JP2004177609A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 光学面の外周に円環状のフランジ部を有し、成形金型にゲート部を介して前記フランジ部に樹脂を流し込むことにより製造されるプラスチックレンズであって、
   前記ゲート部が設けられた部分の領域に、
   前記成形金型によって形成され、仮想外周面よりも内側に位置し、前記ゲート部が接続する面と、
   切断されたゲート部の切断面が前記仮想外周面と同じか又は内側に位置するゲート残存部とを備え、
   一方の光学面の上面はフランジ面の上面より低くなっていることを特徴とするプラスチックレンズ。
2. 前記成形金型によって形成される面は、平面であることを特徴とする請求項１記載のプラスチックレンズ。
3. 前記ゲート残存部は、前記仮想外周面とほぼ接するように残されていることを特徴とする請求項１記載のプラスチックレンズ。
4. 前記ゲート残存部の切断形状が円弧状であることを特徴とする請求項１記載のプラスチックレンズ。
5. 請求項１乃至４いずれかに記載のプラスチックレンズを搭載した光ピックアップ装置。
6. 光学面の外周に円環状のフランジ部を有し、一方の光学面の上面は前記フランジ面の上面より低くなっているプラスチックレンズを、ゲート部を介して前記フランジ部に樹脂を流し込むことにより成形するプラスチックレンズの製造方法において、
   前記ゲート部が設けられた部分の領域に、仮想外周面よりも内側に位置し、前記ゲート部が接続する面が形成された成形金型を用意する第１のステップと、
   前記成形金型にゲート部を介して樹脂を流し込む第２のステップと、
   固体化した樹脂を取り出す第３のステップと、
   フランジ面の上面より低くなっている光学面を下向きに台上に載置して、
   切断されたゲート部の切断面が前記仮想外周面と同じか又は内側に位置するようにゲート部を切断する第４のステップ
   とを、有することを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。