JP2004178182A - プリンタのインク残量表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタの使用者が意識することなく、的確な時にインク残量表示をし、使用者に通知する。
【解決手段】電源ONもしくはOFF時もしくはカバーOPEN時にインク残量を使用者に通知する。
通知手段は、表示装置への表示や音声による通知である。
また、通知後電源ONもしくはOFF後は一定時間経過すると表示が消滅し、カバーOPEN時はCLOSEとともに消滅する。
【選択図】 図1
【解決手段】電源ONもしくはOFF時もしくはカバーOPEN時にインク残量を使用者に通知する。
通知手段は、表示装置への表示や音声による通知である。
また、通知後電源ONもしくはOFF後は一定時間経過すると表示が消滅し、カバーOPEN時はCLOSEとともに消滅する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置のインク残量表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のコンピュータおよびネットワークの普及に伴い、文書および画像出力をする機会がますます増えてきている。さらに、ビジネス(オフィス)、インターネットのホームページ等におけるカラー画像の増加加えて、カラープリンタの低価格化がカラープリントの需要に拍車をかけている。その中でも、安価で小型化が可能なインクジェットプリンタが注目を浴び、カラー記録装置市場で大きな比率を占める様になってきており、今後ますます様々な市場において重要な記録装置になりつつある。その市場拡大にともなってインクジェット記録装置の信頼性も重要な問題となってくる。特に、記録媒体にインク滴を噴射して画像を形成するインクジェットプリンタを使用するにあたってインク残量情報をいつ使用者に通知するかは、重要な情報である。例えば、これから大量のデータを記録しようとした時、インク残量がわからなければ印字途中で画像記録が不可能になる可能性がある。インク残量がわかっていれば事前にインクタンクを準備することも可能である。また、印字途中でインク切れが発生した場合、そのプリントされた記録媒体は無駄になってしまう。特に値段の高い記録媒体に印字するような時には、大きな損害を使用者は被ることになる。従来、インク残量情報を通知する方法としては、インク残量が所定値以下になった時に、プリンタを接続しているコンピュータを介して使用者に警告したり、プリンタに配設したLEDにて使用者に告知したりしている。特開平08−118675号公報では、警告するだけでなくインク残量情報に応じて印字続行、交換かを使用者が選択できるようにしている。また、特開平10−086399号公報では、インク残量と使用頻度に基づいてインク残量表示を制御する方法が開示されている。さらに特登録02962306号公報においては、使用者が残量表示を知りたい時に、操作ボタンを押下することでインク残量のメッセージをプリンタに接続されている印刷対象の映像が表示される映像表示装置に表示する方法を提示している。また、コンピューターに接続してプリンタを使用している場合、コンピュータにインストールされたプリンタの状態を監視するステータスモニターを使用者が起動することでプリンタの状態を(インク残量情報も含む)認識することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記方法によればインク残量が所定値に達した時に使用者にインク残量を通知したり、使用者が意識してインク残量を知ろうとしない限りインク残量を使用者に通知することができないこととなる。本発明は、上記問題に鑑み、使用者が意識することなくインク残量を知りたいと思われるであろう時にインク残量情報を提供することを目的としている。
【0004】
本発明においては、使用者がプリンタに対する所定の操作を実施した際、使用者に対してインク残量情報を通知するため、特開平08−118675号公報や特開平10−086399号公報のようにインク残量に応じて使用者に通知するものとは異なる。さらに、特登録02962306号公報のように、印刷対象の映像が表示される映像表示装置に表示する方法に限定されるものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のインク残量表示方法においては、表示装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力するインク残量表示方法を提供している。好ましくは、所定時間経過後、映像出力を中止する。
【0006】
また、音声出力装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法においては、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力するようにしても良い。
【0007】
さらに、表示装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力するようにしても良い。
【0008】
その場合、好ましくはカバーをクローズした時、映像出力を中止する。
【0009】
また、音声出力装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力しても良い。
【0010】
さらに表示装置がついているプリンタのインク残量表示方法においては、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を表示装置に映像情報として出力しても良い。
【0011】
また、音声出力装置がついているプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を音声出力装置に音声情報として出力しても良い。
【0012】
あるいは、表示装置をもつプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報を表示装置に映像情報もしくは音声情報として出力しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のインク残量表示方法を図面によって詳記する。
【0014】
本例のプリンタにおける構成を図1aおよびbに示す。
【0015】
図1aでは、コンピュータ(101)にプリンタ(103)が接続され、通信可能な状態になっている。また、コンピュータは表示装置(102)およびスピーカー(107)をもっている(以下コンピューター(101)、表示装置(102)、スピーカー(107)をまとめてホストと呼ぶ)。104は、プリンタのパワーキー、105は、フロントカバーになっている。なお、フロントカバーは、矢印106の方向に開閉可能な構成となっており、カバーを明けるとインクタンクが交換可能な構成となっている。
【0016】
図1bでは、コンピューターAおよびBがネットワーク(108)を介してコンピューター(109)に接続されている。さらにコンピューター(109)がプリンタ(103)に接続されている(この場合、コンピューター(109)をホストと呼ぶ)。
【0017】
図2を参照しながらカバーオープンした際の動作を説明する。
【0018】
フロントカバー(105)を矢印(106)の方向に開けると、201の位置にある図示しないカバーセンサーによって、カバーがオープンされたと判断されると、キャリッジ軸(204)に沿って矢印(203)の方向に走査するキャリッジ(202)がインクタンクを交換できる位置(図の位置)に移動する。なお、インクタンクはキャリッジに装着してキャリッジと移動し、着脱可能な構成となっている。
【0019】
(実施形態1)
図3および図4に本実施形態の表示方法を示す。
【0020】
306はプリンタ内部システム、307はホスト内部システムを示す。電源OFFの状態でプリンタ(306)のパワーキー(301)が押下されると、制御部(302)は、インク残量記憶部(303)から現在のインク残量情報を取得する。さらに取得後、コンピューターのステータスモニター(304)に残量を通知する。その後ステータスモニター(304)は、取得したインク残量情報に基づいて表示装置にインク残量モニター(305)を表示する。すると、4色(ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ)プリンタの場合、図4に示されるようなインク残量情報が表示される。これによって使用者は、現在のインク残量を認識することができる。
【0021】
同様に、電源ONの状態でパワーキーが押下された場合もインク残量を表示する。これによって次回の印字の時のインク残量をみることが可能になる。
【0022】
また、このインク残量表示は、所定時間を経過すると自動的に閉じる。これら一連の情報表示はプリンタのパワーキーと連動して実施され使用者は意識することなく開始、終了時点でのインク残量を把握することが可能になる。
【0023】
(実施形態2)
本実施形態が実施形態1と異なる点は、インク残量を音声にて使用者に伝える点である。図5に本実施形態を示してある。パワーキーが押下されると、制御部(302)からインク残量情報がコンピュータのステータスモニター(304)に伝達され、ステータスモニターは、取得したインク残量情報に基づいてスピーカー(501)から音声にて「ブラックインク残量は、10%、シアンインクは、30%…」のように、インク残量が通知される。
【0024】
これによって使用者は、プリンタ電源ON、OFF時にインク残量を認識することが可能になる。
【0025】
(実施形態3)
図6に本実施形態の表示方法を示す。
【0026】
605はホスト内部システム、606はプリンタ内部システムを示す。
【0027】
カバークローズの状態でプリンタ(606)のカバーがオープンされてカバーセンサー(601)から制御部(602)にカバーOPENの情報が通知されると、制御部(602)は、インク残量記憶部(603)から現在のインク残量情報を取得する。さらに取得後、コンピューターのステータスモニター(604)にインク残量情報を通知し、そのインク残量情報に基づいてステータスモニターは、表示装置にインク残量モニター(606)を表示する。すると、4色(ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ)プリンタの場合、図4に示されるようなインク残量情報が表示される。これによって使用者は、現在のインク残量を認識することができる。また、1色だけインク残量が無いばあいでもどのインクが無くなったかが容易に認識できるようになる。
【0028】
また、このインク残量表示は、カバーセンサーからのカバークローズ情報とともに自動的に閉じる。これら一連の情報表示はプリンタのカバーセンサーと連動して実施され使用者は意識することなくカバーOPEN時点でのインク残量を把握することが可能になる。
【0029】
(実施形態4)
本実施形態が実施形態3と異なる点は、インク残量をコンピュータの音声にて使用者に伝える点である。図7に本実施形態でのシステムを示す。カバーがオープンされると、制御部(702)からインク残量情報がコンピュータのステータスモニター(704)に伝達され、ステータスモニターは、取得したインク残量情報に基づいてスピーカー(705)から音声にて「ブラックインク残量は、10%、シアンインクは、30%…」のように、インク残量が通知される。
【0030】
これによって使用者は、カバーOPEN時にインク残量を認識することが可能になる。
【0031】
(実施形態5)
図8に本実施形態で使用したインク残量表示のシステムを示す。本実施形態が、実施形態1および2と異なる点は、インク残量表示(804)がプリンタ(805)の内部に備わっている点である。パワーキー(801)が押下されると、制御部(802)は、インク残量記憶部(803)からインク残量情報を取得し、プリンタに備わっているインク残量通知手段(804)から使用者にインク残量を通知する。ここでインク残量通知とは、映像、音声どちらでも良い。
【0032】
(実施形態6)
図9に本実施形態で使用したインク残量表示のシステムを示す。本実施形態が、実施形態3および4と異なる点は、インク残量表示(904)がプリンタ(905)の内部に備わっている点である。カバーセンサー(801)からカバーOPEN情報が制御部(902)に通知されると、制御部(902)は、インク残量記憶部(903)からインク残量情報を取得し、プリンタに備わっているインク残量通知手段(904)から使用者にインク残量を通知する。ここでインク残量通知とは、映像、音声どちらでも良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によって、使用者が意識することなく、使用者がインク残量を把握しておいた方が良いと思われる時に的確にインク残量を知ることが可能になった。また、カバーオープンでインク残量を表示することから、インクタンク交換時には、どのインクタンクが空になっているかの情報がわかることでインク残量の無いインクタンクを間違いなく交換することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本実施形態に係る全体構成(その1)。
b 本実施形態に係る全体構成(その2)。
【図2】本実施形態で使用されるプリンタの概略図。
【図3】本実施形態1で使用されるインク残量表示システム。
【図4】本実施形態1、3および5で使用されるインク残量表示の一例。
【図5】本実施形態2で使用されるインク残量表示システム。
【図6】本実施形態3で使用されるインク残量表示システム。
【図7】本実施形態4で使用されるインク残量表示システム。
【図8】本実施形態5で使用されるインク残量表示システム。
【図9】本実施形態6で使用されるインク残量表示システム。
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置のインク残量表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のコンピュータおよびネットワークの普及に伴い、文書および画像出力をする機会がますます増えてきている。さらに、ビジネス(オフィス)、インターネットのホームページ等におけるカラー画像の増加加えて、カラープリンタの低価格化がカラープリントの需要に拍車をかけている。その中でも、安価で小型化が可能なインクジェットプリンタが注目を浴び、カラー記録装置市場で大きな比率を占める様になってきており、今後ますます様々な市場において重要な記録装置になりつつある。その市場拡大にともなってインクジェット記録装置の信頼性も重要な問題となってくる。特に、記録媒体にインク滴を噴射して画像を形成するインクジェットプリンタを使用するにあたってインク残量情報をいつ使用者に通知するかは、重要な情報である。例えば、これから大量のデータを記録しようとした時、インク残量がわからなければ印字途中で画像記録が不可能になる可能性がある。インク残量がわかっていれば事前にインクタンクを準備することも可能である。また、印字途中でインク切れが発生した場合、そのプリントされた記録媒体は無駄になってしまう。特に値段の高い記録媒体に印字するような時には、大きな損害を使用者は被ることになる。従来、インク残量情報を通知する方法としては、インク残量が所定値以下になった時に、プリンタを接続しているコンピュータを介して使用者に警告したり、プリンタに配設したLEDにて使用者に告知したりしている。特開平08−118675号公報では、警告するだけでなくインク残量情報に応じて印字続行、交換かを使用者が選択できるようにしている。また、特開平10−086399号公報では、インク残量と使用頻度に基づいてインク残量表示を制御する方法が開示されている。さらに特登録02962306号公報においては、使用者が残量表示を知りたい時に、操作ボタンを押下することでインク残量のメッセージをプリンタに接続されている印刷対象の映像が表示される映像表示装置に表示する方法を提示している。また、コンピューターに接続してプリンタを使用している場合、コンピュータにインストールされたプリンタの状態を監視するステータスモニターを使用者が起動することでプリンタの状態を(インク残量情報も含む)認識することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記方法によればインク残量が所定値に達した時に使用者にインク残量を通知したり、使用者が意識してインク残量を知ろうとしない限りインク残量を使用者に通知することができないこととなる。本発明は、上記問題に鑑み、使用者が意識することなくインク残量を知りたいと思われるであろう時にインク残量情報を提供することを目的としている。
【0004】
本発明においては、使用者がプリンタに対する所定の操作を実施した際、使用者に対してインク残量情報を通知するため、特開平08−118675号公報や特開平10−086399号公報のようにインク残量に応じて使用者に通知するものとは異なる。さらに、特登録02962306号公報のように、印刷対象の映像が表示される映像表示装置に表示する方法に限定されるものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のインク残量表示方法においては、表示装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力するインク残量表示方法を提供している。好ましくは、所定時間経過後、映像出力を中止する。
【0006】
また、音声出力装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法においては、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力するようにしても良い。
【0007】
さらに、表示装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力するようにしても良い。
【0008】
その場合、好ましくはカバーをクローズした時、映像出力を中止する。
【0009】
また、音声出力装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力しても良い。
【0010】
さらに表示装置がついているプリンタのインク残量表示方法においては、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を表示装置に映像情報として出力しても良い。
【0011】
また、音声出力装置がついているプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を音声出力装置に音声情報として出力しても良い。
【0012】
あるいは、表示装置をもつプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報を表示装置に映像情報もしくは音声情報として出力しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のインク残量表示方法を図面によって詳記する。
【0014】
本例のプリンタにおける構成を図1aおよびbに示す。
【0015】
図1aでは、コンピュータ(101)にプリンタ(103)が接続され、通信可能な状態になっている。また、コンピュータは表示装置(102)およびスピーカー(107)をもっている(以下コンピューター(101)、表示装置(102)、スピーカー(107)をまとめてホストと呼ぶ)。104は、プリンタのパワーキー、105は、フロントカバーになっている。なお、フロントカバーは、矢印106の方向に開閉可能な構成となっており、カバーを明けるとインクタンクが交換可能な構成となっている。
【0016】
図1bでは、コンピューターAおよびBがネットワーク(108)を介してコンピューター(109)に接続されている。さらにコンピューター(109)がプリンタ(103)に接続されている(この場合、コンピューター(109)をホストと呼ぶ)。
【0017】
図2を参照しながらカバーオープンした際の動作を説明する。
【0018】
フロントカバー(105)を矢印(106)の方向に開けると、201の位置にある図示しないカバーセンサーによって、カバーがオープンされたと判断されると、キャリッジ軸(204)に沿って矢印(203)の方向に走査するキャリッジ(202)がインクタンクを交換できる位置(図の位置)に移動する。なお、インクタンクはキャリッジに装着してキャリッジと移動し、着脱可能な構成となっている。
【0019】
(実施形態1)
図3および図4に本実施形態の表示方法を示す。
【0020】
306はプリンタ内部システム、307はホスト内部システムを示す。電源OFFの状態でプリンタ(306)のパワーキー(301)が押下されると、制御部(302)は、インク残量記憶部(303)から現在のインク残量情報を取得する。さらに取得後、コンピューターのステータスモニター(304)に残量を通知する。その後ステータスモニター(304)は、取得したインク残量情報に基づいて表示装置にインク残量モニター(305)を表示する。すると、4色(ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ)プリンタの場合、図4に示されるようなインク残量情報が表示される。これによって使用者は、現在のインク残量を認識することができる。
【0021】
同様に、電源ONの状態でパワーキーが押下された場合もインク残量を表示する。これによって次回の印字の時のインク残量をみることが可能になる。
【0022】
また、このインク残量表示は、所定時間を経過すると自動的に閉じる。これら一連の情報表示はプリンタのパワーキーと連動して実施され使用者は意識することなく開始、終了時点でのインク残量を把握することが可能になる。
【0023】
(実施形態2)
本実施形態が実施形態1と異なる点は、インク残量を音声にて使用者に伝える点である。図5に本実施形態を示してある。パワーキーが押下されると、制御部(302)からインク残量情報がコンピュータのステータスモニター(304)に伝達され、ステータスモニターは、取得したインク残量情報に基づいてスピーカー(501)から音声にて「ブラックインク残量は、10%、シアンインクは、30%…」のように、インク残量が通知される。
【0024】
これによって使用者は、プリンタ電源ON、OFF時にインク残量を認識することが可能になる。
【0025】
(実施形態3)
図6に本実施形態の表示方法を示す。
【0026】
605はホスト内部システム、606はプリンタ内部システムを示す。
【0027】
カバークローズの状態でプリンタ(606)のカバーがオープンされてカバーセンサー(601)から制御部(602)にカバーOPENの情報が通知されると、制御部(602)は、インク残量記憶部(603)から現在のインク残量情報を取得する。さらに取得後、コンピューターのステータスモニター(604)にインク残量情報を通知し、そのインク残量情報に基づいてステータスモニターは、表示装置にインク残量モニター(606)を表示する。すると、4色(ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ)プリンタの場合、図4に示されるようなインク残量情報が表示される。これによって使用者は、現在のインク残量を認識することができる。また、1色だけインク残量が無いばあいでもどのインクが無くなったかが容易に認識できるようになる。
【0028】
また、このインク残量表示は、カバーセンサーからのカバークローズ情報とともに自動的に閉じる。これら一連の情報表示はプリンタのカバーセンサーと連動して実施され使用者は意識することなくカバーOPEN時点でのインク残量を把握することが可能になる。
【0029】
(実施形態4)
本実施形態が実施形態3と異なる点は、インク残量をコンピュータの音声にて使用者に伝える点である。図7に本実施形態でのシステムを示す。カバーがオープンされると、制御部(702)からインク残量情報がコンピュータのステータスモニター(704)に伝達され、ステータスモニターは、取得したインク残量情報に基づいてスピーカー(705)から音声にて「ブラックインク残量は、10%、シアンインクは、30%…」のように、インク残量が通知される。
【0030】
これによって使用者は、カバーOPEN時にインク残量を認識することが可能になる。
【0031】
(実施形態5)
図8に本実施形態で使用したインク残量表示のシステムを示す。本実施形態が、実施形態1および2と異なる点は、インク残量表示(804)がプリンタ(805)の内部に備わっている点である。パワーキー(801)が押下されると、制御部(802)は、インク残量記憶部(803)からインク残量情報を取得し、プリンタに備わっているインク残量通知手段(804)から使用者にインク残量を通知する。ここでインク残量通知とは、映像、音声どちらでも良い。
【0032】
(実施形態6)
図9に本実施形態で使用したインク残量表示のシステムを示す。本実施形態が、実施形態3および4と異なる点は、インク残量表示(904)がプリンタ(905)の内部に備わっている点である。カバーセンサー(801)からカバーOPEN情報が制御部(902)に通知されると、制御部(902)は、インク残量記憶部(903)からインク残量情報を取得し、プリンタに備わっているインク残量通知手段(904)から使用者にインク残量を通知する。ここでインク残量通知とは、映像、音声どちらでも良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によって、使用者が意識することなく、使用者がインク残量を把握しておいた方が良いと思われる時に的確にインク残量を知ることが可能になった。また、カバーオープンでインク残量を表示することから、インクタンク交換時には、どのインクタンクが空になっているかの情報がわかることでインク残量の無いインクタンクを間違いなく交換することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本実施形態に係る全体構成(その1)。
b 本実施形態に係る全体構成(その2)。
【図2】本実施形態で使用されるプリンタの概略図。
【図3】本実施形態1で使用されるインク残量表示システム。
【図4】本実施形態1、3および5で使用されるインク残量表示の一例。
【図5】本実施形態2で使用されるインク残量表示システム。
【図6】本実施形態3で使用されるインク残量表示システム。
【図7】本実施形態4で使用されるインク残量表示システム。
【図8】本実施形態5で使用されるインク残量表示システム。
【図9】本実施形態6で使用されるインク残量表示システム。
Claims (12)
- 表示装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- 所定時間経過後、映像出力を中止することを特徴とする請求項1に記載のインク残量表示方法。
- 音声出力装置がついているホストと通信可能なプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- 表示装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの表示装置に映像情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- カバーをクローズした時、映像出力を中止することを特徴とする請求項4に記載のインク残量表示方法。
- 音声出力装置をもつホストに接続されたプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報をホストの音声出力装置に音声情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- 表示装置がついているプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を表示装置に映像情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- 所定時間経過後、映像出力を中止することを特徴とする請求項8に記載のインク残量表示方法。
- 音声出力装置がついているプリンタのインク残量表示方法において、プリンタを起動または終了する際に、インク残量情報を音声出力装置に音声情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- 表示装置をもつプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報を表示装置に映像情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
- カバーをクローズした時、映像出力を中止することを特徴とする請求項10に記載のインク残量表示方法。
- 音声出力装置をもつプリンタのインク残量表示方法において、プリンタのカバーをオープンした際に、インク残量情報を音声出力装置に音声情報として出力することを特徴とするインク残量表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002342373A JP2004178182A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | プリンタのインク残量表示方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002342373A JP2004178182A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | プリンタのインク残量表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004178182A true JP2004178182A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32704463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002342373A Withdrawn JP2004178182A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | プリンタのインク残量表示方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004178182A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2002-11-26 JP JP2002342373A patent/JP2004178182A/ja not_active Withdrawn
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