JP2004179729A - 超伝導集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】多相脈流電源のデューティを大きくし、論理セルを個別化し、論理回路への電圧降下、クロストークを抑制し、論理回路を適宜追加設計できること。
【解決手段】脈流電源のレギュレータは直流バイアス正弦交流電源に複数接合SQUIDを接続し、注入電流自身により発生する磁場を干渉素子に印加すること、干渉素子の注入点を接合およびインダクタンスに対して非対称とすることで等価的に干渉素子のジョセフソン臨界電流を下げることによりデューティ比を大きくすることができる。レギュレータと個別の論理ゲートとを組み込んで論理セルを構成する。多相直流バイアス正弦交流電源系の集積回路に、異なる相の電源で駆動される論理セルの論理ゲートに接続された各入出力信号線を交互に結線する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はジョセフソン接合素子を用いた超伝導集積回路を駆動する多相脈流電源レギュレータの改良及び超伝導集積回路との組み合わせ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジョセフソン集積回路に用いられる論理素子の一つにジョセフソン接合素子を用いたラッチング型素子がある。ラッチング型素子が構成する最も簡単な回路は図1(a)に示す論理スイッチ回路である。ラッチング型素子は一度スイッチするとその状態を保持する性質を持ち、このラッチ状態をリセットするためにクロック毎に電源を切る交流電源で論理スイッチ回路を駆動する必要がある。
【0003】
ジョセフソン素子は図1(b)に示すような非線形な電流−電圧特性をもっており、この定電圧(Vg)特性を応用してラッチング型ジョセフソン論理ゲートに定電圧を供給する定電圧源を構成できる。また、ラッチング型ジョセフソン論理ゲートのスイッチ状態をリセットする電源として、一般に交流電源が使用されている。
【0004】
スイッチ動作のクロックは交流電源から作られるので、スイッチ速度の高速に対応して交流電源の周波数は高くなり、交流電源の極性反転時間が短くなる。そうすると、パンチスルーの生起確率が高くなる。ラッチング型回路はスイッチ速度がピコ秒以下で消費電力がきわめて小さい(半導体の1/1000程度)特徴を持つことから高性能論理集積回路への応用が期待されている。本発明者らは多相脈流電源でジョセフソン論理回路を駆動することにより、通常の単相交流電源で生じるパンチスルー誤動作スイッチの生起確率を低減した(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第1602802号公報
【0006】
図2は、多相脈流電源のなかで、もっとも相数が少なく、動作が簡単になる2相脈流電源の波形を示す。図2では、180度の位相差を持つ2つの直流バイアスされた2相正弦交流波Pi1,Pi2が交流電源から生成される。これらの直流バイアスされた交流波をクリップして脈流波Po1,Po2を得ている。クリップする方法として、直流バイアスされた2相正弦交流波をジョセフソントンネル接合に注入し、ジョセフソン接合のI−V特性に現れる定電圧領域を利用している。
【0007】
1相の脈流電源により駆動される論理セルの出力を他相の脈流電源により駆動される論理ゲートに入力するために、両相脈流電源には重なる期間Tcが必要である。このため、2相脈流波形はデューティ比が50%以上とし、これを得るためにはジョセフソン臨界電流によるクリップレベルを電源Pi1,Pi2(供給電源ピーク電流)の0.5以下にする必要がある。
【0008】
図3は、図2のような脈流波形Poを出力する脈流電源として複数のジョセフソン接合Jを使用したジョセフソンレギュレータ回路を示す。図中、Rはレギュレータ回路の直流バイアス正弦交流電源の接続端子を表す。この回路では、超伝導状態で抵抗がゼロなので、直流バイアスされた交流電源電流Ipがn段(通常n=2〜4段)の直列ジョセフソン接合素子Jに全て流入する。レギュレータ電流Irがジョセフソン接合素子Jの臨界電流以上になると、これらの素子をスイッチさせ、その結果、ジョセフソン接合素子のI−V特性における定電圧(Vg×n)領域への転移によりクリップされた脈流電圧Poが発生し、電源抵抗Rp2を通じて各論理ゲートGのゲート電流Igの和である負荷電流Ilが供給される。
【0009】
図4は、図3のレギュレータ回路の出力を説明する図である。図4(a)はレギュレータ回路1個のジョセフソン接合素子のI−V特性を、(b)は脈流電源電流出力波形Pi(Ip)とレギュレータ電圧波形Poを示し、図中の数字は時間の経過を示す数字である。レギュレータ動作範囲は、直流バイアス交流電源の電流Ipがジョセフソン接合素子のジョセフソン臨界電流値(IJc)を超えた時間(図中の1)から始まり、交流電流の立ち下がりでレギュレータ出力電圧が電圧Vg×n以下になる(図中の4)と終了する。
【0010】
【発明の解決しようとする課題】
図3のレギュレータ回路は、次のような課題がある。1)接合のジョセフソン臨界電流値が抑制されないので、脈流電源のデューティ比を大きくすることが困難である。2)電圧レギュレータ用ジョセフソン接合素子のジョセフソン電流値と、これに接続される論理ゲートの数(実際には数種のゲートが用いられるので、接続されたゲートの消費電流)とを対応させる必要があり、ゲート数を設計時に決められるので、集積回路の設計時に大きな制限となる。3)論理ゲートが接続されている電源ラインに供給される電源波形が正弦波ではないので、レギュレータとゲートの距離が長くなると電源ラインのなかで反射、電圧降下などが生じて、各論理ゲートに正確な電源供給ができなくなる。4)電源ラインを通じた各論理ゲートに発生するスイッチノイズのクロストークを低減するために各論理ゲートの電源抵抗Rp2を大きくする必要が生じ、その結果、電源電圧が高くなり、消費電力の増大を招くなどの課題があった。
【0011】
ジョセフソン集積回路は、広いエネルギー範囲の電磁波や粒子線の極低温検出器などから出力される微少信号を極低温環境の中でデータ処理する分野において用いられる。これにより、本発明は、原理的に極低温では性能劣化を生じる、あるいは熱発生により極低温環境では使用が制限されている半導体集積回路に代えて、超伝導を応用したジョセフソン集積回路の高速信号処理技術に資するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明はジョセフソン接合素子を用いた集積回路に使用される多相脈流電源のレギュレータに複数接合の超伝導量子干渉素子(SQUID,Superconducting Quantum Interference Device)を用い、複数接合超伝導量子干渉素子に接続された交流電源電流それ自身により干渉素子に外部磁場を印加するように注入するか、若しくは非対称に電流を注入するかの少なくともいずれかにより干渉素子のジョセフソン臨界電流値を等価的に下げることを特徴とする。これにより、電源電圧のデューティ比を大きくし、高速スイッチにおいても多相電源系の論理ゲート間の信号転送時間を確保できるようにしたレギュレータが可能となる。
【0013】
又、他の発明は、多相脈流電源の超伝導量子干渉素子型レギュレータを各論理セル構造に組み込み、論理セルに定電圧を供給する超伝導集積回路を提供する。さらに、別の発明は、複数接合超伝導量子干渉素子型レギュレータを組み込んだ論理セル構造の複数接合超伝導量子干渉素子に多相脈流電源のいずれか1つの相電圧を供給する集積回路を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図5は本発明の基本構成を示す。図中、Ipは直流バイアスされた正弦波交流電源電流、Irはレギュレータに流れる電流、Rp1は電源抵抗、SQUIDは複数接合量子干渉素子を表す。直流バイアス交流電源電流Ipは電源抵抗rp1を通じてSQUID、論理ゲートGに接続され、SQUIDの電圧がレギュレータの出力となる。なお、本明細書及び図面で同じ符号を付した構成は同じものなので、説明を省略する。
【0015】
SQUID内のジョセフソン接合素子は図3のレギュレータのジョセフソン素子と同じように機能する。ここで、SQUIDは、レギュレータ動作においてデューティ比を制限するジョセフソン接合素子のジョセフソン臨界電流値(IJc)を抑制して、低い臨界電流値でジョセフソン素子を定電圧状態にさせるものである。ただし、1接合量子干渉素子はその素子間に電圧を発生しないので、2接合以上の複数接合のSQUIDを使用する。
【0016】
図6は、本発明のレギュレータ回路例1で、(a)は使用されるSQUIDの等価回路を示す。図中、J1,J2はジョセフソン接合素子、インダクタンスL1,L2はIr自身によってSQUIDに印加される外部磁場発生の磁気結合を等価回路的に表している。インダクタンスL1、2つのジョセフソン接合素子J1,J2およびインダクタンスL2は超伝導で接続され、量子干渉ループを形成する。電流注入線は量子干渉ループに対称に接続される。
【0017】
接続端子Rより直流バイアスされた正弦交流電源電流は、インダクタンスL2の中点に接続端子RからSQUIDループに流れる。この注入電流によりインダクタンスL1,L2を介してSQUIDに磁場Φが印加される。
【0018】
良く知られているように、SQUIDループに外部より磁場Φを印加するとSQUIDループの超伝導ジョセフソン臨界電流値を下げることができる。このSQUID回路の閾値特性を図(b)に示す。同図の縦軸はIr、横軸はL1からSQUIDループに外部より印加される磁場Φである。同図でハッチングした領域ではSQIDループが超伝導状態を保つことができず、ジョセフソン接合素子J1,J2が共に抵抗状態にあり、白抜きの領域では両接合素子が超伝導状態にあることを意味する。図6(b)より、外部磁界を印加することで超伝導ジョセフソン臨界電流がIJc1に下がることがわかる。
【0019】
図7は、本発明のレギュレータに使用するSQUID回路のジョセフソン接合素子の動作を説明する図である。上記のようにジョセフソン臨界電流IJcが、外部磁界の印加により、例えば図7(a)のようにIJc1に抑制される。その結果、ジョセフソン接合は、小さい電流値で(図7(a),(b)中の2)でジョセフソン接合の電圧は定電圧領域に転移し、脈流電源電圧Poのデューティ比(T2)は増加し、多相脈流電源レギュレータのデューティ比を大きくして動作マージンを確保することが可能となる。
【0020】
図8は本発明のレギュレータ回路例2で、(a)は使用するSQUIDの等価回路を示す。レギュレータ回路例2は外部磁界印加に加え、SQUID回路の接合素子およびインダクタンスに対して非対称な点、ジョセフソン接合素子J1とインダクタンスL2との間に電流を注入する点で、図6(a)のレギュレータ回路例1と相違する。
【0021】
流入したレギュレータ電流IrはSQUIDループのジョセフソン接合素子J1とインダクタンスL2との接続点からSQUIDループに供給されるためにジョセフソン接合素子J1,J2が超伝導状態にあるときにはジョセフソン接合素子J1に接合素子J2より大きな電流が流れる。この電流非対称注入は等価的に干渉素子のジョセフソン臨界電流を下げる。
【0022】
このSQUID回路の閾値特性を図8(b)に示す。(b)は周期的に変化する超伝導状態の領域が傾き、外部磁界Φが0のときにSQUIDループ注入電流が最大値より小さくなっているのはSQUIDループへの電流注入が図8(a)の回路で示されるようにジョセフソン接合素子J1,J2に非対称に行われているためである。図8(a)のSQUID回路はこの非対称効果と外部磁場印加の効果が重畳されるため、図(b)中でIrと矢印で示される動作線に従うため、さらにジョセフソン臨界電流を下げることができる。これにより、多相脈流電源レギュレータのデューティ比をより大きくして動作マージンを確保することが可能となる。
【0023】
図9(a)はレギュレータ回路例3で、注入電流Irにより発生する外部磁界の印加と注入電流Irの非対称注入によりジョセフソン臨界電流を抑制する3接合SQUID回路を示す。(b)はレギュレータ回路例4で、電流の非対称注入によりジョセフソン臨界電流を抑制する4接合SQUID回路を示す。いずれの回路においても、直流バイアス交流電源電流Ipに対する応答特性においてジョセフソン臨界電流値は並列に接続されているジョセフソン接合するそれぞれのブランチのジョセフソン臨界電流値の和よりも小さくなる。
なお、1接合SQUID回路はジョセフソン接合素子間に電圧が生起できないので本発明のレギュレータに使用できない。
【0024】
図10は、本発明の有効性を利用した回路構成例を示す。2接合SQUIDを使用したレギュレータ回路(SQUID)、電源抵抗Rp1,Rp2と論理ゲートとを一つの論理セルに形成して、脈流電圧を各論理ゲート毎に得るようにしたものである。このとき同図で示されている論理ゲートGは論理ORや論理AND、論理否定などの論理機能を複数のジョセフソン接合素子で構成している。電源抵抗Rp1,Rp2、複数接合SQUIDのレギュレータ回路を各論理セルに設けることにより、論理セルは個別化でき、また、論理ゲートへの電圧降下、ノイズのクロストークの抑制等の効果を有する。
【0025】
図11は、図10のような論理セルをP1とP2の2相の直流バイアス交流電源Pi1,Pi2と各論理セルの電源回路に接続する電源バスを配置して、各論理ゲートの入出力信号線を異なる相の電源で駆動される論理セル内の論理ゲートに順次接続した2相脈流電源系集積回路例を示す。図中、C1(p1)はP1相の直流バイアス交流電源に接続された論理セルC1、C2(p2)はP2相の直流バイアス交流電源に接続された論理セルC2を表す。この構成により、電源電圧の降下、ノイズのクロストークがなくなるので、論理回路を適宜追加設計できる等の効果を有する。図11は2相脈流電源系を使用した集積回路であるが、これを多相電源系で設計することも可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明では、ジョセフソンゲートとSQUIDによるレギュレータ条件を個別に設計することができ、レギュレータと論理ゲートとを集積回路にしたときのゲート個数をパラメータから除外できるので、大規模なジョセフソン集積回路の設計が容易になる。また、電源ラインには直流バイアスされた交流正弦波形の電流が供給されるため、電源ラインの周波数特性は高調波を含むことが無くなり、設計が容易となるだけでなく安定かつ高速化が可能になる。
【0027】
また、レギュレータと論理ゲートとを集積回路にしたとき、電源抵抗Rp1によりレギュレータ動作が各ゲート単位に個別化されることで、電源ラインを通じた論理ゲートのスイッチに伴うクロストークは複数接合SQUIDレギュレータにより阻止される。この結果、論理ゲートに供給される脈流電源電圧を低減できる。従来、この種の電源では電源電圧11.2mVで動作電圧が約1mVが用いられていたが、本発明では電源電圧2.8mVで動作電圧約1mVを得ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はジョセフソンラッチング論理回路の基本構成図で、(b)はジョセフソン接合素子の電流−電圧特性を示す図である。
【図2】(a)は2相電源の直流バイアス正弦交流電源波形、(b)はジョセフソン接合特性を利用した2相定電圧脈流電圧波形を示す図である。
【図3】従来のジョセフソンレギュレータ回路を示す図である。
【図4】図3の脈流電源レギュレータの脈流電圧生成を説明する図である。
【図5】本発明の基本構成を示す図である。
【図6】実施例のレギュレータ回路例1を示す図である。
【図7】本発明による脈流電圧生成を説明する図である。
【図8】実施例のレギュレータ回路例2を示す図である。
【図9】実施例のレギュレータ回路例3、4を示す図である。
【図10】本発明の論理セルを説明する図である。
【図11】本発明の論理セルを用いて構成する2相脈流電源系ジョセフソン集積回路の概念図を示す。
【符号の説明】
J,J1,J2 ジョセフソン接合素子
SQUID 複数接合超伝導干渉素子
IJ,IJ1,IJ2c ジョセフソン接合電流
IJc,IJ1c,IJ2c ジョセフソン臨界電流
Pi 直流バイアスされた正弦交流電源波形
Po 脈流電源波形
Ip 直流バイアスされた正弦交流電源電流
Ir レギュレータ電流
Φ SQUIDに印加される外部磁界
G 論理ゲート
C 論理セル

Claims (3)

  1. ジョセフソン接合素子を用いた集積回路の多相脈流電源レギュレータが、多相直流バイアスされた正弦交流電源のいずれか1つの相に接続された複数接合超伝導量子干渉素子を含み、
    上記正弦交流電源から流入する電流それ自身により干渉素子に外部磁場を印加するように注入するか、若しくは複数の干渉素子に非対称に電流を注入するかの少なくともいずれかにより干渉素子のジョセフソン臨界電流値を等価的に下げるようにし、複数接合超伝導量子干渉素子の接続点電圧を出力とすることを特徴とする超伝導集積回路。
  2. 請求項1のレギュレータを組み込んだ論理セル構造で構成したことを特徴とする超伝導集積回路。
  3. 請求項2の複数接合超伝導量子干渉素子型レギュレータを組み込んだ論理セル構造の超伝導量子干渉素子に多相脈流電源のいずれか1つの相電圧をそれぞれ供給することを特徴とする集積回路。
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