JP2004171252A - サービス引継ぎ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者がシステムの利用を再開する際に操作再開時点での中断状況に応じた処理の進捗を取得することを可能とし、中断状況からの処理再開負荷を低減する。
【解決手段】中断前の利用者の操作情報を取得することに加え、中断中における操作対象の状態情報を取得し、中断前状態とこれを比較し表示する。中断中における操作対象の状態情報としては、操作対象の状態値変化を含む。
さらに、操作再開時に該利用者の操作中断期間、中断中における処理対象の状態変化回数、状態変化幅、中断中における他の利用者の操作回数のいずれか一つ以上から、蓄積された該進捗情報における各蓄積情報毎の、同一の操作の繰り返し回数、一回の操作にかかった時間の長さ、操作を間違えた回数のいずれか一つ以上に基づく習熟度に応じた提供内容の変更、該進捗情報の提供方法の変更のいずれか一つ以上を行う。
【選択図】 図8
【解決手段】中断前の利用者の操作情報を取得することに加え、中断中における操作対象の状態情報を取得し、中断前状態とこれを比較し表示する。中断中における操作対象の状態情報としては、操作対象の状態値変化を含む。
さらに、操作再開時に該利用者の操作中断期間、中断中における処理対象の状態変化回数、状態変化幅、中断中における他の利用者の操作回数のいずれか一つ以上から、蓄積された該進捗情報における各蓄積情報毎の、同一の操作の繰り返し回数、一回の操作にかかった時間の長さ、操作を間違えた回数のいずれか一つ以上に基づく習熟度に応じた提供内容の変更、該進捗情報の提供方法の変更のいずれか一つ以上を行う。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンマシンシステムを有する計算機を介して行われる利用者が操作することで処理を実行する、あるいは、情報提供サービスを受けるシステムにおいて、利用者が時間間隔を空けて継続的に操作する際におけるサービス引継ぎ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来類似の技術としては、サービスを中断/再開する場合に中断前と同様の状態から作業を再開できるようにサービスを提供するシステムがある。このような処理中断/再開方式としては下記の非特許文献1に記載のTeleportingシステムや特許文献1に記載されたクライアント・サーバシステム処理中断/再開方式がある。両者とも複数のディスプレイを介して継続的にサービスを提供することが可能なシステムである。該Teleportingシステムにおいては、地理的に離れた場所にある複数のディスプレイを利用して操作を行うシステムにおいて、同時に複数のディスプレイによる操作とならないように画面出力を制御する方式である。さらに、該クライアント・サーバシステム処理中断/再開方式においては、マルチウィンドウシステムにおいて、ユーザ指定に基づき、中断前と同様の画面が開かれた状態、あるいは、必要な画面だけを開いた状態からの作業の再開を行うことを可能としている。
【0003】
【非特許文献1】
IEEE Computer Vol.30 No.20のpp.53−59Global Teleporting With Java(登録商標):Toward Ubiquitous Personalized Computing
【特許文献1】
特開平7−168787号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記に記載の従来技術においては、前者は、中断前の作業状況をそのまま再開時の画面に反映するシステムである。後者は、中断前の処理状況を記録し、中断前に行っていた作業を再開時にメニューとして提示し、それを利用者が選択することにより処理を再開する方式である。しかし、中断期間が長くなること、あるいは、中断中においても処理対象の状態が変化することにより再開すべき処理の進捗が変化することがあり、中断状態からすぐに作業を再開することは困難であった。
【0005】
本発明においては、習熟度および中断状況から、提示する処理の進捗情報とともに提供するサービスダイジェストの提供方法を変更することにより、利用者へのサービス再開時の適切な情報提供を可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明においては、中断前の利用者の操作情報に加えて、中断中における操作対象の状態情報を取得するステップと中断前状態とこれを比較し表示するステップを備え、該利用者の操作再開時点での処理の進捗を取得することが可能となる。ここで、中断中における操作対象の状態情報としては、操作対象の状態値変化、該利用者の中断中における他の操作者による操作情報を含む。
【0007】
さらに、操作再開時に該利用者の操作中断期間、中断中における処理対象の状態変化回数、中断中における他の操作者の操作回数のいずれか一つ以上から、蓄積された該進捗情報における各蓄積情報毎の同一の操作の繰り返し回数、一回の操作にかかった時間の長さ、操作を間違えた回数のいずれかに基づく習熟度から提供内容の変更、該進捗情報の提供方法の変更のいずれか一つ以上を行うステップを有することにより、操作再開時における該利用者に対する適切な情報提供を可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面により説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施形態の一つであるマンマシンシステムにより業務を行うシステムの構成図を示したものである。本システムではサービスは操作を行うことにより遂行される業務となり、業務としては監視制御のオペレーション処理、保守業務処理、設計業務処理、解析業務処理などがある。業務遂行に必要な演算を行う計算装置1が業務遂行結果の提供や業務遂行時の操作を行うマンマシン2に接続されている。利用者3は該マンマシン2を介して業務を遂行、業務結果の確認を行う。該計算装置1は該利用者3の業務の進展情報を操作時に蓄積する作業進捗DB4および該利用者3が本システムを介して行うことができる業務の操作手順情報を蓄積し、該利用者3が業務遂行時に次操作を提示する情報源となる作業手順DB5に接続されている。なお、該作業進捗DB4、該作業手順DB5は該計算装置1と伝送媒体を介して接続される別の計算装置にて管理されていてもよい。
【0009】
図2に該作業進捗DB4に格納される業務の進展情報を示す。業務の進展情報としては、操作が行われた該計算装置1を示す計算機11、行われた操作の内容を示す操作内容12、操作の行われた日時を示す操作日時13、操作を行った該利用者3を示す操作利用者14、一連の操作からなる業務が完了したかどうかを示す作業完了フラグ15、中断した業務の再開時に表示するか否かを判定する際に利用する重要度を示す提供優先度16からなる。なお、該提供優先度16は利用者3が該操作手順DB5に定められてない手順をとった回数に応じ、その回数が多いほど該提供優先度16を高くすると決める。あるいは、操作を行うのにかかった時間の長さに応じて該提供優先度16を高くしてもよい。あるいは、操作を繰り返し行った回数に応じて該提供優先度16を高くしてもよい。あるいは、該操作手順DB5にて定義される操作手順情報にて各操作項目の優先度を定義し、それに応じて該提供優先度16を設定してもよい。ここで、該作業完了フラグ15は直接業務に関係ない処理である中断/ログイン処理等においてはNULLをとる。
【0010】
図3に作業進捗DB4に格納される、業務における操作対象の状態変化情報を示す。業務の内容を示す項目21毎にテーブルを作り、各テーブルは該項目21の状態を示す状態値23とその状態に変化が発生した時刻である状態変化時刻22からなる。ここで、同種の業務を並行して行うことも可能であり、その場合には並行して行われる各業務毎に識別子を割り当て、該識別子毎にテーブルを作る。
【0011】
図4に該作業手順DB5に格納される、本システムにおいて、該利用者3が行うことが可能な業務の手順を表すテーブルを示す。業務の内容を示す作業名称31毎にテーブルを作る。各テーブルは該作業名称31毎に操作を識別する識別子となるステップ32、該ステップ32に遷移する前のステップを示す遷移前ステップ33、該ステップ32に遷移する際の条件を示す遷移条件34、該ステップ33における操作を示す処理内容35、および該ステップ32における操作の終了条件を示す終了条件36から構成される。ここで、業務の始点となるステップでは該遷移前ステップ33はNULLとなる。さらに、無条件で該遷移前ステップ33から操作が遷移される場合には該遷移条件34はNULLとなる。さらに、該処理内容35に記載された操作が終了した場合に次ステップに自動的に遷移する場合には該終了条件36はNULLとなる。
【0012】
図5に再開時に進捗情報を提供する処理に必要なソフトウェア構成図を示す。利用者3がマンマシン2を介してログインする際の認証処理を行う利用者認証41がある。該利用者認証41においては、利用者3毎の認証に必要な情報を保持する認証情報42に基づきログインの可否を判定する。ここで該認証情報42は図6に示すように、利用者3を識別するユーザID51と該利用者3がログインする際にパスワードとして使用するパスワード52の対の情報からなり、不揮発情報として該計算装置1が管理するファイルシステムに格納される。さらに、該利用者認証41にてログインが成功した場合に業務の進捗情報を提供する作業進捗管理43がある。さらに、実際に該計算装置1を利用して業務を行う場合に利用される、該利用者3からの操作要求をマンマシン2を介して受け付ける操作入力44、操作要求を受け付けて実行した操作の履歴情報を蓄積する操作履歴蓄積45、操作の結果に応じて状態が変化した場合に状態変化履歴を蓄積する状態履歴蓄積46、および、該利用者3に対して該マンマシン2を介して操作の結果を提示する情報提供47からなる。
【0013】
図7に業務を再開した場合における情報提供処理フローを示す。ST1において利用者3が計算装置1およびマンマシン2の電源を投入し、立ち上げを行う。ここで、ST1の処理は中断した業務を再開する処理であるスクリーンセーバの解除であってもよい。続いてST2において利用者認証41を介して該利用者3がログイン処理を行う。ST3においては、作業進捗管理43が作業進捗DB4から作業完了フラグ15がNoとなっている業務の進展情報を取得する。あわせて、前回ログイン時から現在時刻までの期間における作業内容の進展情報、および、状態変化情報を該作業進捗DB4から取得する。ST4においては、ST3にて取得した情報の有無を判定する。該情報がない場合には処理を終了する。あるいは、今までの操作情報の中で処理途中のものをすべて取得し、ST5に進んでもよい。該情報がある場合にはST5に進む。ST5においては、ST3にて取得した業務の進展情報と操作手順DB5に格納されている操作手順情報とのマッチングを取り、該操作手順情報に含まれる業務の進展情報があれば、中断した業務である可能性があるとして該利用者3に対する作業名称とその進捗情報に関して情報提供を行う。ここで、進展情報に関しては、操作情報だけではなく、業務中断中における状態変化情報から進捗の判断を行ってもよい。例えば、ある操作前の状態に状態が戻っていた場合には、進捗がその操作前の状態であるとする。なお、進展情報の提供においては、中断間隔が長い場合、中断時における操作対象の状態変化量が大きい場合、中断時における操作対象の状態変化回数が多い場合のいずれか一つ以上を満たす場合には中断している業務に関する詳細な情報が必要と判断して情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシン2を介して表示する場合には、表示領域を大きくする。また、今後の操作手順についてもあわせて提供してもよい。中断している作業に関する詳細な情報が必要と判断された場合には、今後の操作手順に関しても情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても重要度の低い情報、あるいは、時間的に先の操作手順情報まで提供する。さらにマンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。続いてST6において再開する業務を選択する。さらに、ST6において業務終了、あるいは、業務途中で強制的に終了するものを選択するようにしてもよく、その場合には該作業進捗管理43によって関連する操作項目の該作業完了フラグ15をYesにする。
(実施例2)
図8は本発明の実施形態の一つである複数のアクセスポイントを利用して利用者がサービスを継続的に享受するサービスシステムの構成図である。なお、本実施例ではサービスとして、利用者3の操作に基づきビデオ配信処理などのストリーミングサービスを提供することを想定する。該利用者3が携帯端末61を介してサービスを享受する。該携帯端末61はサービスを享受するためにアクセスポイント62に接続する。ここで、該利用者3は該携帯端末61を持ち歩かずに、設置されている端末を利用することも可能である。該アクセスポイント62はサービスを該利用者の近傍の機器64を利用して提供する。このため、近傍にある該機器64を管理するゲートウェイ63がある。ここで該機器64としては映像を写すディスプレイや音声を流すスピーカ等がある。該アクセスポイント62、該ゲートウェイ63、および、該機器64は無線あるいは有線のフィールドネットワーク65を介して相互に接続されている。該ゲートウェイ63においては接続されている機器情報を格納した機器構成DB66を管理している。さらに、該ゲートウェイ63はWAN(Wide Area Network)等の広域ネットワーク67を介してストリーミング等のサービスを提供する一台以上のサービスサーバ68に接続される。さらに、サービスサーバ68は提供可能なサービス情報を格納する提供サービスDB69、作業進捗DB4、操作手順DB5に接続される。なお、本システムにおいては該ゲートウェイ63は二台以上に存在する。
【0014】
図9に該機器構成DB66において格納される構成機器情報テーブルを示す。製造元情報、型式、製造番号などの機器を示す識別子を組み合わせた機器ID71、機器の種別を示す機器種別72、接続されている機器の状態を示す状態73からなる。
【0015】
図10に該提供サービスDB69において格納される該サービスサーバ68が提供するサービス情報テーブルを示す。サービス情報テーブルはサービスの識別子を示すサービスID81と対応するサービスの名称を示すサービス名称82およびサービスを提供する際に必要となる機器の条件を示した必要機器条件83からなる。
【0016】
図11に本システムを用いて利用者3に継続的にサービスを提供するためのソフトウェア構成図を示す。携帯端末61には、利用者の認証情報をサービスサーバ68に対して送付する認証情報送付91、中断前に享受していたサービスの内、再開可能なサービス情報、および、新規に開始することができるサービス情報を該利用者3に提供するサービス内容提供94、サービスを享受している際に利用者3が操作情報の入力を行う操作入力44、操作結果情報を提供する情報提供47から構成される。ゲートウェイ63は再開可能なサービス、および、開始可能なサービスを判定する提供可能サービス判定92、および、機器構成DB66に対して該ゲートウェイ63に接続されている機器64の情報の格納、更新、取得を行う機器構成管理93からなる。該サービスサーバ68は該認証情報送付91にて送付された情報に基づき、該利用者3の認証を認証情報42に基づき行う利用者認証41、該利用者3が享受しているサービスに関する操作情報を取得し、その進捗、および、享受中の可能性のあるサービスを判定する作業進捗管理43、利用者の操作入力に応じて操作履歴を蓄積する操作履歴蓄積45、および提供中のサービスの内容情報を示す状態履歴蓄積46からなる。さらに機器64においても該情報提供47が存在する。なお、該機器64においても操作入力44が存在してもよい。
【0017】
図12に再開時におけるサービス情報の提供処理フローを示す。ST11において携帯端末61をアクセスポイント62に接続する。続いてST2において認証情報送付91、利用者認証41を介して該利用者3がログイン処理を行う。ST3においては、作業進捗管理43が作業進捗DB4から作業完了フラグ15がNoとなっているサービスでの操作情報を取得する。あわせて、前回ログイン時からのサービス内容の進展情報を取得する。ここでサービス内容の進展情報としては、蓄積されている状態を取得するが、この状態としてはストリミーング送付の場合には、コンテンツの提供開始時点からの相対的な時間であるコンテンツ提供時間などを保持する。あるいは、現在日時もサービス内容の進展情報としてもよい。あわせて、処理対象の情報からサービスの進捗情報を取得する。例えばストリーミング送付の場合には、正確に送付できた時点までをサービスの進捗とする。あるいは、中断中に処理対象が操作を行う前のステータスに戻っていた場合には操作前の状態をサービスの進捗情報として保持する。あるいは、ニュースなどのように有効期限があるサービスの場合には、現在時刻が有効な期限を過ぎてしまっていた際にサービスの進捗は強制終了されたとしてもよい。続いて、ST4においては、ST3にて取得した情報の有無を判定する。該情報がない場合にはST15に進む。ここで、今までの操作情報の内、サービス享受中のものを取得してST5に進んでもよい。該情報がある場合にはST5に進む。ST5においては、ST3において取得したサービスの進展情報を操作手順DB5に格納されている処理手順情報とのマッチングを取り、該処理手順情報に含まれる操作の進展情報があれば、中断したサービスである可能性があるとして該利用者3に対するサービス名称とその進捗情報に関して情報取得を行う。ここで、例えば、ストリーミング送付サービスの場合には処理手順は配信開始、配信停止となる。なお、この場合における配信停止はシステム側で検出してもよい。続いてST12に進み、提供可能サービス判定92、機器構成管理93を介して該利用者3に提供可能なサービスを取得する。ここで、機器構成から開始可能なサービス情報も合わせて提供してもよい。続いてST13に進み、再開可能なサービスの有無を判定する。再開可能なサービスがない場合にはST15に進む。引継ぎ可能なサービスがあった場合にはサービス内容提供94を介して再開可能なサービスの進捗情報の提供を行う。ここで、中断間隔が長い場合、中断時における操作対象の状態変化量が大きい場合、中断時における他利用者の操作回数が多い場合のいずれか一つ以上を満たす場合には中断しているサービスに関する詳細な情報が必要と判断して情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。また、今後の操作手順についてもあわせて提供してもよい。続いてST6において再開するサービスを選択する。ここで、選択したサービスと重複する操作を持つ作業に関しては選択可能なメニューから除外してもよい。さらに、ST6において作業終了、あるいは、破棄するものを選択するようにしてもよく、その場合には該作業進捗管理43によって関連する操作項目の該作業完了フラグ15をYesにする。続いてST14に進み、サービスを引き継いでいないかどうか判定を行う。引き継いでいる場合には、処理を終了する。引き継いでいない場合にはST15に進む。ST15においては、新規に開始することが可能なサービスを提供可能サービス判定92、機器構成管理93、サービス内容提供94を介して享受することが可能なサービス情報を取得し、該利用者3に提供する。
(実施例3)
図13に本発明の実施形態の一つである一人以上の操作者105より業務を遂行し、他の利用者3が業務遂行情報を取得する業務管理システムの構成図を示す。なお、対象となる業務としては該操作者105が行うプラントに対する監視制御業務の進捗状況の管理などがある。利用者3が業務状況の管理を行う状況管理端末101がローカルエリアネットワーク107を介してゲートウェイ63に接続されている。該情報管理端末101は該ゲートウェイ63を介して広域ネットワーク67越しに業務管理サーバ102に接続される。ここで、該情報管理端末101は、該ゲートウェイ63を介さずに該業務管理サーバ102に直接接続してもよい。該利用者3は、該情報管理端末101により、該業務管理サーバ102にて管理される、該操作者105が操作卓106によりフィールドネットワーク65を介して行うプラント制御監視処理の進捗情報を取得する。さらに該業務管理サーバ102は該利用者3の情報を格納する業務管理DB103、該操作者105の協調した操作によって遂行される処理である業務の進捗情報を格納する業務進捗DB104、操作手順DB5に接続され、これらの情報の管理を行う。
【0018】
図14に該業務管理DB103にて格納される利用者3の情報テーブルを示す。ユーザID51、パスワード52とともに、利用者3の氏名を示す利用者名称111、利用者の肩書きを示す役職112、利用者の所属元を示す部門113、該情報管理端末101を介して情報を取得することが可能な範囲を示す閲覧範囲114からなる。なお、該閲覧範囲114においては、該業務管理サーバ102のIPアドレスの指定や、該操作手順DB5に格納されているデータを示す。
【0019】
図15に該業務進捗DB104に格納される一人以上の操作者105の操作によって遂行される業務の進捗情報テーブルを示す。計算機11、操作内容12、操作日時13、操作者105、作業完了フラグ15、提供優先度16、作業名称31、および、一連の操作が属する業務の識別子となる業務ID121から構成される。ここで、作業名称31、該業務ID121は作業中断/再開処理などのように属する業務がない操作の場合にはNULLとなる。さらに、該業務ID121は該操作者105がいずれかの業務に属する作業であると指定するまではNULLとなる。さらに該業務進捗DB104には図3に示される業務内容の進捗情報もあわせて格納される。
【0020】
図16に実施例3における業務管理システムでのソフトウェア構成図を示す。情報管理端末101には、利用者の認証情報を業務管理サーバ102に対して送付する認証情報送付91、ログイン時点で遂行中および遂行完了した業務情報を提供する業務内容提供142、利用者3が操作情報の入力を行う操作入力44、操作結果情報を提供する情報提供47から構成される。該業務管理サーバ102は該認証情報送付91にて送付された情報と、利用者の認証を業務管理DB103に格納されているユーザID51、パスワード52をマッチングして行う利用者認証41、現在までに蓄積された操作履歴情報を取得し、遂行中の、あるいは、遂行完了した業務情報を管理する業務進捗管理141、利用者の操作入力に応じて操作履歴を蓄積し、あるいは、業務ID131を発行して適合するカラムに格納する操作履歴蓄積143、および遂行中の業務の内容情報を示す状態履歴蓄積46からなる。
【0021】
図17に実施例3における業務管理システムにおいて利用者3が状況の監視を開始する際における処理フローを示す。まず、ST2においては、利用者3の情報管理端末101に対するログイン処理を行う。ログイン処理においては、認証情報送付91が該利用者3が入力したユーザIDとパスワードの組を利用者認証41に対して送付し利用者3の認証処理を行う。続いてST21に進み、該操作者3が遂行中の、あるいは、遂行完了した業務情報を業務進捗管理141、業務内容提供143により取得する。続いてST22にて中断状況を取得する。中断状況としては、認証情報送付91のログ情報から以前にログインした日時を取得し、中断中の期間、操作回数、操作対象状態変化回数を取得する。続いてST23に進み、中断状況が長いかどうかの判定を行う。事前定義した閾値と、ST22にて取得した情報を比較し判定を行う。ST23にて中断状況が短いと判定された場合には、処理を終了する。ここで、長いと判定された場合にはST24に進む。続いてST24では情報提供47のログ情報から、前回ログインした際における操作履歴情報、取得データ情報を取得する。続いてST25でダイジェスト情報として、ST24にて取得した情報、ST21にて取得した情報を時系列的に表示する。ここで、中断状況の長さに応じて、情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者がシステムを利用する際に、実行することが可能な業務情報と該業務の進捗情報の提供内容および方法が該利用者のサービス中断状況に応じるため、利用者のサービス引継ぎ時の情報提供を適切なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンマシンシステムにより業務を行うOAシステムの構成図である。
【図2】作業進捗DB4に格納される業務の進展情報テーブルである。
【図3】作業進捗DB4に格納される業務における操作対象の状態変化情報テーブルである。
【図4】作業手順DB5に格納される利用者3が行うことが可能な業務の手順を表すテーブルである。
【図5】業務再開時に進捗情報を提供する処理に必要なソフトウェア構成図である。
【図6】認証情報42に格納される利用者3を認証するための情報のテーブルである。
【図7】業務再開時における情報提供処理フローである。
【図8】複数のアクセスポイントを利用して利用者がサービスを継続的に享受するサービスシステムの構成図である。
【図9】機器構成DB66において格納される構成機器情報テーブルである。
【図10】提供サービスDB69において格納される、サービスサーバ68が提供するサービス情報テーブルである。
【図11】本システムを用いて利用者3に継続的にサービスを提供するためのソフトウェア構成図である。
【図12】再開時におけるサービス情報の提供処理フローである。
【図13】一人以上の操作者105より業務を遂行し、他の利用者3が業務遂行情報を取得するする業務管理システムの構成図である。
【図14】業務管理DB103にて格納される利用者3の情報テーブルである。
【図15】該業務進捗DB104に格納される一人以上の操作者105の操作によって遂行される作業である業務の進捗情報テーブルである。
【図16】実施例3における業務管理システムでのソフトウェア構成図である。
【図17】実施例3における業務管理システムにおいて利用者3が監視を開始する際における処理フローである。
【符号の説明】
1…計算装置、2…マンマシン、3…利用者、4…作業進捗DB、5…操作手順DB、11…計算機、12…操作内容、13…操作日時、14…操作利用者、15…作業完了フラグ、16…提供優先度、21…項目、22…状態変化時刻、23…状態値、31…作業名称、32…ステップ、33…遷移前ステップ、34…遷移条件、35…処理内容、36…終了条件、41…利用者認証、42…認証情報、43…作業進捗管理、44…操作入力、45…操作履歴蓄積、46…状態履歴蓄積、47…情報提供、51…ユーザID、52…パスワード、61…携帯端末、62…アクセスポイント、63…ゲートウェイ、64…機器、65…フィールドネットワーク、66…機器構成DB、67…広域ネットワーク、68…サービスサーバ、69…提供サービスDB、71…機器ID、72…機器種別、73…状態、81…サービスID、82…サービス名称、83…必要機器条件、91…認証情報送付、92…提供可能サービス判定、93…機器構成管理、94…サービス内容提供、101…情報管理端末、102…業務管理サーバ、103…業務管理DB、104…業務進捗DB、105…操作者、106…操作卓、107…ローカルエリアネットワーク、111…利用者名称、112…役職、113…部門、114…閲覧範囲、131…業務ID、141…業務進捗管理、142…業務内容提供、143…操作履歴蓄積。
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンマシンシステムを有する計算機を介して行われる利用者が操作することで処理を実行する、あるいは、情報提供サービスを受けるシステムにおいて、利用者が時間間隔を空けて継続的に操作する際におけるサービス引継ぎ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来類似の技術としては、サービスを中断/再開する場合に中断前と同様の状態から作業を再開できるようにサービスを提供するシステムがある。このような処理中断/再開方式としては下記の非特許文献1に記載のTeleportingシステムや特許文献1に記載されたクライアント・サーバシステム処理中断/再開方式がある。両者とも複数のディスプレイを介して継続的にサービスを提供することが可能なシステムである。該Teleportingシステムにおいては、地理的に離れた場所にある複数のディスプレイを利用して操作を行うシステムにおいて、同時に複数のディスプレイによる操作とならないように画面出力を制御する方式である。さらに、該クライアント・サーバシステム処理中断/再開方式においては、マルチウィンドウシステムにおいて、ユーザ指定に基づき、中断前と同様の画面が開かれた状態、あるいは、必要な画面だけを開いた状態からの作業の再開を行うことを可能としている。
【0003】
【非特許文献1】
IEEE Computer Vol.30 No.20のpp.53−59Global Teleporting With Java(登録商標):Toward Ubiquitous Personalized Computing
【特許文献1】
特開平7−168787号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記に記載の従来技術においては、前者は、中断前の作業状況をそのまま再開時の画面に反映するシステムである。後者は、中断前の処理状況を記録し、中断前に行っていた作業を再開時にメニューとして提示し、それを利用者が選択することにより処理を再開する方式である。しかし、中断期間が長くなること、あるいは、中断中においても処理対象の状態が変化することにより再開すべき処理の進捗が変化することがあり、中断状態からすぐに作業を再開することは困難であった。
【0005】
本発明においては、習熟度および中断状況から、提示する処理の進捗情報とともに提供するサービスダイジェストの提供方法を変更することにより、利用者へのサービス再開時の適切な情報提供を可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明においては、中断前の利用者の操作情報に加えて、中断中における操作対象の状態情報を取得するステップと中断前状態とこれを比較し表示するステップを備え、該利用者の操作再開時点での処理の進捗を取得することが可能となる。ここで、中断中における操作対象の状態情報としては、操作対象の状態値変化、該利用者の中断中における他の操作者による操作情報を含む。
【0007】
さらに、操作再開時に該利用者の操作中断期間、中断中における処理対象の状態変化回数、中断中における他の操作者の操作回数のいずれか一つ以上から、蓄積された該進捗情報における各蓄積情報毎の同一の操作の繰り返し回数、一回の操作にかかった時間の長さ、操作を間違えた回数のいずれかに基づく習熟度から提供内容の変更、該進捗情報の提供方法の変更のいずれか一つ以上を行うステップを有することにより、操作再開時における該利用者に対する適切な情報提供を可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面により説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施形態の一つであるマンマシンシステムにより業務を行うシステムの構成図を示したものである。本システムではサービスは操作を行うことにより遂行される業務となり、業務としては監視制御のオペレーション処理、保守業務処理、設計業務処理、解析業務処理などがある。業務遂行に必要な演算を行う計算装置1が業務遂行結果の提供や業務遂行時の操作を行うマンマシン2に接続されている。利用者3は該マンマシン2を介して業務を遂行、業務結果の確認を行う。該計算装置1は該利用者3の業務の進展情報を操作時に蓄積する作業進捗DB4および該利用者3が本システムを介して行うことができる業務の操作手順情報を蓄積し、該利用者3が業務遂行時に次操作を提示する情報源となる作業手順DB5に接続されている。なお、該作業進捗DB4、該作業手順DB5は該計算装置1と伝送媒体を介して接続される別の計算装置にて管理されていてもよい。
【0009】
図2に該作業進捗DB4に格納される業務の進展情報を示す。業務の進展情報としては、操作が行われた該計算装置1を示す計算機11、行われた操作の内容を示す操作内容12、操作の行われた日時を示す操作日時13、操作を行った該利用者3を示す操作利用者14、一連の操作からなる業務が完了したかどうかを示す作業完了フラグ15、中断した業務の再開時に表示するか否かを判定する際に利用する重要度を示す提供優先度16からなる。なお、該提供優先度16は利用者3が該操作手順DB5に定められてない手順をとった回数に応じ、その回数が多いほど該提供優先度16を高くすると決める。あるいは、操作を行うのにかかった時間の長さに応じて該提供優先度16を高くしてもよい。あるいは、操作を繰り返し行った回数に応じて該提供優先度16を高くしてもよい。あるいは、該操作手順DB5にて定義される操作手順情報にて各操作項目の優先度を定義し、それに応じて該提供優先度16を設定してもよい。ここで、該作業完了フラグ15は直接業務に関係ない処理である中断/ログイン処理等においてはNULLをとる。
【0010】
図3に作業進捗DB4に格納される、業務における操作対象の状態変化情報を示す。業務の内容を示す項目21毎にテーブルを作り、各テーブルは該項目21の状態を示す状態値23とその状態に変化が発生した時刻である状態変化時刻22からなる。ここで、同種の業務を並行して行うことも可能であり、その場合には並行して行われる各業務毎に識別子を割り当て、該識別子毎にテーブルを作る。
【0011】
図4に該作業手順DB5に格納される、本システムにおいて、該利用者3が行うことが可能な業務の手順を表すテーブルを示す。業務の内容を示す作業名称31毎にテーブルを作る。各テーブルは該作業名称31毎に操作を識別する識別子となるステップ32、該ステップ32に遷移する前のステップを示す遷移前ステップ33、該ステップ32に遷移する際の条件を示す遷移条件34、該ステップ33における操作を示す処理内容35、および該ステップ32における操作の終了条件を示す終了条件36から構成される。ここで、業務の始点となるステップでは該遷移前ステップ33はNULLとなる。さらに、無条件で該遷移前ステップ33から操作が遷移される場合には該遷移条件34はNULLとなる。さらに、該処理内容35に記載された操作が終了した場合に次ステップに自動的に遷移する場合には該終了条件36はNULLとなる。
【0012】
図5に再開時に進捗情報を提供する処理に必要なソフトウェア構成図を示す。利用者3がマンマシン2を介してログインする際の認証処理を行う利用者認証41がある。該利用者認証41においては、利用者3毎の認証に必要な情報を保持する認証情報42に基づきログインの可否を判定する。ここで該認証情報42は図6に示すように、利用者3を識別するユーザID51と該利用者3がログインする際にパスワードとして使用するパスワード52の対の情報からなり、不揮発情報として該計算装置1が管理するファイルシステムに格納される。さらに、該利用者認証41にてログインが成功した場合に業務の進捗情報を提供する作業進捗管理43がある。さらに、実際に該計算装置1を利用して業務を行う場合に利用される、該利用者3からの操作要求をマンマシン2を介して受け付ける操作入力44、操作要求を受け付けて実行した操作の履歴情報を蓄積する操作履歴蓄積45、操作の結果に応じて状態が変化した場合に状態変化履歴を蓄積する状態履歴蓄積46、および、該利用者3に対して該マンマシン2を介して操作の結果を提示する情報提供47からなる。
【0013】
図7に業務を再開した場合における情報提供処理フローを示す。ST1において利用者3が計算装置1およびマンマシン2の電源を投入し、立ち上げを行う。ここで、ST1の処理は中断した業務を再開する処理であるスクリーンセーバの解除であってもよい。続いてST2において利用者認証41を介して該利用者3がログイン処理を行う。ST3においては、作業進捗管理43が作業進捗DB4から作業完了フラグ15がNoとなっている業務の進展情報を取得する。あわせて、前回ログイン時から現在時刻までの期間における作業内容の進展情報、および、状態変化情報を該作業進捗DB4から取得する。ST4においては、ST3にて取得した情報の有無を判定する。該情報がない場合には処理を終了する。あるいは、今までの操作情報の中で処理途中のものをすべて取得し、ST5に進んでもよい。該情報がある場合にはST5に進む。ST5においては、ST3にて取得した業務の進展情報と操作手順DB5に格納されている操作手順情報とのマッチングを取り、該操作手順情報に含まれる業務の進展情報があれば、中断した業務である可能性があるとして該利用者3に対する作業名称とその進捗情報に関して情報提供を行う。ここで、進展情報に関しては、操作情報だけではなく、業務中断中における状態変化情報から進捗の判断を行ってもよい。例えば、ある操作前の状態に状態が戻っていた場合には、進捗がその操作前の状態であるとする。なお、進展情報の提供においては、中断間隔が長い場合、中断時における操作対象の状態変化量が大きい場合、中断時における操作対象の状態変化回数が多い場合のいずれか一つ以上を満たす場合には中断している業務に関する詳細な情報が必要と判断して情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシン2を介して表示する場合には、表示領域を大きくする。また、今後の操作手順についてもあわせて提供してもよい。中断している作業に関する詳細な情報が必要と判断された場合には、今後の操作手順に関しても情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても重要度の低い情報、あるいは、時間的に先の操作手順情報まで提供する。さらにマンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。続いてST6において再開する業務を選択する。さらに、ST6において業務終了、あるいは、業務途中で強制的に終了するものを選択するようにしてもよく、その場合には該作業進捗管理43によって関連する操作項目の該作業完了フラグ15をYesにする。
(実施例2)
図8は本発明の実施形態の一つである複数のアクセスポイントを利用して利用者がサービスを継続的に享受するサービスシステムの構成図である。なお、本実施例ではサービスとして、利用者3の操作に基づきビデオ配信処理などのストリーミングサービスを提供することを想定する。該利用者3が携帯端末61を介してサービスを享受する。該携帯端末61はサービスを享受するためにアクセスポイント62に接続する。ここで、該利用者3は該携帯端末61を持ち歩かずに、設置されている端末を利用することも可能である。該アクセスポイント62はサービスを該利用者の近傍の機器64を利用して提供する。このため、近傍にある該機器64を管理するゲートウェイ63がある。ここで該機器64としては映像を写すディスプレイや音声を流すスピーカ等がある。該アクセスポイント62、該ゲートウェイ63、および、該機器64は無線あるいは有線のフィールドネットワーク65を介して相互に接続されている。該ゲートウェイ63においては接続されている機器情報を格納した機器構成DB66を管理している。さらに、該ゲートウェイ63はWAN(Wide Area Network)等の広域ネットワーク67を介してストリーミング等のサービスを提供する一台以上のサービスサーバ68に接続される。さらに、サービスサーバ68は提供可能なサービス情報を格納する提供サービスDB69、作業進捗DB4、操作手順DB5に接続される。なお、本システムにおいては該ゲートウェイ63は二台以上に存在する。
【0014】
図9に該機器構成DB66において格納される構成機器情報テーブルを示す。製造元情報、型式、製造番号などの機器を示す識別子を組み合わせた機器ID71、機器の種別を示す機器種別72、接続されている機器の状態を示す状態73からなる。
【0015】
図10に該提供サービスDB69において格納される該サービスサーバ68が提供するサービス情報テーブルを示す。サービス情報テーブルはサービスの識別子を示すサービスID81と対応するサービスの名称を示すサービス名称82およびサービスを提供する際に必要となる機器の条件を示した必要機器条件83からなる。
【0016】
図11に本システムを用いて利用者3に継続的にサービスを提供するためのソフトウェア構成図を示す。携帯端末61には、利用者の認証情報をサービスサーバ68に対して送付する認証情報送付91、中断前に享受していたサービスの内、再開可能なサービス情報、および、新規に開始することができるサービス情報を該利用者3に提供するサービス内容提供94、サービスを享受している際に利用者3が操作情報の入力を行う操作入力44、操作結果情報を提供する情報提供47から構成される。ゲートウェイ63は再開可能なサービス、および、開始可能なサービスを判定する提供可能サービス判定92、および、機器構成DB66に対して該ゲートウェイ63に接続されている機器64の情報の格納、更新、取得を行う機器構成管理93からなる。該サービスサーバ68は該認証情報送付91にて送付された情報に基づき、該利用者3の認証を認証情報42に基づき行う利用者認証41、該利用者3が享受しているサービスに関する操作情報を取得し、その進捗、および、享受中の可能性のあるサービスを判定する作業進捗管理43、利用者の操作入力に応じて操作履歴を蓄積する操作履歴蓄積45、および提供中のサービスの内容情報を示す状態履歴蓄積46からなる。さらに機器64においても該情報提供47が存在する。なお、該機器64においても操作入力44が存在してもよい。
【0017】
図12に再開時におけるサービス情報の提供処理フローを示す。ST11において携帯端末61をアクセスポイント62に接続する。続いてST2において認証情報送付91、利用者認証41を介して該利用者3がログイン処理を行う。ST3においては、作業進捗管理43が作業進捗DB4から作業完了フラグ15がNoとなっているサービスでの操作情報を取得する。あわせて、前回ログイン時からのサービス内容の進展情報を取得する。ここでサービス内容の進展情報としては、蓄積されている状態を取得するが、この状態としてはストリミーング送付の場合には、コンテンツの提供開始時点からの相対的な時間であるコンテンツ提供時間などを保持する。あるいは、現在日時もサービス内容の進展情報としてもよい。あわせて、処理対象の情報からサービスの進捗情報を取得する。例えばストリーミング送付の場合には、正確に送付できた時点までをサービスの進捗とする。あるいは、中断中に処理対象が操作を行う前のステータスに戻っていた場合には操作前の状態をサービスの進捗情報として保持する。あるいは、ニュースなどのように有効期限があるサービスの場合には、現在時刻が有効な期限を過ぎてしまっていた際にサービスの進捗は強制終了されたとしてもよい。続いて、ST4においては、ST3にて取得した情報の有無を判定する。該情報がない場合にはST15に進む。ここで、今までの操作情報の内、サービス享受中のものを取得してST5に進んでもよい。該情報がある場合にはST5に進む。ST5においては、ST3において取得したサービスの進展情報を操作手順DB5に格納されている処理手順情報とのマッチングを取り、該処理手順情報に含まれる操作の進展情報があれば、中断したサービスである可能性があるとして該利用者3に対するサービス名称とその進捗情報に関して情報取得を行う。ここで、例えば、ストリーミング送付サービスの場合には処理手順は配信開始、配信停止となる。なお、この場合における配信停止はシステム側で検出してもよい。続いてST12に進み、提供可能サービス判定92、機器構成管理93を介して該利用者3に提供可能なサービスを取得する。ここで、機器構成から開始可能なサービス情報も合わせて提供してもよい。続いてST13に進み、再開可能なサービスの有無を判定する。再開可能なサービスがない場合にはST15に進む。引継ぎ可能なサービスがあった場合にはサービス内容提供94を介して再開可能なサービスの進捗情報の提供を行う。ここで、中断間隔が長い場合、中断時における操作対象の状態変化量が大きい場合、中断時における他利用者の操作回数が多い場合のいずれか一つ以上を満たす場合には中断しているサービスに関する詳細な情報が必要と判断して情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。また、今後の操作手順についてもあわせて提供してもよい。続いてST6において再開するサービスを選択する。ここで、選択したサービスと重複する操作を持つ作業に関しては選択可能なメニューから除外してもよい。さらに、ST6において作業終了、あるいは、破棄するものを選択するようにしてもよく、その場合には該作業進捗管理43によって関連する操作項目の該作業完了フラグ15をYesにする。続いてST14に進み、サービスを引き継いでいないかどうか判定を行う。引き継いでいる場合には、処理を終了する。引き継いでいない場合にはST15に進む。ST15においては、新規に開始することが可能なサービスを提供可能サービス判定92、機器構成管理93、サービス内容提供94を介して享受することが可能なサービス情報を取得し、該利用者3に提供する。
(実施例3)
図13に本発明の実施形態の一つである一人以上の操作者105より業務を遂行し、他の利用者3が業務遂行情報を取得する業務管理システムの構成図を示す。なお、対象となる業務としては該操作者105が行うプラントに対する監視制御業務の進捗状況の管理などがある。利用者3が業務状況の管理を行う状況管理端末101がローカルエリアネットワーク107を介してゲートウェイ63に接続されている。該情報管理端末101は該ゲートウェイ63を介して広域ネットワーク67越しに業務管理サーバ102に接続される。ここで、該情報管理端末101は、該ゲートウェイ63を介さずに該業務管理サーバ102に直接接続してもよい。該利用者3は、該情報管理端末101により、該業務管理サーバ102にて管理される、該操作者105が操作卓106によりフィールドネットワーク65を介して行うプラント制御監視処理の進捗情報を取得する。さらに該業務管理サーバ102は該利用者3の情報を格納する業務管理DB103、該操作者105の協調した操作によって遂行される処理である業務の進捗情報を格納する業務進捗DB104、操作手順DB5に接続され、これらの情報の管理を行う。
【0018】
図14に該業務管理DB103にて格納される利用者3の情報テーブルを示す。ユーザID51、パスワード52とともに、利用者3の氏名を示す利用者名称111、利用者の肩書きを示す役職112、利用者の所属元を示す部門113、該情報管理端末101を介して情報を取得することが可能な範囲を示す閲覧範囲114からなる。なお、該閲覧範囲114においては、該業務管理サーバ102のIPアドレスの指定や、該操作手順DB5に格納されているデータを示す。
【0019】
図15に該業務進捗DB104に格納される一人以上の操作者105の操作によって遂行される業務の進捗情報テーブルを示す。計算機11、操作内容12、操作日時13、操作者105、作業完了フラグ15、提供優先度16、作業名称31、および、一連の操作が属する業務の識別子となる業務ID121から構成される。ここで、作業名称31、該業務ID121は作業中断/再開処理などのように属する業務がない操作の場合にはNULLとなる。さらに、該業務ID121は該操作者105がいずれかの業務に属する作業であると指定するまではNULLとなる。さらに該業務進捗DB104には図3に示される業務内容の進捗情報もあわせて格納される。
【0020】
図16に実施例3における業務管理システムでのソフトウェア構成図を示す。情報管理端末101には、利用者の認証情報を業務管理サーバ102に対して送付する認証情報送付91、ログイン時点で遂行中および遂行完了した業務情報を提供する業務内容提供142、利用者3が操作情報の入力を行う操作入力44、操作結果情報を提供する情報提供47から構成される。該業務管理サーバ102は該認証情報送付91にて送付された情報と、利用者の認証を業務管理DB103に格納されているユーザID51、パスワード52をマッチングして行う利用者認証41、現在までに蓄積された操作履歴情報を取得し、遂行中の、あるいは、遂行完了した業務情報を管理する業務進捗管理141、利用者の操作入力に応じて操作履歴を蓄積し、あるいは、業務ID131を発行して適合するカラムに格納する操作履歴蓄積143、および遂行中の業務の内容情報を示す状態履歴蓄積46からなる。
【0021】
図17に実施例3における業務管理システムにおいて利用者3が状況の監視を開始する際における処理フローを示す。まず、ST2においては、利用者3の情報管理端末101に対するログイン処理を行う。ログイン処理においては、認証情報送付91が該利用者3が入力したユーザIDとパスワードの組を利用者認証41に対して送付し利用者3の認証処理を行う。続いてST21に進み、該操作者3が遂行中の、あるいは、遂行完了した業務情報を業務進捗管理141、業務内容提供143により取得する。続いてST22にて中断状況を取得する。中断状況としては、認証情報送付91のログ情報から以前にログインした日時を取得し、中断中の期間、操作回数、操作対象状態変化回数を取得する。続いてST23に進み、中断状況が長いかどうかの判定を行う。事前定義した閾値と、ST22にて取得した情報を比較し判定を行う。ST23にて中断状況が短いと判定された場合には、処理を終了する。ここで、長いと判定された場合にはST24に進む。続いてST24では情報提供47のログ情報から、前回ログインした際における操作履歴情報、取得データ情報を取得する。続いてST25でダイジェスト情報として、ST24にて取得した情報、ST21にて取得した情報を時系列的に表示する。ここで、中断状況の長さに応じて、情報提供の速度を遅くし、また、提供する一つ一つの情報についても提供優先度16の低いものまで提供する。さらに、マンマシンを介して表示する場合には、表示領域を大きくする。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者がシステムを利用する際に、実行することが可能な業務情報と該業務の進捗情報の提供内容および方法が該利用者のサービス中断状況に応じるため、利用者のサービス引継ぎ時の情報提供を適切なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンマシンシステムにより業務を行うOAシステムの構成図である。
【図2】作業進捗DB4に格納される業務の進展情報テーブルである。
【図3】作業進捗DB4に格納される業務における操作対象の状態変化情報テーブルである。
【図4】作業手順DB5に格納される利用者3が行うことが可能な業務の手順を表すテーブルである。
【図5】業務再開時に進捗情報を提供する処理に必要なソフトウェア構成図である。
【図6】認証情報42に格納される利用者3を認証するための情報のテーブルである。
【図7】業務再開時における情報提供処理フローである。
【図8】複数のアクセスポイントを利用して利用者がサービスを継続的に享受するサービスシステムの構成図である。
【図9】機器構成DB66において格納される構成機器情報テーブルである。
【図10】提供サービスDB69において格納される、サービスサーバ68が提供するサービス情報テーブルである。
【図11】本システムを用いて利用者3に継続的にサービスを提供するためのソフトウェア構成図である。
【図12】再開時におけるサービス情報の提供処理フローである。
【図13】一人以上の操作者105より業務を遂行し、他の利用者3が業務遂行情報を取得するする業務管理システムの構成図である。
【図14】業務管理DB103にて格納される利用者3の情報テーブルである。
【図15】該業務進捗DB104に格納される一人以上の操作者105の操作によって遂行される作業である業務の進捗情報テーブルである。
【図16】実施例3における業務管理システムでのソフトウェア構成図である。
【図17】実施例3における業務管理システムにおいて利用者3が監視を開始する際における処理フローである。
【符号の説明】
1…計算装置、2…マンマシン、3…利用者、4…作業進捗DB、5…操作手順DB、11…計算機、12…操作内容、13…操作日時、14…操作利用者、15…作業完了フラグ、16…提供優先度、21…項目、22…状態変化時刻、23…状態値、31…作業名称、32…ステップ、33…遷移前ステップ、34…遷移条件、35…処理内容、36…終了条件、41…利用者認証、42…認証情報、43…作業進捗管理、44…操作入力、45…操作履歴蓄積、46…状態履歴蓄積、47…情報提供、51…ユーザID、52…パスワード、61…携帯端末、62…アクセスポイント、63…ゲートウェイ、64…機器、65…フィールドネットワーク、66…機器構成DB、67…広域ネットワーク、68…サービスサーバ、69…提供サービスDB、71…機器ID、72…機器種別、73…状態、81…サービスID、82…サービス名称、83…必要機器条件、91…認証情報送付、92…提供可能サービス判定、93…機器構成管理、94…サービス内容提供、101…情報管理端末、102…業務管理サーバ、103…業務管理DB、104…業務進捗DB、105…操作者、106…操作卓、107…ローカルエリアネットワーク、111…利用者名称、112…役職、113…部門、114…閲覧範囲、131…業務ID、141…業務進捗管理、142…業務内容提供、143…操作履歴蓄積。
Claims (7)
- 利用者が操作を行うマンマシンシステムを有し、一つ以上の演算装置を有する一台以上の操作用計算機によって、利用者が時間間隔をあけ継続的に操作することで情報提供サービスを行うシステムにおいて、利用者が操作を中断した状態を保持し、中断した状態からの操作再開を可能とし、サービスの進捗情報を提供するシステムにおいて、
中断前に提供したサービスに基づくダイジェスト情報を、習熟度に基づき提供することを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項1に記載のサービス引継ぎ方法においては、
該習熟度として、同一の操作の繰り返し回数、一回の操作にかかった時間の長さ、操作を間違えた回数のいずれか一つ以上に基づくことを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項1に記載のサービス引継ぎ方法においては、
提供するサービスダイジェスト情報が該利用者の操作履歴情報、サービスにて提供した内容情報の一つ以上に基づくことを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項2乃至請求項3に記載のサービス引継ぎ方法においては、
操作を再開する際に、再開時の状況として、該利用者が操作を一時中断して利用を再開するまでの、期間、サービス提供内容の状態変化回数、状態変化幅のいずれか一つ以上を取得し、提供するダイジェスト情報の内容、提供速度、表示領域のいずれか一つ以上を変更することを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項1に記載のサービス引継ぎ方法においては、
該システムの処理の一連の手順を示した情報を保持し、一人以上の操作者によって処理がなされるシステムにおいて、処理状況を取得する利用者に対して該操作者が行った処理のダイジェスト情報を提供する時点において、監視対象のシステムで実行中の処理、あるいは、今後行う可能性がある手順情報を提示する際に、
該ダイジェスト情報が、該操作者の作業履歴、操作結果である操作対象の状態変化情報、操作手順情報の一つ以上に基づき、該利用者が操作を一時中断して利用を再開するまでの再開時の状況に応じて、処理を識別する情報に加えて提供する手順情報の内容、提供速度、表示領域のいずれか一つ以上を変更することを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項5に記載のサービス引継ぎ方法においては、
再開時の状況として、該利用者の利用中断中における、中断期間、処理対象の状態変化回数、状態変化幅、該操作者の操作回数のいずれか一つ以上を取得することを特徴とするサービス引継ぎ方法。 - 請求項1乃至請求項6に記載のサービス引継ぎ方法においては、
操作再開時に提供する情報を、
操作再開前に提供する、あるいは、再開した操作入力と並行して提供することを特徴とするサービス引継ぎ方法。
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