帯電話や無線LANで接続する無線ネットワークとなる構成にしても構わない。
【0046】
本実施の形態では、画像データを暗号化する暗号鍵をカメラ装置1が画像受信装置3に送信し、画像受信装置3はカメラ装置1から受信した暗号鍵を用いて画像データの復号化を行うようにしたが、画像受信装置3で管理している暗号鍵を、画像受信装置3がカメラ装置1に送信し、カメラ装置1が受信した暗号鍵を用いて画像データの暗号化を行うようにしても構わない。
【0047】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、通信開始時に回線状況を確認してその中から二種類を選択して接続するようにしても構わない。
【0048】
本発明の第二の実施の形態にかかるカメラシステムを構成するカメラ装置の構成の概要を、図9を用いて説明する。図9は、本発明にかかるカメラシステムを構成するカメラ装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。カメラ装置1は、カメラ部11と、符号化部12と、第一データ通信部15と、第二データ通信部16と、制御部17と、データ分離部18とを有して構成される。このカメラ装置1は、カメラ部11で撮像した映像信号を符号化部12で符号化し、この符号化画像データをデータ分離部18で分離して、第一データ通信部15と第二データ通信部16に分割して送信する。カメラ部11、符号化部12、第一データ通信部15、第二データ通信部16は、図1に示したカメラ装置1と同じ動作をする。
【0049】
本発明の第二の実施の形態にかかるカメラシステムを構成する画像受信装置3の構成の概要を、図10を用いて説明する。図10は、本発明にかかるカメラシステムを構成する画像受信装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。画像受信装置3は、第一データ通信部31と、復号化部32と、第二データ通信部33と、制御部36と、データ合成部37を有して構成される。データ合成部37は、第一データ通信部31と、第二データ通信部33経由で受信した分割された画像データを合成する働きを有する。第一データ通信部31と、復号化部32と、第二データ通信部33と、制御部36は、図2に示した画像受信装置3と同じ動作をする。
【0050】
第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、画像受信装置3に暗号化した画像データを二種類の異なるネットワークに分離して送信し、画像受信装置3が受信したデータを合成する動作について、図11〜図15を用いて説明する。
【0051】
図11を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1と画像受信装置3とが、異なる二種類のネットワークを介して接続され、画像データの送信を開始する時の動作シーケンスを説明する。この実施の形態では、図3に示した第一の実施の形態と同様に、カメラ装置1と画像受信装置3が、第一通信ネットワーク51と、第二通信ネットワーク52に接続している。
【0052】
画像受信装置3は、第一通信ネットワーク51を介してカメラ装置1の第一データ通信部31に対し、第一データ通信部15と第一データ通信部31間でデータ通信の接続処理開始を要求する第一データ通信部開始要求を送信する(S11)。第一データ通信部開始要求を受信したカメラ装置1は、第一データ通信部15と第一データ通信部31間の接続処理を行い、第一データ通信部接続完了通知を、画像受信装置3の第一データ通信部31へ送信する(S12)。
【0053】
画像受信装置3は、第二通信ネットワーク52を介してカメラ装置1の第二データ通信部33に対し、第二データ通信部16と第二データ通信部33間でデータ通信の接続処理開始を要求する第二データ通信部開始要求を送信する(S13)。第二データ通信部開始要求を受信したカメラ装置1は、第二データ通信部16と第二データ通信部33間の接続処理を行い、第二データ通信部接続完了通知を、画像受信装置3の第二データ通信部33へ送信する(S14)。
【0054】
画像受信装置3はカメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して画像送信要求を行う(S15)。カメラ装置1はこれを受けて第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して画像データを画像受信装置3へ送信する。(S16)
【0055】
図12を用いて、第二の実施の形態にかかる画像受信装置3が、異なる二種類のネットワークを介してカメラ装置1と接続する動作について、画像受像装置3の制御部36が制御する処理シーケンスを説明する。
【0056】
画像受信装置3の制御部36は、第一データ通信部31に対しカメラ装置1と第一の通信ネットワーク51の接続処理を行うように制御した(S321)後、第一データ通信部31経由でカメラ装置1から通信接続完了通知を受信したか監視する(S322)。第一の通信ネットワーク51の接続が完了したことを検出すると、第二データ通信部33に対しカメラ装置1と接第二の通信ネットワーク52の続処理を行うように制御した(S323)後、第二データ通信部33経由でカメラ装置1から通信接続完了通知を受信したか監視し(S324)、通信接続完了通知を受信すると接続を完了する(S325)。
【0057】
図13を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、異なる二種類のネットワークを介して画像受信装置3と接続する動作について、カメラ装置1の制御部17が制御する処理シーケンスを説明する。カメラ装置11は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から第一の通信ネットワーク51を介した通信の開始要求である第一データ通信部開始要求の受信を監視する(S121)。第一データ通信部開始要求を受信すると、第一データ通信部15に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S122)。第二データ通信部16経由で画像受信装置3から第二の通信ネットワーク52を介した通信の開始要求である第二データ通信部開始要求の受信を監視する(S123)。第二データ通信部開始要求を受信すると、第二データ通信部16に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信した(S124)後、異なる二種類の通信ネットワークの接続処理を完了する(S125)。
【0058】
図14を用いて、第二の実施の形態にかかる画像受信装置3が、異なる二種類の通信ネットワークを介してカメラ装置1と画像データ通信する動作について、画像受像装置3の制御部36が制御する処理シーケンスを説明する。
【0059】
画像受信装置3の制御部36は、第一データ通信部31と第二データ通信部33からそれぞれカメラ装置1に対し画像送信開始要求コマンドを送信した(S331)後、第一データ通信部31と第二データ通信部33経由でそれぞれ分割された画像データを受信したか監視する(S332)。第一データ通信部31と第二データ通信部33経由でそれぞれ分割された画像データを受信すると、データ合成部37に対し受信した分割された画像データを合成するように要求する(S333)。次に、復号化部32に対して、データ合成部37が合成した画像データを復号化するように制御し(S334)、表示部35に対し復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示するよう制御する(S335)。
【0060】
図15を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、異なる二種類のネットワークを介して画像受信装置3と画像データ通信する動作について、カメラ装置1の制御部17が制御する処理シーケンスを説明する。
【0061】
カメラ装置1の制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から画像送信要求の受信を監視して(S131)、画像送信要求を受信するとカメラ部11に対し映像取得開始するよう制御し(S132)、符号化部12に対しカメラ部11が取得した映像を圧縮符号化するように制御する(S133)。次に、データ分離部18に対し符号化部12で生成した圧縮符号化した画像データを分割し、第一データ通信部15経由で送信するデータと、第二データ通信部16経由で送信するデータに分離するように制御する(S134)。次に、第一データ通信部15に対し第一データ通信部15と第二データ通信部16に対し分割した画像データを画像受信装置3へ送信するように制御して(S135)、画像送信処理中となる(S16)。
【0062】
カメラ装置1のデータ分離部18における画像データの分離は、画像受信装置3との間で取り決めた任意の分離手法を用いることができ、一方の通信ネットワーク上で伝送される画像データを覗かれても、正しい画像を再構成することができない分離手法とすることが望ましい。
【0063】
以上のようにカメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して接続し、カメラ装置1で圧縮符号化した画像データを分割して第一通信ネットワーク51経由と第二通信ネットワーク52経由で通信するようにすることで、いずれか一方のネットワークを第三者に盗み見られても画像データを確認されることを防ぐことを可能とした。
【0064】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる伝送路でデータ送受信を行うようにしているが、一方のネットワークが、イーサネットやISDN回線、CATV回線等で接続する有線ネットワーク、他方のネットワークが携帯電話や無線LANで接続する無線ネットワークとなる構成にしても構わない。
【0065】
さらに、本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、通信開始時に回線状況を確認してその中から最適な二種類を選択して接続するようにしても構わない。
【0066】
また、本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え通信接続を行い、画像データを二種類以上の回線に分割して送信するようにしても構わない。
【0067】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線で画像データを分割してデータ送受信を行うようにしているが、画像データの分割割合を接続中の回線の伝送容量に合わせて決定するようにしても構わない。
【0068】
本発明の第一の実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線で、一方の回線では暗号鍵を、もう一方の回線では画像データを送信するようにしたが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、本発明の第二の実施の形態のように画像データを分割して送受信し、さらに暗号鍵も分割して送受信するようにしても構わない。また、暗号鍵だけ分割して送信し、画像データは別の回線で送信するようにしても構わない。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、カメラ装置と画像受信装置間は伝送路の異なる複数のネットワークに接続し複数の伝送路でデータ通信を行う構成にし、画像を確認するのに必要な暗号鍵と、画像データを別々の伝送路で送信することで、一方の伝送路を盗み見られても第三者に画像内容を確認されないようにすることができる。
【0070】
また、本発明によれば、カメラ装置と画像受信装置間は伝送路の異なる複数のネットワークに接続し複数の伝送路でデータ通信を行う構成にし、カメラ装置は送信する画像データを分割して別々の伝送路で送信し、画像受信装置は別々の伝送路経由で受信した分割された画像データを合成することで、一方の伝送路を盗み見られても第三者に画像内容を確認されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態にかかるカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかる画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図3】本発明にかかるカメラシステムの構成の概要を説明する図。
【図4】本発明の第一実施の形態にかかるカメラシステムにおけるカメラ装置と画像受信装置がネットワークを介して通信接続し、画像データ送受信を開始する時の動作シーケンスを示す図。
【図5】本発明の第一実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図6】本発明の第一実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図7】本発明の第一実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置へ暗号化した画像データを送信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図8】本発明の第一実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置から暗号化された画像データを受信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図9】本発明の第二実施の形態にかかるカメラシステムにおけるカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図10】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図11】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置と画像受信装置がネットワークを介して通信接続し、画像データの送受信を開始する時の動作シーケンスを示す図。
【図12】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図13】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図14】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置から分割された画像データを別々の伝送路経由受信し合成する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図15】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置へ分割した画像データを別々の伝送路経由で送信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図16】従来のカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図17】従来の画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 カメラ装置
11 カメラ部
12 符号化部
13 暗号化部
14 暗号鍵管理部
15 第一データ通信部
16 第二データ通信部
17 制御部
18 データ分離部
3 画像受信装置
31 第一データ通信部
32 復号化部
33 第二データ通信部
34 暗号鍵管理部
35 表示部
36 制御部
37 データ合成部
51 第一通信ネットワーク
52 第二通信ネットワーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮符号化した画像データを暗号化し伝送路に送信するカメラ装置と、受信した画像データを復号化し表示する画像受信装置が、ネットワークを介して接続されるカメラシステムに係り、画像データと暗号鍵等の情報をそれぞれ別の通信手段を用いて送受信することを特徴とするカメラシステムおよびカメラ装置ならびに画像受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ装置が撮像した映像を圧縮符号化してインターネットを経由してパーソナルコンピュータ(PC)等に送信するWEBカメラや、圧縮符号化した画像データをカメラ装置に搭載したハードディスク装置等の記録媒体に記録しておき、後でUSBやLAN経由でPC等へ送信することが可能なカメラ装置が使われ始めている。
【0003】
図16、図17を用いて、カメラ装置が暗号化した画像データを送信し、画像受信装置が受信して表示する従来のカメラシステムの一例について説明する。図16はカメラ装置の一例を示す図である。
【0004】
カメラ装置1´は、映像を撮像し画像データを生成するカメラ部11´と、画像データを圧縮符号化する符号化部12´と、符号化部12´で符号化した画像データを暗号化する暗号化部13´と、暗号化部13´で暗号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部14´と、暗号化部13´で暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データをイーサネット(登録商標)や電話回線などの伝送路を介して送受信するデータ通信部15´と、カメラ装置1´全体を制御する制御部17´とを有して構成される。
【0005】
図17は、画像受信装置の一例を示す図であり、画像受信装置3´は、カメラ装置1´とデータを送受信するデータ通信部31´と、カメラ装置1´から受信した暗号化された画像データを復号化する復号化部32´と、復号化部32´で暗号化された画像データを復号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部34´と、復号化部32´で復号化した画像データをディスプレイ等に表示処理を行う表示部35´と、画像受信装置3´全体を制御する制御部36´とを有して構成される。
【0006】
カメラ装置1´と画像受信装置3´はネットワークに接続している。カメラ装置1´は、画像受信装置3´とネットワークを介した接続完了後、画像データを暗号化部13´で暗号化する際に使用する暗号鍵を暗号鍵管理部14´からデータ通信部15´を介して画像受信装置3´へ送信する。その後、カメラ部11´で取得した画像データを符号化部12´で圧縮符号化した後、暗号鍵管理部14´から暗号鍵を取得し暗号化部13´で画像データを暗号化し、データ通信部15´を介して画像受信装置3´に送信する。
【0007】
画像受信装置3´のデータ受信部(データ通信部)31´は、カメラ装置1´と通信接続後、暗号鍵を受信すると暗号鍵管理部34´に送信する。次に、カメラ装置1´から画像データを受信すると、復号化部32´は暗号鍵管理部34´から暗号鍵を取得し暗号化された画像データを再生し、更に復号化して表示部35´で表示出力する。
【0008】
このように、従来はカメラ装置1´で暗号化した画像データを画像受信装置3´へ送信し、予め送信しておいた暗号鍵を使用して受信した画像データを復号化することで、通信中の画像データを第三者が盗み見て内容を確認することを防止していた(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−341632号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、カメラ装置と画像受信装置間で通信中の暗号鍵と画像データを全て盗み見ることで第三者に内容を確認されるという問題が発生する。
【0011】
そこで、本発明の目的は、カメラ装置と画像受信装置間で通信中の暗号鍵と画像データを盗み見られないようにして第三者に通信中の画像データの内容を確認させないカメラ装置、画像受信装置、およびそれらで構成するカメラシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかるカメラ装置は、撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを暗号化する暗号化手段と、暗号化に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段と、前記暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段とを設けることで、画像データや制御データを二種類以上の別の伝送路で送受信することが可能である。
【0013】
本発明にかかるカメラ装置は、前記カメラ装置で、画像データや制御データを、無線の伝送路と有線の伝送路で送信することが可能になる。
【0014】
本発明にかかるカメラ装置は、一方の前記通信手段では暗号化した画像データを送信し、もう一方の前記通信手段では暗号化に使用する暗号鍵を送信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0015】
本発明にかかる画像受信装置は、前記通信手段では暗号化した画像データを受信し、もう一方の前記通信手段では暗号化に使用する暗号鍵を受信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0016】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えた通信手段と前記画像受信装置に備えた通信手段との間で、画像データの送受信を行い、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で暗号鍵を送受信することで、画像データを確認するために必要なデータを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0017】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で送受信する暗号鍵を前記カメラ装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記カメラ装置が前記画像受信装置に送信するように動作することで、カメラ装置別に異なる暗号鍵を設定することが可能になり画像受信装置が予めカメラ装置毎に暗号鍵を管理しなくてもよい。
【0018】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置に備えたもう一方の通信手段と前記画像受信装置に備えたもう一方の通信手段との間で送受信する暗号鍵を前記画像受信装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記画像受信装置が前記カメラ装置に送信するように動作することで、カメラ装置は暗号鍵を持つ必要はない。
【0019】
本発明にかかるカメラ装置は、撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、前記カメラ手段から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを分割するデータ分離手段と、前記画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段と、を設け、前記データ分離手段で分割した画像データを、前記通信手段と、もう一方の前記通信手段に分けて別々に送信することで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路で送信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0020】
本発明にかかるカメラ装置は、前記第8の請求項記載のカメラ装置で、画像データや制御データを、無線の伝送路と有線の伝送路で送信することが可能になる。
【0021】
本発明にかかる画像受信装置は、画像データを復号化する復号化手段と、画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段と、前記通信手段が送受信する伝送路とは別の伝送路を介して画像データや制御データを送受信する複数の通信手段と、前記通信手段ともう一方の前記通信手段で別々に受信した分割された画像データを前記復号化手段が復号化可能なフォーマットに合成するデータ合成手段とを設けることで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路から受信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0022】
本発明にかかるカメラシステムは、前記カメラ装置と前記画像受信装置との間で、前記カメラ装置が分割した画像データを別々の伝送路で送受信し、前記画像受信装置で復号化可能なフォーマットに合成し復号化するように動作することで、画像を確認するために必要な画像データを別々の伝送路で送受信するので第三者に盗み見されることを防ぐことが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態にかかるカメラ装置と画像受信装置をネットワークを介して接続したカメラシステムの構成を図3を用いて説明する。第一の実施の形態にかかるカメラシステムは、カメラ装置1と画像受信装置3を、第一の通信ネットワーク51と、第二の通信ネットワーク52を介して接続して構成される。
【0024】
第一の通信ネットワーク51は、カメラ装置1の第一データ通信部と画像受信装置3の第一データ通信部とを接続する通信ネットワークであり、例えば無線通信ネットワークを用いることができる。同様に、第二の通信ネットワーク52は、カメラ装置1の第二データ通信部と画像受信装置3の第二データ通信部とを接続する通信ネットワークであり、例えば有線通信ネットワークを用いることができる。
【0025】
カメラ装置1と画像受信装置3を接続する第一の通信ネットワーク51と第二の通信ネットワーク52の二つの通信ネットワークは、それぞれ無線通信ネットワーク同士、有線通信ネットワーク同士、無線通信ネットワークと有線通信ネットワークとの組合せ、もしくは有線通信ネットワークと無線通信ネットワークとの組合せであってもよい。
【0026】
上記カメラシステムを構成する本発明にかかるカメラ装置1の第一の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明にかかるカメラ装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。
【0027】
カメラ装置1は、映像を撮像し画像データを生成するカメラ部11と、画像データを圧縮し符号化する符号化部12と、符号化部12で圧縮し符号化した画像データを暗号化する暗号化部13と、暗号化部13で暗号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部14と、暗号化部13で暗号化した画像データをイーサネットや電話回線などの伝送路を介して送受信する第一データ通信部15と、暗号化部13で画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵や通信先と通信制御する制御データをイーサネットや電話回線などの伝送路を介して送受信する第二データ通信部16と、カメラ装置1全体を制御する制御部17とを有して構成される。
【0028】
図2を用いて、上記カメラシステムを構成する本発明にかかる画像受信装置3の構成の概要を説明する。画像受信装置3は、カメラ装置1が送信する暗号化された画像データを受信する第一データ通信部31と、カメラ装置1から受信した暗号化された画像データを復号化し伸張する復号化部32と、カメラ装置1が送信する画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵や通信先と通信制御する制御データを送受信する第二データ通信部33と、復号化部32で暗号化された画像データを復号化する際に使用する暗号鍵を管理する暗号鍵管理部34と、復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示する処理を行う表示部35と、画像受信装置3全体を制御する制御部36とを有して構成される。
【0029】
図4〜図8を用いて、カメラ装置1から画像受信装置3に暗号化した画像データを異なる二つの通信ネットワークを介して送信し、画像受信装置3が受信した暗号鍵を用いて画像データを復号する動作シーケンスおよび各部の処理を説明する。
【0030】
図4は、カメラ装置1から画像受信装置3へ、暗号化した画像データの送信を行なう動作シーケンス図であり、図5は、画像受信装置3の制御部36における接続処理開始時のフローチャートであり、図6は、カメラ装置1の制御部17における接続処理開始時の制御処理を示すフローチャートである。図7は、カメラ装置1の制御部17における画像送信開始処理時の制御処理を示すフローチャートであり、図8は、画像受信装置3の制御部36における画像送信開始処理時の制御処理を示すフローチャートである。
【0031】
第一の実施の形態においては、図3に示したように、カメラ装置1と、画像受信装置3は、第一通信ネットワーク51および第二通信ネットワーク52の二つの通信ネットワークを介して互いに接続されている。
【0032】
画像を受信しようとする画像受信装置3の制御部が、第一データ通信部31にカメラ装置1と第一通信ネットワーク51を介して接続処理を行なうよう接続処理を要求する(S301)と、画像受信装置3は、カメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して第一データ通信部15と第一データ通信部31間のデータ通信開始要求を行う(S1)。
【0033】
カメラ装置1は、第一データ通信部15がデータ通信開始要求を受けたかどうか監視し(S101)、データ通信開始要求を受けるとカメラ装置1は、第一データ通信ネットワーク51を介した接続処理を行い(S102)、通信接続を完了すると第一データ通信部接続完了通知を画像受信装置3に送信する(S2)。
【0034】
画像受信装置3は、ステップS301の後第一データ通信部の接続完了を監視し(S302)、第一データ通信部間(15−31)の接続が完了すると、画像受信装置3は、第2通信ネットワーク接続処理を要求し(S303)、カメラ装置1に対し第二通信ネットワーク52を介して第二データ通信部16と第二データ通信部33間の第二データ通信部開始要求を行う(S3)。カメラ装置1は、第二データ通信部16に第二データ通信部設像要求を受信すると、第二通信ネットワーク接続処理を実行し(S103,104)、第二データ通信部間(16−33)の接続が完了すると、第二データ通信部接続完了通知を画像受信装置3に送信する(S4)。画像受信装置3の第二データ通信部33は、ステップS303の後第一データ通信部の接続完了を監視する(S304)。
【0035】
第二データ通信部接続完了通知を受信すると、画像受信装置3は第二データ通信部33に暗号鍵処理要求を行ない(S305)、カメラ装置1に対し第二通信ネットワーク52を介して暗号鍵送信要求を行う(S5)。暗号鍵送信要求を受信したカメラ装置1は、暗号鍵送信処理を行ない(S105,S106)、第二通信ネットワーク52を介して暗号鍵を画像受信装置3へ送信する(S6)。
【0036】
画像受信装置3は、ステップS305の処理の後暗号鍵受信処理を行ない(S306)、暗号鍵を保存する(S307)。
【0037】
画像受信装置3の第一データ通信部31は、画像送信要求処理を行ない(S311)、カメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して画像送信開始要求を送信する(S7)。
【0038】
画像送信開始要求を受けたカメラ装置1は、暗号鍵を用いて画像の暗号化処理を行い画像送信開始処理を行い(S110〜)、第一通信ネットワーク51を介して画像データを画像受信装置3へ送信する(S8)。
【0039】
画像受信装置3は、第一データ通信ネットワーク51を介して受信した画像データを復号化する処理を行なう(S313〜)。
【0040】
画像受信装置3がカメラ装置1と接続するときの画像受信装置3を制御する制御部36の制御について図5を用いて説明する。制御部36は、第一データ通信部31に対しカメラ装置1と接続処理を行うように制御する(S301)。次に、第一データ通信部31経由でカメラ装置1から通信接続完了したことを受信すると(S302)、第二データ通信部33に対しカメラ装置1と接続処理を行うように制御する(S303)。第二データ通信部33経由でカメラ装置1から通信接続完了したことを受信すると(S804)、第二データ通信部33からカメラ装置1に対し暗号鍵送信要求を送信する(S305)。第二データ通信部33経由で暗号鍵を受信すると(S306)、暗号鍵を暗号鍵管理部34に保存する(S307)。
【0041】
次いで、カメラ装置1が画像受信装置3と接続するときのカメラ装置1を制御する制御部17の制御について図6を用いて説明する。制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から通信開始要求を受信すると(S101)、第一データ通信部15に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S102)。次に、第二データ通信部16経由で画像受信装置3から通信開始要求を受信すると(S103)、第二データ通信部16に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S104)。次に、第二データ通信部16経由で画像受信装置3から暗号鍵の送信要求を受信すると(S105)、第二データ通信部16経由で画像受信装置3へ暗号鍵を送信する(S106)。
【0042】
さらにカメラ装置1が画像受信装置3と接続後、暗号化した画像データを送信するときの、カメラ装置1の制御部17の制御について図7を用いて説明する。制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から画像送信要求を受信すると(S111)、カメラ部11に対し映像取得開始するよう制御する(S112)。次に、符号化部12に対しカメラ部11が取得した映像を圧縮符号化するように制御する(S113)。次に、暗号化部13に対し暗号鍵管理部14から圧縮符号化した画像データを暗号化するための暗号鍵を取得すように制御する(S114)。次に、暗号化部13に対し符号化部12で生成した圧縮符号化した画像データを、暗号鍵を用いて暗号化するように制御する(S115)。次に、第一データ通信部15に対し暗号化部13で暗号化した画像データを画像受信装置3へ送信するように制御する(S116)。
【0043】
画像受信装置3がカメラ装置1から、暗号化した画像データを受信するときの、画像受信装置3の制御部36の制御について図8を用いて説明する。制御部36は、第一データ通信部31を介してカメラ装置1に対し画像送信開始要求コマンドを送信する(S311)。その後、第一データ通信部31経由で画像データを受信し始めると(S312)、復号化部32に対し暗号鍵管理部34から暗号鍵を取得し、受信した暗号化された画像データを復号化するように制御する(S313)。次に、表示部35に対し復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示するよう制御する(S314)。
【0044】
以上のようにカメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して接続され、画像データを暗号化する暗号鍵を第二通信ネットワーク52経由で送受信し、暗号化された画像データを第一通信ネットワーク51経由で送受信することによって、いずれか一方のネットワークを第三者に盗み見られても、画像データが確認されることを防ぐことが可能になる。
【0045】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる伝送路でデータ送受信を行うようにしているが、一方のネットワークが、イーサネットやISDN回線、CATV回線等で接続する有線ネットワーク、他方のネットワークが携帯電話や無線LANで接続する無線ネットワークとなる構成にしても構わない。
【0046】
本実施の形態では、画像データを暗号化する暗号鍵をカメラ装置1が画像受信装置3に送信し、画像受信装置3はカメラ装置1から受信した暗号鍵を用いて画像データの復号化を行うようにしたが、画像受信装置3で管理している暗号鍵を、画像受信装置3がカメラ装置1に送信し、カメラ装置1が受信した暗号鍵を用いて画像データの暗号化を行うようにしても構わない。
【0047】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、通信開始時に回線状況を確認してその中から二種類を選択して接続するようにしても構わない。
【0048】
本発明の第二の実施の形態にかかるカメラシステムを構成するカメラ装置の構成の概要を、図9を用いて説明する。図9は、本発明にかかるカメラシステムを構成するカメラ装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。カメラ装置1は、カメラ部11と、符号化部12と、第一データ通信部15と、第二データ通信部16と、制御部17と、データ分離部18とを有して構成される。このカメラ装置1は、カメラ部11で撮像した映像信号を符号化部12で符号化し、この符号化画像データをデータ分離部18で分離して、第一データ通信部15と第二データ通信部16に分割して送信する。カメラ部11、符号化部12、第一データ通信部15、第二データ通信部16は、図1に示したカメラ装置1と同じ動作をする。
【0049】
本発明の第二の実施の形態にかかるカメラシステムを構成する画像受信装置3の構成の概要を、図10を用いて説明する。図10は、本発明にかかるカメラシステムを構成する画像受信装置の全体ブロック構成の一例を示した図である。画像受信装置3は、第一データ通信部31と、復号化部32と、第二データ通信部33と、制御部36と、データ合成部37を有して構成される。データ合成部37は、第一データ通信部31と、第二データ通信部33経由で受信した分割された画像データを合成する働きを有する。第一データ通信部31と、復号化部32と、第二データ通信部33と、制御部36は、図2に示した画像受信装置3と同じ動作をする。
【0050】
第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、画像受信装置3に暗号化した画像データを二種類の異なるネットワークに分離して送信し、画像受信装置3が受信したデータを合成する動作について、図11〜図15を用いて説明する。
【0051】
図11を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1と画像受信装置3とが、異なる二種類のネットワークを介して接続され、画像データの送信を開始する時の動作シーケンスを説明する。この実施の形態では、図3に示した第一の実施の形態と同様に、カメラ装置1と画像受信装置3が、第一通信ネットワーク51と、第二通信ネットワーク52に接続している。
【0052】
画像受信装置3は、第一通信ネットワーク51を介してカメラ装置1の第一データ通信部31に対し、第一データ通信部15と第一データ通信部31間でデータ通信の接続処理開始を要求する第一データ通信部開始要求を送信する(S11)。第一データ通信部開始要求を受信したカメラ装置1は、第一データ通信部15と第一データ通信部31間の接続処理を行い、第一データ通信部接続完了通知を、画像受信装置3の第一データ通信部31へ送信する(S12)。
【0053】
画像受信装置3は、第二通信ネットワーク52を介してカメラ装置1の第二データ通信部33に対し、第二データ通信部16と第二データ通信部33間でデータ通信の接続処理開始を要求する第二データ通信部開始要求を送信する(S13)。第二データ通信部開始要求を受信したカメラ装置1は、第二データ通信部16と第二データ通信部33間の接続処理を行い、第二データ通信部接続完了通知を、画像受信装置3の第二データ通信部33へ送信する(S14)。
【0054】
画像受信装置3はカメラ装置1に対し第一通信ネットワーク51を介して画像送信要求を行う(S15)。カメラ装置1はこれを受けて第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して画像データを画像受信装置3へ送信する。(S16)
【0055】
図12を用いて、第二の実施の形態にかかる画像受信装置3が、異なる二種類のネットワークを介してカメラ装置1と接続する動作について、画像受像装置3の制御部36が制御する処理シーケンスを説明する。
【0056】
画像受信装置3の制御部36は、第一データ通信部31に対しカメラ装置1と第一の通信ネットワーク51の接続処理を行うように制御した(S321)後、第一データ通信部31経由でカメラ装置1から通信接続完了通知を受信したか監視する(S322)。第一の通信ネットワーク51の接続が完了したことを検出すると、第二データ通信部33に対しカメラ装置1と接第二の通信ネットワーク52の続処理を行うように制御した(S323)後、第二データ通信部33経由でカメラ装置1から通信接続完了通知を受信したか監視し(S324)、通信接続完了通知を受信すると接続を完了する(S325)。
【0057】
図13を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、異なる二種類のネットワークを介して画像受信装置3と接続する動作について、カメラ装置1の制御部17が制御する処理シーケンスを説明する。カメラ装置11は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から第一の通信ネットワーク51を介した通信の開始要求である第一データ通信部開始要求の受信を監視する(S121)。第一データ通信部開始要求を受信すると、第一データ通信部15に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信する(S122)。第二データ通信部16経由で画像受信装置3から第二の通信ネットワーク52を介した通信の開始要求である第二データ通信部開始要求の受信を監視する(S123)。第二データ通信部開始要求を受信すると、第二データ通信部16に対し画像受信装置3と通信接続する処理を行い、画像受信装置3に通信接続完了通知を送信した(S124)後、異なる二種類の通信ネットワークの接続処理を完了する(S125)。
【0058】
図14を用いて、第二の実施の形態にかかる画像受信装置3が、異なる二種類の通信ネットワークを介してカメラ装置1と画像データ通信する動作について、画像受像装置3の制御部36が制御する処理シーケンスを説明する。
【0059】
画像受信装置3の制御部36は、第一データ通信部31と第二データ通信部33からそれぞれカメラ装置1に対し画像送信開始要求コマンドを送信した(S331)後、第一データ通信部31と第二データ通信部33経由でそれぞれ分割された画像データを受信したか監視する(S332)。第一データ通信部31と第二データ通信部33経由でそれぞれ分割された画像データを受信すると、データ合成部37に対し受信した分割された画像データを合成するように要求する(S333)。次に、復号化部32に対して、データ合成部37が合成した画像データを復号化するように制御し(S334)、表示部35に対し復号化部32で復号化した画像データをディスプレイ等に表示するよう制御する(S335)。
【0060】
図15を用いて、第二の実施の形態にかかるカメラ装置1が、異なる二種類のネットワークを介して画像受信装置3と画像データ通信する動作について、カメラ装置1の制御部17が制御する処理シーケンスを説明する。
【0061】
カメラ装置1の制御部17は、第一データ通信部15経由で画像受信装置3から画像送信要求の受信を監視して(S131)、画像送信要求を受信するとカメラ部11に対し映像取得開始するよう制御し(S132)、符号化部12に対しカメラ部11が取得した映像を圧縮符号化するように制御する(S133)。次に、データ分離部18に対し符号化部12で生成した圧縮符号化した画像データを分割し、第一データ通信部15経由で送信するデータと、第二データ通信部16経由で送信するデータに分離するように制御する(S134)。次に、第一データ通信部15に対し第一データ通信部15と第二データ通信部16に対し分割した画像データを画像受信装置3へ送信するように制御して(S135)、画像送信処理中となる(S16)。
【0062】
カメラ装置1のデータ分離部18における画像データの分離は、画像受信装置3との間で取り決めた任意の分離手法を用いることができ、一方の通信ネットワーク上で伝送される画像データを覗かれても、正しい画像を再構成することができない分離手法とすることが望ましい。
【0063】
以上のようにカメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52を介して接続し、カメラ装置1で圧縮符号化した画像データを分割して第一通信ネットワーク51経由と第二通信ネットワーク52経由で通信するようにすることで、いずれか一方のネットワークを第三者に盗み見られても画像データを確認されることを防ぐことを可能とした。
【0064】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる伝送路でデータ送受信を行うようにしているが、一方のネットワークが、イーサネットやISDN回線、CATV回線等で接続する有線ネットワーク、他方のネットワークが携帯電話や無線LANで接続する無線ネットワークとなる構成にしても構わない。
【0065】
さらに、本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、通信開始時に回線状況を確認してその中から最適な二種類を選択して接続するようにしても構わない。
【0066】
また、本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線でデータ送受信を行うようにしているが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え通信接続を行い、画像データを二種類以上の回線に分割して送信するようにしても構わない。
【0067】
本実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線で画像データを分割してデータ送受信を行うようにしているが、画像データの分割割合を接続中の回線の伝送容量に合わせて決定するようにしても構わない。
【0068】
本発明の第一の実施の形態では、カメラ装置1と画像受信装置3が第一通信ネットワーク51と第二通信ネットワーク52の二種類の異なる通信回線で、一方の回線では暗号鍵を、もう一方の回線では画像データを送信するようにしたが、カメラ装置1と画像受信装置3が二種類以上の異なる通信インターフェースを備え、本発明の第二の実施の形態のように画像データを分割して送受信し、さらに暗号鍵も分割して送受信するようにしても構わない。また、暗号鍵だけ分割して送信し、画像データは別の回線で送信するようにしても構わない。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、カメラ装置と画像受信装置間は伝送路の異なる複数のネットワークに接続し複数の伝送路でデータ通信を行う構成にし、画像を確認するのに必要な暗号鍵と、画像データを別々の伝送路で送信することで、一方の伝送路を盗み見られても第三者に画像内容を確認されないようにすることができる。
【0070】
また、本発明によれば、カメラ装置と画像受信装置間は伝送路の異なる複数のネットワークに接続し複数の伝送路でデータ通信を行う構成にし、カメラ装置は送信する画像データを分割して別々の伝送路で送信し、画像受信装置は別々の伝送路経由で受信した分割された画像データを合成することで、一方の伝送路を盗み見られても第三者に画像内容を確認されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態にかかるカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかる画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図3】本発明にかかるカメラシステムの構成の概要を説明する図。
【図4】本発明の第一実施の形態にかかるカメラシステムにおけるカメラ装置と画像受信装置がネットワークを介して通信接続し、画像データ送受信を開始する時の動作シーケンスを示す図。
【図5】本発明の第一実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図6】本発明の第一実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図7】本発明の第一実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置へ暗号化した画像データを送信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図8】本発明の第一実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置から暗号化された画像データを受信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図9】本発明の第二実施の形態にかかるカメラシステムにおけるカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図10】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図11】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置と画像受信装置がネットワークを介して通信接続し、画像データの送受信を開始する時の動作シーケンスを示す図。
【図12】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図13】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置と接続する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図14】本発明の第二実施の形態にかかる画像受信装置が、ネットワークを介してカメラ装置から分割された画像データを別々の伝送路経由受信し合成する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図15】本発明の第二実施の形態にかかるカメラ装置が、ネットワークを介して画像受信装置へ分割した画像データを別々の伝送路経由で送信する場合の動作処理シーケンスをフローチャートで示す図。
【図16】従来のカメラ装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【図17】従来の画像受信装置の全体構成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 カメラ装置
11 カメラ部
12 符号化部
13 暗号化部
14 暗号鍵管理部
15 第一データ通信部
16 第二データ通信部
17 制御部
18 データ分離部
3 画像受信装置
31 第一データ通信部
32 復号化部
33 第二データ通信部
34 暗号鍵管理部
35 表示部
36 制御部
37 データ合成部
51 第一通信ネットワーク
52 第二通信ネットワーク
Claims (11)
- 撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、前記カメラ手段から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを暗号化する暗号化手段と、暗号化に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段と、前記暗号化した画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段を設けたカメラ装置において、
前記通信手段を複数設けたことを特徴とするカメラ装置。 - 請求項1に記載のカメラ装置において、
前記通信手段のうちの少なくとも一つは無線の伝送路を介して送受信する無線通信手段であり、前記無線通信手段を除く前記複数の通信手段は有線の伝送路を介して送受信する有線通信手段である
ことを特徴とするカメラ装置。 - 請求項1または請求項2に記載のカメラ装置において、
前記暗号化手段で暗号化した画像データを前記複数の通信手段の少なくとも一つの通信手段を用いて送信し、前記通信データの送信に用いる前記通信手段とは異なる通信手段を用いて、前記暗号化手段で画像データを暗号化する際に使用する暗号鍵を前記暗号鍵管理手段から取得して送信する
ことを特徴とするカメラ装置。 - 暗号化された画像データを復号化する復号化手段と、暗号化された画像データを復号化する時に用いる暗号鍵を管理する暗号鍵管理手段と、前記暗号化された画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する通信手段を設けた画像受信装置において、
前記通信手段を複数設けたことを特徴とする画像受信装置。 - 請求項3に記載のカメラ装置と、請求項4に記載の画像受信装置の双方より構成され、
前記カメラ装置および前記画像受信装置に備えた前記複数の通信手段の少なくとも一つの通信手段を用いて画像データの送受信を行うとともに、前記画像データの送信に用いる前記通信手段とは異なる通信手段を用いて、前記カメラ装置および前記画像受信装置間で暗号鍵を送受信する
ことを特徴とするカメラシステム。 - 請求項5に記載のカメラシステムにおいて、
前記カメラ装置と前記画像受信装置の間で送受信する暗号鍵を前記カメラ装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記カメラ装置が前記画像受信装置に送信するように動作する
ことを特徴とするカメラシステム。 - 請求項5に記載のカメラシステムにおいて、
前記カメラ装置と前記画像受信装置の間で送受信する暗号鍵を前記画像受信装置に備えた暗号鍵管理手段が管理し、画像データの送受信開始時に前記画像受信装置が前記カメラ装置に送信するように動作する
ことを特徴とするカメラシステム。 - 撮像した映像を画像データとして取り込むカメラ手段と、前記カメラ手段から取得した画像データを圧縮符号化する符号化手段と、符号化した画像データを分割するデータ分離手段と、前記画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する複数の通信手段を設け、
前記データ分離手段で分割した画像データを、前記複数の通信手段を用いて送信することを特徴とするカメラ装置。 - 請求項8に記載のカメラ装置において、
前記通信手段のうち少なくとも一つは無線の伝送路を介して送受信する無線通信手段であり、前記無線通信手段を除く前記複数の通信手段は有線の伝送路を介して送受信する有線通信手段
であることを特徴とするカメラ装置。 - 画像データを復号化する復号化手段と、画像データや通信先と通信制御する制御データを送受信する複数の通信手段と、前記複数の通信手段で受信した分割された画像データを前記復号化手段が復号化可能なフォーマットに合成するデータ合成手段と
を少なくとも設けたことを特徴とする画像受信装置。 - 請求項8に記載のカメラ装置と、請求項10に記載の画像受信装置の双方より構成され、
前記カメラ装置は、前記データ分離手段で分割した画像データを前記複数の通信手段を用いて送信し、前記画像受信装置は、前記複数の通信手段にて分割された画像データを受信し、前記データ合成手段にて合成する
ことを特徴とするカメラシステム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-12-06 JP JP2002355454A patent/JP2004193657A/ja active Pending
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