JP2004174803A - 記録装置 - Google Patents

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隆之 小野
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Abstract

【課題】キャリッジに対してフラグを貼り付ける必要がなく、小型の記録装置にも用いることができ、かつ安価な構成でキャリッジのフラグを安定して検知すること。
【解決手段】キャリッジのホームポジションを検知する検知手段を備えた記録装置であって、前記キャリッジは透明な素材で構成され、前記検知手段は、前記キャリッジの一端に配設され、かつ該キャリッジと同素材で構成されたプリズム形状のフラグと、前記フラグに対向配置された発光素子及び受光素子と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は小型のインクジェット式の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインクジェット記録装置においては、図14に示すように、キャリッジ901にホームポジションフラグ部材900を接着することにより、ホームポジションフラグを形成している。キャリッジが移動してホームポジションに位置する時、透過型のホームポジションセンサ913の発光面913aと受光面913bとの間にホームポジションフラグ900が挟まれる。
【0003】
キャリッジ901がホームポジションにない時は、発光面913aからの光は受光面913bに届き、またキャリッジ901がホームポジションにいる時は、発光面913aからの光がホームポジションフラグ900により阻まれて受光面913bに届かない。この受光面913bでの光の検知・不検知でキャリッジ901がホームポジションに位置しているかどうかを検知している。
【0004】
ホームポジションフラグ900はキャリッジ901の決められた位置に正確に接着されている。この接着の位置がずれると、ホームポジションもずれてしまうことから、ホームポジションフラグ部材の接着は高い精度が要求される。
【0005】
また他の検知方法として、キャリッジとホームポジションフラグを一体で成形する方法もある。一体で成形することで上記のような接着は不要となる。
【0006】
また、上記のホームポジションセンサ部の接着を不要とする従来例として反射型のホームポジションセンサを用いる事もできるが、キャリッジがホームポジションに位置した時にセンサの光を反射させるための反射板をキャリッジに貼り付けておく必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、ホームポジションフラグ部材900をキャリッジ901に接着しているため、インク雰囲気中でも長期間安定した接着力を維持できる一般的でなく高価で特殊な接着剤が必要となる。また超小型モバイルインクジェット記録装置においては、キャリッジをはじめとした各部が相応に超小型化され、超小型のホームポジションフラグ部材900を超小型のキャリッジ901の決められた接着域903に決められた少量の接着剤を用い精度良く貼り付けるのは至難の業であり、作業者の相応の熟練を必要とする。
【0008】
さらに超小型ではホームポジションフラグ部材900とキャリッジ901との接着面積をも制限されるので、頑強な接着が困難となり、組み立て作業中の少しの接触で剥がれるなどして、組立作業者が扱いやすい、また素早く組立が行え、しっかりとしたホームポジションフラグ部が構築できない。
【0009】
また上記他の検知方法として挙げた、キャリッジとホームポジションフラグを一体で成形する従来例においては、フラグ部を不透明な色で着色を行っていた。従来の超小型モバイルインクジェット記録装置においてはキャリッジとサブタンクが一体で成形されることが多く、またトラブルの際のインク供給系のチェックの観点からサブタンクが透明でサブタンク内のインクの残量が目視で確認可能となっている。そのためキャリッジとホームポジションフラグを一体で成形すると、ホームポジションフラグも当然透明となり、透過型のホームポジションセンサの光も透過してしまいホームポジションの検知ができないので、キャリッジのホームポジションフラグ部のみ着色を行っていた。
【0010】
本発明の目的は、キャリッジに対してフラグを貼り付ける必要がなく、小型の記録装置にも用いることができ、かつ安価な構成でキャリッジのフラグを安定して検知することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、キャリッジのホームポジションを検知する検知手段を備えた記録装置であって、前記キャリッジは透明な素材で構成され、前記検知手段は、前記キャリッジの一端に配設され、かつ該キャリッジと同素材で構成されたプリズム形状のフラグと、前記フラグに対向配置された発光素子及び受光素子と、を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本明細書において、「プリント」(「記録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する場合、または記録媒体の加工を行う場合を言うものとする。
【0013】
また、「記録媒体」とは、一般的なプリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものとする。また、「カメラ」とは光学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデバイスを示すものであり、以下の説明において「撮像部」とも称する。
【0014】
さらに、「インク」(「液体」という場合もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈されるべきものであり、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成、記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、記録媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供される液体を言うものとする。
【0015】
尚、本発明が適用される記録ヘッドは、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態、電気機械変換体によって液体を吐出させる形態、静電気あるいは気流を利用して液滴を形成吐出する形態などのインクジェット記録で提案される各種形態が挙げられるが、特に小型化の観点からは電気熱変換体を利用したものが好適に用いられる。
【0016】
以下に本発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。まず、装置全体の概略構成、を説明する。
【0017】
(装置全体の概略構成)
まず、図1から図6に基づいて、記録装置の全体的な概略構成について説明する。本例において説明する装置は、光学的に撮像して電気信号に変換する撮像部と、撮像して得られた電気信号に基づいて画像の記録を行う画像記録部とを備えた情報処理機器として構成されている。
【0018】
装置本体1においては、撮像部100の背面側に画像記録部200が一体的に組み込まれている。画像記録部200は、メディアパック(プリンタ用消耗材収納容器)300から供給されるインクと記録媒体を用いて画像を記録する。本構成では、撮像部100から外装を外して背面側から見た図4から明らかなように、撮像部100の右手側にメディアパック300が挿入され、撮像部100の同図中左手側に画像記録部200が配置される。
【0019】
画像記録部200によって記録を行う場合には、撮像部100における後述の液晶表示部を上側、レンズを下側にするように、撮像部100を置いた姿勢とする(図7等参照)。この記録姿勢において、画像記録部200における後述の記録ヘッドは、インクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢は、撮像部100による撮影状態の姿勢と同様の姿勢とすることも可能であり、上記の記録姿勢に限られることはない。記録動作の安定性の面からは、上記のインクを下向きに吐出する記録姿勢が好ましい。
【0020】
以下に、本例の装置の機械的な基本構成を撮像部の構成、メディアパックの構成、画像記録部の構成とに分けて説明し、また、信号処理系を含む制御系の基本構成及び動作は制御系の構成を説明する。
【0021】
(撮像部)
撮像部100は、基本的には、一般的なディジタルカメラを構成するものであり、後述する画像記録部200と共に撮像部100に一体的に組み合わせられることによって、図1から図3のような外観のプリンタ内蔵のディジタルカメラを構成する。図1から図3において、101はレンズ、102はファインダー、102aはファインダー窓、103はストロボ、104はレリーズボタン、105は液晶表示部(外部表示部)である。
【0022】
撮像部100は、後述するように、CCDを用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッシュメモリカード(CFカード)107への画像の記憶、画像の表示、画像記録部200との間の各種データの授受等をする。109は、撮影された画像を後述の記録媒体Sに記録した場合に、画像が記録された記録媒体Sが排出される排出部109である。図4に示される108は、撮像部100および画像記録部200の電源としての電池である。
【0023】
(メディアパック)
図4乃至図6に示すメディアパック300は、撮像部100に対して着脱可能であり、本例の場合は、矢印F1方向から撮像部100の挿入部2(図3参照)内に差し込まれることによって、図1のように撮像部100に装着される。挿入部2は、メディアパック300が装着されたときに開かれ、それが矢印F2方向に引き出されたときには図3のように閉じられる。メディアパック300は、パック本体301とカバー302との間に、インク収容部、記録媒体収容部、および廃インク収容部などが構成されている。
【0024】
(画像記録部)
本実施形態の画像記録部200は、インクジェット方式の記録ヘッドを用い、この記録ヘッドをプリンタ媒体に対して走査するとともにその走査方向とほぼ直交する方向に記録媒体を所定量づつ搬送することを繰り返すことによって記録媒体上に撮像画像等をプリントして行く、いわゆるシリアル方式を採用したものである。
【0025】
また、本実施形態のプリンタ本体では、装着されたメディアパック300内のインクパックからキャリッジに搭載された記録ヘッドへのインク供給は、少なくとも記録時にはインク供給経路と記録ヘッドとの連結が分離された状態にあり、適時にインク供給経路と記録ヘッドとを連結してインク供給可能状態としインク供給を行う方式(以下では、便宜的にピットイン方式と表現する。)によって行なう。すなわち、キャリッジには、極わずかな量を貯留するサブタンクのみが搭載されている。
【0026】
そして、キャリッジがその移動によってインク供給用ポジションに到達したときこのサブタンクとメディアパック300内のインクパックとの間に、上記インク供給用ポジションに配されたジョイント部を介して供給経路が形成され、これにより、サブタンク内にインクを供給するものである。そして、このサブタンクへのインク補給に際して、サブタンク内を負圧としてインクパックからインクを導入するためのポンプも設けられる。
【0027】
上述のようにキャリッジに搭載するものはサブタンクと後述のピットイン時にジョイントするインク供給用の針、ホームポジション位置検知用のホームポジションフラグのみという極めて単純な構造のため、本実施形態ではサブタンクとホームポジションフラグが一体で成型され、キャリッジを構成している。
【0028】
トラブル時におけるサービスマンの点検等で、サブタンクにきちんとインクが供給されているか容易に確認(視認)できなければならない観点から、サブタンクは透明な材料で成型されていることが必須である。上述のように本実施形態ではサブタンクがキャリッジと一体なので、サブタンク及びホームポジションフラグ、キャリッジが一体で透明となっている。
【0029】
図7は画像記録部200をメディアパック300の装着部側から見た斜視図であり、図8は同本体を上記装着部側とは反対側から見た斜視図であり、構造部材をなすシャーシの上面やキャリッジおよびその移動のための機構、さらには記録媒体を搬送するためのローラ等を除いて示す図であり、さらに、図9は上記メディアパックの装着部を左側とした姿勢で画像記録部200を側方から見た断面図である。
【0030】
これらの図に示されるように、画像記録部200は、ほぼ直方体をなし、また、その縦、横の長さに比較して高さが短い薄い形状のものである。シャーシ201は、画像記録部200の構造部材を形成するとともに、上記直方体の外形を形成するものである。すなわち、シャーシ201は、上記直方体を成す6面のうち、図7に示す二つの面を除いてほぼ全ての面を覆うように組み立てられる。このシャーシ201によって、画像記録部200を構成する要素が固定され、あるいは回動自在に軸支されることにより、本プリンタ本体の各機構が形成される。すなわち、本実施形態の画像記録部200は、上記シャーシ201による直方体の内部において、大別して、給送・搬送機構、キャリッジ移動機構、インク供給・回復機構およびパック接続機構を有している。
【0031】
図7に示す、上記直方体の横と高さの辺で囲まれた開口は、上述したメディアパック300を装着するための開口である。また、縦と横の辺で囲まれた比較的広い面は、その一部のみがシャーシ201によって覆われ、その覆われていない部分は、記録ヘッドを搭載したキャリッジ202の幅にほぼ相当する幅を有してキャリッジ202の移動する範囲に延在している。
【0032】
給送・搬送機構は、図9にその全体の概略構成が示されるように、まず、メディアパック300が装着される同図中左端部に、ピックアップローラ203とこれに記録媒体を適切な圧力で押圧するための押圧板204が配される。ピックアップローラ203は、ローラアーム205によって回動自在に軸支されるとともに、このアーム205がASFコネクト軸206によって回動自在に軸支されることにより、所定の角度範囲を回動できるよう構成されている。同様に、押圧板204も回動できるよう構成され、これにより、装着されるメディアパック300に対してこれらピックアップローラ203および押圧板204がその内部に入り込んで直接(厳密には、押圧板はシートを介して)記録媒体を挟み込むことを可能としている。そして、後述されるように、以下で説明されるPFローラ207やローラアーム205もしくはASFコネクト軸206に設けられたギア列を介して伝達されるLFモータ(不図示)の駆動力によってピックアップローラ203が回転するとともに、このローラに対して、押圧板204により記録媒体が適切な押圧力で押し付けられる。これにより、記録媒体は、1枚ずつピックアップされて画像記録部200内に給送される。
【0033】
ピックアップローラ203は、図7に示すように、その長手方向の長さは、メディアパック300内の記録媒体の幅より短く、メディアパック300を装着するための開口の端部近傍に設けられる。また、押圧板204は、その幅が上記ピックアップローラ203の幅よりさらに短い。従って、その押圧時には記録媒体をピックアップローラ203の一部に対してのみ押圧する。このように、本プリンタの給送機構は、給送すべき記録媒体の一部とのみ係合してその給送を行なうこととなる。
【0034】
給送・搬送機構としては、図9に示すように、上記ピックアップローラ203等による給送方向の下流側(同図中、右方)において、キャリッジ202の移動範囲(その移動方向は、同図の紙面に垂直な方向)を挟む位置にそれぞれPFローラ207およびピンチローラ208の組と、PFローラ209およびピンチローラ210の組が配される。
【0035】
これらのPFローラ207および209の回転駆動は、本プリンタ本体において、上記ピックアップローラ等の給送機構が設けられる部位とはほぼ対角の位置に配されたLFモータや、その駆動力を伝達する、上記給送機構が設けられた端部とは、上記開口に関して反対側の端部のシャーシ側面に配されたギア列によって行なわれる。このように、キャリッジ202の移動範囲に関して記録媒体搬送の上流側および下流側にそれぞれ配されたPFローラ207とピンチローラ208の組およびPFローラ209とピンチローラ210の組により、キャリッジ202に搭載された記録ヘッドの走査に伴う所定量の記録媒体搬送が行なわれる。
【0036】
そして、この動作が繰り返されてプリントが終了すると画像記録部200の外、すなわち、カメラの撮像部100の外に排出される。この記録媒体の搬送経路において、図7、図9に示されるように、キャリッジ202の移動範囲の下方には、プラテン211が配設される。これにより、搬送される記録媒体は、そのプリントが行なわれる面とは反対側の面がこのプラテン211によって摺動しつつ支持され、記録媒体の平坦性が保証されることになる。
【0037】
なお、上流側のPFローラ207と上述の押圧板204とは同軸で軸支されるが、押圧板204は、後述されるように、その押圧力が適切に調整されるよう、アームバネの摩擦力を介して回転するものである。ピックアップローラ203を軸支するローラアーム205についても同様、それを軸支するASFコネクト軸(不図示)の回動に対して、ローラバネ(不図示)の摩擦力を介して回動するものであり、これにより、給送に際して、押圧板と同様、適切な押圧力を記録媒体に付与することが可能となる。
【0038】
次に、キャリッジ移動機構は、図7や図9に示されるキャリッジ202やリードスクリュー212等、キャリッジ202を移動させるための機構である。リードスクリュー212は、プリンタ本体をなす上記直方体の横の辺、すなわち、長手方向に沿って全体に延在するよう設けられ、同様にキャリッジ202のガイド軸213(図9、図10参照)がリードスクリュー212と並行に設けられる。また、リードスクリュー212を回転させるための駆動力を発生するキャリッジモータ(CRモータ;不図示)が、図9において右側である、記録媒体搬送の下流側に設けられる。
【0039】
キャリッジ202は、それに設けられたスクリューピン(不図示)がリードスクリュー212の外周部に形成された一条の螺旋溝に係合するとともに、リードスクリュー212がキャリッジモータの駆動力によって回転することによって、上記ガイド軸213に沿って移動することができる。
【0040】
キャリッジ202には、サブタンクとしてのインク室214Y、214M、214Cがそれぞれプリントに用いられるインクの種類イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)ごとに設けられる。各インク室は、上述したように、例えば記録媒体1ページ分のプリントができるだけのごく少量のインクを貯留可能な容量を有したものである。このため、所定の間隔で、メディアパック300のインクパックからのインク補給が必要となる。また、これらのインク室の下部には、上記各種類のインクごとの記録ヘッド215Y、215M、215Cが設けられる。これらの記録ヘッドは、その走査方向、すなわち、図9の紙面に垂直な方向に配列するものであり、各色の記録ヘッド215は、上記走査方向とほぼ直交する方向に複数のインク吐出口(以下、ノズルともいう。)を配設している。それぞれの記録ヘッドにおいて、それぞれのノズルに連通して液路が形成され、この液路には、電気熱変換素子およびこれに電気信号を供給するための電極配線等が設けられている。これにより、記録ヘッドは、電気熱変換素子が発生する熱エネルギーを利用して液路内のインクに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によって対応するノズルからインクを吐出することができる。そして、このインク吐出に伴い、それぞれの液路には、主に毛細管力によって、上述のインク室から対応する記録ヘッドの共通液室を介してインクが供給される。
【0041】
以上の構成を有するキャリッジ202は、その移動が本プリンタにおける種々のモードに応じて行なわれる。すなわち、リードスクリュー212がキャリッジのホームポジションの位置を基準として、所定量の時計回りおよび反時計回りの一方または双方の回転を行なうことによって、これら各モードの動作が行なわれる。例えば、プリント動作時には、リードスクリュー212が時計回りおよび反時計回りに回転することにより、キャリッジ202は所定範囲のプリント領域を往復し、これにより、キャリッジ202に搭載された記録ヘッド215Y、215M、215Cの記録媒体に対する走査が可能となる。また、記録ヘッドの移動に伴ってそのノズルが配設された面を所定の部材で掃拭するワイピングのための移動では、キャリッジ202はホームポジション近傍の所定範囲を往復する間に、ワイパー(不図示)が記録ヘッドの上記ノズルが配設された面と係合してワイピングが行なわれる。
【0042】
さらに、記録ヘッドの各インク室へインクを補給する、いわゆるピットイン動作では、キャリッジ202は、リードスクリュー212の所定の回転によって、図8に示される、ホームポジション近傍に配設されたジョイント部材216まで移動する。これにより、ジョイント部材216の各インクごとのジョイント217Y、217M、217Cに、キャリッジに設けられたインクごとのインク補給用針(不図示)が挿入され、また、同様に、その一連のキャリッジの移動動作により、キャリッジ202に設けられた空気吸引用孔(不図示)が上記ジョイント部材216に設けられた空気吸引用キャップ218に接合される。
【0043】
これにより、ポンプ(不図示)の動作に伴い、キャリッジ202内の各インク室214Y、214M、214Cにインクが補給される。また、このジョイント部材216との接合位置で各記録ヘッドのノズルが配設された面は、図8に示されるキャップ219に対向する位置にあり、キャップ219が上昇することにより、上記面を覆うことができる。このキャッピングにより、本プリンタがプリント動作を行なわないときにノズルを介したインク溶剤等の蒸発を低減させることができる。
【0044】
また、このキャッピング状態で、各ノズルを介して液路内から粘度が上昇している可能性のあるインク等を排出する吸引回復処理を、上記ポンプを利用して行なうことができる。さらに、キャリッジ202は、リードスクリュー212の所定の回転によって、所定のタイミングでキャップ219の位置へ移動し、この位置で各記録ヘッドのノズルからキャップ内へインクを吐出する、予備吐出を行なう。
【0045】
キャリッジ202の一部には、図7に示されるように、フレキシブル基板220の一端が固定される。これにより、本プリンタにおいて基板状の形態で構成される制御部と記録ヘッドとのプリント信号などの授受が可能となる。そして、本実施形態では、フレキシブル基板220がキャリッジ202に取り付けられる部分の中央部において、フレキシブル基板の一部を欠くように孔が形成され、また、キャリッジのその固定する部分の裏側に発光素子および受光素子からなるエンコーダ検出素子が設けられる。
【0046】
一方、エンコーダ用の、等間隔の被検出マークが記されたスケールは、図7に示される画像記録部200の姿勢において上方で、シャーシ201をなすパネルの裏側において延在する。これにより、キャリッジ202の移動に伴い、上記孔を介し、エンコーダ検出素子は上記スケールの被検出マークを光学的に検出することができる。そして、記録ヘッドの走査に伴い、この検出によるエンコーダ信号に基づいたタイミングで各記録ヘッドからインク吐出を行ない、これにより、記録媒体上の所定位置に順次インクドットを形成して行くことができる。
【0047】
次に、インク供給・回復機構は、上述のジョイント部材216を介したキャリッジ202の各インク室へのインク補給と吸引回復のための機構であり、主に、それらのインク移送のための負圧を発生するポンプに関するものである。
【0048】
図8および図9に示されるように、ポンプ221は、画像記録部200においてメディアパック300の装着部とは反対側の端部の、ほぼ中央部に配される。ポンプ221は、図9に示されるように、その内部を摺動するピストン(不図示)は、その横断面の形状が楕円形状をなすものである。そして、これに従い、そのケース部材をなすシリンダの横断面形状も楕円形状をなす。
【0049】
ポンプ221の長手方向と並行に、キャリッジ用のリードスクリュー212とは別のリードスクリュー222が本画像記録部200をほぼ縦断する範囲に延在するよう設けられる。このリードスクリュー222には、ポンプ221のシリンダおよび上述のワイパーを動作させ、また、メディアパック300から記録媒体を給送する際のAFSトリガを動作させるための、クロス状の二条の螺旋溝222aと、上述のキャプ219やジョイント部材216を動作させるための一条の螺旋溝222bとが形成されている。
【0050】
ポンプ221の構成部材として、ピストンとピストン軸を介して接続するポンプ駆動アーム223が設けられる。このポンプ駆動アーム223には、上記リードスクリュー222と並行に延在する部分があり、この部分の一部がリードスクリュー222の上記螺旋溝222aに係合することにより、ポンプ駆動アーム、従って、ピストンのポンプ動作のための移動が可能となる。なお、この移動では、ポンプ駆動アーム223の一部と係合するガイド軸213が、その移動を案内する。
【0051】
ポンプ222のこのポンプ動作によって、上述したピットインによるインク補給の際、キャリッジ202の各インク室からの空気の吸引を行なってそれぞれのインク室を負圧にしてこれにインクを補給する動作、また、記録ヘッドをキャッピングした状態にあるキャップ219内から空気を吸引してその内部を負圧とし、およびそれに伴って廃インクを吸引する動作を行なう。この吸引で排出された廃インクは、ピストン軸やポンプ駆動アーム223内の管を通って廃インク連結チューブ224や、インク針ホルダ225に保持される廃インク用針226を通り、最終的には、装着されるメディアパック300内に設けられたインク吸収体に導かれる。このポンプアーム223の螺旋溝222aに係合した移動は、また、ワイパーの動作やメディアパック300からの記録媒体にかかるAFSトリガの動作を可能とするものでもある。
【0052】
リードスクリュー222の他方の螺旋溝222bには、切替えスライダ227の一部が係合し、これにより、キャップレバーアーム228を介した、キャップ219の上下の移動が可能となる。
【0053】
最後に、パック接続機構は、上述した給送にかかる機構以外のメディアパックとの接続にかかる機構である。具体的には、主にメディアパック300からのインク供給と、本プリンタ本体で排出されたインクのメディアパック300内への導入に関するものである。
【0054】
図7に示されるように、画像記録部200のメディアパック300を装着するための開口部には、メディアパック300の装着に伴ってその各要素と係合する要素が配置される。
【0055】
上述した記録媒体給送のためのピックアップローラ203および押圧板204(図7には不図示)の他、メディアパック300内のインク色ごとの各インクパックからキャリッジ202のそれぞれ対応するインク室へインクを導入するためのインク供給針229C、229M、229Yが配設される。また、これらの供給針に隣接して記録ヘッドの吸引回復処理や予備吐出によってキャップ内に排出された廃インクをメディアパック300内のインク吸収体に導くための廃インク用針226が設けられる。これらの針は、前述したように、メディアパック300の装着動作に伴い、その内部のジョイントにおける各ポートP1〜P4それぞれのゴム栓と貫いて係合する。
【0056】
図8に示すように、インク供給用針229C、229M、229Yは、これらの針を保持する針ホルダ225やこれと一体の部材に形成された溝によって構成される経路を介して上述したジョイント部材216の対応するジョイント217C、217M、217Yと連通する。同様に、廃インク用針226は、上記ホルダ225に形成された溝による経路や上述した廃インク連結チューブ224を介してポンプ221のポンプ駆動アーム223内部の所定の経路に連通する。
【0057】
また、各針は、メディアパックの非装着時は針キャップ230によって被覆されている。すなわち、パックの非装着時は、各針に設けられた戻しバネ231によってキャップ230は針の前方に付勢され、これにより、パックの非装着時はそれぞれの針の先端はキャップ231によって覆われる。一方、パックが装着されるときは、パックの装着動作によって上記戻りバネ231の付勢力に逆らいキャップ230は各針の手前に移動して針の先端が現われ、パック内の上記ジョイントに対して挿入される。
【0058】
また、上記開口部には、コネクタ232が配設される。このコネクタ232は、メディアパック300に設けられたEEPROMのコネクタと接合し、本プリンタ本体の制御部による上記EEPROMに対する書き込みおよび読取りを可能とするものである。
【0059】
さらに、上述の針とコネクタとの間には、図8に示されるように、インク吸収体233が設けられる(図7では、この吸収体が外された状態が示されている。)。このインク吸収体233は、プラテン211(図9参照)の下側のほぼ全面に展開されたインク吸収体234の一部と接続しており、一方、メディアパック300が装着されたとき、メディアパックの開口部301L内に入り込み、その内部のインク吸収体と当接する。
【0060】
これにより、プリント時に記録ヘッドから吐出されたインクの一部を吸収体234によって吸収し、この吸収したインクを吸収体233を介してメディアパック300内の上記インク吸収体に導くことが可能となる。すなわち、本画像記録部200において排出されるインクのうち、吸引回復処理や予備吐出によって排出されるインクは、上述のようにキャップ219によって受けられて上記廃インク用針226を介してメディアパック内のインク吸収体に導かれる。これに対し、本実施形態では、プリントに際して長方形をなす記録媒体の各辺に余白を持たせずに画像等のプリントを行なう。
【0061】
このため、インクは実質的にこれらの辺を越えて記録媒体の外にも吐出され、これらのインクを上記インク吸収体234によって受けとる。そして、これらの吸収されたインクは、その保持量の増加に従い、インク吸収体233に至り、最終的にメディアパック内のインク吸収体に導かれる。
【0062】
なお、メディアパックとの接続部に配されるインク吸収体233は、焼結多孔質体よりなるものであり、他のインク吸収体より硬い材料で形成されている。これにより、メディアパック300の装着動作もしくはそれによるインク吸収体との当接により、インク吸収体233が消耗することを低減することが可能となる。以上が本プリンタの概略説明である。
【0063】
(本発明の特徴部分の詳細構成)
以上に装置本体1の概略を説明した、本画像記録部200のキャリッジ位置検知手段について、その詳細な構成について説明する。本実施形態においては、キャリッジ202の移動位置を検出するための検出手段として、フレキシブル基板に接続されたエンコーダ検出素子とスケールとを備えたものが用いられている。
【0064】
図10乃至図12はこのキャリッジ202の位置検出手段を具体的に示す図である。エンコーダ検出素子235は、発光面および受光面をそれぞれ上方に向けて並設してなる発光部236と受光部237とを有し、キャリッジ202の側面部に固定されている。そして、エンコーダ検出素子235の上面部には、フレキシブル基板220の一端部が固定されており、発光部236および受光部237との電気的接続がなされている。
【0065】
但し、フレキシブル基板220において、エンコーダ検出素子235の発光面および受光面との対向位置には、孔220aが形成されており、エンコーダ検出素子235の発光部236から発せられた光は、前記孔220aを介してその上方に配置されたスケール238に照射され、スケール238から反射された光は前記孔220aを通過して受光部237にて受光されるようになっている。ここで、スケール238には、断続的に光反射部と被反射部とが形成されているため、キャリッジ202と共に移動するエンコーダ検出素子235からは断続的にパルス状の信号が送出されることになる。従って、このパルス状の信号を制御系においてカウントすることにより、キャリッジ202の移動位置を検出することができる。
【0066】
尚、キャリッジ202のカウント開始位置は、種々設定可能であるが、ここでは、図10及び図12に示すようにホームポジションセンサ239を設け、このホームポジションセンサ239によってキャリッジ202のホームポジションを検出し、そのホームポジションをキャリッジ202の1回の走査におけるカウント開始位置としている。
【0067】
また、キャリッジ202の移動に伴ってフレキシブル基板220は、図12に示すようにU字状に撓むよう形成されており、この点は、この実施形態も通常のプリンタと同様である。
【0068】
但し、通常のプリンタは、U字状に撓むフレキシブル基板220の上側部分220Aと下側部分220Bとの間の空間は、フレキシブル基板220の屈曲部220Cがキャリッジ202共に移動する空間Sとなっているため、部材を配置し得ない空間として認識されていた。つまり、このフレキシブル基板220の上側部分220Aと下側部分220Aとの間の空間Sはフレキシブル基板220以外の部材のためには全く利用されていない状態にあった。これに対し、この実施形態においては、キャリッジ202及びフレキシブル基板220の屈曲部220Cと共に移動するエンコーダ検出素子235を配置している。このため、フレキシブル基板220の屈曲部220Cとの干渉もない。
【0069】
このように、本実施形態では、これまで使用不能とされていた空間を有効に利用して比較的大型のエンコーダ検出素子235を配置することができるため、通常の記録装置に比べ実装スペースを大幅に削減することが可能となる。
【0070】
加えて、本実施形態では、画像記録部200を薄型に構成するため、キャリッジ202の上面をシャーシ201の上面よりごく僅かに下方に設定しており、シャーシ201の上面に平板状の外装材が固定された場合にも、殆どキャリッジ202との間に隙間を形成しないような構成となっている。このように、エンコーダ検出素子235がキャリッジ202より上方に突出しないような配置構造を採ることは、薄型を図る上で極めて有効である。
【0071】
(ホームポジション検知の詳細説明)
ここで本実施形態におけるホームポジションの検知について詳細に説明する。図10と図13はホームポジションセンサ部の外観図で、ホームポジションセンサ239は発光素子239aと受光素子239bを併設してなる、ごく一般的な反射型センサであり、キャリッジ本体部に固定されている。また発光素子239aにより発光される光線240a、および受光素子239bに受光される光線240bとしては、赤外線光が適用されている。
【0072】
本実施形態ではホームポジションセンサ239とキャリッジのホームポジションフラグ241によりキャリッジのホームポジションを検知している。図13に示すように、ホームポジションフラグ241は、第一傾斜界面241aと第二傾斜界面241bから構成されるプリズム構造となっている。第一傾斜界面241aおよび第二傾斜界面241bは共にキャリッジと45°の角度をなし、また第一傾斜界面241aと第二傾斜界面241bは90°の角度をなしている。
【0073】
このプリズムは前述の通りサブタンク、キャリッジおよびセンサフラグが一体で成形され、またトラブルの時におけるサブタンクのインク供給系確認の観点から透明であることが必須である。またサブタンクにて長期間インクと接していても浸食されないことも必須であることから、本実施形態ではポリサルフォンで成形している。
【0074】
<キャリッジがホームポジションに位置していない場合>
発光素子239aから発光された光線は鉛直方向上向きに進み、受光素子239bに感知されない。
【0075】
<キャリッジがホームポジションに位置している場合>
図13はキャリッジ202がちょうどホームポジションに位置している時の図である。発光素子239aから発光された光線240aは鉛直方向上向きに向かい、ホームポジションフラグ241の第一傾斜界面241aで反射し90°曲げられる。同様に第二傾斜界面241bでさらに90°に曲げられ、鉛直下向きに進む。鉛直下向きに進んだ光線240bは受光素子239bに感知される。受光素子239bによるこの光の感知にてキャリッジがホームポジションに位置していることを判断している。
【0076】
このようにキャリッジに透明な材料を用いてサブタンクとセンサフラグを一体にし、さらに材料によって決まる光の反射率とセンサ光の波長と反射角を考慮した形状に成形することで、安定したセンサフラグを形成することが可能なだけでなく、サブタンクに内在するインクの視認性も良く、また従来の組み立て作業者によるセンサフラグの接着といった熟練を要する作業が一切排除できる。
【0077】
また、安定したホームポジション部が構成されるため、このような構成を採ることはコスト的にも機能的にも有利である。また透過型センサを用いた場合は発光素子と受光素子をホームポジションフラグの上下に設けなければならないが、反射型のセンサを用いることにより発光素子と受光素子をホームポジションフラグの下側のみにまとめられ、さらに反射型に必須の反射板も不必要なので、少しのスペースでも減らしたい超小型インクジェットプリンタではこの構成を採ることは省スペース化にきわめて有利である。
【0078】
[実施態様]
その他、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0079】
[実施態様1]
キャリッジのホームポジションを検知する検知手段を備えた記録装置であって、
前記キャリッジは透明な素材で構成され、
前記検知手段は、
前記キャリッジの一端に配設され、かつ該キャリッジと同素材で一体に構成されたプリズム形状のフラグと、
前記フラグに対向配置された発光素子及び受光素子と、
を有することを特徴とする記録装置。
【0080】
[実施態様2]
実施態様1に記載の記録装置において、
前記光学検知手段の発光素子と受光素子が同一面内に在り、前記キャリッジがホームポジションに在る時だけ、発光素子からの光が前記フラグにより反射されて前記受光素子に届くことを特徴とする記録装置。
【0081】
[実施態様3]
実施態様1又は2に記載の記録装置において、
前記キャリッジ上にインク室が一体的に形成されていることを特徴とする記録装置。
【0082】
[実施態様4]
実施態様1乃至3のいずれかに記載の記録装置において、
前記キャリッジは、走査経路に沿って往復移動するシリアル方式であることを特徴とする記録装置。
【0083】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、ホームポジションの検知手段が、キャリッジの一端に配設されかつ該キャリッジと同素材で一体に構成されたプリズム形状のフラグと、該フラグに対向配置された発光素子及び受光素子と、を有する。
【0084】
フラグがキャリッジと一体に構成されることにより、例えば小さい接着面積でも粘着力の落ちない高価な接着剤による貼付をしなくともよいため、記録装置の小型を容易に図ることができ、フラグをプリズム形状にすることにより、安価な構成でキャリッジのフラグを安定して検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な記録装置の正面図である。
【図2】図1のカメラの斜め前方からの斜視図である。
【図3】図1のカメラの斜め後方からの斜視図である。
【図4】図1のカメラの内部における主要構成部の配置関係を示す斜視図である。
【図5】図1におけるメディアパックを表面側から見た斜視図である。
【図6】図5のメディアパックを裏面側から見た斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるプリンタ本体を示す斜視図である。
【図8】プリンタ本体を、シャーシの一部を除いて示す斜視図である。
【図9】プリンタ本体の側方から見た断面図である。
【図10】プリンタ本体における、特に、キャリッジと一体に取り付けられたエンコーダ検出素子に関する構成を示す斜視図である。
【図11】エンコーダ検出素子を構成する発光素子と受光素子を示す図である。
【図12】エンコーダおよびエンコーダスケールとキャリッジに接続されるフレキシブル基板との関係示す図である。
【図13】ホームポジションセンサ発光面からの光のホームポジションフラグ透過の一例を示す図である。
【図14】従来のホームポジションセンサ部を示す図である。
【符号の説明】
S …記録媒体、1 …装置本体、2 …挿入部、
100 …撮像部、
101 …レンズ、102 …ファインダー、103 …ストロボ、
104 …レリーズボタン、105 …液晶表示部、
107 …コンパクトフラッシュメモリカード、108 …電池、109 …排出部、
200 …画像記録部、201 …シャーシ、202 …キャリッジ、
203 …ピックアップローラ、204 …押圧板、205 …ローラアーム、
206 …コネクト軸、207 …PFローラ、208 …ピンチローラ、
209 …PFローラ、210 …ピンチローラ、211 …プラテン、
212 …リードスクリュー、213 …ガイド軸、214 …インク室、
215 …記録ヘッド、216 …ジョイント部材、217 …ジョイント、
218 …空気吸引用キャップ、219 …キャップ、
220 …フレキシブル基板、220A …上側部分、220B …下側部分、
220C …屈曲部、221 …ポンプ、222 …リードスクリュー、
222a …螺旋溝、222b …螺旋溝、223 …ポンプ駆動アーム、
224 …廃インク連結チューブ、225 …インク針ホルダ、226 …廃インク用針、
227 …スライダ、228 …キャップレバーアーム、229 …インク供給針、
230 …針キャップ、231 …バネ、232 …コネクタ、233 …インク吸収体、
234 …インク吸収体、235 …エンコーダ検出素子、236 …発光部、
237 …受光部、238 …スケール、239 …ホームポジションセンサ、
239a …発光素子、239b …受光素子、240b …光線、
241 …ホームポジションフラグ、
241a …第一傾斜界面、241b …第二傾斜界面、
300 …メディアパック、301 …パック本体、301L …開口部、
302 …カバー、

Claims (1)

  1. キャリッジのホームポジションを検知する検知手段を備えた記録装置であって、
    前記キャリッジは透明な素材で構成され、
    前記検知手段は、
    前記キャリッジの一端に配設され、かつ該キャリッジと同素材で構成されたプリズム形状のフラグと、
    前記フラグに対向配置された発光素子及び受光素子と、
    を有することを特徴とする記録装置。
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