JP2004185521A - 代行サービス提供方法およびその実施システム - Google Patents

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晶子 小川
Kazunori Watanabe
和典 渡辺
Takashi Murakami
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Abstract

【課題】本発明は、ネットワーク上でアクセス可能なサービスを複数利用者で効率的に活用する方法に関わるもので、従来はサービスの部分的な利用ができなかったことや、利用に応じて一方的に利用料が一方的に増えるという問題があった。
【解決手段】上記課題を解決するため、代行サービスシステムがサービス利用者とサービス提供者の仲介者となり、サービスの共有方法の条件や利用料の計算に必要な情報を管理するデータベースと、利用者からのサービス要求を管理するデータベース、サービス要求単位とサービスの対応を管理するデータベースのほか、サービス利用者からのサービス要求を個々のサービス要求単位に分解する機能、サービスの共有方法を判断する機能、分解されたサービス要求単位をサービスごとにグループ化する機能、などを備えることで、複数利用者でのサービスの効率的な活用を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のネットワーク上で実行可能なサービスの利用に対する課金処理とサービス実行の代行技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サービス利用者がインターネット上で公開されているサービスを利用する場合、サービスの利用料金は、サービス提供者あるいは第3者である仲介者が管理する課金情報に従い、利用者がサービスへの対価として提供者に支払う。
サービスの課金装置に関する技術としては、特開2002−42002号や特開平11−316729号などに開示されたものがあり、また、サービスの相乗り予約と相乗り人数に応じた料金割引を行うための装置に関しては特開2002−222351号に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−42002号
【特許文献2】
特開平11−316729号
【特許文献3】
特開2002−222351号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例は、サービス提供者への対価の支払いのための課金の一括処理や、プリペイドカードの認証・課金処理を前提とするサービス処理に関するものであり、利用者の希望する利用形態に応じたサービスの共有方法とそれに応じた課金方法を提供するものではなく、また、利用者は、一部しか必要ないサービスであっても、サービスの利用形態はサービス提供者との契約に拘束され、部分的な利用ができない、利用に応じて一方的に増える利用料を支払わなくてはならないという課題があった。
【0005】
本発明の目的は、複数のサービス要求を集め、利用時間を調整したサービス共用やサービスの一括実行を行い、従来よりもきめ細かい料金体系でサービスの実行を代行することで、利用者はサービスの一部しか必要ない場合など、従来よりも割安に利用することを可能とし、サービスの利用度向上も図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を改善するため、代行サービスシステムに、サービス利用者とサービス提供者とサービスに関する情報をそれぞれ管理するテーブルを含むデータベースと、サービスの共有方法の条件や利用料の計算に必要な情報を管理するデータベース、利用者からのサービス要求を管理するデータベースと、サービス要求単位とサービスの対応を管理するデータベースのほか、登録されたサービスを共用するための条件を決める機能、サービス利用者からのサービス要求を個々のサービス要求単位に分解する機能、サービスの共有方法を判断する機能、分解されたサービス要求単位をサービスごとにグループ化する機能、サービス提供者からの結果を分析分解し個々のサービス利用者へのサービス結果にマッピングする機能、などを備えることで、無駄を省いたサービス実行を実現するものである。
【0007】
一方、サービス提供者がサービスの共用を許す場合にも対応し、サービス提供者のサービスの共用機能を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1はシステム構成図の実施例である。例えば、ネットワークであるインターネットに各種サービスを提供する複数のサービス提供者(サービス提供装置)1とこれらのサービスを使う複数の利用者(利用者端末)2、そして代行サービスシステム3が接続されている。代行サービスシステム3は、データ受付部301と、処理振り分け部302と、登録部303と、要求メッセージ分解部304と、サービス共用判断部305と、実行部306と、結果メッセージ分解部307と、課金処理部308と、メッセージ出力部309と、サービスアクセス監視部310と、各種データベースを有している。データ受付部301は利用者と提供者からのあらゆる入力データを受け付け、処理振り分け部302はデータ受付部301から受け取る各種要求メッセージに基づき、適切な処理部にタスクを送るほか、各処理部における処理終了後にタスクの完了通知を各処理部から受け、次の処理部に後続のタスクを送る、というような中央管理的な機能を果たす。
【0010】
登録部303は、利用者端末2を経由した利用者と提供者装置1から処理振り分け部302を通じて代行サービスシステム3への登録要求がきた際に、登録DB311に情報を登録する。さらに、登録部303は、サービスに関する情報を元に、利用者と代行サービスシステム3で契約を結んだ上で複数の利用者で利用時間を区切って共有可能なサービスかどうか、または複数の要求を1回で処理できるサービスかどうかの判断を行い、サービスがどちらのタイプであるか、そして契約締結あるいはサービス実行のタイミングを決める判断の材料となるような条件と、条件の内容を踏まえた課金率を決めて、条件DB314に登録する。また、利用時間を区切ってサービスを共用するような契約を必要とするタイプのサービスの利用に関する要求メッセージを受けた場合のため、必要とする時間帯別にキューを作成する。
【0011】
登録DB311の詳細は図6に示す。要求メッセージ分解部304は、利用者から、代行サービスシステム3に登録されているサービスを利用する要求メッセージを処理振り分け部302を通じて受けると、構文解析してサービス要素に分解し、要求メッセージとそれぞれのサービス要素に識別子をつけて要求メッセージ管理DB312に格納する。さらに、要求メッセージ分解部304は、サービス要素の処理に最適なサービスを登録DB311から検索・取得して、サービス要素に対応するサービス及びそのサービス提供者をサービス要素の対応管理DB313に格納する。要求メッセージ分解部304の詳細は図2に示す。
【0012】
サービス共用判断部305は要求メッセージ管理DB312とサービス要素の対応管理DB313と条件DB314を参照して、複数の利用者で利用時間を区切ってサービスを共有可能とするための条件を満たすのに必要な要求が集まっているかどうか、または複数の要求を1回で処理するための条件を満たすのに必要な数の要求が集まっているかどうかを判断する。サービス共用判断部305は、時間で区切ってサービスを共用可能とする要求が集まっていると判断した場合、利用者に特定の利用形態での利用権を与え、この利用権に関する契約を利用者との間で結ぶ。実行部306はサービス共用判断部305にて複数の要求を1回のサービス実行で処理可能と判断され、処理振り分け部302を通じてその通知を受けると、サービスごとにサービス要素をグルーピングしてサービス実行メッセージを組み立てて実行する。
【0013】
また、利用時間を区切ってサービスを共用するような契約を必要とするタイプのサービスの利用に関する要求の場合は、サービス実行メッセージを組み立てて、登録部303が作成した時間帯別キューに格納しておき、所定の時間にキューに入っているサービス実行メッセージを実行する。実行部306の詳細は図3に示す。結果メッセージ分解部307は、サービス実行または利用後に処理振り分け部302を通じて結果メッセージを受け取り、それを構文解析しサービス要素の対応管理DB313を用いてもとのサービス要素に対応する結果を要求メッセージ管理DB312に格納する。利用時間を区切ってサービスを共用するような契約を必要とするタイプのサービスの利用に関する要求の実行後に受け取る結果メッセージの場合は、構文解析する必要はない。結果メッセージ分解部307の詳細は図4に示す。課金処理部308は条件DB314と登録DB311を参照して該当利用者への請求金額を計算する。
【0014】
メッセージ出力部309は処理振り分け部302を通して結果メッセージ分解部307と課金処理部308の処理完了の通知を受けると、結果等の情報を含む利用者への返信メッセージを作成し、出力する。メッセージ出力部309はあらゆる場合に利用者へのメッセージ送信におけるメッセージの作成と出力を行う。メッセージ出力部309の詳細は図5に示す。サービスサービスアクセス監視部310は利用時間を区切ってサービスを共用するような、契約を必要とするタイプのサービスに関してのみ、サービスを効率的に共用するためのサービス利用状況の監視・制御を行う。サービス代行システムと利用者の間でサービス契約を行い、契約に基づく規定時間内でのサービス利用を前提とするが、時間を割り当てられている利用者からの処理要求がない場合など、同じサービスの利用権をもつ他の利用者の処理要求を実行するなど、効率的な処理が可能である。
【0015】
図2は要求メッセージ分解部304の詳細を示す。要求メッセージ分解部304は利用者からの要求メッセージを受け取る要求メッセージ受付部3041と、要求メッセージ分析部3042から成る。要求メッセージ分析部3042は要求メッセージを構文解析しサービス要素に分解して、要求メッセージとそれぞれのサービス要素に識別子をつけた上で要求メッセージ管理DB312に格納し、サービス要素の処理に最適なサービスを検索・取得してサービス要素に対応するサービス及びそのサービス提供者をサービス要素の対応管理DB313に格納する。
【0016】
図3は実行部306の詳細を示す。サービス実行メッセージ組み立て部3061はサービスを共用するサービス要素を、サービスごとにグルーピングし、登録DB311に格納されているインターフェース情報に基づきサービス提供者に送信するサービス実行メッセージを組み立て、サービス実行部3062を用いサービス要求の実行処理を行う。利用時間を区切ってサービスを共用するような、契約を必要とするタイプのサービスの利用に関するサービス要素の場合は、サービス利用者と代行サービスの間の契約に基づき定められた時間帯にサービス実行が行えるよう、実行時間帯別時間処理キュー3063にサービス実行メッセージを追加する。実際のサービス実行は、時間帯のスタート時刻になると起動される時刻起動サービス実行部3064が、登録部303が事前に作成した複数の時間処理キュー3063のうち該当実行時間帯のキューからメッセージを読み出し、サービス提供者に送信することで実現するが、条件が満たされる場合にはキューに入れずに即時実行も行う。
【0017】
図4は結果メッセージ分解部307の詳細を示す。サービスの実行結果メッセージを受け取る結果メッセージ受付部3071とそれを構文解析してサービス要素毎に対応する結果を要求メッセージ管理DB312に格納する結果メッセージ分析部3072を含む。
【0018】
図5はメッセージ出力部309の詳細を示す。サービスの実行結果や課金計算による利用料などを含む情報を利用者への返信メッセージとして作成する返信メッセージ作成部3091とそれを出力する返信メッセージ出力部3092を含む。
図6は登録DB311の構成を示す。登録DB311は利用者管理テーブル3111と提供者管理テーブル3112とサービス管理テーブル3113をもち、それぞれに利用者・提供者・サービスに関する情報を格納する。
【0019】
図7は提供者により提供者に関する情報とサービスに関する情報が入力された後、登録部303が行う処理のフローチャートである。提供者に関する情報は提供者管理テーブル3112に登録し(ステップ700)、サービスに関する情報はサービス管理テーブル3113に登録する(ステップ701)。提供者管理テーブル3112の構成の実施例は図14、サービス管理テーブル3113の構成の実施例は図15に示す。サービスに関する情報の登録後、利用時間を区切って複数の利用者で共有可能なサービスかどうか、または複数の要求を1回で処理できるサービスかどうかの判断を行い、サービスがどちらのタイプであるか、そして契約締結あるいはサービス実行のタイミングを決める判断の材料となるような条件と、条件の内容を踏まえた課金率を決めて、条件DB314に登録する。条件や課金率は代行サービスシステム管理者が決定すればよい。また、利用時間を区切ってサービス共用する、契約を必要とするタイプのサービスの利用に関する要求メッセージを受けた場合のため、必要とする時間帯別にキューを作成する。
【0020】
登録DB311に含まれている利用者に関する情報を格納する利用者管理テーブルの構成例は図13に示す。
ここから、利用時間を区切ってサービスを共用するような、利用者と代行サービスシステムで事前に契約を必要とするサービスをタイプ▲1▼とし、また、複数の要求を1回で処理できるサービスをタイプ▲2▼として、それぞれのタイプの実施例について、図8から図18を使って説明する。図8から図10はタイプ▲1▼に関連する処理のフロー図であり、図11から図12はタイプ▲2▼に関連する処理のフロー図である。
【0021】
まず、タイプ▲1▼の実施例について説明する。本実施例では、利用者“U1”と“U3”がITレポートの閲覧サービス“S3”を、“U1”は午前、“U2”は午後に利用希望しており、サービス代行システムでは、サービス“S3”を共用可能とする条件を、午前と午後の利用希望者が1人ずつ集まることとしている。
【0022】
図8はタイプ1のサービスを利用するために、利用者と代行サービスシステムの間で契約を結ぶ処理のフローチャートである。データ受信部301が利用者“U1”からサービス“S3”の利用契約を希望する旨書かれている要求メッセージを受け取ると(ステップ800)、要求メッセージ分解部304はこの要求メッセージに識別子“R1”を付与し、これをサービス要素に分解して(ステップ801)、サービス要素“ITレポート閲覧” に識別子“SE1”を付与し、図16に示す構成例のように、要求メッセージが何の処理を希望するかを示す要求タイプと、要求メッセージの受け付け時間や利用者の希望利用形態、処理実行の希望期限などと共に要求メッセージ管理DB312に格納し、処理に最適なサービスをサービス管理テーブル3113からサービス要素“SE1”に対応するサービスを検索、“S3”を取得してさらにそのサービスの識別子“S3”をもとに提供者管理テーブル3112より対応サービス提供者“T3”を取得してサービス要素の対応管理DB313に格納する。
【0023】
そして、サービス要素の対応管理DB313に新しいサービス要素が格納される毎にサービス要素の対応管理DB313からサービス毎のサービス要素を取得し、各サービス要素の希望利用形態を基準に、条件DB314を使ってサービス共用判断部305にてタイプ2の利用のための利用者と代行サービスシステムの契約成立可否を判断する(ステップ802)。サービス要素“SE1”は同じサービス“S3”の午前の閲覧、“SE4”は午後の閲覧を希望しているので、条件“J1”で契約が成立し、メッセージ出力部309は“U1”と“U3”にサービス利用権を通知するメッセージを送る(ステップ803)。サービス要素の対応管理DB313の構成例は図17に、条件DB314に格納するデータ構成の例は図18に示している。
【0024】
図9はステップ803ですでにサービス利用権通知メッセージを受けた利用者が、サービスを使って各種要求処理を行う要求メッセージを蓄積しておくプロセスを示すフローチャートである。利用時間を区切ってサービスを共用するため、本実施例では利用者“U1”と“U3”がそれぞれ午前と午後にITレポートを閲覧する権利をもっていることから、ステップ703で登録部303が作成した時間処理キューは、午前6時に蓄積されているメッセージの処理実行を開始する時間処理キュー1と午後12時に蓄積されているメッセージの処理実行を開始する時間処理キュー2の2つある。データ受付部301が利用者から、どのITレポートを閲覧したいか等の情報を含む要求メッセージを受けると(ステップ900)、適切な時間処理キューにサービス実行メッセージとして入れておく(ステップ901)。利用者“U1”からの要求であれば、時間処理キュー1に格納し、“U3”からの要求であれば、時間処理キュー2に格納しておく。キューへの要求メッセージ格納は、契約で規定する時間外でも可能である。
【0025】
図10はサービス実行メッセージを時刻起動サービス実行部3064が実行し、実行結果を利用者に返信するまでの処理のフローチャートである。例えば、利用者“U1”からの要求メッセージが、午後12時から午前6時までの間に時間処理キュー1に2件格納されていた場合、午前6時になると、時刻起動サービス実行部はこの2つのメッセージをキューから取り出し、実行する(ステップ1000)。そして結果メッセージ受付部3071が実行結果を受けると要求メッセージ管理DB312に結果などの情報を格納し、(ステップ1001)、返信メッセージ出力部3092が利用者に実行結果を渡すため、返信メッセージを出力する(ステップ1002)。
【0026】
利用者“U1”と利用者“U3”が条件“J1”に基づき契約したサービス“S3”は、条件DB314にて、課金率が60%となっているので、利用者“U1”と“U3”はそれぞれ、代行サービスシステム3を利用せずに提供者と24時間サービス利用可能である契約を直接交わした場合と比べると利用可能な時間は二分の一となるが、利用料は40%引きになる。
次に、タイプ▲2▼の実施例について説明する。利用者“U2”が仙台から東京へ電車で来てコンサートに行くため、仙台−東京間の往復切符とコンサートチケットを購入するという要求メッセージをサービス代行システム3に送り、また利用者“U1”が“U2”と同じコンサートチケットの購入希望要求メッセージを送る場合の実施例について説明する。
【0027】
図11は複数の要求メッセージを受け、蓄積しておくプロセスのフローチャートである。利用者“U2” 、そして利用者“U1”が送信する要求メッセージを要求メッセージ受付部3041が受信すると(ステップ1100)、要求メッセージ分析部3042が解析してサービス要素分解し、さらに、各サービス要素への対応サービスと提供者の情報を検索・取得し、これらの情報は図16と図17に示すように要求メッセージ管理DB312とサービス要素の対応管理DB313に格納する(ステップ1101)。本実施例では、“U2”からの要求メッセージに識別子“R2”、サービス要素にはそれぞれ“電車切符”に識別子“SE2”、 “コンサートチケット”に識別子“SE3”を付与する。“U1”からの要求メッセージ受信時にも同様に要求メッセージへの識別子“R4”、サービス要素“コンサートチケット”に識別子“SE5”を付与する。そして、サービス共用判断部305は条件DB314とサービス要素の対応管理DB313からサービス毎のサービス要求を取得し、サービス実行に必要な条件を満たしているかどうかを判断する(ステップ1102)。条件DB314に格納するデータ構成の例は図18に示している。条件を満たさない場合はこのプロセスは終了するが、利用者の希望にそって条件を満たしている場合、例えばサービス要素の対応管理DB313を参照すると、サービス要素“SE3”と“SE5”は同じサービス“S2”が対応サービスであることが判明、さらに要求メッセージ管理DB312を参照し“SE3”と“SE5”の希望利用形態がともに‘早く’であることから、条件DB314の条件“J3”の条件を満たし、つまりサービス“S2”を1回実行することで要求メッセージ“R2”と“R4”の両要求を満たすと判断できるので、サービス実行メッセージ組み立て部3061が要求要素“SE3”と“SE5”のグルーピングを行い、サービス管理テーブル3113に格納されているサービス“S2”のインターフェース情報を利用してサービス実行メッセージを組み立てる(ステップ1103)。
【0028】
図12はステップ1103で作成されたサービス実行メッセージをサービス実行部3062が実行し、実行結果を利用者に返信するまでの処理のフローチャートである。ステップ1103で作成されたサービス実行メッセージはサービス実行部3062が実行し(ステップ1200)、次に、サービスの実行結果を結果メッセージ受付部3071が受け取ると(ステップ1201)、結果メッセージ分析部3072が結果メッセージを分析しサービス要素の対応管理DB313を用いてもとのサービス要素“SE3”と“SE5”に対応する結果を要求メッセージ管理DB312に格納する(ステップ1202)。そして課金処理部308は条件DB314とサービス管理テーブル3113を参照して利用者“U2”と“U1”それぞれの利用料金を計算する(ステップ1203)。返信メッセージ作成部3091がステップ1203で算出された利用料金に関する情報や実行結果を含む返信メッセージを作成し、返信メッセージ出力部3092がこれを利用者へ送る(ステップ1204)。本実施例では、要求メッセージ“R2”に含まれているサービス要素“SE2”はまだ実行条件が満たされないため、“R2”への返信メッセージはまだ返さないが、要求メッセージ“R4”に含まれているサービス要素は全て実行されているので、“R4”への返信メッセージは作成する、という方法をとるが、要求“R2”のように、異なるサービス要素が複数含まれている場合の実行のタイミングや返信メッセージを利用者へ送るタイミングは利用者からの要求受付時に利用者に指定させてもよいし、提供者がルールとして決めておいてもよい。後、利用者“U2”からの要求“R2”に含まれているサービス要素“SE3”の実行が完了したら、サービス要素“SE2”と“SE3”のそれぞれに対する結果をもとに、サービス結果メッセージを組み立てて利用者へ返信する。利用料金について、この場合は条件DB314にて課金率が60%となっているので、利用者“U2”と“U1”はそれぞれ、従来例により利用するよりも40%引きの利用料で利用できたことになる。
【0029】
以上説明してきたように、代行サービスシステム3によれば、サービス利用者は通常より割安な料金でサービスの部分利用が可能となり、また、複数利用者の要求を一回のサービス実行に集約して利用者一人あたりの利用料を割安にすることが可能となる。また、サービスの活用方法や割引率の決め方は代行サービスシステム管理者が決めればよいので、様々な詳細レベルで設定可能である。更に、サービスについて登録できる情報の種類を増やすなど、代行サービスシステム3が管理し参照する情報の充実化により、サービス内容や利用料をさらにきめ細かく処理し利用者と提供者にとって、より最適な方法でサービスの実行を代行することが可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サービス利用者は通常より割安な料金でサービスの部分利用が可能となり、また、複数利用者の要求を一回のサービス実行に集約して利用者一人あたりの利用料を割安にすることが可能となる。また、サービスの活用方法や割引率の決め方は代行サービスシステム管理者が決めればよいので、様々な詳細レベルで設定可能である。更に、サービスについて登録できる情報の種類を増やすなど、代行サービスシステムが管理し参照する情報の充実化により、サービス内容や利用料をさらにきめ細かく処理し利用者と提供者にとって、より最適な方法でサービスの実行を代行することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の代行サービスシステムのシステム構成を示す図である。
【図2】本実施形態の要求メッセージ分解部304の概略構成を示す図である。
【図3】本実施形態の実行部306の概略構成を示す図である。
【図4】本実施形態の結果メッセージ分解部307の概略構成を示す図である。
【図5】本実施形態のメッセージ出力部309の概略構成を示す図である。
【図6】本実施形態の登録DB311の概略構成を示す図である。
【図7】登録部303が行う処理のフローチャートである。
【図8】利用時間を区切ってサービスを共用するような、利用者と代行サービスシステムで事前に契約を必要とするサービスの場合の、利用者と代行サービスシステムの間で契約を結ぶ処理のフローチャートである。
【図9】利用時間を区切ってサービスを共用するような、利用者と代行サービスシステムで事前に契約を必要とするサービスの場合の、サービス利用権をもつ利用者が、サービスを使って各種要求処理を行う要求メッセージを蓄積しておくプロセスを示すフローチャートである。
【図10】利用時間を区切ってサービスを共用するような、利用者と代行サービスシステムで事前に契約を必要とするサービスの場合の、サービス実行メッセージを実行し、実行結果を利用者に返信するまでの処理のフローチャートである。
【図11】複数の要求を1回で処理できるサービスの場合の、複数の要求メッセージを蓄積しておくプロセスのフローチャートである。
【図12】複数の要求を1回で処理できるサービスの場合の、サービス実行メッセージを実行し、実行結果を利用者に返信するまでの処理のフローチャートである。
【図13】本実施形態の利用者管理テーブル3111に格納される利用者データの一例を示す図である。
【図14】本実施形態の提供者管理テーブル3112に格納される利用者データの一例を示す図である。
【図15】本実施形態のサービス管理テーブル3113に格納される利用者データの一例を示す図である。
【図16】本実施形態の要求メッセージ管理DB312に格納される利用者データの一例を示す図である。
【図17】本実施形態のサービス要素の対応管理DB313に格納される利用者データの一例を示す図である。
【図18】本実施形態の条件DB314に格納される利用者データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…提供者、2…利用者、3…代行サービスシステム、301…データ受付部、302…処理振り分け部、303…登録部、3041…要求メッセージ受付部、3042…要求メッセージ分析部、305…サービス共用診断部、3061…サービス実行メッセージ組み立て部、3062…サービス実行部、3063…時間処理キュー、3064…時刻起動サービス実行部、3071…結果メッセージ受付部、3072…結果メッセージ分析部、308…課金処理部、3091…返信メッセージ作成部、3092…返信メッセージ出力部、310…サービスサービスアクセス監視部、3111…利用者管理テーブル、3112…提供者管理テーブル、3113…サービス管理テーブル

Claims (4)

  1. サービス利用者端末とサービス提供者装置とをネットワークを介して接続された、サービス実行に伴う課金計算の処理とサービスプログラムの実行を行う代行サービスシステムにおける代行サービス提供方法において、
    前記サービスの利用にあたり、サービス提供者装置およびサービス利用者端末からの登録を受け付け、サービス利用者端末からのサービスリクエストを複数集め、利用者の希望する利用形態、または利用状況を監視しながら、サービス提供者装置から提供されている1つのサービスを複数利用者に時間を分割し、当該利用の時間帯は各利用者がサービスを独占的に利用出来るようにすることで利用者に代わり提供者への窓口となってサービスを代行することを特徴とする代行サービス提供方法。
  2. サービス利用者端末とサービス提供者装置とをネットワークを介して接続された、サービス実行に伴う課金計算の処理とサービスプログラムの実行を行う代行サービスシステムにおける代行サービス提供方法において、
    該サービスの利用にあたり、サービス提供者装置およびサービス利用者端末からの登録を受け付け、サービス利用者端末からのサービスリクエストを複数集め、1つのサービスに対し複数リクエストを集約し、それらをサービス実行プログラムにて1回で処理することで、利用者に代わり提供者への窓口となってサービスを代行することを特徴とする代行サービス提供方法。
  3. サービス利用者端末とサービス提供者装置とをネットワークを介して接続された、サービス実行に伴う課金計算の処理とサービスプログラムの実行を行う代行サービスシステムにおける代行サービスシステムにおいて、
    前記サービスの利用にあたり、サービス提供者装置およびサービス利用者端末からの登録を受け付ける手段と、サービス利用者端末からのサービスリクエストを複数集め、利用者の希望する利用形態、または利用状況を監視しながら、サービス提供者装置から提供されている1つのサービスを複数利用者に時間を分割し、当該利用の時間帯は各利用者がサービスを独占的に利用出来るようにすることで利用者に代わり提供者への窓口となってサービスを代行する手段とを備えたことを特徴とする代行サービスシステム。
  4. サービス利用者端末とサービス提供者装置とをネットワークを介して接続された、サービス実行に伴う課金計算の処理とサービスプログラムの実行を行う代行サービスシステムにおける代行サービスシステムにおいて、
    該サービスの利用にあたり、サービス提供者装置およびサービス利用者端末からの登録を受け付ける手段と、サービス利用者端末からのサービスリクエストを複数集め、1つのサービスに対し複数リクエストを集約し、それらをサービス実行プログラムにて1回で処理することで、利用者に代わり提供者への窓口となってサービスを代行する手段とを備えたことを特徴とする代行サービス提供方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011086229A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Ntt Comware Corp 処理代行装置およびその処理代行方法とプログラム

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