JP2004192516A - 情報通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティを確保しつつ手軽に秘匿性の高いデータベースにアクセスでき、記憶媒体を紛失しても安全な情報通信装置の提供。
【解決手段】分離・移動可能な記憶媒体にそれぞれ暗号化して記憶したユーザID・サービス及び相手先アドレスを読み取る手段、サービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面表示する手段、撮像手段、撮像した顔面の特徴をディジタル化したデータ及びユーザIDを暗号化して送信する手段、ユーザID及び顔面のデータを照合した結果が一致した時に返信されるアクセス可能なアイテム・データベースの一覧を受信する手段、画面表示したサービスを選択する手段、選択したサービスがアクセス可能な時に、その相手先アドレスに接続する手段、選択したサービスに関するデータを受信し表示する手段を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、個人用として手軽に利用できる情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、個人情報のインターネットによるアクセスが増加する傾向にあり、比較的汎用されている身近なツールを用いて、セキュリティを確保しながら手軽にデータベースを利用できるようにすることが求められている。
ところで、パーソナルコンピュータから特定の相手先のデータベースを見る場合、ユーザIDやパスワードを入力してアクセスする。また、アクセスする相手先は、その都度アドレスを入力するか、パーソナルコンピュータ上に記憶したアドレスを再利用する。
【0003】
しかし、ユーザIDやパスワードは人間が入力することを前提しているので、比較的簡単な組み合わせのコードとなり、このため見破られることがある。また、パーソナルコンピュータに履歴が残るので、第三者に漏洩しやすい。
従来、電子メールを暗号化して送信する情報処理装置が知られているが(特許文献1及び特許文献2参照)、これらのものも、ユーザを特定する手段としては、ICカード或いは暗号化されたIDのみであって、セキュリティを確保するには不十分であった。
また、特に厳重な機密性を要する情報にアクセスする場合には、セキュリティ向上のために、指紋、虹彩、声紋等のきわめて識別性が高い個人特定手段を併用することもあるが、専用の機器が必要であって、個人用の情報通信装置に応用するのは難しかった。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−8615号公報
【特許文献2】
特開平11−345181號公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、確実にセキュリティを確保しながら、秘匿性の高いデータベースに手軽にアクセスでき、記憶媒体を紛失しても記憶内容を知られる心配がない情報通信装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報通信装置は、分離・移動可能な記憶媒体にそれぞれ暗号化して記憶したユーザID、利用できるサービス及び相手先アドレスを読み取る手段と、読み取ったサービス及び相手先アドレスを解読する手段と、解読した相手先アドレスをシンボル化する手段と、解読したサービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段と、表示した相手先アドレスを選択する手段と、選択した相手先アドレスに接続し通信可能とする手段と、前記記憶媒体から読み取った暗号化したユーザIDを認証者に送信する手段と、撮像手段と、該撮像手段によって撮像した人物の顔面の特徴を抽出してディジタル化する手段と、該ディジタル化したデータを暗号化して認証者に送信する手段と、送信したユーザID及び人物の特徴を抽出したデータを、認証者が予め蓄積したデータと照合した結果を受信する手段と、該照合した結果が全て一致したときに、認証者から送信されるアクセス可能なアイテム或いはデータベースの一覧を受信する手段と、前記画面表示されたサービスを選択する手段と、選択したサービスがアクセス可能なアイテム或いはデータベースに関する場合に、そのサービスの相手先アドレスに接続する手段と、選択したサービスに関連するデータを受信し、画面上に表示する手段とを備える。
【0007】
分離・移動可能な記憶媒体を接続すると、操作しているユーザの顔面の特徴及びユーザIDが自動的に認証者へ送信されて照合されるので、秘匿性の高いデータを手軽に入手でき、しかも、情報が保護される。
記憶媒体にユーザID、利用できるサービス及び相手先アドレスを暗号化して記憶した構成により、記憶媒体を紛失してもユーザID、この記憶媒体を用いて利用できるサービス及び相手先アドレスを知られる心配がない。
【0008】
前記記憶媒体に記憶したオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを読み取る手段と、読み取ったオペレーティングシステムを起動してアプリケーションプログラムを動作させる手段を備えても良い。
この構成により、機能の低い機器を用いても、記憶媒体を接続するだけで機能を補って、高度な機能を発揮できる。
【0009】
サービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段は、分離・移動可能な記憶媒体に記憶された全てのサービス及び相手先アドレスを表示することもある。
或いは、読み取った相手先アドレスを解読すると、認証者の相手先アドレスに自動的に接続し通信可能とする手段を有し、前記サービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段は、前記認証者の相手先アドレス以外のサービス及び相手先アドレスを表示することもある。
IP(インターネットプロトコル)テレビ電話機能を備えることも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本発明の情報通信装置1はIPテレビ電話機能を有し、一側部に送受話器2が設けられている。また、情報通信装置1の他側面からDVD、各種メモリカード等を接続できるようになっている。
図3は、本発明の情報通信装置1の構成ブロック図を示す。図3に示すように、本発明の情報通信装置1はパーソナルコンピュータ用のマザーボード(以下、PCと称する)で制御される。PCは、マイクロコンピュータ(以下、CPUと称する)、リードオンメモリ(以下、ROMと称する)、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する)、ハードディスク(以下、HDDと称する)等で構成される。
【0011】
ROMには、PCを起動するためのブートローダが実装される。HDDに記憶されたプログラムは、オペレーティングシステム(OS)、入出力ドライバ、アプリケーション等で構成され、このプログラムをRAM上に展開してCPUでプログラム制御を行う。
そして、PCが具備するUSBインターフェイス、RS232インターフェイス、PCIバス、PCMCIAバス等の汎用的なインターフェイスに、外部との通信を行う通信装置MDM1が接続される。
また、PCが具備するUSBインターフェイス、キーボードインターフェイス、マウスインターフェイス、IDEインターフェイス、RS232インターフェイス、ビデオインターフェイス、SCISインターフェイス等の汎用的なインターフェイスに、各種の入出力装置が接続される。
【0012】
本実施形態において、通信装置MDM1はADSLモデモであり、USBインターフェイスに接続される。なお、通信装置MDM1は使用する回線によって自由に選定できる。例えば、LANであればLANカード、ISDNであればISDNモデモなどとなり、必然的に選定した通信装置に合致するPCのインターフェイスに接続される。図2に示すように、本実施形態では、通信装置MDM1は情報通信装置1の背面のポートに接続されるようになっている。
通信装置MDM1は、外部から伝送される外部情報を受信する手段及び内部情報を外部へ送信する手段となる。また、通信装置MDM1で受信した外部情報は、利用可能な状態にPCで処理され、内部情報は相手先で受信して利用可能な状態にPCで処理されて、通信装置MDM1により送信される。
【0013】
スピーカSP1は、USBインターフェイスに接続され、受信した音声の外部情報(テレビ電話機能を有する場合を含む)やPCで内部発生させた音声を出力する。
マイクMIK1は、USBインターフェイスに接続され、テレビ電話等の音声入力を行う。
カメラCAM1,CAM2は、情報通信装置1の正面上部両側に設置されると共に(図1)、USBインターフェイスに接続され、テレビ電話機能における画像入力、及び、操作している人物の顔面の特徴を抽出する際の画像入力を行う撮像手段となる。なお、カメラは1台とすることもできる。
【0014】
液晶表示装置LCD1は、情報通信装置1の正面中央部に設置されると共に(図1)、ビデオインターフェイスに接続される。また、液晶表示装置LCD1は、受信した情報、選択事項等を画面に表示する手段となる。なお、液晶表示装置LCD1に代えて、他の画像表示装置を用いることもできる。
タッチパネルTP1は、RS232インターフェイスに接続され、液晶表示装置LCD1に重ねて実装される。そして、タッチパネルTP1は、画面に表示された選択事項をタッチすることによって選択する手段となる。
【0015】
マウスMUS1は、マウスインターフェイスに接続され、画面に表示された選択事項をクリックすることによって選択する手段となる。
キーボードKB1は、キーボードインターフェイスに接続され、画面に表示された選択事項をキー操作によって選択する手段となり、パスワード等を文字入力する手段となる。
DVDドライブDVD1は、IDEインターフェイスに接続され、PCへのプログラムインストール、ファイル入力等を行う。
【0016】
ICカード・リーダライターICR1は、USBインターフェイスに接続され、分離・移動可能な記憶媒体であるICカードにそれぞれ暗号化して記憶されているユーザID、パスワード、ユーザネーム、このICカードを用いることにより利用可能なサービス、相手先アドレスを読み取って入力する手段となる。
また、PCのUSBインターフェースには、分離・移動可能な記憶媒体であるUSB接続型メモリMCR1或いは携帯電話KTEL1が接続可能である。そして、USB接続型メモリMCR1或いは携帯電話KTEL1に、それぞれ暗号化して記憶されているユーザID、パスワード、ユーザネーム、利用できるサービス、相手先アドレスを読み取って入力する。
【0017】
なお、PCのUSBインターフェースは、必要であれば、USB接続型メモリMCR1或いは携帯電話KTEL1に記憶されているオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを読み取って入力するようになっている。
また、分離・移動可能な記憶媒体として、PCのPCIバス等のインターフェイスに接続されるメモリーカードを用いることもできる。
【0018】
次に、情報通信装置1の動作手順を、処理ルーチンと共に説明する。
図4は、情報通信装置1の基本ルーチンである処理ルーチン1を示す。
STEP1−01において情報通信装置1の電源を入れると、次のSTEP1−02で情報通信装置1の動作終了を確認する。情報通信装置1は、複雑な操作をすることなく、電源をOFFすることで正常に終了する。
動作を終了しない場合、即ち電源をOFFしない場合は、STEP1−03に進み、IPテレビ電話を使用するか確認する。IPテレビ電話の使用は送受話器2を持ち上げることで確認され、送受話器2を持ち上げると、STEP1−04の処理ルーチン2によりIPテレビ電話が利用可能となる。
【0019】
送受話器2を持ち上げない場合は、STEP1−05に進んで、ICカードや他のメモリーカード、USB接続型メモリMCR1、携帯電話KTEL1等の分離・移動可能な記憶媒体が接続されているか否か確認する。
分離・移動可能な記憶媒体が接続されていない場合は、STEP1−02の前に戻る。
分離・移動可能な記憶媒体が接続されている場合は、STEP1−06に進み、処理ルーチン3によって情報通信装置1の利用者の認証確認を行う。
【0020】
利用者として認証確認されると、STEP1−07に進み、処理ルーチン4によって、記憶媒体に記憶された利用者の個人情報に基づき、認証者である認証センタに蓄積されたデータベースから、その個人が利用可能なサービスのサービス内容、サービスを受ける際に接続する相手先アドレス等の各種情報を取得する。
次いで、STEP1−08において処理ルーチン5により、記憶媒体に記憶された利用可能なサービスメニューの一覧が液晶表示画面LCD1に画面表示され、一覧されたサービスメニューから利用したいサービスを選択することで、各種サービスが利用できる。
【0021】
図5に、IPテレビ電話の処理ルーチン2を示す。
STEP2−01において、送受話器2が置かれたか否かを確認する。この情報通信装置1では、一般の電話と同様に、送受話器2を置くことでSTEP2−05に進み、相手先を切断してIPテレビ電話を終了する。
STEP2−01でIPテレビ電話を利用する場合には、STEP2−02に進み、IPテレビ電話の相手先回線を指定し、相手先回線を接続する。相手先回線の接続により、音声通話が可能となる。
相手先回線の指定は、予め登録された相手先氏名と電話番号との対応からなるアドレス帳で、液晶表示画面LCD1に画面表示した相手先氏名の一覧から指定することも可能であり、送受話器2で電話番号を直接入力することも可能である。
【0022】
相手先回線が接続されると、STEP2−03で内部撮像情報及び外部撮像情報を取得し、液晶表示画面LCD1に画面表示する。
内部撮像情報とは、カメラCAM1,CAM2による利用者自身の撮像であり、外部撮像情報とは、電話相手先の撮像である。
この情報通信装置1では、内部撮像情報及び外部撮像情報のいずれについても、画面表示するか否かを選択できる。
次に、STEP2−04で取得した内部撮像情報を相手先に送出する。情報通信装置1は、内部撮像情報を相手先に送出しないことも選択できる。
IPテレビ電話を利用した後は、STEP2−01の前に戻る。
【0023】
図6は、利用者の認証確認を行う処理ルーチン3を示す。
STEP3−01において、接続されているICカード等のメモリーカード、USB接続型メモリMCR1、携帯電話KTEL1等の記憶媒体に予め記憶された個人情報を読み込む。
個人情報は、ユーザーネーム、パスワード、ユーザID、この記憶媒体を用いて利用できるサービス及び相手先アドレス等を暗号化して記憶してある。このように個人情報を暗号化して記憶してあるので、分離・移動可能な記憶媒体の利便性と秘匿性とを両立させることができる。
【0024】
次いで、STEP3−02で読み取った暗号化されたパスワード、ユーザID、サービス、相手先アドレス等のデータを解読し、内部処理可能なデータに変換する。
正規な利用者か否かの確認を、先ず第1ステップとしてパスワードの照合で行うため、STEP3−03で認証者である認証センタの相手先アドレスへ自動的に接続する。認証センタへの接続は、分離・移動可能な記憶媒体に記録してある相手先アドレスによる。
次に、STEP3−05で、図9に示すように、液晶表示装置LCD1にパスワード要求画面を表示し、パスワード入力を可能とする。同時に、画面上に、認証センタから配信された案内者の動画を表示し、併せて配信された案内者の音声を出力する。STEP3−04は認証センタでの処理であり、情報通信装置1に対し案内者の動画及び音声を配信する。
【0025】
図10に示すようにパスワードが入力されると、STEP3−06で、入力されたパスワードと記憶媒体から読み込まれたパスワードとを照合する。
なお、パスワードは、画面表示されたキーボードを用いて入力することができる(図9,図10)。
パスワードが一致しない場合は、STEP3−07で、パスワードエラーを音声と共に画面に表示する。また、パスワードエラーになったら、STEP3−05からやり直すことになる。
【0026】
パスワードが一致したら、第2ステップの利用者確認として、利用者の人相とその特徴を照合する。
人相照合に際し、STEP3−08において、情報通信装置1に備え付けられているカメラCAM1,CAM2により、利用者の顔面を撮影して内部情報として取得し、顔面の輪郭、目、口、鼻等の特徴を抽出した上で、ディジタルデータへ変換する。
顔面全体の特徴を抽出している例を図12及び図13に示し、目の特徴を抽出している例を図14に示し、口の特徴を抽出している例を図15に示す。
【0027】
次いで、STEP3−09において、ディジタル化された顔面のデータと、記憶媒体から読み取ったユーザID、利用できるサービス及びそのサービスを受ける際に接続する相手先アドレスとを暗号化し、認証センタへ送信する。
STEP3−10は、認証センタでの処理であり、情報通信装置1からの暗号化されたデータを受信すると、暗号化されたデータを解読し、ユーザIDをキーに個人情報のデータベースを検索する。そして、認証センタは、検索して得られた個人情報と送られたデータとを照合し、検索結果(そのユーザがアクセス可能なアイテム又はデータベースの一覧)及び照合結果を暗号化して情報通信装置1へ返信する。
認証センタのデータベースとの照合は、分離・移動可能な記憶媒体が作為的に書き換えられた場合に備えるものであり、セキュリティの向上につながる。
【0028】
情報通信装置1は,STEP3−11で認証センタからの検索結果及び照合結果を受信し、STEP3−12で暗号化された返信データを解読する。
STEP3−13で、認証センタでの照合結果が一致すればSTEP3−14に進み、照合結果が一致しない場合はSTEP3−15に進む。
STEP3−15では、音声と共に照合エラーの画面表示を行い、情報通信装置1の利用を拒否する。
【0029】
照合結果が一致してSTEP3−14に進んだ場合は、図7に示す処理ルーチン4を行う。
処理ルーチン4では、STEP4−01において、認証センタで検索され返信されたデータより、当該利用者が利用可能なサービスとそのサービス内容を抽出し、情報として取得する。
次に、STEP4−02で、記憶媒体から読み取った利用可能なサービスに対し、それぞれ接続する際の相手先アドレスをシンボル化する。相手先アドレスのシンボル化は、情報通信装置1に用意されているシンボル、或いは、利用者が予め定義したシンボルを用いることができる。このように相手先アドレスをシンボル化すると、手軽で簡単な操作により高度なサービスを利用することができる。
【0030】
STEP3−03で、利用可能なサービスとそのシンボル化された相手先アドレスを、図11に示すように、サービスメニューとして画面に一覧表示する。図11において、サービスシステムの右側に表示されているのがシンボル化された相手先アドレスである。
なお、既に認証センタに接続されているので、認証センタの相手先アドレスは除いて表示する。
図11では、利用可能な上位のサービス一覧が表示され、いずれかを選択するとさらに詳細なサービスが順次表示される。
【0031】
図8は、サービスメニュー選択/利用の処理ルーチン5を示す。
STEP5−01では、サービスの終了を確認する。サービスの終了は、任意の時点で可能であり、画面上でサービス終了が選択された場合、或いは分離・移動可能な記憶媒体を情報通信装置1から切り離した場合のいずれかである。
サービスの終了により、IPテレビ電話の利用が可能となる。
【0032】
サービスを終了しない場合は、STEP5−02に進んで、画面に表示されたサービスメニューから利用したいサービスを選択する。
サービスメニューの選択は、画面表示されたものが全て選択できるとは限らず、認証センタからの返信によりアクセス可能であると認定されたアイテム或いはデータベースに関するものだけが選択可能であり、その他のサービスを選択しても無効となる。
【0033】
利用したサービスが選択されると、そのサービスを提供する相手先アドレスに接続すると共に、STEP5−03において、サービスに対応するオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム(AP)が接続されている分離・移動可能な記憶媒体から読み込まれ、情報通信装置1にロードされる。
STEP5−04において、情報通信装置1にロードされたOSが起動し、APが実行を開始して、選択したサービスを利用できる。
【0034】
STEP5−02での選択が、「住基ネット」の場合、STEP5−05で総務省、若しくは関係機関が管轄・運営する住民基本台帳ネットワークシステム、各種ホームページに接続され、当該システムの各種サービスが利用できる。STEP5−06は、総務省、若しくは関係機関が管轄・運営する住民基本台帳ネットワークシステム、各種ホームページでの処理を示す。
STEP5−02での選択が、「郵便ネット」の場合、STEP5−07で郵政事業庁、若しくは関係機関が管轄・運営する簡易保険、郵便、郵便貯金等のサービスシステム並びに各種ホームページに接続され、当該システムの各種サービスが利用できる。STEP5−08は、郵政事業庁、若しくは関係機関が管轄・運営する簡易保険、郵便、郵便貯金等のサービスシステム、並びに各種ホームページでの処理を示す。
【0035】
STEP5−02での選択が、「ETT」の場合、STEP5−09でETT、若しくは関係機関が管轄・運営する各種サービスシステム、各種ホームページに接続され、当該システムの各種サービスが利用できる。STEP5−10は、ETT、若しくは関係機関が管轄・運営する各種サービスシステム、各種ホームページでの処理を示す。
STEP5−02で、「住基ネット」、「郵便ネット」、「ETT」以外が選択された場合、STEP5−11で指定されたサービスシステムに接続され、当該システムの各種サービスが利用できる。STEP5−12は、指定したサービスシステムでの処理を示す。
【0036】
情報通信装置1では、分離・移動可能な記憶媒体及び認証センタに新たなサービスアイテムを追加することで、新たなサービスシステムの利用が可能となり、幅広い分野への適用を容易に行うことができる。
また、情報通信装置1が高度な機能を有する場合は、必要なOS、APを全て情報通信装置1自体に格納しておき、分離・移動可能な記憶媒体からロードしなくても良い。
【0037】
分離・移動可能な記憶媒体には、サービス提供者の相手先アドレスだけではなく、一般の通信を行う相手先アドレスを記憶し、この相手先アドレスをシンボル化して画面上に表示することもできる。
また、分離・移動可能な記憶媒体から相手先アドレスを読み取って解読した後、自動的に認証センタに接続せず、その相手先アドレスもシンボル化して、他のサービス及び相手先アドレスと共に全て画面上に表示し、認証センタの相手先アドレスを選択することによって接続することもできる。
さらに、IPテレビ電話機能を使用する際に、分離・移動可能な記憶媒体を接続しておき、この記憶媒体に記憶された相手先アドレスにIP電話を接続することも可能である。また、情報通信装置には必ずしもIPテレビ電話機能を備える必要はない。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、秘匿性の高い情報を高度なセキュリティで保護しながら、操作性に優れ持ち運びしやすい分離・移動可能な記憶媒体を用いて、手軽に簡単に各種のデータベースにアクセスできるので、コンピュータに関する知識のない人でも高度なサービスを受けることが可能である。
また、ユーザを識別するのに、特殊で高価な機器を必要としないため、個人用として手軽に利用できる。
請求項2に係る発明によれば、機能の劣る装置を用いても、分離・移動可能な記憶媒体を接続することでその機能を補い、高度な機能を発揮できる。
請求項5に係る発明によれば、IPテレビ電話により、音声と画像による直接通話が可能なので、さらに利便性が向上して、幅広い分野での利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信装置の正面斜視図。
【図2】本発明の情報通信装置の背面斜視図。
【図3】本発明の情報通信装置の構成を示すブロック図。
【図4】基本の処理ルーチン1を示す流れ図。
【図5】処理ルーチン2を示す流れ図。
【図6】処理ルーチン3を示す流れ図。
【図7】処理ルーチン4を示す流れ図。
【図8】処理ルーチン5を示す流れ図。
【図9】パスワード要求画面を示す図。
【図10】パスワードを入力中の画面を示す図。
【図11】サービスメニューの一覧画面を示す図。
【図12】顔全体の識別画面の一例を示す図。
【図13】顔全体の識別画面の他例を示す図。
【図14】目の識別画面を示す図。
【図15】口の識別画面を示す図。
【符号の説明】
1 情報通信装置
2 送受話器
PC マザーボード
CPU マイクロコンピュータ
ROM リードオンメモリ
RAM ランダムアクセスメモリ
HDD ハードディスク
MDM1 通信装置
SP1 スピーカ
MIK1 マイク
CAM1 カメラ
CAM2 カメラ
LCD1 液晶表示装置
TP1 タッチパネル
MUS1 マウス
KB1 キーボード
DVD1 DVDドライブ
MCR1 USB接続型メモリ
KTEL1 携帯電話
ICR1 ICカード・リーダライター

Claims (5)

  1. 分離・移動可能な記憶媒体にそれぞれ暗号化して記憶したユーザID、利用できるサービス及び相手先アドレスを読み取る手段と、読み取ったサービス及び相手先アドレスを解読する手段と、解読した相手先アドレスをシンボル化する手段と、解読したサービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段と、表示した相手先アドレスを選択する手段と、選択した相手先アドレスに接続し通信可能とする手段と、前記記憶媒体から読み取った暗号化したユーザIDを認証者に送信する手段と、撮像手段と、該撮像手段によって撮像した人物の顔面の特徴を抽出してディジタル化する手段と、該ディジタル化したデータを暗号化して認証者に送信する手段と、送信したユーザID及び人物の特徴を抽出したデータを、認証者が予め蓄積したデータと照合した結果を受信する手段と、該照合した結果が全て一致したときに、認証者から送信されるアクセス可能なアイテム或いはデータベースの一覧を受信する手段と、前記画面表示されたサービスを選択する手段と、選択したサービスがアクセス可能なアイテム或いはデータベースに関する場合に、そのサービスの相手先アドレスに接続する手段と、選択したサービスに関連するデータを受信し、画面上に表示する手段とを備えたことを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記記憶媒体に記憶したオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを読み取る手段と、読み取ったオペレーティングシステムを起動してアプリケーションプログラムを動作させる手段を有する請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 前記サービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段は、前記分離・移動可能な記憶媒体に記憶された全てのサービス及び相手先アドレスを表示する請求項1又は2に記載の情報通信装置。
  4. 読み取った相手先アドレスを解読すると、認証者の相手先アドレスに自動的に接続し通信可能とする手段を有し、前記サービス及びシンボル化した相手先アドレスを画面上に表示する手段は、前記認証者の相手先アドレス以外のサービス及び相手先アドレスを表示する請求項1又は2に記載の情報通信装置。
  5. インターネットプロトコルテレビ電話機能を備えた請求項1乃至4のいずれかに記載の情報通信装置。
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