JP2004170800A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パノラマ撮影された画像をサムネイル表示するときに、一目でパノラマ画像の一部であることが分かるように表示させたい。
【解決手段】画像それぞれに対し、パノラマ画像の一部かどうかを判定し、パノラマ画像の一部であれば、同一パノラマ画像を構成する画像をひとまとめにし、パノラマ画像を構成する位置関係を崩さないような位置関係にサムネイル表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】画像それぞれに対し、パノラマ画像の一部かどうかを判定し、パノラマ画像の一部であれば、同一パノラマ画像を構成する画像をひとまとめにし、パノラマ画像を構成する位置関係を崩さないような位置関係にサムネイル表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置の大きなデジタルカメラや、パーソナルコンピュータ、PDAのような、画像を表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の画像を蓄積している装置においては、画像の閲覧性を向上するために、本来の画像より画素の小さいサムネイル画像を作成し、このサムネイル画像を任意の順番に表示させ、必要に応じてユーザにサムネイル画像を選択させることで、表示装置の操作を行ってきた。
【0003】
その際、表示する順番については、撮影された順番、またはタイトルの順番、また、位置においいては、等間隔に横方向に順番に表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近のデジタルカメラはパノラマ撮影モードを備えた機種も多く、ただ単に従来例のようにサムネイル画像を撮影順に並べるだけでは、サムネイルに該当する画像がパノラマ画像の一部であることを瞬時に判断することは難しいといった欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、蓄積された複数の画像のサムネイルを表示する手段を有し、それぞれの画像がパノラマ画像の一部かどうか、また、パノラマ画像の配置情報を有し、サムネイル表示手段が前記パノラマ画像の配置情報をもとに、必要であれば、サムネイルの表示する順番を並べ替え、パノラマ画像の横方向だけでなく、縦方向にも揃えて表示する手段を有することをと特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、図1〜6に基づき、本発明による画像表示装置の好適な実施例を説明する。
【0007】
図1は、本発明の画像表示装置を携帯情報端末に組み込んだ例である。
【0008】
帯情報端末10の外装は、ペン操作ができるようにデジタイザを組み込んだ液晶表示装置(LCD)11、液晶をペンタップ操作する以外の操作を行うハードウェアボタン12(a)〜(c)、CFカードのような外部メモリを挿入するためのカードスロット13により構成される。
【0009】
また、携帯情報端末10の内部は、図2で示されるように、携帯情報端末10の動作全体を制御するCPU21、読み書き可能なメモリ(RAM)21、デジタイザを実装した液晶表示装置(LCD)23、携帯情報端末にクロックを供給するリアルタイムクロック(RTC)24、読み込み専用メモリ(ROM)25、外部メモリ26、ハードウェアボタン27により構成され、CPU21はROM25に書き込まれたプログラムを処理する。本発明の画像表示装置のためのプログラムもROM25に格納する。それぞれの装置間の情報の伝達はバス28を通じて行われる。
【0010】
図3に本発明の画像表示装置の処理の流れを示す。
【0011】
まず、ステップs31で表示するサムネイルの番号nを0に初期化する。次にステップs32でサムネイルは全て表示しおわったかどうかを判定する。サムネイルが全て表示し終わっていれば、サムネイル表示のプログラムを終了する。サムネイルの表示が全て終わっていなければプログラムを継続するため、次のステップs33を処理する。
【0012】
ステップs33では、これから表示しようとしているn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部かどうかを判定する。最近のデジタルカメラでパノラマ撮影された場合は、別ファイルとして、パノラマ撮影されたときの属性値が保存されているため、この情報を用いてパノラマ画像の一部かどうかを判定する。対象となっている画像がパノラマ画像の一部と判定されなかった場合は、ステップs37において、所定のサムネイル表示位置にサムネイルを表示する。ステップs33でn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部であると判定された場合、ステップs34において、パノラマ配置情報に基づき、サムネイルの表示位置を決定し、サムネイルを表示する。更にステップs35においてステップs34で表示されたサムネイルの属するパノラマ画像を構成する他の画像を抽出し、これらのサムネイル画像を表示するための位置を確保(予約)する。ステップs34で、対象となっている画像のサムネイルの表示位置が既に確保されているかを判定し、その結果に応じてサムネイル表示位置を決定することになる。ステップs35またはステップs37が終了したら、サムネイルの番号nを1インクリメントして、ステップs32からステップs37を繰り返す。
【0013】
次に実際に表示される様子を図4〜6を用いて説明する。
【0014】
図4に示すように、A41,A42,A43,A44の4つの画像から1つのパノラマ画像を構成する場合について考える。
【0015】
まず、従来例のように蓄積された画像を順番にサムネイル表示すると、図5のように、T01,T02,T03,...の順に等間隔に並べて表示される。この状態では、図4のA41が図5のT02に、A42がT03に、A43がT04に、A44がT05に相当するが、図5の状態ではお互いの位置関係が揃っておらず、一目でパノラマ画像を構成する画像だと判断することは困難である。ここで、図3に示した処理の流れを用いることで、図6のようにT02,T03,T04,T05をお互いの位置関係を崩さずに配置することが可能となる。
【0016】
本発明の表示方法で重要な点は、必ずしも画像を蓄積された順番、位置関係にサムネイルを表示するのではなく、パノラマ画像の位置関係を優先的にサムネイルの表示を行うことである。
【0017】
これにより、パノラマ画像はパノラマ画像らしく、サムネイル表示を行うことが可能となる。
【0018】
(第2の実施例)
以下、図7に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第2実施例を説明する。
【0019】
本実施例の実装も、第1の実施例と同様、図3の流れの処理を行う。
ただし、第1の実施例では図6で説明したサムネイルの並び方が他のサムネイルと等間隔であった。
【0020】
本実施例では、図7に示すように、パノラマ画像を構成するサムネイル画像を接触させる位置関係に表示させ、他のサムネイルの位置関係とは異なる点が第1の実施例とは異なる。
【0021】
これにより、第1の実施例に比べ、よりパノラマ画像のサムネイルとして、見やすい表示が実現できる。
【0022】
(第3の実施例)
以下、図8に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第3実施例を説明する。
【0023】
本実施例の実装も、第1の実施例と同様、図3の流れの処理を行う。
【0024】
ただし、第1の実施例では図6で説明したサムネイルの並び方が他のサムネイルと等間隔であった。
【0025】
本実施例では、図8に示すように、パノラマ画像を構成するサムネイル画像を接触させる位置関係に表示させ、更にパノラマ画像を構成する位置関係で他のサムネイル画像と同じ大きさになるように縮小して表示する。
【0026】
これにより、第1の実施例に比べ、よりパノラマ画像のサムネイルとして、見やすい表示が実現でき、サムネイルのレイアウト上も、等間隔に並ぶために見やすい効果がある。
【0027】
(第4の実施例)
以下、図9に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第4実施例を説明する。
【0028】
本実施例の流れを図9に示す。
【0029】
まず、ステップs91で表示するサムネイルの番号nを0に初期化する。次にステップs92でサムネイルは全て表示しおわったかどうかを判定する。サムネイルが全て表示し終わっていれば、サムネイル表示のプログラムを終了する。サムネイルの表示が全て終わっていなければプログラムを継続するため、次のステップs93を処理する。
【0030】
ステップs93では、これから表示しようとしているn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部かどうかを判定する。最近のデジタルカメラでパノラマ撮影された場合は、別ファイルとして、パノラマ撮影されたとき、パノラマ情報の属性値が保存されているため、この情報を用いてパノラマ画像の一部かどうかを判定する。
【0031】
パノラマ画像の一部と判定されなかった場合は、ステップs99において、所定のサムネイル表示位置にサムネイルを表示する。ステップs93でn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部であると判定された場合、ステップs94において、n番目の画像のサムネイルは既に表示されたかどうかを判別する。既に表示されている場合は、ステップs97でnをインクリメントして、ステップs92に戻る。ステップs94においてn番目の画像のサムネイルが既に表示されていない場合、ステップs95で、パノラマ配置情報に基づいてサムネイルを表示する。更に、次のステップs96において、ステップs95で表示したサムネイルの属するパノラマ画像を構成するサムネイルは全て表示したかどうかを判定する。既に全て表示したと判定した場合、ステップs97でnをインクリメントしてステップs92に戻る。ステップs96でパノラマ画像を構成するサムネイルを全て表示しきっていないと判定した場合、ステップs98において、n番目のサムネイルと同じパノラマ画像を構成するサムネイルを抽出し、ステップs95で抽出されたサムネイル画像を表示する。
【0032】
以上の流れにおいて、図3に示した流れと大きく異なる点は、図3においてはパノラマの一部となるサムネイルを表示した後、同一のパノラマ画像に属する画像のサムネイルの表示位置を予め予約しておいて、後に該当するサムネイルを表示するのに対し、図9においては、該当するパノラマ画像に属する画像のサムネイルを一気に表示してしまう点が異なる。
【0033】
本実施例の優位点は、順次サムネイルを表示するのに、同一パノラマ画像を構成する画像ファイルが分散していた場合、図3の流れでは一度に同一パノラマ画像が表示されず、バラバラな順番に表示されるのに対し、図9の流れでは同一パノラマ画像に属するサムネイルは、ひとかたまりに表示され、見やすい表示形体となる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像表示装置のサムネイル表示において、パノラマ画像を構成する画像のサムネイルの表示を優先的にパノラマ画像を構成するのと等しい位置関係に配置することにより、パノラマ画像のサムネイルとして、見る側が判断しやすい表示を行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像表示装置が実装される携帯情報端末の外装図である。
【図2】本発明の実施例における画像表示装置が携帯情報端末の構成図である。
【図3】本発明の実施例における画像表示装置のサムネイル表示の流れを表す図である。
【図4】本発明の実施例におけるパノラマ画像の例を表す図である。
【図5】本発明の実施例における従来のサムネイル表示を表す図である。
【図6】本発明の第1実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図8】本発明の第3実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図9】本発明の第4実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置の大きなデジタルカメラや、パーソナルコンピュータ、PDAのような、画像を表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の画像を蓄積している装置においては、画像の閲覧性を向上するために、本来の画像より画素の小さいサムネイル画像を作成し、このサムネイル画像を任意の順番に表示させ、必要に応じてユーザにサムネイル画像を選択させることで、表示装置の操作を行ってきた。
【0003】
その際、表示する順番については、撮影された順番、またはタイトルの順番、また、位置においいては、等間隔に横方向に順番に表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近のデジタルカメラはパノラマ撮影モードを備えた機種も多く、ただ単に従来例のようにサムネイル画像を撮影順に並べるだけでは、サムネイルに該当する画像がパノラマ画像の一部であることを瞬時に判断することは難しいといった欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、蓄積された複数の画像のサムネイルを表示する手段を有し、それぞれの画像がパノラマ画像の一部かどうか、また、パノラマ画像の配置情報を有し、サムネイル表示手段が前記パノラマ画像の配置情報をもとに、必要であれば、サムネイルの表示する順番を並べ替え、パノラマ画像の横方向だけでなく、縦方向にも揃えて表示する手段を有することをと特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、図1〜6に基づき、本発明による画像表示装置の好適な実施例を説明する。
【0007】
図1は、本発明の画像表示装置を携帯情報端末に組み込んだ例である。
【0008】
帯情報端末10の外装は、ペン操作ができるようにデジタイザを組み込んだ液晶表示装置(LCD)11、液晶をペンタップ操作する以外の操作を行うハードウェアボタン12(a)〜(c)、CFカードのような外部メモリを挿入するためのカードスロット13により構成される。
【0009】
また、携帯情報端末10の内部は、図2で示されるように、携帯情報端末10の動作全体を制御するCPU21、読み書き可能なメモリ(RAM)21、デジタイザを実装した液晶表示装置(LCD)23、携帯情報端末にクロックを供給するリアルタイムクロック(RTC)24、読み込み専用メモリ(ROM)25、外部メモリ26、ハードウェアボタン27により構成され、CPU21はROM25に書き込まれたプログラムを処理する。本発明の画像表示装置のためのプログラムもROM25に格納する。それぞれの装置間の情報の伝達はバス28を通じて行われる。
【0010】
図3に本発明の画像表示装置の処理の流れを示す。
【0011】
まず、ステップs31で表示するサムネイルの番号nを0に初期化する。次にステップs32でサムネイルは全て表示しおわったかどうかを判定する。サムネイルが全て表示し終わっていれば、サムネイル表示のプログラムを終了する。サムネイルの表示が全て終わっていなければプログラムを継続するため、次のステップs33を処理する。
【0012】
ステップs33では、これから表示しようとしているn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部かどうかを判定する。最近のデジタルカメラでパノラマ撮影された場合は、別ファイルとして、パノラマ撮影されたときの属性値が保存されているため、この情報を用いてパノラマ画像の一部かどうかを判定する。対象となっている画像がパノラマ画像の一部と判定されなかった場合は、ステップs37において、所定のサムネイル表示位置にサムネイルを表示する。ステップs33でn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部であると判定された場合、ステップs34において、パノラマ配置情報に基づき、サムネイルの表示位置を決定し、サムネイルを表示する。更にステップs35においてステップs34で表示されたサムネイルの属するパノラマ画像を構成する他の画像を抽出し、これらのサムネイル画像を表示するための位置を確保(予約)する。ステップs34で、対象となっている画像のサムネイルの表示位置が既に確保されているかを判定し、その結果に応じてサムネイル表示位置を決定することになる。ステップs35またはステップs37が終了したら、サムネイルの番号nを1インクリメントして、ステップs32からステップs37を繰り返す。
【0013】
次に実際に表示される様子を図4〜6を用いて説明する。
【0014】
図4に示すように、A41,A42,A43,A44の4つの画像から1つのパノラマ画像を構成する場合について考える。
【0015】
まず、従来例のように蓄積された画像を順番にサムネイル表示すると、図5のように、T01,T02,T03,...の順に等間隔に並べて表示される。この状態では、図4のA41が図5のT02に、A42がT03に、A43がT04に、A44がT05に相当するが、図5の状態ではお互いの位置関係が揃っておらず、一目でパノラマ画像を構成する画像だと判断することは困難である。ここで、図3に示した処理の流れを用いることで、図6のようにT02,T03,T04,T05をお互いの位置関係を崩さずに配置することが可能となる。
【0016】
本発明の表示方法で重要な点は、必ずしも画像を蓄積された順番、位置関係にサムネイルを表示するのではなく、パノラマ画像の位置関係を優先的にサムネイルの表示を行うことである。
【0017】
これにより、パノラマ画像はパノラマ画像らしく、サムネイル表示を行うことが可能となる。
【0018】
(第2の実施例)
以下、図7に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第2実施例を説明する。
【0019】
本実施例の実装も、第1の実施例と同様、図3の流れの処理を行う。
ただし、第1の実施例では図6で説明したサムネイルの並び方が他のサムネイルと等間隔であった。
【0020】
本実施例では、図7に示すように、パノラマ画像を構成するサムネイル画像を接触させる位置関係に表示させ、他のサムネイルの位置関係とは異なる点が第1の実施例とは異なる。
【0021】
これにより、第1の実施例に比べ、よりパノラマ画像のサムネイルとして、見やすい表示が実現できる。
【0022】
(第3の実施例)
以下、図8に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第3実施例を説明する。
【0023】
本実施例の実装も、第1の実施例と同様、図3の流れの処理を行う。
【0024】
ただし、第1の実施例では図6で説明したサムネイルの並び方が他のサムネイルと等間隔であった。
【0025】
本実施例では、図8に示すように、パノラマ画像を構成するサムネイル画像を接触させる位置関係に表示させ、更にパノラマ画像を構成する位置関係で他のサムネイル画像と同じ大きさになるように縮小して表示する。
【0026】
これにより、第1の実施例に比べ、よりパノラマ画像のサムネイルとして、見やすい表示が実現でき、サムネイルのレイアウト上も、等間隔に並ぶために見やすい効果がある。
【0027】
(第4の実施例)
以下、図9に基づき、本発明による画像表示装置の好適な第4実施例を説明する。
【0028】
本実施例の流れを図9に示す。
【0029】
まず、ステップs91で表示するサムネイルの番号nを0に初期化する。次にステップs92でサムネイルは全て表示しおわったかどうかを判定する。サムネイルが全て表示し終わっていれば、サムネイル表示のプログラムを終了する。サムネイルの表示が全て終わっていなければプログラムを継続するため、次のステップs93を処理する。
【0030】
ステップs93では、これから表示しようとしているn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部かどうかを判定する。最近のデジタルカメラでパノラマ撮影された場合は、別ファイルとして、パノラマ撮影されたとき、パノラマ情報の属性値が保存されているため、この情報を用いてパノラマ画像の一部かどうかを判定する。
【0031】
パノラマ画像の一部と判定されなかった場合は、ステップs99において、所定のサムネイル表示位置にサムネイルを表示する。ステップs93でn番目の画像のサムネイルがパノラマ画像の一部であると判定された場合、ステップs94において、n番目の画像のサムネイルは既に表示されたかどうかを判別する。既に表示されている場合は、ステップs97でnをインクリメントして、ステップs92に戻る。ステップs94においてn番目の画像のサムネイルが既に表示されていない場合、ステップs95で、パノラマ配置情報に基づいてサムネイルを表示する。更に、次のステップs96において、ステップs95で表示したサムネイルの属するパノラマ画像を構成するサムネイルは全て表示したかどうかを判定する。既に全て表示したと判定した場合、ステップs97でnをインクリメントしてステップs92に戻る。ステップs96でパノラマ画像を構成するサムネイルを全て表示しきっていないと判定した場合、ステップs98において、n番目のサムネイルと同じパノラマ画像を構成するサムネイルを抽出し、ステップs95で抽出されたサムネイル画像を表示する。
【0032】
以上の流れにおいて、図3に示した流れと大きく異なる点は、図3においてはパノラマの一部となるサムネイルを表示した後、同一のパノラマ画像に属する画像のサムネイルの表示位置を予め予約しておいて、後に該当するサムネイルを表示するのに対し、図9においては、該当するパノラマ画像に属する画像のサムネイルを一気に表示してしまう点が異なる。
【0033】
本実施例の優位点は、順次サムネイルを表示するのに、同一パノラマ画像を構成する画像ファイルが分散していた場合、図3の流れでは一度に同一パノラマ画像が表示されず、バラバラな順番に表示されるのに対し、図9の流れでは同一パノラマ画像に属するサムネイルは、ひとかたまりに表示され、見やすい表示形体となる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像表示装置のサムネイル表示において、パノラマ画像を構成する画像のサムネイルの表示を優先的にパノラマ画像を構成するのと等しい位置関係に配置することにより、パノラマ画像のサムネイルとして、見る側が判断しやすい表示を行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像表示装置が実装される携帯情報端末の外装図である。
【図2】本発明の実施例における画像表示装置が携帯情報端末の構成図である。
【図3】本発明の実施例における画像表示装置のサムネイル表示の流れを表す図である。
【図4】本発明の実施例におけるパノラマ画像の例を表す図である。
【図5】本発明の実施例における従来のサムネイル表示を表す図である。
【図6】本発明の第1実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図8】本発明の第3実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
【図9】本発明の第4実施例におけるサムネイル表示を行った様子を表す図である。
Claims (4)
- 蓄積された複数の画像のサムネイルを表示する手段を有する画像表示装置において、表示対象であるサムネイル画像が、パノラマ撮影された画像であるか、そうでないかを判定する手段を有することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項1に記載の画像表示装置において、表示対象であるサムネイル画像が、パノラマ撮影された画像であった場合、パノラマ画像の位置情報を保持する手段を有することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項2に記載の画像表示装置において、画像の配置手段を有し、前記画像配置手段が、サムネイルのパノラマ画像の位置情報をもとにサムネイルの配置順、及び、位置を決定する手段を有することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項3に記載の画像表示装置において、パノラマ画像が縦方向に複数の画像から構成される場合、サムネイルを配置、表示する場合に、パノラマ画像の横方向だけではなく、縦方向にも配置位置が合致するようにサムネイル画像の配置順、位置を変更することを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002338221A JP2004170800A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002338221A JP2004170800A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004170800A true JP2004170800A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32701504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002338221A Withdrawn JP2004170800A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004170800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-26 | Microsoft Corp | 画像メタデータおよび空間情報に基づく判断基準を使用した自動デジタル画像グルーピング |
-
2002
- 2002-11-21 JP JP2002338221A patent/JP2004170800A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-26 | Microsoft Corp | 画像メタデータおよび空間情報に基づく判断基準を使用した自動デジタル画像グルーピング |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |