JP2004192539A - Icタグ発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】個体が解体されて複数の商品となる食肉等を管理する場合に、もとのICタグからの派生ICタグを商品加工場所で発行できるようにする。
【解決手段】ICタグ1のROM4中のID領域2に、ユニークID情報を記録しておく。グループ番号とグループ番号書込コマンドとを一体にして、コマンド領域3に記録しておく。物品のグループ番号を持つ元ICタグから、発行端末を介して、派生ICタグにグループ番号書込コマンドを転送する。派生ICタグは、グループ番号書込コマンドを記憶するとともに、グループ番号書込コマンドを実行して、ID領域2にグループ番号を書き込む。ICタグの派生関係の記録を発行端末に残す。発行端末自体は、グループ番号の発生や書込みを行うことはできないので、存在しないグループ番号をもつICタグを発行するような不正はできない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICタグ発行システムに関し、特に、同一グループの複数のICタグを発行するICタグ発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のICタグを用いる物品識別システムでは、ICタグにユニークな固有番号が付与されている。物品を管理するための情報は、この固有番号に対応させて、物品を管理するデータベースに記録される。リーダライタにより、ICタグから固有番号を読み出し、固有番号をキーにして、商品管理情報などをデータベースから取得して、商品管理に利用する。
【0003】
従来のICタグシステムでは、物品をグループで管理する場合には、あらかじめ必要な数のICタグを作成しておき、グループの物品の一つひとつにそれらを添付するという方法がとられていた。また、分割によりグループの物品の個数が変化する場合は、オンラインの発行端末を使用して、センターで管理しながら新しいICタグを発行する方法がとられていた。
【0004】
複数のICカードをグループなどとして扱うために、ICカード相互間でデータを転送することが行われている。例えば、接触式ICカードと非接触式ICカードとの間でデータ移動ができるようにして、異なる形式のICカードで同じデータを利用できるようにしている。ICカードを入場券などとして利用する場合に、1枚のICカードで入場券をまとめ買いしてから、他のICカードにデータを転送して、1つひとつの入場券として利用できるようにしたものもある。
【0005】
特許文献1に開示された「製造物の製造履歴管理システム」は、収納容器で搬送される製造物の一部を取り出して、他の収納容器に収納する際に、取り出した製造物の作業内容の転記や管理を容易できるようにしたものである。ICカードが取り付けられた第1収納容器に、製造物を収納する。第1収納容器に取り付けられたICカードに、製造物の初期情報を記録する。第1収納容器に収納された製造物の一部を取り出して、ICカードが設けられた第2収納容器に収納する。第1収納容器に取り付けられたICカードに記録された製造物の初期情報を読み出す。読み出した初期情報を、第2収納容器に取り付けられたICカードに記録して複製する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002-203214号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のICタグシステムでは、異なる場所で分割される物品をICタグで管理するのは困難であるという問題があった。例えば、食肉のようにひとまとまりの物品を分割して複数個の物品とする用途にICタグを利用する場合、ICタグの発行枚数をあらかじめ確定することが困難である。分割する度にICタグを発行しようとすると、異なる場所でICタグを発行することが必要になり、データを一元的に管理するためにはオンラインシステムとする必要が生じて、コストがかかるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題を解決して、1つの物品が分割されてグループとなる商品を個々に区別して管理するためのシステムにおいて、オフラインでICタグを発行できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、ICタグ発行システムを、属するグループを示すグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを生成してグループの最初のICタグにグループ識別情報とグループ識別情報書込コマンドとを書き込むICタグ発行機と、グループ識別情報が書き込まれているICタグからグループ識別情報書込コマンドを読み出して、グループ識別情報が書き込まれていないICタグに転送するとともに、グループ識別情報が書き込まれているICタグとグループ識別情報が書き込まれていないICタグのそれぞれのICタグ識別情報をグループにおける派生関係を示す情報とともに記録する発行端末とを具備する構成とした。
【0010】
このように構成したことにより、最初の一枚のICタグにグループ識別情報を付与し、そのICタグからグループを構成するICタグを派生させて発行していくことができ、元の物品から分割により派生した物を、グループとして容易に管理することができる。また、グループ識別情報を新規に発行する機能を有しないオフラインの発行端末を用いて、加工工程ごとの作業場所において派生ICタグを発行することで、不正なグループ番号を発行することを防止しながら、簡単にグループ識別情報を付与することができる。
【0011】
また、ICタグを、属するグループを示すグループ識別情報を保持するグループ識別情報保持手段と、グループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを保持可能なコマンド保持手段と、グループ識別情報書込コマンドを実行することによりグループ識別情報をグループ識別情報保持手段に書き込むグループ識別情報書込手段とを具備する構成とした。
【0012】
このように構成したことにより、グループ識別情報をグループ識別情報書込コマンドと一体化して、にせのグループ識別情報をICタグに書き込めないようにできる。
【0013】
また、ICタグの発行端末を、属するグループを示すグループ識別情報とグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドとを保持している第1のICタグと信号を送受信する第1信号入出力手段と、グループ識別情報を保持していない第2のICタグと信号を送受信する第2信号入出力手段と、第1のICタグからグループ識別情報書込コマンドを受信して第2のICタグに転送するコマンド転送手段とを具備する構成とした。
【0014】
このように構成したことにより、グループ識別情報を新規に発行できないオフラインの発行端末で、派生ICタグを発行することができる。
【0015】
また、ICタグ発行方法を、属するグループを示すグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを保持している第1のICタグからグループ識別情報書込コマンドを受信するステップと、第1のICタグから受信したグループ識別情報書込コマンドをグループ識別情報が書き込まれていない第2のICタグに転送するステップと、第2のICタグで受信したグループ識別情報書込コマンドを第2のICタグに記録するステップと、第2のICタグでグループ識別情報書込コマンドを実行してグループ識別情報を第2のICタグに記録するステップとを含む方法とした。
【0016】
このような方法としたことにより、グループ識別情報を新規に発行できないオフラインの発行端末で、グループ識別情報書込コマンドと一体化したグループ識別情報を使って、グループ識別情報の偽造を防止しながら、安全に派生ICタグを発行することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
(実施の形態)
本発明の実施の形態は、センターのICタグ発行機で、グループ番号書込コマンドを生成して最初のICタグにグループ番号とグループ番号書込コマンドを書き込み、分散配置されたオフラインの発行端末で、元ICタグからグループ番号書込コマンドを読み出して派生ICタグに転送するとともに、元ICタグと派生ICタグのそれぞれのID番号をグループにおける派生関係を示す情報とともに記録するICタグ発行システムである。
【0019】
図1は、本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムで用いるICタグの構成を示す図である。図1において、ICタグ1は、物品を識別するために添付するタグである。ID領域2は、自己の固有な識別データであるユニークID情報とグループ番号を記録する領域である。コマンド領域3は、グループを識別するグループ番号を書き込むコマンドを記録する領域である。ROM4は、ID領域2とコマンド領域3を含み、データと命令などを記憶しておく書き換え可能な不揮発性メモリである。CPU5は、ICカード全体を制御する演算処理装置である。通信用入出力手段6は、通信用アンテナもしくは通信用端子である。通信制御回路7は、リーダライタと通信するための制御回路である。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムで用いる発行端末の構成を示す図である。図2において、発行端末8は、派生ICタグを発行するオフラインの端末装置である。操作部9は、発行端末を操作するためのキーボードや表示画面である。制御部10は、発行端末全体を制御する演算処理手段である。リーダライタ11は、ICタグと通信してデータを読み取ったり書き込んだりする手段である。発行情報記録部12は、発行したICタグに関連する情報を記録するメモリである。元ICタグ13は、派生元のICタグである。派生ICタグ14は、元ICタグから派生したICタグである。
【0021】
図3は、本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムでICタグを発行する動作手順を示すフロー図である。図4は、ICタグを発行する様子を示す図である。図5は、ICタグと発行端末の保持情報を示す図である。
【0022】
上記のように構成された本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムの動作を説明する。最初に、図1を参照しながら、ICタグ1の機能を説明する。ICタグ1のROM4中のID領域2に、そのICタグの固有な識別データであるユニークID情報を記録しておく。ユニークID情報は変更はできないようにしておく。ユニークID情報は、典型的にはICタグごとに異なる識別番号であるが、番号に限らず、識別可能なデータであれば文字でも図形でもよい。ROM4中のコマンド領域3に、グループ番号とICタグに対する書込コマンドとを一体にして記録しておく。グループ番号は、ID領域2にコマンドにより書き込まれる。グループ番号は、番号に限らず、数字や文字や図形などからなる一般的なグループ識別情報としてもよい。ROM4中には、その他の情報を書き込んでおくこともできる。CPU5は、ICタグ全体の動作を制御する。ICタグ1の情報を読み出す場合は、ICタグ1をリーダライタに挿入して、通信用入出力手段6を、リーダライタの入出力手段に接続する。非接触ICタグとした場合は、リーダライタに近づけて、通信用アンテナである通信用入出力手段6により無線通信する。これらの通信処理は、通信制御回路7で行う。ICタグ1の基本的な機能は、従来のICタグと同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0023】
図2を参照しながら、発行端末8の機能を説明する。発行端末8は、ICタグを発行するための情報を管理する装置である。操作部9の表示画面に操作のための情報を表示し、キーボードからコマンドやデータを入力して、発行端末8を操作する。制御部10で、発行端末8全体を制御する。リーダライタ11にICタグを挿入する(接触式ICタグの場合)か、ICタグを接近させるか(非接触式ICタグの場合)して、発行端末8とICタグの間の通信を行う。発行情報記録部12に、ICタグの発行履歴などの情報を記録する。新しいICタグを発行する場合には、グループ派生もとのICタグ13と、グループを引き継ぐICタグ14を、リーダライタ11に接続する。
【0024】
あらかじめ、グループの派生もととなるICタグ13に、グループ番号を転記するグループ番号書込コマンドを書き込み、ICタグ13を発行する。このICタグ13を物品に添付して管理する。物品を分割する場合に、このICタグ13と新しいICタグ14を、発行端末8のリーダライタ11に接続する。発行端末8で、ICタグ13からグループ番号書込コマンドを読み出して、ICタグ14に転送する。ICタグ14にグループ番号書込コマンドを実行させて、ICタグ14にグループ番号を書き込む。ICタグ13とICタグ14のユニークID情報を読み出して、グループ番号とともに、派生関係情報を付与して記録する。
【0025】
図3を参照しながら、個体が分割され、グループの構成要素が派生する場合の処理手順を説明する。最初に、発行端末8は、発行元となるグループ番号を確定するグループ番号書込コマンドを記録しているICタグ13を検出し、ICタグのそれぞれに固有のユニークID情報を読み出す(ステップ1)。次に、ICタグ13は、読出し結果とともに、グループ番号発生機能があることを、発行端末8に通知する(ステップ2)。発行端末8は、グループ番号が通知できる相手である未発行のICタグ14を検出し、未発行のICタグ14のユニークID情報を読み出す(ステップ3)。ICタグ13から、グループ番号書込コマンドを受信し、ICタグ14に通知する(ステップ4)。ICタグ14は、グループ番号書込コマンドを実行し、グループ番号を記録する(ステップ5)。発行端末8は、発行したICタグ14のユニークID情報を、ICタグ13の派生ICタグに関するデータとして記録する(ステップ6)。新しいICタグの発行ごとに、ステップ1からステップ6までの処理を繰り返し、グループとして派生したICタグにグループ番号を記録する。
【0026】
グループ番号は、グループ番号書込コマンドと一体になっているので、発行端末のみを使って任意のグループ番号を書き込むことはできない。グループ番号書込コマンドと一体になっているグループ番号は、読み出して解析しても直ちにはわからないように、スクランブルなどの暗号化処理を施しておく。したがって、特別な装置を使って、にせのグループ番号とコマンドを合成してICタグに書き込むことは、困難である。正規のICタグから派生されたICタグを、にせの商品に添付することは容易にできるが、派生の履歴をたどることができるので、どこで不正が行われたか追跡することができる。
【0027】
ICタグ13に記録されるグループ情報は、必ずしもグループ番号書込コマンドと一体のものでなくともよい。例えば、グループ番号を暗号化する方法で、グループ情報の偽造を防止する方法でもよい。ICタグ13からICタグ14に対してグループ番号を通知する他の適当な通信手順を使用する場合でも、リーダライタがその通信を仲介することで、上記と同様の機能を実現することができる。例えば、グループ情報を文字情報以外の音や絵の情報とし、通信手順を音や絵を転記する方法とし、リーダライタで通信を仲介する方法でもよい。音や絵として特定の意味のある情報でないとグループ情報とならないので、にせのグループ情報を生成することは簡単ではない。
【0028】
グループ番号を暗号化して格納する方法を説明する。最初の段階で、センターでグループ番号を生成し、センターの秘密鍵で暗号化して、そのグループの最初のICタグに書き込む。暗号化されたグループ番号は、センターの公開鍵を使って、どのリーダライタでも読み出すことができる。新しいICタグを発行する場合は、暗号化されたグループ番号をそのままコピーする。勝手にグループ番号を生成しても、センターの秘密鍵がなければ暗号化できないので、センター以外は、グループ番号を暗号化してICタグに書き込むことはできない。
【0029】
具体的には、RSA暗号を利用してグループ番号を暗号化する。センターでは、グループ番号mを生成し、センターの秘密鍵xを秘密に保持し、公開鍵yと公開情報nを公開する。センターでは、
c=mx modn
を計算して、ICタグに書き込む。リーダライタでは、公開鍵yを使って、
y modn=mxy modn=m
を計算して、グループ番号を求める。その他の暗号方式でも、電子署名と同様の方法で暗号化できる。
【0030】
図4を参照しながら、物品の分割に従ってICタグを発行する様子を説明する。最初に、センターのICタグ発行機で、グループ番号を生成して、グループ番号と、グループ番号書込コマンドと一体になったグループ番号を、ICタグに書き込み、物品に添付する。
【0031】
物品を分割する際には、物品を分割する場所にある発行端末で、物品に添付されていたICタグ(元ICタグ)から、書込コマンドと一体になったグループ番号を読み出し、新しいICタグ(派生ICタグ)に書き込む。分割数に応じて、これを繰り返す。
【0032】
物品をさらに分割する際には、同様にして、物品を分割する場所にある発行端末で、物品に添付されていたICタグ(前回の分割で派生ICタグとして発行されたものが元ICタグとなる)から、グループ番号書込コマンドと一体になったグループ番号を読み出し、新しいICタグ(派生ICタグ)に書き込む。
【0033】
図5を参照しながら、発行端末とICタグに記録するデータを説明する。ICタグには、ユニークID情報と、グループ番号と、そのグループ番号と一体になったグループ番号書込コマンドが記録されている。このほかに、プログラムやデータがあるが、それらはすべてのICタグに共通のものである。発行端末には、発行したICタグのユニークID情報と、グループ番号と、元ICタグのユニークID情報と、作成日時が記録される。元ICタグについては、ユニークID情報と、グループ番号と、派生ICタグのユニークID情報と、転記日時が記録される。発行端末に蓄積された情報は、適宜、センターに送られて、物品を管理するデータベースに追加される。
【0034】
このようにして、順次発行するICタグをグループとして管理することが可能となる。物品の分割加工場所に応じて、任意の場所において派生ICタグを発行できるので、オンラインシステムとすることなく、分割された物品をグループで管理することができる。
【0035】
上記のように、本発明の実施の形態では、ICタグ発行システムを、センターのICタグ発行機で、グループ番号書込コマンドを生成して最初のICタグにグループ番号とグループ番号書込コマンドを書き込み、分散配置されたオフラインの発行端末で、元ICタグからグループ番号書込コマンドを読み出して派生ICタグに転送するとともに、元ICタグと派生ICタグのそれぞれのID番号をグループにおける派生関係を示す情報とともに記録する構成としたので、グループ番号の偽造を防止しながら、安全にオフラインで派生ICタグを発行することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、ICタグ発行システムを、属するグループを示すグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを生成してグループの最初のICタグにグループ識別情報とグループ識別情報書込コマンドとを書き込むICタグ発行機と、グループ識別情報が書き込まれているICタグからグループ識別情報書込コマンドを読み出して、グループ識別情報が書き込まれていないICタグに転送するとともに、グループ識別情報が書き込まれているICタグとグループ識別情報が書き込まれていないICタグのそれぞれのICタグ識別情報をグループにおける派生関係を示す情報とともに記録する発行端末とを具備する構成としたので、グループ識別情報書込コマンドを使うことにより、にせのグループ番号の生成が困難になるようにして、グループ番号の偽造を防止しながら、分割された物品に同じグループ番号の新しいICタグを、加工工程で安全にオフラインで発行して添付することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムで用いるICタグの構成を示す図、
【図2】本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムで用いる発行端末の構成を示す図、
【図3】本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムでICタグを発行する動作手順を示すフロー図、
【図4】本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムでICタグを発行する様子を示す図、
【図5】本発明の実施の形態におけるICタグ発行システムで用いるICタグと発行端末の保持情報を示す図である。
【符号の説明】
1 ICタグ
2 ID領域
3 コマンド領域
4 ROM
5 CPU
6 通信用入出力手段
7 通信制御回路
8 発行端末
9 操作部
10 制御部
11 リーダライタ
12 発行情報記録部
13 元ICタグ
14 派生ICタグ

Claims (4)

  1. 属するグループを示すグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを生成して前記グループの最初のICタグに前記グループ識別情報と前記グループ識別情報書込コマンドとを書き込むICタグ発行機と、前記グループ識別情報が書き込まれているICタグから前記グループ識別情報書込コマンドを読み出して、前記グループ識別情報が書き込まれていないICタグに転送するとともに、前記グループ識別情報が書き込まれているICタグと前記グループ識別情報が書き込まれていないICタグのそれぞれのICタグ識別情報を前記グループにおける派生関係を示す情報とともに記録する発行端末とを具備することを特徴とするICタグ発行システム。
  2. 属するグループを示すグループ識別情報を保持するグループ識別情報保持手段と、前記グループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを保持可能なコマンド保持手段と、前記グループ識別情報書込コマンドを実行することにより前記グループ識別情報を前記グループ識別情報保持手段に書き込むグループ識別情報書込手段とを具備することを特徴とするICタグ。
  3. 属するグループを示すグループ識別情報と前記グループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドとを保持している第1のICタグと信号を送受信する第1信号入出力手段と、前記グループ識別情報を保持していない第2のICタグと信号を送受信する第2信号入出力手段と、前記第1のICタグから前記グループ識別情報書込コマンドを受信して前記第2のICタグに転送するコマンド転送手段とを具備することを特徴とするICタグの発行端末。
  4. 属するグループを示すグループ識別情報を書き込むグループ識別情報書込コマンドを保持している第1のICタグから前記グループ識別情報書込コマンドを受信するステップと、前記第1のICタグから受信した前記グループ識別情報書込コマンドを前記グループ識別情報が書き込まれていない第2のICタグに転送するステップと、前記第2のICタグで受信した前記グループ識別情報書込コマンドを前記第2のICタグに記録するステップと、前記第2のICタグで前記グループ識別情報書込コマンドを実行して前記グループ識別情報を前記第2のICタグに記録するステップとを含むICタグ発行方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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