JP2004180089A - 無線lan電話システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線LAN電話端末1がホームポジションのセグメントS1から他のセグメントS2に移動して通信を終了したときは、無線LAN電話端末1に新規のIPアドレスを割り当て、そのIPアドレスの変更をCM6に通知すると共に、HA7および移動先セグメントS2のFA8に対して無線LAN電話端末1の登録位置を移動先セグメントS2に変更することにより、以後の無線LAN電話端末1に対する通信を、通常のCM6による管理のもとにHA7およびFA8によるルーティングを行うことなく実行する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声通信をVoIPで実現する無線LAN電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の無線LAN電話システムとして、例えば図2に示すように、無線LAN電話端末1のアクセスポイント(以下、APとも言う)2を有するネットワークアドレスの異なる複数のセグメント(図2では、2つのセグメントS1,S2)をルータ3で結合すると共に、システム内の任意のセグメントに、IP電話機4、DHCPサーバ5およびコールマネージャ(以下、CMとも言う)6を収容したものが知られている。
【0003】
かかる無線LAN電話システムにおいて、無線LAN電話端末1は、その設置時にホームポジションとなるセグメント(例えば、S1)のAP2に初期登録を行い、DHCPサーバ5にてIPアドレスを取得後、CM6に登録を行うことで、同一セグメントS1内であれば、初期登録をしたAP2から他のAP2に移動しても、IPアドレスを変更することなく、例えば他のセグメントS2のIP電話機4からの着信に対して通常の接続により通信(通話)を行うことができる。
【0004】
ところが、図2に示す従来の無線LAN電話システムにあっては、無線LAN電話端末1が、ネットワークアドレスの異なる他のセグメントS2のAP2の配下に移動すると、当初通信していた相手には、こちらの無線LAN電話端末1が他のセグメントS2の配下に移動したことを通知できないため、通話を継続することができなくなると言う問題がある。
【0005】
このような問題を解決するものとして、最近「Mobile IP」技術を採用する無線LAN電話システムが提案されている。この無線LAN電話システムでは、図3に示すように、セグメントS1,S2にそれぞれエージェント7,8を付加し、無線LAN電話端末1に対して、ホームポジションのセグメントS1のエージェント7はホームエージェント(以下、HAとも言う)として機能させ、他のセグメントS2のエージェント8はフォーリンエージェント(以下、FAとも言う)として機能させて、無線LAN電話端末1が通話中に他のセグメントS2に移動した場合には、接続APが変わったことを契機に自分がホームポジション内のAP配下か否かを判断し、ホームポジション外の場合には変更後のAPの情報とそのAP配下のFA8の情報とをホームポジションのHA7に通知し、変更前にいたセグメントS1宛に送信されるデータを、HA7からFA8を経て無線LAN電話端末1へとルーティングを行うことにより、IPアドレスを変更することなく、通信を継続するようにしている(例えば、非特許文献1、特許文献1参照)。
【0006】
【非特許文献1】
IETF RFC3220(IP Mobility Support Ipv4 revised)
【特許文献1】
特開2000−23068号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示した従来の無線LAN電話システムにあっては、当初登録したホームポジションのセグメントS1配下以外で無線LAN電話端末1を使用する場合、HA7およびFA8は、他セグメントS2に移動した無線LAN電話端末1に対して常にデータのルーティングを行う必要があるため、移動端末が多いと処理負荷が集中し、HA7およびFA8として処理能力の高い高価なものが必要になると言う問題がある。
【0008】
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、セグメントの変更を伴う無線LAN電話端末の移動後の通信におけるHAおよびFAの処理負荷を軽減でき、したがってHAおよびFAとして比較的処理能力の低い安価なものを用いることができる無線LAN電話システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、音声通信をVoIPで実現する無線LAN電話システムにおいて、
無線LAN電話端末が通信中にホームポジションセグメントからネットワークアドレスが異なる他のセグメントに移動したときは、その移動先セグメントのアクセスポイントの情報および当該移動先セグメントに設けられたフォーリンエージェントの情報を、上記ホームポジションセグメントに設けられたホームエージェントに通知して、上記無線LAN電話端末宛のデータを上記ホームエージェントから上記フォーリンエージェントを経てルーティングして通信を継続し、
上記無線LAN電話端末が通信を終了したときは、当該無線LAN電話端末に新規のIPアドレスを割り当てて、そのIPアドレスの変更をコールマネージャに通知すると共に、上記ホームエージェントおよび上記フォーリンエージェントに対して上記無線LAN電話端末の登録位置を上記移動先セグメントに変更することにより、上記無線LAN電話端末に対する以後の通信を上記ホームエージェントおよび上記フォーリンエージェントによるルーティングを行うことなく実行するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による無線LAN電話システムの一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態における無線LAN電話システムの概略構成を示す図である。図1に示す無線LAN電話システムの構成は、基本的には図3と同様であるので、図3と同一要素には同一参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0012】
本実施の形態では、無線LAN電話端末1が通信中にホームポジションのセグメントS1からネットワークアドレスが異なる他のセグメントS2に移動したときは、上述した「Mobile IP」技術を利用して、図3において説明したと動揺に、その移動先セグメントS2のAP2の情報および移動先セグメントS2に設けられたFA8の情報を、ホームポジションのセグメントS1に設けられたHA7に通知して、無線LAN電話端末1宛のデータをHA7からFA8を経てルーティングすることにより、IPアドレスを変更することなく通信を継続する。
【0013】
その後、無線LAN電話端末1が通信を終了したときは、DHCPサーバ5により無線LAN電話端末1に新規のIPアドレスを割り当て、そのIPアドレスの変更をCM6に通知すると共に、HA7およびFA8に対して無線LAN電話端末1の登録位置を移動先セグメントS2に変更する。これにより、以後の無線LAN電話端末1に対する通信は、通常のCM6による管理のもとに、HA7およびFA8によるルーティングを行うことなく実行する。
【0014】
無線LAN電話端末1が、再度、セグメント間を移動したときは、上記の手順を繰り返して移動中の通信の継続および移動後の通信を実行する。
【0015】
なお、上記実施の形態では、2つのセグメントS1,S2を有する無線LAN電話システムとしたが、本発明は3つ以上のセグメントを有する無線LAN電話システムにも有効に適用することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、無線LAN電話端末がホームポジションのセグメントから他のセグメントに移動して通信を終了したときは、無線LAN電話端末に新規のIPアドレスを割り当て、そのIPアドレスの変更をコールマネージャに通知すると共に、ホームエージェントおよび移動先セグメントのフォーリンエージェントに対して無線LAN電話端末の登録位置を移動先セグメントに変更することにより、以後の無線LAN電話端末に対する通信を、通常のコールマネージャによる管理のもとにホームエージェントおよびフォーリンエージェントによるルーティングを行うことなく実行するようにしたので、ホームエージェントおよびフォーリンエージェントの処理負荷を軽減することができる。したがって、ホームエージェントおよびフォーリンエージェントとして比較的処理能力の低い安価なものを用いることができるので、無線LAN電話システムを低コストで構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における無線LAN電話システムの概略構成を示す図である。
【図2】従来の無線LAN電話システムの概略構成を示す図である。
【図3】同じく、従来の無線LAN電話システムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 無線LAN電話端末
2 アクセスポイント(AP)
3 ルータ
4 IP電話機
5 DHCPサーバ
6 コールマネージャ(CM)
7 ホームエージェント(HA)
8 フォーリンエージェント(FA)
S1,S2 セグメント
Claims (1)
- 音声通信をVoIPで実現する無線LAN電話システムにおいて、
無線LAN電話端末が通信中にホームポジションセグメントからネットワークアドレスが異なる他のセグメントに移動したときは、その移動先セグメントのアクセスポイントの情報および当該移動先セグメントに設けられたフォーリンエージェントの情報を、上記ホームポジションセグメントに設けられたホームエージェントに通知して、上記無線LAN電話端末宛のデータを上記ホームエージェントから上記フォーリンエージェントを経てルーティングして通信を継続し、
上記無線LAN電話端末が通信を終了したときは、当該無線LAN電話端末に新規のIPアドレスを割り当てて、そのIPアドレスの変更をコールマネージャに通知すると共に、上記ホームエージェントおよび上記フォーリンエージェントに対して上記無線LAN電話端末の登録位置を上記移動先セグメントに変更することにより、上記無線LAN電話端末に対する以後の通信を上記ホームエージェントおよび上記フォーリンエージェントによるルーティングを行うことなく実行するようにしたことを特徴とする無線LAN電話システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002345331A JP2004180089A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 無線lan電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004180089A true JP2004180089A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32706531
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004180089A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007087745A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | A method and system for implementing the data routing of the roaming user |
-
2002
- 2002-11-28 JP JP2002345331A patent/JP2004180089A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007087745A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | A method and system for implementing the data routing of the roaming user |
US8891443B2 (en) | 2006-01-26 | 2014-11-18 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and system for implementing data routing of roaming user |
US9763077B2 (en) | 2006-01-26 | 2017-09-12 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and system for implementing data routing of roaming user |
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