JP2004192067A - 信号分散方法、サービス提供システム、そのサービス制御装置及びデータベースサーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】ガイダンス装置等の一部のサービス制御装置が情報の転送先を一つのみしか登録できない場合でも、スケーラビリティを保ちながら、目的の装置へ情報を転送できるようにする。
【解決手段】サービス制御装置がガイダンス装置にガイダンス要求を行う際、SIP信号のCall_IDと、当該サービス制御装置のIPアドレスをデータベースサーバに登録する。サービス制御装置はガイダンス装置に接続し、ガイダンス装置は応答結果(HTTP)を負荷分散装置に送信する。負荷分散装置では、Webサーバに応答結果を転送する。WebサーバはそのCall_IDを抽出し、データベースサーバにサービス制御装置のIPアドレスを照合する。Webサーバは、データベースサーバからの問い合わせ結果をもとに、特定されたサービス制御装置にガイダンス応答結果を通知する。
【選択図】 図2
【解決手段】サービス制御装置がガイダンス装置にガイダンス要求を行う際、SIP信号のCall_IDと、当該サービス制御装置のIPアドレスをデータベースサーバに登録する。サービス制御装置はガイダンス装置に接続し、ガイダンス装置は応答結果(HTTP)を負荷分散装置に送信する。負荷分散装置では、Webサーバに応答結果を転送する。WebサーバはそのCall_IDを抽出し、データベースサーバにサービス制御装置のIPアドレスを照合する。Webサーバは、データベースサーバからの問い合わせ結果をもとに、特定されたサービス制御装置にガイダンス応答結果を通知する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷分散装置、複数のサービス制御装置、複数の通信端末がIP網で接続されて、サービスをスケーラブルに実現するサービス提供システムに関し、特に、一部のサービス制御装置が通信端末からの情報の転送先が1ケ所のみ登録できるような構成における信号分散方法、それを適用したサービス提供システム、そのサービス制御装置及びデータベースサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IP網(インターネットプロトコル網)におけるサービスも高機能化が要望されているが、サービス開始時の初期投資を軽減させるために、最小構成でサービスを開始し、ユーザが増加するにしたがい設備を増設できるようなスケーラブルなサービス制御装置の構成が求められている。このように多重化されたサービス制御装置を設置する構成を実現する方法として、サービス制御装置とソフトスイッチとの間に負荷分散装置を設置し、各サービス制御装置の負荷状態を確認し、より負荷が少ない装置に信号を分配する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
負荷分散装置では、信号のセッションを維持する情報を記憶することができ、エンドユーザからの同一セッションの信号に対しては常に同じ装置を説用するような設定を行うことができる。しかし、この設定は信号のプロトコル毎に対して行うため、一方のプロトコル内の情報を利用して他方のプロトコルに対する信号の制御を行うことはできなかった。
【0004】
【非特許文献1】
水野修、長山和弘著、「IP網上の高機能サービス提供に向けたサービスエージェント構成法」、NTT R&D 2002/02
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いま、エンドユーザがSIP(Session Initiation Protocol)に対応した通信端末を使用してコールセンタサービスなど通信さービスの代表番号に接続し、一次受付のガイダンスの応答によって端末を特定、着信するサービスを考える。
【0006】
エンドユーザは通信サービスの代表番号に対し発信を行い、負荷分散装置によって接続要求のSIP信号がサービス制御装置に振り分けられ、ある1つのサービス制御装置に要求が届く。サービス制御装置はガイダンス装置に対してエンドユーザへのガイダンスを送出要求し、ガイダンス装置はエンドユーザの通信端末から応答、例えばPB信号や声音にてガイダンス応答結果をサービス制御装置に通知する。通知はSIPとHTTP(Hyper Text TransferProtocol)を利用する。サービス制御装置は、この情報を利用してエンドユーザからの呼を制御する。ガイダンス装置はエンドユーザからのガイダンス応答の送信先が1つのIPのみ登録できる。
【0007】
この場合、サービス制御装置やガイダンス装置がそれぞれ多重化した構成では、ガイダンス装置が応答を送信できるサービス制御装置のIPアドレスを1つしか持てないため、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置にガイダンス応答結果が送信できなかった。また、ガイダンス装置に登録したIPアドレスのサービス制御装置に対して、他のサービス制御装置からのガイダンス要求の応答も送られてくるため、特定のサービス制御装置のみに負荷が集中し、負荷を平準化することが困難であった。
【0008】
また、ガイダンス装置からの応答結果を、負荷分散装置を経由してサービス制御装置に通知する方法が考えられるが、各制御装置の負荷状態は常に変化しているため、負荷分散装置がガイダンス応答を要求したサービス制御装置を特定できず、間違ったサービス制御装置に情報が送られる可能性があった。
【0009】
本発明は、例えば、ガイダンス装置の制約としてガイダンスの応答結果を送信できる宛先のIPアドレスが1つのみであっても、サービス制御装置やガイダンス装置のスケーラビリティを保ちながら、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置に対して応答結果を送信できることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、IP網上にデータベースサーバを設置し、サービス制御装置がガイダンス装置に対してガイダンス要求を行う際、要求信号を識別できる識別子、例えばSIP信号のCall_IDと、要求を行ったサービス制御装置を特定できる識別子、例えば当該サービス制御装置の物理IPアドレスを要求毎にデータベースサーバに登録する。サービス制御装置はガイダンス装置に接続要求を行い、ガイダンス装置がガイダンスを流す。ガイダンス装置はユーザからの応答結果を負荷分散装置のIPアドレスに送信する。負荷分散装置では、例えば、多重化構成されたサービス制御装置の一つであるWebサーバの1台にユーザからの応答結果を転送する。WebサーバはHTTPで送られたHTML(Hyper Text Markup Language)内からCall_IDを抽出し、データベースサーバにサービス制御装置のIPアドレスを照合する。Webサーバは、データベースサーバからの問い合わせ結果をもとに、特定されたサービス制御装置にガイダンス応答結果を通知する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示すシステム構成図である。図1において、通信端末(SIPに対応)100、101はソフトスイッチ110に接続されている。例えば、エンドユーザ102は通信端末100をソフトスイッチ110を介して、他の通信端末101と接続し、そのエンドユーザ103と通話を行うことができる。また、ソフトスイッチ110は、ガイダンス装置120、負荷分散装置130、サービス制御装置140、Webサーバ150、データベースサーバ160のそれぞれとIP網200で接続されている。
【0012】
ガイダンス装置120は、サービス制御装置の一種であり、信号送受信機能121、ガイダンス送出機能122、PB受信・音声認識機能123から構成される。ガイダンス装置120は、サービス制御装置140からのガイダンス要求(SIP)に基づき、ソフトスイッチ110(ルータ、交換機等)を経由して通信端末100、101に接続し、ユーザに対しガイダンスを送出する。また、ガイダンス装置120は、通信端末100、101からのPB信号や音声をPB受信・音声認識機能123で受信し、負荷分散装置130を介して、その応答結果(ガイダンス応答結果)を他のWebサーバ150にHTTPを用いて通知することができる。
【0013】
負荷分散装置130は、信号振分機能131を具備し、ソフトスイッチ110やガイダンス装置120からの信号を受信し、サービス制御装置140やWebサーバ150へ、負荷の状態に応じて信号を分配することができる。
【0014】
サービス制御装置140は、信号受信機能141、サービス制御機能142、データベース通信機能143から構成される。サービス制御装置140は、負荷分散装置130を介して、ソフトスイッチ110からの信号を受信し、、ガイダンス装置120にガイダンス要求し、ガイダンス装置120からの応答結果に基づきサービスの制御を行うことができる。また、サービス制御装置140は、ガイダンス装置120に対してガイダンス要求を行う際、データベース通信機能143により、要求を識別できる識別子、要求を行った当該サービス制御装置140を特定できる識別子をデータベースサーバ160に登録することができる。
【0015】
Webサーバ150もサービス制御装置の一種であり、信号送受信機能151、データベース通信機能152から構成される。Webサーバ150は、負荷分散装置130からガイダンス応答結果を受け取ると、データベース通信機能152により、ガイダンス要求を出したサービス制御装置をデータベースサーバ160に問い合わせて、その結果をもとに該当サービス制御装置にガイダンス応答結果を通知することができる。
【0016】
データベースサーバ160は、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161、データベース処理機能162から構成される。データベースサーバ160は、データベース処理機能162により、サービス制御装置から登録要求があると、要求を識別できる識別子(例えばCall_ID)と要求を行ったサービス制御装置を特定できる識別子(例えばIPアドレス)を対応テーブル161に登録し、また、サービス制御装置(ここではWebサーバ150)から問い合わせがあると、対応テーブル161からCall_IDに対応するIPアドレスを検索して、Webサーバ150に通知することができる。
【0017】
図2に、本実施例の動作シーケンス例を示す。図2はコールセンタを想定し、通信端末100からの発信呼に対してガイダンス装置120に接続し、通信端末100からPBで送出された信号に基づき、着信すべき通信端末101を選択し通話を行うまでを示している。
【0018】
まず、通信端末100はコールセンタの代表電話番号に対してSIPを用いて発信(接続要求)を行う。コールセンタの代表電話番号は、負荷分散装置130のIPアドレスにマッピングされている。ソフトスイッチ110は、通信端末100からの呼の着信電話番号から負荷分散装置130のIPアドレスを特定し、接続要求のSIP信号を負荷分散装置130に送る。負荷分散装置130では複数のサービス制御装置140やWebサーバ150の負荷状態をチエックしており、ここでは、負荷が低いサービス制御装置140に対して、通信端末100からの接続要求のSIP信号を振り分ける(ステップ1)。
【0019】
サービス制御装置140では、受信した信号に対応したサービス制御シナリオを起動する(ステップ2)。ここでは、サービス制御装置140は、通信端末100とガイダンス応答を行うためにガイダンス装置120に接続してガイダンス要求のSIP信号を送信する(ステップ3)。この時、サービス制御装置140は、データベースサーバ160に対して、ガイダンス要求を識別する識別子(ここではSIPのCall_IDとする)と、該ガイダンス要求を行った当該サービス制御装置140を特定する識別子(ここではサービス制御装置のIPアドレスとする)を登録するための登録要求を送信する(ステップ4)。
【0020】
図3(A)に、サービス制御装置140からデータベースサーバ160へ送信される登録要求電文の構成例を示す。登録要求電文200は、電文名称201、ガイダンス装置120に通知したSIP信号のCall_ID(ソフトスイッチ110にて割当てられたSIPのCall_ID)202、当該サービス制御装置140のIDアドレス203、要求時刻204から構成される。
【0021】
データベースサーバ160は、サービス制御装置140から登録要求電文200を受信すると、そのCall_ID202、該サービス制御装置140のIDアドレス203、要求時刻204を、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161に登録する(ステップ5)。図4に対応テーブル161の構成例を示す。図4において、レコード301がサービス制御装置140から送信された図3(A)の登録要求電文200に対応する。なお、ステップ5の処理については後述する。
【0022】
一方、ガイダンス装置120は、サービス制御装置140からガイダンス要求(SIP)を受信すると、通信端末100に対してガイダンスを送信し、通信端末100からその応答情報をPB信号にて受信する(ステップ6)。ガイダンス装置120は、サービス制御装置140に対して、SIP信号のガイダンス要求応答を返却する。また、ガイダンス装置120は、ガイダンス応答結果をサービス制御装置140に通知できないため、負荷分散装置130にHTTP信号を送信する。HTTP信号にはCall_IDとガイダンス応答結果が含まれる。負荷分散装置130は、先の接続要求のSIP信号と同様に、複数のサービス制御装置の負荷状態に応じて1つのサービス制御装置を選択し、HTTP信号を転送する。ここでは、負荷分散装置130は、サービス制御装置の一種であるWebサーバ150を選択してHTTP信号を転送する(ステップ7)。
【0023】
Webサーバ150は、ガイダンス装置120からHTTP信号が転送されると、該HTTP信号からCall_IDを抽出し、データベースサーバ160に対して、ガイダンス要求を行ったサービス制御装置の装置番号を問い合わせる(ステップ8)。
【0024】
図3(B)に、Webサーバ150からデータベースサーバ160へ送信される照会要求電文の構成例を示す。照会要求電文210は、電文名称211、HTTP信号から抽出したCall_ID(サービス制御装置140にガイダンス装置120が通知したSIPのCall_ID)212、要求時刻213から構成される。
【0025】
データベースサーバ160は、Webサーバ150から照会要求電文210を受信すると、そのCall_ID212に対応するサービス制御装置のIPアドレスを、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161から検索し、その結果をWebサーバ150に通知する(ステップ9)。図4のテーブル例の場合、レコード301のCall_ID1611と図3(B)の照会要求電文210のCall_ID212とが一致するため、データベースサーバ160は、該エントリ301のIPアドレス1612(サービス制御装置140のIPアドレス)をWebサーバ150に通知する。なお、ステップ9の処理については後述する。
【0026】
Webサーバ150は、データベースサーバ160から通知された検索結果から該当するサービス制御装置140を特定し、サービス制御装置140へガイダンス応答結果(HTTP)を送信する(ステップ10)。サービス制御装置140は、Webサーバ150から通知されたガイダンス応答結果より着信すべき通信端末101を特定し(ステップ11)、通信端末101に対して要求(SIP)を行う(ステップ12)。これにより、通信端末100と通信端末101で通話が成立する。
【0027】
図5は、データベースサーバ160における登録要求電文受信時の処理フローチャートを示す。データベースサーバ160は、サービス制御装置140から登録要求電文200(図3(A))を受信すると(ステップ1001)、該電文を解析し、Call_ID202、サービス制御装置のIPアドレス203、要求時刻204を抽出する(ステップ1002)。そして、電文から抽出されたCall_IDと同じ値が対応テーブル161(図4)に存在するか判定し(ステップ1003)、存在しない場合、対応テーブル161内の空きを確認して、抽出したCall_IDサービス制御装置のIPアドレス、要求時刻を対応テーブル161へ登録する(ステップ1004)。また、電文200から抽出したCall_IDと同じ値が既に対応テーブル161に存在する場合は、サービス制御装置140に対してエラーを返却する(ステップ1005)。
【0028】
図6は、データベースサーバ160における照会要求電文受信時の処理フローチャートを示す。データベースサーバ160は、Webサーバ150から照会要求電文210(図3(B))を受信すると(ステップ2001)、該電文を解析し、Call_ID212を抽出する(ステップ2002)。そして、電文から抽出したCall_IDと同じ値が対応テーブル161(図4)に存在するか判定し(ステップ2003)、存在すれば、対応テーブル161の該当レコードより、対応するサービス制御装置のIPアドレスを取り出して、そのIPアドレスを含む応答電文を作成し(ステップ2004)、Webサーバ150通知する(ステップ2005)。通知が完了すると、対応テーブル161から通知したCall_IDのレコードを削除する(ステップ2006)。また、電文210から抽出したCall_IDと同じ値が対応テーブル161に存在しない場合は、Webサーバ150に対してエラーを返却する(ステップ2007)。
【0029】
図7は、本発明の他の実施例のシステム構成図で、図1のWebサーバ150を省略し、サービス制御装置140に縮退させた実施例である。図7の動作シーケンスは、図1のシステム構成の場合と基本的に同様であるが、負荷分散装置130は、ガイダンス装置120からのガイダンス応答結果(HTTP)をサービス制御装置140に転送する。サービス制御装置140は、HTTP信号からCall_IDを抽出して、データベースサーバ160にガイダンス要求を出したサービス制御装置の装置番号を問い合わせ、データベースサーバ160からの応答結果から自サービス制御装置140を特定する。なお、サービス制御装置140自身で照合できれば、データベースサーバ160に対する問い合わせを省略することができる。
【0030】
また、サービス制御装置が複数存在し、負荷分散装置130が、ガイダンス要求を出したサービス制御装置140と異なるサービス制御装置に対してガイダンス応答結果を転送した場合は、そのサービス制御装置が図1のWebサーバ150と同様にデータベースサーバ160に問い合わせて当該サービス制御装置140を特定し、ガイダンス応答結果を送信することになる。
【0031】
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、実施例では、通信端末からの情報の転送先(IPアドレス)が1ヶ所のみ登録できる装置例としてガイダンス装置を挙げたが、ガイダンス装置に限らないことは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、IP網を利用したサービス提供システムにおいて、例えば、ガイダンス装置の制約としてガイダンスの応答結果を送信できる宛先のIPアドレスが1つのみであっても、サービス制御装置やガイダンス装置のスケーラビリティを保ちながら、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置に対して応答結果を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するシステムの一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明を適用するシステムの動作シーケンス例である。
【図3】本発明を適用するシステムの電文構成の一例である。
【図4】本発明を適用するシステムのCall_ID−サービス制御装置番号対応テーブルの一例である。
【図5】データベースサーバの登録電文受信時のフローチャート例である。
【図6】データベースサーバの照会要求電文受信時のフローチャート例である。
【図7】本発明を適用するシステムの一実施例で縮退構成を示す構成図である。
【符号の説明】
100,101 通信端末
110 ソフトスイッチ
120 ガイダンス装置
150 Webサーバ
160 データベースサーバ
161 Call_ID−サービス制御装置特定番号対応テーブル
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷分散装置、複数のサービス制御装置、複数の通信端末がIP網で接続されて、サービスをスケーラブルに実現するサービス提供システムに関し、特に、一部のサービス制御装置が通信端末からの情報の転送先が1ケ所のみ登録できるような構成における信号分散方法、それを適用したサービス提供システム、そのサービス制御装置及びデータベースサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IP網(インターネットプロトコル網)におけるサービスも高機能化が要望されているが、サービス開始時の初期投資を軽減させるために、最小構成でサービスを開始し、ユーザが増加するにしたがい設備を増設できるようなスケーラブルなサービス制御装置の構成が求められている。このように多重化されたサービス制御装置を設置する構成を実現する方法として、サービス制御装置とソフトスイッチとの間に負荷分散装置を設置し、各サービス制御装置の負荷状態を確認し、より負荷が少ない装置に信号を分配する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
負荷分散装置では、信号のセッションを維持する情報を記憶することができ、エンドユーザからの同一セッションの信号に対しては常に同じ装置を説用するような設定を行うことができる。しかし、この設定は信号のプロトコル毎に対して行うため、一方のプロトコル内の情報を利用して他方のプロトコルに対する信号の制御を行うことはできなかった。
【0004】
【非特許文献1】
水野修、長山和弘著、「IP網上の高機能サービス提供に向けたサービスエージェント構成法」、NTT R&D 2002/02
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いま、エンドユーザがSIP(Session Initiation Protocol)に対応した通信端末を使用してコールセンタサービスなど通信さービスの代表番号に接続し、一次受付のガイダンスの応答によって端末を特定、着信するサービスを考える。
【0006】
エンドユーザは通信サービスの代表番号に対し発信を行い、負荷分散装置によって接続要求のSIP信号がサービス制御装置に振り分けられ、ある1つのサービス制御装置に要求が届く。サービス制御装置はガイダンス装置に対してエンドユーザへのガイダンスを送出要求し、ガイダンス装置はエンドユーザの通信端末から応答、例えばPB信号や声音にてガイダンス応答結果をサービス制御装置に通知する。通知はSIPとHTTP(Hyper Text TransferProtocol)を利用する。サービス制御装置は、この情報を利用してエンドユーザからの呼を制御する。ガイダンス装置はエンドユーザからのガイダンス応答の送信先が1つのIPのみ登録できる。
【0007】
この場合、サービス制御装置やガイダンス装置がそれぞれ多重化した構成では、ガイダンス装置が応答を送信できるサービス制御装置のIPアドレスを1つしか持てないため、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置にガイダンス応答結果が送信できなかった。また、ガイダンス装置に登録したIPアドレスのサービス制御装置に対して、他のサービス制御装置からのガイダンス要求の応答も送られてくるため、特定のサービス制御装置のみに負荷が集中し、負荷を平準化することが困難であった。
【0008】
また、ガイダンス装置からの応答結果を、負荷分散装置を経由してサービス制御装置に通知する方法が考えられるが、各制御装置の負荷状態は常に変化しているため、負荷分散装置がガイダンス応答を要求したサービス制御装置を特定できず、間違ったサービス制御装置に情報が送られる可能性があった。
【0009】
本発明は、例えば、ガイダンス装置の制約としてガイダンスの応答結果を送信できる宛先のIPアドレスが1つのみであっても、サービス制御装置やガイダンス装置のスケーラビリティを保ちながら、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置に対して応答結果を送信できることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、IP網上にデータベースサーバを設置し、サービス制御装置がガイダンス装置に対してガイダンス要求を行う際、要求信号を識別できる識別子、例えばSIP信号のCall_IDと、要求を行ったサービス制御装置を特定できる識別子、例えば当該サービス制御装置の物理IPアドレスを要求毎にデータベースサーバに登録する。サービス制御装置はガイダンス装置に接続要求を行い、ガイダンス装置がガイダンスを流す。ガイダンス装置はユーザからの応答結果を負荷分散装置のIPアドレスに送信する。負荷分散装置では、例えば、多重化構成されたサービス制御装置の一つであるWebサーバの1台にユーザからの応答結果を転送する。WebサーバはHTTPで送られたHTML(Hyper Text Markup Language)内からCall_IDを抽出し、データベースサーバにサービス制御装置のIPアドレスを照合する。Webサーバは、データベースサーバからの問い合わせ結果をもとに、特定されたサービス制御装置にガイダンス応答結果を通知する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示すシステム構成図である。図1において、通信端末(SIPに対応)100、101はソフトスイッチ110に接続されている。例えば、エンドユーザ102は通信端末100をソフトスイッチ110を介して、他の通信端末101と接続し、そのエンドユーザ103と通話を行うことができる。また、ソフトスイッチ110は、ガイダンス装置120、負荷分散装置130、サービス制御装置140、Webサーバ150、データベースサーバ160のそれぞれとIP網200で接続されている。
【0012】
ガイダンス装置120は、サービス制御装置の一種であり、信号送受信機能121、ガイダンス送出機能122、PB受信・音声認識機能123から構成される。ガイダンス装置120は、サービス制御装置140からのガイダンス要求(SIP)に基づき、ソフトスイッチ110(ルータ、交換機等)を経由して通信端末100、101に接続し、ユーザに対しガイダンスを送出する。また、ガイダンス装置120は、通信端末100、101からのPB信号や音声をPB受信・音声認識機能123で受信し、負荷分散装置130を介して、その応答結果(ガイダンス応答結果)を他のWebサーバ150にHTTPを用いて通知することができる。
【0013】
負荷分散装置130は、信号振分機能131を具備し、ソフトスイッチ110やガイダンス装置120からの信号を受信し、サービス制御装置140やWebサーバ150へ、負荷の状態に応じて信号を分配することができる。
【0014】
サービス制御装置140は、信号受信機能141、サービス制御機能142、データベース通信機能143から構成される。サービス制御装置140は、負荷分散装置130を介して、ソフトスイッチ110からの信号を受信し、、ガイダンス装置120にガイダンス要求し、ガイダンス装置120からの応答結果に基づきサービスの制御を行うことができる。また、サービス制御装置140は、ガイダンス装置120に対してガイダンス要求を行う際、データベース通信機能143により、要求を識別できる識別子、要求を行った当該サービス制御装置140を特定できる識別子をデータベースサーバ160に登録することができる。
【0015】
Webサーバ150もサービス制御装置の一種であり、信号送受信機能151、データベース通信機能152から構成される。Webサーバ150は、負荷分散装置130からガイダンス応答結果を受け取ると、データベース通信機能152により、ガイダンス要求を出したサービス制御装置をデータベースサーバ160に問い合わせて、その結果をもとに該当サービス制御装置にガイダンス応答結果を通知することができる。
【0016】
データベースサーバ160は、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161、データベース処理機能162から構成される。データベースサーバ160は、データベース処理機能162により、サービス制御装置から登録要求があると、要求を識別できる識別子(例えばCall_ID)と要求を行ったサービス制御装置を特定できる識別子(例えばIPアドレス)を対応テーブル161に登録し、また、サービス制御装置(ここではWebサーバ150)から問い合わせがあると、対応テーブル161からCall_IDに対応するIPアドレスを検索して、Webサーバ150に通知することができる。
【0017】
図2に、本実施例の動作シーケンス例を示す。図2はコールセンタを想定し、通信端末100からの発信呼に対してガイダンス装置120に接続し、通信端末100からPBで送出された信号に基づき、着信すべき通信端末101を選択し通話を行うまでを示している。
【0018】
まず、通信端末100はコールセンタの代表電話番号に対してSIPを用いて発信(接続要求)を行う。コールセンタの代表電話番号は、負荷分散装置130のIPアドレスにマッピングされている。ソフトスイッチ110は、通信端末100からの呼の着信電話番号から負荷分散装置130のIPアドレスを特定し、接続要求のSIP信号を負荷分散装置130に送る。負荷分散装置130では複数のサービス制御装置140やWebサーバ150の負荷状態をチエックしており、ここでは、負荷が低いサービス制御装置140に対して、通信端末100からの接続要求のSIP信号を振り分ける(ステップ1)。
【0019】
サービス制御装置140では、受信した信号に対応したサービス制御シナリオを起動する(ステップ2)。ここでは、サービス制御装置140は、通信端末100とガイダンス応答を行うためにガイダンス装置120に接続してガイダンス要求のSIP信号を送信する(ステップ3)。この時、サービス制御装置140は、データベースサーバ160に対して、ガイダンス要求を識別する識別子(ここではSIPのCall_IDとする)と、該ガイダンス要求を行った当該サービス制御装置140を特定する識別子(ここではサービス制御装置のIPアドレスとする)を登録するための登録要求を送信する(ステップ4)。
【0020】
図3(A)に、サービス制御装置140からデータベースサーバ160へ送信される登録要求電文の構成例を示す。登録要求電文200は、電文名称201、ガイダンス装置120に通知したSIP信号のCall_ID(ソフトスイッチ110にて割当てられたSIPのCall_ID)202、当該サービス制御装置140のIDアドレス203、要求時刻204から構成される。
【0021】
データベースサーバ160は、サービス制御装置140から登録要求電文200を受信すると、そのCall_ID202、該サービス制御装置140のIDアドレス203、要求時刻204を、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161に登録する(ステップ5)。図4に対応テーブル161の構成例を示す。図4において、レコード301がサービス制御装置140から送信された図3(A)の登録要求電文200に対応する。なお、ステップ5の処理については後述する。
【0022】
一方、ガイダンス装置120は、サービス制御装置140からガイダンス要求(SIP)を受信すると、通信端末100に対してガイダンスを送信し、通信端末100からその応答情報をPB信号にて受信する(ステップ6)。ガイダンス装置120は、サービス制御装置140に対して、SIP信号のガイダンス要求応答を返却する。また、ガイダンス装置120は、ガイダンス応答結果をサービス制御装置140に通知できないため、負荷分散装置130にHTTP信号を送信する。HTTP信号にはCall_IDとガイダンス応答結果が含まれる。負荷分散装置130は、先の接続要求のSIP信号と同様に、複数のサービス制御装置の負荷状態に応じて1つのサービス制御装置を選択し、HTTP信号を転送する。ここでは、負荷分散装置130は、サービス制御装置の一種であるWebサーバ150を選択してHTTP信号を転送する(ステップ7)。
【0023】
Webサーバ150は、ガイダンス装置120からHTTP信号が転送されると、該HTTP信号からCall_IDを抽出し、データベースサーバ160に対して、ガイダンス要求を行ったサービス制御装置の装置番号を問い合わせる(ステップ8)。
【0024】
図3(B)に、Webサーバ150からデータベースサーバ160へ送信される照会要求電文の構成例を示す。照会要求電文210は、電文名称211、HTTP信号から抽出したCall_ID(サービス制御装置140にガイダンス装置120が通知したSIPのCall_ID)212、要求時刻213から構成される。
【0025】
データベースサーバ160は、Webサーバ150から照会要求電文210を受信すると、そのCall_ID212に対応するサービス制御装置のIPアドレスを、Call_ID−サービス制御装置番号対応テーブル161から検索し、その結果をWebサーバ150に通知する(ステップ9)。図4のテーブル例の場合、レコード301のCall_ID1611と図3(B)の照会要求電文210のCall_ID212とが一致するため、データベースサーバ160は、該エントリ301のIPアドレス1612(サービス制御装置140のIPアドレス)をWebサーバ150に通知する。なお、ステップ9の処理については後述する。
【0026】
Webサーバ150は、データベースサーバ160から通知された検索結果から該当するサービス制御装置140を特定し、サービス制御装置140へガイダンス応答結果(HTTP)を送信する(ステップ10)。サービス制御装置140は、Webサーバ150から通知されたガイダンス応答結果より着信すべき通信端末101を特定し(ステップ11)、通信端末101に対して要求(SIP)を行う(ステップ12)。これにより、通信端末100と通信端末101で通話が成立する。
【0027】
図5は、データベースサーバ160における登録要求電文受信時の処理フローチャートを示す。データベースサーバ160は、サービス制御装置140から登録要求電文200(図3(A))を受信すると(ステップ1001)、該電文を解析し、Call_ID202、サービス制御装置のIPアドレス203、要求時刻204を抽出する(ステップ1002)。そして、電文から抽出されたCall_IDと同じ値が対応テーブル161(図4)に存在するか判定し(ステップ1003)、存在しない場合、対応テーブル161内の空きを確認して、抽出したCall_IDサービス制御装置のIPアドレス、要求時刻を対応テーブル161へ登録する(ステップ1004)。また、電文200から抽出したCall_IDと同じ値が既に対応テーブル161に存在する場合は、サービス制御装置140に対してエラーを返却する(ステップ1005)。
【0028】
図6は、データベースサーバ160における照会要求電文受信時の処理フローチャートを示す。データベースサーバ160は、Webサーバ150から照会要求電文210(図3(B))を受信すると(ステップ2001)、該電文を解析し、Call_ID212を抽出する(ステップ2002)。そして、電文から抽出したCall_IDと同じ値が対応テーブル161(図4)に存在するか判定し(ステップ2003)、存在すれば、対応テーブル161の該当レコードより、対応するサービス制御装置のIPアドレスを取り出して、そのIPアドレスを含む応答電文を作成し(ステップ2004)、Webサーバ150通知する(ステップ2005)。通知が完了すると、対応テーブル161から通知したCall_IDのレコードを削除する(ステップ2006)。また、電文210から抽出したCall_IDと同じ値が対応テーブル161に存在しない場合は、Webサーバ150に対してエラーを返却する(ステップ2007)。
【0029】
図7は、本発明の他の実施例のシステム構成図で、図1のWebサーバ150を省略し、サービス制御装置140に縮退させた実施例である。図7の動作シーケンスは、図1のシステム構成の場合と基本的に同様であるが、負荷分散装置130は、ガイダンス装置120からのガイダンス応答結果(HTTP)をサービス制御装置140に転送する。サービス制御装置140は、HTTP信号からCall_IDを抽出して、データベースサーバ160にガイダンス要求を出したサービス制御装置の装置番号を問い合わせ、データベースサーバ160からの応答結果から自サービス制御装置140を特定する。なお、サービス制御装置140自身で照合できれば、データベースサーバ160に対する問い合わせを省略することができる。
【0030】
また、サービス制御装置が複数存在し、負荷分散装置130が、ガイダンス要求を出したサービス制御装置140と異なるサービス制御装置に対してガイダンス応答結果を転送した場合は、そのサービス制御装置が図1のWebサーバ150と同様にデータベースサーバ160に問い合わせて当該サービス制御装置140を特定し、ガイダンス応答結果を送信することになる。
【0031】
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、実施例では、通信端末からの情報の転送先(IPアドレス)が1ヶ所のみ登録できる装置例としてガイダンス装置を挙げたが、ガイダンス装置に限らないことは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、IP網を利用したサービス提供システムにおいて、例えば、ガイダンス装置の制約としてガイダンスの応答結果を送信できる宛先のIPアドレスが1つのみであっても、サービス制御装置やガイダンス装置のスケーラビリティを保ちながら、ガイダンス応答を要求したサービス制御装置に対して応答結果を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するシステムの一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明を適用するシステムの動作シーケンス例である。
【図3】本発明を適用するシステムの電文構成の一例である。
【図4】本発明を適用するシステムのCall_ID−サービス制御装置番号対応テーブルの一例である。
【図5】データベースサーバの登録電文受信時のフローチャート例である。
【図6】データベースサーバの照会要求電文受信時のフローチャート例である。
【図7】本発明を適用するシステムの一実施例で縮退構成を示す構成図である。
【符号の説明】
100,101 通信端末
110 ソフトスイッチ
120 ガイダンス装置
150 Webサーバ
160 データベースサーバ
161 Call_ID−サービス制御装置特定番号対応テーブル
Claims (8)
- データベースサーバ、負荷分散装置、複数のサービス制御装置、複数の通信端末がIP網で接続されているサービス提供システムにおいて、
前記サービス制御装置の少なくとも一部の装置(以下、サービス制御装置B)は、通信端末からの情報の転送先が1ケ所のみ登録できるような構成における信号分散方法であって、
通信端末からの発呼要求を負荷分散装置で、あるサービス制御装置(以下、サービス制御装置A)に振り分ける工程と、
サービス制御装置Aが、データベースサーバに対して、発呼要求の識別子及び要求を送出した当該サービス制御装置Aの識別子を登録する工程と、
サービス制御装置Aが、サービス制御装置Bに対して通信端末への接続指示を要求する工程と、
サービス制御装置Bが、通信端末に接続し、通信内容を受け取る工程と、
サービス制御装置Bが受け取った通信内容を負荷分散装置で、あるサービス制御装置(以下、サービス制御装置C)に振り分ける工程と、
サービス制御装置Cが、データベースサーバに対して、サービス制御装置Bに接続要求をだしたサービス制御装置Aを問い合わせる工程と、
データベースサーバが、登録されている発呼要求の識別子及びサービス制御装置の識別子を検索して、サービス制御装置Cへ問い合わせ結果を通知する工程と、
サービス制御装置Cが、前記データベースサーバからの問い合わせ結果をもとに接続要求をだしたサービス制御装置Aに前記通信内容を送信する工程と、
を具備することを特徴とする信号分散方法。 - 請求項1記載の信号分散方法において、
サービス制御装置Aは、データベースサーバに対して、発呼要求の識別子としてSIP信号のCall_ID、当該サービス制御装置Aの識別子として該サービス制御装置AのIPアドレスを登録し、
サービス制御装置Cは、データベースサーバに対して、通信内容に含まれるCall_IDを用いて問い合わせを行う、
ことを特徴とする信号分散方法。 - 請求項2記載の信号分散方法において、
データベースサーバは、サービス制御装置Cから問い合わせがあると、Call_IDに対応するサービス制御装置AのIPアドレスをサービス制御装置Cに通知することを特徴とする信号分散方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号分散方法において、
サービス制御装置Bは、通信端末にガイダンスを送出し、通信端末からガイダンス応答結果を受信するガイダンス装置であることを特徴とする信号分散方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号分散方法において、
サービス制御装置Aとサービス制御装置Cは同一装置あるいは別装置のいずれでもよいことを特徴とする信号分散方法。 - データベースサーバ、負荷分散装置、複数のサービス制御装置、複数の通信端末がIP網で接続され、前記サービス制御装置の少なくとも一部の装置は通信端末からの情報の転送先が1ケ所のみ登録できるような構成となっているサービス提供システムにおいて、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の信号分散方法を使用していることを特徴とするサービス提供システム。 - 請求項6に記載のサービス提供システムに使用されているサービス制御装置。
- 請求項6に記載のサービス提供システムに使用されているデータベースサーバ。
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JP2002355875A JP2004192067A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 信号分散方法、サービス提供システム、そのサービス制御装置及びデータベースサーバ |
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-
2002
- 2002-12-06 JP JP2002355875A patent/JP2004192067A/ja active Pending
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