JP2004183948A - 流動媒体回収設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】点検作業を容易に行うことができる流動媒体回収設備とする。
【解決手段】加圧流動炉2内の流動媒体を受け入れるホッパ51と、受け入れに伴って流入したガス中に飛散する流動媒体を集塵する集塵手段52とを備え、ホッパ51内の流動媒体及び集塵手段52で集塵した流動媒体を回収する構成とする。そして、集塵手段52をホッパ51の下流に備える。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動媒体回収設備に関する。より詳しくは、加圧流動炉内の流動媒体を回収する設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球温暖化防止の観点から、下水汚泥や、都市ごみ、バイオマスなどの被処理物を燃焼又は熱分解(燃焼又は熱分解することを、単に熱処理ともいう。)した際に発生したエネルギーを最大限に利用しようと、種々の試みがなされている。その中の1つに、加圧流動炉で被処理物を熱処理し、その際に発生した高温・高圧の排ガスをガスタービンの駆動に利用してエネルギー回収を図るというものがある。
【0003】
そして、かかるシステムに備えられた加圧流動炉内の流動媒体は、負荷減少に対応するために、あるいは入れ替えを行うために、適宜、加圧流動炉内から抜き出し、回収している。
【0004】
この流動媒体を回収するための設備としては、例えば、加圧流動炉内の流動媒体を受け入れるホッパと、受け入れに伴って流入したガス中に飛散する流動媒体を集塵する集塵手段とを有し、ホッパ内の流動媒体及び集塵手段で集塵した流動媒体を回収するものがある。この従来の流動媒体回収設備においては、集塵手段がフィルタで形成されており、このフィルタは、流動媒体を受け入れるホッパの内部に備えられている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特許第3063362号公報(3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の流動媒体回収設備は、集塵手段たるフィルタがホッパの内部に備えられているため、ホッパや集塵手段の日常点検作業や異常発生時における点検作業を容易に行うことができなかった。
【0006】
そこで、本発明の主たる課題は、点検作業を容易に行うことができる流動媒体回収設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
被処理物を燃焼又は熱分解する加圧流動炉を有する設備に備えられる設備であり、
前記加圧流動炉内の流動媒体を受け入れるホッパと、前記受け入れに伴って流入したガス中に飛散する流動媒体を集塵する集塵手段とを有し、前記ホッパ内の流動媒体及び前記集塵手段で集塵した流動媒体を回収する流動媒体回収設備であって、
前記集塵手段が前記ホッパの下流に備えられていることを特徴とする流動媒体回収設備。
【0008】
(作用効果)
集塵手段がホッパの下流に備えられているので、ホッパの内部に集塵手段たるフィルタが備えられている従来の流動媒体回収設備に比して、点検作業を容易に行うことができる。
【0009】
<請求項2記載の発明>
ホッパの上流に流動媒体の受け入れを遮断する第1の遮断弁が備えられ、前記ホッパと前記集塵手段との間に流入ガスの流れを遮断する第2の遮断弁が備えられ、前記集塵手段の下流に流入ガスの流量を制御する流量制御弁が備えられている請求項1記載の流動媒体回収設備。
【0010】
(作用効果)
ホッパの上流に流動媒体の受け入れを遮断する第1の遮断弁が備えられているので、加圧流動炉からの流動媒体の受け入れを制御することができる。
また、ホッパと集塵手段との間に流入ガスの流れを遮断する第2の遮断弁が備えられているので、加圧流動炉から流動媒体を受け入れながら、集塵手段の点検作業を行うことができる。
さらに、集塵手段の下流に流入ガスの流量を制御する流量制御弁が備えられているので、ホッパ内の圧力を制御することができる。
【0011】
<請求項3記載の発明>
ホッパが加圧流動炉の下方に備えられ、流動媒体の受け入れに重力が利用される請求項1又は請求項2記載の流動媒体回収設備。
【0012】
(作用効果)
ホッパが加圧流動炉の下方に備えられ、流動媒体の受け入れに重力が利用されるので、流動媒体を搬送するためのエネルギーが必要とならない。
【0013】
<請求項4記載の発明>
集塵手段で集塵した流動媒体をホッパに返送する返送路が備えられ、この返送路に前記流動媒体の返送を遮断する返送遮断弁が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動媒体回収設備。
【0014】
(作用効果)
集塵手段で集塵した流動媒体をホッパに返送する返送路が備えられているので、集塵手段で集塵した流動媒体を容易に回収することができる。また、かかる返送路に流動媒体の返送を遮断する返送遮断弁が備えられているので、集塵手段の点検作業を行うに際して、流動媒体の受け入れを停止する必要がない。
【0015】
<請求項5記載の発明>
集塵手段が遠心式集塵装置又はセラミック若しくは耐熱繊維をろ材とするバグフィルタである請求項1〜4のいずれか1項に記載の流動媒体回収設備。
【0016】
(作用効果)
本流動媒体回収設備に流入するガスは、高温であるが、集塵手段が遠心式集塵装置又はセラミック若しくは耐熱繊維をろ材とするバグフィルタであるので、十分に耐えうるものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る流動媒体回収設備50が備えられた熱処理設備1の構成例を示した。
本熱処理設備1には、被処理物Pを燃焼又は熱分解する加圧流動炉2が備えられている。この加圧流動炉2の上側側部には、被処理物Pを投入するためのフィーダ3が接続されている。また、加圧流動炉2の下側側部には、燃焼用ガス、本実施の形態では燃焼用空気Aを流入するための流入路(流入路は、例えば管などで構成することができる。以下で説明する供給路や、排気路、返送路についても同様である。)6が接続されている。
【0018】
加圧流動炉2内において、フィーダ3から投入された被処理物Pは、流入路6から流入され、目皿あるいは本実施の形態のような散気管4を介して吹き上げられる燃焼用空気Aによって砂などの流動媒体とともに流動化される。また、加圧流動炉2内は、燃焼用空気Aの流入によって、加圧されている。
【0019】
加圧流動炉2の炉底部には、流動媒体を排出する流動媒体排出口10が設けられている。また、加圧流動炉2の炉頂部には、被処理物Pの熱処理によって発生したばいじんを含む排ガスGを排気する排気口11が設けられている。この排気口11は、遠心式集塵機やバグフィルタなどの集塵装置13と排気路12を介して接続されている。
【0020】
集塵装置13は、排ガスG中のばいじんを集塵するためのものである。この集塵装置13を設置しないと、排ガスG中のばいじんが後述するガスタービン14に入り込み、タービンを損傷させ又はタービンに付着し、安定した運転を妨げるおそれがある。集塵装置13を経た排ガス(清浄ガス)Gは、頂部燃焼器19に排気路24を介して送られる。
【0021】
この頂部燃焼器19には、排ガスGを供給するための排気路24のほか、燃焼用空気Aの流入路6から分岐する供給路26と、補助燃料Rの供給路20と、ガスタービン14に接続された排気路21とが接続されている。補助燃料Rとしては、例えば、灯油、軽油等の液体燃料、都市ガス、消化ガス(例えば、下水汚泥を消化処理した場合などに発生するガス。)等の気体燃料、微粉炭等の固体燃料などを使用することができる。
【0022】
頂部燃焼器19においては、排ガスG及び補助燃料Rが燃焼用空気Aによって燃焼されるので、排ガスGの温度が高まる。この温度が高まった排ガスGは、排気路21を介してガスタービン14に送られ、ガスタービン14の駆動ガスとして利用される。排ガスGは、頂部燃焼器19での燃焼により高温化されているので、ガスタービン効率が向上する。
【0023】
加圧流動炉2で発生した排ガスGの圧力が低い場合などは、頂部燃焼器19に供給する補助燃料Rの量を多くし、頂部燃焼器19からガスタービン14に送られる排ガスGの量を増加させる。これにより、空気Cを十分な圧力にまで加圧して加圧流動炉2に流入することができ、加圧流動炉2内の高圧状態を安定的に維持することができる。ガスタービン14の駆動に利用された排ガスGは、更に供給路28を介して予熱器15に通され熱源として利用される。熱源として利用された排ガスGは、供給路29を介して排ガス処理装置16に送られ、清浄化処理された後、大気中に放出される。
【0024】
本実施の形態において、ガスタービン14には、コンプレッサー17が連結されており、ガスタービン14の駆動にともなって、駆動されるようになっている。このコンプレッサー17には、空気Cが供給される。コンプレッサー17に供給された空気Cは、圧縮されて加圧された後、供給路30を介して予熱器15に送られる。予熱器15において、圧縮空気Cは、排ガスGの熱によって加熱され、高温・高圧の燃焼用空気Aとして流入路6及びこの流入路6から分岐する供給路26に送られる。このようにして加圧流動炉2には、コンプレッサー17によって加圧された高圧の燃焼用空気Aが流入されるので、加圧流動炉2内では常圧よりも高圧の状態(加圧下)で被処理物Pが燃焼又は熱分解されることになる。
【0025】
この熱処理に際して発生した高温の排ガスGは、加圧流動炉2内が高圧であることから高圧状態のまま排気口11から排気される。したがって、その熱エネルギーを回収することができるとともに、その圧力(膨張)エネルギーをも回収することができる。本実施の形態では、ガスタービン14によって、排ガスGの圧力エネルギー及び熱エネルギーが回収され、また予熱器15によってガスタービン14を経てもなお残る熱エネルギーが回収される。
【0026】
本実施の形態において、かかる加圧流動炉2内の圧力は、0.2〜1.5MPaとなるように設定されている。加圧流動炉2内の圧力が0.2MPaを下回ると、排気口11から排気され排気路12、頂部燃焼器19及び排気路21を介してガスタービン14に供給される排ガスGの圧力が小さくなる。したがって、頂部燃焼器19に供給する補助燃料Rの量を増加させなければガスタービン14を安定して駆動することができなくなり、効率的なエネルギー回収が阻害されるおそれがある。他方、加圧流動炉2内の圧力を1.5MPa超とするには、加圧流動炉2をより高強度の耐圧構造としなげればならない。したがって、エネルギーの回収効率が向上することを考慮してもかえって非経済的になるおそれがある。
【0027】
本実施の形態においては、ガスタービン14にコンプレッサー17を介して発電機18が連結されている。ガスタービン14によって回収されたエネルギーにコンプレッサー17を駆動してもまだ余剰がある場合は、かかる発電機18が駆動される。これにより、排ガスGのエネルギーが余すところなく回収される。
【0028】
ただし、ガスタービン14によって回収されたエネルギーの利用形態は、以上の形態に限られるものではない。例えば、加圧流動炉2に供給される燃焼用空気Aとして、ガスタービン14からのエネルギーによることなく独自に駆動するコンプレッサーで加圧したものを利用し、ガスタービン14からのエネルギーが発電機18によって全て利用されるようにすることもできる。
【0029】
本実施の形態では、コンプレッサー17と予熱器15とを供給路30を介して直接接続しているが、図1中に点線で示すように、コンプレッサー17と予熱器15との間に酸素PSA装置22を介装させることもできる。この点、酸素PSA装置は、周知のとおり加圧された空気中の窒素を吸着し酸素濃度を増大させるためのものである。したがって、かかる形態(酸素PSA22を介装させた形態)とすると、燃焼用空気Aの酸素濃度が増すことになるので、燃焼用空気Aを加圧流動炉2に供給した際の被処理物Pの燃焼効率が向上する。
【0030】
また、高酸素濃度の燃焼用空気Aによって被処理物Pや補助燃料Rを燃焼した際に発生する排ガスGは、その組成の大部分が水蒸気及び二酸化炭素になる。したがって、エネルギー回収の済んだ排ガスGを、例えば、排ガス処理装置16において冷却すれば、水蒸気が凝縮するので、排ガスGは、二酸化炭素主体のものとなる。これにより、二酸化炭素の回収、除去が容易となり、地球温暖化の原因ともされる二酸化炭素の排出量を削減することができる。
【0031】
ところで、加圧流動炉2内の流動媒体は、被処理物Pの量が減少した場合などの負荷減少に対応するために、あるいは入れ替えを行うために、加圧流動炉2の流動媒体排出口10から外部に抜き出され、回収される。この回収は、流動媒体回収設備50によってなされ、加圧状態にある加圧流動炉2内から、例えば、大気圧の環境下になされる。
【0032】
本実施の形態の流動媒体回収設備50は、加圧流動炉2内の流動媒体を受け入れる密閉構造とされたホッパ51と、このホッパ51の下流に備えられた集塵手段52と、から主になる。ホッパ51は、加圧流動炉2の流動媒体排出口10と受け入れ管53で接続され、ホッパ51と集塵手段52とは、連絡管54で接続され、集塵手段52は、先の供給路29と排気管55で接続されている。また、受け入れ管53、連絡管54、排気管55には、それぞれ、第1の遮断弁53A、第2の遮断弁54A、流量制御弁55Aが備えられている。
【0033】
本装置50においては、まず、加圧流動炉2内の流動媒体が受け入れ管53を介してホッパ51内に受け入れられる。この流動媒体の受け入れ(加圧流動炉2からの流動媒体の抜き出し)は、第1の遮断弁53Aによって制御される。
【0034】
本実施の形態では、特に、ホッパ51が加圧流動炉2の下方に備えられ、流動媒体の受け入れに重力が利用される。
【0035】
流動媒体の受け入れに際しては、第1の遮断弁53A及び第2の遮断弁54Aは開かれ、流量制御弁55A及び後述する返送遮断弁56Aは閉じられた状態となっている。したがって、流動媒体の受け入れとともにホッパ51内に流入したガスは、連絡管54を介して集塵手段52に送られ、この集塵手段52において、ガス中に飛散する流動媒体が集塵されることになる。
【0036】
集塵手段52は、特にその種類が限定されるものではないが、遠心式集塵装置又はセラミック若しくは耐熱繊維をろ材とするバグフィルタであるのが好ましい。
【0037】
ホッパ51内の流動媒体が所定量となったら、あるいは、流動媒体の受け入れを所定時間行ったら、第1の遮断弁53Aを閉じて流動媒体の受け入れを遮断するとともに、流量制御弁55Aを開いて集塵手段52で集塵された流入ガス(清浄ガス)を、排気管55を介して供給路29内を流れる排ガスG中に混入する。また、第1の遮断弁53Aを閉じるとともに流量制御弁55Aを開くと、ホッパ51内が減圧される。したがって、流量制御弁55Aを制御することでホッパ51内の圧力を制御することができる。本実施の形態では、ホッパ51内を大気圧まで減圧する。
【0038】
ホッパ51内を大気圧まで減圧したら、流量制御弁55Aを閉じ、ホッパ51内の流動媒体をホッパ51の下部に備わるスライドゲートや、ダブルダンパなどの流動媒体排出装置57を通して系外に排出する。また、本実施の形態では、特に、集塵手段52の底部とこの底部よりも下方に位置するホッパ51の天部とを連通する、集塵手段52で集塵した流動媒体をホッパ51に返送する返送路56が備えられている。したがって、返送路56の途中に備えられた返送遮断弁56Aを開くと、集塵手段52内の流動媒体は、重力によってホッパ51内に返送され、ホッパ51内の流動媒体とともに排出装置57を通して系外に排出される。流動媒体の返送は、重力によらないこともできる。
【0039】
本実施の形態の流動媒体回収設備50は、ホッパ51の下流に集塵手段52が備えられているので、ホッパ51や、集塵手段52などの点検作業を容易に行うことができる。さらに、本実施の形態では、このことに加え、ホッパ51と集塵手段52とを連絡する連絡管54に第2の遮断弁54Aが備えられているので、加圧流動炉2から流動媒体を受け入れながら、集塵手段52の点検作業を行うことができる。この点検作業を行う際には、第1の遮断弁53Aを開きつつ、第2の遮断弁54A、流量制御弁55A及び返送遮断弁56Aを閉じることになる。
【0040】
(その他)
(1) 以上の説明では、集塵装置13からの排ガス(清浄ガス)Gを、排気路24を介して頂部燃焼炉19に送る形態としたが、この形態に限られるものではない。例えば、集塵装置13からの排ガスGを、直接ガスタービン14に送る形態とすることもできる。
【0041】
(2) 同様に、本実施の形態においては、集塵手段52からの流入ガスを、供給路29内の排ガスGに混入する形態としたが、この形態に限られるものではない。例えば、ホッパ内を大気圧まで減圧しない場合であれば、排気路24内の排ガスGに混入する形態とすることや、頂部燃焼器19、ガスタービン14に送る形態、頂部燃焼器19とガスタービン14との間の排気路21内の排ガスGに混入する形態とすることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、点検作業を容易に行うことができる流動媒体回収設備となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の流動媒体回収設備が備えられた熱処理設備の構成例である。
【符号の説明】
1…熱処理設備、2…加圧流動炉、3…フィーダ、4…散気管、13…集塵装置、14…ガスタービン、15…予熱器、16…排ガス処理装置、17…コンプレッサー、18…発電機、19…頂部燃焼器、22…酸素PSA装置、50…流動媒体回収設備、51…ホッパ、52…集塵手段、A…燃焼用空気、C…空気、G…排ガス、P…被処理物、R…補助燃料。

Claims (5)

  1. 被処理物を燃焼又は熱分解する加圧流動炉を有する設備に備えられる設備であり、
    前記加圧流動炉内の流動媒体を受け入れるホッパと、前記受け入れに伴って流入したガス中に飛散する流動媒体を集塵する集塵手段とを有し、前記ホッパ内の流動媒体及び前記集塵手段で集塵した流動媒体を回収する流動媒体回収設備であって、
    前記集塵手段が前記ホッパの下流に備えられていることを特徴とする流動媒体回収設備。
  2. ホッパの上流に流動媒体の受け入れを遮断する第1の遮断弁が備えられ、前記ホッパと前記集塵手段との間に流入ガスの流れを遮断する第2の遮断弁が備えられ、前記集塵手段の下流に流入ガスの流量を制御する流量制御弁が備えられている請求項1記載の流動媒体回収設備。
  3. ホッパが加圧流動炉の下方に備えられ、流動媒体の受け入れに重力が利用される請求項1又は請求項2記載の流動媒体回収設備。
  4. 集塵手段で集塵した流動媒体をホッパに返送する返送路が備えられ、この返送路に前記流動媒体の返送を遮断する返送遮断弁が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動媒体回収設備。
  5. 集塵手段が遠心式集塵装置又はセラミック若しくは耐熱繊維をろ材とするバグフィルタである請求項1〜4のいずれか1項に記載の流動媒体回収設備。
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