JP2004190186A - カラーコットンの製造方法 - Google Patents

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Atsushi Horiuchi
篤 堀内
Kazuyoshi Okamoto
三宜 岡本
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Abstract

【課題】これまでの方法より安価で効果的な方法により有色綿の明度を改変し、高い耐光堅牢度を有するカラーコットンの製造方法を提供する。
【解決手段】天然の色素を有するカラーコットンをアルカリ剤を含む液を用いて処理した後、カチオンを含む液で処理することによりカラーコットンの明度を改変することを特徴とするカラーコットンの製造方法。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、染料を用いず天然カラーコットンの明度を改変すると同時に、高い耐光堅牢性を付与するカラーコットンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、品種改良により有色化された原綿(カラーコットン)を開発する試みがされ、緑色、黄色、茶色、薄紅色など色彩を帯びたものが供給されるようなってきた。カラーコットンは合成染料を用いない天然色素を有するため、天然素材指向の流れに合わせ注目されてきた。しかしこれまで淡色のものに限られるために多彩なカラーバリエーションおよび明度差を要求される衣料分野には適さなかった。また、天然の色素は本来植物がそれぞれ細胞内で作り上げたものであるため、合成染料と比べ繊維への親和力で劣り、特に耐光堅牢度改善の必要があった。
【0003】
これらを解決すべく、原綿の明度を改変する方法として有色綿を酵素セルラーゼを用いて処理する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに高濃度の発色と堅牢度を得る方法として、水溶性金属塩を含む水溶液中で色つき原綿を浸漬して発色させる方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、金属イオンを生じる化合物を用いて処理する有色綿の発色方法が提案されているが(例えば、特許文献3参照)、一浴処理によるものしか開示されていない。
【0004】
【特許文献1】
特開平07−145568号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平6−73664号公報
【0006】
【特許文献3】
特開平7−119054号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの方法による明度改変方法は一般的に染色加工で用いる薬剤としては高価であったり、実用上更に効果的に耐光堅牢度を向上させる方法が望まれていた。
【0008】
本発明はかかる従来技術の背景に鑑み、これまでの方法より安価で効果的な方法により有色綿の明度を改変し、高い耐光堅牢度を有するカラーコットンの製造方法を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、品種改良により彩色された木綿(カラーコットン)をアルカリ剤を含む液を用いて処理を行い濃色化した後、カチオンを含む液で処理することを特徴とする。この方法によりカラーコットンの明度を改変できるとともに、高い耐光堅牢度を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のカラーコットン(カラーコットン)としては、植物が有する色素を持ち合わせた木綿のことでL*値が85以下であるものが好ましく用いられ、原綿、トップ、綿糸、綿布帛のいずれの場合も含む。
【0011】
本発明に用いるアルカリ剤としては、ソーダ灰、水酸化ナトリウム、アンモニア、炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダから選ばれる1種以上であるものが好ましく用いられ、処理綿、処理方法に応じて適宜選択する。
【0012】
また、アルカリ剤を含む液としては、水性媒体に対し0.01〜30g/Lの範囲で上記アルカリ剤を添加したものであることが好ましい。カラーコットンの含有量、色相、目的の明度、色相に対して試験を行い、適宜投入量をコントロールすればよい。pHとしては8〜14を示すものが好ましく用いられるが特に限定されるものではない。
【0013】
本発明に用いるカチオンとしては、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化トリブチルベンジルアンモニウム、塩化トリメチルベンジルアンモニウム、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化トリメチルベンジルアンモニウム、臭化トリメチルフェニルアンモニウム、臭化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム、N−ベンジルピコリニウムクロライド、ヨウ化テトラメチルアンモニウム、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、脂肪族4級アンモニウム塩、芳香族第4級アンモニウム塩、複素環4級アンモニウム塩、塩化銅、水酸化銅、硝酸銅、硫酸銅、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化鉄、硝酸鉄、硫酸鉄、から選ばれる1種類以上であるものが好ましく用いられ、通常は水性媒体に対し0.01〜30g/Lの範囲で添加したものが用いられる。
【0014】
処理方法は、被処理木綿をアルカリ剤を含む処理液に浸漬し、5℃〜90℃の温度範囲で処理することにより明度の改変された有色綿が得られる。処理時間は0.2分〜60分の範囲で行うのがよい。使用アルカリ剤、濃度、時間、温度の条件により自由に色彩と明度の改変を行うことができる。
【0015】
次に、水洗処理の後、二浴目でカチオンを含む液に浸漬し、5℃〜90℃の温度範囲で処理することにより高い耐光堅牢性が付与される。ここでも処理時間は0.2分〜60分の範囲で行うのがよい。いずれの浸漬処理も液中で十分に浸透させたのち被処理木綿を液より取り出し、一度乾燥処理を行うが、水洗、乾燥を省略して次工程へ進むことも可能である。また、綿糸、綿布帛の状態であれば、浸漬から乾燥まで連続の工程で行うこともできる。
【0016】
上記本発明の製造方法により得られる処理後のカラーコットンのL*値は70以下に濃色化され、かつ耐光堅牢度が5級以上となる。
【0017】
処理布の明度は色彩表示CIE1976L*a*b*表色系(JIS−Z8729)で定義されるL*値で表現し、測色計(ミノルタ株式会社製CR−2000)を用いて測色できる。耐光堅牢度はJIS−L0842の第3露光法を用いて測定したものである。
【0018】
従来の一浴処理では色素の安定化が十分でなかったが、本発明はアルカリを含む処理液とカチオンを含む処理液とを分けて二浴で処理するので、色素の安定化に優れるものである。さらに風合はより柔軟であり、またアルカリ濃度による色相変化が緩やかであるため色相制御しやすいというメリットがある。
【0019】
この方法を用いれば、色鮮やかで耐光堅牢度に優れる肌着やシャツなどの一般衣料、あるいはその他の繊維製品からなる繊維構造物が得られる。
【0020】
【実施例】
本発明を以下の実施例を用いてさらに具体的に説明する。
【0021】
実施例1
茶色の天然色素を有するカラーコットン布帛を一浴目で水酸化ナトリウム5g/L濃度の処理液に浸漬し、温度30℃で30分間処理した後、水洗、脱水後乾燥を行った。次に二浴目で脂肪族4級アンモニウム塩1g/L濃度の処理液に常温で10分浸漬した後、脱水し乾燥させ、測色計(ミノルタ株式会社製CR−2000)を用いて測色し、結果を色彩表示CIE1976L*a*b*表色系を用いて表した。さらに処理布の耐光堅牢度を測定した。結果を表1に表す。耐光堅牢度はJIS−L0842の第3露光法を用いて測定を行ったものである。結果を表1に表す。
【0022】
実施例2
カラーコットン布帛を水酸化ナトリウム5g/L濃度の処理液に浸漬し、温度30℃で30分処理した後、水洗、脱水後乾燥を行った。次に硫酸銅0.1g/L濃度の処理液に常温で10分浸漬した。評価結果を表1に表す。
【0023】
実施例3
カラーコットン布帛をソーダ灰5g/L濃度の処理液に浸漬し、温度30℃で30分処理した後、水洗、脱水後乾燥を行った。次に脂肪族第4級アンモニウム塩1g/L濃度の処理液に常温で10分間浸漬した。評価結果を表1に表す。
【0024】
実施例4
カラーコットン布帛をソーダ灰5g/L濃度の処理液に浸漬し、温度30℃で30分処理した後、水洗、脱水後乾燥を行った。次に硫酸銅0.1g/L濃度の処理液に常温で10分間浸漬した。評価結果を表1に表す。
【0025】
実施例5
カラーコットン布帛をソーダ灰5g/L濃度の処理液に浸漬し、温度80℃で30分処理した後、水洗、脱水後乾燥を行った。次に脂肪族第4級アンモニウム塩1g/L濃度の処理液に常温で10分間浸漬した。評価結果を表1に表す。
【0026】
比較例1
カラーコットン布帛をソーダ灰5g/Lおよび脂肪族第4級アンモニウム塩1g/Lを含む処理液に浸漬し、温度30℃で30分間処理を行い水洗した後、脱水、乾燥を行った。評価結果を表1に表す。
【0027】
比較例2
カラーコットン布帛をソーダ灰5g/Lおよび硫酸銅0.1g/Lを含む処理液に浸漬し、温度30℃で30分間処理を行い水洗した後、脱水、乾燥を行った。処理布帛を測色し、結果を表1に表す。
【0028】
比較例3
アルカリを添加せず水のみで30℃で30分間処理を行い脱水後乾燥をおこなった。処理布帛を測色し、結果を表1に表す。
【0029】
【表1】
Figure 2004190186
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、カラーコットンをアルカリ剤溶液で処理した後、カチオン浴に浸漬させることで、その明度を処理条件に応じて改変できるとともに、耐光堅牢度を向上させることができる。

Claims (4)

  1. 天然の色素を有するカラーコットンをアルカリ剤を含む液を用いて処理した後、カチオンを含む液で処理することによりカラーコットンの明度を改変することを特徴とするカラーコットンの製造方法。
  2. 前記アルカリ剤が、ソーダ灰、水酸化ナトリウム、アンモニア、炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1に記載のカラーコットンの製造方法。
  3. 前記カチオンが、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化トリブチルベンジルアンモニウム、塩化トリメチルベンジルアンモニウム、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化トリメチルベンジルアンモニウム、臭化トリメチルフェニルアンモニウム、臭化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム、N−ベンジルピコリニウムクロライド、ヨウ化テトラメチルアンモニウム、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、脂肪族4級アンモニウム塩、芳香族第4級アンモニウム塩、複素環4級アンモニウム塩、塩化銅、水酸化銅、硝酸銅、硫酸銅、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化鉄、硝酸鉄、硫酸鉄、から選ばれる1種類以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のカラーコットンの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法により得られるL*値が70以下に濃色化されかつ耐光堅牢度が5級以上であるカラーコットンを含むことを特徴とする繊維構造物。
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