JP2004179987A - 無線端末装置の通話音量設定方法及び無線端末装置 - Google Patents

無線端末装置の通話音量設定方法及び無線端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周囲の騒音で通話相手の音声が聞き取りにくい場所でも、音量の切り替えや、場所の移動をする必要がないようにする。
【解決手段】制御手段2により、騒音情報の取得を音声入力手段3に指示し、音声入力手段3により、周囲より集音して騒音情報を出力し、制御手段2により、音声入力手段3より騒音情報を受けこの騒音情報と音量値とを、エリア毎に騒音情報と音量値とを格納するエリア別通話音量テーブルに格納し、通話時に、本無線端末装置が在圏するエリアに対応する音量値をエリア別通話音量テーブルより取り出し、この音量値を音声出力手段4に出力し、音声出力手段4により、通話相手の音声をこの音量値に応じた音量で報音する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線端末装置の通話音量設定方法及び無線端末装置に関し、特に使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置の通話音量設定方法及び無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の無線端末装置は、無線端末装置の使用環境により、通話相手の音声が聞き取りにくくならないようにするために用いられている。
【0003】
この従来の無線端末装置は、無線端末装置を弱電界地域で使用したりフェージング時に使用した場合、受話音量を自動的に調節し、さらに周波数特性を変化させることにより受話音声を明瞭度の高い、聞き取りやすい音声にするようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、無線端末装置を使用するときの周囲の騒音や雑音等で通話相手の音声が聞き取りにくい状況であった場合には、通話しながら手動により音量を切り替えたり、自ら騒音や雑音等の小さい場所に移動したりして通話相手の音声を聞き取るようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−70477号公報(特許請求の範囲、段落「0023」から「0027」)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の無線端末装置は、無線端末装置を使用するときの周囲の騒音や雑音等で通話相手の音声が聞き取りにくい状況であった場合には、通話しながら音量を切り替えたり、自ら騒音や雑音等の小さい場所に移動したりして通話相手の音声を聞き取るようにしているため、周囲の騒音や雑音等で通話相手の音声が聞き取りにくい状況であった場合には、手動により音量を切り替えたり、騒音や雑音等の小さい場所に移動したりする必要があるという問題がある。
【0007】
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去するため、周囲の騒音や雑音等で通話相手の音声が聞き取りにくくなると想定される場所でも、音量を切り替えたり、騒音や雑音等の小さい場所に移動したりする必要のない無線端末装置の通話音量設定方法及び無線端末装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の無線端末装置の通話音量設定方法は、使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置の通話音量設定方法において、
それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリアのうちの前記無線端末装置の使用者が移動する前記エリアにおける騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とをエリア毎に取得して格納し、この無線端末装置の通話時にこの無線端末装置が在圏する前記エリアの前記音量値を取り出しこの音量値に応じた音量にて通話相手の音声を報音するようにしている。
【0009】
また、本発明の第1の無線端末装置の通話音量設定方法において、それぞれの前記基地局がそれぞれカバーする前記エリアのうちの前記無線端末装置の前記使用者が移動する前記エリアにおける前記騒音情報を、前記使用者が前記エリアに移動したときに、前記無線端末装置によりこのエリアにおける前記騒音情報を取得して格納するようにしている。
【0010】
更に、本発明の第1の無線端末装置の通話音量設定方法において、前記騒音情報は、予め定めた周期で取得して格納するようにしている。
【0011】
また、本発明の第1の無線端末装置の通話音量設定方法において、前記騒音情報は、今回取得した騒音情報と格納されている騒音情報とを平均して格納するようにしている。
【0012】
本発明の第2の無線端末装置の通話音量設定方法は、使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置の通話音量設定方法において、
基地局より制御チャネル信号を受けこの制御チャネル信号に応答することにより前記基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入る第1のステップと、
周囲より集音し騒音情報を得る第2のステップと、
前記第2のステップで取得した前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリア毎の前記騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とを格納するエリア別通話音量テーブルに、前記第1のステップで待ち受け状態に入ったときの前記基地局がカバーする前記エリアに対応させて格納する第3のステップと、
通話時に、前記制御チャネル信号を最近受信した前記基地局のカバーする前記エリアに対応する前記音量値を前記エリア別通話音量テーブルより取り出す第4のステップと、
前記第4のステップで取り出した前記音量値に応じた音量より通話相手の音声を報音する第5のステップと、
を含んで構成されている。
【0013】
また、本発明の第2の無線端末装置の通話音量設定方法において、前記第2のステップは、予め定めた周期で周囲より集音し騒音情報を得るようにし、
前記第3のステップは、前記第2のステップで前記予め定めた周期毎に取得した前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、前記エリア別通話音量テーブルに、前記予め定めた周期毎に格納するようにしている。
【0014】
更に、本発明の第2の無線端末装置の通話音量設定方法において、前記第3のステップは、前記第2のステップで今回取得した前記騒音情報と前記エリア別通話音量テーブルに格納されている前記騒音情報とを平均しこの平均した騒音情報とこの平均した騒音情報に応じた前記音量値とを前記エリア別通話音量テーブルに格納するようにしている。
【0015】
本発明の第1の無線端末装置は、使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置において、
無線により基地局と送受信する無線手段と、
騒音情報の取得の指示を受け、前記無線端末装置の周囲より集音して前記騒音情報を取得しこの騒音情報を出力する音声入力手段と、
前記騒音情報に応じた音量値を受け、前記無線手段を介して前記基地局より受ける通話相手の音声を前記音量値に応じた音量で報音する音声出力手段と、
前記無線手段を介して前記基地局より制御チャネル信号を受けこの制御チャネル信号に前記無線手段を介して応答することにより前記基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入り前記騒音情報の取得を前記音声入力手段に指示し、この指示に対応して前記音声入力手段より前記騒音情報を受けこの騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリア毎の前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを格納する予め有するエリア別通話音量テーブルに、前記待ち受け状態に入ったときの前記基地局がカバーする前記エリアに対応させて格納し、通話時に、前記制御チャネル信号を最近受信した前記基地局のカバーするエリアに対応する前記音量値を前記エリア別通話音量テーブルより取り出し、この取り出した前記音量値を前記音声出力手段に出力する制御手段と、
を備えて構成されている。
【0016】
また、本発明の第1の無線端末装置において、前記音声入力装置は、前記無線端末装置の周囲より予め定めた周期で集音して前記騒音情報を取得するようにし、
前記制御手段は、前記音声入力手段より前記騒音情報を前記予め定めた周期毎に受けこの受けた騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、前記エリア別通話音量テーブルに、前記予め定めた周期毎に格納するようにしている。
【0017】
更に、本発明の第1の無線端末装置において、前記制御手段は、今回取得した前記騒音情報と前記エリア別通話音量テーブルに格納されている前記騒音情報とを平均しこの平均した騒音情報とこの平均した騒音情報に応じた前記音量値とを前記エリア別通話音量テーブルに格納するようにしている。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明の無線端末装置の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【0020】
図1に示す本実施の形態の無線端末装置(携帯電話機、PHSを含む)は、無線手段1、音声入力手段3、音声出力手段4、制御手段2、操作手段5及び表示手段6により構成する。
【0021】
操作手段5と表示手段6は本無線端末装置のマンマシンインタフェースに相当する。
【0022】
無線手段1は、基地局と無線により送受信するアンテナと、送受信する信号を復調、変調する無線部11とを有する。
【0023】
音声入力手段3はマイクと音声入力部8とを有し、音声入力部8により、制御手段2より騒音情報の取得の指示を受け無線端末装置の周囲よりマイクで集音した例えば音圧を騒音情報として取得しこの騒音情報を制御手段2に出力する。
【0024】
音声出力手段4はレシーバと音声出力部9とを有し、音声出力部9により、制御手段2より騒音情報に応じた音量値を受け、無線手段1を介して基地局より受ける通話相手の音声をこの音量値に応じた音量でレシーバにて報音する。
【0025】
制御手段2はメモリ10と制御部7とを有し、制御部7により、無線手段1を介して基地局より制御チャネル信号を受けこの基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入り、騒音情報の取得を音声入力手段3に指示し、音声入力手段3より騒音情報を受けこの騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とを、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリア毎の騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とを格納するエリア別通話音量テーブル(このテーブルはメモリ10にある)に、待ち受け状態に入ったときの基地局がカバーするエリアに対応させて格納し、着信したときや発信したときの通話時に、制御チャネル信号を最近受信した基地局のカバーするエリアに対応する音量値をエリア別通話音量テーブルより取り出し、この取り出した音量値を音声出力手段4に出力する。
【0026】
音声入力装置は、無線端末装置の周囲より予め定めた周期f(この周期は、システムにより適宜決めて良い。)で集音して騒音情報を取得するようにし、制御手段2は、音声入力手段3よりこの騒音情報を予め定めた周期f毎に受けこの受けた騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とを、エリア別通話音量テーブルに、予め定めた周期f毎に格納する。
【0027】
制御手段2は、今回取得した騒音情報とエリア別通話音量テーブルに格納されている騒音情報とを平均しこの平均した騒音情報とこの平均した騒音情報に応じた音量値とをエリア別通話音量テーブルに格納する。
【0028】
次に、本実施の形態の無線端末装置の動作を図2及び図3を参照して詳細に説明する。
【0029】
図2は、本発明の実施の形態の動作の一例を示し、本発明の無線端末装置の通話音量設定方法の一例を示すフローチャートである。
【0030】
図3は、エリア別通話音量テーブルの一例を示す図であり、このテーブルには、エリアID毎に騒音情報、騒音レベル、設定ボリューム値(音量値)が格納される。騒音レベルは、音圧を予め定めた閾値により例えば5段階に分けたときの段階数である。設定ボリューム値は、段階が5のときには+4であり、使用者が無線端末装置の音声出力部9に予め設定した設定値に4を加算することを示している。レシーバはこの設定値に設定ボリューム値を加算した設定により報音する。
【0031】
図1において、図2のステップ21では、制御部7は、本無線端末装置が在圏するエリアをカバーする基地局より常に送信される制御チャネル信号を無線手段1を介して受け、この制御チャネル信号に応答する信号を無線手段1を介して基地局に送信することにより基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入る。
【0032】
図2のステップ22では、制御部7は、音声入力手段3を予め定めた周期fで定期的に動作可能な状態にさせるために予め有するタイマを動作させる。
【0033】
図2のステップ23では、制御部7は、待ち受け状態に入る時に基地局より受けた制御チャネル信号に含まれるエリアIDをこの制御チャネル信号より取り出す。このエリアIDは本無線端末装置が在圏するエリアのエリアIDである。
【0034】
図2のステップ24では、制御部7は、音声入力部8に騒音情報の取得の指示を送る。
【0035】
図2のステップ25では、音声入力部8は、制御部7より騒音情報の取得の指示を受け、本無線端末装置の周囲の音をマイクで集音しこの集音した例えば音圧を騒音情報として取得しこの騒音情報を制御部7に出力する。
【0036】
図2のステップ26では、制御部7は、音声入力部8により騒音情報を取得する。
【0037】
図2のステップ27では、制御部7は、本無線端末装置の在圏するエリアが、既に騒音情報を取得したエリアか否かを、エリア別通話音量テーブルにこのエリアに対応した騒音情報が既に格納されているか否かを調べることによって調べる。そして、調べた結果がこのエリアがいまだに騒音情報を取得してないエリアであることを示すときには、すなわち、使用者が新たに到達したエリアであった場合は、ステップ28へと続ける。また、調べた結果がこのエリアが既に騒音情報を取得したエリアであることを示すときにはステップ29へと続ける。
【0038】
図2のステップ28では、制御部7は、エリア別通話音量テーブルに、ステップ23で取り出した本無線端末装置が在圏するエリアのエリアIDの領域を追加し、この領域にステップ26で取得した騒音情報とこの騒音情報に応じた騒音レベル及びこの騒音レベルに応じた設定ボリューム値を格納する。例えば、図3にエリアIDがEの領域が追加されたときには、音圧Eを格納するとともに、図3で示すように、この音圧Eに応じた騒音レベル「3」、この騒音レベル「3」に応じた設定ボリューム値「+2」をそれぞれ格納する。そして、ステップ30へと続ける。
【0039】
図2のステップ29では、制御部7は、ステップ26で取得した騒音情報とエリア別通話音量テーブルの本無線端末装置が在圏するエリアのエリアIDの領域に格納してある騒音情報とを平均し、この平均した騒音情報をこのエリアIDで示すエリアの新たな騒音情報として格納する。このとき、同時にこの騒音情報に応じた騒音レベルと、この騒音レベルに応じた設定ボリューム値とをこのエリアIDに対応させて格納する。
【0040】
図2のステップ30では、制御部7は、音声入力部8に騒音情報の取得停止の指示を送る。
【0041】
図2のステップ31では、音声入力部8は、制御部7より騒音情報の取得停止の指示を受け、マイクで集音した音圧による騒音情報の取得を停止する。
【0042】
図2のステップ32では、制御部7は、タイマの状態を調べタイマがタイムアップしたときに、再び騒音情報を取得するためにステップ22へと続ける。
【0043】
制御部7は、ステップ22からステップ32の動作中に、この無線端末装置に着信したり発信したりして通話中のときや、操作者がこの無線端末装置の操作手段5を操作(メール操作、メモリ操作、発呼操作等の操作)したときに、この動作を中断し、ステップ33に進む。
【0044】
図2のステップ33では、制御部7は、無線端末装置への着信や無線端末装置よりの発信による通話中により中断したか否かを調べ、通話中により中断したときにはステップ34へと続ける。また、通話中により中断でないときには操作者がこの無線端末装置の操作手段5を操作したとしてステップ36へと続ける。
【0045】
図2のステップ34では、制御部7は、無線手段1を介して最近受信した制御チャネル信号のうちの受信レベルがもっとも高い制御チャネル信号よりエリアIDを取得し(すなわち、現在在圏するエリアのエリアIDを取得し)、このエリアIDに対応するエリア別通話音量テーブル内の設定ボリューム値を取り出し、この設定ボリューム値を音声出力部9に出力する。
【0046】
図2のステップ35では、音声出力部9はこの設定ボリューム値を、予め設定されている設定値に加算して設定し、無線手段1を介して得た通話相手の音声をこの設定に応じた大きさでレシーバより報音する。そして、制御部7は、操作者の操作手段5への操作(例えばオフフック)により、通話の終了を検知し、中断した動作を再開する。
【0047】
一方、ステップ36では、制御部7は、操作者の操作手段5への操作に応じた制御を行い、例えば、操作手段5への操作入力が予め定めた時間(例えば、20sec。この値はユーザにより適宜変更され、この値に限定されなくて良い。)ないときに中断した動作を再開する。
【0048】
以上の説明では、エリア別通話音量テーブルには、一つのエリアに対し一つの騒音レベルと一つの設定ボリューム値とを格納させ、一つのエリアでの設定ボリューム値を一つにしていたが、エリア別通話音量テーブルの代わりに、図4に示すようなエリア別電界強度別通話音量テーブルを使用し、エリアを電界強度により複数のサブエリアに分け、このサブエリア毎に騒音レベルと設定ボリューム値とを格納させ、一つのサブエリアで設定ボリューム値を一つ当てても良い。すなわち、例えば、エリアを、電界強度9db以下の部分、10〜15dbの部分、16〜21dbの部分、22db以上の部分のサブエリアに分け、このサブエリア毎に騒音レベルと設定ボリューム値とを設定して格納し、このエリア別電界強度別通話音量テーブルを使用して、以上説明した動作を行うようにしても良い。
【0049】
また、図4で示すエリア別電界強度別通話音量テーブルの代わりに、図5で示すエリア別電界強度別時間別通話音量テーブルを使用し、図4で示すエリア別電界強度別通話音量テーブルのサブエリアにおける騒音レベルと設定ボリューム値とを時間別に設定して格納し、このエリア別電界強度別時間別通話音量テーブルを使用して、以上説明した動作を行うようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリアのうちの無線端末装置の使用者が移動するエリアにおける騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とをエリア毎に取得して格納し、この無線端末装置の通話時にこの無線端末装置が在圏するエリアの音量値を取り出しこの音量値に応じた音量にて通話相手の音声を報音するようにしたため、周囲の騒音や雑音等で通話相手の音声が聞き取りにくくなると想定される場所でも、音量を切り替えたり、騒音や雑音等の小さい場所に移動したりする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線端末装置の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作の一例を示し、本発明の無線端末装置の通話音量設定方法の一例を示すフローチャートである。
【図3】エリア別通話音量テーブルの一例を示す図である。
【図4】エリア別電界強度別通話音量テーブルの一例を示す図である。
【図5】エリア別電界強度別時間別通話音量テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 無線手段
2 制御手段
3 音声入力手段
4 音声出力手段
5 操作手段
6 表示手段
7 制御部
8 音声入力部
9 音声出力部
10 メモリ
11 無線部

Claims (11)

  1. 使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置の通話音量設定方法において、
    それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリアのうちの前記無線端末装置の使用者が移動する前記エリアにおける騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とをエリア毎に取得して格納し、この無線端末装置の通話時にこの無線端末装置が在圏する前記エリアの前記音量値を取り出しこの音量値に応じた音量にて通話相手の音声を報音するようにしたことを特徴とする無線端末装置の通話音量設定方法。
  2. それぞれの前記基地局がそれぞれカバーする前記エリアのうちの前記無線端末装置の前記使用者が移動する前記エリアにおける前記騒音情報を、前記使用者が前記エリアに移動したときに、前記無線端末装置によりこのエリアにおける前記騒音情報を取得して格納するようにしたことを特徴とする請求項1記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  3. 前記騒音情報は、予め定めた周期で取得して格納するようにしたことを特徴とする請求項2記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  4. 前記騒音情報は、今回取得した騒音情報と格納されている騒音情報とを平均して格納するようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  5. 前記騒音情報に応じた前記音量値は、前記騒音情報で示す騒音の大きさに比例して音量を大きくするための音量値としたことを特徴とする請求項1記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  6. 使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置の通話音量設定方法において、
    基地局より制御チャネル信号を受けこの制御チャネル信号に応答することにより前記基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入る第1のステップと、
    周囲より集音し騒音情報を得る第2のステップと、
    前記第2のステップで取得した前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリア毎の前記騒音情報とこの騒音情報に応じた音量値とを格納するエリア別通話音量テーブルに、前記第1のステップで待ち受け状態に入ったときの前記基地局がカバーする前記エリアに対応させて格納する第3のステップと、
    通話時に、前記制御チャネル信号を最近受信した前記基地局のカバーする前記エリアに対応する前記音量値を前記エリア別通話音量テーブルより取り出す第4のステップと、
    前記第4のステップで取り出した前記音量値に応じた音量より通話相手の音声を報音する第5のステップと、
    を含むことを特徴とする無線端末装置の通話音量設定方法。
  7. 前記第2のステップは、予め定めた周期で周囲より集音し騒音情報を得るようにし、
    前記第3のステップは、前記第2のステップで前記予め定めた周期毎に取得した前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、前記エリア別通話音量テーブルに、前記予め定めた周期毎に格納するようにしたことを特徴とする請求項6記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  8. 前記第3のステップは、前記第2のステップで今回取得した前記騒音情報と前記エリア別通話音量テーブルに格納されている前記騒音情報とを平均しこの平均した騒音情報とこの平均した騒音情報に応じた前記音量値とを前記エリア別通話音量テーブルに格納するようにしたことを特徴とする請求項6又は7記載の無線端末装置の通話音量設定方法。
  9. 使用者が移動しながら通話を行う無線端末装置において、
    無線により基地局と送受信する無線手段と、
    騒音情報の取得の指示を受け、前記無線端末装置の周囲より集音して前記騒音情報を取得しこの騒音情報を出力する音声入力手段と、
    前記騒音情報に応じた音量値を受け、前記無線手段を介して前記基地局より受ける通話相手の音声を前記音量値に応じた音量で報音する音声出力手段と、
    前記無線手段を介して前記基地局より制御チャネル信号を受けこの制御チャネル信号に前記無線手段を介して応答することにより前記基地局に位置登録を行い待ち受け状態に入り前記騒音情報の取得を前記音声入力手段に指示し、この指示に対応して前記音声入力手段より前記騒音情報を受けこの騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、それぞれの基地局がそれぞれカバーするエリア毎の前記騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを格納する予め有するエリア別通話音量テーブルに、前記待ち受け状態に入ったときの前記基地局がカバーする前記エリアに対応させて格納し、通話時に、前記制御チャネル信号を最近受信した前記基地局のカバーするエリアに対応する前記音量値を前記エリア別通話音量テーブルより取り出し、この取り出した前記音量値を前記音声出力手段に出力する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線端末装置。
  10. 前記音声入力装置は、前記無線端末装置の周囲より予め定めた周期で集音して前記騒音情報を取得するようにし、
    前記制御手段は、前記音声入力手段より前記騒音情報を前記予め定めた周期毎に受けこの受けた騒音情報とこの騒音情報に応じた前記音量値とを、前記エリア別通話音量テーブルに、前記予め定めた周期毎に格納するようにしたことを特徴とする請求項9記載の無線端末装置。
  11. 前記制御手段は、今回取得した前記騒音情報と前記エリア別通話音量テーブルに格納されている前記騒音情報とを平均しこの平均した騒音情報とこの平均した騒音情報に応じた前記音量値とを前記エリア別通話音量テーブルに格納するようにしたことを特徴とする請求項9又は10記載の無線端末装置。
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