JP2004173290A - 画像データ圧縮伝送システム及び画像データ圧縮装置 - Google Patents

画像データ圧縮伝送システム及び画像データ圧縮装置 Download PDF

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Abstract

【課題】伝送速度が異なるクライアントに対応して、インターネットの特性上で生じる遅延を改善することができる画像データ圧縮伝送方法及びシステムを提供すること。
【解決手段】 複数のクライアント2230にネットワークを介して画像データを伝送するための伝送システムにおいて、外部から入力されるディジタル原画像データを符号化し、前記符号化された原画像フレームデータを基準に同一グループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化する圧縮部2213を含む画像データ処理部2210と、クライアント2230から画像伝送信号の要求がある場合、符号化された原画像フレームデータ及び最も近来に符号化された予測フレームデータをクライアントにネットワークを介して伝送する画像サービス部2220とを含む構成とする。
【選択図】 図28

Description

本発明は、通信網を介して行う画像データ伝送に関し、特に画像データ圧縮に関する。
従来の無人警備システムは、監視しようとする場所を撮影して画像を伝送するための無人カメラや産業用TV、または、閉鎖回路TV(Closed Circuit Television ; 以下CCTVという)を備えて当該地域の監視に使用された。例えば、従来の無人警備システムは、物流倉庫に設けられて、物品の入出庫場面の監視に使用されるとか、建物の火災や工場の作業工程を遠隔地からの監視に使用される。その際、無人カメラ、産業用TV、または、CCTVのカメラは遠隔監視機能を行うことができるように監視地域に設けられ、当該地域を撮影した監視領域をアナログやディジタル信号に変換して同軸ケーブルを介して中央の管理室に設けられたモニタに伝送する。
このように、無人カメラ、産業用TV、または、CCTV等を用いた従来の監視システムはカメラが設けられた監視センターを設けて監視するので、近距離に管理者がいなければならないし、リアルタイムで監視状況を把握することができない場合には、監視画面を録画した後、録画フィルム等を分析し、その当時の状況が把握できるようになっている。
従って、従来の監視システムは、監視場所に対する突出状況、または、異常状況を管理者にリアルタイムで伝達することができなくて、管理者が突出状況、または、異常状況に対し、適切に対処することができない問題があり、従来の監視カメラは設置の際、固定された位置のみを監視するようになっているので、カメラの監視位置が間違いで設定された場合、または、監視位置を変更しようとする場合に遠隔地に設けられたカメラを管理者が直接調節しなければならない問題もある。
また、従来の監視システムは、監視カメラとモニタを同軸ケーブルを用いて連結し、限定された地域内でモニタを通じて監視を行っている。
一方、近来には専用線やケーブルモデム、または、ADSL(Asymmetry Digital Subscriber’s Line)等の高速インターネット連結手段が一般に使用されている。また、アパート等のような共同住宅において、全てのアパート入居者を対象に高速インターネット網を設置してやるサイバーアパートが建設されている。このようなサイバーアパートは、ホームオートメーションのための制御ボックスがビデオホーンボックスに含まれて構成され、電話ラインを介してホームオートメーションのための遠隔制御がなされる。
通常、通信網を介して画像データを伝送する場合に発生される画像データの量が多いため、データ圧縮して伝送している。その際、遠隔監視/制御網の場合などにおいて、上記したように、クライアントとの接続に用いられる伝送路は種々のものが想定される。そのため、クライアントによって伝送速度が異なるため、インターネットの特性上、遅延が生じる。したがって、改善された圧縮方式を適用する必要がある。
本発明の目的は、前記のような従来技術の諸般問題の解決のために案出したもので、 ネットワークカメラとサーバとクライアントとの間にネットワークを介して画像データを伝送する場合、これを圧縮して伝送することができる画像データ圧縮伝送方法及びシステムを提供することにある。
また、伝送速度が異なるクライアントに対応して、インターネットの特性上で生じる遅延を改善することができる画像データ圧縮伝送方法及びシステムを提供することを目的とする。
前述の目的の達成のために、本発明の画像データ圧縮伝送方法は、複数のクライアントにネットワークを介して画像データを伝送するための方法において、外部から入力されるディジタル原画像データを符号化し、前記符号化された原画像フレームデータを基準に同一グループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化するステップと、クライアントから画像伝送信号の要求がある場合、符号化された原画像フレームデータ及び最も近来に符号化された予測フレームデータを当該クライアントにネットワークを介して伝送するステップとを含む。
本発明の画像データ圧縮伝送方法は、フレームデータを受信したクライアントでは、符号化された原画像フレームデータを基準にして全ての予測フレームデータを復号化するため、切れない画面を再生することができる。クライアントからデータ伝送の要求がある場合、正しくその瞬間に該当する画像圧縮フレームデータを伝送しても、常に復元可能である。
即ち、クライアント側での画像出力をクライアントデータ処理速度に合わせて伝送するため、実際の画像を復元してディスプレイする場合にネットワークの遅延速度の問題により発生可能な不意の画面の切れ等がなくて、柔らかく、不自然でない画面の再生がなされる。
本発明の画像データ圧縮伝送方法において、前記伝送するステップは、符号化された原画像フレームデータを各クライアントに応ずる各々のクライアントフレームメモリに格納するステップと、クライアントからネットワークを介して画像データ伝送要求がある場合、画像フレームデータ伝送機能を遂行するタスクを発生するステップとを含む。
さらに、発生されたタスクを用いてデータの伝送を要求した当該クライアントフレームメモリに格納された原画像フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送し、また、複数の予測フレームデータ中、最も近来に符号化されて格納された予測フレームデータを当該クライアントフレームメモリに格納した後、発生されたタスクを用いて格納された予測フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送するステップを含む。
また、本発明の画像データ圧縮伝送方法で行う画像データ圧縮は、互いに異なる伝送速度を有するネットワークに接続された複数のクライアントに画像データを伝送するシステムの画像データ圧縮方法において、入力されるディジタル画像信号の原画像データを符号化し、原画像フレームデータを生成した後、フレームメモリに格納するステップと、フレームメモリに格納された原画像フレームデータの動きを予測して動きベクトル値を算出するステップと、算出された動きベクトル値により前記符号化された原画像フレームデータの動きを補償して同一のグループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化するステップとを含む。
また、本発明は画像データ圧縮伝送システムの形態とすることもできる。画像データ圧縮伝送システムは、複数のクライアントにネットワークを介して画像データを伝送するための伝送システムにおいて、外部から入力されるディジタル原画像データを符号化し、前記符号化された原画像フレームデータを基準に同一グループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化する圧縮部を含む画像データ処理部と、クライアントから画像伝送信号の要求がある場合、前記符号化された原画像フレームデータ及び最も近来に符号化された予測フレームデータを当該クライアントにネットワークを介して伝送する画像サービス部とを含む構成とする。
また、この画像サービス部は、符号化された原画像フレームデータを各クライアントに応じて格納する各クライアントフレームメモリと、クライアントからネットワークを介して画像データ伝送要求を受信し、当該画像データ伝送要求に基づいて、画像フレームデータ伝送機能を遂行するタスクを発生するデータ送受信部とを備えた構成とする。
データ送受信部は、(a)記発生されたタスクを用いてデータの伝送を要求したクライアントのクライアントフレームメモリに格納された原画像フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送する処理と、(b)複数の予測フレームデータ中、最も近来に符号化されて格納された予測フレームデータを当該クライアントフレームメモリに格納した後、前記発生されたタスクを用いて前記格納された予測フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送する処理を行う。
また、本発明は画像データ圧縮伝送システムが備える画像データ圧縮装置は、互いに異なる伝送速度を有するネットワークに接続された複数のクライアントに画像データを圧縮する装置であって、原画像フレームデータを格納するフレームメモリと、入力されるディジタル画像信号の原画像データを符号化して原画像フレームデータを生成し前記フレームメモリに格納する原画像フレームデータ生成手段と、フレームメモリに格納された原画像フレームデータの動きを予測して動きベクトル値を算出し、当該算出した動きベクトル値により前記符号化された原画像フレームデータの動きを補償して同一のグループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化する予測フレームデータ生成手段とを備えた構成する。
なお、本発明が適用にされる実施の形態は、いろいろな制御方式の制御対象を連結した後、有、無線ネットワークを介して接続された使用者が制御対象の動作を遠隔地から制御することができるネットワークカメラを提供するという効果を奏することができる。
また、ネットワークカメラと使用者を登録させておいて、使用者が要求するとネットワークカメラから監視画像データを受信して使用者に伝達してやり、使用者の制御データを前記ネットワークカメラに伝達してやるネットワークカメラを用いた遠隔監視/制御システム及び方法を提供するという効果を奏することができる。
また、ネットワークカメラから監視地域の侵入や監視対象の異常状態が伝達されると、予め設定された使用者に侵入事実や異常状態を通知してやるネットワークカメラを用いた遠隔監視/制御システム及び方法を提供するという効果を奏することができる。
また、ネットワークカメラに家庭用電気製品等を連結した後、有、無線ネットワークを介して接続された使用者が外部から当該電気製品の動作を制御することができる遠隔監視/制御システム及び方法を提供するという効果を奏することができる。
本発明によれば、ネットワークカメラとサーバとクライアントとの間にネットワークを介して画像データを伝送する場合、これを圧縮して伝送することができる。
また、画像データ圧縮伝送方法及びシステムにおいて、伝送速度が異なるクライアントに対応して、インターネットの特性上で生じる遅延を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるネットワークカメラを用いた遠隔監視/制御網の構成図である。
図1を参照すると、本発明にかかるネットワークカメラを用いた遠隔監視/制御網は、PC端末機100、インターネット102、無線通信網104、無線インターネット端末機110、無線インターネットサーバ120、基地局130、遠隔監視/制御サービスサイト140及びハブ152を介してインターネット102に接続される第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nを含む。そして、ネットワークカメラ150−1には、侵入探知や火災感知等のためのセンサー154が連結されることができ、制御対象を直接制御するためのリレー156が連結されることができ、いろいろな制御網160が連結されることができる。本発明の実施の形態において、制御網160は電力線通信プロトコルにより家庭用家電製品等の電源を制御するためのX.10網であり、X.10網は、制御情報を提供するX.10トランスミッタ162と、制御対象が連結されるX.10レシーバ164−1〜164−3、そして、これらの間に通信経路を提供するための電力線168からなる。本発明の実施の形態において、X.10トランスミッタ162にはネットワークカメラ150−1が連結されており、X.10レシーバ164−1〜164−3にはエアコン166−1、電灯166−2、ボイラー166−3等が各々連結されている。
PC端末機100は、通常のウェブブラウザーが搭載されており、インターネット102を介して遠隔監視/制御サービスサイト140に接続される。無線インターネット端末機110は、セルラホンやPDA等として、WAP端末機、I−MODE端末機、または、J−SKY端末機等を含んだ。無線インターネットサーバ120は、無線インターネット端末機110に無線インターネットプロトコルを提供し、無線インターネットを一般のインターネットと連結するためのサーバである。 無線インターネット端末機110は、基地極130と無線通信網104とを介して 無線インターネットサーバ120に接続され、 無線インターネットサーバ120から一般のインターネットプロトコルに変換され、インターネット102を介して遠隔監視/制御サービスサイト140に接続される。無線インターネットサーバ120は、遠隔監視/制御サービスサイト140に含まれて構成されることもできる。
遠隔監視/制御サービスサイト140は、図2に示すように、固有機能を遂行するインタフェースサーバ220とデータベース250からなり、使用者認証やネットワークカメラの登録を処理し、無線インターネットや有線インターネットを介して接続した使用者とネットワークカメラとの間の接続を中継する。即ち、PC端末機100、または、無線インターネット端末機110は、第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nのネットワーク固有住所を遠隔監視/制御サービスサイト140に伝送し、遠隔監視/制御サービスサイト140は、PC端末機100、または、無線インターネット端末機110に対する第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nのネットワーク固有住所を登録する。ここで、ネットワーク固有住所は、固定IP住所、または、MAC住所を含む。そして、遠隔監視/制御サービスサイト140は、PC端末機100、または、無線インターネット端末機110からMAC住所による第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nの接続要求信号が入力されると、入力されたMAC住所に応ずる第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nの流動IP住所をPC端末機100、または、無線インターネット端末機110に伝送する。
第1ないし第Nのネットワークカメラ150−1〜150−Nは、図26に示すように構成され、IP住所、または、MAC住所によりPC端末機100、または、無線インターネット端末機110と接続され、それにより監視画像伝送、遠隔制御、ホームオートメーション及び電力線制御機能を遂行する。即ち、ネットワークカメラ150−1〜150−Nには監視対象を感知するためのセンサー154と監視対象の動作を直接制御するためのリレー156、家庭用家電製品等を制御するためのX.10トランスミッタ162が連結されて、センサー154から感知された信号と自体カメラで撮影した監視画像を遠隔監視/制御サービスサイト140や使用者側に伝送し、インターネット102を介して受信された使用者制御コマンドによりカメラの姿勢を制御すると共に、家電製品の動作を制御する。その際、ハブ152はケーブルモデム(図示していない)やラウター(図示していない)等、ネットワーク装備を介してインターネット102に接続される。
図2は、図1に示した遠隔監視/制御サービスサイトの構成ブロック図であって、インターネットを介して連結されるクライアント205とインタフェースサーバ220とデータベース250とネットワークカメラ230とが図示されている。
図2を参照すると、遠隔監視/制御サービスサイト140は、クライアント205とネットワークカメラ230とを連結するための機能を遂行するインタフェースサーバ220と各種データを格納するためのデータベース250からなるが、インタフェースサーバ220は使用者認証サーバ221、カメラ登録サーバ222、IP受け付けサーバ223、IP検索サーバ224、中継サーバ、異常状態受け付けサーバ226からなり、データベース250は使用者情報データベース251と固定IP住所データベース252、MAC住所データベース253、住所連動データベース254、異常状態データベース256からなる。ここで、各々のサーバは、遂行する機能上、分離されたもので、ハードウェア的では、1つのサーバコンピュータで具現されることができる。
使用者システムであるクライアント205は、通常のインターネットサービスを用いることができるPC端末機200と無線インターネット可能なPDAやセルラホンからなる無線インターネット端末機210からなり、ネットワークカメラ230は各監視地域に設けられる多数のネットワークカメラ230−1〜230−Nと各カメラ230−1〜230−Nに連結されることができる動き感知センサー240−1〜240−N等からなる。
PC端末機200には、本発明にかかるサービスの利用を容易にするクライアントモジュール202が搭載されており、クライアントモジュール202は一定の地域の画像をモニターリングし、ホームオートメーションを具現するためのカメラ230をインターフェースサーバ220に登録することができる。即ち、クライアントモジュール202は、ネットワークカメラ230のネットワーク固有住所である固定IP(Internet Protocol)住所、または、MAC(Media Access Control)住所を遠隔監視/制御サービスサイト140に登録する機能を含んだ。また、クライアントモジュール202は、インターネットに接続されたネットワークカメラ230から受信された監視画像をディスプレーするための画面ビューア(viewer)及び監視位置を制御するための位置制御プログラムを含む。カメラの監視位置は、カメラのPANを介して水平方向に調節することができ、カメラのチルト(Tilt)を介して垂直方向に調節することができる。
使用者認証サーバ221はインターネットに接続されたPC端末機200及び無線インターネット端末機210の使用者を登録及び認証するためのサーバで、カメラ登録サーバ222はネットワークカメラ230のネットワーク登録を行うためのサーバである。ここで、ネットワークカメラ230のネットワーク登録は、各ネットワークカメラ230−1〜230−Nが有するネットワーク固有住所である固定IP住所、または、MAC住所を当該住所データベースに格納するのである。
通常、インターネットに接続された多数の通信端末機を区分するため、各通信端末機は各々のネットワーク固有住所を有するが、これは、ソフトウェア住所及びハードウェア住所からなる。ここで、ソフトウェア住所はIP住所(Internet Protocol Address)といい、ハードウェア住所はMAC (Media Access Control)住所という。ハードウェア住所であるMAC住所は物理的住所であって、変わらない固定住所であるが、IP住所は1回割り当てられたIP住所が変わらない固定IP住所と、接続時毎にIP住所が変わる流動IP住所とに分けられる。ここで、流動IP住所体系は、その数字が固定されているIP住所を多数の使用者が使用するようにするための体系であって、1つのIP住所を多数の使用者が共有するのである。
IP受け付けサーバ223は、流動IP住所体系を有する第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nから通報される流動IP住所を格納するように構成され、IP検索サーバ224はPC端末機200、または、無線インターネット端末機210からMAC住所を用いて接続が要求されるとMAC住所に応ずる第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの流動IP住所を検索する。中継サーバ225は、PC端末機200、または、無線インターネット端末機210から要求された 第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの流動IP住所をPC端末機200、または、無線インターネット端末機210に伝送し、異常状態受け付けサーバ226は第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nからの異常状態監視信号が受信されると、監視された異常状態による当該情報をPC端末機200、または、無線インターネット端末機210に伝送される。
使用者情報データベース251は図3に示すように、少なくとも使用者IDフィールド、名前フィールド及び認証コードフィールドを含んでおり、固定IP住所データベース252は、図4に示すように、少なくとも使用者IDフィールド、IP住所フィールド及びカメラ名/番号フィールドを含んでいる。MAC住所データベース253は図5に示すように、少なくとも識別子フィールド、使用者IDフィールド、MAC住所フィールド、カメラ名/番号フィールド、受け付けサーバ住所フィールド及びIP通報周期フィールドを含む。住所連動データベース254は図6に示すように、少なくともMAC住所フィールド及びIP住所フィールドを含み、異常状態データベース256は図7に示すように、少なくとも異常状態分類コード及び伝送メッセージ内容フィールドを含む。
このように構成される本発明によるネットワークカメラを用いた遠隔監視/制御網の動作を説明すると次の通りである。
1.使用者認証(登録)及びカメラ登録過程
先ず、PC端末機200、または、無線インターネット端末機210のようなクライアント205がネットワークカメラ230を用いて遠隔監視/制御、侵入者探知、訪問客確認、ホームオートメーション等を遂行するためにはサービス提供サイト140に接続して使用者登録及び認証し、ネットワークカメラ230をネットワーク登録する過程が先行されなければならない。
使用者認証(登録)は図8に示すように、クライアント205と使用者認証サーバ231により遂行される。
図8を参照すると、クライアント205がインターフェースサーバ220に接続して個人身上情報、例えば使用者の名前、使用者ID、パスワード、職業、趣味等を伝送した後、サービス要求を行うと(S400)、インターフェースサーバ220の使用者認証サーバ221はクライアント205に応ずる認証コードを発生する(S402)。その際、使用者認証サーバ221はクライアント205のID、名前等の身上情報及び認証コードを使用者情報データベース251に格納する(S404)。
次に、使用者認証サーバ221は発生された認証コードをクライアント205に伝送し(S406)、クライアント205は認証コードを受信した後、受信された認証コードを更に使用者認証サーバ221に伝送する(S408)。
使用者認証サーバ221は、クライアント205から回信された認証コードによりクライアント205の認証を行った後(S410)、認証完了メッセージをクライアント205に伝送することにより、使用者認証を完了する(S412)。
例えば、図3でのように、‘イ ヨン エ’というクライアントが‘Iee’というIDを介してインターフェースサーバ220に接続すると、使用者認証サーバ221は、‘イ ヨン エ’というクライアント205に‘Iee004’という認証コードを発生した後、クライアント205に伝送する。クライアント205は‘Iee004’という認証コードを受信した後、更に使用者認証サーバ221にこれを伝送し、 使用者認証サーバ221がこれを確認することにより、‘イ ヨン エ’というクライアントに対する認証が完了される。その際、 使用者認証サーバ221は‘イ ヨン エ’というクライアントに対する‘Iee004’という認証コードを使用者情報データベース251に格納する。
ネットワークカメラ230をネットワーク登録する過程は、ネットワークカメラ230のIPが固定IPであるか、流動IPであるかによって異になり、接続するクライアント205にクライアントモジュール202が搭載されているかどうかによって異になる。
図9は、本発明により固定IP住所を有するカメラ登録過程の順序図であり、図10は、PC端末機に構成されているクライアントモジュールのカメラ登録画面の一例である。
先ず、図9に示すように、図8の動作を介して使用者認証されたクライアント205がネットワークカメラ230を登録するためにクライアントモジュール202のカメラ登録プログラムを実行する(S500)。その際、ネットワークカメラ230は固有住所、即ち、IP住所が変わらない固定IP住所体系を有する。そして、各ネットワークカメラ230−1〜230−Nの識別のための固有住所は、ラウターやハブ等のノードに割り当てられた固定IPと各カメラ230−1〜230−Nを識別するためのカメラ名/番号からなる。
クライアント205がクライアントモジュール202のカメラ登録プログラムを実行させると、図10のようにカメラを登録するために、情報を入力するための‘カメラ登録情報入力画面’(以下、簡単に‘カメラ登録画面’という)が出力される。図10のカメラ登録画面を介してクライアント205がネットワークカメラ230の登録情報を入力する。
図10を参照すると、カメラ登録画面は、IP状態選択窓600、MAC住所入力窓602、IP住所入力窓604、IP受け付けサーバのIP住所入力窓606、IP住所通報周期入力窓608、カメラ名/番号入力窓610及び伝送アイコン612等を含む。
クライアント205が固定IP住所を有するネットワークカメラ230を登録するために、IP状態選択窓600から“固定IP”を選択し、IP住所入力窓604にネットワークカメラ230のIP住所、カメラ名/番号入力窓610にカメラ名、または、番号を入力する(S502)。その際、クライアント205がIP状態選択窓600から“固定IP”を選択すると、MAC住所入力窓602、IP受け付けサーバのIP住所入力窓606及びIP住所通報周期入力窓608は入力不可能な状態に設定される。
クライアント205が図10の画面を介してネットワークカメラ230の固定IP住所情報を入力した後、伝送アイコン612をクリックしてカメラ登録サーバ222に固定IP住所情報を伝送する(S504)。ここで、固定IP住所情報は、ネットワークカメラ230の固定IP住所と各ネットワークカメラ230−1〜230−Nのカメラ名/番号を含む。
カメラ登録サーバ222は、ネットワークカメラ230の工程IP住所情報を受信してクライアント情報に応ずる形態で固定IP住所データベース252に格納する。即ち、図4でのように、カメラ登録サーバ222は、使用者IDに対応する第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの固定IP住所及びカメラ名/番号形態で格納する。その際、カメラ名/番号は固定IPが与えられたラウター、または、ハブ等のネットワーク装置に複数のカメラが接続されている場合、カメラを分類するためのものである。例えば、クライアント205のIDが‘Iee’で、ネットワークカメラ230のIP住所が‘S‐100’で、第1のネットワークカメラ230−1のカメラ名/番号が‘001’である場合、図4のように固定IP住所データベース252に格納される。
このようにカメラ登録サーバ222は、クライアント205から伝送されたネットワークカメラ230の固定IP住所情報を固定IP住所データベースに格納してカメラの登録を完了する。
一方、ネットワークカメラ230が流動IP住所体系を有する場合のカメラ登録動作を図11を参照しながら説明する。
図11を参照すると、クライアント205がクライアントモジュール202のカメラ登録プログラムを実行すると(S700)、図10のようなカメラ登録画面がクライアント205の端末機上に出力される。
クライアント205が図10のIP状態選択窓600に“流動IP”を選択し、MAC住所入力窓602にネットワークカメラ230のMAC住所を入力する。次に、クライアント205は、IP受け付けサーバのIP住所入力窓606にIP住所を入力するが、IP受け付けサーバ223のIP住所はクライアント205の流動IPの選択によって自動に設定されることができる。クライアント205は、IP住所通報周期入力窓608に通報周期を入力する。その際、IP通報周期はクライアント205の流動IP選択により自動に設定されることもできる。また、クライアント205はカメラ名/番号入力窓610にカメラ名、または、番号を入力する。
クライアント205は、図10のような画面を介してネットワークカメラ230のMAC住所、IP受け付けサーバ223のIP住所、IP通報周期及び各ネットワークカメラ230−1〜230−Nのカメラ名/番号を含む流動IP住所情報を入力した後、伝送アイコン612をクリックして入力情報をカメラ登録サーバに伝送する(S702)。
カメラ登録サーバ222は、クライアント205から受信された第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの流動IP情報をMAC住所データベース253に格納する(S704)。
例えば、‘Kim’というIDを有するクライアント205が‘M100’というネットワークカメラ230のMAC住所と第1のネットワークカメラ230−1の‘001’という カメラ名/番号、‘R100’というIP受け付けサーバのIP住所及び‘00:00:00’のIP通報周期を含む流動IP情報を伝送すると、カメラ登録サーバ222は図5のようにMAC住所データベース253に格納する。
カメラ登録サーバ222は、クライアント205から受信された流動IP情報中、MAC住所をIP受け付けサーバ223に伝送し(S706)、IP受け付けサーバ223はMAC住所を格納(S708)することにより流動IPを有する第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの登録を完了する。
一方、クライアント205端末機にクライアントモジュール202が設けられていない場合の固定IPを有する第1ないし第Nのネットワークカメラの登録過程を図12を参照しながら説明する。
図12を参照するとクライアント205がインターネットを介してカメラ登録サーバ222に接続した後、カメラの登録を要求する(S800)。
カメラ登録サーバ222はカメラ登録情報を入力されるための画面を構成し(S802)、構成されたカメラ登録情報入力画面をクライアント205に伝送する(S804)。ここで、カメラ登録情報を入力されるための画面は図10のような画面構成を有することができる。
クライアント205は受信されたカメラ登録情報入力画面を介して、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの固定IP住所及びカメラ名/番号を含む固定IP情報を入力し(S806)、固定IP情報をカメラ登録サーバ22に伝送する。
カメラ登録サーバ222は、クライアント205から第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの固定IP情報を固定IP住所データベース252に格納して第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの登録を完了する(S810)。
一方、クライアント205端末機にクライアントモジュール202が設けられていない場合、流動IPを有する第1ないし第Nのネットワークカメラの登録過程を図13を参照しながら説明する。
図13を参照すると、クライアント205はインターネットに接続されたカメラ登録サーバ222にカメラの登録を要求し(S900)、カメラ登録サーバ222はカメラ登録情報を入力されるための図10のようなカメラ登録画面を構成する(S902)。
カメラ登録サーバ222は、構成されたカメラ登録画面をクライアント205に伝送し、クライアント205はカメラ登録画面を介して第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−NのMAC住所、IP受け付けサーバのIP住所及びIP通報周期を含む流動情報を入力する(S904、S906)。
クライアント205は流動IP情報をカメラ登録サーバ222に伝送し(S908)、カメラ登録サーバ222はクライアント205に対する流動IP情報をMAC住所データベース253に格納する(S910)。
以後、カメラ登録サーバ222は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの流動IP住所情報中、MAC住所をIP受け付けサーバ223に伝送し(S912)、IP受け付けサーバ223はMAC住所を格納する(S914)。
本発明のネットワークカメラ230に与えられる流動IP住所のアップデート動作を図14を参照しながら説明する。
図14を参照すると、ネットワークカメラ230は、MAC住所に対するIP住所をインターネットサービス業体(ISP)から与えられ(S100)、カメラ登録の際に設定されたIP通報周期を計数する(S1002)。
計数時間がIP通報周期に達するとネットワークカメラ230は、MAC住所によりIP受け付け要求をIP受け付けサーバ223に伝送する(S1004)。その際、ネットワークカメラ230は、インターネットサービス業体(ISP)から与えられた流動IP住所も共に伝送する。ここで、ネットワークカメラ230は、電源がオン(ON)になった状態でIP通報周期を計数するように設定されることもできる。
IP受け付けサーバ223は、IP受け付けを要求したネットワークカメラ230のMAC住所が格納されているかどうかを判断する(S1006)。即ち、ネットワークカメラ230がMAC住所を介してカメラ登録されているかを判断する。IP受け付けサーバ223は、MAC住所が格納されている場合、IP受け付け要求の際、入力されたIP住所を住所連動データベース254に格納する(S1008)。このような流動IPアップデート過程は、ネットワークカメラ230に設定されたIP通報周期に達する場合、繰返し遂行される。
このように、使用者認証とカメラのネットワーク登録を完了した後、ネットワークカメラを用いて画像モニターリング、異常状態監視(侵入探知)、ホームオートメーション等、いろいろなサービスを遂行する過程は次の通りである。
2. 画像モニターリングサービス
図15は、本発明により固定IP住所を有するカメラの姿勢制御のための順序図で図16は、ネットワークカメラに接続し、カメラの姿勢を制御するためのプログラムの画面の例である。
図15を参照すると、クライアント205は、ネットワークカメラ230の固定IP住所と、カメラ名/番号を介して、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは接続要求信号を伝送し、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、接続要求信号によってクライアント205とインターネットを介して接続される(S1100)。その際、第1ないし第Nのカメラ230−1〜230−Nに接続するためには、クライアント205が先に遠隔制御/監視サービスサイト140に接続した後、アイディ(ID)と秘密番号等を入力して使用者認証過程を経るようにすることが望ましい。
クライアント205は、インターネットに接続された第1ないし第Nのカメラ230−1〜230−Nに監視画像を要求し(S1102)、第1ないし第Nのカメラ230−1〜230−Nは要求された監視画像をクライアント205に伝送する(S1104)。その際、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは監視画像をクライアント205に適切な画像フォーマットに変更した後、伝送することもでき、遠隔制御/監視サービスサイト140を経て伝送することもできる。
クライアント205は、受信された監視画像情報により第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの監視位置を制御するために、クライアントモジュール202内のカメラ監視位置制御プログラムを実行する(S1106)。カメラ監視位置制御プログラムが実行されると、図16のようにカメラの監視位置を制御するための入力画面(以下、‘カメラ制御画面’という)がクライアントに提供される。
図16を参照すると、カメラ制御画面は第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nから受信された監視画像がディスプレイされる監視画像ディスプレイ部1200、第1ないし第Nの動きセンサー240−1〜240−Nの動作を制御するためのセンサー制御部1202及び第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに設けられているランプ(図示していない)の動作を制御するためのランプ制御部1204を含む。また、カメラ制御画面は第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの上、下、左、右の動作(PAN、TILT)を制御するための位置制御部1210、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nとの接続のための接続アイコン1222、接続終了のための非接続アイコン1224、監視画像ディスプレイ部1200でディスプレイされる画像をキャップチャー(capture)するためのキャッチャーアイコン1226、監視画像を格納するための格納アイコン1228及び格納された画像をディスプレイするための再生アイコン1230等を含む。
クライアント205は、図16のようなカメラ制御画面のセンサー制御部1202を介してオン/オフ制御信号を入力すると、中継サーバ225は、センサーのオン/オフ制御信号を第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに伝送し、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nはセンサーのオン/オフ制御信号によって第1ないし第Nの動き監視センサー240−1〜240−Nのオン/オフ動作を制御する。また、クライアント205は位置制御部1210の上、下ボタンや左、右ボタンを操作し、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの撮影位置を制御するための信号を第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに伝送する(S1108、S1110)。
第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、位置制御信号によりカメラの撮影位置、即ち、カメラのパン(PAN)及びチルト(TILT)を調節する(S112)。その際、パン(PAN)の調節範囲は180度で、チルト(TILT)の調節範囲は45度である。
図16のランプ制御部1204、接続アイコン1222、非接続アイコン1224、キャップチャーアイコン1226、格納アイコン1228及び再生アイコン1230による動作過程も前述と同様であるので詳細な説明を省略する。
図17は、本発明により流動IP住所を有する第1ないし第Nのネットワークカメラの位置制御のための順序図である。
図17を参照すると、クライアント205はインターフェースサーバの中継サーバ225に接続した後、ID及びパスワード入力によるログインを行った後、遠隔監視/制御サービスを要求する(S1300)。
中継サーバ225は、入力されるクライアント205のID及びパスワード等により使用者情報データベース251を検索してクライアント205が正当なサービス使用者であるかどうかを判断して使用者認証を行う(S1302)。
第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nが流動IP住所を有する場合、中継サーバ225は、MAC住所データベース253を検索し(S1304)、クライアント205のIDに応ずる第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−NのMAC住所をクライアント205に伝送する(S1306)。
クライアント205は、MAC住所を介して中継サーバ225に第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの接続要求を行ない(S1308)、中継サーバ225は、クライアント205からのMAC住所をIP検索サーバ224に伝送する(S1310)。
IP検索サーバ224は、住所連動データベース254を検索して受信されたMAC住所に応ずる流動IP住所を検索し(S1312)、検索されたIP住所を中継サーバ225に伝送する(S1314)。
中継サーバ225は、流動IP住所をクライアント205に伝送し(S1316)、クライアント205は、受信された流動IP住所とカメラ名/番号を介して第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの接続を要求する(S1318)。その際、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、流動IP住所とカメラ名/番号により接続を要求したクライアント205とインターネットにより接続される。
次に、クライアント205は、インターネット接続された第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに監視画像を要求し(S1320)、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、要求された監視画像をクライアント205に伝送する(S1322)。その際、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、要求された監視画像をクライアントに適切なフォーマットに変更して伝送する。
以後の動作、即ち、ステップ1324ないしステップ1330は、図15のステップ1106ないしステップ1112と同様であるので、詳細な説明を省略する。
一方、本発明による遠隔監視/制御システムは、1つのクライアント205により複数個のネットワークカメラを登録することができ、登録された複数個のネットワークカメラによる監視画像を1つの画面で同時に確認することができる。即ち、図18は、本発明の監視画像の画面構成の一例であって、クライアント205は4つのネットワークカメラからの第1ないし第Nの監視画面を同時に確認することができる。その際、監視画面の解像度も選択アイコン1400を介して希望のものを選択することができる。
3.常状態監視(侵入探知)サービス
本発明による遠隔監視/制御網を介して異常状態を監視するサービスの動作を説明すると次の通りである。
図19は、本発明によりネットワークカメラを用いて監視地域の異常状態(例え、侵入探知)を監視するための順序図である。
図19を参照すると、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、第1ないし第Nの動き監視センサー240−1〜240−Nにより異常動きを感知(侵入を探知)する(S1500)。即ち、クライアント205は、空いている家、又は、博物館、美術館等に侵入する盗人等の侵入を監視するために、図16のようなカメラ制御画面でセンサー制御部1202により第1ないし第Nの動き監視センサー240−1〜240−Nの作動をオン(ON)させる。これによって、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは、第1ないし第Nの動き監視センサー240−1〜240−Nの作動をオンさせて監視地域の動きを検出する。
次に、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは感知された異常状態により異常状態分類コード情報及びMAC住所をインターフェースサーバ220の異常状態受け付けサーバ226に伝送する。異常状態受け付けサーバ226は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−NのMAC住所により固定IPデータベース252、または、MAC住所データベース253を検索し、当該クライアント205を検索する(S1504)。また、異常状態受け付けサーバ226は、異常状態データ‐ベース256を検索し、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nからの異常状態分類コードに応ずるメッセージ内容を検索した後、それによる警告メッセージを生成する(S1506)。
次に、異常状態受け付けサーバ226は、検索されたクライアント205で生成された警告メッセージを伝送する(S1508)。クライアントは、警告メッセージによりクライアントモジュール202のカメラ制御プログラムを実行する(S1510)。その際、異常状態受け付けサーバ226は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに監視画像を要求し、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nは要求された監視画像を異常状態受け付けサーバ226に伝送する(S1514)。
異常状態受け付けサーバ226は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nから監視画像を受信し、受信された監視画像情報を格納する(S1516)。
前記過程を介して、クライアント205は継続的に監視地域の画像モニターリングを行わなくても異常状態受け付けサーバ226から警告メッセージを受信して監視地域の異常状態(侵入探知)を把握する。また、クライアント205は異常状態受け付けサーバ226により格納された監視画像情報を異常状態を解決するための資料として使用することができる。
4.ホームオートメーションサービス
本発明による遠隔監視/制御網を用いてホームオートメーションサービスを行う過程を説明する。
図20は、本発明のホームオートメーションを行うための順序図である。
先ず、クライアント205は、クライアントモジュール202内のホームオートメーションプログラムを遂行する(S1600)。
クライアント205は、ホームオートメーションプログラムを介してネットワークカメラ230に接続された外部装置、例えば、電気炊飯器、エアコン、また、ボイラー等を選択し、選択された外部装置を制御するための制御信号、即ち、ホームオートメーション制御信号を入力する(S1602)。ここで、外部装置は、RS 232Cインターフェースを介してネットワークカメラ230に接続される。また、ホームオートメーション制御信号は、複数の外部装置を区分するための固有コード及び機能信号を含む。
次に、クライアント205は、図15、または、図17のような過程を介してネットワークカメラ230に接続された後、ホームオートメーション制御信号をネットワークカメラ230に伝送する(S1604)。
ネットワークカメラ230は、クライアント205から受信されたホームオートメーション制御信号の固有コードにより当該外部装置を選択し、X.10プロトコルにより選択された外部装置の電力線制御信号を生成する(S1606)。その際、X.10プロトコルは、電力線制御プロトコルであって、他の電力線制御プロトコルを用いることもできる。
次に、ネットワークカメラ230は、生成された電力線制御信号を当該外部装置に伝送し(S1608)、外部装置は、電力線制御信号によって電源がオン/オフされる。
5.無線インターネット端末機を用いるサービスの例
このような本発明のいろいろなサービスを無線インターネット端末機210を介して提供する例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図21は、本発明による画像モニターリング(動画像見る)サービスのための無線インターネット端末機の画面例である。
図21を参照すると、無線インターネット端末機210の使用者は、インターフェースサーバ220に接続し、ID及びパスワードを入力し、サービスサイトにログインする。
インターフェースサーバ220は、使用者認証された無線インターネット端末機210に動画像見る、ホームオートメーション及び侵入探知等のサービスを選択することができるメニュー画面を提供する。
次に、無線インターネット端末機210の使用者がサービス選択メニュー画面で‘動画像見る’を選択すると、インターネットサーバ225は、無線インターネット端末機210の使用者により登録された第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの中、いずれかを選択するための画面を出力する。即ち、インターフェースサーバ220は、居間、玄関、奥の間等に複数の場所に設けられた第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nの中、いずれかを選択するための選択画面を出力する。
無線インターネット端末機210の使用者が‘居間’を選択すると、インターフェースサーバ220は、選択された場所に対する確認のために、‘居間画面を選択しました。’というメッセージを無線インターネット端末機210に伝送する。
次に、インターフェースサーバ220は、選択されたネットワークカメラが撮影した‘居間’の画像を無線インターネット端末機210に伝送する。その際、無線インターネット端末機210の使用者が‘居間’を撮影するネットワークカメラの位置制御を選択すると、インターフェースサーバ220は、当該ネットワークカメラの上、下、左、右、即ち、パン(PAN)とチルト(TILT)を調節するためのメニュー画面を無線インターネット端末機210に伝送する。
無線インターネット端末機210の使用者がパン/チルトの調節メニュー画面を参照して‘2’、‘8’、‘4’、‘6’等のテン鍵を用いて第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nのパン/チルト調節信号を入力すると、これによって、当該ネットワークカメラの監視位置が変更され、インターフェースサーバ220は、ネットワークカメラから変更された監視画像を伝達されて無線インターネット端末機210の使用者に伝送する。その際、インターフェースサーバ220は、第1ないし第Nのカメラ230−1〜230−Nから監視画像を受信した後、無線インターネット端末機210を介してディスプレイすることができるように画像フォーマットを変更して伝送する。
図22〜図24は、本発明により、異常状態監視サービスを行う無線インターネット端末機の画面例である。
図22を参照すると、無線インターネット端末機210の使用者が、インターフェースサーバ220に接続されると、インターフェースサーバ220は、使用者の認証のためのログイン画面を無線インターネット端末機210に出力する。無線インターネット端末機210の使用者が、ログイン画面を介してID及びパスワードを入力してログインすると、インターフェースサーバ220はID及びパスワードにより無線インターネット端末機210を認証する。
インターフェースサーバ220は、使用者認証された無線インターネット端末機210に動画像見る、ホームオートメーション及び侵入探知サービスの中、いずれかを選択するためのメニュー画面を出力する。
無線インターネット端末機210の使用者がサービス選択メニュー画面を介して‘侵入探知’サービスを選択すると、インターネットサーバ225は、侵入探知の設定、または、確認選択のためのメニュー画面を無線インターネット端末機210に伝送する。無線インターネット端末機210に使用者が‘侵入探知設定’を選択すると、インターフェースサーバ220は侵入探知設定のための細部選択メニュー画面を無線インターネット端末機210に伝送する。即ち、インターフェースサーバ220は、侵入探知の‘設定’、‘解除’、または、‘連絡所設定’のための選択メニューを出力し、無線インターネット端末機210使用者が連絡所設定を選択すると、インターフェースサーバ220は、連絡受ける電話番号を入力せよとの画面を無線インターネット端末機210に伝送する。これによって、無線インターネット端末機210の使用者は連絡番号入力画面を介して連絡所情報を入力する。
次に、インターフェースサーバ220は、図23でのような侵入探知場所の設定のために、侵入探知設定画面を無線インターネット端末機210に出力する。侵入探知設定画面を介して無線インターネット端末機210の使用者が侵入探知‘設定’を選択すると、インターフェースサーバ220侵入探知場所選択画面を無線インターネット端末機210に出力し、無線インターネット端末機210の使用者は、‘居間’や‘玄関’等のように侵入探知する場所を選択する。
次に、異常状態受け付けサーバ226は、侵入探知が設定された居間のネットワークカメラから侵入情報が受信されると、図24のように侵入警報メッセージを無線インターネット端末機210に伝送する。
無線インターネット端末機210の使用者が侵入感知された地域の確認を要求すると、インターフェースサーバ220は‘居間’を監視するネットワークカメラに監視画像を要求し、ネットワークカメラは要求された監視画像を無線インターネット端末機210に伝送する。これと共に、異常状態受け付けサーバ226は予め登録された電話番号(例えば、警備室や警察署、警備業体等)等に自動連結して異常状態感知事実を通知することができる。
図25は、本発明によりホームオートメーションサービスを遂行するための無線インターネット端末機の画面例である。
図25を参照すると、無線インターネット端末機210の使用者が、サービス選択メニュー画面から‘ホームオートメーション’を選択すると、インターフェースサーバ220は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nによりホームオートメーションが遂行される複数の外部装置選択のための画面を無線インターネット端末機210に出力する。その際、複数の外部装置は、TV、居間、ボイラー等を含む。
無線インターネット端末機210の使用者が、外部装置中で、‘ボイラー’を選択すると、インターフェースサーバ220は‘ホームオートメーションボイラーを制御します。’というメッセージを無線インターネット端末機210の画面上に出力し、可動、または、静止を選択するためのメニュー画面を無線インターネット端末機210に出力する。無線インターネット端末機210の使用者がボイラーの‘可動’を選択すると、インターフェースサーバ220は、ボイラー選択のための分類コード及びボイラー可動のための制御信号を第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nに伝送する。前述の動作により第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nはボイラーを可動させ、インターフェースサーバ220は、‘ボイラーを可動します’というメッセージを無線インターネット端末機210の使用者に出力する。
6.ネットワークカメラ
本発明による画像モニターリング及びホームオートメーションの遂行のためのネットワークカメラを添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。
図26は、本発明によるネットワークカメラの内部構成ブロック図である。
図26を参照すると、ネットワークカメラはイメージ入力部2000、イメージ圧縮部2010、動き監視信号入力部2020、位置駆動モータ2030、電力線通信部2040、状態表示部2050、データ格納部2060、インターネット通信部2070及びカメラ制御部2080を含む。
イメージ入力部2000は、光学レンズ2002及び光学レンズ2002を介して撮影された光学イメージを電気的な信号に変換するCMOSイメージセンサー2004を含む。その際、CMOSイメージセンサー2004はCCDモジュールからなることができる。イメージ圧縮部2010は、イメージ入力部2000のCMOSイメージセンサー2004から電気的信号イメージを画像データに変形し、画像データを圧縮する。その際、データを圧縮する技術はMPEG(Moving Picture Experts Group)が用いられる。また、イメージ圧縮部2010はカメラ制御部2080からの制御信号をCMOSイメージセンサー2004に出力する。
動き感知部2020は、カメラと一体に構成されるか、または、別個に構成される動き感知センサーからの動き感知信号を入力されてカメラ制御部2080に出力する。位置駆動モータ2030は、カメラ制御部2080の制御信号によりカメラのパン/チルトを調節し、電力線通信部2040は、カメラ制御部2080の制御信号によりカメラに接続されている外部装置にオン/オフ動作信号を出力する。状態表示部2050はカメラ制御部2080の制御信号によってカメラの動作状態を表示する。
データ格納部2060は、インターネット通信部2070からの監視画像要求信号をカメラ制御部2080に出力し、カメラ制御部2080を介して入力される監視画像をインターネット通信部2070に出力する。インターネット通信部2070は、第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−NとPC端末機200、または、無線インターネット端末機210との間のデータ通信のためのプロトコルを格納するプロトコルスタック格納部2072、インターネット通信のためのTCP/IPプロトコルを格納しているTCP/IPプロトコル格納部2074を含む。また、インターネット通信部2070はプロトコルスタック格納部2072及びTCP/IPプロトコル格納部2074のプロトコルによるインターネット通信のためのイーサネット(登録商標)インターフェース部2076と、カメラのMAC住所を格納するためのMAC住所格納部2078とを含む。
カメラ制御部2080は、データ格納部2060を介して入力される監視画像要求信号による制御信号をイメージ圧縮部2010に出力し、制御信号によるイメージ圧縮部2010からの監視画像をデータ格納部2060に出力する。また、カメラ制御部2080は動き監視部2020、位置駆動モータ2030、電力線通信部2040及び状態表示部2050を制御するための制御信号を出力する。
電力線通信部2040は、カメラ制御部2080からの電力線制御信号を外部装置に伝送するための電力線送信部2042及び電力線制御信号を受信し、外部装置の電源をオン/オフするための電力線受信部2044からなる。ここで、電力線2044は複数の外部装置の各々に別個に構成されて接続される。
このように構成された本発明にかかるネットワークカメラの動作を説明すると次の通りである。
先ず、本発明のネットワークカメラはインターネット接続されたクライアント205からの監視画像要求信号をイーサネット(登録商標)インターフェース2076を介して受信する。
イーサネット(登録商標)インターフェース2076は、監視画像要求信号をデータ格納部2060を介してカメラ制御部2080に出力し、カメラ制御部2080は監視画像要求信号による画像要求制御信号をイメージ圧縮部2010を介してCMOSイメージセンサー2004に出力する。
CMOSイメージセンサー2004はカメラ制御部2080からの画像要求制御信号により光学レンズ2002からの光学画像を電気的な信号に変換し、イメージ圧縮部2010に出力する。イメージ圧縮部2010は、電気的信号の画像をインターネット通信可能な画像データ形態に変化し、圧縮した後、カメラ制御部2080に出力する。
カメラ制御部2080はイメージ圧縮部2010から入力された画像データをデータ格納部2060に出力し、データ格納部2060は入力された画像データを一時格納してからイーサネット(登録商標)インターフェース2076を介してデータ伝送することにより、インターネット接続されたクライアント205に伝送する。その際、イーサネットインターフェース2076を通じた画像データ伝送の際、通信プロトコルスタック2072及びTCP/IPプロトコル2074により通信規約が設定される。
一方、インターネット接続されたクライアント205からの第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nのパン/チルト制御動作を説明する。
クライアントがクライアントモジュール202を介してネットワークカメラのパン/チルト調節信号を入力すると第1ないし第Nのネットワークカメラ230−1〜230−Nはイーサネット(登録商標)インターフェース2076を介してパン/チルト調節信号を受信し、イーサネット(登録商標)インターフェース2076は受信されたパン/チルト調節信号をデータ格納部2060を介してカメラ制御部2080に出力する。
カメラ制御部2080は、入力されたパン/チルト調節信号にかかる制御信号を位置駆動モータ2030に出力することにより、ネットワークカメラのパン/チルトを調節する。ここで、パンの調節範囲は180度で、チルトの調節範囲は45度である。また、カメラ制御部2080は、イーサネット(登録商標)インターフェース2076から入力される異常状態監視要求信号をデータ格納部2060を介して入力されて、異常状態監視要求信号により動き監視部2020に動作制御信号を出力する。次に、カメラ制御部2080は動き監視部2020からの異常状態監視信号を入力され、入力された異常状態監視信号をデータ格納部2060を介してイーサネット(登録商標)インタフェース2076に出力する。イーサネット(登録商標)インタフェース2076は、異常状態監視信号とMAC住所とを中継サーバ225に伝送し、中継サーバ225は、異常状態監視信号による異常状態通報メッセージを当該クライアント205に伝送する。
一方、カメラ制御部2080は、中継サーバ225を介してインターネット接続されたクライアント205からの外部装置調節信号をデータ格納部2060を介して入力され、入力された外部装置調節信号による電力線制御信号を電力線送信部2042に出力する。電力線送信部2042は、複数の外部装置中、当該外部装置に接続されている電力線受信部2044に出力し、電力線受信部2044は、電力線制御信号により外部装置のオン/オフ動作を制御する。
ここで、カメラ制御部2080は、電力線制御プロトコルを介して電力線送信部2042及び電力線受信部2044に電力線制御信号を伝送することによる外部装置の電力線制御を行う。その際、電力線制御プロトコルはネットワーク通信を介して遠隔地に位置した電気装置の電力状態を制御するためのプロトコルであって、本発明はX.10プロトコルを用いる。
前述の外部装置のオン/オフ動作の制御動作、即ち、ホームオートメーション動作を添付図面を参照してより詳細に説明すると次の通りである。
図27は、本発明にかかるホームオートメーション構成の細部ブロック図である。
図27を参照すると、ホームオートメーション装置はPC端末機200、無線インターネット端末機210、インターフェースサーバ220、ネットワークカメラ230、第1ないし第Nの外部装置240−1〜240−N、第1ないし第Nの電力線受信部250−1〜250−N及び電源供給部260を含む。ここで、第1ないし第Nの外部装置240−1〜240−Nはネットワークカメラ230に接続されて電力線制御が行われる電気炊飯器240−1、エアコン240−2及びボイラー240−N等を含む。その際、図2と同一な構成は同一符号を付し、説明は省略する。
電気炊飯器240−1、エアコン240−2、または、ボイラー240−N等の第1ないし第Nの外部装置は、個別的な電力線受信部、即ち、第1ないし第Nの電力線受信部250−1〜250−Nを有するように構成される。
第1ないし第Nの電力線受信部250−1〜250−Nは、ネットワークカメラの電力線送信部2042からの電力線制御信号を受信し、受信された電力線制御信号により電源供給部260の電源供給を制御し、第1ないし第Nの外部装置240−1〜240−Nのオン/オフ動作を制御する。その際、電力線送信部2042の電力線制御信号は、第1ないし第Nの外部装置240−1〜240−Nを区分するための固有コードを含むので、第1ないし第Nの電力線受信部250−1〜250−Nは電力線制御信号内の固有コードに当該される場合のみに動作される。
7.画像データ圧縮
通常的に、通信網を介して画像データを伝送する場合に発生される画像データの量が多いので、圧縮して伝送する。その際、前述のような本発明の遠隔監視/制御網の場合、クライアントによって伝送速度が異なり、インターネットの特性上、遅延が生じるので、従来の圧縮方式に比べて改善された圧縮方式を適用する必要がある。
図28は、本発明の望ましい実施の形態にかかる画像データ伝送システムの構成を示すブロック図であって、本発明にかかるネットワークを通じた画像データ伝送システムは、画像データ処理部2210、画像サービス部2220、制御部2240及びクライアント部2230からなる。画像データ処理部2210は、入力されるアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換し、変換された画像信号を順次に圧縮処理して画像サービス部2220の要求により出力することになる。ここで、画像データ処理部2210は、画像入力部2211、デコーディング部2212、圧縮部2213、選択出力部2214、及び第1及び第2のフレームメモリ2215、2216からなる。画像入力部2211は、外部の画像信号を撮影してデコーディング部2212に入力し、デコーディング部2212は、画像入力部2211から入力される外部画像信号をディジタル画像信号に変換した後、変換されたディジタル画像を順次に圧縮部2213に出力する。ここで、画像入力部2211はカメラであることができる。
圧縮部2213は、デコーディング部2212から最初入力される原画像を符号化し、Iフレーム画像を生成し、以後に入力されるディジタル画像信号に対しては、前記符号化された原画像、即ち、Iフレームに対して動き予測及び補償し、動き予測及び補償に伴う動きベクトル値により符号化して複数のP(n)フレームを生成することになるのである。即ち、圧縮部2213における圧縮方法を簡単に考察すると、1つのグループ(例えば、30フレーム)の画像内で、I、P(1)、P(2)、P(3)、...P(29)の順に圧縮を行う場合、全てのPフレーム、即ち、P(1)‐P(29)のフレームは常に符号化されたIフレームを基準に、動きベクトルを計算し、圧縮を行うようになるのである。
このような動作を遂行する圧縮部2213に対する詳細構成を添付の図29を参照しながら考察する。
図29に示すような圧縮部2213は、減算機2231、DCT部2232、量子化部2233、可変長符号化部2234、ビット率制御部2235、スイッチング部2236、逆量子化部2233−1、逆DCT部2232−1、フレームメモリ2237、動き推定部2238及び制御部2239からなる。その際、図28に示す従来の構成と重なる同一な構成要素に対する具体的な説明を省略する。
制御部2239は、入力される外部入力画像信号に対するフレームタイプを決定し、入力される入力画像のフレームタイプがIフレームである場合、スイッチング部2236にスイッチング制御信号を提供するのである。また、制御部2239は、現在入力されるフレームデータがIフレームタイプのデータの場合、フレームメモリ2237に格納されている以前のIフレームデータを除去した後、新たに入力されるIフレームデータがスイッチング部2236を介してフレームメモリ2237に格納されるようにするのである。
フレームメモリ2237は、Iフレーム画像データのみを格納し、動き推定部2238は、フレームメモリ2237に格納されたIフレームデータと現在入力される入力画像とを比較し、フレーム間の動きを推定した後、動きベクトル値を可変長符号化部2234に提供するのである。
スイッチ2236は、制御部2239のスイッチング制御信号により量子化部2233を介して量子化されたIフレームデータのみを逆量子化部2233−1及び逆DCT部2232−1を介してフレームメモリ2237に格納されるようにするのである。減算機2231は、フレームメモリ2237に格納されたIフレームデータと現在入力される入力画像、即ち、Pフレームデータとの差異値をDCT部2232に出力するのである。
一方、画像データ処理部2210の選択出力部2214は、制御部2240から提供される制御信号により圧縮部2213で圧縮されたフレーム画像データを順次に出力し、第1、第2のフレームメモリ2215、2216に交互に格納させる。即ち、圧縮部2213から最初符号化されたIフレームデータは、第1のフレームメモリ2215に格納させ、
以後に符号化されたP(1)フレームデータは、第2のフレームメモリ2216に格納させる。その際、符号化されたIフレームデータは、第1のフレームメモリ2215に格納されてから画像サービス部2220の要求により出力されることになる。従って、符号化されたP(2)フレームデータは、第1のフレームメモリに格納され、符号化されたP(3)フレームデータは、第2のフレームメモリ2216に格納されることになる。ここで、P(3)フレームデータが格納される前に、既に符号化されて格納されたP(1)フレームデータは、画像サービス部2220の要求により出力されるか、出力の要求がない場合には前記符号化されたP(3)フレームデータの格納により削除される。即ち、P(1)フレームデータにP(3)フレームデータがオーバレイされることにより、P(1)フレームデータは削除される。
一方、図28に示している画像サービス部2220は、クライアント部2230から画像伝送要求がある場合、画像伝送機能を行うタスク(Task)を発生させてから画像データ処理部2210の各フレームメモリ2215、2216に格納された、最近符号化された画像フレームデータを読込んで画像伝送を要求した当該クライアントにネットワークを介して伝送することになる。ここで、ネットワークは、有、無線ネットワーク、例えば、ISDN、PSTN等のネットワークであることができる。
一方、クライアント部2230は、クライアント使用者側のコンピュータであって、画像サービス部2220から伝送された符号化された画像データを復号化し、ディスプレイ手段に再生させる。即ち、符号化された画像データを復号化して使用者側コンピュータのディスプレイ画面(モニタ)にディスプレイする。そして、制御部2240は、画像データ処理部2210と画像サービス部2220内の各フレームメモリの選択及びデータ処理時間制御等の制御信号を綜合的に発生する。
このような構成を有する本発明の望ましい実施の形態によるネットワークを通じた画像データ伝送装置の動作について説明する。
先ず、図28に示すように、画像データ処理部2210内の画像入力部2211、即ち、カメラから入力される外部の画像信号は、デコーディング部2212に出力される。デコーディング部2212は、画像入力部2211から入力される外部画像信号を順次にディジタル画像信号に変換した後、変換されたディジタル画像信号を順次に圧縮部2213に出力する。圧縮部2213は、デコーディング部2212から最初入力される原画像を符号化し、Iフレーム画像を生成し,以後に入力されるディジタル画像信号に対しては前記符号化された原画像、即ち、Iフレームに対して動き予測及び補償し、動き予測及び補償による動きベクトル値により符号化し、複数のP(n)フレームを生成することになる。
ここで、圧縮部2213の動作について、図29を参照しながらより詳細に説明する。先ず、外部から画像信号が入力されると、制御部2239は入力される画像信号に対するフレームタイプを検出する。即ち、入力される画像タイプがIフレームデータであるか、Pフレームデータであるかを判断することになる。その結果、入力画像がIフレームデータの場合、制御部2239はスイッチング部2236にスイッチング制御信号を提供し、スイッチをオンさせる。
一方、入力されるIフレームデータ(原画像データ)は、DCT部2232に入力されてDCT変換され,DCT変換されたIフレームデータは量子化部2233を介して可変長符号下部2234及びスイッチング部2236に出力される。可変長符号化部2234は、量子化部2233で量子化されたIフレームデータを可変長符号化させてビット列で出力し、ビット率制御部2235は可変長符号化部2234から出力されるビット列の長さにより量子化部2233の動作を制御するのである。
一方、スイッチング部2236に入力されたIフレームデータは、逆量子化部2233−1及び逆DCT部2232−1を介してフレームメモリ2237に格納される。このように、Iフレームデータがフレームメモリ2237に格納された状態で、外部から前記フレームメモリ2237に格納されたIフレームデータの同一グループ内のPフレームデータが入力される場合、制御部2239は、スイッチング部2236にスイッチング制御信号を提供し、スイッチをオフさせることになる。そして、減算機2231は入力されるPフレームデータとフレームメモリ2237に格納されたIフレームデータとの差異信号を計算して、DCT部2232、量子化部2233及び可変長符号化部2234を介して圧縮されてビット率で出力される。
その際、動き推定部2238は、現在入力されるPフレーム画像を常に同一グループ内のフレームメモリ2237に格納されたIフレーム画像データと比較して動きを推定した後、動きベクトル値を可変長符号化部2234に提供することになる。従って、可変長符号化部2234は、動き推定部2238から提供される動きベクトル値によりフレームメモリ2237に格納されたIフレーム画像と同一グループ内のPフレーム画像を符号化することになる。このように1つのグループに対する画像の圧縮が完了された後、新たな画像、即ち、他のグループのIフレーム画像が入力される場合、制御部2239は、フレームメモリ2237に格納された以前のグループのIフレーム画像を除去した後、スイッチング部2326を制御して新たなグループ内のIフレーム画像をフレームメモリ2237に格納させるのである。即ち、圧縮部2213での圧縮方法を図30を参照しながら考察する。
図30は、図28、または、図29に示している圧縮部2213で行われる本発明の望ましい実施の形態による画像フレーム圧縮符号化方法を示す例示図である。
デコーディング部2212から変換されて入力される最初のディジタル画像信号に対する空間的リダンダンシーを除去した、圧縮された画像データ、即ち、Iフレームデータを生成することになる。このように生成されたIフレームデータは選択出力部2214を介して第1のフレームメモリ2215に格納される。そして、圧縮部2213は既に符号化されたIフレームデータから予測される未来の予測インコーディング画像、即ち、Pフレームデータを生成し、選択出力部2214を介して第2のフレームメモリ2216に格納する。その際、第1のフレームメモリ2215に格納されたIフレームデータは、フレームデータ伝送制御部2221の制御により画像サービス部2220内の各フレームメモリ2222‐1、2222‐1、2222‐3、...2222‐nに各々格納される。次に、圧縮部2213は既に符号化されたIフレームデータから予測される又別のPフレームデータを生成し、選択出力部2214を介して第1及び第2のフレームメモリ2215、2216に交互に格納される。即ち、圧縮部2214では最初Iフレームに対して符号化した後、第1のフレームメモリ2215に格納されてから画像サービス部2220内の複数のフレームメモリに格納されることになり,以後の全ての画像信号(Pフレームデータ)に対しては、既に符号化されたIフレームデータを基準にして、動き予測及び補償を通じた動きベクトルを算出し、1つのグループ内の全てのPフレーム、即ち、P(1)、P(2)、P(3)、...P(29)(1つのグループが30フレームからなる場合)を順次に符号化し、選択出力部2214を介して第1及び第2のフレームメモリ2215、2216に格納されるものである。その際、第1、第2のフレームメモリ2215、2216に既にPフレームデータが符号化されて格納されている状態で、又別のPフレームが符号化された場合には既に格納されたPフレームデータを削除した後、新しく符号化されたPフレームデータを格納するのである。
結局、圧縮部2213は図29に示すようにデコーディング部2212から入力される1つのグループ(例えば、30フレーム)の画像内で、I、P(1)、P(2)、P(3)、...P(29)の順に圧縮を行う場合、全ての予測フレーム、即ち、P(1)―P(29)フレームは常に符号化されたIフレームを基準にして動きベクトルを計算して符号化を行うことになる。言い換えると、カメラから撮影された130秒の画像は、デコーディング部2212を介してディジタル画像信号に変換された後、圧縮部2213内のフレームメモリ2237に格納した後、格納された画像データからデータ圧縮を実行する。即ち、Iフレームは、1つの画面全体を圧縮するのであり、従って、画像内の空間的相関関係を用いたDCT変換を適用する。
1つの画面には、直流成分を含む低い周波数で交流成分の高い周波数成分を有する画素ブロックが存在するが、DCT変換を実行することになると、高周波成分が除去され、低周波成分に偏重される。
従って、このようなDCT方式を用いて空間領域のリダンダンシーを除去することにより、画像圧縮を行うのである。前記、既に圧縮されて格納部に格納されたIフレームデータを読込み、読込んだIフレームデータから予測を行い、以後の全てのPフレームデータを生成することになる。即ち、全画面画像であるIフレームデータを基にして動きが予測される部分の移動量を(X、Y)座標で表示して動きベクトルを生成し、動きが予測される部分の画像のみを持って来る動き補償過程を介してPフレームデータを生成することになる。ここで、前記Iフレームデータが空間的リダンダンシーを除去することにより、圧縮を行ったデータであれば、Pフレームデータは、前記Iフレームデータに対する時間的相関関係による圧縮、即ち、時間的リダンダンシーを除去したデータである。そして、圧縮部2213は、次のPフレームデータに対する予測のために、符号化されたIフレームデータをデコーディングし、デコーディングされたIフレームデータを圧縮部2213内の動き予測処理部(図示していない)に提供するのである。
選択出力部2214は、制御部2240で提供される制御信号により、圧縮部2213で圧縮されたI及びPフレーム画像データを順次出力し、第1、第2のフレームメモリ2215、2216に交互に格納させる。即ち、圧縮部2213で最初符号化されたIフレームデータは、第1のフレームメモリ2215に格納させ、以後に符号化されたP(1)フレームデータは、第2のフレームメモリ2216に格納させる。その際、符号化されたIフレームデータは、第1のフレームメモリ2215に格納されてから画像サービス部2220の要求により出力されることになる。従って、符号化されたP(2)フレームデータは、第1のフレームメモリに格納されることになり、符号化されたP(3)フレームデータは、第2のフレームメモリ2216に格納されることになる。ここで、P(3)フレームデータが格納される前に、既に符号化されて格納されたP(1)フレームデータは、画像サービス部2220の要求により出力されるか、出力の要求がない場合には前記符号化されたP(3)フレームデータの格納により削除されるのである。即ち、P(1)フレームデータにP(3)フレームデータをオーバレイされることにより、P(1)フレームデータは削除されるのである。
前記のように入力される画像に対して、圧縮過程を行う途中で、クライアント部2230から画像伝送信号の要求がある場合、画像サービス部2220は、画像伝送機能を遂行するタスク(Task)を発生させた後、画像データ処理部2210の各フレームメモリ2215、2216に格納された、最近符号化された画像フレームデータを読込んで画像伝送を要求した当該クライアントにネットワークを介して伝送することになる。ここで、ネットワークは有、無線ネットワーク、例えば、ISDN、PSTN等のネットワークであることができる。クライアント部2230の中、画像データの伝送を要求した当該クライアントは画像サービス部2220から伝送された符号化された画像データを復号化してディスプレイ手段に再生させる。即ち、符号化された画像データを復号化して使用者側コンピュータのディスプレイ画面(モニタ)にディスプレイするのである。
以下、画像サービス部2220の動作について、より詳細に考察する。
先ず、複数のクライアント2230‐1、2230‐2、2230‐3、...2230‐nからなるクライアント部2230の1つのクライアントがネットワークに接続して画像データの伝送を要求した場合、データ送受信部2223は当該要求信号を受信することになる。
画像データ伝送要求信号を受信した場合、データ送受信部2223は、当該クライアントに画像伝送機能を遂行することができるタスクを発生させ、発生されたタスクを用いて当該クライアントに応ずる画像サービス部2220内のフレームメモリに格納されたIフレーム画像データをネットワークを介して当該クライアントに伝送すると共に、フレームデータ伝送制御部2221にデータ読込み制御信号(Data Read Signal)を提供することになる。
従って、フレームデータ伝送制御部2221は、データ送受信部2223から提供される画像フレームデータの要求信号により、第1、第2のフレームメモリ2215、2216に格納されたPフレームデータを読込んで当該クライアントに応ずる画像サービス部2220内のフレームメモリに格納させる。
画像サービス部2220内のフレームメモリに格納された当該Pフレームデータは、データ送受信部2223に出力する。従って、データ送受信部2223は、当該フレームメモリから出力されるPフレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送することになる。即ち、本発明にかかる画像データ伝送システムは、例えば高速ネットワーク網に連結されたクライアントから画像データ伝送要求を受ける場合、符号化される順に全てのフレームデータ、即ち、I、P(1)、P(2)、...P(n‐1)、P(n)を全て提供し、中速ネットワーク網に連結されたクライアントの場合、I、P(2)、P(4)、...P(n)のみを伝送し、低速ネットワーク網に連結されたクライアントにはIフレームのみを伝送する。その際、ネットワーク伝送速度によって互いに異なるPフレームデータを伝送することになり、Iフレームデータは共通に伝送することになる。
従って、当該フレームデータを受信したクライアントでは、符号化されたIフレームデータを基準にして全てのPフレームデータを復号化するため、切れない画面を再生することができる。結局、本発明によるネットワークを通じた画像データ伝送装置及びその方法は、クライアントからデータ伝送の要求がある場合、正しくその瞬間に該当する画像圧縮フレームデータを伝送しても、常に復元可能になる。即ち、クライアント側での画像出力をクライアントデータ処理速度に合わせて伝送するため、実際の画像を復元してディスプレイする場合にネットワークの遅延速度の問題により発生可能な不意の画面の切れ等がなくて、柔らかく、不自然でない画面の再生がなされるのである。
このような効果を来すための本発明にかかる画像データ圧縮方法は、1つのグループ(例えば、30フレーム)の画像内で、I、P(1)、P(2)、P(3)、...P(i)(ここで、Iは、1、2、3、4、...29)順に圧縮する時、P(i)フレームは常にIフレームを基準にして動きベクトルを計算する。例え、既存のH.261、MPEG標準案の圧縮過程では、P(i+1)フレームは、直前のP(i)フレームを基準で動きベクトルを計算するため、クライアント側での復号化は、P(i+1)の再生はP(i)フレームが予め伝送されなければ可能でないのである。もし、P(i)フレームがネットワーク網の伝送遅延時間によりサーバ側、即ち、図28に示している画像サービス部2220側からクライアント部2230側に伝送することができなかったら、クライアント側ではP(i+1)フレームが受信されても再生することができないのである。
しかし、本発明における圧縮方法は、サーバ側でP(i)フレームはP(i)フレームが属する画像グループ内のIフレームを基にして動きベクトルを計算して符号化した後、クライアント側に伝送するので、各クライアント側では、Iフレームに対する同じ画像グループ内のどのようなPフレームの画像も再生可能である。但し、1つのグループ内のIフレームは常に伝送されることを仮定しなければならない。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、ネットワークカメラは、ネットワーク固有住所によりカメラ登録され、PC端末機、または、無線インターネット端末機の使用者の接続要求の際、流動IP住所体系を有するネットワークカメラの流動IP住所を使用者に伝送することにより、ネットワークカメラとPC端末機、または、無線インターネット端末機の使用者は、インターネット接続される。また、ネットワークカメラが固定IP住所体系を有する場合、PC端末機、または、無線インターネット端末機の使用者は固定IP住所を介してネットワークカメラに接続される。
だから、本発明の実施の形態によれば、遠隔地にネットワークカメラと使用者とネットワークカメラのネットワーク固有住所を介してネットワーク接続され、使用者はネットワーク接続されたネットワークカメラから遠隔地の監視画像を提供受けることができ、より効率の良い画像モニターリングを提供することができるので、使用者により効率的な画像モニターリングを提供することができる効果がある。
また、本発明の実施の形態によれば、ネットワーク固有住所を介してネットワーク接続されたカメラの監視位置を調節することができるので、使用者が一定の地域のモニターリングに対する信頼性を向上させることができる効果もある。
また、本発明の実施の形態によれば、ネットワークカメラの異常動き監視により不法侵入等の異常状態を監視し、監視された異常状態をインターフェースサーバを介して使用者に警告メッセージを伝送することができるので、より効率の良い画像モニターリングを提供することができる効果もある。
また、本発明の実施の形態によれば、ネットワークカメラに接続されている電気炊飯器、エアコン、または、ボイラー等の外部装置のオン/オフ動作を遠隔から制御することができるので、使用者の便宜性を向上することができる効果もある。
本発明の画像データ圧縮の技術は、ネットワーク(インターネット)に直接接続可能で、いろいろな外部装置等を連結することができるネットワークカメラに適用することができる。カメラを用いた遠隔監視/制御網において、画像モニターリング、侵入探知、ホームオートメーション等、画像を利用する種々のサービスに提供することができる。
本発明にかかるネットワークカメラを用いる遠隔監視/制御網の構成図である。 図1に示す遠隔監視/制御サービスサイトの細部構成ブロック図である。 図2に示す使用者情報データベースの例示図である。 図2に示す固定IP住所データベースの例示図である。 図2に示すMAC住所データベースの例示図である。 図2に示す住所連動データベースの例示図である。 図2に示す異常状態情報データベースの例示図である。 本発明の使用者認証過程を示す順序図である。 本発明のIP住所を有するカメラ登録過程を示す順序図である。 本発明にかかるカメラ登録画面の例示図である。 本発明の流動IP住所を有するカメラ登録過程を示す順序図である。 クライアントモジュールが設けられていない場合、本発明により固定IPを有するネットワークカメラを登録するための順序図である。 クライアントモジュールが設けられていない場合、本発明により流動IPを有するネットワークカメラを登録するための順序図である。 本発明により流動IP住所のアップデート過程を示す順序図である。 本発明により固定IP住所を有するネットワークカメラの監視位置を制御するための順序図である。 本発明によるカメラ接続及び制御画面の例示図である。 本発明により流動IP住所を有するネットワークカメラの監視位置を制御するための順序図である。 本発明による画像画面の例示図である。 本発明による異常状態監視手続きを示す順序図である。 本発明によるホームオートメーションサービスを行うための順序図である。 本発明により動画像見る動作を行う無線インターネット端末機の画面例である。 本発明により侵入探知サービスを遂行するための無線インターネット端末機の画面例である。 本発明により侵入探知サービスを遂行するための無線インターネット端末機の画面例である。 本発明により侵入探知サービスを遂行するための無線インターネット端末機の画面例である。 本発明によりホームオートメーションを遂行するための無線インターネット端末機の画面例である。 本発明によるネットワークカメラの内部構成ブロック図である。 本発明によるホームオートメーションのためのネットワーク構成例である。 本発明による画像圧縮伝送システムを示す概略図である。 本発明による図28に示す圧縮部の細部構成ブロック図である。 本発明による圧縮符号化を説明するために示すピクチュアの例示図である。
符号の説明
100 PC端末機
110 無線インターネット端末機
120 無線インターネットサーバ
130 基地局
140 インターフェースサーバ
150−1、...150−N 第1ないし第Nのネットワークカメラ

Claims (6)

  1. 複数のクライアントにネットワークを介して画像データを伝送するための方法において、
    外部から入力されるディジタル原画像データを符号化し、前記符号化された原画像フレームデータを基準に同一グループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化するステップと、
    前記クライアントから画像伝送信号の要求がある場合、前記符号化された原画像フレームデータ及び最も近来に符号化された予測フレームデータを当該クライアントにネットワークを介して伝送するステップとを含むことを特徴とするネットワークを通じた画像データ圧縮伝送方法。
  2. 前記伝送するステップは、
    前記符号化された原画像フレームデータを各クライアントに応ずる各々のクライアントフレームメモリに格納するステップと、
    前記クライアントからネットワークを介して画像データ伝送要求がある場合、画像フレームデータ伝送機能を遂行するタスクを発生するステップと、
    a)前記発生されたタスクを用いてデータの伝送を要求した当該クライアントフレームメモリに格納された原画像フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送し、
    b)前記複数の予測フレームデータ中、最も近来に符号化されて格納された予測フレームデータを当該クライアントフレームメモリに格納した後、前記発生されたタスクを用いて前記格納された予測フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワークを通じた画像データ圧縮伝送方法。
  3. 互いに異なる伝送速度を有するネットワークに接続された複数のクライアントに画像データを伝送するシステムの画像データ圧縮方法において、
    入力されるディジタル画像信号の原画像データを符号化し、原画像フレームデータを生成した後、フレームメモリに格納するステップと、
    前記フレームメモリに格納された原画像フレームデータの動きを予測して動きベクトル値を算出するステップと、
    前記算出された動きベクトル値により前記符号化された原画像フレームデータの動きを補償して同一のグループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化するステップとを含むことを特徴とする画像データ圧縮方法。
  4. 複数のクライアントにネットワークを介して画像データを伝送するための伝送システムにおいて、
    外部から入力されるディジタル原画像データを符号化し、前記符号化された原画像フレームデータを基準に同一グループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化する圧縮部を含む画像データ処理部と、
    前記クライアントから画像伝送信号の要求がある場合、前記符号化された原画像フレームデータ及び最も近来に符号化された予測フレームデータを当該クライアントにネットワークを介して伝送する画像サービス部とを含むことを特徴とする画像データ圧縮伝送システム。
  5. 前記画像サービス部は、
    前記符号化された原画像フレームデータを各クライアントに応じて格納する各クライアントフレームメモリと、
    前記クライアントからネットワークを介して画像データ伝送要求を受信し、当該画像データ伝送要求に基づいて、画像フレームデータ伝送機能を遂行するタスクを発生するデータ送受信部とを備え、
    前記データ送受信部は、
    a)前記発生されたタスクを用いてデータの伝送を要求したクライアントのクライアントフレームメモリに格納された原画像フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送する処理と、
    b)前記複数の予測フレームデータ中、最も近来に符号化されて格納された予測フレームデータを当該クライアントフレームメモリに格納した後、前記発生されたタスクを用いて前記格納された予測フレームデータをネットワークを介して当該クライアントに伝送する処理と
    を含むことを特徴とする請求項4記載の画像データ圧縮伝送システム。
  6. 互いに異なる伝送速度を有するネットワークに接続された複数のクライアントに画像データを圧縮する装置であって、
    原画像フレームデータを格納するフレームメモリと、
    入力されるディジタル画像信号の原画像データを符号化して原画像フレームデータを生成し前記フレームメモリに格納する原画像フレームデータ生成手段と、
    前記フレームメモリに格納された原画像フレームデータの動きを予測して動きベクトル値を算出し、当該算出した動きベクトル値により前記符号化された原画像フレームデータの動きを補償して同一のグループ内の全ての予測フレームデータを順次符号化する予測フレームデータ生成手段とを備えることを特徴とする画像データ圧縮装置。
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