JP2004185220A - キーワード抽出システム - Google Patents

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JP2004185220A JP2002350257A JP2002350257A JP2004185220A JP 2004185220 A JP2004185220 A JP 2004185220A JP 2002350257 A JP2002350257 A JP 2002350257A JP 2002350257 A JP2002350257 A JP 2002350257A JP 2004185220 A JP2004185220 A JP 2004185220A
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修 二村
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Abstract

【課題】消費者により入力されたキーワードの中から、消費者の関心の強さに基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出システムを提供する。
【解決手段】消費者が、消費者システム8a、8b、8cを用いて入力したキーワード及びそのキーワードの入力回数(キーワードデータ)をWebサーバ6に記憶する。キーワード抽出システムにおいては、Webサーバ6に記憶されているキーワードデータを通信制御部24を介して所定期間毎に取得し、キーワードデータ記憶部22に記憶する。次に、最新の所定期間のキーワードの入力回数と過去の所定期間のキーワードの入力回数における最低値との差分を算出し、差分の値が大きい順に(消費者の関心が強い順に)キーワードを抽出する。そして、抽出されたキーワードを差分の値が大きい順に表示部26に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、消費者によりネットワーク上の検索エンジンサイト等に入力されたキーワードの中から所定のキーワードを抽出するキーワード抽出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信機器の普及により、消費者はインターネット等のネットワークを利用して商品やサービス等についてのデータを入手する場合が多い。例えば、インターネットの検索エンジンサイトにおいて商品名等を入力することによって、その商品等に関する詳細なデータを入手している。
【0003】
このように、消費者はインターネットを利用して商品等の詳細なデータを入手しているため、日々大量に検索用のキーワードが検索エンジンサイトに入力されている。この消費者により入力された検索用のキーワード及びそのキーワードの入力回数のデータは、消費者の関心や潜在的な顧客ニーズ等が反映されている貴重なデータである。従って、このようなデータを分析することにより、現在、消費者の間で話題になっている商品や消費者が注目している商品等に関する情報を得ることができる。そして、この消費者の関心等を示す情報を得ることができれば、いわゆる売れ筋商品の早期発見や、売れ筋商品の仕入れ時期や仕入れ量の決定、新商品開発の見極め等に利用することができる。
【0004】
なお、この出願の出願人は、消費者により入力されたキーワードの入力回数の変動に基づいて、そのキーワードが消費者の関心を集めているキーワード又は消費者の関心が薄れたキーワードであるかを分析し、マーケティング支援のための情報を得るキーワード分析システムについて出願を行っている(特願2001−399566号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、消費者の関心を集めているキーワードか否か又は消費者の関心が薄れたキーワードか否かの分析を行った場合、消費者がどのような商品等に関心を集めているか等に関する情報を得ることができる。しかし、例えば、複数のキーワードが消費者の関心を集めているキーワードと分析された場合、その中でどのキーワードが消費者のより強い関心を集めているのかを特定等することは困難である。
【0006】
この発明の課題は、消費者により入力されたキーワードの中から、消費者の関心の強さに基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のキーワード抽出システムは、入力された各キーワード及び所定期間毎における前記各キーワードの入力回数を記憶するキーワードデータ記憶手段と、前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記各キーワードの最新の所定期間の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出する差分算出手段と、前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記キーワードの中から、前記差分算出手段により算出された前記差分が大きい順に前記キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
この請求項1記載のキーワード抽出システムによれば、キーワードの最新の所定期間(例えば、1週間)の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出し、取得されたキーワードの中から差分の値が大きい順にキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを出力している。従って、最新の所定期間において消費者が強い関心を示したキーワードを抽出し、消費者の関心が強まっているキーワードから順に表示している。そのため、最新の所定期間において消費者がどのようなキーワードにより強い関心を抱いているかを知ることができ、マーケティング支援のための有用な情報を得ることができる。
【0009】
また、請求項2記載のキーワード抽出システムは、入力された各キーワード及び所定期間毎における前記各キーワードの入力回数を記憶するキーワードデータ記憶手段と、前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記各キーワードの最新の所定期間の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出する差分算出手段と、前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記キーワードの中から、前記差分算出手段により算出された前記差分が大きい順に前記キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを記憶する抽出キーワード記憶手段と、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードと前記抽出キーワード記憶手段に記憶されている過去の同一の所定期間に抽出されたキーワードとを比較するキーワード比較手段と、前記キーワード比較手段による比較結果を出力する比較結果出力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
この請求項2記載のキーワード抽出システムによれば、最新の所定期間(例えば、1週間)において抽出されたキーワードと過去の所定期間(例えば、1年前の同一の週)において抽出されたキーワードとを比較し、比較結果を出力している。従って、新たに抽出されたキーワードが季節性の高いキーワードか否か、新たな流行を示すキーワードであるか否かを容易に判断することができる、そのため、比較結果をマーケティング支援のための有用な情報として利用することができる。
【0011】
また、請求項3記載のキーワード抽出システムは、前記キーワード比較手段が、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードと前記抽出キーワード記憶手段に記憶されている2以上の年における同一の所定期間或いは近しい所定期間に抽出されたキーワードとを比較することを特徴とする。
【0012】
この請求項3記載のキーワード抽出システムによれば、例えば、最新の1週間において抽出されたキーワードと2以上の年における同一の週、或いは近しい週において抽出されたキーワードとを比較して比較結果を出力している。例えば、最新の1週間において抽出されたキーワードと、昨年、一昨年における同一の週、或いは近しい週において抽出されたキーワードとを比較して比較結果を抽出している。従って、新たに抽出されたキーワードが季節性又は話題性等、どのような要因により消費者の関心が強まっているキーワードとして抽出されたのかをより一層的確に判断し、有用なマーケティング情報として比較結果を利用することができる。
【0013】
また、請求項4記載のキーワード抽出システムは、前記比較結果出力手段が、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードの各々を季節性のキーワードであるか否かを識別可能に出力することを特徴とする。
【0014】
この請求項4記載のキーワード抽出システムによれば、抽出されたキーワードが、季節変動により消費者の関心を集めているのか否かを識別容易に識別し、比較結果を有用なマーケティング情報として利用することができる。
【0015】
また、請求項5記載のキーワードデータ抽出システムは、前記キーワードデータが、消費者によって電子的手段を介してサーバに入力され該サーバに記憶されているデータであって、前記サーバから、前記所定期間毎に前記キーワードデータを取得するキーワードデータ取得手段を更に備えることを特徴とする。
【0016】
この請求項5記載のキーワード抽出システムによれば、所定期間毎に、消費者によってサーバに入力されたキーワード及びキーワードの入力回数を取得して差分の値が大きい順にキーワードを抽出している。従って、消費者の関心やニーズ等を的確に反映した多量のキーワードデータの中から消費者の関心が高まっているキーワードから順に、的確にキーワードを抽出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、実施の形態に係るキーワード抽出システムについて説明する。なお、以下においては、インターネット上に開設されている検索エンジンサイトにおいて、消費者により入力された検索用のキーワード及びそのキーワードの入力回数をキーワードデータとする場合を例として説明する。
【0018】
図1は、第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムを含むシステム全体のブロック構成図である。キーワード抽出システム2は、ネットワーク4を介してネットワーク上に検索エンジンサイトを開設している企業のWebサーバ6と接続されており、Webサーバ6は、ネットワーク4を介して個々の消費者が有する消費者システム(パーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電話等のネットワーク上の検索エンジンサイトにアクセス可能な端末)8a、8b、8cと接続されている。
【0019】
キーワード抽出システム2は、キーワード抽出システム2におけるデータの処理を制御するデータ制御部20を備えている。このデータ制御部20には、入力されたキーワード及び各キーワードの入力回数をキーワードデータとして記憶するキーワードデータ記憶部22が接続されている。また、データ制御部20には、Webサーバ6との間の通信を制御する通信制御部24及びキーワードデータの中から抽出されたキーワード等を表示する表示部26が接続されている。
【0020】
キーワードデータ記憶部22には、キーワードデータ、即ち、通信制御部24を介してWebサーバ6から所定期間毎、例えば、1週間毎に取得されたキーワード及び各キーワードの1週間の入力回数が記憶される。また、取得された各キーワードの入力回数は、それぞれのキーワードに対応させて記憶される。例えば、図2に示すように、7月28日から8月3日における「花火大会」の入力回数「90260」、「民宿」の入力回数「25151」、「海水浴場」の入力回数「23322」、「ペンション」の入力回数「15762」、「暑中見舞い」の入力回数「15744」等が記憶される。
【0021】
また、キーワードデータ記憶部22には、キーワードの入力回数の最低値のデータ、即ち、過去の所定期間、例えば、過去1年間の各週毎の入力回数の中で、最も少ない入力回数を最低値として各キーワードに対応させて記憶されている。例えば、図3に示すように、「ペンション」の最低値「5702」、「花火大会」の最低値「5600」、「民宿」の最低値「5600」、「海水浴場」の最低値「5600」、「暑中見舞い」の最低値「5600」等が記憶されている。
【0022】
ここで、「花火大会」、「民宿」、「海水浴場」及び「暑中見舞い」の最低値は、みなし値を用いている。即ち、本来、これらのキーワードの最低値は「5600」以下の値となっているが、過去1年間の各週毎の入力回数の中で、「5600」以下となる週が存在する場合には、最低値を「5600」とみなしている。このように最低値をみなすことによって、キーワードを抽出する処理に必要な時間を短縮し、迅速にキーワードを抽出することができる。なお、キーワードを抽出する処理の時間を短縮する必要がない場合には、最低値としてみなし値を用いることなく処理を行うようにしてもよい。
【0023】
次に、図4のフローチャートを参照して、第1の実施の形態に係るキーワード抽出システム2において行われるキーワードの抽出処理について説明する。
【0024】
消費者が、消費者システム8a、8b、8cを用いて、ネットワーク4を介して検索エンジンサイトにアクセスし、検索用のキーワードを入力した場合、この入力された検索用のキーワードがWebサーバ6に記憶される。即ち、この消費者により入力された検索用のキーワードは、1回入力されると入力回数1回としてカウントされ、キーワードと各キーワードの入力回数がキーワードデータとしてWebサーバ6に記憶される。
【0025】
キーワード抽出システム2においては、Webサーバ6に記憶されているキーワードデータを、通信制御部24を介してデータ制御部20において取得する(ステップS10)。即ち、Webサーバ6に記憶されているキーワードデータのうち、1週間の入力回数が多い順番に上位1万位までの入力データが、1週間に1回、Webサーバ6からキーワード抽出システム2に対して送信されることによって、キーワードと各キーワードの入力回数がデータ処理部20に取得される。
【0026】
次に、ステップS10において取得されたキーワードと各キーワードの入力回数をキーワードデータとしてキーワードデータ記憶部22に記憶する(ステップS11、図2参照)。
【0027】
次に、取得されたキーワードの最低値をキーワードデータ記憶部22から取り出す(ステップS12)。例えば、「ペンション」、「花火大会」、「民宿」等、ステップS10において取得された各キーワードについての最低値をキーワードデータ22から取り出す。ここで、最低値が記憶されていないキーワードが存在する場合には、そのキーワードの最低値は「0」とする。
【0028】
次に、ステップS10において取得されたキーワードの入力回数からステップS12において取り出された最低値を減算し、入力回数の差分を算出する(ステップS13)。例えば、キーワードデータ記憶部22に記憶されている7月28日から8月3日における「花火大会」の入力回数「90260」から「花火大会」の最低値「5600」を減算し、差分を算出する。同様にして、「民宿」、「海水浴場」、「ペンション」、「暑中見舞い」等のキーワードの7月28日から8月3日の入力回数と最低値との差分を算出する。
【0029】
取得された全てのキーワードについて差分を算出した場合には(ステップS14)、差分が算出されたキーワードの中から差分の値が大きい順にキーワードを抽出する(ステップS15)。一方、差分が算出されていないキーワードが存在する場合には(ステップS14)、ステップS13に戻り入力回数の差分を算出する。
【0030】
次に、ステップS15において抽出されたキーワードを差分が大きい順にリスト形式で表示部26に表示する(ステップS16)。即ち、図5に示すように、キーワードの入力期間、キーワード、各キーワードの入力回数、各キーワードの最低値及び差分の値をリスト形式で表示部26に表示する。なお、7月28日から8月3日における入力回数では、「暑中見舞い」よりも「ペンション」の方が多くなっているが、「暑中見舞い」よりも「ペンション」の方が最低値の値が大きい。そのため、「暑中見舞い」の差分の値の方が「ペンション」の差分の値よりも大きくなっており、図5に示すように、「ペンション」よりも上に「暑中見舞い」が表示される。
【0031】
この第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムによれば、新たな1週間における入力回数と過去の1週間における入力回数の最低値との差分を算出し、算出された差分の値が大きい順にキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを表示している。即ち、新たな1週間において消費者の関心が高まったキーワードのうち、消費者の関心度合いが高いキーワードから順に抽出して表示している。従って、商品等の販売開始時期、販売期間、仕入れ時期や仕入れ量等を的確に見極める等、的確な販売戦略を立案するために適切なマーケティング支援のための情報を得ることができる。
【0032】
また、消費者の関心度合いが高いキーワードが表示されているため、表示されているキーワードの中に、特定のキーワードが含まれているか否かにより特定の商品等について消費者の関心が高まっているか否かの判断資料とすることができる。例えば、商品等のプロモーションに関係するキーワードが含まれているか否かにより、消費者のプロモーションに対する効果を推測することができる。その結果、プロモーション期間の延長やプロモーション展開戦略の修正等を行うために有用な判断資料とすることができる。
【0033】
また、第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムによれば、過去の1週間における最低値が記憶されていないキーワードについては、入力回数の最低値を「0」として新たな1週間における入力回数と最低値との差分を算出している。従って、新たに消費者の高い関心を集め始めたキーワードを的確に抽出することができ、消費者の新たな関心や新たな流行を察知し、的確な販売戦略を立案するための有用なマーケティング支援のための情報を得ることができる。
【0034】
なお、上述の第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいては、抽出されたキーワード、キーワードの1週間の入力回数、最低値、差分のデータを表示しているが、所定期間内(例えば、5週間)の各週において抽出されたキーワードをリスト形式で表示するようにしてもよい。例えば、図6に示すように、7月28日から8月3日の1週間における入力回数と最低値の差分の値が大きい順に抽出されたキーワード、同様にして、8月4日から8月10日、8月11日から8月17日、8月18日から8月24日、8月24日から8月31日の各1週間において、差分の値が大きい順に抽出されたキーワードを表示するようにしてもよい。この場合には、例えば、7月28日から8月31日までの期間において消費者の関心がどのように推移しているか等を分析することができる。従って、消費者の関心の推移に合致した適切な販売戦略を立案するために有用なマーケティング支援のための情報を得ることができる。
【0035】
また、上述の第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいては、新たな1週間の入力回数と過去の入力回数の最低値との差分の値が大きい順にキーワードを抽出して表示しているが、1年間における1週間毎のキーワードの入力回数の最低値と最高値との差分を算出し、同一の週に最高値を記録しているキーワードの中から差分の値が大きいキーワードを順に抽出して表示してもよい。即ち、まず、例えば、1年間の各週における入力回数のデータを蓄積し、最も多い入力回数(最高値)から最も少ない入力回数(最低値)を減算し、最高値と最低値との差分を算出する。次に、同一の週に最高値を記録しているキーワード、例えば、8月4日から8月10日の週に最高値を記録しているキーワードを全て抽出する。次に、抽出されたキーワードの中から差分の値が大きい順にキーワードを抽出し、抽出したキーワードを、例えば、8月4日から8月10日の週において最も関心が高まったキーワードとして表示するようにしてもよい。この場合には、1年のうちどの時期にどのようなキーワードに対して消費者の関心が強まっているかを認識することができ、消費者の関心の強まりに対応させた適切な販売計画等を立案するために有用な情報を得ることができる。例えば、「暑中見舞い」のように明らかに季節性の高いキーワードの場合には、次の年も同様の傾向で入力回数が推移すると予測することができる。そのため、消費者の関心が強まる時期に合わせて、暑中見舞いの作成に用いる商品の販売開始時期を決定する等、適切な販売計画を立案するために有用な情報を得ることができる。
【0036】
次に、図7のフローチャートを参照して、第2の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいて行われるキーワードの抽出処理について説明する。
【0037】
なお、第2の実施の形態に係るキーワード抽出システムは、第1の実施の形態に係るキーワード抽出システム2と同様の構成であるため説明を省略する。また、第1の実施の形態に係るキーワード抽出システム2と同様の符号を用いて以下の説明を行う。
【0038】
また、第2の実施の形態に係るキーワード抽出システム2においては、キーワードデータ記憶部22に図2に示すキーワードデータ及び図3に示す最低値に加えて、更に、過去に算出されたキーワードの入力回数の差分を示すデータ、例えば図5に示すデータが記憶されている。
【0039】
まず、Webサーバ6から通信制御部24を介してキーワードデータを取得し(ステップS20)、取得したキーワードデータをキーワードデータ記憶部22に記憶する(ステップS21)。次に、取得された各キーワードの入力回数の最低値をキーワードデータ記憶部22から取り出し(ステップS22)、新たな1週間の入力回数と最低値との差分を算出する(ステップS23)。
【0040】
ステップS20において取得されたキーワードデータに含まれている全てのキーワードについて差分を算出した場合には(ステップS24)、差分の値が大きい順にキーワードを抽出する(ステップS25)。なお、上述のステップS20〜ステップS25の処理は、図4のフローチャートのステップS10〜ステップS15と同様の処理であるため、詳細な説明は省略する。
【0041】
次に、ステップS20においてキーワードデータを取得した週と同一の過去の週において抽出されたキーワードをキーワードデータ記憶部22から取り出す(ステップS26)。例えば、2002年8月4日から8月10日の週(2002年1月1日が属する週を第1週とした場合の第34週)における入力回数と最低値との差分の値が大きい順にキーワードが抽出された場合には、2001年の第34週において抽出されたキーワードをキーワードデータ記憶部22から取り出す。
【0042】
次に、ステップS25において抽出されたキーワードとステップS26において取り出されたキーワードとを比較する(ステップS27)。例えば、2002年の第34週において抽出されたキーワードと2001年の第34週において抽出されたキーワードとを比較する。
【0043】
なお、同一の過去の週において抽出されたキーワードの他に、キーワードが抽出された週と近しい過去の週において抽出されたキーワードを抽出し、比較するようにしてもよい。例えば、2001年の第33週、或いは、第35週に抽出されたキーワードをキーワードデータ記憶部22から取り出し、2002年の34週に抽出されたキーワードと、2001年の第33週、或いは、第35週において抽出されたキーワードとを比較するようにしてもよい。
【0044】
次に、ステップS25において抽出されたキーワードとステップS26において取り出されたキーワードとの比較結果を表示部26に表示する(ステップS28)。例えば、2002年の第34週において抽出されたキーワードが、「地図」、「ホテル」、「高速道路」、「軽井沢」、「住基ネット」等であり、2001年の第34週において抽出されたキーワードが「地図」、「ホテル」、「高速道路」、「北海道」、「軽井沢」等であるとする。この場合、2002年及び2001年の第34週の双方に含まれているキーワードは「地図」、「ホテル」、「軽井沢」、「高速道路」、2002年のみに含まれているキワードは「住基ネット」、2001年のみに含まれているキーワードは「北海道」となっている等の比較結果を表示部26に表示する。
【0045】
この第2の実施の形態に係るキーワード抽出システムによれば、新たな1週間の入力回数と過去の1週間の入力回数の最低値との差分が大きくなっている順にキーワードを抽出した場合に、抽出されたキーワードと過去の同一の週において抽出されたキーワードとを比較し、比較結果を表示している。従って、例えば、2002年及び2001年の双方の年において、第34週に抽出されているキーワードは、季節性の高いキーワードであることが解る。
【0046】
例えば、「地図」、「ホテル」、「高速道路」のキーワードは、消費者が夏休みを控え、旅行に行くための準備を行っているために多く入力されていると推測することができる。また、「軽井沢」は、夏季の旅行先として常に人気が高い地域であることと推測することができる。そのため、これらの季節性を有するキーワードは翌年も同様に入力回数が推移すると予測され、入力回数の推移に対応させて宣伝広告を掲載する等の適切な計画を立案するために有用な情報を得ることができる。
【0047】
また、例えば、2002年のみに抽出されている「住基ネット」は、2002年に新たに稼動が開始されたネットワークの略称であることから、季節性のキーワードではなく、一時的に消費者の関心が高まったキーワードであると推測することができる。また、例えば、2001年のみに抽出されている「北海道」は、夏休みの旅行先としての消費者の関心度合いが減少していると推測することができる。このように、比較結果から、抽出されたキーワードが、季節性のキーワードか新たな流行を示すキーワードかを推測すると共に、消費者の関心が薄れたキーワードを推測でき、消費者の関心の推移を的確に把握することができる。従って、例えば、新たな流行を示すキーワードである場合には、新たな流行に対応した適切な販売計画を立案するための有用な情報を得ることができる。また、消費者の関心が薄れているキーワードである場合には、商品の入れ替えを行ったり、又は、再度消費者の関心を集めるべく広告の回数を増やす等、適切なマーケティングを行うために有用な情報を得ることができる。
【0048】
また、例えば、所定期間において抽出されたキーワードを多年にわたって蓄積することによって、より正確に抽出されたキーワードがどのようなキーワードであるかを判断することができる。例えば、抽出された最新のキーワードと、蓄積されている複数年の過去のキーワードとを比較することにより、新たに抽出されたキーワードが季節性のキーワードか、又は、一時的に消費者の関心が高まったキーワードかをより正確に判断し、適切なマーケティングを行うために有用な情報を得ることができる。
【0049】
なお、上述の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいては、1週間におけるキーワードの入力回数を算出しているが、キーワードの入力回数を算出する期間は1週間に限られず、任意の期間を設定してもよい。例えば、数分毎、1時間毎、数時間毎、1日毎、2週間毎又は1月毎のように、任意に設定された期間においてキーワードの入力回数を算出するようにしてもよい。この場合には、上述の第2の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいて、任意に設定された期間において抽出されたキーワードと過去の同一の期間において抽出されたキーワードとを比較することができる。
【0050】
また、上述の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいては、Webサーバ6からキーワード及びキーワードの1週間の入力回数を取得しているが、1日毎にキーワード及びキーワードの入力回数を取得するようにしてもよい。この場合には、キーワード抽出システムにおいて、1週間分のキーワードの入力回数を取得した後に1週間のキーワードの入力回数の合計を算出するようにしてもよい。
【0051】
また、上述の実施の形態に係るキーワード抽出システムにおいては、キーワードデータ記憶部に記憶されている入力回数の過去の最低値を用いて差分を算出しているが、最低値の更新を行うようにしてもよい。即ち、新たな1週間における入力回数と最低値との差分がマイナスの値となった場合には、新たな1週間における入力回数を最低値とし、最低値の更新を行うようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
この発明によれば、キーワードの最新の所定期間(例えば、1週間)の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出し、取得されたキーワードの中から差分の値が大きい順にキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを出力している。従って、消費者が当該週に関心を抱いている商品等を推測することができ、商品等の販売開始時期、販売期間、仕入れ時期や仕入れ量等を的確に見極める等、的確な販売戦略を立案するために有用なマーケティング支援のための情報を得ることができる。
【0053】
また、最新の所定期間(例えば、1週間)において抽出されたキーワードと過去の所定期間(例えば、1年前の同一の週)において抽出されたキーワードとを比較し、比較結果を出力している。従って、抽出されたキーワードが季節性の高いキーワードか否か、新たな流行を示すキーワードであるか否かを容易に判断することができる。そのため、例えば、季節性が高いキーワードである場合には、そのキーワードは翌年も同様に入力回数が推移すると予測されることから、消費者の関心の高まりに対応させた適切な販売計画を立案するために有用な情報を得ることができる。また、例えば、新たな流行を示すキーワードである場合には、新たな流行に対応した適切な販売計画を立案するための有用な情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るキーワード抽出システムを含むシステム全体のブロック構成図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係るキーワードデータの一例を示す図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係るキーワードの最低値の一例を示す図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態に係るキーワードの抽出処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の第1の実施の形態に係る抽出されたキーワードの表示の一例を示す図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態に係る抽出されたキーワードの表示の別の一例を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態に係るキーワードの抽出処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2…キーワード抽出システム、4…ネットワーク、6…Webサーバ、8a、8b、8c…消費者システム、20…データ制御部、22…キーワードデータ記憶部、24…通信制御部、26…表示部。

Claims (5)

  1. 入力された各キーワード及び所定期間毎における前記各キーワードの入力回数を記憶するキーワードデータ記憶手段と、
    前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記各キーワードの最新の所定期間の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出する差分算出手段と、
    前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記キーワードの中から、前記差分算出手段により算出された前記差分が大きい順に前記キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするキーワード抽出システム。
  2. 入力された各キーワード及び所定期間毎における前記各キーワードの入力回数を記憶するキーワードデータ記憶手段と、
    前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記各キーワードの最新の所定期間の入力回数と過去の所定期間における入力回数の最低値との差分を算出する差分算出手段と、
    前記キーワードデータ記憶手段に記憶されている前記キーワードの中から、前記差分算出手段により算出された前記差分が大きい順に前記キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを記憶する抽出キーワード記憶手段と、
    前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードと前記抽出キーワード記憶手段に記憶されている過去の同一の所定期間に抽出されたキーワードとを比較するキーワード比較手段と、
    前記キーワード比較手段による比較結果を出力する比較結果出力手段と
    を備えることを特徴とするキーワード抽出システム。
  3. 前記キーワード比較手段は、
    前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードと前記抽出キーワード記憶手段に記憶されている2以上の年における同一の所定期間或いは近しい所定期間に抽出されたキーワードとを比較することを特徴とする請求項2記載のキーワード抽出システム。
  4. 前記比較結果出力手段は、
    前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードの各々を、季節性のキーワードであるか否かを識別可能に出力することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のキーワード抽出システム。
  5. 前記キーワードデータは、消費者によって電子的手段を介してサーバに入力され該サーバに記憶されているデータであって、
    前記サーバから、前記所定期間毎に前記キーワードデータを取得するキーワードデータ取得手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のキーワード抽出システム。
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