JP2004190272A - 型枠用鋼管パイプ押さえ金具 - Google Patents

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隆造 樋口
Nobuo Higuchi
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Abstract

【課題】搬送・保管時にコンパクト化しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具の提供を課題とする。
【解決手段】桟木50b,cを取着した型枠板60a,cに継手金具80cで鋼管パイプ70b,cを固定するため、アーム部2a,cとその一端に垂設した当て部3b,cとからなり、該ア−ム部2a,cは中間を枢着4c,dして折畳んで小型化できるようにし、前記当て部3b,cは先端を枢着5c,dで延長可能に折り畳んで収納しうる延長部33a,b,cを設けて汎用しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具1a,b,c,dと、また桟木を取着した型枠板に継手金具で鋼管パイプを固定するため、該アーム部は中間を枢着して折畳んで小型化できるようにし、前記当て部は先端と後端を支承自在のスライド可能な延長部を設けて汎用しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリ−ト型枠用の組み立てに使用される部品であって、桟木を取着した木質製型枠板同士を継手金具で連結する際に、補強用として当てる鋼管パイプを押さえ付けるための金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼管パイプの押さえには、図5(イ)(ロ)(ハ)に示す如き、三種の押さえ金具A1,A2,A3が利用され、これは図6(イ)(ロ)(ハ)に示す如き工法に組み立てられていた。図5(イ)の鋼管パイプ押さえ金具A1は、図6(イ)に示すように二本の鋼管パイプJ1,J1を桟木R1上で固定する工法に使用されていた。図5(ロ)の鋼管パイプ押さえ金具A2は、図6(ロ)に示すように一本の鋼管パイプJ2を桟木R2,R2上で固定する工法に使用されていた。図5(ハ)の鋼管パイプ押さえ金具A3は、図6(ハ)に示すように桟木R3,R3上の一本の鋼管パイプJ3を型枠板W3へ固定する工法に使用されていた。
【0003】
このように従来の押さえ金具は、A1,A2,A3と三種の金具を必要とし、しかも、各押さえ金具A1,A2,A3は、多くの部品から構成されていた。例えば押さえ金具A3の場合だと、押さえ金具A3、楔金具U3、継手金具T3、コーンキャップK3の各部品からなっていた。しかしコンクリートを流し込む場所は、高層建築の高い所もあり、これ等の各部品を忘れずに持って上ることは大変な手間であった。
【0004】
本発明の出願人の一人は、先に特開2002−4577号の特許を出願した。これは、型枠板の縁部同士の桟木を釘で打ち付けたり、図6(ハ)のように型枠板に穴を貫通させなくてもよい、しかも迅速に組立てうるコンクリート型枠用組立金具を提案したものであった。しかし、部品数はやはり多く、取り付け工法もあまり簡単ではないという問題は残っていた。
【0005】
そのため本発明の出願人等は、コンクリート型枠の平壁用組立工法とその組立金具に関し、先に特願平2001−292497を出願した。その組立金具中の「当て金具」に相当するものが、本発明の鋼管パイプ押さえ金具である。
【0006】
即ち本発明の押さえ金具は、鋼管パイプ(従来の端太材)を押さえ付けるための金具であるが、前述の楔金具U3にて締結する際に、継手金具T3を介して行なうものである。図7(A)は、同じ継手金具Tを示したが、これは従来「フォームタイ」(登録商標)と称されているものである。また、図7(B)も本発明の出願人等が開発した継手金具T′であるが、これは桟木同士の隙間に入れて、セパレートボルトに連結させる平壁用の継手金具で、「平セパ」と称している。従って本発明の押さえ金具は、フォームタイと平セパの両継手金具への使用を対象にしたものである。
【0007】
ところが、本発明の目的と物品が以上のようなものであるとしても、コンクリ−ト型枠用の工法と組立金具の先行技術中に、本発明の「鋼管パイプ用押さえ金具」の記載があれば問題となるので、以下に取り上げる。特開平3−55359公報の「くさび」という名称で記載のものが、本発明の押さえ金具に相当するものであるが、これは前述の図5(イ)のA1タイプのものである。また、特開平5−79182公報の「保持体」という名称で記載のものが、本発明の押さえ金具に相当するものであるが、これも前述の図5(イ)のA1タイプのものである。そして特開平11−13281公報の「当接体」という名称で記載のものが、本発明の押さえ金具に相当するものであるが、これまた前述の図5(イ)のA1タイプのものに過ぎない。従って、本発明の課題とする折り畳んで小型化し、一個で各種金具を兼用しようという汎用タイプの先行技術は開示されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み本発明は、一ないし二本の鋼管パイプを桟木または型枠板に固定する各工法を、一個の押さえ金具にて兼用しうる汎用品とし、しかも部品数を少なくし、搬送・保管時にコンパクト化しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を達成するために、桟木を取着した型枠板に継手金具で鋼管パイプを固定するための型枠用鋼管パイプ押さえ金具において、該押さえ金具はアーム部とその一端に垂設した当て部とからなり、該アーム部は中間を枢着して折畳んで小型化できるようにし、前記当て部は、先端を枢着で延長可能に折り畳んで収納しうる延長部を設けて汎用しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具を構成するものである。
【0010】
また本発明は、桟木を取着した型枠板に継手金具で鋼管パイプを固定するための型枠用鋼管パイプ押さえ金具において、該押さえ金具はアーム部とその一端に垂設した当て部とからなり、該ア−ム部は中間を枢着して折畳んで小型化できるようにし、前記当て部は先端と後端を支承自在のスライド可能な延長部を設けて汎用しうるようにした型枠用鋼管パイプ押さえ金具を構成するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具について以下図面に基づいて詳述する。図1は本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具の一実施例を示す図である。図1(A)(B)(C)(D)は折り畳んだ状態を示し、図1(A)は正面図、図1(B)は平面図、図1(C)は左側面図、図1(D)は右側面図である。図1(E)(F)は、アーム部を広げた状態を示し、図1(E)は正面図、図1(F)は平面図である。図1(G)(H)は、当て部を延長した状態の破線からセットした時の実線を示し、図1(G)は正面図、図1(H)は左側面図である。
【0012】
そして図2(イ)(ロ)(ハ)は、図1の押さえ金具を使用した工法の、図6と同じ方向から俯瞰した一実施例を示し、また図2(ニ)は同金具を折り畳んだ状態の斜視図である。即ち、図2(イ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(イ)の工法に使用される場合を示し、図2(ロ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(ロ)の工法に使用される場合を示し、図2(ハ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(ハ)の工法に使用される場合を示している。
【0013】
本発明の鋼管パイプ押さえ金具1,1a,1b,1c,1dは、水平の長いアーム部2,2aと、その一端を略直角に下方に垂設した当て部3,3b,3cとからなっている。本発明で当て部というのは、桟木50bまたは型枠板60cに当接させる部分である。そして、アーム部2,2aは、中間を支点4,4a,4dで枢着している。そのためアーム部2,2aの他端(図2では、右上側)を手前に180°前倒しに回転させ、図2(ニ)のように折曲して重ねて折畳むと、アーム部2,2aは半分のサイズになってコンパクトに小型化でき、搬送時に便利になる。なお折り畳んだ状態では、図1(A)に示す如くアーム部2の先端は、当て部3とともに延長部33にて覆装されるので、安定した状態に保たれる。
【0014】
当て部3,3b,3cの先端は、支点5,5c,5dで枢着し、延長部33,33b,33cを付設している。延長部33,33b,33cは、延長しない時は当て部3,3cを覆装しているので、図1(H),図2(ハ)の如く開放箱型のものからなっている。図6(ロ)の工法の場合、鋼管パイプ70b上の押さえ金具1bを桟木50bへ固定するので、図2(ロ)の当て部3bは短くてもよかった。しかし、図6(ハ)の工法の場合には、型枠板60cへ固定するので、図2(ハ)の押さえ部3cは長く伸ばす必要がある。そのため桟木50cの上の鋼管パイプ70c上の押さえ金具1cを型枠板60cへ固定する図6(ハ)の工法の場合には、折り畳んでいた延長部33cを前倒しに180°回転させて出し、当て部を長くして使用するものである。なお図2(イ)の場合は、延長部33aで覆装された押さえ部の底面13a(図1(A)では13)が、型枠板60aから間隔30a浮いた状態にある。そして図2(ハ)の場合は、延長部33cの底面43cが型枠板60cに当接した状態になり、継手金具80cに対して、本発明の押さえ金具1cは楔金具90cとセットで使用される。従って、本発明の押さえ金具1cに楔金具90cを、鎖等で一連に連結しておくことも望ましい。
【0015】
しかし本発明の押さえ金具は、締結用なので強度と安定が要求される。従って本実施例の押さえ金具1については、当て部3の延長部33を伸ばした際の安定と強度に耐えうるセットが必要である。先ず回転させて延長させる枢着箇所の支点5は、図1の(G)のように凸部分のピン15に対して、凹部分は長穴25を穿設して遊びを持たせて遊挿しうるようにした。即ち、延長部33を回転さして伸ばした状態では、延長部33の底面43が破線のように下に垂れ下っており、図示してないがピン15は長穴25の上端に位置する。次に、ピン15を長穴25の下端まで、延長部33を上に持ち上げてセットするもので、そのため長穴25の下端は、戻り防止のセット用丸穴で安定に保持するようにしている。
【0016】
そしてセット時の上下の耐圧強度に対しては、図1(H)に示すように、延長部33の内面に舌片7を内設し、当て部先端の底面13を担持するようにした。また延長した延長部33がぐらつかないよう、延長部33の両側面上部には縁部8,8を周設し、当て部側面23の先端を包み込むようにして倒れを防止し拘持するようにした。そのため、縁部8,8が折り畳んだ際の妨げにならぬように、当て部の側面23は、凹弧状部9,9を付設するようにした。
【0017】
ところが図2(イ)(ロ)に示すように、延長部33a,33bを折り畳んだ状態のままで、楔金具90a,90bを打ち込む場合がある。この際、楔金具90a,90bが延長部33a,33bの前面にまで達するので、その対策が必要である。図1(C)の窓10は、そのための孔である。なお孔20の方は、舌片7を突出さした後に生じた孔である。
【0018】
図3(イ)(ロ)(ハ)は、本発明の別な押さえ金具を使用した工法の、図6と同じ方向から俯瞰した一実施例を示す分解斜視図であり、また図3(ニ)は同金具を折り畳んだ状態の斜視図である。即ち、図3(イ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(イ)の工法に使用される場合を示し、図3(ロ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(ロ)の工法に使用される場合を示し、図3(ハ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(ハ)の工法に使用される場合を示している。
【0019】
本発明の鋼管パイプ押さえ金具101a,101b,101c,101dは、水平の長いアーム部102a,102b,102cと、その一端(図3では、左下側)を略直角に下方に垂設している当て部103a,103b,103cとからなっている。そしてア−ム部102a,102b,102cは、中間を支点104a,104b,104c,104dで枢着している。そのためア−ム部102a,102b,102cの他端(図2では、右上側)を手前に180°前倒しに回転させ、図3(ニ)のように重ねて折畳むと、アーム部102a,102b,102cは、半分のサイズにコンパクトに小型化でき、搬送時に便利になる。
【0020】
一方当て部103a,103b,103cは、スライド可能に延長して固定しうる延長部133a,133b,133c,133dを付設している。本実施例の場合には、延長部133a,133b,133c,133dが、当て部103a,103b,103c,103dを両側面と背面で外装するカバー状のものからなっている。図6(ロ)の工法の場合、鋼管パイプ170b上の押さえ金具101bを桟木150bへ固定するので、図3(ロ)の当て部103bは短くてもよかった。しかし、図6(ハ)の工法の場合には、型枠板160cへ固定するので、図3(ハ)の押さえ部103cは長く伸ばす必要がある。そのため桟木150cの上の鋼管パイプ170c上の押さえ金具101cを型枠板160cへ固定する図6(ハ)の工法の場合には、延長部133cを出して当て部103cを長くして使用するものである。なお図3(ロ)が当接する面は、当て部103bではなくて、延長部133bの底面143bである。そして図3(イ)の場合は、延長部133aの底面143aが、型枠板160aから間隔130a浮いた状態にある。また図3(ハ)の場合は、延長部133cの底面143cが型枠板160cに当接した状態になる。なお継手金具180cに対して、本発明の押さえ金具101cは楔金具190cとセットで使用される。従って、本発明の押さえ金具101cに楔金具190cを、鎖等で一連に連結しておくことも望ましい。
【0021】
本実施例の押さえ金具101cは、図3(ハ)で説明すると、ピン116cに対して、当て部103cの上部後端にはピン穴136cを、下部先端にはピン穴146cを穿設し、延長部133cにはピン穴156cを穿設している。従ってピン116cを、延長部133cのピン穴156cから、当て部103c先端のピン穴146cへ挿通すると、延長部133cの状態で当て部103cが伸ばされる。これに対しピン116cを、延長部133cのピン穴156cから、当て部103c後端のピン穴136cへ挿通すると、図3(イ)(ロ)の延長部133a,133bのように短くなる。即ち当て部103cは、先端と後端のピン穴136c,146cを使い分けることにより、延長部133cがスライド可能に支承を自在に安定して変えることができる。なお、図3(ニ)の折り畳んだ状態の時には、ピン116dを上部後端の穴に挿通して、出来るだけコンパクトにする。
【0022】
図4(イ)(ハ)は、本発明のまた別な押さえ金具を使用した工法の、図6に対応した同じ方向から俯瞰した一実施例を示す斜視図であり、また図3(ニ)は同金具を折り畳んだ状態の斜視図である。即ち、図4(イ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(イ)の工法に使用される場合を示し、図4(ハ)の鋼管パイプ押さえ金具は図6(ハ)の工法に使用される場合を示している。なお本実施例では、図6(ロ)に相当する工法は、図示していない。
【0023】
本発明の鋼管パイプ押さえ金具201a,201c,201dは、水平の長いア−ム部202a,202cからなっている。このア−ム部202a,202cは、両端に略直角に垂設する縁212a,212cを有している。これは、図2(イ)(ロ)(ハ)や図2(イ)(ロ)(ハ)の左下の「当て部」のような長いものではなく、図2(イ)(ロ)(ハ)や図2(イ)(ロ)(ハ)の右上に相当する短い長さのコ−ナ−状のものである。
【0024】
そして回動自在の枢着支点は、204a,204c,204dと205a,205c,205dとの二点からなっている。支点205cから先の方は、図4(ハ)の左下側の一端に示す如く、略直角に下方に垂設する当て部203cになっており、即ち当て部203cは、ア−ム部202cを折曲して形成されている。そして、もう一方の支点204dは、図4(ニ)に示す如く、折畳む際に折り曲げられる。図4(ニ)の場合には、ア−ム部202a,202cは3分の1のサイズにコンパクトに小型化でき、搬送時に便利になる。
【0025】
即ち図4(イ)の場合には、アーム部の縁212aの下面222aが、型枠板260aから間隔230a浮いた状態にある。また図4(ハ)の場合には、ア−ム部の縁212cの垂設面232c(折れ曲がった状態では底面)が、型枠板260cに当接することになる。また図示した本実施例の当て部203cは、一種類であるため、仮に延長部を含めた長い方(120粍程度)の(ハ)のみを記載した。しかし、支点204cの位置を、先が短い方(60粍程度)の長さにしておけば、引っ繰り返して(ロ)の工法にも適用できる。あるいは、押さえ部を短くしておいて、図2または図3のような延長部を先端に付設するようにしてもよい。
【0026】
そして本発明の各押さえ金具の各アーム部の中央付近には、継手金具を挿入するための特に大きな丸穴が穿設されている。、図1(F)では40が、図2(ハ)では40cが、図3(ハ)では140cが、図4(ハ)では240cがこれに相当する。継手金具が図7(A)の場合、楔挿入部は8×17.8mmの矩形になっている。従って、従来の押さえ金具の穴は、この矩形が挿入できる程度の小さな楕円穴になっていた。これに対し本発明の押さえ金具の穴は、20粍直径の大きな円形の丸穴にしているので、押さえ金具の向きを変えるのに継手金具を抜き直す必要がなくなった。そのため、一方の後方にだけ鋼管パイプのある各(ロ)や(ハ)の場合、継手金具を抜かずに、本発明の押さえ金具を簡単に回して向きを変えれるようにしたものである。
【0027】
以上の実施例は、あくまでも一例を示したに過ぎず、本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具は、この他の各種工法にも利用でき、また従来部品との互換性も有するようにしている。従って使用工法は、先に出願した特願平2001−292497の各組立金具を広く利用しうるものである。
【0028】
【発明の効果】
本発明の押さえ金具は、一ないし二本の鋼管パイプを桟木または型枠板に固定する各工法を、一個金具で兼用することのできる汎用タイプのものとした。
【0029】
本発明の押さえ金具は、小さくコンパクトに折り畳めるようにしたので、搬送や保管時に場所をとらず便利である。
【0030】
本発明の押さえ金具は、部品数を少なくしたので、安価に提供することができ型枠の組立・解体工法も特に簡略化しうるようになった。
【0031】
本発明で使用される各種従来金具と互換性を有するようにしたので、従来の工法にも使用することができ、多目的の工事に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具の一実施例を示し、(A)(B)(C)(D)は折り畳んだ状態で、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、図1(D)は右側面図であり、(E)(F)はア−ム部を広げた状態で、(E)は正面図、(F)は平面図であり、(G)(H)は当て部を延長した時とセセットした時を示し、(G)は正面図、(H)は左側面図である。
【図2】本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具の一実施例を示し、(イ)(ロ)(ハ)は、各工法への使用状態を示し、(ニ)は折り畳んだ状態の斜視図である。
【図3】本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具の別な実施例を示し、(イ)(ロ)(ハ)は、各工法への使用状態を示す分解斜視図であり、(ニ)は折り畳んだ状態の斜視図である。
【図4】本発明の型枠用鋼管パイプ押さえ金具のさらに別の実施例を示し、(イ)(ハ)は、各工法への使用状態を示し、(ニ)は折り畳んだ状態の斜視図である。
【図5】従来の型枠用鋼管パイプ押さえ金具の三種を示し、(イ)(ロ)(ハ)はその斜視図である。
【図6】従来の図5の鋼管パイプ押さえ金具による各工法の使用状態を示し、(イ)(ロ)(ハ)は図5の各金具に対応した斜視図である。
【図7】従来の継手金具を示し、(A)はフォームタイ(登録商標)の斜視図、(B)は平セパの斜視図である。
【符号の説明】
1,a,b,c,d,101a,b,c,d,201a,c,d押さえ金具
2,a,c,102a,b,c,202a,c アーム部
212a,c アーム部の縁
222a アーム部縁の下面
232c アーム部縁の垂面
3,3b,3c,103a,b,c,203c 当て部
13,a,113a 延長部の底面
23 延長部の側面
33,a,b,c,133a,b,c,d,233c 延長部
43,143a,b,c 延長部の底面
234 押さえ部用ピン穴
4,c,d,104a,b,c,d,204a,c,d 折畳みの枢着支点
14 折畳みのピン
24,224 折畳みのピン穴
5,c,d,205a,c,d 延長の枢着支点
15 延長のピン
25 延長のピン長穴
116a,b,c,d スライドピン
136c スライド上ピン穴
146c スライド下ピン穴
156c 延長部のピン穴
7 延長部の舌片
8 延長部の縁部
9 側面の凹弧状部
10,20 延長部の孔
30a,130a,230a 型枠板との間隔
50b,c,150b,c,250c 桟木
60a,c,160c,260a,c 型枠板
70b,c,170c,d,270c 鋼管パイプ
80c,180 継手金具
90a,b,c,190c 楔金具
A1,A2,A3 押さえ金具
J1,J2,J3 鋼管パイプ
K3 コーンキャップ
R1,R2,R3 桟木
T3,T,T′ 継手金具
U3 楔金具
W3 型枠板

Claims (8)

  1. 桟木を取着した型枠板に継手金具で鋼管パイプを固定するための型枠用鋼管パイプ押さえ金具において、該押さえ金具はア−ム部とその一端に垂設した当て部とからなり、該ア−ム部は中間を枢着して折畳んで小型化できるようにし、前記当て部は先端を枢着で延長可能に折り畳んで収納しうる延長部を設けて汎用しうるようにしたことを特徴とする型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  2. 前記延長部に、舌片を内設し当て部の先端底面を担持するようにした請求項1記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  3. 前記延長部に、縁部を周設し当て部の先端側面を拘持させ、該側面に凹弧状部を付設するようにした請求項1記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  4. 前記当て部の先端枢着箇所の凹部分に、長穴を穿設して凸部分のピンが遊挿しうるようにした請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  5. 前記折り畳んだ状態で、延長部がア−ム部の先端と当て部を覆装するようにした請求項1記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  6. 桟木を取着した型枠板に継手金具で鋼管パイプを固定するための型枠用鋼管パイプ押さえ金具において、該押さえ金具はア−ム部とその一端に垂設した当て部とからなり、該ア−ム部は中間を枢着して折畳んで小型化できるようにし、前記当て部は先端と後端を支承自在のスライド可能な延長部を設けて汎用しうるようにしたことを特徴とする型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  7. 前記当て部が、ア−ム部を折曲して形成するようにした請求項1又は請求項6記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
  8. 前記ア−ム部に、継手金具を抜かずに回動しうる丸穴を穿設した請求項1、請求項6、又は請求項7記載の型枠用鋼管パイプ押さえ金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106836800A (zh) * 2016-12-09 2017-06-13 辽宁铁道职业技术学院 一种土木工程施工用夹具

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