JP2004179786A - 通信方法及び通信装置、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

通信方法及び通信装置、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】制御信号処理部を1つにして制御信号処理部の同期問題を考慮する必要がなく、トラフィック無中断通信を可能にする通信方法及び通信装置、並びにコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】データ信号処理部3に障害が生じた場合、障害発生を表す信号を警報信号処理手段35が作成し信号送受信手段31が全てのデータ信号処理部3a〜3nへブロードキャストする。制御信号処理部2の異常を検出したデータ信号処理部は自身が保持する擬似ルーティングプロトコル処理手段36に対して動作を開始するためのトリガを与える。トリガを受けたルーティングプロトコル処理手段は自身に接続されている隣接通信装置との間に張られたセッションを維持するために必要な情報を含んだパケットを作成し、隣接通信装置に対して送信する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルータ、スイッチなどネットワークを構成するトラフィック無中断通信を行う通信方法及び通信装置、並びにコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の通信トラフィックの多様化によりネットワークを構成する通信装置の制御は非常に複雑になりつつある。そのため通信装置は各種ネットワークプロトコルを制御する部分と、データ信号を転送する部分とに分離し、それぞれを組み合わせて動作させるのが一般的である(下記の特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−339463号公報(図1、段落0012〜0016)
【0004】
図16はこの種の従来の通信装置の概略構成を示すブロック図である。同図において、通信装置10は制御信号処理部11及び12と、データ信号処理部13a〜13nに分かれ、2つの処理部は制御信号のやり取りを行うための通信経路14を保持し、データ信号処理部13a〜13nが相互に信号をやり取りする通信経路15を保持している。また、データ信号処理部13a〜13nはそれぞれデータ信号の受け渡し及び交換などを行うための複数の通信経路16a〜16nを保持している。
【0005】
図17に制御信号処理部11の構成を示す。もう1つの制御信号処理部12もこれと同様に構成されているので図示を省略する。制御信号処理部11では各種プロトコル処理を担いプロトコル処理によって導出されたパラメータをデータ信号処理部13a〜13nに設定する。さらに隣接する通信装置との間で制御パケットをやり取りすることによってお互いの正常性を認識し合い、ネットワークを円滑に動作させるために必要な処理を行うための信号の送信も担っている。そのために、制御信号処理部11は各種ルーティングプロトコルに関連するパケットの処理を行うルーティングプロトコル処理手段111と、データ信号処理部13a〜13nに設定するパラメータ類を作成する制御信号作成手段112と、ルーティングプロトコル処理部111及び制御信号作成部112で作成されたパケットの送受信を行う信号送受信手段113と、制御信号処理部11に障害が発生した時にデータ信号処理部13a〜13nに送信する警報信号を作る警報信号処理手段114と、通信装置10、制御信号処理部11、12、データ信号処理部13a〜13nの各動作に必要なパラメータや情報を保持しているデータベース115とを備えている。
【0006】
図18は図16に示したデータ信号処理部13a〜13nの詳細な構成を示すブロック図であり、これらが全て同一に構成されているため、データ信号処理部13として表している。このデータ信号処理部13では制御信号処理部11及び12より受け取った各種パラメータの設定を行い、そのパラメータに従ってデータ信号の入出力及び交換などを行う。データ信号処理部13は制御信号処理部11及び12からのパケットを送受信する信号送受信手段131と、受信した制御信号の内容を解析する制御信号解析手段132と、解析した内容を、ハードウェアを動作させることが可能な形のパラメータに変換して、ハードレジスタやメモリなどに設定を行うパラメータ設定手段133と、そのパラメータなどを保持しておくデータベース134と、主信号の転送を担う主信号送受信手段16とを備えている。
【0007】
通信装置10全体の制御を担っている制御信号処理部11及び12は、障害発生時においてもその正常動作を保証するためにこれらが二重に装備されている。また、通信装置10の各処理部11、12、13a〜13nはパッケージとして外側の架に挿入して用いるものであるため、正常動作時にもパッケージを抜去することが可能である。したがって制御信号処理部を二重化することによって、一方の制御信号処理部に障害が発生したり正常動作時において制御信号処理部が抜去されたとしても、その正常動作を保つことが可能になる。
【0008】
しかし一方で、制御信号処理部の二重化は障害発生時の対応策であり、正常動作時にはその効果は発揮されない。また制御信号処理部の二重化は生産コストを低く抑えるという観点から見ると冗長な部分であり、制御信号処理部を1つにすることで生産コストを抑えることが可能になる。このように安定動作を保証するか、あるいは、生産コストを抑えるかということは、冗長構成を削除するかどうかという点にも大きく関係するためトレードオフの関係となることが多い。現行では安定動作を保証するために二重化構成をとることが一般的となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
生産コストを抑えることを重要視して制御信号処理部の二重化構成を排除して単一の制御信号処理部で動作をさせても、それが直接誤動作につながるわけではない。さらに、唯一の制御信号処理部で障害が発生したり制御信号処理部が抜去されたとしても、通信装置のデータ信号処理部13a〜13nにはデータ信号の転送を担うための各種パラメータが設定済みであるため、通信装置全体としては設定パラメータ類の更新は不可能ではあるが現状の状態を保ったままデータ信号の転送は可能な状態になっている。すなわち、データ信号転送装置としては動作可能な状態となっている。
【0010】
しかし、制御信号処理部11及び12は隣接通信装置との正常性維持などの処理も担っているため、制御信号処理部11及び12に障害が起きた通信装置からは正常性を維持するための信号などは発信されない。よって他の通信装置から見ると、制御信号処理部に障害が起きた通信装置はデータ信号を転送するという動作をすることが可能な状態であるにもかかわらず、通信装置全体が動作不能と判断されてトラフィックの供給が断たれてしまうという問題がある。この問題は制御信号処理部を二重化し、一方に障害が生じたり一方を抜去した際に、もう一方が正常性を維持するための信号を発信するなどの動作をすることでも緩和することが可能であることは前述したが、その際には2つの制御信号処理部を同時に動作させるのかどうか、制御信号処理部間で保持するパラメータなどを統一するのかどうかといった同期に関する問題を考慮する必要が生じる。
【0011】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、制御信号処理部を1つにして生産コストを抑えた上で、制御信号処理部の同期問題を考慮する必要がなくなり、さらに、上記の正常性維持のための信号が途絶えることから生じる問題点を緩和してトラフィック無中断通信を可能にする通信方法及び通信装置、並びにコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ネットワークプロトコルを制御する部分と、データ信号を転送する部分とに分離し、これらの部分を組み合わせて動作させる通信方法において、
装置を正常に見せるためのパラメータを保持するステップと、
障害発生時にパラメータを内部に配布するためのトリガを与えるステップと、
トリガを受けて装置を正常に見せるためのパラメータを配布するステップと、
障害発生時でもトラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避するステップとを備えたことを特徴とする。
この方法により、制御信号処理部を1つにして生産コストを抑えた上で、同期問題を考慮する必要がなくなり、トラフィック無中断通信が可能になる。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の通信方法において、ネットワークはMPLSネットワークであり、正常性を検証するために用いられるプロトコルはLDPであることを特徴とする。
この方法により、LDPプロトコルを用いるMPLSネットワークに適用できる。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の通信方法において、ネットワークはルーティングプロトコルとしてOSPFを適用したネットワークであることを特徴とする。
この方法により、OSPFプロトコルを用いるネットワークにも適用できる。
【0015】
請求項4に係る発明は、ネットワークプロトコルを制御する制御信号処理部と、データ信号の転送などを担うデータ信号処理部とを備えた通信装置において、
制御信号処理部は、障害発生時に障害情報を発信する手段を備え、
データ信号処理部は、外部に対して装置を正常に見せるためのパラメータを保持する手段と、保持しているパラメータを配布するためのトリガを与える手段と、トリガを受けて正常性を維持するためのパラメータの処理を行う手段とを備え、
トラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避することを特徴とする。
この構成により、制御信号処理部を1つにして生産コストを抑えた上で、同期問題を考慮する必要がなくなり、トラフィック無中断通信が可能になる。
【0016】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の通信装置において、ネットワークはMPLSネットワークであり、正常性を検証するために用いられるプロトコルはLDPであることを特徴とする。
この構成により、LDPプロトコルを用いるMPLSネットワークに適用できる。
【0017】
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の通信装置において、ネットワークはルーティングプロトコルとしてOSPFを適用したネットワークであることを特徴とする。
この構成により、OSPFプロトコルを用いるネットワークにも適用できる。
【0018】
請求項7に係る発明は、ネットワークプロトコルを制御する部分と、データ信号を転送する部分とに分離し、これらの部分を組み合わせて動作させるコンピュータプログラムであって、
装置を正常に見せるためのパラメータを保持するステップと、
障害発生時にパラメータを配布するためのトリガを与えるステップと、
トリガを受けて装置を正常に見せるためのパラメータを配布するステップと、
障害発生時でもトラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避するステップとを、
順次コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
これによって、パーソナルコンピュータなどにインストールすれば、制御信号生産コストを抑えた上で、同期問題を考慮する必要がなくなり、トラフィック無中断通信が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る通信方法を実施する通信装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。同図において、通信装置1は1つの制御信号処理部2と複数のデータ信号処理部3a〜3nとを備えており、制御信号処理部2とデータ信号処理部3a〜3nとは制御信号のやり取りを行うための通信経路4を保持している。また、データ信号処理部3a〜3nは相互間で通信を行う通信経路5を保持し、さらに、データ信号処理部3a〜3nにはデータ信号の受け渡し及び交換などを行うためにそれぞれ複数の通信経路6a〜6nを保持している。
【0020】
図2は図1に示した制御信号処理部2の詳細な構成を示すブロック図である。この制御信号処理部2は各種ルーティングプロトコルに関連するパケットの処理を行うルーティングプロトコル処理手段21と、データ信号処理部3a〜3nに設定するパラメータ類を作成する制御信号作成手段22と、ルーティングプロトコル処理手段21及び制御信号作成手段22で作成されたパケットの送受信を行う信号送受信手段23と、制御信号処理部2に障害が発生した時に他のデータ信号処理部3a〜3nに送信する警報信号を作る警報信号処理手段24と、通信装置1、制御信号処理部2及びデータ信号処理部3a〜3nの各動作に必要なパラメータや情報を保持しているデータベース25とで構成されている。
【0021】
図3は図1に示したデータ信号処理部3a〜3nの詳細な構成を示すブロック図であり、これらが全て同一に構成されているため、データ信号処理部3として表している。このデータ信号処理部3は制御信号処理部2からのパケットを送受信する信号送受信手段31と、受信した制御信号の内容を解析する制御信号解析手段32と、解析した内容をハードウェアが動作可能な形のパラメータに変換してハードレジスタやメモリなどに設定を行うパラメータ設定手段33と、このパラメータなどを保持しておくデータベース34と、制御信号処理部2から送信された警報情報を表すパケットを処理する警報信号処理手段35と、この警報信号処理手段35に契機を与えられて動作を開始する擬似ルーティングプロトコル処理手段36と、主信号の転送を担う主信号送受信手段37とで構成されている。この主信号送受信手段37からは隣接通信装置と通信を行うための複数の通信経路6が導出されている。
【0022】
上記のように構成された第1の実施の形態の全体的な動作について以下に説明する。
正常動作時は制御信号処理部2と隣接通信装置との間で正常性を相互確認するために制御信号処理部2が備えるルーティングプロトコル処理手段21が定期的に正常性を確認するための情報を含んだパケットを作成し、信号送受信手段23に渡す。信号送受信手段23はパケットをデータ信号処理部3a〜3nへ転送し、データ信号処理部3a〜3nの各ポートから隣接通信装置へとパケットを転送する。また、隣接通信装置から正常性を維持するためのパケットを受信した場合には、受信したデータ信号処理部3a〜3nの主信号送受信手段37はそのパケットを信号送受信手段31へ転送し、さらに、制御信号処理部2へ転送する。制御信号処理部2では信号送受信手段23で受信したパケットをルーティングプロトコル処理手段21へ転送し、各プロトコルに対応した処理を行う。
【0023】
制御信号処理部2に障害が生じた場合、障害発生を表す信号を制御信号処理部2が備える警報信号処理手段24が作成し、制御信号処理部2が備える信号送受信手段23が全てのデータ信号処理部3a〜3nへブロードキャストする。あるいは、データ信号処理部3a〜3nがポーリングなどの何らかの手段を用いて制御信号処理部2の異常を検出する。制御信号処理部2の異常を検出したデータ信号処理部3a〜3nは自身が保持する擬似ルーティングプロトコル処理手段36に対して動作を開始するためのトリガを与える。
【0024】
トリガを受けた擬似ルーティングプロトコル処理手段36はそれ自身に接続されている隣接通信装置との間で正常性を維持するために必要な情報を含んだパケットを作成し、隣接通信装置に対して送信する。隣接通信装置から正常性を維持するためのパケットを受信した場合には、そのパケットはデータ信号処理部3a〜3nが保持する擬似ルーティングプロトコル処理手段36に取り込まれ、そこで各プロトコルに対応した処理が行われる。これによって制御信号処理部2に障害が発生した場合でも、隣接通信装置から動作不能な通信装置であると認識されずにデータ信号の転送を行うことが可能になる。
【0025】
図4はMPLS(Multi Protocol Label Switching) ネットワークを構成する通信装置に本発明を適用する際に制御信号処理部2が備えるルーティングプロトコル処理手段21Aの詳細な構成を示すブロック図であり、図5はデータ信号処理部3が備える擬似ルーティングプロトコル処理手段36Aの詳細な構成を示すブロック図である。MPLSとはラベルと呼ばれる経路識別子を用いてトラフィック制御を行うプロトコルであり、LDP(Label Distribution Protocol)というプロトコルを適用してセッションの確立、維持、切断を行う。LDPではUDPコネクションとTCPコネクションの両方を用いてプロトコル処理を確立している。
【0026】
ここで、UDPコネクションはLDP Helloメッセージという、自身が動作可能状態であることを隣接通信装置に通知するパケットを送受信するために用いられる。また、TCPコネクションはLDP Helloメッセージ以外のメッセージの送受信を行うために用いられる。また、各コネクション上に張られているLDPセッションにはそれぞれ通信時間が定められており、一定時間以上メッセージのやり取りが行われずにこの通信時間が経過した場合にはセッションが切られることになる。したがって、LDPが正常に動作し続けるには、UDPコネクション上に確立されたセッションを維持するためにUDPコネクションを用いて隣接通信装置にLDP Helloメッセージを定期的に送信し続けることが必要である。さらに、TCPコネクション上に確立されたセッションを維持するために隣接通信装置より送信されたLDP Helloメッセージ以外のメッセージに対して何らかの応答を返すことが必要である。
【0027】
図4に示したルーティングプロトコル処理手段21は、LDPの処理を行うためのLDPパケット処理手段211と通信経路であるTCP/UDPポートの番号などを管理するTCP・UDPポート番号情報管理手段212とを備えている。また、図5に示した擬似ルーティングプロトコル処理手段36Aは、警報信号処理手段35から契機を受けて動作を開始するトリガ361と、このトリガ361に励起される擬似Hello送信手段362と、隣接通信装置から送信されたLDP関連パケットを覗き見る手段363と、のぞき見た結果よりパケット種別を調べて必要情報を抜き取る手段364と、LDPパケットを覗き見た際にそのパケットに対するTCP/IPのACKパケットを返す擬似ACKパケット送信手段365と、隣接通信装置が発信したLDPメッセージに対する適当な応答を返信するための擬似LDPパケット送信手段366とを備えている。
【0028】
さて、本実施の形態において制御信号処理部2に障害が発生した場合、この制御信号処理部2が担っていた機能、すなわち、▲1▼ Helloメッセージを送信する機能、▲2▼ Helloメッセージ以外のLDPメッセージを送信する機能、▲3▼ ▲2▼においてのTCPパケットに対するACKパケットを送信する機能をデータ信号処理部3が代わりに行う必要がある。図6は擬似Helloパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャートである。
ここでは、最初のステップ1001にて障害情報を通知する信号を警報信号処理手段35が作成し、信号送受信手段31が全てのデータ信号処理部3a〜3nにブロードキャストする。さらに、ステップ1002にてUDPポート番号などをブロードキャストする。次に、ステップ1003では、制御信号処理部2から送信された警報信号を検出したデータ信号処理部3a〜3nのいずれかにおいて、まず信号送受信手段31が、制御信号処理部2が発信した警報信号を受信してそれを警報信号処理手段35へ転送する。そして、ステップ1004にて警報信号処理手段35は受信した警報信号から制御信号処理部2に障害が発生したことを検出し、擬似Hello送信手段362の動作を開始させるためのトリガを与える。そこで、ステップ1005では、トリガを受けた擬似Hello送信手段362はUDPコネクション上に張られたセッション維持のためにHelloメッセージを隣接通信装置に対して定期的に送信し続ける。
【0029】
図7に擬似Hello送信手段362が送信するHelloメッセージのパケットフォーマットを示す。バージョン(Version)はプロトコルのバージョンを表す2オクテットの整数である。PDU レングス(Length)はプロトコル データ ユニット(Protocol Data Unit)の長さを表し、具体的にはLDP アイデンティファイヤ(Identifier)以降の領域の長さを表す。LDP Identifierはこのパケットを送信する通信装置に関する情報を含む領域であり、最初の4オクテットでLSR IDと呼ばれる通信装置に特有の値を表す。次にHelloメッセージであることを示す値が挿入され、そのメッセージ長を表すメッセージレングス(Message Length)が挿入される。さらに、コモン ハロー パームズ(Common Hello Parrms)というパケット種別を表す領域、その長さを表す領域が挿入され、その後セッション維持に関連するHello保持時間を表す領域、Helloメッセージの種別を示す領域のT及びRが挿入される。本実施の形態においては、正常動作時にはLSR IDは通信装置に対して与えられているものであるため、LSR IDと通信装置と1対1に対応するものであり、対応していればその種類は問わない。よって障害発生時に擬似Helloメッセージ発信機能をデータ信号処理部が担う際には、複数あるデータ信号処理部3a〜3nの発信するHelloメッセージは同一のLSR IDを含む。このLSR IDは動作開始前に設定をしておく必要がある。
【0030】
隣接通信装置からHelloメッセージを受信した時に制御信号処理部2に障害が発生していた場合、主信号送受信手段37で受信したHelloメッセージは擬似ルーティングプロトコル処理手段36へ転送される。擬似ルーティングプロトコル処理手段36の内部では受信したHelloメッセージを覗き見て必要情報を抽出し所定の処理を行う。ここで所定の処理とはRFC3036のLDPに記載されている処理のことを言う。
【0031】
次にLDPメッセージの送信について説明すると、LDPではTCPコネクション上に張られたセッションを維持するために何らかのLDPメッセージを送受信し続けることになっている。もし何も処理をする必要がない場合にはキープアライブ(KeepAlive)メッセージというセッション維持のために送信するメッセージが規定されている。よってデータ信号処理部3a〜3nではKeepAliveメッセージを隣接通信装置に対して送信し続ける必要がある。
【0032】
図8は障害発生からKeepAliveメッセージ送信までの具体的な処理手順を示すフローチャートである。すなわち、障害発生時にはステップ1011にて障害発生を表す信号が制御信号処理部2からデータ信号処理部3a〜3nへとブロードキャストされる。その際、ステップ1012で制御信号処理部2が具備するTCP・UDPポート番号情報管理手段212は各データ信号処理部3a〜3nに対して、図9に示すような、物理ポート番号、物理ポートを介して接続していたTCPコネクションの宛先TCPポート番号(隣接通信装置側)、送信元TCPポート番号(制御信号処理部側)、そのポートを介して接続されていたTCPコネクションのシーケンス番号との対応表を合わせてブロードキャストする。ステップ1013で対応表を受信したデータ信号処理部3a〜3nはステップ1014にて自身が保持する物理ポート番号に則したものだけを取得し、ステップ1015で擬似ルーティングプロトコル処理手段36へ転送する。擬似ルーティングプロトコル手段36の内部では、通知された対応表を擬似LDPパケット送信手段366へ通知する。ステップ1016にて擬似LDPパケット送信手段366ではその通知を契機としてKeepAliveメッセージをTCPパケットとして送信するが、その宛先ポート番号、送信元ポート番号、シーケンス番号として制御信号処理部2から通知された番号を書き込んでパケットを作成し、対応する物理ポートから対向の隣接通信装置に対して送信する。
【0033】
次にACKについて説明すると、LDPのメッセージはTCPコネクションを用いて交換される。そのため隣接通信装置はLDPメッセージを送信した後にそのTCPパケットに対するACKパケットを受信する必要がある。このACKパケットを受信できない場合にはパケットの再送を行う。さらに、ACKを受信できない場合はTCPコネクションの切断を行う。これを避けるために制御信号処理部2に障害が発生した場合に、データ信号処理部が適切な擬似ACKパケットを送信する必要がある。
【0034】
図10は擬似ACKパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャートである。この場合、隣接通信装置から送信されたLDPメッセージをデータ信号処理部3a〜3nが具備する主信号送受信手段37が受信する。このとき既に制御信号処理部2に障害が発生し、その通知をデータ信号処理部3a〜3nが受けていれば、ステップ1021にて受信したLDPメッセージを含むTCPパケットをデータ信号処理部3a〜3nが具備する擬似ルーティングプロトコル処理手段36へ転送する。擬似ルーティングプロトコル処理手段36内では、ステップ1022でパケットを覗き見る手段363を用いて受信したパケットのTCPヘッダを覗き見て、パケット種別を調べて必要情報を抜き取る手段364を用いて受信パケットに記述されている宛先TCPポート番号、送信元TCPポート番号、シーケンス番号を取得する。その取得を契機に擬似ACKパケット送信手段365がステップ1023にてTCPのACKパケットを作成する。この際、取得した宛先TCPポート番号をACKパケットの送信元TCPポート番号に、取得した送信元TCPポート番号をACKパケットの宛先ポート番号に書き込んでACKパケットを作成し、ステップ1024でシーケンス番号を含めて送信する。図11はこの擬似ACKパケットの送信の際の処理手順を図式化して示した図である。
【0035】
これによって正常動作時には制御信号処理部2が行っていた隣接通信装置とのセッション維持のためのHelloメッセージ処理、LDPメッセージ処理、ACKパケット送信を、制御信号処理部2において障害発生した場合でも、データ信号処理部3a〜3nにその機能を実行させることが可能になり、制御信号処理部2の二重化という構成をとることなく隣接通信装置との間のセッションを維持してデータ転送が可能になる。
【0036】
図12は本発明に係る通信方法を実施する通信装置の第2の実施の形態として、OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルを用いたネットワークを構成する通信装置に適用した際の制御信号処理部2が備えるルーティングプロトコル処理手段21Bの構成を示し、図13はデータ信号処理部3a〜3nが備える擬似ルーティングプロトコル処理手段36Bの構成を示すブロック図である。
【0037】
OSPFとはネットワーク内の通信装置間でルーティング情報を交換するためのプロトコルで、ネットワークのトポロジー変更などによって動的に対応するダイナミックルーティングプロトコルの1つである。OSPFは相関関係を持つ2つの部分からなり、一方をHelloプロトコル部、もう一方をフラッディングアルゴリズム部という。ここで、Helloプロトコルは近隣のOSPFを理解する通信装置を検出し、その存在を確認するためのプロトコルである、Helloパケットという制御パケットを発信して自身が動作可能状態であることを隣接通信装置に通知しつつ、他の近隣通信装置からのHelloパケットを受信することによって近隣通信装置が動作可能状態であることを認識し、それらの近隣通信装置との間でルーティング情報を交換する。図14にOSPFのHelloパケットのフォーマットを示す。OSPFのHelloパケットは224.0.0.5のマルチキャストアドレスに対して送信されるが、このマルチキャストアドレスはOSPFを認識する通信装置全てが認識するアドレスである。近隣通信装置によってHelloパケットが確認されなくなった通信装置は、OSPFの機構に何らかの異常が発生したか、装置自体に異常が発生したかということが近隣通信装置に認識され、近隣通信装置のルーティング情報から削除されてしまう。すなわち、OSPFを認識する通信装置は自身が動作可能状態である間はHelloパケットを一定間隔で224.0.0.5のマルチキャストアドレス宛てに送信し続ける必要がある。
【0038】
図12に示す第2の実施の形態におけるルーティングプロトコル処理手段21Bは、OSPF Helloの処理を行うためのOSPF Helloパケット処理手段213を具備している。図13に示す第2の実施の形態における擬似ルーティングプロトコル処理手段36Bは、警報信号処理手段24から契機を受けて動作を開始するトリガ361と、そのトリガ361に励起される擬似OSPF Hello送信手段367と、隣接通信装置から送信されたOSPF関連パケットを覗き見る手段363と、のぞき見た結果よりパケット種別を調べて必要情報を抜き取る手段364と、隣接通信装置が発信したOSPFの所定の処理を行う手段368(擬似OSPFパケット処理手段)とを備えている。
【0039】
上記の構成により、制御信号処理部2に障害が発生した場合、制御信号処理部2が担っていたHelloパケットを送信するということをデータ信号処理部3a〜3nが代わりに行う必要がある。図15は擬似Helloパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャートである。ここで、障害情報を通知する信号を警報信号処理手段24が作成し、ステップ1031にて信号送受信手段23が全てのデータ信号処理部3a〜3nにブロードキャストする。さらに、制御信号処理部3a〜3nから送信された警報信号を検出したデータ信号処理部では、ステップ1032で信号送受信手段23が、制御信号処理部2が発信した警報信号を受信してそれを警報信号処理手段24へ転送する。警報信号処理手段24ではステップ1033にて受信した警報信号から制御信号処理部に障害が発生したことを検出し、ステップ1034で擬似Hello送信手段の動作を開始させるためのトリガを与える。トリガを受けた擬似OSPFHello送信手段367はステップ1035で隣接通信装置が保持するルーティング情報から自身の情報が削除されることを防ぐために擬似OSPF Helloパケットを隣接通信装置に対して定期的に送信し続ける。
【0040】
隣接通信装置からHelloパケットを受信した時に制御信号処理部2に障害が発生していた場合、主信号送受信手段37で受信したHelloパケットは擬似ルーティングプロトコル処理手段36へ転送される。擬似ルーティングプロトコル処理手段36の内部では受信したHelloパケットを覗き見て必要情報を抽出して所定の処理を行う。ここで所定の処理とはRFC2328のOSPFに記載されている処理のことを言う。
【0041】
以上の動作によって正常動作時には制御信号処理部2が行っていた、隣接通信装置に自身の関連するルーティング情報を保持させるためのHelloパケット処理を、制御信号処理部2において障害発生した場合でもデータ信号処理部3a〜3nにその機能を実行させ、OSPFによって作成されたルーティング情報を隣接通信装置に維持させることが可能になるため、制御信号処理部の二重化という構成をとることなく制御信号処理部2において障害が発生した場合でもIPルーティングを続けることが可能になる。
【0042】
ところで、上述した第1及び第2の実施の形態では、本発明に係る通信方法をハードウェアにて実現したが、この通信方法を実現するコンピュータプログラムをあらかじめCDROMなどに記憶させておき、必要に応じてパーソナルコンピュータなどにインストールして用いることも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、制御信号処理部に障害が発生した場合でもデータ信号処理部は正常に動作することが可能となり、これによって隣接通信装置からセッションを切断されずに通信を行うことを可能にするため、制御信号処理部を1つにして生産コストを抑えた上で、同期問題を考慮する必要がなくなり、トラフィック無中断通信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態の制御信号処理部の詳細な構成を示すブロック図
【図3】第1の実施の形態のデータ信号処理部の詳細な構成を示すブロック図
【図4】MPLSネットワークを構成する通信装置に本発明を適用する際に制御信号処理部が備えるルーティングプロトコル処理手段の詳細な構成を示すブロック図
【図5】MPLSネットワークを構成する通信装置に本発明を適用する際にデータ信号処理部が備える擬似ルーティングプロトコル処理手段の詳細な構成を示すブロック図
【図6】第1の実施の形態で擬似Helloパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャート
【図7】第1の実施の形態で送信するHelloメッセージのパケットフォーマット
【図8】第1の実施の形態で障害発生からKeepAliveメッセージ送信までの具体的な処理手順を示すフローチャート
【図9】障害発生時に送信されるポート情報の対応表
【図10】第1の実施の形態で擬似ACKパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャート
【図11】第1の実施形態で擬似ACKパケットの送信の際の処理手順を図式化して示した図
【図12】本発明の第2の実施の形態として、OSPFプロトコルを用いたネットワークを構成する通信装置に本発明を適用する際の制御信号処理部が備えるルーティングプロトコル処理手段の構成を示すブロック図
【図13】OSPFプロトコルを用いたネットワークを構成する通信装置に本発明を適用する際のデータ信号処理部が備える擬似ルーティングプロトコル処理手段の構成を示すブロック図
【図14】OSPFのHelloパケットのフォーマット
【図15】擬似Helloパケット送信時の具体的処理手順を示すフローチャート
【図16】従来の通信装置の概略構成を示すブロック図
【図17】従来の通信装置の制御信号処理部の詳細な構成を示すブロック図
【図18】従来の通信装置のデータ信号処理部の詳細な構成を示すブロック図
【符号の説明】
1、10 通信装置
2、11、12 制御信号処理部
3a〜3n、13、13a〜13n データ信号処理部
4、5、6a〜6n、14、15、16a〜16n 通信経路
16 主信号送受信手段
21、21A、21B ルーティングプロトコル処理手段
22 制御信号作成手段
23、31 信号送受信手段
24、35 警報信号処理手段
25、34 データベース
32 制御信号解析手段
33 パラメータ設定手段
36、36A、36B 擬似ルーティングプロトコル処理手段
37 主信号送受信手段
211 LDPパケット処理手段
212 TCP・UDPポート番号情報管理手段
213 OSPFパケット処理手段
361 トリガ
362 擬似Hello送信手段
363 パケットを覗き見る手段
364 パケット種別を調べて必要情報を抜き取る手段
365 擬似ACKパケット送信手段
366 擬似LDPパケット送信手段
367 擬似OSPF Hello 送信手段
368 OSPFの所定の処理を行う手段(擬似OSPFパケット処理手段)

Claims (7)

  1. ネットワークプロトコルを制御する部分と、データ信号を転送する部分とに分離し、これらの部分を組み合わせて動作させる通信方法において、
    装置を正常に見せるためのパラメータを保持するステップと、
    障害発生時に前記パラメータを内部に配布するためのトリガを与えるステップと、
    前記トリガを受けて装置を正常に見せるためのパラメータを配布するステップと、
    障害発生時でもトラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避するステップとを、
    備えたことを特徴とする通信方法。
  2. 前記ネットワークはMPLSネットワークであり、正常性を検証するために用いられるプロトコルはLDPであることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記ネットワークはルーティングプロトコルとしてOSPFを適用したネットワークであることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  4. ネットワークプロトコルを制御する制御信号処理部と、データ信号の転送などを担うデータ信号処理部とを備えた通信装置において、
    前記制御信号処理部は、障害発生時に障害情報を発信する手段を備え、
    前記データ信号処理部は、外部に対して装置を正常に見せるためのパラメータを保持する手段と、保持しているパラメータを配布するためのトリガを与える手段と、トリガを受けて正常性を維持するためのパラメータの処理を行う手段とを備え、
    トラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避することを特徴とする通信装置。
  5. 前記ネットワークはMPLSネットワークであり、正常性を検証するために用いられるプロトコルはLDPであることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記ネットワークはルーティングプロトコルとしてOSPFを適用したネットワークであることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  7. ネットワークプロトコルを制御する部分と、データ信号を転送する部分とに分離し、これらの部分を組み合わせて動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    装置を正常に見せるためのパラメータを保持するステップと、
    障害発生時に前記パラメータを配布するためのトリガを与えるステップと、
    前記トリガを受けて装置を正常に見せるためのパラメータを配布するステップと、
    障害発生時でもトラフィックの送受信機能に問題が無い場合においては、外部とのトラフィックの送受信が中断してしまうことを回避するステップとを、
    順次コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232358A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Nec Corp 通信システム、中継伝送装置、ルータ装置及び通信方法

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