JP2004176601A - Capacity control device and positioning device for radial piston pump or motor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸に対してラジアル方向に各ピストンが摺動するように配置されたラジアルピストンポンプまたはラジアルピストンモータの容量を制御する装置およびラジアルピストンポンプのカムリング、アキシャルピストンポンプの斜板等の位置決めを行う位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
建設機械などの油圧作業機械には、上部旋回体や下部走行体等を駆動するために油圧ポンプ、油圧モータが搭載されている。
【0003】
油圧ポンプの種類の1つに、回転軸に対してラジアル方向に各ピストンが摺動するように配置されたラジアルピストンポンプがある。
【0004】
ラジアルピストンポンプでは、容量調整用アクチュエータによってカムリングが押し付けられ、カムリングの中心が回転軸(主軸)の中心に対して偏心させた位置に位置決めされる。カムリングの偏心量に応じて容量(cc/rev)が定まる。
【0005】
また油圧ポンプの種類の1つに、回転軸に平行に各ピストンが摺動するように配置されたアキシャルピストンポンプがある。
【0006】
アキシャルピストンポンプでは、容量調整用アクチュエータによって斜板が揺動され、斜板が回転軸(主軸)に対して傾転した位置に位置決めされる。斜板の傾転量に応じて容量が定まる。
【0007】
ところで近年建設機械などに油圧ポンプを搭載するに際して、搭載スペースの制約や市場からの要求などにより油圧ポンプ自体の場積を小さくし重量を小さくし油圧ポンプの配置の自由度を向上させたいとの要請がある。このため油圧ポンプに取り付けられる容量調整用アクチュエータに対して小型化、重量低減が要求されている。油圧モータについても同様である。
【0008】
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、ラジアルピストンポンプまたはモータの小型化、重量低減、配置の自由度向上を図ることを第1の解決課題とするものである。
【0009】
また本発明は、ラジアルピストンポンプまたはモータのカムリング、アキシャルピストンポンプまたはモータの斜板等の位置決めを行う位置決め装置を、小型化し重量低減を図ることを第2の解決課題とするものである。
【0010】
本発明の解決課題に関連する一般技術的水準は以下のとおりである。
【0011】
(従来技術1)
下記に掲げる特許文献1には、ラジアルピストンポンプのカムリングの位置を距離センサによって検出し、距離センサの検出信号を増幅器で増幅し、増幅された信号をフィードバック量としてサーボ弁に取り込み、サーボ弁にてピストンを駆動制御してカムリングを目標位置に位置決めするという位置決め装置が開示されている。
【0012】
この特許文献1に記載された位置決め装置は、距離センサ、増幅器、サーボ弁、ピストンで構成されるため、ラジアルピストンポンプの容量調整用アクチュエータとして使用するには場積が大きくなるという問題がある。
【0013】
(特許文献1)
特開平11−50968号公報(特に図1)
【課題を解決するための手段および作用効果】
第1発明は、第1の解決課題を達成するために、
ラジアルピストンポンプまたはモータのカムリング(2)を位置決めすることにより容量を調整するラジアルピストンポンプまたはモータの容量制御装置において、
容量制御圧に応じた位置に位置決めされる制御弁(9)と、
前記制御弁(9)が内蔵され、当該制御弁(9)に追従して動作し前記カムリング(2)を押し付け当該カムリング(2)を位置決めするピストン(8)と
を備えたことを特徴とする。
【0014】
第1発明の容量制御装置では、図1に示すように、ピストン8は制御弁(スプール)9に追従して動作してカムリング2を押しつけ、容量制御圧に応じた位置にカムリング2を位置決めして、容量を調整する。このため従来技術1と同等のサーボ機構が実現される。しかも、この容量制御装置は、ピストン8に制御弁9を内蔵しているので、場積が小さくなり重量が小さくなる。このためラジアルピストンポンプまたはモータが小型化し、重量が低減し、配置の自由度が向上する。
【0015】
第2発明は、第1発明において、
前記制御弁(9、9′)と前記ピストン(8、8′)は、前記カムリング(2)を挟んで対向する位置に設けられていること
を特徴とする。
【0016】
第2発明によれば、図5(a)に示すように、制御弁9、ピストン8と制御弁9′、ピストン8′とが、カムリング2を挟んで対向する位置に設けられており、カムリング2を、ピントルバルブ5の中心に対して両側で偏心させることができる。このため図5(b)に示すように、吐出方向を2方向に変化させることができる両振り型の油圧ポンプ1に適用した場合に、小さな場積で、両吐出方向の容量を調整することができる。
【0017】
第3発明は、第2の解決課題を達成するために、
制御圧に応じた位置に位置決めされる制御弁(9)と、
前記制御弁(9)が内蔵され、当該制御弁(9)に追従して動作し位置決め部材(2、50)を押し付け当該位置決め部材(2、50)を位置決めするピストン(8)と
を備えた位置決め装置であることを特徴とする。
【0018】
第4発明は、第2の解決課題を達成するために、
受圧面(9a)に加えられる制御圧に応じてストロークする制御弁(9)と、前記制御弁(9)が内蔵され、駆動圧に応じて前記位置決め部材(2、50)を押し付けるピストン(8)とが設けられ、
前記制御弁(9)と前記ピストン(8)との間に、前記制御弁(9)が前記ピストン(8)に対して相対的に前記位置決め部材(2、50)側にストロークするに応じて、前記ピストン(8)側に導入される駆動圧が増加し、前記ピストン(8)が前記制御弁(9)に対して相対的に前記位置決め部材(2、50)側にストロークするに応じて、前記ピストン(8)側に導入される駆動圧が減少する絞り(23、25)を形成するとともに、
前記制御弁(9)に、前記制御圧に対向するばね力を発生するばね(10、11)を付与し、
制御圧が前記受圧面(9a)に加えられることにより前記制御弁(9)がストロークし、前記絞り(23、25)を介して導入される駆動圧によって前記ピストン(8)が前記制御弁(9)に追従してストロークし、
前記ばね(10、11)のばね力と制御圧とが釣り合う位置で前記制御弁(9)が位置決めされ、これに応じて前記ピストン(8)が位置決めされる
位置決め装置であることを特徴とする。
【0019】
第3発明、第4発明の位置決め装置では、図1、図6に例示するように、ピストン8は制御弁(スプール)9に追従して動作して位置決め部材(カムリング、斜板)2、50を押しつけ、制御圧に応じた位置に位置決め部材2、50を位置決めする。この位置決め装置は、ピストン8に制御弁9を内蔵しているので、場積が小さくなり重量が小さくなる。このためラジアルピストンポンプまたはモータ、アキシャルピストンポンプまたはモータ等が小型化し、重量が低減し、配置の自由度が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明に係る容量制御装置および位置決め装置の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は実施形態のラジアルピストンポンプの構成を示す。図1のラジアルピストンポンプはたとえば建設機械に搭載され上部旋回体を駆動する油圧モータあるいは下部走行体を駆動する油圧モータの駆動圧源として使用される。
【0022】
図1はラジアルピストンポンプ1を回転軸(主軸)に対して垂直な断面でみた図である。図1は偏心型のラジアルピストンポンプである。
【0023】
同図1に示すように、ラジアルピストンポンプ1は、ケース14の内部に、シリンダブロック3等を収容して構成されている。
【0024】
シリンダブロック3は図示しない回転軸(主軸)と一体に形成されている。
【0025】
ケース14には、円筒形状のピントルバルブ5が回転軸と中心軸を同じくする配置態様で、嵌合により固定されている。
【0026】
ピントルバルブ5にはその円周方向に沿って所定の円周長さに渡りポンプポートPが形成されている。ポンプポートPはピントルバルブ5の外周面に開口している。またピントルバルブ5にはその円周方向に沿って所定の円周長さに渡り吸込みポートSが形成されている。吸込みポートSはピントルバルブ5の外周面に開口している。
【0027】
シリンダブロック3には回転軸(主軸)のラジアル方向に複数のボアが等ピッチで形成されている。各ボア内にはそれぞれピストン4が摺動自在に設けられている。各ピストン4にはシュー49が揺動自在に接続されている。
【0028】
シュー49の外側には、カムリング2が配置されている。カムリング2は、その内周面が各シュー49の摺動面と摺動可能に配置されている。
【0029】
ケース14には、容量制御装置を構成するサーボピストン8、対向ピストン7が回転軸(主軸)を挟むように対向して設けられている。サーボピストン8、対向ピストン7は、回転軸(主軸)の中心に対してカムリング2の中心を偏心移動自在にカムリング2を押しつけ支持している。カムリング2とケース14との間にはカムリング2を滑り移動させるベアリング6が配置されている。
【0030】
シリンダブロック3には、各ボアにそれぞれ連通するシリンダ側ポート4aが形成されている。シリンダ側ポート4aはピントルバルブ5側のポンプポートP、吸込みポートSに対向する部位で開口している。
【0031】
回転軸(主軸)が駆動源であるたとえばエンジンによって回転駆動されると、シリンダブロック3がピントルバルブ5に対して相対的に回転する。これによりシュー49はカムリング2の内周面に沿って摺動する。
【0032】
サーボピストン8、対向ピストン7が作動することにより所定の偏心量だけ回転軸(主軸)の中心に対してカムリング2の中心が偏心される。このためピントルバルブ5とカムリング2が最も接近した位置にピストン4が位置しているときピストン4は上死点状態にあり、その位置よりピントルバルブ5の円周方向に沿って更に半回転したとき、ピストン4はピントルバルブ5とカムリング2が最も離間した位置でピストン4は下死点状態にある。さらにピストン4がピントルバルブ5回りを半回転するとピストン4は下死点〜上死点間を移動する。こうしてピストン4はピントルバルブ5の円周方向に沿って1回転する毎に1ストローク(上死点〜下死点〜上死点)し、その1ストローク量は偏心量の2倍に対応する。ピストン4が1ストロークする過程でそのストローク量に応じた容量(cc/rev)の圧油が吸い込まれ吐出される。
【0033】
すなわちシリンダ側ポート4aが吸込みポートSに連通する位置に、ピストン4が位置したとき、タンクから圧油が吸込みポートS、シリンダ側ポート4aを介してボア内に吸い込まれる。ついでシリンダ側ポート4aがポンプポートPに連通する位置に、ピストン4が位置したとき、ピストン4によって圧縮された圧油はボア内よりシリンダ側ポート4a、ポンプポートPを介して吐出され外部の油圧アクチュエータに供給される。このようにしてカムリング2の偏心量に応じた容量の圧油がポンプポートPを介して外部の油圧アクチュエータに供給される。
【0034】
対向ピストン7は、ケース14に摺動自在に設けられており、対向ピストン7の内側には油室28が形成されるとともに、対向ピストン7にはばね27が付与されている。対向ピストン7では、油室28内の油圧、ばね27のばね力に応じた推力が発生し、カムリング2がサーボピストン8側に押し付けられる。
【0035】
サーボピストン8は、ケース14に摺動自在に設けられており、サーボピストン8の内側には油室20が形成されている。サーボピストン8では、油室20内の油圧に応じた推力が発生し、カムリング2が対向ピストン7側に押し付けられる。ここで対向ピストン7側の油室28内には一定の駆動圧が供給されており対向ピストン7では一定の推力が発生している。
【0036】
これに対してサーボピストン8側の油室20内の駆動圧は、パイロットポート12に供給される容量制御圧に応じて変化し、サーボピストン8の推力は容量制御圧に応じて変化する。このためカムリング2は、サーボピストン8のパイロットポート12に供給される容量制御圧に応じた位置に偏心される。サーボピストン8によってカムリング2が対向ピストン7側に移動するに応じて、容量は最大容量から減少する。
【0037】
図2は図1のサーボピストン8を拡大したものであり実施形態の容量制御装置を示している。
【0038】
同図2に示すように、サーボピストン8には、制御弁であるスプール9が、サーボピストン8に対して摺動自在に内蔵されている。
【0039】
サーボピストン8の外周面には、容量制御圧としてのパイロット圧が供給されるパイロットポート12が形成されている。サーボピストン8にはパイロットポート12に供給されたパイロット圧をサーボピストン8の内側に導くパイロット圧導入用油路21が形成されている。
【0040】
またサーボピストン8の外周面には、同ピストン8を駆動する駆動圧が供給される元圧ポート13が形成されている。サーボピストン8には元圧ポート13に供給された駆動圧をサーボピストン8の内側に導く駆動圧導入用油路22が形成されている。
【0041】
またサーボピストン8には、タンク26とサーボピストン8の内側とを連通するタンク排出用油路24が形成されている。
【0042】
スプール9は、直径D1の小径部と直径D2の大径部とを備え、これら小径部と大径部との段差として形成された受圧面9aを備えている。受圧面9aは、大径部と小径部の受圧面積差((D2)2−(D1)2)π/4に相当する受圧面積を有している。
【0043】
スプール9の受圧面9aは、パイロット圧導入用油路21に応じた位置に形成されている。このためパイロットポート12からパイロット圧導入用油路21を介してスプール9の受圧面9aにパイロット圧が加えられる。
【0044】
スプール9はその受圧面9aにパイロット圧が加えられることにより、カムリング2側にストロークする。
【0045】
スプール9の内側には、スプール9のストローク方向と同方向に伸縮するばね11、ばね10がそれぞれ収容されている。
【0046】
ばね11の一端はサーボピストン8に当接され、ばね11の他端はスプール9に当接されている。また、ばね10の一端はスプール9に当接さればね10の他端は調整用ねじ15に当接されている。調整用ねじ15はロックナット16を介してケース14に固定されている。
【0047】
ばね11が収容されるばね室は、サーボピストン8とスプール9とにより画成され、油室20を構成している。
【0048】
スプール9の内側には油室20(ばね11のばね室)と、ばね10が収容されるばね室とを連通する油路9dが形成されている。
【0049】
スプール9には内側の油室20(ばね11のばね室)とスプール9の外側とを連通する油路9cが形成されている。油路9cは、タンク排出用油路24に応じた位置に形成されている。油路9cとタンク排出用油路24との間で絞り25が形成される。パイロットポート12の圧力が低減するとスプール9が図中上方つまりカムリング2とは反対側にストロークする。スプール9が図中上方つまりカムリング2とは反対側にストロークするに応じて絞り25の開口面積が増加し油室20から油路9c、絞り25、タンク排出用油路24を介してタンク26に排出される。これにより油室20内の駆動圧が減じられサーボピストン8の推力が減少するため対向ピストン7の推力によってカムリング2が上方にストロークする。このためサーボピストン8が上方にストロークする。サーボピストン8が上方にストロークするに応じて絞り25の開口面積が減少し油室20内の駆動圧の減少が抑制される。これによりサーボピストン8はスプール9の移動量だけ図中上方へストロークする。
【0050】
スプール9には内側のばね10のばね室とスプール9の外側とを連通する油路9bが形成されている。油路9bは、駆動圧導入用油路22に応じた位置に形成されている。油路9bと駆動圧導入用油路22との間で絞り23が形成される。パイロットポート12の圧力が増加すると、スプール9が図中下方つまりカムリング2側にストロークする。スプール9が図中下方つまりカムリング2側にストロークするに応じて絞り23の開口面積が増加し、元圧ポート13から駆動圧導入用油路22、絞り23、油路9b、ばね10のばね室、油路9dを介して油室20に供給される圧油が増加する。
【0051】
サーボピストン8では油室20内の駆動圧に応じた推力が発生し、カムリング2を押し付ける。対向ピストン7の受圧面積はサーボピストン8の受圧面積に比較して少ないので、サーボピストン8で発生した推力によってカムリング2は図中下方にストロークし、サーボピストン8が図中下方にストロークする。サーボピストン8が図中下方にストロークすると、絞り23の開口面積が減少し油圧20内の駆動圧の増加が抑制される。これによりサーボピストン8はスプール9の移動量だけ図中下方にストロークする。
【0052】
なおサーボピストン8にはスナップリング28によってシール部材27が固定されており、サーボピストン8の内側にあってスプール9の外側の圧油が外部に漏れないようにシールしている。
【0053】
以下本実施形態の容量制御装置の動作について説明する。
【0054】
定常状態では、図2に示すように、スプール9は、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた図中下向きの力と、ばね11、ばね10による図中上向きのばね力K(ばね11のばね力−ばね10のばね力)とが釣り合っており静止している。また絞り23、絞り25の開口面積が調整されて、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合っており静止している。
【0055】
ここでパイロットポート12に供給されるパイロット圧が増加すると、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた力が、ばね11、ばね10によるばね力Kよりも大きくなり、スプール9は図中下側つまりカムリング2側にストロークする。
【0056】
サーボピストン8に対してスプール9が相対的に図中下方つまりカムリング2側にストロークすると、絞り23の開口面積が増加し、元圧ポート13から駆動圧導入用油路22、絞り23、油路9b、ばね10のばね室、油路9dを介して油室20に供給される圧油が増加し駆動圧が増加する。これによりサーボピストン8で発生する推力が、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力よりも大きくなり、サーボピストン8はカムリング2を対向ピストン7側に押しつけ対向ピストン7側に移動させる。
【0057】
スプール9がカムリング2側に移動しサーボピストン8がカムリング2側に移動したため、ばね11の長さは変化しないがばね10が伸張するためばね11、ばね10による図中上向きのばね力K(ばね11のばね力−ばね10のばね力)が増加する。このためスプール9の移動が抑制される。これにより絞り23の開口面積が減少し、元圧ポート13から駆動圧導入用油路22、絞り23、油路9b、ばね10のばね室、油路9dを介して油室20に供給される駆動圧の増加が抑制される。
【0058】
こうしてスプール9は、増加したパイロット圧に応じた下向きの力と、ばね10による図中上向きのばね力K(ばね11のばね力−ばね10のばね力)とが釣り合う位置で静止する。つまりばね10が図2の状態よりも伸びた、より図中下方の位置に位置決めされる。
【0059】
サーボピストン8は、スプール9が静止した位置決め位置に応じた位置で、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合い、静止する。
【0060】
この結果、サーボピストン8によってカムリング2が図2の状態よりも、より対向ピストン7側に移動し、ラジアルピストンポンプ1の容量が減じられる。
【0061】
一方、図2の状態から、パイロットポート12に供給されるパイロット圧が減少すると、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた力が、ばね11、ばね10によるばね力Kよりも小さくなり、スプール9は図中上側つまりカムリング2から遠ざかる方向にストロークする。
【0062】
サーボピストン8に対してスプール9が相対的に図中上方つまりカムリング2から遠ざかる方向にストロークすると、絞り25の開口面積が増加し、油室20から油路9c、絞り25、タンク排出用油路24を介してタンク26に排出される圧油が増加し、駆動圧が減じられる。これによりサーボピストン8で発生する推力が、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力よりも小さくなり、サーボピストン8はカムリング2に押されつつ対向ピストン7から遠ざかる方向に移動する。
【0063】
スプール9がカムリング2から遠ざかる方向に移動しサーボピストン8が対向ピストン7から遠ざかる方向に移動したため、ばね11の長さは変化しないがばね10が縮退するためばね11、ばね10による図中上向きのばね力K(ばね11のばね力−ばね10のばね力)が減じられる。このためスプール9の移動が抑制される。これにより絞り25の開口面積が減少し、油室20から油路9c、絞り25、タンク排出用油路24を介してタンク26に排出される圧油が減少し、駆動圧の減少が抑制される。
【0064】
こうしてスプール9は、減少したパイロット圧に応じた下向きの力と、ばね10による図中上向きのばね力K(ばね11のばね力−ばね10のばね力)とが釣り合う位置で静止する。つまりばね10が図2の状態よりも縮退した、より図中上方の位置に位置決めされる。
【0065】
サーボピストン8は、スプール9が静止した位置決め位置に応じた位置で、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合い、静止する。
【0066】
この結果、サーボピストン8によってカムリング2が図2の状態よりも、より対向ピストン7から遠ざかる側に移動し、ラジアルピストンポンプ1の容量が増加する。
【0067】
以上のように本実施形態によれば、サーボピストン8はスプール9に追従して動作してカムリング2を押しつけ、パイロット圧に応じた位置にカムリング2を位置決めして、容量を調整するようにしている。このため従来技術1と同等のサーボ機構が実現される。しかも、この容量制御装置は、ピストン8にスプール9を内蔵しているので、場積が小さくなり重量が小さくなる。このためラジアルピストンポンプ1が小型化し、重量が低減し、配置の自由度が向上する。
【0068】
なお調整用ねじ15の頭部を回動しケース14に対するねじ込み位置を調整すると、調整用ねじ15により規制されているばね10の長さを変化させることができる。これによりパイロット圧(容量制御圧)と実際のラジアルピストンポンプ1の容量との対応関係が設定される。調整用ねじ15の調整によりパイロット圧と容量との対応関係が所望の関係に設定されると、調整用ねじ15がロックナット16によってケース14に固定される。
【0069】
上述した図1、図2に示される実施形態に対しては種々の変形が可能である。以下同じ構成要素には同じ符号を付けて重複した説明を省略しつつ説明する。
【0070】
図3は図2に対応する容量制御装置の構成を示している。
【0071】
図2と異なる部分について説明すると、図2ではサーボピストン8のカムリング2に近い図中下方に元圧ポート13が、カムリング2から遠い図中上方にパイロットポート12が形成されているのに対して、図3ではサーボピストン8のカムリング2に近い図中下方にパイロットポート12が、カムリング2から遠い図中上方に元圧ポート13が形成されている。これに対応してスプール9の受圧面9aが、図2よりも図3の方が、よりカムリング2に近い図中下方に形成されている。またシール部材27については図2では、サーボピストン8、スプール9の図中上部に設けられているのに対して、図3では、サーボピストン8、スプール9の図中上部に設けられている
図2、図3では、スプール9に2つのばね10、11を付与してパイロット圧に応じた力とばね力とを釣り合わせるようにしているが、1つのばねを設ける実施も可能である。
【0072】
図4は図2、図3に対応する容量制御装置の構成を示しており、スプール9に1つのばね10のみを付与した実施形態を示している。
【0073】
図4に示すように、スプール9の内側には、スプール9のストローク方向と同方向に伸縮するばね10が収容されている。
【0074】
ばね10の一端はスプール9に当接さればね10の他端は調整用ねじ15に当接されている。
【0075】
定常状態では、図4に示すように、スプール9は、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた図中下向きの力と、ばね10による図中上向きのばね力Kとが釣り合っており静止している。また絞り23、絞り25の開口面積が調整されて、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合っており静止している。
【0076】
ここでパイロットポート12に供給されるパイロット圧が増加すると、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた力が、ばね10によるばね力Kよりも大きくなり、スプール9は図中下側つまりカムリング2側にストロークする。
【0077】
サーボピストン8に対してスプール9が相対的に図中下方つまりカムリング2側にストロークすると、絞り23の開口面積が増加し、元圧ポート13から駆動圧導入用油路22、絞り23、油路9b、油路9dを介して油室20に供給される圧油が増加し駆動圧が増加する。これによりサーボピストン8で発生する推力が、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力よりも大きくなり、サーボピストン8はカムリング2を対向ピストン7側に押しつけ対向ピストン7側に移動させる。
【0078】
スプール9に対してサーボピストン8が相対的に図中下方つまりカムリング2側に移動したことにより絞り23の開口面積が減少し、元圧ポート13から駆動圧導入用油路22、絞り23、油路9b、油路9dを介して油室20に供給される駆動圧の増加が抑制される。
【0079】
こうしてスプール9は、増加したパイロット圧に応じた下向きの力と、ばね10による図中上向きのばね力Kとが釣り合う位置で静止する。つまりばね10が図4の状態よりも縮退した、より図中下方の位置に位置決めされる。
【0080】
サーボピストン8は、スプール9が静止した位置決め位置に応じた位置で、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合い、静止する。
【0081】
この結果、サーボピストン8によってカムリング2が図4の状態よりも、より対向ピストン7側に移動し、ラジアルピストンポンプ1の容量が減じられる。
【0082】
一方、図4の状態から、パイロットポート12に供給されるパイロット圧が減少すると、受圧面9aに加えられるパイロット圧に応じた力が、ばね10によるばね力Kよりも小さくなり、スプール9は図中上側つまりカムリング2から遠ざかる方向にストロークする。
【0083】
サーボピストン8に対してスプール9が相対的に図中上方つまりカムリング2から遠ざかる方向にストロークすると、絞り25の開口面積が増加し、油室20から油路9c、絞り25、タンク排出用油路24を介してタンク26に排出される圧油が増加し、駆動圧が減じられる。これによりサーボピストン8で発生する推力が、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力よりも小さくなり、サーボピストン8はカムリング2に押されつつ対向ピストン7から遠ざかる方向に移動する。
【0084】
スプール9に対してサーボピストン8が相対的に図中上方つまりカムリング2から遠ざかる方向に移動したことにより絞り25の開口面積が減少し、油室20から油路9c、絞り25、タンク排出用油路24を介してタンク26に排出される圧油が減少し、駆動圧の減少が抑制される。
【0085】
こうしてスプール9は、減少したパイロット圧に応じた下向きの力と、ばね10による図中上向きのばね力Kとが釣り合う位置で静止する。つまりばね10が図4の状態よりも伸張した、より図中上方の位置に位置決めされる。
【0086】
サーボピストン8は、スプール9が静止した位置決め位置に応じた位置で、サーボピストン8で発生する推力と、対向ピストン7の推力とカムリング2を介して作用するピストン4の推力とを合計した推力とが釣り合い、静止する。
【0087】
この結果、サーボピストン8によってカムリング2が図4の状態よりも、より対向ピストン7から遠ざかる側に移動し、ラジアルピストンポンプ1の容量が増加する。
【0088】
上述した実施形態では、吐出方向が固定のワンフローウエイ型のラジアルピストンポンプを想定している。しかし本発明は吐出方向を2方向に変化させることができる両振り型のラジアルピストンポンプに適用することができる。
【0089】
図5(a)は図1に対応する図であり、ケース14には、図2と同様な構成のスプール9を内蔵したサーボピストン8、対向ピストン7が回転軸(主軸)を挟むように対向して設けられている。同様にして図2と同様な構成のスプール9′を内蔵したサーボピストン8′、対向ピストン17が回転軸(主軸)を挟むように対向して設けられている。図2と同様な構成のスプール9、サーボピストン8と、同じく同様な構成のスプール9′、サーボピストン8′とが、カムリング2を挟んで対向する位置に設けられている。このためカムリング2を、回転軸(主軸)の中心、ピントルバルブ5の中心に対して両側で偏心させることができる。
【0090】
図5(a)に示す2方向流れ可能なラジアルピストンポンプ1は、たとえば図5(b)に示す油圧回路の構成要素として使用される。図5(b)の油圧回路は、たとえばブルドーザなどのHST(ハイドロ・スタティック・トランスミッション)車に使用される。HST車では、車体の左右の走行体(車輪または履帯)が、左右それぞれに設けられたHSTによって独立して駆動される。HSTの油圧回路では、油圧ポンプ1の一方の吐出ポートから圧油が吐出され油圧モータ60の一方のポートに圧油が流入された場合に油圧モータ60は正回転し車両が前進する。また油圧ポンプ1の他方の吐出ポートから圧油が吐出され油圧モータ60の他方のポートに圧油が流入された場合に油圧モータ60は逆回転し車両が後進する。油圧ポンプ1、油圧モータ60の容量を変化させることにより変速が行われる。
【0091】
図5(a)に示すように、車両を前進方向、後進方向に切り換え、各方向でラジアルピストンポンプ1の容量を変化させるべく、前進後進切り換え用の切換弁40、前進時の容量制御用の電磁比例制御弁31、後進時の容量制御用の電磁比例制御弁32が設けられている。サーボピストン8、8′に供給されるパイロット圧、駆動圧の油圧源としてのパイロット油圧源27、駆動圧源29がそれぞれ設けられている。ここで駆動圧源29はラジアルピストンポンプ1そのものを使用することができる。
【0092】
図示しない操作レバー等により前進指令信号S1が電磁比例制御弁31の電磁ソレノイドに加えられると、電磁比例制御弁31が開側に作動し、パイロット油圧源27からパイロット圧が電磁比例制御弁31を介して切換弁40のパイロットポート40dに加えられる。これにより切換弁40は中立位置40cから前進位置40a側に切り換えられる。このため前進指令信号S1に比例した開度で電磁比例制御弁31が開口し、パイロット油圧源27のパイロット圧が電磁比例制御弁31の開度に応じたパイロット圧に減圧されて切換弁40、油路41を介してサーボピストン8のパイロットポート12に供給される。また駆動圧源27の駆動圧は、切換弁40、油路42を介してサーボピストン8の元圧ポート13に供給される。また駆動圧源27の駆動圧は、切換弁40、油路46を介してサーボピストン8に対向する対向ピストン7の油室28に供給される。なお対向ピストン17、他方のサーボピストン8′のパイロットポート12、元圧ポート13はそれぞれ油路43、油路44、油路45、切換弁40を介してタンク26に連通している。
【0093】
このためサーボピストン8、スプール9は図2で説明したのと同様に動作し、カムリング2は、サーボピストン8のパイロットポート12に供給されるパイロット圧に応じた位置に偏心される。カムリング2は、回転軸(主軸)に対して図中左側に偏心する。このためラジアルピストンポンプ1の一方の吐出方向から前進指令信号S1に応じた容量の圧油が吐出され、車両は前進指令信号S1に応じた速度で前進走行する。
【0094】
これに対して操作レバー等により後進指令信号S2が電磁比例制御弁32の電磁ソレノイドに加えられると、電磁比例制御弁32が開側に作動し、パイロット油圧源27からパイロット圧が電磁比例制御弁32を介して切換弁40のパイロットポート40eに加えられる。これにより切換弁40は中立位置40cから後進位置40b側に切り換えられる。このため後進指令信号S2に比例した開度で電磁比例制御弁32が開口し、パイロット油圧源27のパイロット圧が電磁比例制御弁32の開度に応じたパイロット圧に減圧されて切換弁40、油路44を介してサーボピストン8′のパイロットポート12に供給される。また駆動圧源27の駆動圧は、切換弁40、油路45を介してサーボピストン8′の元圧ポート13に供給される。また駆動圧源27の駆動圧は、切換弁40、油路43を介してサーボピストン8′に対向する対向ピストン17の油室38に供給される。なお対向ピストン7、他方のサーボピストン8のパイロットポート12、元圧ポート13はそれぞれ油路46、油路41、油路42、切換弁40を介してタンク26に連通している。
【0095】
このためサーボピストン8′、スプール9′は図2で説明したのと同様に動作し、カムリング2は、サーボピストン8′のパイロットポート12に供給されるパイロット圧に応じた位置に偏心される。カムリング2は、回転軸(主軸)に対して図中右側に偏心する。このためラジアルピストンポンプ1の他方の吐出方向から後進指令信号S2に応じた容量の圧油が吐出され、車両は後進指令信号S2に応じた速度で後進走行する。
【0096】
なお図5(a)では図2の構成の容量制御装置を想定したが、図5(a)において図3あるいは図4に示す構成の容量制御装置を用いてもよい。
【0097】
上述した実施形態では、ラジアルピストンポンプを想定して説明したが、ラジアルピストンモータにそのまま適用することができる。
【0098】
また上述した実施形態は、ラジアルピストンポンプまたはモータの容量制御装置に限定されることなく斜軸式のアキシャルピストンポンプまたはモータの容量制御装置に適用することができる。
【0099】
図6はアキシャルピストンポンプ1′の斜板50を押し付けて斜板50を揺動させて容量を調整する容量制御装置として、図2に示す容量制御装置を用いた場合を例示している。
【0100】
同図6に示すように斜板50には図2に示す構成と同様にスプール9を内蔵したサーボピストン8が当接されており、パイロット圧に応じた推力でサーボピストン8が斜板50を押し付け揺動させ、斜板50を回転軸(主軸)51に対して傾転した位置に位置決めする。回転軸(主軸)51に対する斜板50の傾転量に応じて、ピストン4′のストローク量が定まり、アキシャルピストンポンプ1′の容量が定まる。図6では、斜板50の傾動を支持するボールの支点位置を、ピストン4′のシューが斜板50に作用する力の合力の作用点位置よりも図中左方にずらす構成をとることにより、ボールに対し図中右側に存在するサーボピストン8の推力に対向する力を発生させるようにして、図1の対向ピストン7と同等の機能を実現している。
【0101】
なお図6の構成はアキシャルピストンモータにそのまま適用することができる。
【0102】
また図6では図2の構成の容量制御装置を想定したが、図6において図3あるいは図4に示す構成の容量制御装置を用いてもよい。
【0103】
また図2、図3、図4に示される構成の装置は、油圧ポンプまたはモータのカムリング、斜板を位置決めする装置に限定されることなく、カムリング、斜板以外の位置決め部材を所望する位置に位置決めする位置決め装置として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態のラジアルピストンポンプの構成を示す図である。
【図2】図2は図1に示す容量制御装置を示す図である。
【図3】図3は図2とは異なる構成の容量制御装置の構成を示す図である。
【図4】図4は図2、図3とは異なる構成の容量制御装置の構成を示す図である。
【図5】図5(a)、(b)はラジアルピストンポンプの両吐出方向の容量を変化させる構成例を示す図である。
【図6】図6は実施形態の容量制御装置をアキシャルピストンポンプに適用した場合を例示した図である。
【符号の説明】
2 カムリング
8 サーボピストン
9 スプール
10、11 ばね
23、25 絞り
50 斜板[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for controlling the capacity of a radial piston pump or a radial piston motor arranged such that each piston slides in a radial direction with respect to a rotation shaft, a cam ring of the radial piston pump, a swash plate of an axial piston pump, and the like. The present invention relates to a positioning device that performs positioning.
[0002]
2. Description of the Related Art
BACKGROUND ART A hydraulic working machine such as a construction machine is equipped with a hydraulic pump and a hydraulic motor for driving an upper swing body, a lower traveling body, and the like.
[0003]
One type of hydraulic pump is a radial piston pump in which each piston slides in a radial direction with respect to a rotation axis.
[0004]
In the radial piston pump, the cam ring is pressed by the displacement adjusting actuator, and the center of the cam ring is positioned at a position eccentric with respect to the center of the rotating shaft (main shaft). The capacity (cc / rev) is determined according to the amount of eccentricity of the cam ring.
[0005]
One type of hydraulic pump is an axial piston pump in which each piston slides parallel to a rotation axis.
[0006]
In an axial piston pump, a swash plate is swung by a displacement adjusting actuator, and the swash plate is positioned at a position inclined with respect to a rotation axis (main shaft). The capacity is determined according to the amount of tilt of the swash plate.
[0007]
By the way, when mounting hydraulic pumps on construction machines in recent years, due to restrictions on mounting space and demands from the market, it is desired to reduce the area of the hydraulic pump itself, reduce the weight, and improve the freedom of arrangement of the hydraulic pump. There is a request. For this reason, there is a demand for miniaturization and weight reduction of the capacity adjusting actuator attached to the hydraulic pump. The same applies to the hydraulic motor.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and a first object of the present invention is to reduce the size, weight, and flexibility of a radial piston pump or motor.
[0009]
Another object of the present invention is to reduce the size and weight of a positioning device for positioning a cam ring of a radial piston pump or a motor and a swash plate of an axial piston pump or a motor.
[0010]
The general technical levels related to the problem to be solved by the present invention are as follows.
[0011]
(Prior art 1)
In
[0012]
Since the positioning device described in
[0013]
(Patent Document 1)
JP-A-11-50968 (particularly FIG. 1)
Means for Solving the Problems and Effects
The first invention is to achieve the first solution,
In a displacement control device for a radial piston pump or a motor for adjusting a displacement by positioning a cam ring (2) of the radial piston pump or a motor,
A control valve (9) positioned at a position corresponding to the displacement control pressure;
A piston (8) having the control valve (9) built therein, operating following the control valve (9), pressing the cam ring (2) and positioning the cam ring (2);
It is characterized by having.
[0014]
In the displacement control device of the first invention, as shown in FIG. 1, the piston 8 operates following the control valve (spool) 9 to press the
[0015]
The second invention is based on the first invention,
The control valves (9, 9 ') and the pistons (8, 8') are provided at positions facing each other across the cam ring (2).
It is characterized by.
[0016]
According to the second invention, as shown in FIG. 5 (a), the
[0017]
The third invention is to achieve the second solution,
A control valve (9) positioned at a position corresponding to the control pressure;
A piston (8) which incorporates the control valve (9), operates following the control valve (9), presses the positioning member (2, 50), and positions the positioning member (2, 50);
It is a positioning device provided with.
[0018]
The fourth invention is to achieve the second solution,
A control valve (9) that strokes according to a control pressure applied to the pressure receiving surface (9a), and a piston (8) that includes the control valve (9) and presses the positioning member (2, 50) according to a driving pressure. ) Is provided,
As the control valve (9) strokes toward the positioning member (2, 50) relative to the piston (8) between the control valve (9) and the piston (8). As the driving pressure introduced to the piston (8) increases, the piston (8) strokes toward the positioning member (2, 50) relative to the control valve (9). Forming throttles (23, 25) for reducing the driving pressure introduced to the piston (8) side,
A spring (10, 11) for generating a spring force opposing the control pressure is applied to the control valve (9),
When the control pressure is applied to the pressure receiving surface (9a), the control valve (9) strokes, and the driving pressure introduced through the throttles (23, 25) causes the piston (8) to move the control valve (9). Stroke following 9),
The control valve (9) is positioned at a position where the spring force of the springs (10, 11) balances with the control pressure, and the piston (8) is positioned accordingly.
It is a positioning device.
[0019]
In the positioning device of the third and fourth inventions, as illustrated in FIGS. 1 and 6, the piston 8 operates following the control valve (spool) 9 to operate the positioning members (cam rings, swash plates) 2, 50. To position the
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a capacity control device and a positioning device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
FIG. 1 shows the configuration of the radial piston pump of the embodiment. The radial piston pump shown in FIG. 1 is mounted on, for example, a construction machine and used as a drive pressure source for a hydraulic motor driving an upper revolving unit or a hydraulic motor driving a lower traveling unit.
[0022]
FIG. 1 is a view of the
[0023]
As shown in FIG. 1, the
[0024]
The cylinder block 3 is formed integrally with a rotating shaft (main shaft) not shown.
[0025]
The
[0026]
A pump port P is formed in the
[0027]
A plurality of bores are formed in the cylinder block 3 at equal pitches in the radial direction of the rotation shaft (main shaft). A
[0028]
The
[0029]
The case 14 is provided with a servo piston 8 and an opposing piston 7, which constitute a capacity control device, facing each other so as to sandwich the rotation shaft (main shaft). The servo piston 8 and the opposing piston 7 press and support the
[0030]
The cylinder block 3 has a cylinder-
[0031]
When the rotating shaft (main shaft) is driven to rotate by a drive source, for example, an engine, the cylinder block 3 rotates relatively to the
[0032]
By operating the servo piston 8 and the opposing piston 7, the center of the
[0033]
That is, when the
[0034]
The opposed piston 7 is slidably provided in the case 14. An
[0035]
The servo piston 8 is slidably provided on the case 14, and an oil chamber 20 is formed inside the servo piston 8. In the servo piston 8, a thrust corresponding to the oil pressure in the oil chamber 20 is generated, and the
[0036]
On the other hand, the driving pressure in the oil chamber 20 on the servo piston 8 side changes according to the displacement control pressure supplied to the
[0037]
FIG. 2 is an enlarged view of the servo piston 8 of FIG. 1 and shows a capacity control device of the embodiment.
[0038]
As shown in FIG. 2, a
[0039]
On the outer peripheral surface of the servo piston 8, a
[0040]
On the outer peripheral surface of the servo piston 8, a
[0041]
The servo piston 8 is formed with a tank
[0042]
The
[0043]
The pressure receiving surface 9a of the
[0044]
The
[0045]
Inside the
[0046]
One end of the spring 11 is in contact with the servo piston 8, and the other end of the spring 11 is in contact with the
[0047]
A spring chamber in which the spring 11 is housed is defined by the servo piston 8 and the
[0048]
An
[0049]
An
[0050]
An
[0051]
In the servo piston 8, a thrust corresponding to the driving pressure in the oil chamber 20 is generated, and presses the
[0052]
Note that a
[0053]
Hereinafter, the operation of the capacity control device of the present embodiment will be described.
[0054]
In a steady state, as shown in FIG. 2, the
[0055]
Here, when the pilot pressure supplied to the
[0056]
When the
[0057]
Since the
[0058]
Thus, the
[0059]
The servo piston 8 has a thrust generated by the servo piston 8 at a position corresponding to the positioning position where the
[0060]
As a result, the
[0061]
On the other hand, when the pilot pressure supplied to the
[0062]
When the
[0063]
Since the
[0064]
Thus, the
[0065]
The servo piston 8 has a thrust generated by the servo piston 8 at a position corresponding to the positioning position where the
[0066]
As a result, the
[0067]
As described above, according to the present embodiment, the servo piston 8 operates following the
[0068]
When the head of the adjusting screw 15 is rotated to adjust the screwing position with respect to the case 14, the length of the
[0069]
Various modifications can be made to the embodiment shown in FIGS. 1 and 2 described above. Hereinafter, the same components are denoted by the same reference numerals, and the description will not be repeated.
[0070]
FIG. 3 shows a configuration of the capacity control device corresponding to FIG.
[0071]
2 will be described. In FIG. 2, a
In FIGS. 2 and 3, two
[0072]
FIG. 4 shows the configuration of the displacement control device corresponding to FIGS. 2 and 3, showing an embodiment in which only one
[0073]
As shown in FIG. 4, a
[0074]
One end of the
[0075]
In the steady state, as shown in FIG. 4, the
[0076]
Here, when the pilot pressure supplied to the
[0077]
When the
[0078]
The opening area of the throttle 23 is reduced by the servo piston 8 having moved relatively downward in the drawing, that is, toward the
[0079]
Thus, the
[0080]
The servo piston 8 has a thrust generated by the servo piston 8 at a position corresponding to the positioning position where the
[0081]
As a result, the
[0082]
On the other hand, when the pilot pressure supplied to the
[0083]
When the
[0084]
The opening area of the
[0085]
Thus, the
[0086]
The servo piston 8 has a thrust generated by the servo piston 8 at a position corresponding to the positioning position where the
[0087]
As a result, the
[0088]
In the above-described embodiment, a one-flow-way type radial piston pump having a fixed discharge direction is assumed. However, the present invention can be applied to a double swing type radial piston pump that can change the discharge direction in two directions.
[0089]
FIG. 5A is a view corresponding to FIG. 1. In the case 14, a servo piston 8 having a built-in
[0090]
The
[0091]
As shown in FIG. 5 (a), the vehicle is switched between the forward direction and the reverse direction, and in order to change the displacement of the
[0092]
When the forward command signal S1 is applied to the electromagnetic solenoid of the electromagnetic
[0093]
Therefore, the servo piston 8 and the
[0094]
On the other hand, when the reverse command signal S2 is applied to the electromagnetic solenoid of the electromagnetic
[0095]
Therefore, the servo piston 8 'and the spool 9' operate in the same manner as described with reference to FIG. 2, and the
[0096]
Although FIG. 5A assumes the capacity control device having the configuration shown in FIG. 2, a capacity control device having the configuration shown in FIG. 3 or FIG. 4 may be used in FIG.
[0097]
In the embodiment described above, the radial piston pump has been described, but the present invention can be applied to a radial piston motor as it is.
[0098]
The embodiment described above is not limited to the displacement control device of the radial piston pump or the motor, and can be applied to the displacement control device of the oblique axis type axial piston pump or the motor.
[0099]
FIG. 6 illustrates a case in which the displacement control device shown in FIG. 2 is used as a displacement control device for adjusting the displacement by pressing the swash plate 50 of the
[0100]
As shown in FIG. 6, a servo piston 8 containing a
[0101]
The configuration shown in FIG. 6 can be applied to an axial piston motor as it is.
[0102]
In FIG. 6, the capacity control device having the configuration shown in FIG. 2 is assumed, but in FIG. 6, a capacity control device having the configuration shown in FIG. 3 or FIG. 4 may be used.
[0103]
Further, the apparatus having the configuration shown in FIGS. 2, 3 and 4 is not limited to a device for positioning a cam ring and a swash plate of a hydraulic pump or a motor. It can be used as a positioning device for positioning.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a radial piston pump according to an embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing a capacity control device shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a capacity control device having a configuration different from that of FIG. 2;
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a capacity control device having a configuration different from those of FIGS. 2 and 3;
FIGS. 5A and 5B are diagrams showing a configuration example in which the displacement of the radial piston pump in both discharge directions is changed.
FIG. 6 is a diagram illustrating a case where the displacement control device of the embodiment is applied to an axial piston pump.
[Explanation of symbols]
2 cam ring
8 Servo piston
9 spool
10,11 spring
23, 25 aperture
50 Swash plate
Claims (4)
容量制御圧に応じた位置に位置決めされる制御弁(9)と、
前記制御弁(9)が内蔵され、当該制御弁(9)に追従して動作し前記カムリング(2)を押し付け当該カムリング(2)を位置決めするピストン(8)とを備えたことを特徴とするラジアルピストンポンプまたはモータの容量制御装置。In a displacement control device for a radial piston pump or a motor for adjusting a displacement by positioning a cam ring (2) of the radial piston pump or a motor,
A control valve (9) positioned at a position corresponding to the displacement control pressure;
A piston (8) which has the control valve (9) built therein, operates following the control valve (9), presses the cam ring (2) and positions the cam ring (2). Radial piston pump or motor capacity control device.
を特徴とする請求項1記載のラジアルピストンポンプまたはモータの容量制御装置。The radial piston pump according to claim 1, wherein the control valve (9, 9 ') and the piston (8, 8') are provided at positions facing each other across the cam ring (2). Motor capacity control device.
前記制御弁(9)が内蔵され、当該制御弁(9)に追従して動作し位置決め部材(2、50)を押し付け当該位置決め部材(2、50)を位置決めするピストン(8)とを備えたことを特徴とする位置決め装置。A control valve (9) positioned at a position corresponding to the control pressure;
A piston (8) which incorporates the control valve (9) and operates following the control valve (9) to press the positioning member (2, 50) to position the positioning member (2, 50); A positioning device characterized by the above-mentioned.
前記制御弁(9)が内蔵され、駆動圧に応じて前記位置決め部材(2、50)を押し付けるピストン(8)とが設けられ、
前記制御弁(9)と前記ピストン(8)との間に、前記制御弁(9)が前記ピストン(8)に対して相対的に前記位置決め部材(2、50)側にストロークするに応じて、前記ピストン(8)側に導入される駆動圧が増加し、前記ピストン(8)が前記制御弁(9)に対して相対的に前記位置決め部材(2、50)側にストロークするに応じて、前記ピストン(8)側に導入される駆動圧が減少する絞り(23、25)を形成するとともに、
前記制御弁(9)に、前記制御圧に対向するばね力を発生するばね(10、11)を付与し、
制御圧が前記受圧面(9a)に加えられることにより前記制御弁(9)がストロークし、前記絞り(23、25)を介して導入される駆動圧によって前記ピストン(8)が前記制御弁(9)に追従してストロークし、
前記ばね(10、11)のばね力と制御圧とが釣り合う位置で前記制御弁(9)が位置決めされ、これに応じて前記ピストン(8)が位置決めされることを特徴とする位置決め装置。A control valve (9) that strokes according to the control pressure applied to the pressure receiving surface (9a);
A piston (8) for incorporating the control valve (9) therein and for pressing the positioning member (2, 50) in accordance with a driving pressure;
As the control valve (9) strokes toward the positioning member (2, 50) relative to the piston (8) between the control valve (9) and the piston (8). As the driving pressure introduced to the piston (8) increases, the piston (8) strokes toward the positioning member (2, 50) relative to the control valve (9). Forming throttles (23, 25) for reducing the driving pressure introduced to the piston (8) side,
A spring (10, 11) for generating a spring force opposing the control pressure is applied to the control valve (9),
When the control pressure is applied to the pressure receiving surface (9a), the control valve (9) strokes, and the driving pressure introduced through the throttles (23, 25) causes the piston (8) to move the control valve (9). Stroke following 9),
The positioning device, wherein the control valve (9) is positioned at a position where the spring force of the springs (10, 11) and the control pressure are balanced, and the piston (8) is positioned accordingly.
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