JP2004177173A - 高さ測定装置 - Google Patents

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昇 雨宮
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Abstract

【課題】被検物の高さを高精度に測定できる高さ測定装置を提供する。
【解決手段】被検物8からの光を光学系Kを介して撮像手段10に結像させて被検物8の高さを測定する高さ測定装置1において、光学系Kは、被検物8からの光を平行光にする被検物側レンズ群7aと当該被検物側レンズ群7aからの平行光を結像する撮像側レンズ群7bとを有する両側テレセントリック光学系7を備え、被検物側レンズ群7aは、両側テレセントリック光学系7の焦点位置7dを光軸方向に走査するべく移動可能に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高さ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学系の焦点位置を被検物の高さ方向に走査し、被検物からの光を光学系を介して撮像手段に結像させて被検物の高さを測定する装置が知られている。斯かる装置として、光学系と被検物との間の光路中に、光路長の異なる複数の透明な板状部材を挿入することによって光学系の焦点位置の走査を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。また、光学系内にコーナーキューブを配置し、該コーナーキューブを移動させることによって光学系の焦点位置の走査を行うものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−304043号公報
【特許文献2】
特開2002−13917号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の複数の透明な板状部材を用いた装置では、光学系の焦点位置は板状部材の光路長毎に定められるため、連続的に焦点位置を走査することができない。従って、被検物の高さを高精度に測定することができないという問題がある。また、上述のコーナーキューブを用いた装置では、連続的な焦点位置の走査が可能であるが、コーナーキューブの移動に伴い光学系の倍率が変化してしまう。このため、被検物の高さを高精度に測定することができないという問題がある。
【0005】
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、被検物の高さを高精度に測定できる高さ測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、
被検物からの光を光学系を介して撮像手段に結像させて被検物の高さを測定する高さ測定装置において、
前記光学系は、
前記被検物からの光を平行光にする被検物側レンズ群と、当該被検物側レンズ群からの前記平行光を結像する撮像側レンズ群とを有する両側テレセントリック光学系を備え、
前記被検物側レンズ群は、前記両側テレセントリック光学系の焦点位置を光軸方向に走査するべく移動可能に設けられていることを特徴とする高さ測定装置を提供する。
【0007】
また、請求項2に記載の高さ測定装置は、
前記光学系は、前記両側テレセントリック光学系における前記撮像側レンズ群の結像面にピンホールを有する部材を備えたコンフォーカル光学系であることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の高さ測定装置は、
前記両側テレセントリック光学系は、1倍光学系であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る高さ測定装置を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る高さ測定装置を示す概略構成図である。
本実施の形態に係る高さ測定装置1は、被検物8を照明するための落射照明用光源2と、落射照明用光源2からの照明光を被検物8上へ集光しかつ該被検物8からの反射光を結像するための落射コンフォーカル光学系Kとを備える。
詳細には、図1に示す本実施の形態に係る高さ測定装置1において、落射照明用光源2から射出される照明光の光路上には、コレクタレンズ3と、ハーフプリズム4とが順に配置されている。また、ハーフプリズム4の反射光路上には、装置1の上方から順に、リレーレンズ5と、落射照明用光源2からの照明光をxy平面方向へ走査するためのニッポウディスク(Nipkow Disc)6と、以下に詳述する両側テレセントリック対物光学系7と、被検物8を載置するためのステージ9とが配置されている。さらに、リレーレンズ5の結像位置には、照明された被検物8からの反射光を撮像するための撮像素子10が配置されている。この撮像素子10には、該撮像素子10の出力に基づき被検物8の高さを求める演算制御部13が接続されている。尚、落射コンフォーカル光学系Kは、ハーフプリズム4と、リレーレンズ5と、ニッポウディスク6と、両側テレセントリック対物光学系7とからなる。
【0010】
両側テレセントリック対物光学系7は、被検物8からの反射光を平行光にする被検物側レンズ群7aと、当該被検物側レンズ群7aからの平行光を結像する撮像側レンズ群7bとからなる両側テレセントリックな1倍光学系である。ここで、両側テレセントリック対物光学系7において、被検物側レンズ群7aと撮像側レンズ群7bとの間のいわゆる平行系をなす部分7cを、両側テレセントリック対物光学系7における平行系部7cという。
また、被検物側レンズ群7aは、例えばピエゾ素子等のレンズ群駆動部11によって光軸方向(z方向)に駆動される構成となっている。図2は、本実施の形態における両側テレセントリック対物光学系7を模式的に示す図である。図2に示すように、レンズ群駆動部11によって被検物側レンズ群7aを光軸方向へ駆動すると、被検物側レンズ群7aから焦点位置7dまでの光路長Lを維持したまま平行系部7cの光路長のみを変化させることができる。従って、両側テレセントリック対物光学系7は、被検物側レンズ群7aを駆動することで、倍率の変動を起こすことなくその焦点位置7dを連続的に変化させることができる(焦点位置7dを光軸方向に走査することができる)。
尚、本実施の形態において両側テレセントリック対物光学系7は上述のように1倍光学系である。しかし本発明はこれに限られるものでなく、1倍でない他の倍率の両側テレセントリック対物光学系7を配置することも可能である。
【0011】
ニッポウディスク6は、同径の多数のピンホール6aが所定の間隔で螺旋放射状に配列されている円盤であり、回転駆動部12によって軸6bを中心に回転駆動される構成となっている。この構成により、回転駆動部12によってニッポウディスク6を回転駆動することで、被検物8に導かれる照明光は該被検物8上をxy平面方向に走査することができる。
また、ニッポウディスク6のピンホール6a成形面は、両側テレセントリック対物光学系7の結像位置(結像面)に配置されており、これによりコンフォーカル光学系が実現されている。
【0012】
演算制御部13は、上述のレンズ群駆動部11、回転駆動部12、及び表示部14とそれぞれ接続されており、各駆動部の動作を制御する。また演算制御部13は、上述のように撮像素子10の出力に基づいて演算を行い、被検物8の高さを求めて表示部14に表示する。
【0013】
以上の構成の下、落射照明用光源2から射出された光は、コレクタレンズ3を経てハーフプリズム4によって反射され、ニッポウディスク6に照射される。この光は、ニッポウディスク6のピンホール6aを通過し、両側テレセントリック対物光学系7によって、ステージ9に載置された被検物8上に集光される。尚、図1では、ニッポウディスク6の複数のピンホール6aをそれぞれ通過した光のうちの1つの光の光路のみを示しているが、実際は落射照明用光源2からの光が照射されるニッポウディスク6の照射領域内に位置する複数のピンホール6aを通過した光がそれぞれ被検物8上の異なる位置に集光される。
【0014】
そして、被検物8からの反射光は再び両側テレセントリック対物光学系7を介して、ニッポウディスク6のピンホール6aを通過する。ここで、この反射光の通過したピンホール6aは、被検物8上に集光された照明光が通過した上述のピンホール6aと同じである。
ニッポウディスク6のピンホール6aを通過した光は、リレーレンズ5によってハーフプリズム4を介して撮像素子10の撮像面10a上に結像され、該撮像素子10によって撮像される。
【0015】
このとき、演算制御部13の制御により、レンズ群駆動部11によって両側テレセントリック対物光学系7における被検物側レンズ群7aをz方向に駆動すると、上述のように平行系部7cの光路長が変化するため、両側テレセントリック対物光学系7の焦点位置7dが被検物8の高さ方向(z方向)に連続的に変化する(焦点位置7dが被検物8の高さ方向に走査される)。これにより、ニッポウディスク6のピンホール6aを通過した照明光が被検物8上に集光する高さ位置が変化し、被検物8を撮像する位置を高さ方向に連続的に変化させることができる。ここで、両側テレセントリック対物光学系7の焦点位置7dを被検物8の高さ方向へ走査し該焦点位置7dが被検物8表面に到達したとき、撮像素子10に結像される被検物8の反射光の光量が最大となる。演算制御部13は、このときの被検物側レンズ群7aの駆動量から被検物8の高さを求める。
【0016】
またこれと同時に、上述のように回転駆動部12によってニッポウディスク6を回転駆動することで、被検物8に導かれる照明光は該被検物8上をxy平面方向に走査することができる。従って、演算制御部13の制御により、回転駆動部12によってニッポウディスク6を回転駆動し、レンズ群駆動部11によって被検物側レンズ群7aをz方向に駆動することによって、照明光のxy平面方向への走査範囲内の被検物8面全体について高さを測定することができる。
【0017】
以上より、本実施の形態に係る高さ測定装置1は、被検物側レンズ群7aを駆動して平行系部7cの光路長のみを変化させるため、倍率変動を起こすことなく両側テレセントリック対物光学系7の焦点位置7dを被検物8の高さ方向に連続的に走査することができる。これにより、被検物8の高さの高精度な測定を行うことができる。
【0018】
また、本実施の形態に係る高さ測定装置1は、被検物8に最も近い被検物側レンズ群7aのみを駆動する構成であるため、装置1における駆動部分の小型軽量化を図ることができる。このため、駆動に伴う振動に起因する両側テレセントリック対物光学系7の収差変動を抑えることができ、かつ焦点位置7dの走査を高速で行うことができる。従って、被検物面上の同じ箇所について繰り返して高さを測定した場合でも測定値にバラつきがない、いわゆる繰り返し再現性の向上を図ることができる。
尚、駆動に伴う振動をさらに解消して高精度な測定を実現するため、振動が装置1内の他の部材へ伝達しないように、装置1外に設けた支持機構にて被検物側レンズ群7aのみを支持する構成とすることもできる。
【0019】
また、本実施の形態に係る高さ測定装置1は、上述のように両側テレセントリック対物光学系7の結像位置にニッポウディスク6を配置することによってコンフォーカル光学系を構成している。これにより、高いセクショニング効果を得て、被検物の高さ方向の高分解能を実現することができる。また、両側テレセントリック対物光学系7において、撮像側がテレセントリックであることによってニッポウディスク6のピンホール6a成形面のうねり等の影響を防ぐことができる。以上より、被検物8の高さのより高精度な測定を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、被検物の高さを高精度に測定できる高さ測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る高さ測定装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における両側テレセントリック対物光学系を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 高さ測定装置
2 落射照明用光源
3 コレクタレンズ
4 ハーフプリズム
5 リレーレンズ
6 ニッポウディスク(Nipkow Disc)
7 両側テレセントリック対物光学系
7a 被検物側レンズ群
7b 撮像側レンズ群
7c 平行系部
7d 焦点位置
8 被検物
9 ステージ
10 撮像素子
11 レンズ群駆動部
12 回転駆動部
13 演算制御部
14 表示部
K 落射コンフォーカル光学系

Claims (3)

  1. 被検物からの光を光学系を介して撮像手段に結像させて被検物の高さを測定する高さ測定装置において、
    前記光学系は、
    前記被検物からの光を平行光にする被検物側レンズ群と、当該被検物側レンズ群からの前記平行光を結像する撮像側レンズ群とを有する両側テレセントリック光学系を備え、
    前記被検物側レンズ群は、前記両側テレセントリック光学系の焦点位置を光軸方向に走査するべく移動可能に設けられていることを特徴とする高さ測定装置。
  2. 前記光学系は、前記両側テレセントリック光学系における前記撮像側レンズ群の結像面にピンホールを有する部材を備えたコンフォーカル光学系であることを特徴とする請求項1に記載の高さ測定装置。
  3. 前記両側テレセントリック光学系は、1倍光学系であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高さ測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019176749A1 (ja) * 2018-03-15 2021-03-11 パイオニア株式会社 走査装置及び測定装置

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JPWO2019176749A1 (ja) * 2018-03-15 2021-03-11 パイオニア株式会社 走査装置及び測定装置

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