JP2004192631A - メール再送方法および携帯通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一時的に保存されたメールを再送信する際に、呼損が発生する確率が低減したメール再送方法を提供する。
【解決手段】 本発明のメール再送方法は、サーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、タイマを起動して該タイマ時間が経過したらメモリに保存されたメールを再送信するようにしたことを特徴とする。これにより、圏外でメールを送信した場合には、自動的に圏内か圏外かを判断して、改めてメール送信ボタンを押下することなく、自動的に再送信することが可能となるので、メール送信のし忘れを未然に防止することが可能となる。
【選択図】 図2


Description

本発明は、電子メールの送受信機能を備えた携帯電話機、PHS(personal handy-phone system)あるいはPDA(personal digital assistants)などの携帯通信端末に係り、特に、送信できなかったメールを一時的にメモリに保存し、圏内に移動した場合にメモリに保存されたメールを自動的に再送信するメール再送方法およびこれに適した携帯通信端末装置に関する。
近年、電子メール機能を備えた携帯電話機が実用化されている。この種の携帯電話機においては、電子メールの送信時には、携帯電話機から無線基地局(BS)に無線によってアクセスし、さらに無線基地局(BS)から有線で電子メールサーバにアクセスし、ユーザが作成、編集した送信メールを電子メールサーバに送信する。また、電子メールの受信時には、携帯電話機から無線基地局(BS)に無線によってアクセスし、さらに無線基地局(BS)から有線で電子メールサーバにアクセスし、電子メールサーバに蓄積された自機宛の受信メールを携帯電話機で受信して、LCD表示部等に表示する。このような無線を用いた電子メールは、携帯電話機に限らず、他のPHSあるいはPDAなどの携帯通信端末装置においても同様に実用化されている。
ところで、上述のような無線を介した電子メールは、有線だけを使う電子メールと異なり、電子メールを通信する時の電波状況により、通信が失敗する可能性が高い。そして、電子メール通信が失敗する度に、オペレータ(ユーザ)がリトライオペレーションをしなければならないのでは、使い勝手が非常に悪い。そこで、無線による電子メールの成功率を向上でき、効率的に電子メール通信を行うことができる無線通信装置が特許文献1にて提案されるようになった。
この特許文献1にて提案された無線通信装置においては、電子メールの送受信処理時に電波の受信レベル(受信電界強度)を検出して通信可能状態か否かを判定する。判定の結果、通信可能状態と判定された場合に電子メールの送受信処理を行うようにしている。このため、無線による電子メールの成功率が向上でき、電子メール通信の失敗をなくすことが可能となって、効率的に電子メール通信を行えるようになる。
また、電波の受信レベル(受信電界強度)が弱くて通信不可能な状態(圏外)にある時は、送信メールを保留(記憶)させた後、電波の受信レベル(受信電界強度)を監視して通信可能状態(圏内)になった時に、電子メールの再送信を自動的に開始するようにしている。これにより、オペレータ(ユーザ)は、どのような電波状況にある時でも一度のメール送信操作で送信を完了することができるようになる。
特開2000−201223号公報
しかしながら、特許文献1にて提案された無線通信装置においては、電波の受信レベルが回復して受信電界強度が向上しても、ネットワークやメールサーバ側で障害が発生している場合には、メールを再送信しても再び送信エラーになるという問題がある。また、ネットワークやメールサーバ側で障害が発生している場合には、電波の受信レベルが回復したときにメールの再送信を行うと、多数の移動機から一斉に送信される事態が生じるので、回線がビジーになって、再びエラーが発生するという問題が生じる。
また、特許文献1にて提案された無線通信装置においては、電界強度閾値の具体的な設定方法や適切値が示されていないため、表示画面において通常の受信レベルに回復したとしても、メールを再送信すると再び送信エラーが生じるという問題も生じた。また、急ぎのメールであっても、再送信を余儀なくされたことが受信者には分からなく、受信者に対して不義理になるという問題も生じた。さらに、複合モード移動機においては、各モードに対応した電界強度閾値を設定する必要があるため、電界強度の設定が複雑で面倒であるという問題が生じた。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、一時的に保存されたメールを再送信する際に、呼損が発生する確率が低減したメール再送方法を提供するとともに、これに適した携帯通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のメール再送方法は、メールサーバやネットワークなどのサーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、タイマを起動して該タイマ時間が経過したらメモリに保存されたメールを再送信するようにしたことを特徴とする。これにより、圏外でメールを送信した場合には、自動的に圏内か圏外かを判断して、改めてメール送信ボタンを押下することなく、自動的に再送信することが可能となるので、メール送信のし忘れを未然に防止することが可能となる。
この場合、設定したタイマ時間に応じて再度メールを再送することとなるので、再送成功の確率が向上するとともに、メールの送信忘れを防止することができる。そして、送信が失敗する毎にカウント値を増大させ、増大させたカウント値に応じてタイマ時間を設定するようにすると、大量の呼損を発生させることを未然に防止できるようになる。
なお、受信電界強度(RSSI)を測定した際には瞬間的に圏内レベルであったものが、基準値と比較した後に圏外になる場合、再度、受信電界強度を測定しても、同じことを繰り返す結果になる可能性が高く、呼損を発生させる不都合を生じることになる。そこで、本発明においては、メモリに保存されたメールが送信できなかった場合に、受信電界強度を比較するための基準値(閾値)を送信できなかった回数に応じて上昇させるようにしている。これにより、無線の影響による呼損の発生を防止することが可能となり、メール再送確率を向上させることができるようになる。
また、本発明のメール再送方法は、メールサーバやネットワークなどのサーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、サーバ側からの障害回復のメッセージを受信したらメモリに保存されたメールを再送信するようにしている。これにより、障害が回復した旨の通知(回復通知)を受けるまでは再送信することがないので、呼損を減少させることが可能になるとともに、再送信の機会を逸することも未然に防止することができるようになる。
この場合、障害回復のメッセージを受信したらランダムタイマを起動して、該ランダムタイマの時間が経過したらメモリに保存されたメールを再送信するようにすると、無線基地局(BS)から回復通知を受信しても、各携帯電話機が一斉に再送信することがなくなるので輻輳を招来する恐れを防止できるようになる。なお、送信できなかったメールを一時的にメモリに保存する際に、該メールに再送メールである旨の情報を付加するようにすると、メールを受け取ったユーザが再送信メールであることが分かる。このため、受信者に再送信が余儀なくされたということを理解されるようになるので、受信者に対して不義理になるという問題も生じなくなる。
また、上記目的を達成するため、本発明の携帯通信端末装置は、無線基地局との間の無線回線の電波状態に基づいて、この無線基地局との間で無線通信が可能な状態にあるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により無線通信が可能な状態にあると判定された場合に、無線基地局に対してメールを送信するメール送信手段と、メール送信手段により送信されたメールがサーバ側の障害により受け付けられなかった場合に、所定時間が経過した後に、メールを無線基地局に対して再送信する再送信手段とを備えたことを特徴とする。
このような判定手段と、メール送信手段と、再送信手段とを備えることにより、所定の時間が経過すれば、再度、メール送信ボタンを押下することなく、自動的にメールを再送信することが可能な携帯通信端末装置が得られる。この場合、再送信回数に応じて所定時間を決定するようにすると、大量の呼損の発生を未然に防止できるとともに、再送成功の確率が向上した携帯通信端末装置が得られる。
また、サーバ側の障害発生の有無情報を受信する受信手段を備えるようにすると共に、メール送信手段により送信されたメールがサーバ側の障害により受け付けられなかった場合に、受信手段が受信した障害発生の有無情報に基づいてメールを無線基地局に対して再送信する再送信手段を備えるようにしてもよい。このように、障害発生の有無情報に基づいてメールを再送信するようにすると、即ち、障害が発生している場合は再送信を中止し、障害が回復している場合は再送信を行うようにすると、呼損の発生を一層、防止することが可能となる。
この場合、ランダムな値から得られた待ち時間が経過した後、メールを再送信するようにするのが望ましい。また、判定手段は電波状態の測定値と基準値とを比較することにより無線基地局との間で無線通信が可能な状態にあるか否かを判定し、メール送信手段により送信されたメールが無線基地局に届かなかった場合に、電波状態の基準値を変化させるようにするのが望ましい。さらに、メールに再送メールである旨の情報を付加するようにするのが望ましい。
上述したように、本発明においては、メールサーバやネットワークなどのサーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、タイマを起動してタイマ時間が経過したらメモリに保存されたメールを再送信するようにしているので、圏外でメールを送信した場合には、改めてメール送信ボタンを押下することなく、自動的に再送信することが可能となり、メール送信のし忘れを未然に防止することが可能となる。
ついで、本発明の一実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。なお、図1は携帯電話機10の構成例を示すブロック図である。また、図2は、図1の携帯電話機のCPUが実行する第1実施例の処理動作を示すフローチャートである。同様に、図3は第2実施例の処理動作を示すフローチャートであり、図4は第3実施例の処理動作を示すフローチャートであり、図5は第4実施例の処理動作を示すフローチャートであり、図6は第5実施例の処理動作を示すフローチャートである。図1に示す携帯電話機10は、無線基地局(図示せず)との間で無線通信をすることにより、移動体通信網に接続される。この移動通信網には、無線基地局、基地局制御装置、サーバ及び交換機等が接続されている。そして、ここでは、これらの無線基地局、基地局制御装置、サーバ及び交換機等の移動体通信網に接続された側をサーバ側と呼ぶこととする。
1.携帯通信端末(携帯電話機)
以下に、本実施の形態の携帯通信端末(携帯電話機)10の概略構成を図1に基づいて説明する。帯通信端末(携帯電話機)10は、アンテナANTと、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)11と、ROM(Read Only Memory)/RAM(Random Access Memory)よりなるメモリ12と、表示部13と、キー入力部14と、受信部15および送信部16と、シンセサイザ17と、信号処理部18と、マイク(MIC)18aと、スピーカ(SP)18bと、バイブレータ18cと、内部バス(以下、単に「バス」という)19とを備えている。ここで、CPU11は、電話機能プログラムを実行することにより携帯電話機10の各部の動作を制御するシステム制御部であり、動作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割込を発生するタイマや所定の動作回数をカウントするカウンタを備えている。
ROM/RAMよりなるメモリ12において、ROMにはCPU11が実行する送信処理や受信処理の各種電話機能プログラムや、設定された相手先へ自動発信する自動発信処理等のプログラムが格納されている。また、RAMには自動発信する相手先の電話番号や、取り込んだ自機の位置情報や、ユーザ設定データ格納エリア、およびCPU11のワークエリア等が設定されている。表示部13は表示駆動回路および表示画面などにより構成されている。また、キー入力部14はキーボードを備えていて、入力されたキーは表示画面に表示されるようになされている。そして、これらの各機能ブロックはバス19を介してデータや命令の授受を行っている。
アンテナANTは受信部15および送信部16に接続されており、これらの受信部15および送信部16にはシンセサイザ17が接続されている。そして、受信部15および送信部16は信号処理部18およびバス19を介してCPU11に接続されている。信号処理部18には音声コーデック回路およびチャネルコーデック回路を備えており、音声コーデック回路は受話信号あるいは音声信号を復号すると共に、入力された送話信号を音声圧縮符号化している。チャネルコーデック回路は、データの圧縮/伸長処理やスクランブル/デスクランブル処理を行っており、例えば受信した信号がデータであった場合は、チャネルコーデック回路に供給されたデータのデスクランブル処理および伸長処理を行って、再生されたデータが出力される。
このように構成される携帯電話機10において、通話相手の着呼に応答して、CPU11は着呼処理を実行する。つまり、CPU11は、信号処理部18を制御して、スピーカ18bから着信音または着信メロディのような呼び出し音を出力したり、バイブレータ18cを作動させてユーザに着信を認識させるようにしている。ユーザは、呼び出し音によって“着信(着呼)あり”を認識し、キー入力部14を用いて着信操作を入力する。したがって、接続状態が確立され、CPU11は通話処理を実行する。つまり、通話相手の音声信号がアンテナANTで受信され、受信部15、信号処理部18を介してスピーカ18bから通話相手の音声信号が出力される。
一方、ユーザの音声信号は、マイク18aから入力され、信号処理部18および送信部16を介してアンテナANTから送信される。また、ユーザは、キー入力部14を用いて所望の通話相手の電話番号を入力することができる。ユーザが電話番号を入力すると、これに応答してCPU11が表示部13を制御して、表示部のディスプレイ(図示せず)に電話番号を表示する。続いて、ユーザがキー入力部14を用いて発呼を指示すると、CPU11は発呼処理を実行する。そして、接続状態が確立されると、CPU11は上述のような通話処理を実行する。
また、携帯通信端末(携帯電話機)10では、メールサーバから電子メールの着信通知がアンテナANTで受信され、受信部15、信号処理部18およびバス19を介してCPU11に取り込まれる。したがって、CPU11は、着信通知に応じて着信処理を実行する。具体的には、CPU11は、信号処理部18を制御して、電子メールの着信音や着信メロディをスピーカ18bから出力する。また、CPU11は、表示部13を制御して、表示部13のディスプレイに“メッセージがあります。”などのメッセージを表示することもできる。これに応じてユーザは、キー入力部14を操作して、メールサーバにアクセスし、電子メールを受信することができる。
具体的には、アンテナANTで受信された電子メールは、受信部15,信号処理部18およびバス19を介してCPU11に一端取り込まれ、CPU11からバス19を介してメモリ12のRAMに記憶される。そして、ユーザがキー入力部14を操作して、電子メールの表示を指示すると、CPU11がメモリ12のRAMに記憶された電子メールを読み出し、表示部13を制御して、表示部13のディスプレイに電子メールの本文が表示される。なお、電子メールの本文を表示等した後に、ユーザがキー入力部14を操作して、電子メールの消去を指示すると、メモリ12のRAMに記憶された電子メールが消去される。
一方、ユーザは、キー入力部14を操作して、メッセージ文や所望の電子メールアドレスを入力し、発呼操作を実行すると、携帯電話機10はメールサーバにアクセスし、電子メールを送信することができる。つまり、所望の相手に電子メールを送信することができる。また、携帯電話機10はタイマ(図示せず)を含み、タイマから出力される時間情報に基づいて、CPU11は表示部13を制御し、表示部13のディスプレイに暦(日付)や時間等を表示することができる。
また、ユーザがキー入力部14を操作してスケジュールの表示を指示すると、これに応じてCPU11は、メモリ12のRAMに格納されたスケジュールに対応するデータを読み出し、表示部13を制御して、表示部13のディスプレイにスケジュールの画面を表示する。スケジュールの画面が表示されると、ユーザは、キー入力部14を用いて予定などを入力することができる。予定などが入力され、スケジュールが更新されると、CPU11は更新されたスケジュールのデータをメモリ12のRAMに記憶する。それ以降は、このような動作等が繰り返し実行される。また、携帯電話機10はカウンタ(図示せず)を含み、予め設定された受信動作あるいは送信動作の回数をカウントする。
2.携帯通信端末(携帯電話機)のメール送信動作
ついで、上述のように構成される携帯通信端末(携帯電話機)の第1実施例〜第5実施例のメール送信動作をSMS(Short Message Service)を送信する場合を例にして、図2〜図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、これらの処理動作を実行するためのプログラムは携帯電話機10のメモリ12のROMに予め記憶されている。
(1)第1実施例
まず、携帯電話機10の第1実施例のメール送信動作を図2に基づいて説明する。ユーザがメール本文や宛先などを入力した後、メール送信のための送信ボタンを押下することにより、図2のステップS20にて、CPU11はこの処理動作の実行を開始するとともに、作成したメールをメモリ12のRAMに記憶させる。この後、ステップS21に進めると、CPU11は、受信部15が受信したRSSI(Receiver Signal Strength Indicator:受信電界強度)に基づいてRSSI値r(μV/m)を測定する。ついで、ステップS22にて、測定したRSSI値r(μV/m)と、予めメモリ12のRAMに記憶されている基準値n(μV/m)とを比較する。
なお、CPU11は、携帯電話機10と基地局装置との間の電波状態を判定するための一例として受信電界強度を用いているが、電波状態を判定するための情報として、受信電界強度以外にビット誤り率等を用いることができる。この場合、予めメモリ12のRAMにビット誤り率rb(%)を基準値として記憶させておくものとし、ステップS21で、CPU11は、受信部15が受信したビット誤り率rb(%)を測定する。そして、ステップS22にて、測定したビット誤り率rbと、予めメモリ12のRAMに記憶されている基準値nbとを比較する。そして、携帯電話機10と基地局装置との間の電波状態の判定は、測定値rbと基準値nbとを比較して判定することとなるが、これについては、次に示す電界受信強度の測定値rと基準値nとの比較と同様に行えばよい。
測定値rと基準値nとを比較した結果、測定値rが基準値nよりも大きい場合(r≧n)には、この携帯電話機10は無線基地局(BS:Base Station)の圏内である、すなわち、無線基地局との間で無線通信が可能な状態であるので、ステップS22にて「Yes」と判定して次のステップS23に進める。ステップS22にて「No」と判定された場合は、この携帯電話機10は無線基地局(BS)の圏外である、すなわち、無線基地局との間で無線通信が不可能な状態であるので、ステップS21に戻って測定値rが基準値nよりも大きくなるまで、上記の処理を繰り返して実行する。CPU11が処理動作をステップS23に進めると、メモリ12のRAMに記憶されているメールを読み出して、送信処理を行う。これにより、メールのデータは送信部16およびアンテナANTから無線基地局(BS)に向けて送信されることとなる。
無線基地局(BS)に向けてメールを送信すると、無線基地局(BS)はメールを送信した携帯電話機10にAck(acknowlege)を返信する。そこで、携帯電話機10のCPU11は、ステップS24にて、信号処理部18を介して受信部15がAckを受信したか否かの判定を行う。受信部15がAckを受信していない場合は、圏外で送信してメールが無線基地局(BS)に届いていないことを意味するので、ステップS24にて「No」と判定して、ステップS21に戻って上記のステップS21〜ステップS24までの処理を繰り返して実行する。受信部15がAckを受信した場合は、送信したメールが無線基地局(BS)に届いていることを意味するので、ステップS24にて「Yes」と判定して、次のステップS25に進める。
ステップS25においては、受信部15が受信したAckの内容を確認する。ここで、携帯電話機10の受信部15がAckを受信した結果、Ackの内容がメールが正常に受け取れなかったという内容の場合は、サーバ側(例えば、メールサーバやネットワーク)に障害が発生している可能性があるため、ステップS25にて「No」と判定して、次のステップS27にて送信すべきメールに再送信である旨のスタンプを押印するとともに、メールの内容をメモリ12に記憶させる。また、受信したAckの内容がメールを正常に受け取ったという内容の場合は、ステップS25にて「Yes」と判定して、次のステップS26においてメールの送信処理を終了する。
ステップS28に進むと、CPU11はカウンタ(失敗カウンタ)のカウント値(c)をインクリメント(例えばc←c+1)した後、ステップS29に進める。ステップS29においては、タイマの計時値を失敗カウンタのカウント値(c)に対応した値に設定した後、タイマの計時動作を開始させる。この後、ステップS29Aに進め、設定したタイマ時間が経過したか否かの判定を行う。ここで、設定したタイマ時間が経過しない場合は、このステップS29Aにて「No」と判定して設定したタイマ時間が経過するまで、この処理を続ける。そして、設定したタイマ時間が経過すると、タイマの計時値をリセットするとともに、ステップS29Aにて「Yes」と判定して、ステップS21に戻って再度メールを送信する処理を実行することとなる。
上述したように、本第1実施例においては、圏外でメールを送信した場合には、自動的に圏内か圏外かを判断して、改めてメール送信ボタンを押下することなく、自動的に再送信することが可能となるので、メール送信のし忘れを未然に防止することが可能となる。この場合、メールサーバやネットワークに障害が発生してメールが送信できなかった場合には、設定したタイマ時間に応じて再度メールを再送することとなるので、再送成功の確率が向上するとともに、メールの送信忘れを防止することができる。そして、送信が失敗する毎にカウント値を増大させ、増大させたカウント値に応じてタイマ時間を設定するようにしているので、すなわち、メールを再送信した回数に応じた時間が経過した後に、このメールを再送信するようにしているので、大量の呼損を発生させることを未然に防止できるようになる。
(2)第2実施例
ついで、携帯電話機10の第2実施例のメール送信動作を図3に基づいて説明する。なお、本第2実施例のステップS30〜ステップS36およびステップS37〜ステップS39Aまでの処理は、図2の第1実施例のステップS20〜ステップS36およびステップS27〜ステップS29Aまでの処理と同様である。本第2実施例においては、ステップS34Aを附加したことに特徴を有するので、図3のステップS30〜ステップS36およびステップS37〜ステップS39Aの説明は省略する。ここで、携帯電話機10がメールを送信した結果、受信部15がAckを受信しなかった場合は、無線基地局(BS)からの電波が届いていない可能性がある。
これは、ステップS32にて基準値(n)と比較した際には瞬間的に圏内レベルであったものが、Ackを受信するときに圏外になった場合であると考えられる。この場合、再度、RSSIの測定(ステップS31)や基準値(r)との比較(ステップS32)のステップに戻っても、同じことを繰り返す結果になる可能性が高くて呼損を発生させる不都合を生じることになる。そこで、本第2実施例においては、ステップS34Aを附加して、受信部15がAckを受信しなかった場合は、受信電界強度(RSSI)の基準値(n)を例えば1ランク増大させるようにしている。
即ち、受信部15がAckを受信していない場合は、圏外で送信してメールが無線基地局(BS)に届いていないことを意味するので、ステップS34にて「No」と判定してステップS34Aに進むと、このステップS34において、受信電界強度(RSSI)の基準値(n)を例えば1ランク増大させる基準値の変動処理を行う。この後、ステップS31に戻して、新しい受信電界強度(RSSI)の基準値(n)にて再送信処理を実行する。これにより、無線の影響による呼損の発生を防止することが可能となり、メール再送確率を向上させることができるようになる。
(3)第3実施例
ついで、携帯電話機10の第3実施例のメール送信動作を図4に基づいて説明する。なお、本第3実施例のステップS40〜ステップS46までの処理は、図2の第1実施例のステップS20〜ステップS26までの処理と同様である。この場合、本第3実施例においては、第1実施例のステップS27〜ステップS29AをステップS47〜ステップS49に変更したことに特徴を有するので、図4のステップS40〜ステップS46までのステップの説明は省略する。以下に、ステップS47〜ステップS49までの処理動作を詳細に説明する。
ここで、携帯電話機10がメールを送信した結果、受信部15がAckを受信すると、CPU11はステップS44で「Yes」と判定して、次のステップS45に進むこととなる。この場合、受信したAckの内容がメールが受け取れなかったという内容の場合は、メールサーバやネットワークに障害が発生した可能性があるため、ステップS45にて「No」と判定する。すると、次のステップS47にて、送信すべきメールに再送信である旨のスタンプを押印するとともに、メールの内容をメモリ12のRAMに記憶させるた後、次のステップS48に進める。
そして、ステップS48においては、メールサーバからの回復通知を確認するか否かの判定を行う。ここで、予め「回復通知確認」のモードに設定されていると、ステップS48にて「Yes」と判定して、次のステップS49に進める。一方、予め「回復通知確認モード」に設定されていないと、ステップS48にて「No」と判定して、ステップS41に戻って再度メールを送信する処理を実行することとなる。
ステップS49に進むと、無線基地局(BS)を介して、サーバ側(例えばメールサーバ)から障害が回復した旨の通知(回復通知)を受信部15が受信したか否かの判定を行う。ここで、回復通知を携帯電話機10の受信部15が受信すると、CPU11はステップS49において「Yes」と判定して、ステップS41に戻って再度メールを送信する処理を実行することとなる。回復通知を受信部15が受信しないとステップS49において「No」と判定して、回復通知を受信するまで、この処理を繰り返して実行することとなる。
上述したように、本第3実施例においては、圏外でメールを送信した場合には、自動的に圏内か圏外かを判断して、改めてメール送信ボタンを押下することなく、自動的に再送信することが可能となるので、メール送信のし忘れを未然に防止することが可能となる。この場合、サーバ側(例えばメールサーバやネットワーク等)に障害が発生していてメールが送信できなかった場合には、予め「回復通知確認モード」に設定されていると、障害が回復した旨の通知(回復通知)を受けるまでは再送信することがない。すなわち、携帯電話機10は、サーバ側の状態(障害発生中、正常等)を示す情報を移動通信網から受信しており、サーバ側に発生した障害により、送信したメールがメールサーバに受け付けられなかった場合には、上記情報に応じて再送信を実行する。具体的には、携帯電話機10は、サーバ側に発生した障害が回復している旨の情報を示す場合には、再送信を実行し、サーバ側に依然として障害が発生している旨の情報を示す場合には、再送信を実行しない。これにより、呼損を減少させることが可能になるとともに、再送信の機会を逸することも未然に防止することができるようになる。
(4)第4実施例
ついで、携帯電話機10の第4実施例のメール送信動作を図5に基づいて説明する。なお、本第4実施例のステップS50〜ステップS56およびステップS57〜ステップS59までの処理は、図4の第3実施例のステップS40〜ステップS46およびステップS47〜ステップS49までの処理と同様である。本第4実施例においては、ステップS54Aを附加したことに特徴を有するので、図5のステップS50〜ステップS56およびステップS57〜ステップS59の説明は省略する。ここで、携帯電話機10がメールを送信した結果、受信部15がAckを受信しなかった場合は、無線基地局(BS)からの電波が届いていない可能性がある。
これは、ステップS52にて基準値(n)と比較した際には瞬間的に圏内レベルであったものが、Ackを受信するときに圏外になった場合であると考えられる。この場合、再度、RSSIの測定(ステップS51)や基準値(r)との比較(ステップS52)のステップに戻っても、同じことを繰り返す結果になる可能性が高くて呼損を発生させる不都合を生じることになる。そこで、本第4実施例においては、ステップS54Aを附加して、受信部15がAckを受信しなかった場合は、受信電界強度(RSSI)の基準値(n)を例えば1ランク増大させるようにしている。
即ち、受信部15がAckを受信していない場合は、圏外で送信してメールが無線基地局(BS)に届いていないことを意味するので、ステップS54にて「No」と判定してステップS54Aに進むと、このステップS54において、受信電界強度(RSSI)の基準値(n)を例えば1ランク増大させる基準値の変動処理を行う。この後、ステップS51に戻して、新しい受信電界強度(RSSI)の基準値(n)にて再送信処理を実行する。これにより、無線の影響による呼損の発生を防止することが可能となり、メール再送確率を向上させることができるようになる。
(5)第5実施例
ついで、携帯電話機10の第5実施例のメール送信動作を図6に基づいて説明する。ここで、図4の第3実施例においては、回復通知を携帯電話機10の受信部15が受信すると、各携帯電話機10が一斉に再送信して輻輳を招来する恐れがある。そこで、本第5実施例においては、無線基地局(BS)から回復通知を受信すると、ランダムタイマの計時値が経過するまでは再送信しないようにした点に特徴を有する。このため、図4のステップS40〜ステップS49に、新たなステップS69AおよびステップS69Bを設けた。なお、図6のステップS60〜ステップS69は、図4のステップS40〜ステップS49と同様であるのでその説明は省略する。
ここで、携帯電話機10の受信部15が回復通知を受信すると、ステップS69にて「Yes」と判定してステップS69Aに進む。ステップS69Aにおいては、ランダムタイマを起動させてランダムタイマ値を設定した後、ランダムタイマの計時動作を開始させる。ついで、ステップS69Bに進めて、計時したランダムタイマ時間がステップS69Aにて設定したランダムタイマ時間を経過したか否かの判定を行う。ここで、設定したランダムタイマ時間が経過した場合はステップS69Bにて「Yes」と判定して、ステップS61に戻って再度メールを送信する処理を実行することとなる。設定したランダムタイマ時間が経過していない場合はステップS69Bにおいて「No」と判定して、設定したランダムタイマ時間が経過するまで、この処理を繰り返して実行する。
上述したように、本第5実施例においてはステップS69AおよびステップS69Bを附加して、無線基地局(BS)から回復通知を受信すると、ランダムタイマの計時値が経過するまでは再送信しないようにしている。すなわち、携帯電話機10は、サーバ側に発生していた障害が回復した後、ランダムな値から得られた待ち時間が経過した後に、メールを再送信するようにしている。このため、無線基地局(BS)から回復通知を受信しても、各携帯電話機10が一斉に再送信することがなくなるので輻輳を招来する恐れを未然に防止できるようになる。なお、上記第5実施例では、ランダムな値から得られた待ち時間の経過後に再送信を行うようにするために、一例としてランダムタイマを用いる場合について説明したが、例えば、CPU11が、ランダムな値を発生させ、この値を用いて設定した待ち時間の経過後、送信部16に再送信を実行させるようにすることができる。
なお、上記各実施例では、再送信されたメールを受信した受信者が、このメールを再送信されたメールであると認識できるようにするために、一例として、再送信すべきメールにその旨を示すスタンプを押印する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。即ち、受信者が再送信されたメールであることを認識できるようにするためには、受信者に対して、再送信すべきメールを、再送信である旨を示す情報とともに再送信すればよい。例えば、再送信すべきメールの本文又はヘッダに、再送信である旨を示すメッセージ、記号や絵文字等を付加することができる。この動作については、例えば、CPU11が、再送信時に、メモリ12のRAMから再送信すべきメールに関する情報を読み出し、この情報に対して再送信である旨を示す情報(メッセージ、記号や絵文字等)を付加し、この結果得られた情報を送信部16から送信させるようにしてもよい。あるいは、CPU11が、再送すべきメールに関する情報を、再送信である旨を示す情報(メッセージ、記号や絵文字等)とともに、メモリ12のRAMに記憶させ、再送信時に、このRAMからこれら情報を読み出して送信部16から送信させるようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、メール送信動作をSMS(Short Message Service)を送信する場合を例にして説明したが、SMSの送信に代えてロングメールを送信するようにしても同様な結果が得られる。但し、ロングメールを送信する場合においては、圏内か圏外かを判定して圏内であればセッションを設定するステップと、このセッションのAckを受信してセッションのAckの内容を判定するステップとを設ける必要がある。また、上述した実施の形態においては、携帯通信端末として携帯電話機を用いた例について説明したが、携帯通信端末としては携帯電話機に限らず、PHS(personal handy-phone system)やPDA(personal digital assistants)やこれらの複合機にも適用できることは明らかである。
なお、複合モード移動機において受信電界強度に代えてビット誤り率を圏内か圏外かの判断基準に用いる場合は、各モードに共通したビット誤り率の閾値をこの判断基準に用いるようにすれば、各々のモード毎に対応した受信電界強度の閾値を設定しなくてもよい。これは、二つ以上の異なる周波数を無線回線として使用する複合モード移動機の場合、周波数が異なる無線回線では、その電波状態を判断するために用いる受信電界強度の基準値が必ずしも同一値とはならないが、ビット誤り率は、無線回線の周波数の違いに関係なく、その電波状態を判断するために共通の基準値を定めることができるので、判断基準の設定が簡単になるためである。
本発明の携帯電話機の構成例を示すブロック図である。 図1の携帯電話機のCPUが実行する第1実施例の処理動作を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機のCPUが実行する第2実施例の処理動作を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機のCPUが実行する第3実施例の処理動作を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機のCPUが実行する第4実施例の処理動作を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機のCPUが実行する第5実施例の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…携帯電話機、11…CPU、12…メモリ(ROM/RAM)、13…表示部、14…キー入力部、15…受信部、16…受信部、17…シンセサイザ、18…信号処理部、18a…マイク、18b…スピーカ、18c…バイブレータ、19…内部バス

Claims (13)

  1. 送信できなかったメールを一時的にメモリに保存し、圏内に移動した場合に前記メモリに保存されたメールを自動的に再送信するメール再送方法であって、
    サーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、タイマを起動して該タイマ時間が経過したら前記メモリに保存されたメールを再送信するようにしたことを特徴とするメール再送方法。
  2. 前記タイマを起動するとともに送信回数をカウントするカウンタを起動して、該カウンタのカウント値に応じて前記タイマのタイマ時間を設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のメール再送方法。
  3. 前記メモリに保存されたメールが送信できなかった場合に、圏内か圏外かを決定するための受信電界強度の基準値を送信できなかった回数に応じて上昇させるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメール再送方法。
  4. 送信できなかったメールを一時的にメモリに保存し、圏内に移動した場合に前記メモリに保存されたメールを自動的に再送信するメール再送方法であって、
    サーバ側の障害でメールが受け付けられなかった場合に、前記サーバ側からの障害回復のメッセージを受信したら前記メモリに保存されたメールを再送信するようにしたことを特徴とするメール再送方法。
  5. 前記障害回復のメッセージを受信したらランダムタイマを起動して、該ランダムタイマのタイマ時間が経過したら前記メモリに保存されたメールを再送信するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のメール再送方法。
  6. 前記メモリに保存されたメールが送信できなかった場合に、圏内か圏外かを決定するための受信電界強度の基準値を送信できなかった回数に応じて上昇させるようにしたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のメール再送方法。
  7. 送信できなかったメールを一時的にメモリに保存する際に、該メールに再送メールである旨の情報を付加するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のメール再送方法。
  8. 無線基地局との間で無線通信を行ってメールを送信することができる携帯通信端末装置であって、
    前記無線基地局との間の無線回線の電波状態に基づいて、該無線基地局との間で無線通信が可能な状態にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により無線通信が可能な状態にあると判定された場合に、前記無線基地局に対してメールを送信するメール送信手段と、
    前記メール送信手段により送信されたメールがサーバ側の障害により受け付けられなかった場合に、所定時間が経過した後に前記メールを前記無線基地局に対して再送信する再送信手段とを備えたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  9. 前記再送信手段による再送信回数に応じて前記所定時間を決定するようにしたことを特徴とする請求項8に記載の携帯通信端末装置。
  10. 無線基地局との間で無線通信を行ってメールを送信することができる携帯通信端末装置であって、
    前記無線基地局との間の無線回線の電波状態に基づいて、該無線基地局との間で無線通信が可能な状態にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により無線通信が可能な状態にあると判定された場合に、前記無線基地局に対してメールを送信するメール送信手段と、
    前記サーバ側の障害発生の有無情報を受信する受信手段と、
    前記メール送信手段により送信されたメールがサーバ側の障害により受け付けられなかった場合に、前記受信手段が受信した前記有無情報に基づいて前記メールを前記無線基地局に対して再送信する再送信手段とを備えたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  11. 前記再送信手段はランダムな値から得られた待ち時間が経過した後、前記メールを前記無線基地局に対して再送信するようにしたことを特徴とする請求項10に記載の携帯通信端末装置。
  12. 前記判定手段は前記電波状態の測定値と基準値とを比較することにより前記無線基地局との間で無線通信が可能な状態にあるか否かを判定し、
    前記メール送信手段により送信されたメールが前記無線基地局に届かなかった場合に、前記電波状態の基準値を変化させるようにしたことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
  13. 前記再送信手段は、再送信である旨の情報を付加して前記メールを再送信するようにしたことを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007110584A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話装置
JP2010114659A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Toshiba Corp 移動通信端末及び間欠探索方法

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