JP2003280970A - データ読み出し装置、データ読み出しプログラム、及びデータ読みだしシステム - Google Patents

データ読み出し装置、データ読み出しプログラム、及びデータ読みだしシステム

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JP2003280970A
JP2003280970A JP2002078238A JP2002078238A JP2003280970A JP 2003280970 A JP2003280970 A JP 2003280970A JP 2002078238 A JP2002078238 A JP 2002078238A JP 2002078238 A JP2002078238 A JP 2002078238A JP 2003280970 A JP2003280970 A JP 2003280970A
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JP2002078238A
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Kenji Katayama
健志 片山
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一のユーザIDに対して対応付けられた複数の
パスワードのそれぞれによって異なるデータ領域を提供
すること。 【解決手段】 一のユーザIDに対し、複数のパスワー
ドを対応付けるパスワード対応部と、複数のパスワード
の各々に対応付けて、データを格納するデータ格納部
と、外部からユーザID及び一のパスワードを取得する
取得部と、取得部がパスワード対応部で対応付けられた
ユーザID及びパスワードを取得したときに、取得部が
取得したパスワードに対応するデータをデータ格納部か
ら読み出す読み出し部とを備えたデータ読み出し装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ読み出し装
置、データ読み出しプログラム、及びデータ読みだしシ
ステムに関する。特に本発明は、一のユーザIDに対し
て対応付けられた複数のパスワードのそれぞれによって
異なるデータ領域を提供することができるデータ読み出
し装置、データ読み出しプログラム、及びデータ読みだ
しシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラの普及と共に、デジタル
カメラで撮像したデジタル画像をインターネット上のサ
ーバ等で保管することが求められてきている。このため
に、個人又は家族の写真をインターネット上のサーバで
保管するサービスが提供されている。ユーザID及びパ
スワードを用いてホストコンピュータにおける機密デー
タを保護する方法が、特開平07−28754に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家族単位で写真を保管
するには、例えば、家族で共有する写真及び個人で所有
する写真等がある。個人で所有する写真は、ユーザが、
家族も含めて他の人物に秘密にしておきたい写真も含ま
れている。そこで、ユーザID及びパスワード等を使用
して機密を要するデータを保護する必要がある。しか
し、特開平07−28754に開示された方法では、家
族単位/個人単位の写真を区別して管理することは難し
かった。一のユーザIDに対して複数の異なるデータ領
域を提供することができなかった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるデータ読み出し装置、データ読み出しプログ
ラム、及びデータ読みだしシステムを提供することを目
的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に
記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項
は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、データ読み出し装置は、一のユーザIDに
対し、複数のパスワードを対応付けるパスワード対応部
と、複数のパスワードの各々に対応付けて、データを格
納するデータ格納部と、外部からユーザID及び一のパ
スワードを取得する取得部と、取得部がパスワード対応
部で対応付けられたユーザID及びパスワードを取得し
たときに、取得部が取得したパスワードに対応するデー
タをデータ格納部から読み出す読み出し部とを備える。
【0006】また、データ格納部は、複数のパスワード
に対応付けられた一のデータを格納し、読み出し部は、
取得部が複数のパスワードを取得したときに、複数のパ
スワードに対応付けられた一のデータをデータ格納部か
ら読み出すことが好ましい。パスワード対応部は、複数
のパスワードを入力する順序を格納し、読み出し部は、
取得部がパスワード対応部に格納された順序通りに複数
のパスワードを取得したときに、複数のパスワードにそ
れぞれ対応するデータをデータ格納部から読み出すこと
が好ましい。
【0007】更に、読み出し部は、取得部が第1のパス
ワードを取得したときに、更に取得部に第2のパスワー
ドを取得させ、取得部が第2のパスワードを取得したと
きに、第1のパスワード及び第2のパスワードに対応す
るデータをデータ格納部から読み出すことが好ましい。
読み出し部は、取得部が先に第2のパスワードを取得し
た場合は、第2のパスワードに対応するデータのみをデ
ータ格納部から読み出してもよい。
【0008】また、データ格納部は、第1のパスワード
に対応付けられた第1のデータと、第1のパスワード及
び第2のパスワードに対応付けられた第2のデータとを
格納し、読み出し部は、取得部が第1のパスワードのみ
を取得すると、第1のデータのみをデータ格納部から読
み出し、取得部が第1のパスワード及び第2のパスワー
ドを取得すると、第2のデータをデータ格納部から読み
出すことが好ましい。
【0009】また、データ読み出し装置には、複数の端
末が接続されており、読み出し部は、取得部が一のユー
ザIDに対応付けられた複数のパスワードを互いに異な
る複数の端末から取得したときに、複数のパスワードに
対応するデータをデータ格納部から読み出すことが好ま
しい。
【0010】更に、パスワード対応部は、複数のパスワ
ードのそれぞれを互いに異なる複数の端末に対応付けて
格納し、読み出し部は、取得部が、複数のパスワードの
それぞれを当該パスワードに対応付けられた一の端末か
ら取得したときに、一のパスワードに対応するデータを
データ格納部から読み出すことが好ましい。読み出し部
は、取得部が、第1の端末から第1のパスワードを取得
したときに、第2の端末から第2のパスワードを入力す
るよう促す表示を第1の端末又は第2の端末にさせ、取
得部が第2の端末から第2のパスワードを取得したとき
に、第1のパスワード及び第2のパスワードに対応する
データをデータ格納部から読み出してもよい。
【0011】本発明の第2の形態によると、コンピュー
タで実行可能なプログラムであって、プログラムは、コ
ンピュータに、一のユーザIDに対し、複数のパスワー
ドを対応付けさせるパスワード対応モジュールと、コン
ピュータに、複数のパスワードの各々に対応付けて、デ
ータを格納させるデータ格納モジュールと、コンピュー
タに、外部からユーザID及び一のパスワードを取得さ
せる取得モジュールと、取得モジュールがパスワード対
応モジュールで対応付けられたユーザID及びパスワー
ドを取得したときに、コンピュータに、取得モジュール
が取得したパスワードに対応するデータを読み出させる
読み出しモジュールとを備える。
【0012】更に、データ格納モジュールは、複数のパ
スワードに対応付けられた一のデータをコンピュータに
格納させ、読み出しモジュールは、取得モジュールがコ
ンピュータに複数のパスワードを取得させたときに、コ
ンピュータに複数のパスワードに対応付けられた一のデ
ータを読み出させることが好ましい。また、パスワード
対応モジュールは、コンピュータに複数のパスワードを
入力する順序を格納させ、読み出しモジュールは、取得
モジュールが、コンピュータに順序通りに複数のパスワ
ードを取得させたときに、コンピュータに、複数のパス
ワードにそれぞれ対応するデータを読み出させることが
好ましい。
【0013】更に、読み出しモジュールは、取得モジュ
ールが第1のパスワードを取得したときに、更に取得モ
ジュールに第2のパスワードを取得させ、取得モジュー
ルが第2のパスワードを取得したときに、コンピュータ
に第1のパスワード及び第2のパスワードに対応するデ
ータを読み出させることが好ましい。読み出しモジュー
ルは、取得モジュールが先にコンピュータに第2のパス
ワードを取得させた場合は、コンピュータに、第2のパ
スワードに対応するデータのみを読み出させることが好
ましい。
【0014】また、データ格納モジュールは、第1のパ
スワードに対応付けられた第1のデータと、第1のパス
ワード及び第2のパスワードに対応付けられた第2のデ
ータとをコンピュータに格納させ、読み出しモジュール
は、取得モジュールが第1のパスワードのみを取得する
と、第1のデータのみをコンピュータに読み出させ、取
得モジュールが第1のパスワード及び第2のパスワード
を取得すると、第2のデータをコンピュータに読み出さ
せることが好ましい。
【0015】また、読み出しモジュールは、取得モジュ
ールが一のユーザIDに対応付けられた複数のパスワー
ドを互いに異なる複数の端末から取得したときに、コン
ピュータに、複数のパスワードに対応するデータを読み
出させることが好ましい。パスワード対応モジュール
は、複数のパスワードのそれぞれを、互いに異なる複数
の端末に対応付けてコンピュータに格納させ、読み出し
モジュールは、取得モジュールが、複数のパスワードの
それぞれを当該パスワードに対応付けられた一の端末か
ら取得したときに、コンピュータに一のパスワードに対
応するデータを読み出させることが好ましい。
【0016】また、読み出しモジュールは、取得モジュ
ールが第1の端末から第1のパスワードを取得したとき
に、第2の端末から第2のパスワードを入力するよう促
す表示を第1の端末又は第2の端末にさせ、取得モジュ
ールが第2の端末から第2のパスワードを取得したとき
に、コンピュータに第1のパスワード及び第2のパスワ
ードに対応するデータを読み出させることが好ましい。
【0017】本発明の第3の形態によると、データ読み
出しシステムは、ユーザID及びパスワードを入力する
端末と、一のユーザIDに対し、複数のパスワードを対
応付けるパスワード対応部と、複数のパスワードの各々
に対応付けて、データを格納するデータ格納部と、外部
からユーザID及び一のパスワードを取得する取得部
と、取得部がパスワード対応部で対応付けられたユーザ
ID及びパスワードを取得したときに、取得部が取得し
たパスワードに対応するデータをデータ格納部から読み
出す読み出し部とを備える。
【0018】更に、複数の端末が取得部に接続されてお
り、読み出し部は、取得部が一のユーザIDに対応付け
られた複数のパスワードを互いに異なる複数の端末から
取得したときに、複数のパスワードに対応するデータを
データ格納部から読み出すことが好ましい。読み出し部
は、取得部が第1の端末から第1のパスワードを取得し
たときに、取得部に第2の端末から第2のパスワードを
入力するよう促す表示を第1の端末又は第2の端末にさ
せ、取得部が第2のパスワードを取得したときに、第1
のパスワード及び第2のパスワードに対応するデータを
データ格納部から読み出すことが好ましい。第2の端末
は携帯電話であってもよい。
【0019】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0021】図1は、本発明の一実施例であるデータ読
み出しシステムの構成の一例を示す。データ読み出しシ
ステム200Aは、データ読み出し装置100及び端末
20を備える。データ読み出し装置100は、端末20
からユーザID及びパスワードを取得し、端末20から
取得したユーザID及びパスワードに対応付けられたデ
ータを読み出して端末20に提供する。
【0022】データ読み出し装置100は、データ格納
部10、パスワード対応部12、読み出し部14、パス
ワード取得部16、及びデータ出力部18を備える。
【0023】パスワード対応部12は、一のユーザID
に対し、複数のパスワードを対応付ける。データ格納部
10は、複数のパスワードの各々に対応付けて、データ
を格納する。データ格納部10は、複数のパスワードに
対応付けて一のデータを格納してもよい。取得部16
は、端末20からユーザID及び一のパスワードを取得
する。
【0024】読み出し部14は、パスワード対応部12
で互いに対応付けられたユーザID及びパスワードを取
得部16が取得したときに、取得部16が取得したパス
ワードに対応するデータをデータ格納部10から読み出
す。データ出力部18は、読み出し部14が読み出した
データを端末20に出力する。
【0025】図2(A)及び(B)は、パスワード対応
部12のデータベースの構成の例を表形成で示す。図2
(A)に示す例では、パスワード対応部12は、一のユ
ーザID「A1B1C1」に対して複数のパスワード
「D1E1F1G1」、「D1E1F1G2」、「D1
E1F1G3」、及び「D1E1F1G4」を対応付け
て登録する。パスワード対応部12は、取得部16がユ
ーザID「A1B1C1」に対して複数のパスワード
「D1E1F1G1」、「D1E1F1G2」、「D1
E1F1G3」、及び「D1E1F1G4」のいずれか
を取得したときに、読み出し部14に対してユーザID
に対応付けられたパスワードが取得されたことを通知す
る。
【0026】図2(B)に示す例では、パスワード対応
部12は、ユーザID及びパスワードばかりでなく、複
数のパスワードを入力する順番をも登録する。例えば、
図2(B)の上から2番目の項目では、一のユーザID
「A1B1C1」に対して第1のパスワード「92w3
ert」及び第2のパスワード「asdfgh」が対応
付けられている。この場合、パスワード対応部12は、
取得部16がユーザID「A1B1C1」に対して最初
に第1のパスワード「92w3ert」を取得し、次に
第2のパスワード「asdfgh」を取得したときに、
読み出し部14に対してユーザIDに対応付けられたパ
スワードが取得されたことを通知する
【0027】すなわち、図2(B)の例において、ユー
ザは、データ読み出し装置100から所望のデータを読
み出すために、単に第1のパスワード「92w3er
t」及び第2のパスワード「asdfgh」を入力する
のではなく、第1のパスワード「92w3ert」及び
第2のパスワード「asdfgh」をパスワード対応部
12に登録された順序通りに入力する必要がある。第1
のパスワード「92w3ert」は、ユーザに与えるデ
ータ領域の大きさを規定する。しかし、ユーザは、第1
のパスワード「92w3ert」を入力するだけでは、
データ読み出し装置100にログインできない。ユーザ
が、データ読み出し装置100にログインするために
は、第2のパスワード「asdfgh」を入力する必要
がある。すなわち、ユーザは、第1のパスワード「92
w3ert」及び第2のパスワード「asdfgh」を
順序通りに入力することによって初めて第1のパスワー
ド「92w3ert」に対応するデータ領域にアクセス
することができる。
【0028】また、図2(B)の上から1番目の項目で
は、一のユーザID「A1B1C1」に対してパスワー
ド「asdfgh」が対応付けられているので、ユーザ
は、ユーザID「A1B1C1」及びパスワード「as
dfgh」を入力することにより、データ読み出し装置
100にログインし、パスワード「asdfgh」に対
応するデータ領域にアクセスすることができる。
【0029】図3(A)及び図3(B)は、データ格納
部10のデータベースの構成の例を表形成で示す。図3
(A)に示すデータ格納部10の形態は、図2(A)に
示すパスワード対応部12の形態に対応する。図3
(B)に示すデータ格納部10の形態は、図2(B)に
示すパスワード対応部12の形態に対応する。図3
(A)に示す例では、データ格納部10は、複数のパス
ワード「D1E1F1G1」、「D1E1F1G2」、
「D1E1F1G3」、及び「D1E1F1G4」の各
々に対応付けて、データ50、52、54、及び56
と、各データ50、52、54、及び56におけるユー
ザの利用権限とを格納する。
【0030】例えば、データ格納部10は、パスワード
「D1E1F1G1」に対応付けて、データ52と、デ
ータ52におけるユーザの利用権限「閲覧のみ可能」と
を格納する。すなわち、ユーザが端末20からユーザI
D「A1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G
1」をデータ読み出し装置100に入力した場合、読み
出し部14は、ユーザが入力したユーザID及びパスワ
ードがパスワード対応部12に登録されたユーザID
「A1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G1」
と一致することを確認したうえで、データ格納部10か
らデータ52を読み出し、データ52を閲覧のみ可能な
ように端末20に提供する。
【0031】また、データ格納部10は、パスワード
「D1E1F1G2」に対応付けて、データ50と、デ
ータ50におけるユーザの利用権限「読み書き可能」と
を格納する。すなわち、ユーザが端末20からユーザI
D「A1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G
2」をデータ読み出し装置100に入力した場合、読み
出し部14は、ユーザが入力したユーザID及びパスワ
ードがパスワード対応部12に登録されたユーザID
「A1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G2」
と一致することを確認したうえで、データ格納部10か
らデータ50を読み出し、データ50の上書きが可能な
ように端末20に提供する。
【0032】図3(B)に示す例では、データ格納部1
0は、パスワード「asdfgh」に対応付けられたデ
ータ50と、パスワード「asdfgh」及び「92w
3ert」に対応付けられたデータ54と、パスワード
「asdfgh」及びパスワード「Po8ykh」に対
応付けられたデータ56とを格納する。データ格納部1
0は、更に各データ50,54,及び56におけるユー
ザの利用権限を格納する。
【0033】例えば、読み出し部14は、取得部16が
パスワード「asdfgh」のみを取得すると、データ
50のみをデータ格納部10から読み出す。すなわち、
ユーザが端末20からユーザID「A1B1C1」及び
パスワード「asdfgh」をデータ読み出し装置10
0に入力した場合、データ読み出し装置100は、デー
タ50のみを読み書きが可能なようにユーザに提供す
る。
【0034】更に、読み出し部14は、取得部16が最
初にパスワード「92w3ert」を取得し、次にパス
ワード「asdfgh」を取得すると、データ54をデ
ータ格納部から読み出す。データ格納部10は、パスワ
ード「92w3ert」及びパスワード「asdfg
h」を取得する順序を格納するので、読み出し部14
は、パスワード「92w3ert」及びパスワード「a
sdfgh」が順序通りに取得された時にのみデータ5
4を読み出す。すなわち、ユーザが端末20からユーザ
ID「A1B1C1」及びパスワード「92w3er
t」を入力し、次にパスワード「asdfgh」を入力
した場合に、データ読み出し装置100は、データ54
を読み書きが可能なようにユーザに提供する。
【0035】上記のように、本実施形態のデータ読み出
し装置100は、パスワード対応部12及びデータ格納
部10を用いることにより、取得部16が取得した一の
ユーザIDに対応付けられた各パスワードに応じて異な
るデータ領域及び利用権限をユーザに提供することがで
きる。
【0036】図4は、データ読み出し装置100が、図
3(A)又は図3(B)に示した各パスワードの取得に
応じて提供するデータ領域の例を示す。データ読み出し
装置100は、データ50、52、54、及び56を、
取得部16が取得するパスワードに応じてユーザに提供
する。データ50は、データ52、ファイル62、及び
66を含む。データ52は、ファイル64を含む。デー
タ54は、データ50及びファイル58を含む。データ
56は、データ50及びファイル60を含む。
【0037】データ格納部10が図3(A)に示す形態
の場合について説明する。取得部16がユーザID「A
1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G2」を取
得した場合、データ50は、ユーザに読み書きが可能な
ように提供される。また、取得部16がユーザID「A
1B1C1」及びパスワード「D1E1F1G3」を取
得した場合、データ50は、ユーザに閲覧のみが可能な
ように提供される。すなわち、データ50は、家族で共
有されるデータ領域である。
【0038】例えば、ユーザが夫である場合、ユーザ
は、ユーザID「A1B1C1」及びパスワード「D1
E1F1G2」を妻に与え、妻がデータ50を読み書き
できるようにする。更に、ユーザは、ユーザID「A1
B1C1」及びパスワード「D1E1F1G3」を子供
に与え、子供がデータ50を閲覧のみできるようにす
る。
【0039】また、取得部16がユーザID「A1B1
C1」及びパスワード「D1E1F1G1」を取得した
場合に、データ52は、ユーザに閲覧のみが可能なよう
に提供される。すなわち、データ52は、家族について
外部に公開されるデータ領域である。例えば、ユーザ
は、ユーザID「A1B1C1」及びパスワード「D1
E1F1G1」を祖父母に与え、祖父母が、家族につい
て外部に公開されるデータ52を閲覧のみできるように
する。そのため、ユーザの祖父母は、孫の成長をユーザ
と共に共有することができる。
【0040】ここで、データ50は、データ52を含む
ので、データ50にアクセスすることが許可されたユー
ザは、データ52にもアクセスできる。
【0041】また、取得部16がユーザID「A1B1
C1」及びパスワード「D1E1F1G4」を取得した
場合、データ54は、ユーザに読み書きが可能なように
提供される。すなわち、データ54は、「個人A」のデ
ータ領域である。例えば、夫であるユーザAは、パスワ
ード「D1E1F1G4」を自分以外の人には秘密にし
ておくことによって、自分のみが、「個人A」のファイ
ル58を読み書きできるようにすることができる。ファ
イル58は、データ54のみに含まれ、他のデータ50
及び56の領域に含まれないので、ユーザは、ファイル
58を自分以外の人が閲覧又は読み書きできないように
することができる。
【0042】ここで、データ54は、データ50を含む
ので、ユーザAは、ファイル58にアクセスすることが
できるばかりでなく、データ50にもアクセスできる。
【0043】また、取得部16がユーザID「A1B1
C1」及びパスワード「D1E1F1G5」を取得した
場合に、データ56は、ユーザに読み書きが可能なよう
に提供される。すなわち、データ56は、「個人B」の
データ領域である。例えば、ユーザAの妻であるユーザ
Bは、パスワード「D1E1F1G5」を自分以外の人
には秘密にしておくことによって、自分のみが、「個人
B」のファイル60を読み書きできるようにすることが
できる。ファイル60は、データ56のみに含まれ、他
のデータ50及び54の領域に含まれないので、ユーザ
は、ファイル60を自分以外の人が閲覧又は読み書きで
きないようにすることができる。
【0044】ここで、データ56は、データ50を含む
ので、ユーザBは、ファイル60にアクセスすることが
できるばかりでなく、データ50にもアクセスできる。
【0045】データ格納部10が図3(B)に示す形態
の場合、データ50は、取得部16がユーザID「A1
B1C1」及びパスワード「asdfgh」を取得した
場合に、ユーザに読み書きが可能なように提供される
「家族で共有される」データ領域である。例えば、ユー
ザAが夫である場合、ユーザAは、ユーザID「A1B
1C1」及びパスワード「asdfgh」を妻であるユ
ーザBに与えることによって、ユーザBがデータ50を
読み書きできるようにすることができる。
【0046】また、データ54は、取得部16がユーザ
ID「A1B1C1」及び第1のパスワード「92w3
ert」及び第2のパスワード「asdfgh」を取得
した場合に、ユーザに読み書きが可能なように提供され
る「個人A」のデータ領域である。例えば、ユーザA
は、家族が第2のパスワード「asdfgh」を知って
いたとしても、第1のパスワード「92w3ert」を
自分以外の人には秘密にしておくことによって、自分の
みが、「個人A」のファイル58にアクセスすることが
できる。更に、図2(B)及び図3(B)で説明したよ
うに、パスワード対応部12に第1のパスワード「92
w3ert」及び第2のパスワード「asdfgh」の
取得順を定めておくことにより、ユーザAは、自分以外
の人、例えばユーザBがファイル58にアクセスするこ
とを更に困難にすることができる。
【0047】また、データ56は、取得部16がユーザ
ID「A1B1C1」、パスワード「asdfgh」、
及びパスワード「Po8ykh」を取得した場合に、ユ
ーザBに読み書きが可能なように提供される「個人B」
のデータ領域である。例えば、ユーザBは、家族がパス
ワード「asdfgh」を知っていたとしても、パスワ
ード「Po8ykh」を自分以外の人には秘密にしてお
くことによって、自分のみが、「個人B」のファイル6
0にアクセスすることができる。更に、図2(B)及び
図3(B)で説明したように、パスワード対応部12に
第1のパスワード「92w3ert」及び第2のパスワ
ード「asdfgh」の取得順を定めておくことによ
り、ユーザBは、自分以外の人、例えばユーザAがファ
イル60にアクセスすることを更に困難にすることがで
きる。
【0048】以上説明したように、データ読み出し装置
100は、取得部16が端末20から取得する一のユー
ザIDに対応付けられた複数のパスワードに応じて、異
なるデータを端末20に提供することができる。従っ
て、ユーザA及びユーザBは、ユーザID及び一部のパ
スワードを共有しつつ、自分以外の人に秘密のパスワー
ドを用いることによって、データ読み出し装置100か
ら相手に秘密にしておきたいデータを読み出すことがで
きる。
【0049】図4の例では、ユーザAのみがアクセスで
きる「個人A」等の個人領域の設定数及びユーザBのみ
がアクセスできる「個人B」等の個人領域の設定数は、
一つである。しかし、データ格納部10に設定する個人
領域の数は、複数であってもよい。
【0050】図5は、データ格納部10が図3(B)の
形態を有する場合に、端末20において示されるユーザ
ID及びパスワードの入力画面の一例を示す。例として
データ54を読み出す場合について説明する。入力画面
は、ユーザID及びパスワードの入力をユーザに対して
促す表示をする部分、ユーザID及びパスワードを入力
する欄、次の操作に進むためのOKボタン、操作をキャ
ンセルするためのキャンセルボタン、及びユーザの入力
に対してパスワードの再入力等を表示する部分を有す
る。
【0051】ユーザがユーザID「A1B1C1」及び
第1のパスワード「92w3ert」を入力すると、ユ
ーザは、データ読み出し装置100にログインするため
に更に第2のパスワード「asdfgh」を入力する必
要がある。ここで、データ読み出し装置100は、第2
のパスワードをユーザに対して要求するときに、「次の
パスワードを入力してください」というメッセージでは
なく、図5に示すように「パスワードが違います。再度
入力してください」といったメッセージを端末20に表
示させる。これにより、許可されたユーザ以外の人に対
して、入力すべきパスワードが複数存在すること自体を
認識させないようにすることができる。従って、ユーザ
以外の人に対してデータの存在そのものを知られなくて
すむ。
【0052】図6は、データ読み出し装置100が端末
20に提供したデータ54が、端末20において表示さ
れた場合の画面の一例を示す。ファイル62は、「家族
で共有される」データ50に含まれるファイルである。
ファイル62には、ユーザAの家族の思い出に関する写
真及びイラスト等の画像、音声、及びビデオクリップ等
の動画、HTMLの画面、フォルダ構成のツリー図等が
格納されている。
【0053】一方、ファイル58は、ユーザAのみがア
クセスできるファイルである。ファイル58にはユーザ
Aが自分以外の人には秘密にしておきたいデータ、例え
ばユーザAが結婚前につきあっていたCさんとの思い出
の画像が格納されている。
【0054】端末20の画面には、更に端末20の領域
300のフォルダー構成のツリー図が示される。ユーザ
Aは、端末20に格納されているファイルを「家族と共
有される」ファイル62又は「個人A」のファイル58
にアップロードすることができる。更に、ユーザAは、
「家族と共有される」ファイル62及び「個人A」のフ
ァイル58に含まれるファイルを、端末20にダウンロ
ードすることができる。すなわち、ユーザAは、データ
54に含まれる全てのファイルを書き換え及び削除する
ことができる。
【0055】図7は、データ読み出し装置100のハー
ドウェア構成を示す。データ読み出し装置100は、そ
れぞれバス730に接続されたCPU700と、ROM
702と、RAM704と、通信インタフェース706
と、ハードディスクドライブ708と、データベースイ
ンタフェース710と、フロッピー(登録商標)ディス
クドライブ712と、CD−ROMドライブ714とを
備える。CPU700は、ROM702及びRAM70
4に格納されたプログラムに基づいて動作する。通信イ
ンタフェース706は、インターネット10を介して外
部と通信する。データベースインタフェース710は、
データベースへのデータの書込、及びデータベースの内
容の更新を行う。格納装置の一例としてのハードディス
クドライブ708は、設定情報及びCPU700が動作
するプログラムを格納する。
【0056】フロッピーディスクドライブ712はフロ
ッピーディスク720からデータまたはプログラムを読
み取りCPU700に提供する。CD−ROMドライブ
714はCD−ROM722からデータまたはプログラ
ムを読み取りCPU700に提供する。通信インタフェ
ース706は、インターネット10に接続してデータを
送受信する。データベースインタフェース710は、各
種データベース724と接続してデータを送受信する。
【0057】CPU700が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク720またはCD−ROM722等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ708にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0058】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードディスクドライブ708にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、コンピュー
タに、一のユーザIDに対し、複数のパスワードを対応
付けさせるパスワード対応モジュールと、コンピュータ
に、複数のパスワードの各々に対応付けて、データを格
納させるデータ格納モジュールと、コンピュータに、外
部からユーザID、及び一のパスワードを取得させる取
得モジュールと、取得モジュールがパスワード対応モジ
ュールで対応付けられたユーザID及びパスワードを取
得したときに、コンピュータに、取得モジュールが取得
したパスワードに対応するデータを読み出させる読み出
しモジュールとを備える。各モジュールがコンピュータ
に働きかけて、CPU700に行わせる処理は、それぞ
れ本実施形態のデータ読み出し装置100対応する部材
の機能及び動作と同一であるので説明を省略する。
【0059】図7に示した、記録媒体の一例としてのフ
ロッピーディスク720またはCD−ROM722に
は、本出願で説明した全ての実施形態におけるデータ読
み出し装置100の動作の一部または全ての機能を格納
することができる。
【0060】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良
い。又、符号化した形態で格納されていてもよい。
【0061】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用
通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ
システムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納
装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラ
ムをデータ読み出し装置100に提供してもよい。
【0062】図8は、データ格納部10が図3(A)の
形態を有する場合のデータ読み出し装置100の処理フ
ローの一例を示す。まず、取得部16は、ユーザID及
びパスワードを端末20から取得する(S10)。次
に、読み出し部14は、取得部16が取得したユーザI
D及びパスワードが、パスワード対応部12に登録され
たユーザID及びパスワードの組み合わせのいずれか一
つに一致するかを判断する(S12)。
【0063】取得部16が取得したパスワードが登録さ
れたパスワードの一つと一致する場合(S12、Ye
s)、読み出し部14は、ユーザに対してデータ読み出
し装置100へのログインを許可し、一致したパスワー
ドに対応するデータをデータ格納部10から読み出し
(S14)、処理を終了する。一方、取得部16が取得
したパスワードが登録されたパスワードのいずれにも一
致しない場合(S12、No)、読み出し部14は、ユ
ーザのアクセスを拒否する表示を行って(S30)、処
理を終了する。
【0064】図9は、データ格納部10が図3(B)の
形態を有する場合のデータ読み出し装置100の処理フ
ローの一例を示す。まず、取得部16は、端末20から
ユーザID及びパスワードを取得する(S10)。次
に、読み出し部14は、取得部16が取得したユーザI
D及びパスワードが、パスワード対応部12に登録され
たユーザID及び個人の領域にアクセスするためのパス
ワードと一致するかを判断する(S60)。個人の領域
にアクセスするためのパスワードとしては、例えば、図
3(B)及び図4に示す、「個人A」のデータ領域であ
るデータ54にアクセスするためのパスワード「92w
3ert」等がある。
【0065】端末20から取得したパスワードが個人の
領域にアクセスするためのパスワードと一致する場合
(S60、Yes)、読み出し部14は、一致したパス
ワードに対応するデータ領域の大きさを設定する(S1
6)。。一方、取得されたパスワードが個人の領域にア
クセスするためのパスワードと一致しない場合(S6
0、No)、データ読み出し装置100は、取得したパ
スワードが共有のデータ領域にアクセスするためのパス
ワードと一致するかを調べ(S26)、処理を終了す
る。共有の領域にアクセスするためのパスワードとして
は、例えば、図3(B)及び図4に示す、家族で共有さ
れるデータ領域であるデータ50にアクセスするための
パスワード「asdfgh」等がある。
【0066】端末20から取得したパスワードが個人の
領域にアクセスするためのパスワードと一致した場合
(S60、Yes)に、読み出し部14が一致したパス
ワードに対応するデータ領域を設定した(S16)後、
取得部16は、端末20から次のパスワードを取得する
(S18)。次に、読み出し部14は、取得部16が取
得したパスワードが、パスワード対応部12に登録され
た、データ読み出し装置100にログインするためのパ
スワードに一致するか判断する(S20)。
【0067】取得部16が取得したパスワードと、パス
ワード対応部12に登録された、データ読み出し装置1
00にログインするためのパスワードとが一致する場合
(S20、Yes)、データ読み出し装置100は、ユ
ーザに対してログインを許可し、一致したパスワードに
対応するデータをデータ格納部10から読み出し(S1
4)、処理を終了する。 一方、取得部16が取得した
パスワードが、パスワード対応部12に登録されたデー
タ読み出し装置100にログインするためのパスワード
と一致しない場合(S20、No)、データ読み出し装
置100は、ユーザのアクセスを拒否する表示を行って
(S30)、処理を終了する。
【0068】図9の実施例において、データ読み出し装
置100にログインするためのパスワードが複数存在し
てもよい。この場合、データ読み出し装置100にログ
インするためのパスワードとが一致する(S20、Ye
s)と、データ読み出し装置100は、所定の複数のパ
スワードが取得されたかどうか確認し、所定の複数のパ
スワードが取得されるまで、次のパスワードを取得する
(S18)。所定の複数のパスワードが取得されたとき
に、データ読み出し装置100は、ユーザに対してログ
インを許可し、一致したパスワードに対応するデータを
データ格納部10から読み出し(S14)、処理を終了
する。。
【0069】図10は、図9における取得したパスワー
ドが共有のデータ領域にアクセスするためのパスワード
と一致するかを調べる(S26)ステップにおけるデー
タ読み出し装置100の詳細な処理フローの一例を示
す。まず、読み出し部14は、取得部16が取得したパ
スワードが、パスワード対応部12に登録された共有の
データ領域にアクセスするためのパスワードに一致する
かを判断する(S70)。
【0070】取得部16が取得したパスワードが登録さ
れた共有のデータ領域にアクセスするためのパスワード
と一致する場合(S70、Yes)、読み出し部14
は、ユーザに対してデータ読み出し装置100へのログ
インを許可し、一致したパスワードに対応するデータを
データ格納部10から読み出し(S74)、処理を終了
する。一方、取得部16が取得したパスワードが登録さ
れた共有のデータ領域にアクセスするためのパスワード
のいずれにも一致しない場合(S70、No)、読み出
し部14は、ユーザのアクセスを拒否する表示を行って
(S72)、処理を終了する。
【0071】図11は、データ読み出しシステムの構成
の他の例を示す。データ読み出しシステム200Bで
は、データ読み出し装置100と、複数の端末20A及
び20Bとを備える。データ読み出し装置100は、パ
スワード対応部12の構成以外では、図1に示したデー
タ読み出し装置100と同様の構成を有するのでパスワ
ード対応部12の構成以外については説明を省略する。
データ読み出し装置100は、複数の端末20A及び2
0Bを用いてユーザの認証を行う。
【0072】端末20A及び20Bは、図11に示すよ
うにコンピュータ及び携帯電話の組み合わせでもよく、
他の電子機器の組み合わせでもよい。また、認証のため
に使用する端末の数は、2つに限られず、2以上の複数
の端末を使用してもよい。
【0073】データ読み出し装置100は、互いに異な
る複数の端末20A及び20Bから一のユーザIDに対
応付けられた複数のパスワードを取得したときに、複数
のパスワードに対応するデータを端末20A及び20B
に提供する。例えば、読み出し部14は、取得部16
が、複数のパスワードのそれぞれを当該パスワードに対
応付けられた一の端末から取得したときに、一のパスワ
ードに対応するデータをデータ格納部10から読み出
す。
【0074】また、読み出し部14は、取得部16が、
第1の端末20Aから第1のパスワードを取得したとき
に、第2の端末20Bから第2のパスワードを入力する
よう促す表示を第1の端末20A又は第2の端末20B
にさせ、取得部16が第2の端末20Bから第2のパス
ワードを取得したときに、第1のパスワード及び第2の
パスワードに対応するデータをデータ格納部10から読
み出してもよい。
【0075】図12は、パスワード対応部12のデータ
ベースの構成の例を表形成で示す。パスワード対応部1
2は、複数のパスワードのそれぞれを、互いに異なる複
数の端末20A及び20Bに対応付けて登録する。以下
の説明で、データ格納部10は、図3(B)に示す形態
を有する。
【0076】例えば、パスワード対応部12は、ユーザ
ID「A1B1C1」に対応付けてパスワード「asd
fgh」及び「92w3ert」を登録する。更に、パ
スワード対応部12は、パスワード「asdfgh」に
対応付けて端末20Aを識別するための端末識別番号
「00−01−43−11−11−11」を格納し、パ
スワード「92w3ert」に対応付けて端末20Bを
識別するための端末識別番号「00−01−43−22
−22−22」を格納する。図12では、端末識別番号
は、使用する端末20A及び20Bに付与されたMAC
アドレスである。しかし、端末識別番号として、端末を
識別できる他の番号、例えば端末が携帯電話である場合
には発信電話番号を使用してもよい。
【0077】パスワード対応部12が図12に示すよう
に構成されているので、読み出し部14は、取得部16
が端末識別番号「00−01−43−11−11−1
1」の端末20Aからパスワード「asdfgh」を取
得し、取得部16が、端末識別番号「00−01−43
−22−22−22」の端末20Bからパスワード「9
2w3ert」を取得したときに、データ54をデータ
格納部10から読み出す。
【0078】また、読み出し部14は、取得部16が端
末識別番号「00−01−43−11−11−11」の
端末20Aからパスワード「asdfgh」を取得した
ときにデータ50をデータ格納部から読み出し、取得部
16が、更に端末識別番号「00−01−43−22−
22−22」の端末20Bからパスワード「92w3e
rt」を取得したときに、データ54をデータ格納部1
0から読み出してもよい。
【0079】図13は、図11におけるデータ読み出し
システム200Bの処理フローの一例を示す。まず、取
得部16は、端末20AからユーザID、パスワード、
及び端末識別番号を取得する(S40)。
【0080】他の例として、最初に携帯電話である端末
20Bからデータ読み出し装置100に電話をかけてデ
ータ読み出し装置100にアクセスし、データ読み出し
装置100は、このときの端末20Bの発信電話番号を
端末識別番号として用いてユーザを認証してもよい。こ
の場合、ユーザは、第2のパスワードを端末20Aから
データ読み出し装置100に入力する必要がある。
【0081】次に、読み出し部14は、取得部16が取
得したユーザID、パスワード、及び端末識別番号が、
パスワード対応部12に格納された第1のパスワード及
び第1の端末識別番号に一致するかを判断する(S4
2)。以下、第1のパスワード、第1の端末識別番号、
第2のパスワード、及び第2の端末識別番号は、パスワ
ード対応部12に格納されたパスワード及び端末識別番
号の中で、取得部16が取得したユーザIDに対応する
パスワード及び端末識別番号とする。
【0082】取得部16が取得したパスワード及び端末
識別番号が第1のパスワード及び第1の端末識別番号と
一致する場合(S42、Yes)、読み出し部14は、
第2のパスワード及び第2の端末識別番号を端末20B
に要求する(S44)。ここで、読み出し部14は、ユ
ーザに対して端末20Bから第2のパスワードを入力す
るよう促す画像をデータ出力部18を介して端末20A
又は20Bに出力する。従って、端末20A又は20B
は、ユーザに対して端末20Bから第2のパスワードを
入力するよう促す表示をする。
【0083】一方、取得部16が取得したパスワード及
び端末識別番号が第1のパスワード及び第1の端末識別
番号と一致しない場合(S42、No)、読み出し部1
4は、ユーザのアクセスを拒否する表示を端末20にさ
せて(S52)処理を終了する。
【0084】取得部16が取得したパスワード及び端末
識別番号が第1のパスワード及び第1の端末識別番号と
一致する場合(S42、Yes)に、取得部16が、第
2のパスワード及び第2の端末識別番号を、端末20B
に要求した(S44)後、取得部16は、端末20Bか
らパスワード及び端末識別番号を取得する(S46)。
このとき、ユーザは、携帯電話である端末20Bから電
話をデータ読み出し装置100にかけることにより、デ
ータ読み出し装置100にアクセスして、パスワードを
入力する。
【0085】次に、読み出し部14は、取得部16が端
末20Bから取得したパスワード及び端末識別番号と、
パスワード対応部12に登録された第2のパスワード及
び第2の端末識別番号とが一致するか判断する(S4
8)。
【0086】読み出し部14は、取得部16が取得した
パスワード及び端末識別番号と、パスワード対応部12
に登録された第2のパスワード及び第2の端末識別番号
とが一致する場合(S48、Yes)、第1のパスワー
ド及び第2のパスワードに対応するデータをデータ格納
部10から読み出し(S50)、処理を終了する。一
方、取得部16が取得したパスワードと、パスワード対
応部12に登録された第2のパスワード及び第2の端末
識別番号とが一致しない場合(S48、No)、読み出
し部14は、ユーザのアクセスを拒否する表示を端末2
0にさせて(S52)処理を終了する。
【0087】他の例として、読み出し部14は、端末2
0Aから取得したパスワード及び端末識別番号が第1の
パスワード及び第1の端末識別番号と一致する場合(S
42、Yes)に、第1のパスワードに対応するデータ
をデータ格納部から読み出し、更に端末20Bから取得
したパスワード及び端末識別番号と、パスワード対応部
12に登録された第2のパスワード及び第2の端末識別
番号とが一致する場合(S48、Yes)に、第1のパ
スワード及び第2のパスワードに対応するデータをデー
タ格納部10から読み出し(S50)てもよい。
【0088】以上のように、複数の端末を用いて認証を
行うことによって、セキュリティを向上し、許可された
ユーザ以外が、データにアクセスすることを防ぐことが
できる。また、インターネットを用いて端末20A及び
20B及びデータ読み出し装置100間の通信を行った
場合に、ユーザID及びパスワードが外部に漏洩したと
しても、ユーザのプライバシー及び財産を守ることがで
きる。
【0089】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0090】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば一のユーザIDに対して対応付けられた複数のパ
スワードのそれぞれによって異なるデータ領域を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデータ読み出しシステ
ムの構成の一例を示す。
【図2】パスワード対応部12のデータベースの構成の
例を表形成で示す。
【図3】データ格納部10のデータベースの構成の例を
表形成で示す。
【図4】データ読み出し装置100が、図3(A)又は
図3(B)に示した各パスワードの取得に応じて提供す
るデータ領域の例を示す。
【図5】データ格納部10が図3(B)の形態を有する
場合に、端末20において示されるユーザID及びパス
ワードの入力画面の一例を示す。
【図6】データ読み出し装置100が端末20に提供し
たデータ54が、端末20において表示された場合の画
面の一例を示す。
【図7】データ読み出し装置100のハードウェア構成
を示す。
【図8】データ格納部10が図3(A)の形態を有する
場合のデータ読み出し装置100の処理フローの一例を
示す。
【図9】データ格納部10が図3(B)の形態を有する
場合のデータ読み出し装置100の処理フローの一例を
示す。
【図10】図9における取得したパスワードが共有のデ
ータ領域にアクセスするためのパスワードと一致するか
を調べる(S26)ステップにおけるデータ読み出し装
置100の詳細な処理フローの一例を示す。
【図11】図11は、データ読み出しシステムの構成の
他の例を示す。
【図12】パスワード対応部12のデータベースの構成
の例を表形成で示す。
【図13】図12におけるデータ読み出しシステム20
0Bの処理フローの一例を示す。
【符号の説明】
10・・・データ格納部、12・・・パスワード対応
部、14・・・読み出し部、16・・・取得部、18・
・・データ出力部、20、20A、及び20B・・・端
末、50、52、54、56・・・データ、58、6
0、62、64、及び66・・・ファイル、100・・
・データ読み出し装置、200A、200B・・・デー
タ読み出しシステム、700・・・CPU、702・・
・ROM、704・・・RAM、706・・・通信イン
タフェース、708・・・ハードディスクドライブ、7
10・・・データベースインタフェース、712・・・
フロッピーディスクドライブ、714・・・CD−RO
Mドライブ、720・・・フロッピーディスク、722
・・・CD−ROM、724・・・各種データベース、
730・・・バス、900・・・インターネット

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のユーザIDに対し、複数のパスワー
    ドを対応付けるパスワード対応部と、 前記複数のパスワードの各々に対応付けて、データを格
    納するデータ格納部と、 外部から前記ユーザID及び一の前記パスワードを取得
    する取得部と、 前記取得部が前記パスワード対応部で対応付けられた前
    記ユーザID及び前記パスワードを取得したときに、前
    記取得部が取得した前記パスワードに対応する前記デー
    タを前記データ格納部から読み出す読み出し部とを備え
    ることを特徴とするデータ読み出し装置。
  2. 【請求項2】 前記データ格納部は、複数のパスワード
    に対応付けられた一の前記データを格納し、 前記読み出し部は、前記取得部が前記複数のパスワード
    を取得したときに、前記複数のパスワードに対応付けら
    れた前記一のデータを前記データ格納部から読み出すこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ読み出し装置。
  3. 【請求項3】 前記パスワード対応部は、前記複数のパ
    スワードを入力する順序を格納し、 前記読み出し部は、前記取得部が前記パスワード対応部
    に格納された前記順序通りに前記複数のパスワードを取
    得したときに、前記複数のパスワードにそれぞれ対応す
    る前記データを前記データ格納部から読み出すことを特
    徴とする請求項2に記載のデータ読み出し装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し部は、 前記取得部が第1の前記パスワードを取得したときに、
    更に前記取得部に第2の前記パスワードを取得させ、 前記取得部が前記第2のパスワードを取得したときに、
    前記第1のパスワード及び前記第2のパスワードに対応
    する前記データを前記データ格納部から読み出すことを
    特徴とする請求項3に記載のデータ読み出し装置。
  5. 【請求項5】 前記読み出し部は、前記取得部が先に前
    記第2のパスワードを取得した場合は、前記第2のパス
    ワードに対応する前記データのみを前記データ格納部か
    ら読み出すことを特徴とする請求項4に記載のデータ読
    み出し装置。
  6. 【請求項6】 前記データ格納部は、第1の前記パスワ
    ードに対応付けられた第1の前記データと、前記第1の
    パスワード及び前記第2のパスワードに対応付けられた
    第2の前記データとを格納し、 前記読み出し部は、 前記取得部が第1の前記パスワードのみを取得すると、
    前記第1のデータのみを前記データ格納部から読み出
    し、 前記取得部が前記第1のパスワード及び第2の前記パス
    ワードを取得すると、前記第2のデータを前記データ格
    納部から読み出すことを特徴とする請求項2に記載のデ
    ータ読み出し装置。
  7. 【請求項7】 前記データ読み出し装置には、複数の端
    末が接続されており、 前記読み出し部は、前記取得部が前記一のユーザIDに
    対応付けられた前記複数のパスワードを互いに異なる前
    記複数の端末から取得したときに、前記複数のパスワー
    ドに対応する前記データを前記データ格納部から読み出
    すことを特徴とする請求項1に記載のデータ読み出し装
    置。
  8. 【請求項8】 前記パスワード対応部は、前記複数のパ
    スワードのそれぞれを互いに異なる前記複数の端末に対
    応付けて格納し、 前記読み出し部は、前記取得部が、前記複数のパスワー
    ドのそれぞれを当該パスワードに対応付けられた一の前
    記端末から取得したときに、前記一のパスワードに対応
    する前記データを前記データ格納部から読み出すことを
    特徴とする請求項7に記載のデータ読み出し装置。
  9. 【請求項9】 前記読み出し部は、 前記取得部が、第1の端末から第1の前記パスワードを
    取得したときに、第2の端末から第2の前記パスワード
    を入力するよう促す表示を前記第1の端末又は前記第2
    の端末にさせ、 前記取得部が前記第2の端末から前記第2のパスワード
    を取得したときに、前記第1のパスワード及び前記第2
    のパスワードに対応する前記データを前記データ格納部
    から読み出すことを特徴とする請求項7に記載のデータ
    読み出し装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータで実行可能なプログラム
    であって、 前記コンピュータに、一のユーザIDに対し、複数のパ
    スワードを対応付けさせるパスワード対応モジュール
    と、 前記コンピュータに、前記複数のパスワードの各々に対
    応付けて、データを格納させるデータ格納モジュール
    と、 前記コンピュータに、外部から前記ユーザID及び一の
    前記パスワードを取得させる取得モジュールと、 前記取得モジュールが前記パスワード対応モジュールで
    対応付けられた前記ユーザID及び前記パスワードを取
    得したときに、前記コンピュータに、前記取得モジュー
    ルが取得した前記パスワードに対応する前記データを読
    み出させる読み出しモジュールとを備えることを特徴と
    するデータ読み出しプログラム。
  11. 【請求項11】 前記データ格納モジュールは、複数の
    パスワードに対応付けられた一の前記データを前記コン
    ピュータに格納させ、 前記読み出しモジュールは、前記取得モジュールが前記
    コンピュータに前記複数のパスワードを取得させたとき
    に、前記コンピュータに前記複数のパスワードに対応付
    けられた前記一のデータを読み出させることを特徴とす
    る請求項10に記載のデータ読み出しプログラム。
  12. 【請求項12】 前記パスワード対応モジュールは、 前記コンピュータに前記複数のパスワードを入力する順
    序を格納させ、 前記読み出しモジュールは、 前記取得モジュールが、前記コンピュータに前記順序通
    りに前記複数のパスワードを取得させたときに、前記コ
    ンピュータに、前記複数のパスワードにそれぞれ対応す
    る前記データを読み出させることを特徴とする請求項1
    1に記載のデータ読み出しプログラム。
  13. 【請求項13】 前記読み出しモジュールは、 前記取得モジュールが第1の前記パスワードを取得した
    ときに、更に前記取得モジュールに第2の前記パスワー
    ドを取得させ、 前記取得モジュールが前記第2のパスワードを取得した
    ときに、前記コンピュータに前記第1のパスワード及び
    前記第2のパスワードに対応する前記データを読み出さ
    せることを特徴とする請求項12に記載のデータ読み出
    しプログラム。
  14. 【請求項14】 前記読み出しモジュールは、前記取得
    モジュールが先に前記コンピュータに前記第2のパスワ
    ードを取得させた場合は、前記コンピュータに、前記第
    2のパスワードに対応する前記データのみを読み出させ
    ることを特徴とする請求項13に記載のデータ読み出し
    プログラム。
  15. 【請求項15】 前記データ格納モジュールは、 第1の前記パスワードに対応付けられた第1の前記デー
    タと、前記第1のパスワード及び前記第2のパスワード
    に対応付けられた第2の前記データとを前記コンピュー
    タに格納させ、 前記読み出しモジュールは、 前記取得モジュールが第1の前記パスワードのみを取得
    すると、前記第1のデータのみを前記コンピュータに読
    み出させ、 前記取得モジュールが前記第1のパスワード及び第2の
    前記パスワードを取得すると、前記第2のデータを前記
    コンピュータに読み出させることを特徴とする請求項1
    1に記載のデータ読み出しプログラム。
  16. 【請求項16】 前記読み出しモジュールは、前記取得
    モジュールが前記一のユーザIDに対応付けられた前記
    複数のパスワードを互いに異なる複数の端末から取得し
    たときに、前記コンピュータに、前記複数のパスワード
    に対応する前記データを読み出させることを特徴とする
    請求項10に記載のデータ読み出しプログラム。
  17. 【請求項17】 前記パスワード対応モジュールは、前
    記複数のパスワードのそれぞれを、互いに異なる前記複
    数の端末に対応付けて前記コンピュータに格納させ、 前記読み出しモジュールは、前記取得モジュールが、前
    記複数のパスワードのそれぞれを当該パスワードに対応
    付けられた一の端末から取得したときに、前記コンピュ
    ータに前記一のパスワードに対応する前記データを読み
    出させることを特徴とする請求項16に記載のデータ読
    み出しプログラム。
  18. 【請求項18】 前記読み出しモジュールは、 前記取得モジュールが第1の端末から第1の前記パスワ
    ードを取得したときに、第2の端末から第2の前記パス
    ワードを入力するよう促す表示を前記第1の端末又は前
    記第2の端末にさせ、 前記取得モジュールが前記第2の端末から前記第2のパ
    スワードを取得したときに、前記コンピュータに前記第
    1のパスワード及び前記第2のパスワードに対応する前
    記データを読み出させることを特徴とする請求項16に
    記載のデータ読み出しプログラム。
  19. 【請求項19】 ユーザID及びパスワードを入力する
    端末と、 一の前記ユーザIDに対し、複数の前記パスワードを対
    応付けるパスワード対応部と、 前記複数のパスワードの各々に対応付けて、データを格
    納するデータ格納部と、 外部から前記ユーザID及び一の前記パスワードを取得
    する取得部と、 前記取得部が前記パスワード対応部で対応付けられた前
    記ユーザID及び前記パスワードを取得したときに、前
    記取得部が取得した前記パスワードに対応する前記デー
    タを前記データ格納部から読み出す読み出し部とを備え
    ることを特徴とするデータ読み出しシステム。
  20. 【請求項20】 複数の端末が前記取得部に接続されて
    おり、 前記読み出し部は、前記取得部が前記一のユーザIDに
    対応付けられた前記複数のパスワードを互いに異なる前
    記複数の端末から取得したときに、前記複数のパスワー
    ドに対応する前記データを前記データ格納部から読み出
    すことを特徴とする請求項19に記載のデータ読み出し
    システム。
  21. 【請求項21】 前記読み出し部は、 前記取得部が第1の前記端末から第1の前記パスワード
    を取得したときに、前記取得部に第2の端末から第2の
    前記パスワードを入力するよう促す表示を前記第1の端
    末又は前記第2の端末にさせ、 前記取得部が前記第2のパスワードを取得したときに、
    前記第1のパスワード及び前記第2のパスワードに対応
    する前記データを前記データ格納部から読み出すことを
    特徴とする請求項20に記載のデータ読み出しシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記第2の端末は携帯電話であること
    を特徴とする請求項21に記載のデータ読みだしシステ
    ム。
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